JP5520309B2 - 停滞している溶融材料の流動化 - Google Patents

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Description

関連出願の説明
本明細書は、2008年11月26日に出願された、米国特許出願第12/324,257号の優先権の利益を主張するものである。
本発明は、一般に、材料シートを成形する方法および装置に関する。より具体的には、本発明はシート成形装置に溶融材料を送出する方法および装置に関する。
ガラス製造技術においては、ガラスを最終的に成形して所望の品物とし、より低い温度へと冷却する前、溶融ガラスは頻繁にある槽(管など)から別の槽へと送出される。溶融ガラスの質量移動により、ガラスの温度および組成プロファイルに変化が生じ得、このような変化は非常に好ましくない可能性がある。1つの組成変化として挙げられるのは、気泡のような含有物や固体含有物をガラス内に捕捉するものであり、これは最終的なガラス製品の生産量低下に繋がり得る。高品質のガラス用品、特にLCDディスプレイ用ガラス基板のような光学ガラス要素を製造する際には、ガラスバルクの含有物レベルができるだけ低いことが非常に望ましい。
フュージョンプロセスは、溶融材料から材料シートを作製するために使用される。一般的なフュージョンプロセスについては、いずれもDockertyに発行された、特許文献1および特許文献2において説明されている。一般的に言えば、フュージョンプロセスは、溶融材料をトラフへと送出し、そして制御された方法でトラフの両側面から下方へと溶融材料を溢れ出させるものである。トラフの両側面を流れ落ちている材料の分離流は、トラフの底部で合流して単一の材料の流れとなり、これが材料シートに延伸される。このプロセスの重要な利点は、材料シートの表面が、トラフの両側面や他の成形設備と接触しないため、汚染されていないことである。このプロセスの別の利点は、この材料シートが非常に平坦であり、かつ均一な厚さを有していることである。
米国特許第3,338,696号明細書 米国特許第3,682,609号明細書
フュージョンプロセスは、ディスプレイ用途の薄いガラスシートを製造するのに好適な方法である。しかしながら、ディスプレイ用途のガラスシートは、汚染されていない表面を有していること、非常に平坦であること、そして均一な厚さを有していること以外にも、厳しい条件を満たすことが要求される。ガラスシート内のガス含有物および/または固体含有物などの欠陥は、典型的には望ましいものではない。
すなわち、本発明の第1の態様によれば、排出口端部を備えた送出管から、注入口端部を備えた受入槽へと、溶融材料を送出する方法が提供される。この方法は、(A)送出管の排出口端部と受入槽の注入口端部との間に間隙が存在するように、さらに、溶融材料が、受入槽の注入口端部から溢れることなく、送出管の排出口端部から出て受入槽の注入口端部に入ることができるように、送出管および受入槽を配列するステップ、(B)溶融材料を送出管へと送出し、さらにこの溶融材料を、送出管から受入槽内へと流入させるステップ、および、(C)間隙内に存在している溶融材料を加熱して、溶融材料の流動を促進するステップ、を含む。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、溶融材料は溶融ガラスを含む。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、送出管は下降管であり、かつ受入槽は、フュージョンドロープロセスにおけるアイソパイプの入口管である。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、下降管、およびアイソパイプの入口管は、いずれも円形でありかつ本質的に同心である。
本発明の第1の態様の特定の実施形態においては、ステップ(A)において、送出管の排出口端部は溶融材料に沈められる。
本発明の第1の態様の特定の実施形態においては、ステップ(A)において、送出管の排出口端部は溶融材料に沈められない。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、ステップ(C)は、間隙内に存在している溶融材料の温度を、約20℃以上、上昇させるステップを含む。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、溶融材料は導電性であり、かつステップ(C)は、間隙内に存在している溶融材料に電流を通すステップを含む。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、溶融材料を通る電流は、溶融材料の電気分解を本質的に引き起こさない。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、この電流は交流である。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、送出管の排出口端部および受入槽の注入口端部は導電性であり、かつステップ(C)は、送出管の排出口端部と受入槽の注入口端部との間に電圧を印加するステップを含む。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、送出管の排出口端部と受入槽の注入口端部との間に印加される電圧は、交流電圧である。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、送出管の排出口端部および受入槽の注入口端部は、本質的に同心である。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、送出管の排出口端部と受入槽の注入口端部との間の間隙は、本質的に環状である。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、送出管の排出口端部および受入槽の注入口端部は、いずれも白金または白金合金を含む。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、ステップ(C)はステップ(B)の間に絶えず実行される。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、ステップ(C)はステップ(B)の間に断続的に実行される。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、ステップ(C)は、溶融材料が送出管の排出口端部と受入槽の注入口端部との間の間隙を満たし始めた直後に実行される。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、ステップ(C)は、間隙内に存在している溶融材料に捕捉されている含有物のレベルが、送出管の排出口端部から直接出ている溶融材料に捕捉されている含有物のレベルと本質的に同様になるように、十分な時間に亘って実行される。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、ステップ(C)は、送出管の排出口端部が溶融材料に沈められた後に実行される。
本発明の第2の態様によれば、溶融材料を送出する装置が提供される。この装置は、(i)排出口端部を有する送出管、(ii)注入口端部を有する受入槽であって、注入口端部が、送出管の排出口端部から出る溶融材料を受け取ることが可能なものであり、かつ注入口端部が、送出管の排出口端部と受入槽の注入口端部との間に間隙が存在するようにして送出管に対して配置させることが可能なものである、この受入槽、および、(iii)溶融材料が送出管の排出口端部と受入槽の注入口端部との間の間隙を満たしている場合に、間隙内の溶融材料を特異的に加熱することが可能なデバイス、を備えている。
本発明の第2の態様の特定の実施形態において、送出管の排出口端部および受入槽の注入口端部は、導電性材料を含む。
本発明の第2の態様の特定の実施形態において、特異的加熱の可能なこのデバイスは、送出管の排出口端部と受入槽の注入口端部との間の間隙を満たしている溶融材料にAC電圧を供給するよう適合された、AC電力供給源を含む。
本発明の第1の態様の特定の実施形態において、送出管の排出口端部は受入槽の注入口端部内へと延びている。
本発明の1以上の実施形態は、以下の利点の1以上を有する。第1に、送出管と受入槽との間の停滞エリア内の溶融材料を加熱することにより、停滞エリア内の溶融材料の粘度が低下する。結果として、停滞エリア内の溶融材料が流動化され、そして、送出管から受入槽内へと注入される溶融材料によって、この停滞エリア内の溶融材料をより容易に押し流すことができる。このため、この停滞エリア内での欠陥が原因で欠陥のある材料シートが生成される期間を、より短くすることができる。第2に、溶融材料に電流を通すことにより、制御された方法で溶融材料を実質的に均一に加熱することができる。第3に、欠陥が停滞エリア内に出現した後に加熱を作動させると、加熱を始めた後、迅速に欠陥のあるガラスを押し流すことができる。
本発明の他の特徴および利点は、以下の説明および添付の請求項から明らかになるであろう。
以下で説明する添付の図面は本発明の典型的な実施形態を示したものであるが、本発明は他の同等の効果的な実施形態を認め得るため、これらの図面は本発明の範囲を限定すると考えられるべきではない。図は必ずしも原寸に比例したものではなく、さらに特定の特徴および特定の図は、明瞭および簡潔にするため、縮尺において、または概略的に、拡大して図示されている可能性がある。
材料シートを作製する例示的装置の概略図 図1の装置の一部の拡大図であって、送出管から溶融材料を受け取るよう位置付けられた受入槽を示す図 図2の線3−3に沿った断面図 図2の送出管と受入槽との間の停滞した材料を流動させる方法の、ある段階を概略的に示す図 図2の送出管と受入槽との間の停滞した材料を流動させる方法の、別の段階を概略的に示す図
本発明は任意の溶融材料の送出に適用可能であり、溶融材料としては、これに限定されるものではないが、ガラス溶融物(すなわち溶融ガラス)が挙げられる。本発明は、溶融材料の中でも導電性であって、そのため電流を通すことによって加熱が可能な、溶融材料の送出に有利に適用される。
本発明の特に有利な実施形態では、本発明は溶融ガラス(すなわちガラス溶融物)の送出に適用される。本発明は、処理されるときに導電性である溶融ガラスの送出に特に有利である。このようなガラス材料としては、これらに限定されるものではないが、ボロアルミノシリケートガラス、ソーダ石灰ガラス、その組成にアルカリ金属酸化物および/またはアルカリ土類酸化物を含む他の酸化物ガラスなどが含まれるであろう。
本発明は、溶融材料の送出に関係したものである。すなわち、溶融ガラスの場合には、ガラスが送出管から受入槽へと送出された後に、最終的な規定された形状に成形されるものであれば、例えば、フロートプロセス、プレス加工、圧延、スロットドロー、フュージョンドローなどを含む、任意の、およびすべてのガラス製造技術に本発明の送出方法を使用することができる。本発明は、フュージョンドロー技術のいくつかの実施形態と関連付けて以下に詳細に説明する。しかしながら、本明細書の教示を知った後、通常の当業者には、必要な変更を加えれば本発明を他のガラス製造技術に適合させることができることは明らかであろう。
本発明のいくつかの実施形態について、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。これらの実施形態の説明において、本発明の完全な理解を提供するために、多数の具体的詳細が明記され得る。しかしながら、これらの具体的詳細のいくつかまたは全てを含まずに本発明を実施し得ることは、当業者には明らかであろう。他の例として、本発明を不必要に不明瞭にしないよう、周知の特徴については詳細に説明していない可能性がある。さらに、ほぼ同様のまたは同一の参照数字を、共通のまたは類似の要素を識別するために使用することがある。
図1は、ガラスベースの材料シートなどの材料シートを成形する、装置100の概略図である。装置100は、以下で説明するが、装置系でもよい。一例において、装置100は、原材料のバッチ106を受け入れるための開口104を有する、溶解槽102を含む。溶解槽102では熱が生成あるいは供給されて、バッチ106を溶解し溶融材料108とする。1つの非限定的な例において、溶融材料108は溶融ガラスである。他の非限定的な例において、溶融材料108は溶融したガラスセラミックでもよいし、あるいは他の種類のガラスベースの溶融材料でもよい。一般的には、溶融材料を導電性の任意の溶融材料とすることができる。以下の説明では、溶融材料108の一例として溶融ガラスを使用する。装置100は清澄槽110を含んでもよく、清澄槽110は導管112を介して溶解槽102から溶融ガラス108を受け取ることができる。清澄槽110の内部では、溶解槽102においてバッチ106が分解された際に溶融ガラスに取り込まれた可能性のあるガス含有物を除去するように、溶融ガラス108が処理される。ガス含有物の除去は、当技術において既知の、化学的清澄または減圧/真空清澄により行ってもよい。
装置100は攪拌槽114を含んでもよく、攪拌槽114は導管116を介して清澄槽110から溶融ガラス108を受け取ることができる。攪拌槽114の内部では、均質性を向上させるように溶融ガラス108が混合される。装置100は送出槽118を含み、送出槽118は導管120を介して攪拌槽114から溶融ガラス108を受け取ることができる。攪拌槽114内の攪拌機113が、導管120へと送出される溶融ガラス108から固体含有物をフィルタリングして除去するのを助けることができる。送出槽118の上部121は開口していてもよく、それにより送出槽118内の溶融ガラス108は周囲の雰囲気に曝され得る。送出管122が、送出槽118の下方に接続あるいは取り付けられる。この位置において、送出槽118からの溶融ガラスは送出管122内へと流れ入り得る。非限定的な例において、送出管122は下降管である。送出槽118は円錐部分すなわちボウル119を含んでもよく、このボウルによって溶融ガラス108が下降管122に流れ入るときに溶融ガラス108に渦を巻かせることができ、そのため溶融ガラス108の均質性を維持するのを助けることができる。
装置100は、成形槽126を含む。非限定的な例において、成形槽126はアイソパイプであり、フュージョンドロー装置の構成要素としてもよい。1つの非限定的な例において、成形槽126はトラフ128を含み、このトラフは溶融ガラス108をトラフ128内に受け入れるための、概して130で示されている開口を有する。入口管124が開口130に接続され、そして入口管を使用して、溶融ガラス108を開口130に送出することができる。入口管124は、送出管122に隣接しかつ送出管122から溶融ガラス108を受け入れるよう配置された、受入槽132を含む。1つの非限定的な例において、受入槽132は立ち上がり管である。成形槽126のトラフ128に受け入れられた溶融ガラス108は、成形槽126の両側面134(図1では1つの面のみが見えるように図示されている)に溢れ出て流れ落ち、最終的には成形槽126の底部136で融合して単一の溶融ガラス流となる。この単一の溶融ガラス108の流れが延伸されてガラスシートとなる。
図2は、送出管122と受入槽132との間の連絡部分を拡大したものである。図示のように、送出管122は受入槽132と位置合わせされる。ここで使用される「位置合わせする」という用語は、溶融材料が、概して受入槽132の側面から溢れたり流れ落ちたりすることなく、送出管122から出て受入槽132に入り得るような状態で、送出管122と受入槽132が配列されることを意味する。1つの非限定的な例において、このような位置合わせとしては、送出管122の排出口端部138を受入槽132の注入口端部140内に収容するものが挙げられる。これには、排出口端部138の外径が注入口端部140の内径よりも小さいことが必要となる。排出口端部138が注入口端部140内に収容されるとき、排出口端部を注入口端部140と同心としてもよいし、同心としなくてもよい。1つの非限定的な例において、送出管122および受入槽132の断面は円形である。図2に示されている配列においては、送出管122の排出口端部138と受入槽132の注入口端部140との間に間隙142が画成される。間隙142の断面図を図3に概略的に示す。間隙142は環状形状でもよい。図2を参照すると、間隙142は密閉されているものではなく、また受入槽132の内部と連通している。結果として、受入槽132が受け取った溶融ガラス108は、間隙142を通じて周囲の雰囲気に曝されている。
ガラスシートの製造中、溶融ガラス108は種々の原因によってブリスタを生じさせる可能性がある。ガラスの溶解、清澄、および均質化などの上流の処理ステップは、送出管122から受入槽132に送出されるガラスに、一定量のガス含有物および/または固体含有物を本質的に生じさせ得るものである。さらに、受入槽132内の溶融ガラス108は、耐火性材料や周囲の雰囲気と接しているため、ブリスタを誘発する粒子または固体含有物に汚染される可能性がある。
溶融ガラス108が送出管122から受入槽132へと流れる際、溶融ガラス108のいくらかは間隙142内に入り、そして受入槽132内の主ガラス流108へと循環して戻るまで、間隙142内に残っている可能性がある。溶融ガラス108aが主ガラス流108へと循環して戻ると、溶融ガラス108a内の任意の欠陥も主ガラス流108へと循環して戻ることになる。間隙142内に溶融ガラス108aが停滞した場合、上述したような欠陥がゆっくりとした速度で、例えば7から10日間に亘って間隙142から流れ出る。この長期の流出期間中に製造されたガラスシートは欠陥を有し、生産損失を招くことになる。停滞しているガラス内の高濃度の欠陥は、大量のガラス製品に移動する可能性があり、このようなガラス製品は、許容できないほど高いレベルの欠陥を有して製造される。そのため、このような欠陥のあるガラス製品の量を最小限に抑えるよう、間隙142内に停滞している溶融ガラスを流動させることが極めて望ましい。
説明のため図2を参照すると、送出管122と受入槽132との間の間隙142に停滞したガラスを流動させるための従来の手法は、送出管122の出口端143が受入槽132内のガラスライン145よりも上方に位置するように、送出管122を受入槽132に対して上昇させる工程、または、受入槽132を送出管122に対して下降させる工程を含む。送出管122を上昇させる、または受入槽132を下降させる、この動きが、間隙142内の溶融ガラス108aを流動させることになり、間隙142内の溶融ガラス108aをより速く受入槽132の主ガラス流108へと循環させることに繋がる。間隙142内の溶融ガラスが主ガラス流108へと循環して戻ると、送出管122の出口端143を再び受入槽132の溶融ガラス108に沈める。
しかしながら、上述の停滞したガラスを流動させる従来の手法にはリスクがある。例えば、ジルコニアを多く含むガラスを使用するガラスシート成形プロセスでは、ジルコニアを多く含むガラスが間隙142内に入り停滞していたことが分かった。長い滞留時間とガラス温度により、ジルコニアを多く含むガラスが失透して第2のジルコン含有物を形成し、これが間隙142から主ガラス流108へとゆっくりと流れ出ていた。上述の、間隙142から停滞したガラスを流動させる従来の手法を使用した。しかしながら、受入槽132のガラスレベル145が送出管122の出口端143よりも下方となるように受入槽132を下降させて間もなく、成形されたガラスシート内のブリスタは、製造ラインが100%の損失を被るレベルにまで増大した。数日後、受入槽132を通常の高さに戻すと、ブリスタは典型的な濃度減衰曲線を辿り、ブリスタのレベルが通常となるまで7日間を要した。
本書において提案される、間隙142内に停滞している溶融ガラスを流動させる方法は、間隙142内の溶融ガラス108aを能動加熱する工程を含む。図4および5に示されているように、間隙142を横切って加熱回路150を接続して、間隙142内の溶融ガラス108aに熱を供給するように操作してもよい。加熱回路150を操作して間隙142に熱を供給するのは、図4に示されているように、送出管122の出口端143が受入槽132のガラスライン145よりも上方にあるときでもよいし、あるいは図5に示されているように、送出管122の出口端143が受入槽132のガラスライン145よりも下方にあるときでもよい。溶融ガラス108aが間隙142内に存在しているとき、間隙142に供給される熱が間隙142内の溶融ガラス108aを流動させ、熱が間隙142に加えられなかった場合よりも迅速に、溶融ガラス108aを間隙142から主ガラス流108へと流れ入らせることになる。
溶融材料108が送出管122から受入槽132へと流れている間、熱は間隙142に断続的に、例えば、間隙142内に欠陥のあるガラス(または他の溶融材料)が停滞していることが分かっているときに供給してもよいし、あるいは連続的に供給してもよい。1つの非限定的な例においては、溶融ガラス108が送出管122から受入槽132へと流れ始めるとすぐに熱を間隙142に供給し、そして選択的には、それ以降に供給する。1つの非限定的な例においては、溶融ガラス108が間隙142を満たし始めるとすぐに、熱を間隙142に供給する。1つの非限定的な例においては、間隙142内の溶融ガラスがある欠陥レベルを有するまで、例えば、受入槽13内の大量の溶融ガラス108と本質的に同等の含有物レベルを有するまで、熱を間隙142に供給する。1つの非限定的な例においては、送出管122の出口端143が受入槽132の溶融材料108に沈められた後に、熱を間隙142に供給する。1つの非限定的な例においては、受入槽132内の溶融ガラス108全体の温度を著しく上昇させないよう、間隙142に供給される熱は実質的に間隙142に限定される。1つの非限定的な例において、熱は間隙142内に均一に分配される。
加熱回路150は種々の手法で提供することができる。一例において、加熱回路150は交流(AC)電力供給源152を含む。交流電力によれば、大電流密度でガラス溶融物が電気分解を受けないであろうという利点を有し、すなわちこの電気分解がガラス内に気泡や他の好ましくないブリスタを生成し得る。一方、直流(DC)は容易にガラス溶融物を電解し得、ガラスの特定の成分を減少または酸化させて、ブリスタおよび/またはO2含有物などの含有物をガラス内に生じさせる可能性がある。AC電力供給源152と送出管122との間には、接続線154が設けられる。接続線154を送出管122に直接設けることが困難あるいは不都合である場合には、代わりにAC電力供給源152と送出槽118との間に接続線154を設けてもよい。送出管122が送出槽118と接している場合、送出槽118に設けられた接続線は送出管122に設けられた接続線と同様ということになる。受入槽132とAC電力供給源152との間には、接続線158が同様に設けられる。接続線158は接地線でもよい。一例において、送出管122および受入槽132は電流伝導性の材料から作製される。別の例において、少なくとも、送出管122の排出口端部138、および受入槽132の注入口端部140は、導電性材料から作製される。1つの非限定的な例において、少なくとも、送出管122の排出口端部138、および受入槽132の注入口端部140は、白金合金から作製される。典型的には、送出管122および受入槽132の材料は、溶融材料108と反応しない材料である。
溶融材料が送出管122から空の受入槽132へと最初に送出されるとき、受入槽132内のガラスラインは事実上、受入槽132の底部に位置し、そして送出管122の出口端143と受入槽132内のガラスレベルとの間の空の空間は比較的大きい状態となっている。送出管122の出口端と受入槽132の底部との間で溶融ガラス108の連続流が確立されると、送出管122と受入槽132との間で加えられる電圧が回路ループを形成し、流れる電流で溶融ガラス108を加熱することができる。受入槽132のガラスレベル145が上昇すると、送出管122の出口端143と受入槽132のガラスレベル145との間の空の空間は、図4に示すように徐々に減少する。最終的に、送出管122の出口端143は図5に示すように受入槽132の溶融ガラス108内に沈み、このため溶融ガラスが間隙142内に入る。加熱回路150により送出される電流は、間隙142内の全ての溶融ガラス108aを通過することになる。
図5を参照すると、溶融ガラスが送出管122から受入槽132へと流れるとき、さらに新たな溶融ガラスが、送出管122の出口端143から受入槽132のガラスライン145の下方へと注入されることになる。間隙142内の溶融ガラス108aに能動加熱を加えない場合には、間隙142内の溶融ガラス108aは相対的に停滞しがちになり、すなわち受入槽132に導入される新たなガラス流では押し流し難い。電流を間隙142内の溶融ガラス108aに、例えば、加熱回路150を用いて通すと、間隙142内の溶融ガラス108aを高温に加熱して粘度を低下させることができ、このため下に存在している溶融ガラス流で溶融ガラス108aを押し流すことが大幅に容易になる。
一般に、電流はAC電力供給源152から送出管122へと流れ、送出管122を下って環状の間隙142内の溶融ガラス108aを通り、そして受入槽132を通って出て行く。一例において、加熱回路150はAC電流を主に間隙142内に発し、供給された熱を実質的に間隙142に限定する。間隙142内のガラスの比較的高い局部抵抗により、電力の大部分は間隙142内で消散する。間隙142内の溶融ガラス108aの質量は小さいため、この質量の加熱は非常に速く短時間で行うことができる。間隙142内の溶融ガラスを加熱するために必要な電圧量は、間隙142内の溶融ガラスの電気抵抗に依存し、このためさらに、送出管122が受入槽132内の溶融ガラス108に沈んでいる深さに依存することになる。一例において、間隙142への熱の供給は、間隙142内の溶融ガラスの温度を約20℃以上、特定の実施形態では少なくとも25℃、特定の実施形態では少なくとも30℃、特定の実施形態では少なくとも40℃、特定の実施形態では少なくとも50℃、上昇させるものを含む。
間隙142に熱を供給する他の方法、あるいは間隙142内の溶融ガラス108aを特異的に加熱する他の方法を使用してもよい。例えば、溶融ガラス108と反応しない適当な材料で作製された抵抗性のフィラメントループを間隙142内に配置して、溶融ガラス108aを加熱してもよい。フィラメントを適当な電源に接続し、熱を間隙142に送ってもよい。誘導加熱など、間隙142内の溶融ガラス108aを加熱する他の形の加熱法を使用してもよい。
本発明について、限られた数の実施形態を参照してこれまで説明してきたが、本書において開示した本発明の範囲から逸脱しない他の実施形態を考案できることは、本開示から利益を得る当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲は、添付の請求項によってのみ限定されるべきである。
108 主ガラス流
108a 溶融ガラス
122 送出管
132 受入槽
138 排出口端部
140 注入口端部
142 間隙
143 出口端
145 ガラスライン
150 加熱回路
152 AC電力供給源

Claims (6)

  1. 排出口端部を備えた送出管から、注入口端部を備えた受入槽へと、溶融材料を送出する方法であって、
    (A)前記送出管の前記排出口端部と前記受入槽の前記注入口端部との間に間隙が存在するように、さらに、前記溶融材料が、前記受入槽の前記注入口端部から溢れることなく、前記送出管の前記排出口端部から出て前記受入槽の前記注入口端部に入ることができるように、前記送出管および前記受入槽を配列するステップ、
    (B)溶融材料を前記送出管へと送出し、さらに該溶融材料を、前記送出管から前記受入槽内へと流入させるステップ、および、
    (C)前記間隙内に存在している前記溶融材料を加熱して、該溶融材料の流動を促進するステップ、
    を含み、
    前記溶融材料が導電性であり、かつステップ(C)が、前記間隙内に存在している前記溶融材料に電流を通すステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記溶融材料が溶融ガラスを含み、かつ前記送出管が下降管であり、さらに前記受入槽が、フュージョンドロープロセスにおけるアイソパイプの入口管であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. ステップ(C)が、前記間隙内に存在している前記溶融材料の温度を、約20℃以上、上昇させるステップを含むことを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 前記電流が、交流電流であることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の方法。
  5. 前記間隙内に存在している前記溶融材料に捕捉されている含有物のレベルが、前記送出管の前記排出口端部から直接出ている前記溶融材料に捕捉されている含有物のレベルと本質的に同様になるように、ステップ(C)が十分な時間に亘って実行されることを特徴とする請求項1からいずれか1項記載の方法。
  6. 溶融材料を送出する装置であって、
    (i)排出口端部を有する送出管、
    (ii)注入口端部を有する受入槽であって、該注入口端部が、前記送出管の前記排出口端部から出る前記溶融材料を受け取ることが可能なものであり、かつ該注入口端部が、前記送出管の前記排出口端部と該受入槽の該注入口端部との間に間隙が存在するようにして前記送出管に対して配置させることが可能なものである、該受入槽、および、
    (iii)前記溶融材料が前記送出管の前記排出口端部と前記受入槽の前記注入口端部との間の前記間隙を満たしている場合に、該間隙内の前記溶融材料を特異的に加熱することが可能なデバイス、
    を備え
    前記デバイス(iii)が、前記送出管の前記排出口端部と前記受入槽の前記注入口端部との間の前記間隙を満たしている前記溶融材料にAC電圧を供給するよう適合された、AC電力供給源を含むことを特徴とする装置。
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