JP2007043537A - データ提供システム、データ提供装置、および、データ提供方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】データ提供センターと携帯電話との間でデータ通信中に、第3者から携帯電話宛に電話がかかってきた場合でも、データ通信が途切れないようにする。
【解決手段】データ提供センター10が車載情報端末20と接続されている携帯電話21との間でデータ通信を開始すると、携帯電話21宛にかかってくる電話の転送依頼を携帯電話21の通信事業者に出し、データ通信中にデータ提供センター10に転送されてきた電話に対して、「ユーザが運転中で電話に出ることができない等」のメッセージを流す。
【選択図】図1
【解決手段】データ提供センター10が車載情報端末20と接続されている携帯電話21との間でデータ通信を開始すると、携帯電話21宛にかかってくる電話の転送依頼を携帯電話21の通信事業者に出し、データ通信中にデータ提供センター10に転送されてきた電話に対して、「ユーザが運転中で電話に出ることができない等」のメッセージを流す。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報端末にデータを提供するデータ提供システム、データ提供装置、および、データ提供方法に関する。
従来、データ通信と音声通話が同時にできない携帯電話に接続されている情報端末によってデータ通信を行っている時に、携帯電話に音声着信があると、データ通信を中断して、音声通信に切り替える技術が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、従来の技術では、データ通信によってデータをダウンロードしている時にデータ通信が中断された場合には、音声通信の切断後に再度、データ通信回線に接続し直して、データのダウンロードを行わなければならないという問題があった。
(1)本発明によるデータ提供システムは、データ提供センターから情報端末にデータを送信するシステムであって、情報端末は、音声通信およびデータ通信を行うことができる第1の通信手段を備え、データ提供センターは、情報端末と接続された第1の通信手段とデータ通信を行う第2の通信手段と、第2の通信手段が第1の通信手段を介して情報端末とデータ通信を開始すると、第1の通信手段宛の電話の転送依頼を通信事業者に出す転送依頼手段と、転送されてきた電話に対して、予め用意しておいたメッセージを流す自動応答手段とを備えることを特徴とする。
(2)本発明によるデータ提供装置は、音声通信およびデータ通信を行うことができる第1の通信手段を介して、情報端末にデータを送信する装置であって、情報端末と接続された第1の通信手段との間でデータ通信を開始すると、第1の通信手段宛の電話の転送依頼を通信事業者に出し、転送されてきた電話に対して、予め用意しておいたメッセージを流すことを特徴とするデータ提供装置。
(3)本発明によるデータ提供方法は、データ提供センターから情報端末にデータを送信する方法であって、情報端末と接続された第1の通信手段と、データ提供センターが備えている第2の通信手段との間でデータ通信が開始されると、第1の通信手段宛の電話の転送依頼をデータ提供センターから通信事業者に出し、データ提供センターに転送されてきた電話に対して、予め用意しておいたメッセージを流すことを特徴とする。
(2)本発明によるデータ提供装置は、音声通信およびデータ通信を行うことができる第1の通信手段を介して、情報端末にデータを送信する装置であって、情報端末と接続された第1の通信手段との間でデータ通信を開始すると、第1の通信手段宛の電話の転送依頼を通信事業者に出し、転送されてきた電話に対して、予め用意しておいたメッセージを流すことを特徴とするデータ提供装置。
(3)本発明によるデータ提供方法は、データ提供センターから情報端末にデータを送信する方法であって、情報端末と接続された第1の通信手段と、データ提供センターが備えている第2の通信手段との間でデータ通信が開始されると、第1の通信手段宛の電話の転送依頼をデータ提供センターから通信事業者に出し、データ提供センターに転送されてきた電話に対して、予め用意しておいたメッセージを流すことを特徴とする。
本発明によるデータ提供システム、データ提供装置、データ提供方法によれば、情報端末と接続された通信手段との間でデータ通信を行っている際に、通信手段宛に電話がかかってきても、データ通信が中断されるのを防ぐことができる。
図1は、一実施の形態におけるデータ提供システムの全体構成を示す図である。このデータ提供システムでは、データ提供センター10から、車載情報端末20に向けて、データが送信される。すなわち、データ提供センター10は、携帯電話網30、携帯電話の基地局31を介して、車載情報端末20と接続されている携帯電話21にデータを送信し、携帯電話21で受信されたデータが車載情報端末20に取り込まれる。
なお、図1では、データ提供センター10とデータの送受信を行う車載情報端末として、1つの車載情報端末20だけを示しているが、データ提供センター10は、複数の車載情報端末20と通信を行うことができる。
車載情報端末20と有線または無線を介して接続される携帯電話21は、音声通信(音声通話)およびデータ通信を行うことができるが、同時に音声通信とデータ通信とを行うことはできない。また、携帯電話21は、音声信号をデータ化して、データ通信回線を介して送信する機能も備えている。
管理サーバ32〜34は、各携帯電話事業者(通信事業者)がそれぞれ管理するサーバであり、電話の転送サービスを行うためのデータを管理する電話転送管理データベース(不図示)を少なくとも備えている。電話の転送サービスとは、指定された携帯電話にかかってくる電話を、指定の電話番号先に転送するサービスであり、図示しない電話転送管理データベースには、転送元の携帯電話の電話番号や、転送先の電話番号のデータが格納されている。
データ提供センター10は、データ回線管理部11と、音声回線管理部12と、制御部13と、事業者判別部14と、音声/データ変換部15と、音声回線応答部16と、通信状態管理部17とを備える。
データ回線管理部11は、車載情報端末20や携帯電話事業者の管理サーバ32〜34との間でのデータのやり取りや、データ通信回線の接続および切断等、データ通信の管理を行う。音声回線管理部12は、音声通信回線の接続および切断等、音声通信回線の管理を行う。事業者判別部14は、携帯電話番号から、携帯電話の通信事業者を特定する。
音声/データ変換部15は、音声回線管理部12を介して送信されてくる音声信号をデータ信号に変換して、データ回線管理部11に送信するとともに、データ化された音声信号(音声データ)をデータ回線管理部11を介して受信すると、音声信号に変換して、音声回線管理部12に送信する。ここで、音声信号とは、音声通信回線上で送受信される信号であり、データ化された音声信号、または、音声データとは、データ通信回線上で送受信される信号のことである。音声/データ変換部15は、例えば、VoIPゲートウェイによって構成することができる。
音声回線応答部16は、例えば、CTIサーバによって構成され、音声回線管理部12を介して送信されてくる音声信号を受け取ると、受け取った信号に応じて、予め用意したメッセージを流す等の処理を実行する。通信状態管理部17は、車載情報端末20と接続される携帯電話21に関する情報を管理・保存する。携帯電話21に関する情報には、携帯電話番号、通信事業者の識別情報、および、IPアドレスが含まれる。
一実施の形態におけるデータ提供システムでは、データ提供センター10が携帯電話21(車載情報端末20)との間でデータ通信を開始すると、携帯電話21宛にかかってくる電話をデータ提供センター10に転送するように、通信事業者に依頼し、携帯電話21宛に第3者(以下、発信者と呼ぶ)から電話がかかってくると、携帯電話21を使用しているユーザが運転中である旨のメッセージを流す。また、発信者から、携帯電話21を使用しているユーザと話をしたいという要求がある場合には、発信者の電話機から送信されてくる音声信号をデータ化して、データ通信回線を介して携帯電話21に送信するとともに、携帯電話21から送信されてくる音声データを、通常の音声信号に変換して、音声通信回線を介して、発信者の電話機に送信する。
図2は、データ提供センター10が携帯電話21(車載情報端末20)とデータ通信を開始すると行われる処理内容を示すフローチャートであり、データ提供センター10の処理部13によって行われる。
ステップS10では、車載情報端末20と接続された携帯電話21との間で、データ通信が開始されたか否かを判定する。携帯電話21との間でデータ通信を行う条件が成立して、データ通信が開始されると、データ通信が開始された旨の信号がデータ回線管理部11から処理部13に送られる。処理部13は、データ通信が開始された旨の信号を受信したか否かに基づいて、データ通信が開始されたか否かを判定する。データ通信が開始されていないと判定するとステップS10で待機し、データ通信が開始されたと判定すると、ステップS20に進む。
ステップS20では、通信状態管理部17からIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスをデータ回線管理部11を介して、車載情報端末20に送信する。IPアドレスを車載情報端末20に付与すると、ステップS30に進む。
IPアドレスを車載情報端末20に付与すると、車載情報端末20は、接続されている携帯電話21の電話番号と、データ提供センター10から付与されたIPアドレスを、携帯電話21を介して、データ提供センター10に送信する。データ提供センター10のデータ回線管理部11は、車載情報端末20から送信される電話番号およびIPアドレスのデータを受信する。ステップS30において、制御部13は、データ回線管理部11が受信した電話番号およびIPアドレスのデータを取得して、通信状態管理部17に保存する。
ステップS30に続くステップS40では、携帯電話21の通信事業者を特定する。制御部13は、まず、ステップS30で保存した携帯電話21の電話番号を通信状態管理部17から取得して、通信事業者の特定を事業者判別部14に依頼する。事業者判別部14は、携帯電話番号と通信事業者の識別子との対応データを保有しており、事業者判別依頼のあった電話番号と、保有しているデータとに基づいて、事業者識別子を特定する。事業者判別部14は、特定した事業者識別子を制御部13に送信する。なお、事業者識別子は、携帯電話の通信事業者ごとに固有の識別子が割り当てられており、事業者識別子に基づいて、通信事業者を特定することができる。
ステップS50では、データ回線管理部11を介して、各通信事業者の管理サーバ32〜34のうち、ステップS40で取得した事業者識別子に対応する通信事業者の管理サーバにアクセスし、データ通信中の携帯電話21宛の電話をデータ提供センター10に転送する依頼を出す。すなわち、転送対象の電話番号として、ステップS30で取得した携帯電話21の電話番号を指定するとともに、転送先の電話番号として、データ提供センター10の電話番号を指定する。また、電話をデータ提供センター10に転送してもらう際に、誰宛の電話であるかをデータ提供センター10で把握できるように、電話番号を音声信号に付加して送信してもらうようにする。
制御部13は、通信事業者に電話の転送依頼を出すと、携帯電話21の電話番号と対応させて、事業者識別子を通信状態管理部17に保存する。データ通信中の携帯電話21宛の電話の転送依頼を出すと、ステップS60に進む。
ステップS60では、携帯電話21宛にかかってきた電話に応答する代理応答処理を行う。代理応答処理の詳細については、図3に示すフローチャートを用いて後述する。ステップS60に続くステップS70では、ステップS50で通信状態管理部17に保存した事業者識別子を取得し、取得した事業者識別子に対応する通信事業者の管理サーバにアクセスして、携帯電話21の電話転送サービスの解除を依頼する。この場合も、データ回線管理部11を介して、取得した事業者識別子に対応する通信事業者の管理サーバにアクセスし、転送サービスを解除する電話番号として、事業者識別子と対応付けて通信状態管理部17に保存されている携帯電話21の電話番号を指定する。
図3は、代理応答処理の処理内容を示すフローチャートである。図2に示すフローチャートのステップS50の処理が終了すると、制御部13は、図3に示すフローチャートのステップS100の処理を開始する。ステップS100では、データ通信中の携帯電話21宛の電話が転送されてきて、音声回線管理部12に音声着信があるか否かを判定する。上述したように、携帯電話21宛の電話を転送してもらう際に、携帯電話21の電話番号を音声信号に付加して送信してもらうようにしているので、制御部13は、音声回線管理部12への音声着信時に、音声信号に付加されている電話番号に基づいて、携帯電話21宛の電話が転送されてきたのかを識別することができる。携帯電話21宛の電話が転送されてきていないと判定するとステップS150に進み、携帯電話21宛の電話が転送されてきたと判定すると、ステップS110に進む。
ステップS110では、音声回線管理部12に着信のあった電話を音声回線応答部16に引き渡す。音声回線応答部16は、引き渡された着信に対して、応答する。すなわち、携帯電話21を所有するユーザが現在運転中である旨のメッセージを流すとともに、それでも電話で話をしたいか否かを確認するメッセージを流す。これらのメッセージは、予め用意しておいて、音声回線応答部16の図示しないメモリに格納しておく。転送されてきた電話に対して、上述したメッセージを流すと、ステップS120に進む。
ステップS120では、携帯電話21に電話をかけてきた発信者が携帯電話21を所有するユーザと電話で話をしたい意志があるか否かを判定する。例えば、ステップS110において、電話で話をしたいか否かを確認するメッセージの後に、話をしたい場合には、所定の番号のボタンを押してもらうためのメッセージを流し、発信者が所定の番号のボタンを押すと、話をしたい意志があると判定する。発信者が話をしたい意志があると判定するとステップS130に進み、話をしたい意志はないと判定すると、ステップS150に進む。
発信者が発話を開始すると、発信者の音声は音声信号として、音声管理部12に送られる。ステップS130において、制御部13は、音声回線管理部12を介して伝送されてくる音声信号を音声/データ変換部15に送る。音声/データ変換部15は、発信者の音声信号をデータ通信回線を介して送信するために、データ化する。音声/データ変換部15でデータ化された音声信号(音声データ)は、データ回線管理部11から、データ通信回線を介して、携帯電話21に送信される。
携帯電話21のユーザの音声は、携帯電話21において、音声データに変換されて、データ提供センター10に送信される。携帯電話21から送信されてくる音声データは、データ回線管理部11で受信された後、音声/データ変換部15に送られる。音声/データ変換部15は、音声データを、音声通信回線を介して送信するための音声信号に変換する。変換された音声信号は、音声回線管理部12を介して、発信者の電話機に送信される。
すなわち、ステップS130では、データ提供センター10と携帯電話21との間で、データ通信が継続して行われるように、発信者の電話機から送られてくる音声信号をデータ化する。また、携帯機21からは、データ化された音声信号(音声データ)が送られてくるので、音声データを音声信号化して、音声通信回線を介して、発信者の電話機に送信する。これにより、データ提供センター10と携帯電話21との間で行われているデータ通信を中断することなく、発信者と携帯機21のユーザとの間で音声会話を行うことができる。
ステップS140では、発信者と携帯機21のユーザとの間の通話が終了したか否かを判定する。データ回線管理部11または音声回線管理部12は、発信者と携帯機21のユーザとの間の通話が終了すると、通話が終了した旨を制御部13に報告する。通話が終了していないと判定すると、ステップS130に戻り、通話が終了したと判定すると、ステップS150に進む。
ステップS150では、データ回線管理部11からの報告に基づいて、データ提供センター10と携帯電話21との間で接続されているデータ通信回線の切断要求があるか否かを判定する。車載情報端末20から、データ通信回線の切断要求がないと判定すると、ステップS100に戻る。一方、データ通信回線の切断要求があると判定すると、車載情報端末20との間のデータ通信回線を切断する。この場合、携帯電話21の電話番号、データ提供センター10から付与したIPアドレス、および、通信事業者の識別子のデータを、通信状態管理部17から削除する。
一実施の形態におけるデータ提供システムによれば、データ提供センター10が車載情報端末20と接続されている携帯電話21との間でデータ通信を開始すると、携帯電話21宛にかかってくる電話の転送依頼を携帯電話21の通信事業者に出し、データ通信中に転送されてきた電話に対して、予め用意しておいたメッセージを流す。これにより、データ提供センター10と携帯電話21との間でデータ通信を行っている際に、携帯電話21宛に電話がかかってきても、データ通信が中断されるのを防ぐことができる。
携帯電話21にも、ユーザが運転中で電話に出ることができない旨のメッセージを流す機能が付いている場合があるが、この機能を活用するためには、ユーザが携帯電話21の設定を予め変更しておく必要がある。しかし、一実施の形態におけるデータ提供システムによれば、データ提供センター10において、ユーザが運転中で電話に出ることができない等のメッセージを流すので、ユーザが携帯電話21の設定を変更する必要がない。
また、一実施の形態におけるデータ提供システムによれば、データ通信中の携帯電話21宛に電話をかけてきた発信者が携帯電話21のユーザと話をしたい意志がある場合には、発信者からの音声信号をデータ化して、データ通信回線を介して携帯電話21に送るとともに、携帯電話21から送られてくる音声データを音声信号化して、音声通信回線を介して、発信者の電話機に送信する。これにより、データ提供センター10と携帯電話21との間で行われているデータ通信を中断せずに、発信者と携帯電話21のユーザとの間の音声会話を実現することができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、データ提供センター10の事業者判別部14は、携帯電話21の電話番号と、携帯電話番号および通信事業者の識別子の対応データとに基づいて、携帯電話21の通信事業者を判別したが、他の方法により、通信事業者を判別するようにしてもよい。例えば、携帯電話21の電話番号に基づいて、各通信事業者に対して、携帯電話21の通信事業者を確認することもできる。また、車載情報端末20に依頼して、接続している携帯電話21の機種名や製造番号等、通信事業者を特定できる情報を送信してもらってから、通信事業者を判別することもできる。
図2に示すフローチャートのステップS20では、データ通信のアクセスポイントをデータ提供センター10としているため、データ提供センター10からIPアドレスを付与するようにしたが、携帯電話網や他のアクセスポイントをデータ通信のアクセスポイントとする場合には、データ提供センター10以外の場所からIPアドレスを付与するようにしてもよい。
図3に示すフローチャートのステップS110では、携帯電話21を所有するユーザが現在運転中である旨のメッセージを流すとともに、それでも電話で話をしたいか否かを確認するメッセージを流すようにしたが、発信者に流すメッセージは、これらのメッセージに限定されることはない。例えば、携帯電話21を所有するユーザが現在運転中である旨のメッセージとともに、伝言を残すか否かを確認するメッセージを流しても良いし、携帯電話21または車載情報端末20宛に電子メールを送るか否かを尋ねるメッセージを流すようにしてもよい。発信者が電子メールを送る意志がある場合には、メールアドレスをデータ通信回線または音声通信回線を介して、発信者宛に送ることもできる。
上述した一実施の形態では、発信者からの電話をデータ提供センター10に転送してもらう際に、誰宛の電話であるかをデータ提供センター10で把握できるように、電話番号を音声信号に付加して送信してもらうようにした。しかし、電話番号を把握する方法は、このような方法に限定されることはなく、発信者が携帯電話21のユーザと話をする意志がある場合に、発信者に手入力で電話番号を入力してもらって、転送先である携帯電話21の電話番号を把握することもできる。
データ提供センター10は、データ回線管理部11と、音声回線管理部12と備え、データ回線管理部11がデータ通信の管理を行い、音声回線管理部12が音声通信の管理を行うようにしたが、1つの通信回線管理部によって、データ通信および音声通信を管理するようにしてもよい。
上述した一実施の形態では、データ提供センター10から、携帯電話21を介して、車載情報端末20にデータを送信したが、データの送信先は、車載情報端末20に限られず、携帯情報端末などの情報端末であってもよい。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、携帯電話21が第1の通信手段を、データ回線管理部11および音声回線管理部12が第2の通信手段を、制御部13が転送依頼手段および電話番号取得手段を、音声回線応答部16が自動応答手段を、音声/データ変換部15がデータ変換手段および音声信号変換手段を、事業者判別部14が通信事業者特定手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
10…データ提供センター、11…データ回線管理部、12…音声回線管理部、13…制御部、14…事業者判別部、15…音声/データ変換部、16…音声回線応答部、17…通信状態管理部、20…車載情報端末、21…携帯電話、30…電話網、31…基地局、32〜34…管理サーバ
Claims (15)
- データ提供センターから情報端末にデータを送信するデータ提供システムにおいて、
情報端末は、音声通信およびデータ通信を行うことができる第1の通信手段を備え、
データ提供センターは、情報端末と接続された第1の通信手段とデータ通信を行う第2の通信手段と、
前記第2の通信手段が前記第1の通信手段を介して情報端末とデータ通信を開始すると、前記第1の通信手段宛の電話の転送依頼を通信事業者に出す転送依頼手段と、
転送されてきた電話に対して、予め用意しておいたメッセージを流す自動応答手段とを備えることを特徴とするデータ提供システム。 - 請求項1に記載のデータ提供システムにおいて、
データ提供センターは、転送されてきた電話の音声信号を、データ通信回線を介して送信するためにデータ化するデータ変換手段と、
前記第1の通信手段を介して、情報端末から送信されてくる、データ化された音声信号(以下、音声データと呼ぶ)を、音声通信回線を介して送信するために音声信号化する音声信号変換手段とをさらに備え、
前記第2の通信手段は、前記データ変換手段によってデータ化された音声データをデータ通信回線を介して、情報端末に送信するとともに、前記音声信号変換手段によって変換された音声信号を、前記第1の通信手段宛に発呼してきた通信手段に送信することを特徴とするデータ提供システム。 - 請求項1または2に記載のデータ提供システムにおいて、
前記第1の通信手段の電話番号を取得する電話番号取得手段と、
前記電話番号取得手段によって取得された電話番号に基づいて、前記第1の通信手段の通信事業者を特定する通信事業者特定手段とをさらに備え、
前記転送依頼手段は、前記通信事業者特定手段によって特定された通信事業者に対して、前記第1の通信手段宛の電話の転送依頼を出すことを特徴とするデータ提供システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のデータ提供システムにおいて、
前記自動応答手段が流すメッセージには、前記第1の通信手段との間の音声通信を行うことができない旨のメッセージが含まれることを特徴とするデータ提供システム。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のデータ提供システムにおいて、
前記自動応答手段が流すメッセージには、前記第1の通信手段との通信を続行するか否かを確認するメッセージが含まれることを特徴とするデータ提供システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のデータ提供システムにおいて、
前記自動応答手段が流すメッセージには、前記第1の通信手段に対して、伝言を残すか否かを確認するメッセージが含まれることを特徴とするデータ提供システム。 - 請求項1〜6のいずれかに記載のデータ提供システムにおいて、
前記自動応答手段が流すメッセージには、前記第1の通信手段または前記第1の通信手段と接続されている情報端末に電子メールを送るか否かを確認するメッセージが含まれることを特徴とするデータ提供システム。 - 音声通信およびデータ通信を行うことができる第1の通信手段を介して、情報端末にデータを送信するデータ提供装置において、
情報端末と接続された第1の通信手段とデータ通信を行う第2の通信手段と、
前記第2の通信手段が前記第1の通信手段を介して情報端末とデータ通信を開始すると、前記第1の通信手段宛の電話の転送依頼を通信事業者に出す転送依頼手段と、
転送されてきた電話に対して、予め用意しておいたメッセージを流す自動応答手段とを備えることを特徴とするデータ提供装置。 - 請求項8に記載のデータ提供装置において、
転送されてきた電話の音声信号を、データ通信回線を介して送信するためにデータ化するデータ変換手段と、
前記第1の通信手段を介して、情報端末から送信されてくる、データ化された音声信号(以下、音声データと呼ぶ)を、音声通信回線を介して送信するために音声信号化する音声信号変換手段とをさらに備え、
前記第2の通信手段は、前記データ変換手段によってデータ化された音声データをデータ通信回線を介して、情報端末に送信するとともに、前記音声信号変換手段によって変換された音声信号を、前記第1の通信手段宛に発呼してきた通信手段に送信することを特徴とするデータ提供装置。 - 請求項8または9に記載のデータ提供装置において、
前記第1の通信手段の電話番号を取得する電話番号取得手段と、
前記電話番号取得手段によって取得された電話番号に基づいて、前記第1の通信手段の通信事業者を特定する通信事業者特定手段とをさらに備え、
前記転送依頼手段は、前記通信事業者特定手段によって特定された通信事業者に対して、前記第1の通信手段宛にかかってくる電話の転送依頼を出すことを特徴とするデータ提供装置。 - 請求項8〜10のいずれかに記載のデータ提供装置において、
前記自動応答手段が流すメッセージには、前記第1の通信手段との間の音声通信を行うことができない旨のメッセージが含まれることを特徴とするデータ提供装置。 - 請求項8〜11のいずれかに記載のデータ提供装置において、
前記自動応答手段が流すメッセージには、前記第1の通信手段との通信を続行するか否かを確認するメッセージが含まれることを特徴とするデータ提供装置。 - 請求項8〜12のいずれかに記載のデータ提供装置において、
前記自動応答手段が流すメッセージには、前記第1の通信手段に対して、伝言を残すか否かを確認するメッセージが含まれることを特徴とするデータ提供装置。 - 請求項8〜13のいずれかに記載のデータ提供装置において、
前記自動応答手段が流すメッセージには、前記第1の通信手段または前記第1の通信手段と接続されている情報端末に電子メールを送るか否かを確認するメッセージが含まれることを特徴とするデータ提供装置。 - データ提供センターから情報端末にデータを送信するデータ提供方法において、
情報端末と接続された第1の通信手段と、データ提供センターが備えている第2の通信手段との間でデータ通信が開始されると、前記第1の通信手段宛の電話の転送依頼をデータ提供センターから通信事業者に出し、データ提供センターに転送されてきた電話に対して、予め用意しておいたメッセージを流すことを特徴とするデータ提供方法。
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