JP5521734B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、長さ寸法が可変のシートクッションを有する車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、特許文献1に開示の車両用シートが公知である。この車両用シートでは、シートクッションが、シート外形をなす弾性的に伸縮可能なクッション材と、クッション材を被覆する表皮材と、シート内の可変機構を有する。
そして可変機構によって、クッション材を伸長させることにより、シートクッションの長さ寸法を可変とする。
ここで公知技術の可変機構は、ローラと、操作部と、スプリングを有する。ローラは、シート幅方向に延びる円筒状の部材である。また操作部は、略U字状(上方視)の線状部材であり、その自由端側が、ローラの両端に連結される。
公知技術では、クッション材下方(シート内)にローラを配設するとともに、操作部をシート外に配置する。そしてクッション材を表皮材で被覆したのち、表皮材の末端部を、スプリングを介してシート内に固定する。
そして操作部にてシート前方にローラを移動させることにより、クッション材をシート前方に押圧してシートクッションを伸長させる。このシートクッションの伸長に応じて、スプリングが伸びることにより、(シートクッションの伸長分だけ)表皮材をシート内から引出すことができる。
実開平7−13245号公報
ところで一般的な車両用シートでは、シートの見栄えなどを考慮して、適度な緊張状態の表皮材でクッション材を被覆する(張設する)。このため公知技術の構成では、シートクッションの伸長時に、スプリングの付勢力等によって表皮材が過度に緊張することがあった。よって公知技術の構成は、シートの見栄えなどを考慮すると、すんなり採用できる構成ではなかった。
もっとも車両用シートに巻取り装置を設けるなどして、シートクッションの伸長に応じて表皮材を引出すこともできるが、そうするとシート構成が複雑化しやすい。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、よりシンプルな構成により、シートクッションの長さ寸法を見栄え良く可変とすることにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートは、シートクッションが、シート外形をなす弾性的に伸縮可能なクッション材と、クッション材を被覆する表皮材を有する。そしてシート内の可変機構によって、クッション材を延長又は短縮させることにより、シートクッション一側の長さ寸法を可変とする。
この種のシート構成では、よりシンプルな構成により、シートクッションの長さ寸法を見栄え良く可変にできることが望ましい。
そして本発明では、上述の可変機構が、シート内に固定の固定部材と、固定部材に対して傾倒可能なパネル状の可動部材を有する。
そこで本発明では、シートクッション一側に可変機構を配設するに際して、可動部材の一側がクッション材を臨む向きで、固定部材に対して可動部材を起立状に配置する。また表皮材の末端部を、一側とは異なる可動部材の他側からシート内に引込みつつシート内に取付ける。
そして固定部材に対する可動部材の傾倒により、可動部材の一側で、クッション材を押圧してシートクッションを伸長させる。さらに可動部材の他側をシート内に移動させて(例えば表皮材の末端部に近接させることにより)シート内から表皮材を引出す構成とした。
本発明では、固定部材に対する可動部材の傾倒(比較的シンプルな機構)により、シートクッションを伸長させる。さらに可動部材の傾倒(同一機構)にて、シート内から表皮材を引出すことができる。
第2発明の車両用シートは、第1発明の車両用シートであって、可動部材の他側とは離間したシート内の第二の固定部材を有する。
そこで本発明では、表皮材の末端部を、可動部材の他端側からシート内に引込みつつ、第二の固定部材で折返したのち可動部材の他側に取付ける。
本発明では、可動部材の他側をシート内に移動させて(第二の固定部材に近接させることにより)シート内から表皮材を引出す。このとき表皮材の末端部が折返し状に(例えば二重に)引込まれているため、可動部材の傾倒による表皮材の引出し量を増加させることができる。
本発明に係る第1発明によれば、よりシンプルな構成により、シートクッションの長さ寸法を見栄え良く可変とすることができる。また第2発明によれば、シートクッションの長さ寸法を更に見栄え良く可変とすることができる。
第一状態時における車両用シート一部の斜視図であり、構成部材の一部を破断して示した図である。 第二状態時における車両用シート一部の斜視図であり、構成部材の一部を破断して示した図である。 伸長時のシートクッション一部の縦断面図である。 実施例2にかかる伸長時のシートクッション一部の縦断面図である。 実施例3にかかる可変機構の図であり、(a)は、可動部材の斜視図であり、(b)は、固定部材の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図5を参照して説明する。各図には、適宜、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを付す。
<実施例1>
本実施例の車両用シート2は、シートクッション4と、シートバック6を有する(図1〜図3を参照)。
そしてシートクッション4(詳細後述)は、第一状態(基本状態)と、第二状態の間を変位可能である(図1及び図2を参照)。第二状態のシートクッション4では、第一状態時と比較して、シートクッション4前側がシート前方に向けて延長される(伸長寸法L1、図3を参照)。この種のシート構成では、よりシンプルな構成により、シートクッション4の長さ寸法を見栄え良く可変にできることが望ましい。
そこで本実施例では、後述のシンプルな構成により、シートクッション4の長さ寸法を可変とすることとした。以下、各構成について説明する。
[シートクッション]
本実施例のシートクッション4は、表皮材4Sと、クッション材4Pと、シート外形をなすフレーム部材(図示省略)と、後述の可変機構10を有する(図1を参照)。
表皮材4Sは、クッション材4Pを被覆可能な袋状部材であり、クッション材4Pの弾性伸縮に応じて伸縮できる。表皮材4Sとして、布帛(織物,編物,不織布)、皮革(天然皮革,合成皮革)又はネット体を例示できる。
またクッション材4Pは、シートクッション4の外形形状(略矩形)をなす一つなぎの部材であり、着座部4aと、屈曲部4bと、収納部4cを有する(図1を参照)。クッション材4Pは、例えばウレタンパッドなどの弾性的に伸縮可能な材質で構成できる。
着座部4aは、乗員の着座可能な扁平部位である。また屈曲部4bは、着座部4aの前側につながる扁平部位であり、第一状態において着座部4aからシート下方に屈曲する(屈曲角度約90°、図1を参照)。そして収納部4cは、シートクッション4裏面に形成した凹部であり、着座部4aと屈曲部4bの連結部分に形成できる。
本実施例では、表皮材4S(袋状)にてクッション材4Pを被覆したのち、表皮材4Sの末端を、後述の可変機構を介してシート内に取付ける。このとき表皮材4Sは、クッション材4Pを適度な緊張状態で被覆する(張設される)。
[可変機構]
可変機構10は、シートクッション4前側を伸長させる機構(第一状態と第二状態の間で変位させる機構)であり、固定部材20と、可動部材30を有する(図1〜図3を参照)。
本実施例では、可変機構10を、クッション材4P(着座部4aと屈曲部4bの連結部分)下方に配置する。そして固定部材20に対する可動部材30の傾倒により、シートクッション4を伸長させる構成とした。
(固定部材)
固定部材20は、シート幅方向に短尺な部材(縦断面視で略L字状)である(図1を参照)。本実施例の固定部材20は、平板状の基部21dと、基部21dから立設する立設部21aと、係止部24と、連結構造(第一軸部22、第一孔部26)を有する。
固定部材20の一側は、略横U字状(側面視)をなし、第一突出部21bと、第二突出部21cを有する。第一突出部21bは、立設部21aの上部から突出する平板部分であり、第二突出部21cは、立設部21aの下部から突出する平板部分である。
そして係止部24は、表皮材4Sの末端を取付け可能な部位である。本実施例では、略逆L字状(側面視)の係止部24を基部21dに形成して、立設部21a(シート後方)に向けて屈曲させる。そして係止部24の形成位置を、後述の第一孔部26の後端寄りに設定する。
第一軸部22は、シート幅方向に長尺な棒状部材であり、第一突出部21bに取付けることができる。また第一孔部26は、第二突出部21cの貫通孔(長孔)であり、シート前後方向に延びて第二軸部32(後述)を摺動可能に保持できる。
本実施例では、一対の固定部材20を、シートクッション4のフレーム部材に固定する。このとき一対の固定部材20をシート両側に対面状に配置して、各々の突出部21b,21cを、シート前側に突出させる。そして一対の第二突出部21c(第一孔部26)を、シート幅方向に対面配置させる。また一対の第一突出部21bの間に、第一軸部22を橋渡し状に取付ける。
(可動部材)
可動部材30は、パネル状の中空部材であり、押圧部31aと、引込部31bと、連結機構(第二軸部32、第二孔部36)を有する(図1を参照)。
本実施例の可動部材30は、正面視で略長方形状であり、シート幅に倣った幅寸法(シート内に収納可能な幅寸法)を有する。また可動部材30は、シートクッション4と車室床面の間に配置可能な高さ寸法を有し、屈曲部4bよりも長尺である。可動部材30の高さ方向の端部(上端、下端)は、若干丸みを帯びた形状である。
押圧部31aは、可動部材30の上端部分であり、後述するようにクッション材4Pをシート前側に押圧できる。また引込部31bは、可動部材30の下端部分であり、この引込部31bから表皮材4Sをシート内に引き込むことができる。
そして第二軸部32は、シート幅方向に長尺な棒状部材であり、上述の第一孔部26に摺動可能に挿設できる。本実施例では、上述の第一孔部26の形成位置に対応して、可動部材30の下部に第二軸部32を取付ける。このとき可動部材30の側面に対して第二軸部32を橋渡し状に取付けて、第二軸部32の先端を、可動部材30の両側面から突出させる。
また第二孔部36は、可動部材30両側に形成した貫通孔(長孔)であり、可動部材30の上側から下側に延びて、第一軸部22を摺動可能に保持できる。本実施例では、上述の第一軸部22の配設位置に対応して、可動部材30の側面中央に第二孔部36を形成する。
[可変機構の配設]
図3を参照して、クッション材4Pの下方に、可変機構10(固定部材20と可動部材30)を配設する。
固定部材20は、シートクッション4内部(フレーム部材)に固定する。このとき固定部材20をやや傾けて固定して、第一孔部26をシート前方に向けて下方に傾斜した状態とする。
そして押圧部31aを収納部4cに配置する(可動部材の一側がクッション材を臨む向きとする)とともに、可動部材30の下部(引込部31b)を固定部材20に取付ける。
このとき第一軸部22を、第二孔部36の上端側に挿入するとともに、第二軸部32を、第一孔部26の前端側に挿入して、固定部材20に対して可動部材30を起立状(直立状態、または若干シート前後に直立状態から傾いた状態)とする。
なお本実施例では、可動部材30の下部が屈曲部4bから露出する。
つぎに表皮材4S(袋状)で着座部4aを覆うとともに、表皮材4Sの末端部E(シート前部側の末端部)で、屈曲部4bと、可動部材30の下部を覆う。そして表皮材4Sの末端部Eを、引込部31b(可動部材の他側)からシート内に引込みつつ係止部24に係止する。引込部31bと係止部24の離間距離L3は、シートクッション4の伸長寸法L1に応じて適宜設定できる。
なお本実施例では、表皮材4Sの末端を内折状として表皮材4Sの表面に縫着する(中空の末端部Eを形成する)。末端部Eは、シート幅方向に延びるように形成される。そこでこの末端部E内に棒状部材A1を挿入したのち、この棒状部材A1の両端を各々係止部24に係止することで、表皮材4Sの末端部Eを係止部24に係止できる。
[シートクッションの伸長]
図1〜図3を参照して、固定部材20に対する可動部材30の傾倒により、シートクッション4前側を伸長させる(第二状態に変位させる)。
このとき第一軸部22が、第二孔部36の下端に移動し、第二軸部32が、第二孔部36(傾斜状)の後端に移動することで、固定部材20に対して可動部材30が傾倒する。
なお可動部材30の傾倒は、図示しない操作部材により手動で行うことができ、また図示しない電動機構により自動で行うことができる。
そしてシート前側に押圧部31aが押出されることで、クッション材4Pをシート前方に押圧して、シートクッション4前側を伸長できる(伸長寸法L1、図3を参照)。本実施例では、押圧部31aの押圧にて専ら屈曲部4bが引延ばされることにより、シートクッション4前側が伸長する。このとき屈曲部4bの屈曲角度が比較的小さいため、屈曲部4bにおけるクッション材4Pと表皮材4Sの変位を低減することができる。このためシートクッション4の伸長時に、クッション材4Pにつぶれが生じることや、表皮材4Sに皺が生じることを極力回避できる。
また第二軸部32が、第二孔部36の後端に移動することで、引込部31b(他端)が末端部Eに近接する(引込部31bと係止部24の離間距離がL2(L2<L3)となる)。これによりシートクッション4の伸長に応じて、表皮材4Sをシート内から引出すことができる。
さらに固定部材20に対して可動部材30を起立させることにより、シートクッション4前側を短縮して基本状態にする(第一状態に変位させる)。
このとき本実施例では、第二軸部32が、第二孔部36の前端に移動することで、引込部31bが末端部Eから離間する(引込部31bと係止部24の離間距離がL3に戻る)。これによりシートクッション4の短縮に応じて、表皮材4Sをシート内に戻すことができる。
以上説明したとおり本実施例では、固定部材20に対する可動部材30の傾倒(比較的シンプルな機構)により、シートクッション4を伸長させることができる。
また本実施例では、可動部材30の傾倒(同一機構)にて、シート内から表皮材4Sを引出すことができる。このためシートクッション4の伸長時において、表皮材4Sが過度に緊張することを防止又は低減できる。よって本実施例では、シートクッション4の第一状態時及び第二状態時の双方において、同程度の緊張状態の表皮材4Sでクッション材4Pを被覆することができる(シート形状の安定化を図ることができる)。
また本実施例では、可変機構10を、固定部材20と可動部材30(比較的シンプルな機構)で構成したことから、シートの部品点数の増加を極力回避できるとともに、シートの製造コストを低減できる。
そして本実施例では、可変機構10の構成(各軸部の長さ,各孔部の形成位置、係止部の形成位置等)を適宜変更することにより(比較的簡単な設計変更により)、可動部材30の傾倒角度等を調節することができる。
このため本実施例によれば、よりシンプルな構成により、シートクッション4の長さ寸法を見栄え良く可変とすることができる。
<実施例2>
本実施例の車両用シートは、実施例1の車両用シート2とほぼ同一の基本構成を備えるため、共通の構造は対応する符号を付す等して詳細な説明を省略する。
本実施例の車両用シート2は、表皮材4Sと、クッション材4Pと、可変機構10(固定部材20,可動部材30)と、第二の固定部材60を有する(図4を参照)。固定部材20は、平板状の基部21d(図示省略)と、連結構造(22,26)を有する。また可動部材30は、押圧部31aと、引込部31bと、連結構造(32,36)を有する。
そして第二の固定部材60は、シート幅方向に延びる棒状部材であり、第二軸部32(可動部材の他側)よりもシート内方に配設される(離間寸法L3)。本実施例の第二の固定部材60は、フレーム部材の構成要素の一部である。
そこで本実施例では、表皮材4Sの末端部Eを引込部31bからシート内に引込みつつ、第二の固定部材60で折返す。そして末端部E(折返し状)を、第二軸部32(可動部材の他側)に固定する。そして本実施例では、可動部材30の傾倒によって、第二軸部32をシート内に移動させて、第二の固定部材60に近接させることにより、シート内から表皮材4Sを引出す(離間寸法L2)。
このとき本実施例では、表皮材4Sの末端部Eが折返し状に(二重に)引込まれているため、可動部材30の傾倒による表皮材4Sの引出し量を増加させることができる。このことから表皮材4Sの過度の緊張が好適に回避されて、シートクッション4の長さ寸法を更に見栄え良く可変とすることができる。
<実施例3>
本実施例の車両用シートは、実施例1の車両用シート2とほぼ同一の基本構成を備えるため、共通の構造は対応する符号を付す等して詳細な説明を省略する。
本実施例では、可変機構10をシンプルな構成とした例を説明する(図5を参照)。
可動部材30は、押圧部31aと、引込部31bと、連結機構(第二軸部33、第二孔部36)を有する。そして第二軸部33は、可動部材30側面(内面)の凸部位(円筒状)であり、可動部材30の内側に向けて突出する。
また固定部材20は、基部21dと、立設部21aと、係止部24と、連結構造(第一軸部23、第一孔部26)を有する。そして第一軸部23は、第一突出部21b側面の凸部位(円筒状)であり、シート幅方向に向けて突出する。
本実施例では、押圧部31aを収納部4cに配置するとともに、引込部31bを固定部材20に取付ける(図3を参照)。
このとき第一軸部23を、第二孔部36の上端側に挿入するとともに、第二軸部33を、第一孔部26の前端側に挿入して、固定部材20に対して可動部材30を起立状とする。このように本実施例では、短尺な第一軸部23と第二軸部33(シンプルな構成)により、固定部材20に対して可動部材30を取付けることができる。
本実施形態の車両用シート2は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、表皮材4Sの末端部Eを係止部24(可変機構10)に取付ける例を説明した。これとは異なり末端部Eを、可変機構10とは異なるシート内の部材(フレーム部材等)に取付けることができる。
(2)また本実施形態では、末端部Eを、棒状部材A1を介して係止部24に係止する例を説明したが、末端部Eの係止構造を限定する趣旨ではない。例えば末端部に孔部を設けることで、この孔部に、係止部を挿入係止することができる。
また末端部Eを、ボルトとナット等の接合部材を用いて係止部に取付けることができ、また接着等の手法で係止部に固定することができる。
(3)また本実施形態では、引込部31bを、可動部材30の下端部分に設ける例を説明した。これとは異なり、可動部材30の下部に孔部(引込部の他例)を設けて、この孔部から表皮材の末端部をシート内に引き込むことができる。
(4)また実施例2では、表皮材4Sの末端部Eが折返し状に(二重に)引込まれる例を説明した。これとは異なり末端部Eを、三重以上に折返してシート内に引込むことができる。
(5)また本実施形態では、固定部材20をフレーム部材に固定する例を説明したが、固定部材の固定箇所を限定する趣旨ではない。固定部材は、フレーム部材のほかに、例えばレール部材(車両用シートをスライド移動させる部材)やシート内に配設の他部材に固定することができる。
2 車両用シート
4 シートクッション
4P クッション材
4S 表皮材
4a 着座部
4b 屈曲部
4c 収納部
10 可変機構
20 固定部材
21a 立設部
21b 第一突出部
21c 第二突出部
21d 基部
22 第一軸部
24 係止部
26 第一孔部
30 可動部材
31a 押圧部
31b 引込部
32 第二軸部
36 第二孔部
60 第二の固定部材
E 末端部

Claims (2)

  1. シートクッションが、シート外形をなす弾性的に伸縮可能なクッション材と、前記クッション材を被覆する表皮材を有するとともに、シート内の可変機構によって、前記クッション材を延長又は短縮させることにより、前記シートクッション一側の長さ寸法を可変とする車両用シートにおいて、
    前記可変機構が、シート内に固定の固定部材と、前記固定部材に対して傾倒可能なパネル状の可動部材を有し、
    前記シートクッション一側に前記可変機構を配設するに際して、前記可動部材の一側が前記クッション材を臨む向きで、前記固定部材に対して前記可動部材を起立状に配置するとともに、
    前記表皮材の末端部を、前記一側とは異なる前記可動部材の他側からシート内に引込みつつシート内に取付け、
    前記固定部材に対する前記可動部材の傾倒動作により、前記可動部材の一側で、前記クッション材を押圧して前記シートクッションを伸長させるとともに、前記可動部材の他側をシート内に移動させて、シート内から前記表皮材を引出す構成とした車両用シート。
  2. 前記車両用シートが、前記可動部材の他側とは離間したシート内の第二の固定部材を有し、
    前記表皮材の末端部を、前記可動部材の他端側からシート内に引込みつつ、前記第二の固定部材で折返したのち前記可動部材の他側に取付ける構成とした請求項1に記載の車両用シート。

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