JP5525759B2 - 通信システム - Google Patents

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本発明は、構内電話交換機に接続された固定電話機及び携帯電話機を備えた通信システムに関する。
従来、携帯電話網に構内電話交換機(Private Branch eXchange:以下PBXと記す)と直収するサービスを実現する技術がある。例えば特許文献1では、携帯電話をPBXの専用線側に接続し、外線発信を可能とする技術が開示されている。また、他の従来技術として、PBXに構内電話を接続すると共に、PBXに携帯電話を直収し、外部の携帯電話をPBXのアナログポートに接続可能とした技術がある。
特開2006−352739号公報
しかしながら、上述した従来技術では、携帯電話から構内電話への発信の際には発番号が非通知となり、構内電話から携帯電話への発信の際にはPBXに直収されている携帯電話機の番号が表示される。そのため、構内電話及び外部の携帯電話にそれぞれ内線番号が割り当てられていても、その番号を発信の際に相手方に通知できないという問題があった。また、発信操作の際、PBXに直収されている携帯電話の番号で接続してから相手先の内線番号を入力する必要があるため、1操作での発信ができないという問題もあった。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、内線番号の通知及び1操作での発信を可能とする通信システムを提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る通信システムは、内線番号が割り当てられた携帯電話と、PBXに接続される構内電話とを、携帯電話網及びPBXに接続された携帯直収GWを介して接続する通信システムであって、携帯直収GWは、電話番号がそれぞれ割り当てられた複数の無線モジュール群を備え、携帯電話網内の通信手段は、携帯電話から構内電話に向けて発信があった場合に、複数の無線モジュール群の中から空き回線を割り当てる回線割当手段と、携帯電話からの発信IDを携帯電話の内線番号に変換すると共に、着信IDを回線割当手段によって割り当てられた無線モジュールの電話番号に変換し、着信サブIDに構内電話の内線番号を格納する番号変換手段と、構内電話が通話中であるか否かを示す回線情報を携帯直収GWから受信して格納する回線情報格納手段とを備えることを特徴としている。
この通信システムでは、携帯電話から構内電話に向けて発信があった場合に、携帯電話からの発信IDを携帯電話の内線番号に変換すると共に、着信IDを回線割当手段によって割り当てられた無線モジュールの電話番号に変換する。したがって、変換された番号を用いて携帯電話網内の通信手段が携帯直収GW側の無線モジュール群に発信を行うことで、着信した構内電話に携帯電話の内線番号を通知できる。また、この通信システムでは、番号変換の際、着信サブIDに構内電話の内線番号を格納するので、携帯直収GW側の無線モジュール群に接続した後の内線番号の入力が省かれ、1操作での発信が可能となる。また、携帯電話網内の通信手段は、構内電話が通話中であるか否かを示す回線情報を携帯直収GWから受信して格納する回線情報格納手段を備えているので、携帯電話網の通信手段から携帯直収GWの無線モジュールへの無駄な発信が行われることを抑止できる。
また、携帯直収GWは、構内電話から携帯電話に向けて発信があった場合に、複数の無線モジュール群の中から空き回線を割り当てる回線割当手段と、構内電話からの発信IDを回線割当手段によって割り当てられた無線モジュール群の電話番号に変換すると共に、発信サブIDに構内電話の内線番号を格納する番号変換手段とを備え、携帯電話網側の番号変換手段は、無線モジュール群からの発信IDを構内電話の内線番号に変換すると共に、着信IDを携帯電話の電話番号に変換することが好ましい。この場合、変換された番号を用いて携帯直収GW側の無線モジュール群が携帯電話網内の通信手段に発信を行うことで、着信した携帯電話に構内電話の内線番号を通知できる。
また、無線モジュール群は、携帯電話網に属する複数の携帯電話によって構成されていることが好ましい。この場合、無線モジュール群の空き状況を携帯電話網側で容易に把握できる。また、回線の増設等を簡単に実行できる。
また、携帯直収GWは、携帯電話が通話中であるか否かを示す回線情報を携帯電話網内の通信手段から受信して格納する回線情報格納手段を備えていることが好ましい。この場合、携帯直収GWの無線モジュールから携帯電話網の通信手段への無駄な発信が行われることを抑止できる。
本発明に係る通信システムによれば、内線番号の通知及び1操作での発信が可能となる。
本発明に係る通信システムの一実施形態を示す図である。 番号変換データベースに含まれる情報の一例を示す図である。 携帯電話から構内電話に発信を行う際の通信システムの動作を示すシーケンス図である。 図3の動作における番号変換の一例を示す図である。 構内電話から携帯電話に発信を行う際の通信システムの動作を示すシーケンス図である。 図5の動作における番号変換の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る通信システムの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る通信システムの一実施形態を示す図である。同図に示すように、通信システム1は、内線番号が割り当てられた携帯電話10と、PBX30に接続される構内電話20とが、携帯電話網40及びPBX30に接続された携帯直収GW50を介して接続されることによって構成されている。以下、各構成要素について説明する。
携帯電話10は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリといった記憶装置、プッシュボタンといった入力装置、ディスプレイといった表示装置等を有する移動機である。携帯電話10は、通話機能に加え、WEBページに接続して閲覧する機能や電子メール送信機能等を含む各種データ通信機能等を有している。
携帯電話10には、通常の電話番号のほか、構内電話20との通話に用いる内線番号が割り当てられている。携帯電話10は、発信を行う際、発信IDに自端末の電話番号を格納すると共に、着信IDに通話先である構内電話20の内線番号を格納し、基地局を介して発信ID及び着信IDを携帯電話網40に向けて送信する。
構内電話20は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリといった記憶装置、プッシュボタンといった入力装置、ディスプレイといった表示装置等を有する固定機である。構内電話20には、携帯電話10とは異なる内線番号が割り当てられている。構内電話20は、発信を行う際、発信IDに自端末の内線番号を格納すると共に、着信IDに通話先である構内電話20の内線番号を格納し、PBX30を介して発信ID及び着信IDを携帯電話網40に向けて送信する。PBX30は、構内電話20を携帯電話網40に接続する機器である。本実施形態では、PBX30に構内電話20及び携帯直収GW50が接続されている。
携帯電話網40は、複数の基地局(不図示)を含み、携帯電話10によるデータ通信を可能とするネットワークである。携帯電話網40側の通信部41には、交換機101のほか、機能的な構成要素として、番号変換データベース102と、認証部103と、回線状態確認部104と、回線割当部105と、番号変換部106とが設けられている。
番号変換データベース102は、携帯電話10と構内電話20とを接続する際の番号変換データを格納する部分である。図2は、番号変換データベース102に格納される情報の一例を示す図である。図2の例では、グループ番号ごとに、携帯直収GW50に搭載されている無線モジュール群201の電話番号の一覧、無線モジュール群201が通話中か否かを示す回線情報、及び通話中の構内電話20の内線番号が関連付けられている。
また、番号変換データベース102には、携帯直収GW50によって直収される携帯電話10の電話番号、内線番号、及び携帯電話10が通話中か否かを示す回線情報が関連付けられている。番号変換データベース102内の各情報は、例えば携帯直収GW50に設けられた番号変換データベース102(後述)との間での無線パケット通信によって常時更新される。
認証部103は、携帯電話10から発信があった際に発信IDを受信する部分である。認証部103は、受信した発信IDに基づいて番号変換データベース102を参照し、番号変換グループ、すなわち、接続先となる携帯直収GW50を特定する。認証部103は、特定した携帯直収GW50を示す情報と、発信ID及び着信IDとを含め、回線状態の確認の実行を要求する要求情報を回線状態確認部104に出力する。
回線状態確認部104は、番号変換データベース102に格納されている回線情報に基づいて、構内電話20が通話中であるか否かの確認を行う部分である。回線状態確認部104は、認証部103から要求情報を受け取ると、着信IDに基づいて接続先の構内電話20を特定し、構内電話20が通話中か否かを判断する。回線状態確認部104は、構内電話20が通話中でないと判断した場合には、発信ID及び着信IDと共に、空き回線の割り当てを要求する要求情報を回線割当部105に出力する。一方、回線状態確認部104は、構内電話20が通話中であると判断した場合には、BT(busy tone)信号を携帯電話10に送信する。
回線割当部105は、電話番号がそれぞれ割り当てられた複数の無線モジュール群201の中から空き回線の割り当てを行う部分である。回線割当部105は、回線状態確認部104から要求情報を受け取ると、番号変換データベース102を参照し、携帯直収GW50の無線モジュール群201の中からどのモジュールが空き回線となっているかを判断する。回線割当部105は、回線割り当てを実行した後、発信ID及び着信IDと共に、番号変換を要求する要求情報を番号変換部106に出力する。
番号変換部106は、発信ID及び着信IDの番号変換を行う部分である。より具体的には、番号変換部106は、携帯電話10から構内電話20に向けて発信があった場合には、携帯電話10からの発信IDを携帯電話10の内線番号に変換すると共に、着信IDを回線割当部105によって割り当てられた無線モジュール群201の電話番号に変換する。また、番号変換部106は、着信サブIDに構内電話20の内線番号を格納する。番号変換部106は、変換後の発信ID、着信ID、着信サブIDと共に、発信を要求する要求情報を交換機101に出力する。なお、番号変換部106は、着信IDが構内電話20ではなく、他の携帯電話である場合には、着信IDに当該携帯電話の電話番号を格納し、回線割当部105によって割り当てられた無線モジュール群201の電話番号をキャンセルする。
また、番号変換部106は、構内電話20から携帯電話10に向けて発信があった場合には、無線モジュール群201からの発信IDを、発信サブIDに格納されている構内電話20の内線番号に変換すると共に、着信IDを携帯電話10の電話番号に変換する。番号変換部106は、変換後の発信ID、着信ID、着信サブIDと共に、発信を要求する要求情報を交換機101に出力する。
次に、携帯直収GW50について説明する。携帯直収GW50は、機能的な構成要素として、無線モジュール群201と、番号変換データベース202と、プロトコル変換部203と、回線状態確認部204と、回線割当部205と、番号変換部206とを備えている。
無線モジュール群201は、携帯電話網40の交換機101との間で通信を行う部分である。無線モジュール群201は、例えば携帯電話網40に属する複数の携帯電話によって構成されている。したがって、無線モジュール群201の回線情報は、携帯電話網40を管理する通信事業者のサーバ(不図示)によって把握されており、この回線情報が番号変換データベース102,202にそれぞれ配信される。
番号変換データベース202は、携帯電話10と構内電話20とを接続する際の番号変換データを格納する部分である。番号変換データベース202に格納されている情報は、例えば携帯電話網40側の番号変換データベース102と同一となっており、番号変換データベース102との間での無線パケット通信によって互いに情報を通知し合うことにより同期が取られている。
プロトコル変換部203は、携帯電話10と構内電話20との間でやり取りされる通信データのプロトコル変換を行う部分である。プロトコル変換部203は、携帯電話10から構内電話20に向けて送信される通信データを3GPPからPRI・BRI等のPBX30に接続可能なインターフェースに変換してPBX30に送信する。また、プロトコル変換部203は、構内電話20から携帯電話10に向けて送信される通信データをPRIから3GPPに変換して無線モジュール群201に送信する。このとき、プロトコル変換部203は、回線状態の確認を要求する要求情報を回線状態確認部204に送信する。
回線状態確認部204は、番号変換データベース202に格納されている回線情報に基づいて、携帯電話10が通話中であるか否かの確認を行う部分である。回線状態確認部204は、プロトコル変換部203から要求情報を受け取ると、着信IDに基づいて接続先の携帯電話10を特定し、携帯電話10が通話中か否かを判断する。回線状態確認部204は、携帯電話10が通話中でないと判断した場合には、発信ID及び着信IDと共に、空き回線の割り当てを要求する要求情報を回線割当部205に出力する。一方、回線状態確認部204は、携帯電話10が通話中であると判断した場合には、BT(busy tone)信号を構内電話20に送信する。
回線割当部205は、電話番号がそれぞれ割り当てられた複数の無線モジュール群201の中から空き回線の割り当てを行う部分である。回線割当部205は、回線状態確認部204から要求情報を受け取ると、番号変換データベース202を参照し、携帯直収GW50の無線モジュール群201の中からどのモジュールが空き回線となっているかを判断する。回線割当部205は、回線割り当てを実行した後、発信ID及び着信IDと共に、番号変換を要求する要求情報を番号変換部206に出力する。
番号変換部206は、発信ID及び着信IDの番号変換を行う部分である。より具体的には、番号変換部206は、携帯電話10から構内電話20に向けて発信があった場合には、着信サブIDに格納されている構内電話20の内線番号を着信IDに変換する。また、番号変換部206は、構内電話20から携帯電話10に向けて発信があった場合には、発信IDを回線割当部205によって割り当てられた無線モジュール群201の電話番号に変換すると共に、発信サブIDに構内電話20の内線番号を格納する。そして、番号変換部206は、変換後の発信ID、着信ID、着信サブIDと共に、発信を要求する要求情報を無線モジュール群201に出力する。
続いて、上述した通信システム1の動作について説明する。
図3は、携帯電話10から構内電話20に発信を行う際の通信システム1の動作を示すシーケンス図である。ユーザの所定の操作によって携帯電話10から構内電話20への発信がなされると、携帯電話10から携帯電話網40の認証部103に発信ID及び着信IDが送信される(ステップS01)。このとき、例えば図4(a)に示すように、発信IDには携帯電話10の電話番号「090−1111−2222」が格納されており、着信IDには構内電話20の内線番号「7777」が格納されている。
発信ID及び着信IDが送信されると、認証部103では、番号変換グループの特定処理が行われ、接続先となる携帯直収GW50が特定される(ステップS02)。次に、認証部103から回線状態確認部104に回線状態の確認要求がなされ(ステップS03)、回線状態確認部104において構内電話20が通話中であるか否かの確認処理がなされる(ステップS04)。構内電話20が通話中である場合には、携帯電話10にBT信号が送信される。
構内電話20が通話中でない場合、回線状態確認部104から回線割当部105に空き回線の割り当て要求がなされ(ステップS05)、回線割当部105において携帯直収GW50の無線モジュール群201の中から空き回線の割り当て処理が実行される(ステップS06)。次に、回線割当部105から番号変換部106に番号変換要求がなされ(ステップS07)、番号変換部106において番号変換処理が行われる(ステップS08)。
この番号変換処理では、例えば図4(b)に示すように、携帯電話10からの発信ID「090−1111−2222」が携帯電話10の内線番号「5555」に変換され、着信ID「7777」が回線割当部105によって割り当てられた無線モジュール群201の電話番号「090−9000−0001」に変換される。また、構内電話20の内線番号「7777」が着信サブIDに格納される。
番号変換の後、番号変換部106から交換機101に発信要求がなされ(ステップS09)、変換された番号によって交換機101から携帯直収GW50に発信が行われる(ステップS10)。交換機101からの発信を受けた携帯直収GW50では、無線モジュール群201から番号変換部206に番号変換要求がなされ(ステップS11)、番号変換部206において番号変換処理が行われる(ステップS12)。
この番号変換処理では、例えば図4(c)に示すように、着信ID「090−9000−0001」が、着信サブIDに格納されていた構内電話20の内線番号「7777」に変換される。番号変換の後、番号変換部106からプロトコル変換部203に発信ID及び着信IDが送信され(ステップS13)、プロトコル変換部203において3GPPからPRIへのプロトコル変換処理が行われる(ステップS14)。
プロトコル変換後、発信ID及び着信IDがプロトコル変換部203からPBX30に送信され(ステップS15)、PBX30から構内電話20に送信される(ステップS16)。これにより、構内電話20が着信し、構内電話20において携帯電話10の内線番号の表示がなされる(ステップS17)。
図5は、構内電話から携帯電話に発信を行う際の通信システムの動作を示すシーケンス図である。ユーザの所定の操作によって構内電話20から構内電話20への発信がなされると、構内電話20からPBX30に発信ID及び着信IDが送信される(ステップS21)。このとき、例えば図6(a)に示すように、発信IDには構内電話20の電話番号「7777」が格納されており、着信IDには携帯電話10の内線番号「5555」が格納されている。
次に、PBX30から携帯直収GW50のプロトコル変換部203に発信ID及び着信IDが送信される(ステップS22)。プロトコル変換部203では、PRIから3GPPへのプロトコル変換処理が行われる(ステップS23)。プロトコル変換後、プロトコル変換部203から回線状態確認部204に回線状態の確認要求がなされ(ステップS24)、回線状態確認部204において携帯電話10が通話中であるか否かの確認処理がなされる(ステップS25)。携帯電話10が通話中である場合には、構内電話20にBT信号が送信される。
携帯電話10が通話中でない場合、回線状態確認部204から回線割当部205に空き回線の割り当て要求がなされ(ステップS26)、回線割当部205において携帯直収GW50の無線モジュール群201の中から空き回線の割り当て処理が実行される(ステップS27)。次に、回線割当部205から番号変換部206に番号変換要求がなされ(ステップS28)、番号変換部206において番号変換処理が行われる(ステップS29)。
この番号変換処理では、例えば図6(b)に示すように、構内電話20からの発信ID「7777」が、回線割当部105によって割り当てられた無線モジュール群201の電話番号「090−9000−0001」に変換され、発信サブIDに構内電話20の内線番号「7777」が格納される。
番号変換の後、番号変換部206から無線モジュール群201に発信要求がなされ(ステップS30)、変換された番号によって無線モジュール群201から携帯電話網40の交換機101に発信が行われる(ステップS31)。無線モジュール群201からの発信を受けた携帯電話網40では、交換機101から番号変換部106に番号変換要求がなされ(ステップS32)、番号変換部106において番号変換処理が行われる(ステップS33)。
この番号変換処理では、例えば図6(c)に示すように、無線モジュール群201からの発信ID「090−9000−0001」が構内電話20の内線番号「7777」に変換されると共に、着信ID「5555」が発信サブIDに格納されていた携帯電話10の電話番号「090−1111−2222」に変換される。
番号変換の後、番号変換部106から交換機101に発信ID及び着信IDが送信され(ステップS34)、交換機101から携帯電話10に送信される(ステップS35)。これにより、携帯電話10が着信し、携帯電話10において構内電話20の内線番号の表示がなされる(ステップS36)。
以上説明したように、通信システム1では、携帯電話10から構内電話20に向けて発信があった場合に、携帯電話10からの発信IDを携帯電話10の内線番号に変換すると共に、着信IDを回線割当部105によって割り当てられた無線モジュール群201の電話番号に変換する。したがって、変換された番号を用いて携帯電話網40内の通信部41が携帯直収GW50側の無線モジュール群201に発信を行うことで、着信した構内電話20に携帯電話10の内線番号を通知できる。また、この通信システム1では、番号変換の際、着信サブIDに構内電話20の内線番号を格納するので、携帯直収GW50側の無線モジュール群201に接続した後の内線番号の入力が省かれ、1操作での発信が可能となる。
また、通信システム1では、構内電話20から携帯電話10に向けて発信があった場合に、構内電話20からの発信IDを回線割当部205によって割り当てられた無線モジュール群201の電話番号に変換すると共に、発信サブIDに構内電話20の内線番号を格納している。これにより、携帯電話網40側の番号変換部106において、無線モジュール群201からの発信IDを構内電話20の内線番号に変換すると共に、着信IDを携帯電話10の電話番号に変換することにより、着信した携帯電話10に構内電話20の内線番号を通知できる。
また、通信システム1では、携帯直収GW50の無線モジュール群201が、携帯電話網40に属する複数の携帯電話10によって構成されている。これにより、無線モジュール群201の空き状況を携帯電話網40側で容易に把握できる。また、回線の増設等を簡単に実行できる。
さらに、通信システム1では、構内電話20が通話中であるか否かを示す回線情報、及び携帯電話10が通話中であるか否かを示す回線情報を番号変換データベース102,202内にそれぞれ格納し、これらの情報を無線パケット通信にて常時更新している。そして、携帯電話10或いは構内電話20から発信がなされたときに接続先が通話中だった場合には、携帯電話網40と携帯直収GW50との間の通信を行わずにBT信号を返信する。これにより、携帯電話網40と携帯直収GW50との間で無駄な発信が行われることを抑止でき、無線帯域及び電力コストを削減することが可能となる。
1…通信システム、10…携帯電話、20…構内電話、30…PBX、40…携帯電話網、41…通信部、50…携帯直収GW、102…番号変換データベース、104…回線状態確認部、105…回線割当部、106…番号変換部、201…無線モジュール群、202…番号変換データベース、204…回線状態確認部、205…回線割当部、206…番号変換部。

Claims (4)

  1. 内線番号が割り当てられた携帯電話と、PBXに接続される構内電話とを、携帯電話網及び前記PBXに接続された携帯直収GWを介して接続する通信システムであって、
    前記携帯直収GWは、電話番号がそれぞれ割り当てられた複数の無線モジュール群を備え、
    前記携帯電話網内の通信手段は、
    前記携帯電話から前記構内電話に向けて発信があった場合に、前記複数の無線モジュール群の中から空き回線を割り当てる回線割当手段と、
    前記携帯電話からの発信IDを前記携帯電話の内線番号に変換すると共に、着信IDを前記回線割当手段によって割り当てられた無線モジュールの電話番号に変換し、着信サブIDに前記構内電話の内線番号を格納する番号変換手段と
    前記構内電話が通話中であるか否かを示す回線情報を前記携帯直収GWから受信して格納する回線情報格納手段とを備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記携帯直収GWは、
    前記構内電話から前記携帯電話に向けて発信があった場合に、前記複数の無線モジュール群の中から空き回線を割り当てる回線割当手段と、
    前記構内電話からの発信IDを前記回線割当手段によって割り当てられた無線モジュールの電話番号に変換すると共に、発信サブIDに前記構内電話の内線番号を格納する番号変換手段とを備え、
    前記携帯電話網側の番号変換手段は、前記無線モジュールからの発信IDを前記構内電話の内線番号に変換すると共に、着信IDを前記携帯電話の電話番号に変換することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記無線モジュール群は、前記携帯電話網に属する複数の携帯電話によって構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。
  4. 前記携帯直収GWは、前記携帯電話が通話中であるか否かを示す回線情報を前記携帯電話網内の通信手段から受信して格納する回線情報格納手段を備えていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項記載の通信システム。
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