JP5517883B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像素子の製造に起因する欠陥画素を有する画像データの補正処理を行う画像処理装置及び画像処理方法に関する。
固体撮像素子は、その製造工程等に起因して、入射光に適正に反応しない等の欠陥素子が含まれていることがある。このような欠陥素子が全くない固体撮像素子を製造することは困難である。
このため、従来の固体撮像素子を利用した機器では、固体撮像素子の欠陥素子から出力された欠陥画素データを、一次元または二次元フィルタを使用して補正する手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このフィルタを使用して補正する手段では、欠陥画素データと同一の色情報を持った周囲の正常な画素(参照画素)から得られる画素データを利用して補正する。
しかしながら、このフィルタを使用して補正する手段では、画像データ全域に補正を行う際に、欠陥画素が画像データの端部に位置した場合に、参照画素の一部が存在しない為、補正できないという問題があった。
そこで、フィルタの参照画素の一部が存在しない場合には、存在しない参照画素の位置に端部のデータを外挿し、擬似的に参照画素を生成することでフィルタを使用する手段が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−324908号公報 特開2006−094160号公報
しかしながら、従来のフィルタの参照画素の一部が存在しない場合の補正手段では、フィルタの擬似的な参照画素としての不足画素を、端部の有効画素データをコピーして埋め合わせる処理が必要となる。この不足画素を有効画素からコピーする処理の最中には、画像データの入力を停止させなければならないので、全体のパフォーマンスが低下することになる。さらに、この補正手段では、画像データの入力を停止させるフロー制御と、それに付随する制御回路とが必要となり、回路が複雑化してしまう。
本発明の目的は、補正対象画素の周辺にある有効な参照画素のデータを利用し、フィルタによる補正処理を迅速かつ簡易に実行できる画像処理装置及び画像処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、撮像素子の設定された範囲内の画素から読み出される有効領域データ、及び、前記有効領域データの値を補正するため前記撮像素子の設定された範囲外の画素から読み出される無効領域データを含む画像データを取り込む取得手段と、前記撮像素子に含まれる欠陥画素の位置を示す第1の信号と、前記撮像素子に含まれる前記設定された範囲外の画素の位置を示す第2の信号と、を重ね合わせて欠陥判定画素の位置を示す欠陥画素判定信号を生成する信号生成手段と、前記画像データの着目する画素が、前記欠陥画素判定信号により欠陥判定画素であると示された画素である場合に、前記着目する画素の周辺に位置する画素のうちの前記欠陥画素判定信号により欠陥判定画素であると示されていない画素における前記画像データの値を用いて、前記画像データの前記着目する画素の値を補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、補正対象画素の周辺にある有効な参照画素のデータを利用し、フィルタによる欠陥画素の補正処理を迅速かつ簡易に実行できる画像処理装置及び画像処理方法を提供できる。
本発明の第1実施の形態に係わる撮像装置における要部の概略構成を示すブロック図である。 (a)(b)及び(c)は、欠陥判定画素の概念を示す説明図である。 (a)(b)及び(c)は、無効領域データおよび周辺参照領域の概念を示す説明図である。 本発明の第1実施の形態に係わる欠陥画素補正処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施の形態に係わる補正方法決定部で判断する欠陥画素位置のパターンを示した概略説明図である。 本発明の第1実施の形態に係わる欠陥画素補正部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施の形態に係わる撮像装置における撮影処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施の形態に係わる撮像装置における、センサーマップ上の二次元フィルタの位置を示すセンサーマップである。 本発明の第2実施の形態に係わる撮像装置における、センサーマップ上の別の二次元フィルタの位置を示すセンサーマップである。 本発明の第2実施の形態における、デジタル信号処理部内の各ブロックでの出力をセンサーマップで表現した概念説明図である。
(第1実施の形態)
以下、本発明の画像処理装置及び画像処理方法の第1実施の形態に係わる撮像装置について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において本発明に直接関係のない部分は、図示及びその説明を省略する。
図1の撮像装置のブロック図で、100は、本第1実施の形態に係わる撮像装置の本体である。この撮像装置100は、撮像素子102から出力される二次元の画像データに発生する欠陥画素を適切に補正して、良好な画像を出力させる機能を備える。
この撮像装置100は、図1に示すように、光学レンズ101を通った光を撮像素子102に結像させる。この撮像装置100では、撮像データ入力I/F111が撮像素子102を駆動させるための同期信号をTG(タイミングジェネレーター)105に出力する。
このTG105は、撮像素子102を駆動させ、結像された二次元の画像をアナログ処理回路103に出力する。アナログ処理回路103は、非線形増幅処理などを行い、A/D変換器104に出力する。A/D変換器104は、アナログ処理回路103から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号処理部114に出力する。
デジタル信号処理部114は、欠陥画素データをDRAM(記憶部)109から読み出し、前記デジタル信号に対して欠陥画素補正を行い、同時化処理やノイズ低減処理を行った上で、JPEG等の圧縮ファイルに変換する。変換された前記デジタル信号は、操作表示部106又は着脱可能なメディア107に出力される。
また、この撮像装置100は、各種演算を行うと共に装置全体の制御を司るCPU108を備える。このCPU108には、ROM110が接続されている。このROM110には、CPU108にプリフェッチされるデータが格納されており、撮像装置100が起動する時にCPU108に出力される。また、ROM110は、CPU108を介してDRAM(記憶部)109に撮像素子102に含まれる欠陥画素データを出力する。
この撮像装置100で用いられる撮像素子102は、二次元イメージセンサーとして構成されている。この撮像素子102は、画面を構成する水平及び垂直方向に二次元的に画素を形成する不図示の画素を配列した感光部と各画素にて生成される電荷を電気信号に変換してアナログの電気信号として出力する出力アンプとを備える。
この撮像素子102の各画素は、原色系カラーフィルタを有しており、例えば赤色(R)を検出する画素と、緑色(G)を検出する画素と青色(B)を検出する画素が含まれる。本実施の形態では、ベイヤー配列を前提に説明する。この撮像素子102では、製造工程で発生する構造上の欠陥画素が存在する。ここで言う欠陥画素とは、通常の画素に対して入射光に反応しない画素や、入射光がなくても異常に多い暗電流を発生する画素を指す。
このROM110に含まれる欠陥画素の位置を特定する欠陥画素データは、撮像素子102の製造メーカーから供給され又は撮像装置100の製造工程上で判別されて、ROM110に記録される。
この撮像素子102から出力されたアナログの電気信号は、アナログ処理回路103へ入力される。アナログ処理回路103は、撮像素子102に含まれる伝送路上のノイズなどを除去するCDS回路や非線形増幅回路などを備えている。アナログ処理回路103は、入力されたアナログ電気信号に対して前記CDS回路や非線形増幅回路による処理を行った結果をA/D変換器104に出力する。
A/D変換器104は、撮像素子102から出力され、アナログ処理回路103で処理されたアナログ電気信号をデジタル電気信号(画素信号)に変換し、デジタル信号処理部114に出力する。
次に、本実施の形態に係わる撮像装置100で撮影を行う際のCPU108の具体的な動作について図7のフローチャートを参照して説明する。
この撮像装置100では、ユーザーが電源スイッチをONにする等して撮影を開始するための操作を行うと、撮影処理の動作が開始する。そして、CPU108は、ROM110から欠陥画素データを読み出し、DRAM(記憶部)109に出力する。これと共に、CPU108は、露光時間などの設定をROM110から読み出し、撮像装置100の各ブロックに動作を設定する(ステップS700)。前記各ブロックとは、図1に示される撮像装置100の全ブロックである。
次に、CPU108は、光学レンズ101を駆動させ、被写体にピントがあうように駆動させる(ステップS703)。
次に、CPU108は、撮像を開始するまで待機する(ステップS704でNO)。そして、撮像開始と判定した場合(ステップS704でYES)にステップS705へ進む。また、撮像を開始するための手段には、スイッチ操作での撮像制御開始又はセルフタイマの如く所定の時間になったときに撮影が開始されるようにする手段を利用できる。
次に、CPU108は、TG105を制御して撮像素子102の初期化を行わせる。これと共に、CPU108は、撮像データ入力I/F111を制御して、撮像素子102から出力される画像信号を蓄積可能な状態にセットさせる(ステップS705)。
次に、CPU108は、不図示の光学レンズ101の前面にあるシャッタを開き、撮像素子102に露光を開始するよう制御する(ステップS706)。この時、撮像データ入力I/F111は、TG105に、例えばVD,HDのような同期信号を出力する。
次に、CPU108は、シャッタが開いてから露光時間がステップS700で設定された時間だけ露光されるまで待機する(ステップS707でNO)。そして、CPU108は、露光時間が設定時間に達したと判定したとき(ステップS707でYES)に、ステップS708に進みシャッタを閉じ、撮像素子102の露光を終了する(ステップS708)。すると、撮像素子102から出力されたアナログデータ信号は、アナログ処理回路103に入力され信号処理されてA/D変換器104に出力されデジタル電気信号(画素信号)に変換され、デジタル信号処理部114に出力される。
次に、CPU108は、デジタル信号処理部114を制御して画像処理を実行させる(ステップS709)。
次に、CPU108は、デジタル信号処理部114で処理された画像を、操作表示部106に表示し、あるいはメディア107に記録して、この撮影処理を終了する。
次に、本実施の形態の撮像装置100におけるデジタル信号処理回路であるデジタル信号処理部114の構成について説明する。
このデジタル信号処理部114は、撮像データ入力I/F111と、欠陥画素補正処理回路112と、信号処理回路113とを備える。
この撮像データ入力I/F111は、撮像素子102の出力に応じて、画像データを取り込み、取得した画像データに、後述する有効領域データなのか無効領域データなのかを示す信号(領域判別データ)を加え、欠陥画素補正処理回路112に出力する。
欠陥画素補正処理回路112は、撮像素子102の出力に含まれる欠陥画素を補正する。
また、信号処理回路113は、欠陥画素補正処理回路112からの出力に対して信号処理を行う。この信号処理では、同時化やノイズ低減処理やJPEG等の圧縮を行う。
次に、欠陥画素補正処理回路112による処理内容について、図3を参照して説明する。
図3(a)は、撮像データ入力I/F111から出力される画像データを示している。この図3(a)に示す画像データ303は、撮像データ入力I/F111から出力される二次元画像データである。有効領域データ300は、撮像素子102の予め設定された範囲内の画素から読み出され、メディア107に書き込む画像データの元となる画像データである。
また、この図3(a)に示す無効領域データ302は、撮像データ入力I/F111から出力される有効領域データではない部分の画像データであり、一般的にオプティカルブラックなどメディア107に書き込まれることのない領域の画像データである。この無効領域データ302は、撮像素子102の特性に起因する有効領域データ300の値の誤差を補正するためのデータを生成するために使用されるため、撮像データ入力I/F111から出力される。
この図3(a)に示す周辺参照領域301は、補正対象画素304を補正するための周辺参照画素305の範囲である。本第1実施の形態では、補正対象画素304を中心として3×3画素を含む範囲を周辺参照領域301としている。
また、図3(b)は、周辺参照画素305内の補正対象画素304と周辺参照画素305の位置を示した図である。この補正対象画素304は、欠陥画素であれば後述の周辺参照画素305によって補正される画素である。この周辺参照画素305は後述の周辺参照領域301に配置される補正対象画素304と同一の色情報を持った画素である。
この欠陥画素の補正の具体的な動作では、補正対象画素304が、撮像データ入力I/F111からの出力に同期して画像データ303の範囲で走査される。このとき、補正対象画素304が欠陥画素である場合には、欠陥画素補正処理回路112で補正処理が行われる。
次に、欠陥画素補正処理回路112の詳細について、図4を参照して説明する。
この欠陥画素補正処理回路112は、欠陥画素判定部401と無効画像データ検出部402と欠陥画素補正部400を有する。
この欠陥画素補正処理回路112の無効画像データ検出部402は、撮像データ入力I/F111から出力される不図示の同期信号と領域判別データ404に基づいて、画像データ303が無効領域データ302なのかどうかを検出する。領域判別データ404は無効領域データ302を出力する画素のアドレスを示すデータであり、無効画像データ検出部402は同期信号をカウントすることで、どのアドレスの画素の画像データ303が読み出されているのかを識別する。無効画像データ検出部402は、識別したアドレスが無効領域データ302を出力する画素のアドレスと一致する場合に、その画素における画像データ303が無効領域データ302であると判定することで、無効領域データ302を検出する。そして、無効画像データ検出部402は、無効領域データ302であることを検出した場合には、OR回路408に、その画素における画像データ303が無効領域データ302であることを示す二値の無効画像データ検出信号406を出力する。
この無効画像データ検出信号406に対応する画素のセンサーマップ上での具体的な位置は、図3(c)に示す通りである。
欠陥画素補正処理回路112の欠陥画素判定部401は、撮像データ入力I/F111から出力される不図示の同期信号と、DRAM(記憶部)109から読み出される欠陥画素データ403に基づいて、欠陥画素による画像データであるかどうかを判定する。欠陥画素データ403は欠陥画素のアドレスを含んでおり、欠陥画素判定部401は同期信号をカウントすることで、どのアドレスの画素の画像データ303が読み出されているのかを識別する。欠陥画素判定部401は、識別したアドレスが欠陥画素データ403の示す画素のアドレスと一致する場合に、その画素における画像データ303が欠陥画素から出力された画像データであると判定する。そして欠陥画素判定部401は、欠陥画素から出力された画像データであると判定した場合に、OR回路408に、その画素における画像データ303が欠陥画素から出力されたものであることを示す二値の欠陥画素検出信号407を出力する。
OR回路408は、欠陥画素検出信号407と無効画像データ検出信号406の少なくともいずれかが入力された場合に、欠陥画素判定信号405を欠陥画素補正部400に出力する信号生成部として機能する。つまり、OR回路408は、欠陥画素検出信号407と無効画像データ検出信号406の論理和を出力する。この欠陥画素判定信号405は、第1の信号としての欠陥画素検出信号407と第2の信号としての無効画像データ検出信号406を重ね合わせた、欠陥画素判定データ(欠陥画素判定用のデータ)として生成される。欠陥画素判定信号405によって、撮像素子102の欠陥画素、または、撮像素子102の設定された範囲外の画素の、いずれかであると判定された画素を、欠陥判定画素と呼ぶことにする。この欠陥判定画素から出力された画像データは、この欠陥画素判定信号の値に置換される。あるいは、欠陥画素判定信号405が生成された画素から出力された画像データに、その旨を示すフラグを付与するようにしてもよい。
ここで、センサーマップ上の欠陥画素判定信号405に置換された画素の位置について、図2を参照して説明する。図2(a)は、欠陥画素検出信号407に対応する画素をセンサーマップ上に配置した概念図である。図2(b)は、図3(c)で示した無効画像データ検出信号406に対応する画素をセンサーマップ上に配置した概念図である。図2(c)は、図2(b)上に図2(a)の図を重ね合わせた部分を欠陥画素判定信号405に対応する画素としたものを示す。この図2(c)は、図2(a)に示される欠陥画素検出信号407に対応する画素の位置と図2(b)に示される無効画像データ検出信号406に対応する画素の位置を網羅するように生成される。
上述のように生成された欠陥画素判定信号405に基づいて、欠陥画素補正処理回路112の欠陥画素補正部400は、画像データ303を補正処理して出力する。
この欠陥画素補正部400は、図6に示すように構成されている。この欠陥画素補正部400は、バッファ601とデータ補正部600と補正方法決定部602とから構成される。
このバッファ601は、画像データ303、欠陥画素判定信号405におけるデータ補正部600、又は、補正方法決定部602で使用される二次元フィルタ分のデータを、保持する回路である。
この欠陥画素補正部400の補正方法決定部602は、データ補正部600の補正方法を決定するブロックである。この補正方法決定部602が補正方法を決定する為の動作について、図5の(a)〜(n)を参照して説明する。
図5中、×印は、欠陥画素判定信号に置換された欠陥判定画素500を示している。この欠陥判定画素500はバッファ601から出力される欠陥画素判定信号405の二次元フィルタ上の位置を示している。
また、図5(a)〜図5(n)は補正対象画素304、あるいは周辺参照画素305のどの画素が欠陥判定画素500なのかを示している。特に図5(e)は上辺、図5(f)は右辺、図5(g)は下辺、図5(h)は左辺、図5(k)は左辺と上辺、図5(l)は上辺と右辺、図5(m)は右辺と下辺、図5(n)は下辺と左辺が、欠陥判定画素500となる。すなわち、上述の範囲は、無効領域データ302を出力する画素であった際に、補正方法決定部602が欠陥判定画素500と判別する範囲となる。
補正方法決定部602は、図5(a)〜図5(n)に含まれる欠陥判定画素500の位置を判別し、補正対象画素304が欠陥判定画素であればデータ補正部600でデータ補正処理を行う。また補正方法決定部602は、補正対象画素304が欠陥判定画素500でなければデータ補正処理を行わない。
このデータ補正処理を行う際に周辺参照画素305の位置に欠陥判定画素500があった場合には、欠陥判定画素500の存在しない周辺参照画素305からのみ欠陥画素補正処理を行うようにデータ補正部600に補正方法を通知する。この通知を受けたデータ補正部600は、補正方法決定部602からの通知に基づいて二次元フィルタを決定し、補正処理を行って出力する。
このように、補正方法決定部602は、データ補正部600が欠陥画素又は無効領域データではない画素を対象として補正を行うようにする。
以上説明したように、本実施の形態に係わる欠陥画素補正処理回路112では、無効領域データ302を、欠陥画素から出力された画像データと同様に、欠陥判定画素から出力された画像データとして扱う。このため、この欠陥画素補正処理回路112では、端部データをコピーする等して参照画素を擬似的に生成すること無しに、適切な欠陥画素補正処理を行うことができる。
なお、本実施の形態では、欠陥画素判定部401は、DRAM(記憶部)109から読み出される欠陥画素データ403に基づいて欠陥画素検出信号407を生成している。欠陥画素判定部401は、これに限られるものではなく、着目している画素が欠陥画素であるかどうかを、その周囲の画素のレベルとの比較結果から判定するように構成しても良い。
要するに、本第1実施の形態では、無効画像データ検出部402が、撮像素子102に含まれる欠陥画素の位置を特定した欠陥画素検出信号407を出力する。
これと共に、無効画像データ検出部402は、領域判別データ404に基づいて、無効領域データ302を検出し、無効領域データ302であることを示す無効画像データ検出信号406を出力する。本第1実施の形態では、無効画像データ検出信号406に対応する画素のセンサーマップ上での具体的な位置が、図3(c)に示すように、全画像データ303における最外周(四辺)に位置する1画素の列となる。なお、無効領域データ302を出力する画素からなる領域は、画像データである有効領域データ900を出力する画素からなる領域の範囲外のものとなる。
そして、欠陥画素検出信号407と、無効画像データ検出信号406とを重ね合わせて、欠陥画素判定信号405を生成する。
欠陥画素補正部400では、撮像素子から出力される画像データにおける、欠陥画素判定信号405に基づいて補正方法決定部602で特定された欠陥判定画素500に対し、データ補正部600によってデータ補正処理が実行される。
この処理に当たって、欠陥画素補正部400の補正方法決定部602は、周辺参照画素305の位置に欠陥判定画素500が有るか否かを検出する。そして、補正方法決定部602は、欠陥判定画素500を検出した場合に、欠陥判定画素500の存在しない周辺参照画素305のみを利用して欠陥画素補正処理を行うようにデータ補正部600に補正方法を通知する。
データ補正部600は、補正方法決定部602の通知に従って二次元フィルタ処理等の信号処理を実行する。
このように実行される二次元フィルタ処理等の信号処理では、撮像素子102に含まれる欠陥画素が有効領域データ300を出力する範囲内に位置するときにのみ、二次元フィルタ処理等の信号処理が実行される。
これと共に、二次元フィルタ処理等の信号処理は、有効領域データ300を出力する範囲内に位置する周辺参照画素305のみを利用して実行される。なお、二次元フィルタ処理等の信号処理では、例えば、有効領域データ300の範囲内に位置する周辺参照画素305が複数あるときにこれらの平均値を利用し、単数であるときに、周辺参照画素305そのものの値を利用しても良い。あるいは、有効領域データ300の範囲内に位置する周辺参照画素305が複数あるときに、補正対象画素304を中心とした複数方向の相関を求め、相関の高い方向に位置する画素を優先的に用いて補正対象画素の値を補正するようにしてもよい。また、二次元フィルタとして縦横3画素の例をあげて説明したが、これに限られるものではなく、周知の様々な二次元フィルタを適用できる。例えば、縦横5画素、又は、縦横7画素のようにフィルタのタップ数を増やしても構わない。あるいは、同色の画素だけでなく、二次元フィルタ上の領域の画像の彩度に応じて、同色及び異色の画素から求めた補正値を混合するようにしても構わない。上述の例では緑色(G)を検出する画素を例に挙げて説明を行ったが、青色(B)または赤色(R)を検出する画素についても、周知のように、同様の方法によって補正対象画素の値を補正することが可能である。また、二次元フィルタの代わりに、着目する画素の縦あるいは横方向のいずれかに位置する画素の値を参照する一次元フィルタを用いる構成としてもよい。
上述のように実行されるフィルタ処理では、存在しない参照画素の位置に端部のデータを外挿し、擬似的に参照画素を生成するといった負担の大きな処理を必要としない。よって、本第1実施の形態の構成によれば、フィルタによる補正処理を迅速かつ簡易に実行できる。
(第2実施の形態)
次に、本発明の第2実施の形態に係わる撮像装置について図面を参照しながら説明する。本第2実施の形態に係わる撮像装置においても、欠陥画素補正処理回路112が欠陥画素検出信号407と無効画像データ検出信号406とを重ね合わせて欠陥画素判定信号405を生成する。そして、欠陥画素補正部400がこの欠陥画素判定信号に基づいて、入力される画像データの補正を行うものとする。
本第2実施の形態に係わる撮像装置を説明するに当たって、前述した本第1実施の形態に係わる撮像装置と比較し、同等の構成部分の説明を省略し、要旨に係わる異なる構成部分を主として説明する。
この撮像装置におけるデジタル信号処理部114に含まれる各ブロックからの出力データについて、図10を参照して具体的に説明する。
この図10は、デジタル信号処理部114の撮像データ入力I/F111、欠陥画素補正処理回路112、信号処理回路113の各ブロックから出力されるデータの範囲に着目して、センサーマップで表すものである。
図10(a)は、本第2実施の形態に係わる撮像装置の構成におけるデジタル信号処理部114の出力データを示している。この図10(a)で画像データ803は、有効領域データ800と余分画素データA801から構成されている。この有効領域データ800は、メディアに記録される画像領域である。また、ここでいう余分画素データA801とは、第1実施の形態で無効領域データと表現していた画素から出力される画像データであり、有効領域データ800を出力する画素のうち端部に位置する画素に対して演算を行う際に参照画素となるものである。この余分画素データA801は、有効領域データ800を欠陥画素補正処理する際に参照される分だけを余分として持つ領域である。
このデジタル信号処理部114では、欠陥画素補正処理回路112で使用する二次元フィルタを3×3とする。このデジタル信号処理部114では、余分画素データAの領域を、有効領域データ800に対して、上下左右に1画素分とし、撮像データ入力I/F111から出力される領域判別データで判断されるようにする。
次に、本第2実施の形態に係わる撮像装置の構成におけるデジタル信号処理部114における具体的な動作について説明する。本第2実施の形態に係わる撮像装置は、画像データをラスター読み出しする構成であるものとする。すなわち、あるラインの最後の画素から出力された画像データに続いて、その次のラインの先頭の画素から出力された画像データを読み出すものとする。
このデジタル信号処理部114では、撮像データ入力I/F111から欠陥画素補正処理回路112に画像データ803が出力される。すると、欠陥画素補正処理回路112は、入力された画像データ803の余分画素データA801を欠陥判定画素として扱うことで、端部の画素をコピーする回路を必要とせずに、二次元フィルタを使用した欠陥画素補正処理を行う。そして、欠陥画素補正処理回路112は、欠陥画素補正処理されることによって生成された有効領域データ802を、信号処理回路113に出力する。
図8は、欠陥画素補正処理回路112で二次元フィルタの参照範囲が端部にある際の状態を示す。補正対象画素804を中心として、その周辺に位置する同色画素G0乃至G3が周辺参照画素805である。この図8で、811は、補正対象画素804が有効領域データ800内に存在し、かつ一部の周辺参照画素805が余分画素データA801に存在する際の、二次元フィルタの各画素の状態を示す。この状態で、欠陥画素補正処理回路112は、周辺参照画素805のうちのG0とG2が余分画素データA801となっているため、周辺参照画素G0とG2のデータを欠陥判定画素とみなし、周辺参照画素G1とG3から補正対象画素804を補正する。もちろん、周辺参照画素G1とG3のいずれかが欠陥画素であり、欠陥判定画素として扱われているのであれば、その画素は補正対象画素804の補正には用いられない。
この図8で、812は、補正対象画素804が余分画素データA901に存在し、かつ一部の周辺参照画素805が、画像データ803の見た目上の出力外にあるときの、二次元フィルタの各画素の状態を示す。この図8では、見た目上は一部の周辺参照画素805が画像データ803の外側に位置する。
ここで、上述したように、本第2実施の形態では撮像装置は画像データ803をラスター読み出しする構成である。そのため、周辺参照画素G2は補正対象画素804が存在するラインの最後の画素に相当し、周辺参照画素G0は周辺参照画素G1が存在するラインの1つ前(上)のラインの最後の画素に相当する。欠陥画素補正処理回路112は、周辺参照画素805のうちのG0とG2が余分画素データA801となっているため、周辺参照画素G0とG2のデータを欠陥判定画素とみなし、周辺参照画素G1とG3の平均値を用いて補正対象画素804の値を置換する。
本第2の実施形態では上述の二次元フィルタを用いれば、余分画素データA801のいずれにおいても、その値を有効領域データ800に存在する画像データのみから演算された値に置換できる。そのため、全ての余分画素データA801が有効領域データに置換されたものとみなせる画像データを生成することができる。これにより、この欠陥画素補正処理回路112からは、結果的に有効領域データが上下左右に1画素分ずつ広がった画像データ814が出力され、この画像データ814が信号処理回路113に入力される。信号処理回路113は、例えば二次元フィルタを用いてノイズ低減処理を行う場合には、画像データ803よりも有効領域データの範囲が広がった画像データ814を用いることができる。つまり、信号処理回路113は、画像データ814を有効領域データ800の外側に疑似的な参照画素が付与された画像データとみなして、ノイズ低減処理を施した画像データを生成することが可能となる。信号処理回路113は複数の信号処理を施した画像データから、有効領域データ800に相当する領域を切り出して、画像データ815として出力すればよい。
図10に戻り、図10(b)で画像データ903は、有効領域データ900と余分画素データA901と余分画素データB902とで構成されている。
ここで、有効領域データ900と余分画素データA901とについては、前述した図10(a)に示す内容と同じである。この余分画素データB902は、余分画素データAに対して、さらに上下左右の外側に1画素ずつ余分画素を付け加えたものである。
後述する図9と図10(b)に示す例においては、欠陥画素補正処理回路112で使用する二次元フィルタを5×5とする。このデジタル信号処理部114では、余分画素データA901及び余分画素データB902を合わせた領域を、有効領域データ800に対し上下左右に2画素分とし、撮像データ入力I/F111から出力される領域判別データでこれらの画素が判断されるようにする。
次に、本第2実施の形態に係わる撮像装置におけるデジタル信号処理部114の具体的な動作について説明する。
このデジタル信号処理部114における撮像データ入力I/F111は、欠陥画素補正処理回路112に画像データ903を出力する。すると、欠陥画素補正処理回路112は、余分画素データA901と余分画素データB902の部分を欠陥判定画素として扱い、欠陥画素補正処理されることによって生成された画像データ914を信号処理回路113に出力する。
図9は、欠陥画素補正処理回路で二次元フィルタの参照範囲が端部にある際の状態を示す。補正対象画素904を中心として、その周辺に位置する同色画素が周辺参照画素905(G0乃至G11)である。この図9で、911は、補正対象画素904が有効領域データ900内に存在し、かつ一部の周辺参照画素905が余分画素データA901に存在する際の、二次元フィルタの各画素の状態を示す。この状態では、参照画素G0、G2、G4、G7及びG9が余分画素データA901または余分画素データB902となっている。そこで、欠陥画素補正処理回路112は、これらの周辺参照画素のデータを欠陥判定画素とみなし、残りの周辺参照画素G1、G3、G5、G6、G8、G10及びG11から補正対象画素304を補正する。例えば、補正対象画素804との距離が近い周辺参照画素ほど重み付けを大きくして加算平均することで、補正対象画素304の補正値を求めれるようにすれば良い。
この図9で、912は、補正対象画素904が余分画素データA901に存在し、かつ一部の周辺参照画素905が、画像データ903の見た目上の出力外にあるときの、二次元フィルタの各画素の状態を示す。本第2実施の形態では撮像装置は画像データ903をラスター読み出しする構成であるため、周辺参照画素G4、G7及びG9は、各々がG6、G8及びG11が存在するラインの1つ前のラインの最後の画素に相当する。この状態で、欠陥画素補正処理回路112は、余分画素データA901及び余分画素データB902となっていない周辺参照画素G1、G3、G6、G8及びG11の平均値を用いて補正対象画素904の値を置換する。
この図9で、913は、補正対象画素904が余分画素データB902に存在し、かつ一部の周辺参照画素905が、画像データ903の見た目上の出力外にあるときの、二次元フィルタの各画素の状態を示す。この状態で、欠陥画素補正処理回路112は、余分画素データA901及び余分画素データB902となっていない周辺参照画素G6、G8及びG11の平均値を用いて補正対象画素904の値を置換する。
このように、本第2の実施形態では、上述の二次元フィルタを用いれば、余分画素データA901及び余分画素データB902のいずれにおいても、その値を有効領域データ900に存在する画像データのみから演算された値に置換できる。そのため、全ての余分画素データA901及び余分画素データB902が有効領域データに置換されたものとみなせる画像データを生成することができる。これにより、この欠陥画素補正処理回路112からは、結果的に有効領域データが上下左右に2画素分ずつ広がった画像データ914が出力され、この画像データ914が信号処理回路113に入力される。よって、信号処理回路113は、画像データ903よりも有効領域データの範囲が広がった画像データ914を用いて、ノイズ低減処理などのフィルタ処理を行うことが可能となる。信号処理回路113は複数の信号処理を施した画像データのうち、有効領域データ900に相当する領域を切り出して、画像データ915として出力すればよい。
このように、本第2実施の形態に係わるデジタル信号処理部114では、画像データの有効領域を拡大した画像データを生成し、後段の信号処理回路113に出力することができる。さらに、図8と図9の比較から理解できるように、欠陥画素補正処理回路112が用いる二次元フィルタの参照範囲を拡大するほど、より広い範囲の余分画素データを有効領域データに置換した画像データを生成することが可能となる。つまり、欠陥画素補正処理回路112が用いる二次元フィルタの参照範囲を拡大するほど、後段の信号処理回路113に参照範囲の広いフィルタ処理を行わせることが可能となる。
要するに、本第2実施の形態では、撮像データ入力I/F111から出力される画像データ903が、有効領域データ900と余分画素データとで構成されている。この有効領域データ900は、メディアに記録される画像領域である。
本第2実施の形態に係わるデジタル信号処理部114では、余分画素データの領域を、有効領域データ900に対して、上下左右に1または複数画素分とし、撮像データ入力I/F111から出力される領域判別データで判断されるようにする。
本第2実施の形態に係わる欠陥画素補正処理回路112では、第1実施の形態と同様に、欠陥画素検出信号407と無効画像データ検出信号406を重ね合わせて、欠陥画素判定信号405を生成する。
欠陥画素補正処理回路112では、欠陥画素判定信号405を対象として、補正方法決定部で特定された欠陥判定画素に対し、データ補正処理を実行する。このデータ補正処理では、欠陥画素補正処理回路112により、各々の周辺参照画素が余分画素データに存在する場合に欠陥判定画素として扱う。
さらに、このデータ補正処理では、補正対象画素が余分画素上にあったとしても、二次元フィルタ処理によって、有効領域データの範囲内に位置する周辺参照画素305から得られる値だけを利用して、補正対象画素の値を補正する。このとき、二次元フィルタが参照する範囲を広げるほど、余分画素の値が有効領域データの範囲から求めた値に補正される範囲を拡大することが可能となる。もちろん、二次元フィルタに限らず、着目する画素の縦あるいは横方向のいずれかに位置する画素の値を参照する一次元フィルタであってもよい。これにより後段の信号処理回路113は、有効領域が拡大された画像データを受け取って信号処理を行うことになるため、ノイズ低減処理等の信号処理を行う場合に、有効領域データの端部に擬似的に参照画素を生成する必要がなくなる。
111 撮像データ入力I/F
112 欠陥画素補正回路
113 信号処理回路
114 デジタル信号処理部

Claims (5)

  1. 撮像素子の設定された範囲内の画素から読み出される有効領域データ、及び、前記有効領域データの値を補正するため前記撮像素子の設定された範囲外の画素から読み出される無効領域データを含む画像データを取り込む取得手段と、
    前記撮像素子に含まれる欠陥画素の位置を示す第1の信号と、前記撮像素子に含まれる前記設定された範囲外の画素の位置を示す第2の信号と、を重ね合わせて欠陥判定画素の位置を示す欠陥画素判定信号を生成する信号生成手段と、
    前記画像データの着目する画素が、前記欠陥画素判定信号により欠陥判定画素であると示された画素である場合に、前記着目する画素の周辺に位置する画素のうちの前記欠陥画素判定信号により欠陥判定画素であると示されていない画素における前記画像データの値を用いて、前記画像データの前記着目する画素の値を補正する補正手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記補正手段は、前記画像データの着目する画素が、前記撮像素子に含まれる前記設定された範囲外の画素である場合に、撮像素子の設定された範囲内の画素のうちの前記欠陥画素判定信号により欠陥判定画素であると示されていない画素における前記画像データの値を用いて、前記画像データの前記着目する画素の値を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記補正手段にて補正された画像データに対して、ノイズ低減のためのフィルタ処理を行う信号処理手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記信号生成手段は、前記画像データを読み出す画素ごとに、前記撮像素子に含まれる欠陥画素であるか否かを判別して前記第1の信号を生成するとともに、前記撮像素子に含まれる前記設定された範囲外の画素であるか否かを判別して前記第2の信号を生成し、前記第1の信号と前記第2の信号の論理和を取ることで前記欠陥画素判定信号を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 撮像素子の設定された範囲内の画素から読み出される有効領域データ、及び、前記有効領域データの値を補正するため前記撮像素子の設定された範囲外の画素から読み出される無効領域データを含む画像データを取り込む工程と、
    前記撮像素子に含まれる欠陥画素の位置を示す第1の信号と、前記撮像素子に含まれる前記設定された範囲外の画素の位置を示す第2の信号と、を重ね合わせて欠陥判定画素の位置を示す欠陥画素判定信号を生成する工程と、
    前記画像データの着目する画素が、前記欠陥画素判定信号により欠陥判定画素であると示された画素である場合に、前記着目する画素の周辺に位置する画素のうちの前記欠陥画素判定信号により欠陥判定画素であると示されていない画素における前記画像データの値を用いて、前記画像データの前記着目する画素の値を補正する工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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