JP5516569B2 - 情報処理装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、計算機ハードウェアを制御するシステム制御ボードを冗長構成している情報処理装置に関する。
計算機ハードウェアを制御するシステム制御装置として機能するシステム制御ボードを冗長構成している情報処理装置がある。このような情報処理装置は例えば多用途に使用可能なサーバなどであり、システム制御ボードを冗長化することによって、高信頼化を実現しているシステムである。
この情報処理システムにおいて、1つのシステム制御ボードは、情報処理装置内の、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)とメモリ(記憶装置)とを有し演算処理を行うシステムボード、システムボード間のデータ転送を行うクロスバボード、及びHDD(Hard Disk Drive)やネットワーク等のI/O制御を行うI/Oボード等の計算機ハードウェアコンポーネントの制御、及び計算機ハードウェアコンポーネントの管理、監視を行う。そして、情報処理装置の制御をしている動作状態のシステム制御ボードが故障した場合に備えて、他の制御ボードは待機状態になっている。
しかしながら、システムボード、クロスバボード及びI/Oボード等の計算機ハードウェアコンポーネントと、動作状態の制御ボードが搭載しているDMA(Dynamic Memory Access)マスタ(DMA制御部)がデータ転送している間に、サーバがシステム制御ボードの切り替えを行うと、以下の問題が生じる。システム制御ボードの切り替えとともに待機状態から動作状態になったシステム制御ボード上にあるDMAマスタは、切り替えとともに動作状態から待機状態になったシステム制御ボード上にあるDMAマスタと状態が異なる。
そのため待機状態から動作状態になったシステム制御ボードは、動作状態から待機状態になったシステム制御ボードにおける動作状態をそのまま引き継ぐことができないといった問題がある。
制御機構を冗長化した情報処理システムに関連する技術として以下の文献がある。
特開2002−049502号公報
(発明が解決しようとする課題)
本発明に係る情報処理装置は、冗長化したシステム制御装置を切り替える場合、システム制御装置が実行する制御処理を効率よく移行することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本実施例に係る情報処理装置の一側面によれば、計算処理装置を制御する情報処理装置において、前記計算処理装置との間のデータ転送を制御する制御情報の送受信を指示する命令を生成する第1処理部と、前記第1処理部からの命令に応じて前記計算処理装置との間で前記制御情報の送受信をパケット単位で行う第1データ転送部とを備えた第1制御部と、前記制御情報の送受信を指示する命令を生成する第2処理部と、前記第2処理部からの命令に応じて前記計算処理装置との間で前記制御情報の送受信をパケット単位で行う第2データ転送部とを備えた第2制御部とを備え、前記第1および第2制御部の各々は、前記計算処理装置との間のデータ転送を制御するための制御レジスタと、前記計算処理装置との間のデータ転送の状態を示す状態レジスタと、前記第1および第2制御部の間で互いの動作状態を受け渡しかつ格納する二重化制御レジスタとを含み、前記第1データ転送部は、前記計算処理装置との間の前記データ転送のための前記第1データ転送部に対する設定情報を前記制御レジスタに設定する際は、前記制御レジスタに設定した前記設定情報および前記状態レジスタに格納されている前記データ転送の状態を示す状態情報を、前記パケット単位の送受信の都度、前記第2データ転送部に通知し、前記第1データ転送部は、前記第1制御部の故障を検出した場合、前記第1制御部の故障状態を前記二重化制御レジスタに書き込んで前記第2制御部に通知し、前記第2データ転送部前記二重化制御レジスタにより前記第1制御部の故障を通知された時は通知された前記第1データ転送部の最新の前記設定情報および前記状態情報に基づいて、前記計算処理装置との間の前記制御情報の送受信を前記パケット単位で引き継いで行うことにより、前記計算処理装置との間のデータ転送を続行することを特徴とする。
(発明の効果)
本発明に係る情報処理装置は、冗長化したシステム制御ボード内におけるDMA制御部間のステータスを反映することによって、冗長化したシステム制御ボードを切り替える場合、システム制御ボードが実行する制御処理を効率よく移行することができる。
本実施例に係る情報処理装置100のハードブロック図である。 本実施例に係る制御デバイス201とターゲット制御デバイス202の接続形態である。 本実施例に係る制御デバイス301とターゲット制御デバイス302、303の接続形態である。 本実施例に係る制御デバイス401とターゲット制御デバイス402、403の接続形態である。 本実施例に係るコマンドパケット500の構成図である。 本実施例に係るAckパケット600の構成図である。 本実施例に係る制御ボード101と計算機ハードウェアコンポーネント103との間のパケット送受信シーケンス図である。 本実施例に係る制御ボード101と計算機ハードウェアコンポーネント103との間のパケット送受信シーケンス図である。 本実施例に係る制御デバイス105のハード構成図である。 本実施例に係る制御デバイス105と制御デバイス108の接続形態を示す図である。 本実施例に係る制御デバイス105と制御デバイス108との間で送受信するパケット1100の構成図である。 本実例に係る制御デバイス105と制御デバイス108の同期シーケンス図である。 本実施例に係る制御デバイス105と制御デバイス108の応答シーケンス図である。 本実施例に係る情報処理装置100のライトシーケンス図である。 本実施例に係る情報処理装置100のリードシーケンス図である。
符号の説明
100…情報処理装置
101…制御ボード
102…制御ボード
103…計算機ハードウェアコンポーネント
104…プロセッサ
105…制御デバイス
106…メモリ
107…プロセッサ
108…制御デバイス
109…メモリ
110…ターゲット制御デバイス
901…ローカルバス制御部
902…データサイズレジスタ
903…ターゲットアドレスレジスタ
904…メモリアドレスレジスタ
905…ステータスレジスタ
906…終了ステータスレジスタ
907…エラーステータスレジスタ
908…二重化制御レジスタ
909…DMA制御部
910…通信インタフェース
[1.情報処理装置100の概要]
まず図1を用いて本実施例に係る情報処理装置100の概要について説明する。情報処理装置100は、例えば多用途に使用可能なサーバであり、高信頼性を実現する装置である。
図1は本実施例に係る情報処理装置100のハードブロック図である。情報処理装置100はシステム制御装置として機能する複数の制御ボード101、102、及び計算機ハードウェアコンポーネント103を備える。本実施例に係る情報処理装置100は、制御ボード101と制御ボード102が冗長構成となっており、制御ボード101、102によって、制御機構が二重化されている。以下、情報処理装置100の各ユニット、つまり制御ボード101、102、及び計算機ハードウェアコンポーネント103について説明する。
[1.1.制御ボード101、102]
制御ボード101、102は、情報処理装置100の動作を統括的に制御するユニットである。本実施例では、制御ボード101が現用(アクティブ状態)であり、計算機ハードウェアコンポーネント103を制御している。一方、制御ボード102は制御ボード101の予備用として、待機状態で制御ボード101の故障に備えている。制御ボード101の動作状態とは、制御ボード101が計算機ハードウェアコンポーネント103を制御している状態である。ここで計算機ハードウェアコンポーネント103は、システムボード、クロスバボード、I/Oボード等の、情報処理装置内に設けられた情報処理を行うユニットである。また、計算機ハードウェアコンポーネント103は、制御ボード101から受信する指示に基づいて、制御ボード101が管理などに必要なデータを制御ボード101との間で送受信している。計算機ハードウェアコンポーネント103が制御ボード101から受信する指示は、情報処理装置100の監視、制御に関する指示である。
制御ボード102の待機状態とは、制御ボード102が計算機ハードウェアコンポーネント103を制御していない状態である。制御ボード101が故障した場合に、待機状態にある制御ボード102は動作状態に切り替えられ、制御ボード101が実行していた制御処理を引き継ぐ。ここで、制御ボード101が計算機ハードウェアコンポーネント103に対して行う制御は、計算機ハードウェアコンポーネント103の電源のON/OFF、計算機ハードウェアコンポーネント103の一つであるシステムボードに搭載されたCPU等の温度監視、電気的接続の有効/無効の管理などである。
制御ボード101はプロセッサ104、制御デバイス105、メモリ106を有している。制御ボード101はこれらのユニットを用いて、計算機ハードウェアコンポーネント103の制御を行う。同様にして制御ボード101と冗長構成される制御ボード102も、プロセッサ107、制御デバイス108、メモリ109を有している。制御ボード101が故障した場合には、制御ボード102はこれらのユニットを用いて、計算機ハードウェアコンポーネント103の制御を行う。
以下、制御ボード101、102が有する各ユニットについて説明する。
[1.1.1.プロセッサ104、107]
プロセッサ104は、制御デバイス105に対してターゲット制御デバイス110との間でのデータ転送を指示する。ここで、プロセッサ104は、アプリケーション等を実行するシステムボード上のCPUとは異なり、以下に説明するように情報処理装置のシステム制御を行うものである。プロセッサ104は、制御デバイス105が行うデータ転送の開始指示、およびデータ転送開始指示に伴う制御デバイス105の設定を指示する。またプロセッサ104は、メモリ106に格納するデータの解析などを行って、計算機ハードウェアコンポーネント103の管理、監視などを行う。例えばプロセッサ104は、メモリ106から計算機ハードウェアコンポーネント103が搭載するLSIの温度情報を参照して、LSIの温度監視を行う。またプロセッサ104は、メモリ106から計算機ハードウェアコンポーネント103が搭載するLSIの電圧情報を参照して、LSIの電圧監視を行う。情報処理装置100が運用する制御ボードを制御ボード101から制御ボード102に切り替える場合、プロセッサ104は、制御ボード101に搭載されるメモリ106に格納しているデータを読み出して、制御ボード102が搭載するメモリ109に転送する。
また制御ボード101に搭載されたプロセッサ104は、プロセッサ104の制御デバイス105に対して処理要求を送信すると共に、制御ボード102に搭載されたプロセッサ107に対して処理要求を通知する。ここでいう処理要求は、プロセッサ104から制御デバイス105への指示のことである。プロセッサ104は随時、プロセッサ104の制御デバイス105に対する処理要求を、待機状態にある制御ボード102に搭載されているプロセッサ107に通知することにより、情報処理装置100は制御ボード101から制御ボード102への切り替えを可能としている。
[1.1.2.制御デバイス105、108]
制御デバイス105は、プロセッサ104の指示に応じて、計算機ハードウェアコンポーネント103と通信(データ転送)を行う。より具体的には制御デバイス105は、プロセッサ104の指示に応じて、システムボード等の計算機ハードウェアコンポーネント103内に搭載されたCPU等のターゲット制御デバイス110とデータ転送を行う。また制御デバイス105がプロセッサ104から指示を受けると、制御デバイス105は制御デバイス108に対して、プロセッサ104からの設定指示、処理開始の指示を回送する。制御デバイス108は、制御デバイス104と同じステータスを保つことができる。
制御デバイス105、108はDMA(Direct Memory Access)転送における、データ転送元であるメモリとデータ転送先であるDMAスレーブとの間におけるDMA転送を制御する、DMAマスタの機能を有するデバイスである。つまり制御デバイス105は、DMAスレーブであるターゲット制御デバイス110とメモリ106との間でプロセッサ104を介さずにDMA転送を行う。同様にして、制御デバイス108は、DMAスレーブであるターゲット制御デバイス110とメモリ109との間でデータ転送を行う場合、プロセッサ107を介さずにDMA転送を行う。制御デバイス105が計算機ハードウェアコンポーネント103にデータを転送し、その応答を計算機ハードウェアコンポーネント103から受信すると、制御デバイス108も計算機ハードウェアコンポーネント103からの応答を受信する。待機状態の制御デバイス108は、計算機ハードウェアコンポーネント103に対しては、データの転送は行わない。
以下、図9を用いて制御デバイス105について詳細に説明する。制御デバイス108も図9に示す制御デバイス105と同様の構成である。
図9は、本実施例に係る制御デバイス105のハード構成図である。制御デバイス105は、ローカルバス制御部901、データサイズレジスタ902、ターゲットアドレスレジスタ903、メモリアドレスレジスタ904、ステータスレジスタ905、終了ステータスレジスタ906、エラーステータスレジスタ907、二重化制御レジスタ908、DMA制御部909、及び通信インタフェース910を備える。ローカルバス制御部901は、データサイズレジスタ902、ターゲットアドレスレジスタ903、メモリアドレスレジスタ904、ステータスレジスタ905、終了ステータスレジスタ906、エラーステータスレジスタ907、二重化制御レジスタ908、DMA制御部909、及び通信インタフェース910と接続している。またDMA制御部909は、データサイズレジスタ902、ターゲットアドレスレジスタ903、メモリアドレスレジスタ904、ステータスレジスタ905、終了ステータスレジスタ906、エラーステータスレジスタ907と接続している。
ローカルバス制御部901は、プロセッサ104、メモリ106と接続している。なお図9においてプロセッサ104、メモリ106は図示していない。またローカルバス制御部901は、通信インタフェース910を介して、プロセッサ104から受信した処理要求、つまり各レジスタの設定指示、処理開始の指示などを、制御デバイス108に送信する。より具体的には、ローカルバス制御部901は、プロセッサ104から受信した処理要求を、制御デバイス108が有する通信インタフェース)に通信インタフェース910を介して送信する。通信インタフェース910は、制御デバイス108の通信インタフェースと接続している。本実施例では通信インタフェース910と制御デバイス108の通信インタフェースの接続形態はI2C(Inter Integrated Circuit)バスやJTAG(Joint Test Architecture Group)等のシリアルラインで接続される形態であり、データの送信ラインとデータの受信ラインで接続している。
データサイズレジスタ902は、制御デバイス105がターゲット制御デバイス110に転送するデータのサイズを保持するレジスタである。ライトシーケンスにおいて、制御デバイス105が、プロセッサ104より、メモリ106に格納してあるデータを計算機ハードウェアコンポーネントへ転送する指示を受けると、データサイズレジスタ902に転送データのサイズをセットする。
また制御デバイス105が、リードシーケンスにおいて、プロセッサ104より、計算機ハードウェアコンポーネント103からメモリ106へ格納するデータを転送する指示を受けると、データサイズレジスタ902に転送データのサイズをセットする。制御デバイス105がDMA転送を実行すると、データサイズレジスタ902にセットされたデータサイズが、転送完了したデータのサイズ分だけ減算されていく。DMA制御部909がデータサイズレジスタ902にセットしたデータサイズを減算する。DMA制御部909がデータサイズレジスタ902にセットしたデータサイズを減算し、ゼロになった時点にDMA転送を停止する。
ターゲットアドレスレジスタ903は、制御デバイス105がデータを転送する先の計算機ハードウェアコンポーネント103に搭載されたASIC111、112などの電子部品のアドレスを保持するレジスタである。ローカルバス制御部901が、ターゲットアドレスレジスタ903にアドレスをセットする。DMA制御部909は、ターゲットアドレスレジスタ903に保持するアドレスをコマンドパケットに含めて、ターゲット制御デバイス110に送信する。コマンドパケットは、制御デバイス105がターゲット制御デバイス110へ送信する命令を含むパケットであり、制御デバイス105が、ターゲット制御デバイス110に対してデータ転送を開始することを通知するパケットである。
メモリアドレスレジスタ904は、メモリ106のアドレスをセットするレジスタである。メモリアドレスレジスタ904にセットされるメモリ106のアドレスは、制御デバイス105がDMA転送によりデータを書く込む先のメモリ106のアドレス、またはDMA転送によりデータを読み出す先のメモリ106のアドレスである。
ステータスレジスタ905は、制御デバイス105が実行するDMA転送のステータスを保持するレジスタである。ステータスレジスタ905に保持するステータスは、制御デバイス105がターゲットにアクセスしていることを示すアクセス実行中のステータス、制御デバイス105がターゲット制御デバイス110に発行したコマンド内容が無効になったことを示す実行中止ステータス、または制御デバイス105が実行するアクセスがどのくらい進んでいるかを示す進行状況ステータスである。進行状況ステータスは複数種類あり、制御デバイス105が実行するアクセスが進んだ割合に応じて、割り当てられた進行状況コードによって実行しているアクセスの進行状況が区別される。
終了ステータスレジスタ906は、制御デバイス105が実行するDMA転送の終了時を示すステータスを保持するレジスタである。終了ステータスレジスタ906が保持するステータスは、DMA転送が正常に終了したことを示す正常終了ステータス、またはDMA転送でエラーが発生して終了したことを示すエラー終了ステータスである。
エラーステータスレジスタ907は、DMA転送がエラー終了した場合に、どのようなエラーで終了したかを示すステータスを保持するレジスタである。エラーステータスレジスタ907が保持するステータスは、ターゲットが受信したパケットに問題があることを示すNack(Negative acknowledgement)パケットを制御デバイス105がターゲットから受信したことを示すNack受信ステータス、ターゲットから所定時間内に制御デバイス105に対する応答がなくタイムアウトになったことを示すタイムアウトステータス、またはローカルバス制御部901が転送データにパリティエラーを検出したことを示すパリティエラーステータスである。
二重化制御レジスタ908は、制御ボード101が動作状態、また待機状態を示す稼動ステータス情報を保持するレジスタで、他方の制御ボード102に搭載されている制御デバイス108が動作状態であることを示すステータス信号を制御デバイス108から受信可能である。以下、動作状態を示す稼動ステータス情報をアクティブ情報、待機状態を示す稼動ステータス情報をスタンバイ情報と呼ぶ。そして二重化制御レジスタ908が保持する情報により、制御デバイス105は制御ボード101の状態、つまり動作状態、または待機状態を制御する。
二重化制御レジスタ908は保持している制御デバイス105のステータス情報をアクティブ情報からスタンバイ情報に変えると、制御デバイス105の二重化制御レジスタ908は、制御デバイス108へ、ステータス情報に対応するステータス信号を送信する。制御デバイス108が搭載する二重化制御レジスタは、制御デバイス105の二重化制御レジスタ908からステータス信号を受信すると、保持しているスタンバイ情報をアクティブ情報に変える。また二重化制御レジスタ908が制御デバイス108からステータス信号を受信した場合、二重化制御レジスタ908は保持していたスタンバイ情報をアクティブ情報に変える。
また二重化制御レジスタ908は、制御デバイス108が搭載する二重化制御レジスタから強制カット信号を受信する機能を有し、また制御デバイス108が搭載する二重化制御レジスタへ強制カット信号を送信する機能を有している。強制カット信号は、DMA制御部909から制御デバイス108のDMA制御部へのデータ送信を強制的に停止する信号、または制御デバイス108のDMA制御部からDMA制御部909へのデータ送信を強制的に停止する信号である。また本実施例では二重化制御レジスタ908は、制御ボード102が搭載するLED(図示せず)を点灯させるLED点灯信号を制御ボード102へ送信する機能を有している。
同様に、制御デバイス108が搭載する二重化制御レジスタは、制御ボード101が搭載するLED(図示せず)を点灯させるLED点灯信号を制御ボード101へ送信する機能を有している。本実施例において、制御ボードのLEDの点灯は、制御ボードが動作状態にあることを示す。これにより情報処理装置100のユーザ、管理者は、制御ボード101または制御ボード102のどちらの制御ボードが動作状態にあるかを容易に認識することができる。
DMA制御部909は、メモリ106からターゲット制御デバイスへのデータ送信(DMA転送)、ターゲット制御デバイスからメモリ106へのデータ受信(DMA転送)を行うユニットである。
またDMA制御部909は、データサイズレジスタ902にセットしたデータサイズの減算、ターゲットアドレスレジスタ903に保持するアドレスの読み出し、メモリアドレスレジスタ904に保持するアドレスの読み出しを行う。さらにDMA制御部909はステータスレジスタ905、終了ステータスレジスタ906、及びエラーステータスレジスタ907それぞれに対してステータス情報を送信する。またDMA制御部909は、故障検出回路(不図示)を有する。故障検出回路は、データ転送路の断線等、データ転送路の故障を検出すると、故障検出フラグをセットする。そしてDMA制御部909は、故障検出フラグの値を故障検出信号としてローカルバス制御部901に送る。ローカルバス制御部901は、故障検出信号をプロセッサ104に送り、プロセッサ105が二重化制御レジスタ908に保持するステータス情報をアクティブ情報からスタンバイ情報に変えることを指示する。二重化制御レジスタ908は、保持するステータス情報をアクティブ情報からスタンバイ情報に変える。二重化制御レジスタ908は制御デバイス108へ、変更したステータス情報を示すステータス信号を送信する。制御デバイス108が搭載する二重化制御レジスタは、制御デバイス105の二重化制御レジスタ908からステータス信号を受信すると、保持していたステータス情報をスタンバイ情報からアクティブ情報に変える。なお情報処理装置100は、故障検出回路が検出するデータ転送路の故障以外にも、搭載するソフトウェアの実行不良などのエラーが発生した場合にも制御ボード102を動作状態に切り替える。
制御デバイス105が搭載する通信インタフェース910は、制御デバイス108が搭載する通信インタフェースとシリアルラインで接続されている。制御ボード101が動作状態である場合、通信インタフェース910は制御デバイス105が行っている処理に関する情報を、制御デバイス108が搭載する通信インタフェースへ通知する。同様に、制御ボード102が動作状態である場合、制御デバイス108が搭載する通信インタフェースは、制御デバイス108が行っている処理に関する情報を、通信インタフェース910へ通知する。通信インタフェース910が通知する制御デバイス105が行っている処理に関する情報とは、図9の例では制御デバイス105が実行するDMA転送における各レジスタ902〜907に保持する情報である。
本実施例に係る情報処理装置100は、制御デバイス105と制御デバイス108との間に通信パスを有する。そして制御デバイス105は、制御デバイス105がプロセッサ104からの処理要求に応じて、実行するデータ転送(ライト/リード処理)の状況(ステータス)を、制御デバイス108に通知する。
これにより、制御デバイス108のステータスを制御デバイス105が実行している処理状態に更新することができる。そのため、制御ボード101を動作状態から待機状態へ、制御ボード102を待機状態から動作状態へそれぞれ切り替えた場合でも、制御デバイス105が実行していた処理を効率よくスムーズに制御デバイス108に引き継ぐことができる。
[1.1.3.メモリ106、109]
メモリ106は、制御デバイス105がターゲット制御デバイス110からリードするデータ、制御デバイス105がターゲット制御デバイス110にライトするデータを格納する記憶部である。メモリ109は、制御デバイス108がターゲット制御デバイス110からリードするデータ、制御デバイス108がターゲット制御デバイス110にライトするデータを格納する記憶部である。
[1.2.計算機ハードウェアコンポーネント103]
上述したように計算機ハードウェアコンポーネント103は、ターゲット制御デバイス110を有している。ターゲット制御デバイス110は制御デバイス105、108と接続している。ターゲット制御デバイス110は、ASIC111、112などのカスタムLSIと接続している。
ターゲット制御デバイス110はDMAマスタの機能を有し、計算機ハードウェアコンポーネント103に搭載するCPUを介さず、制御デバイス105、108との間でのDMA転送を行う。
[1.3.制御デバイス105とターゲット制御デバイス110の接続形態]
図2は制御デバイス105とターゲット制御デバイス110の接続形態を示す図である。図3は制御デバイス301とターゲット制御デバイス302、303の接続形態を示す図である。図4は制御デバイス401とターゲット制御デバイス402、403の接続形態を示す図である。図3、図4は1つの制御デバイスと複数のターゲット制御デバイスを接続する形態を示す図でもある。
本実施例では図2に示すように、制御デバイス105はターゲット制御デバイス110とI2C等のシリアルラインで接続されている。制御デバイス105と制御デバイス110はシリアルラインで接続することによって、情報処理装置100は、データ送受信を高速に行うことができる。制御デバイス105と制御デバイス110はシリアルラインで接続することにより、制御デバイス105と制御デバイス110がパラレルラインで接続するよりも信号線の数を少なくして制御デバイス105、110間を接続することができる。
図5は本実施例に係るコマンドパケット500の構成図である。リードデータパケット、及びライトデータパケットもコマンドパケット500と同様な構成になっている。
コマンドパケット500は、制御デバイス105がターゲットへ命令を送信するパケットであり、データ転送を例に取れば、制御デバイス105がターゲット制御デバイス110を介して、ターゲットに対してデータ転送を開始することを通知するパケットである。より具体的には、コマンドパケット500は、DMA制御部909がターゲット制御デバイス110のDMA制御部に対して、データ転送を開始することを通知するパケットである。
コマンドパケット500はSOP(Start Of Packet)501、ヘッダ502、データ503、CRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)504、及びEOP(End of Packet)505より構成される。SOP501は、パケットの先頭位置を示す情報である。ヘッダ502は、データ503の内容が属する種類を示す情報であり、コマンドパケットであることを識別する情報を含む。データ503は、コマンドパケット500で通知される命令の内容を示す情報である。CRC504は、ヘッダ502、及びデータ503のエラーをチェックするための情報である。CRCは、ビット列を多項式の係数に見立て、あらかじめ定めた生成多項式で割り切れるように、余りを付加してデータを転送し、受信側で割り切れなかったら誤りがあると判断するエラーチェックである。EOP505は、パケットの終端位置を示す情報である。ライトデータ、リードデータの場合、データ503がそれぞれライトデータ、リードデータの内容を示す情報である。またヘッダ502を参照して、パケットを受信した制御デバイスはそのパケットがライトデータかリードデータかを識別する。
図6は本実施例に係るAck(Acknowledgement)パケット600の構成図である。NackパケットもAckパケット600と同等の構成である。
Ackパケット600は、ターゲットと制御デバイス105、108との間で、受信したパケットに対する応答確認のために、一方から他方へ返信するパケットである。例えば、コマンドパケット500を受信したターゲットがターゲット制御デバイス110のDMA制御部を介して、制御デバイス105のDMA制御部909、及び制御デバイス108のDMA制御部に返信するパケットである。そしてAckパケット600は、ターゲット、あるいは制御デバイス105、108が、相手から送信されたパケットを正常に受信したことを示す応答パケットである。
図6に示すようにAckパケット600は、SOP601、ヘッダ602、CRC603、及びEOP604から構成されている。SOP601はパケットの先頭位置を示す情報である。ヘッダ602はパケットがAckパケットであることを示す情報を含む。CRC603は、ヘッダ602のエラーをチェックするための情報である。EOP604はパケットの終端位置を示す情報である。
Nackパケットも、ターゲットと制御デバイス105、108との間で、受信したパケットに対する応答確認のために、一方から他方へ返信するパケットである。Nackパケットは、例えばコマンドパケット500を受信したターゲットが、ターゲット制御デバイス110のDMA制御部を介して、制御デバイス105のDMA制御部909、及び制御デバイス108のDMA制御部に返信するパケットであり、ターゲットがエラーのあるパケットを受信したことを示す応答パケットである。Nackパケットも、Ackパケットと同様にSOP、ヘッダ、CRC、及びEOPから構成されている。
図7、及び図8は本実施例に係る制御ボード101(制御デバイス105)と計算機ハードウェアコンポーネント103(ターゲット制御デバイス110)との間のパケット送受信シーケンスである。図7は、制御ボード101が計算機ハードウェアコンポーネント103へデータを書き込むライトシーケンスである。図8は、制御ボード101が計算機ハードウェアコンポーネント103からデータを読み出すリードシーケンスである。
まず図7に記載のライトシーケンスについて説明する。制御ボード101は、計算機ハードウェアコンポーネント103に対して、命令となるコマンドパケットを送信する(ステップS701)。計算機ハードウェアコンポーネント103は、制御ボード101に対して、コマンドパケットへの応答としてAckパケットを返信する(ステップS702)。制御ボード101がAckパケットを受信すると、制御ボード101はライトデータ(ライトパケット)を計算機ハードウェアコンポーネント103に送信する(ステップS703)。計算機ハードウェアコンポーネント103は、制御ボード101に対して、ライトデータへの応答としてAckパケットを返信する(ステップS704)。制御ボード101は更に、ライトデータを計算機ハードウェアコンポーネント103に送信する(ステップS705)。計算機ハードウェアコンポーネント103は、制御ボード101に対して、ライトデータへの応答としてAckパケットを返信する(ステップS706)。
次に図8に記載のリードシーケンスについて説明する。
制御ボード101は、計算機ハードウェアコンポーネント103に対して、コマンドパケットを送信する(ステップS801)。計算機ハードウェアコンポーネント103は、制御ボード101に対して、コマンドパケットに対する応答としてのAckパケットを返信する(ステップS802)。そして計算機ハードウェアコンポーネント103は、リードデータ(リードパケット)を制御ボード101に送信する(ステップS803)。制御ボード101は、計算機ハードウェアコンポーネント103に対して、リードデータへの応答としてAckパケットを返信する(ステップS804)。計算機ハードウェアコンポーネント103は更に、リードデータを制御ボード101に送信する(ステップS805)。制御ボード101は、計算機ハードウェアコンポーネント103に対して、リードデータへの応答としてAckパケットを返信する(ステップS806)。
図7に記載のライトシーケンス、及び図8に記載のリードシーケンスにおいて、計算機ハードウェアコンポーネント103は制御ボード102に対しても、Ackパケットを送信する。
図7に記載のライトシーケンス、及び図8に記載のリードシーケンスにおいて、計算機ハードウェアコンポーネント103が受信したパケット(ライトパケット、リードパケット)にエラーがあると判別する場合には、計算機ハードウェアコンポーネント103は制御ボード101へ、エラーを検出した旨の応答としてNackパケットを返信している。
[1.4.制御デバイス間の接続形態]
図10は本実施例に係る制御デバイス105と制御デバイス108の接続形態を示す図である。制御デバイス105と制御デバイス108とは、送信を行う単方向のシリアルラインと受信を行うシリアルラインとの1組のシリアルラインで接続している。制御デバイス105と制御デバイス108は、シリアルラインで接続することによって、データ送受信をすることができ、互いの状態を効率的に共有することができる。
図11は、本実施例に係る制御デバイス105と制御デバイス108との間で送受信するパケット1100の構成図である。
パケット1100はSOP1101、ヘッダ1102、アドレス1103、ライトデータ1104、CRC1105、及びEOP1106より構成される。SOP1101は、パケットの先頭位置を示す情報である。ヘッダ1102は、ライトデータ1104の内容が属する種類を示す情報を含む。アドレス1103は、相手先、つまり制御デバイス105、若しくは制御デバイス108を示すアドレスの情報である。ライトデータ1104は、パケット1100の内容を示す情報である。CRC1105は、ライトデータ1104のエラーをチェックするための情報である。EOP1106は、パケットの終端位置を示す情報である。
図12は、本実例に係る制御デバイス105と制御デバイス108との同期シーケンス図である。同期シーケンスとは、制御デバイス105と制御デバイス108とのDMA転送の処理状態を同じ状態にする迄の一連の流れをいう。処理状態は、制御デバイス105、108が搭載する各レジスタの保持するDMA転送処理に関する情報をいう。各レジスタが保持する情報の詳細については、[1.1.2.制御デバイス105、108]における各レジスタの説明箇所に記載する。
図12に記載の同期シーケンスは、制御ボード101が動作状態にあり、制御デバイス105が制御デバイス108対して、制御デバイス105のステータスを通知して同期するシーケンス図である。制御ボード102が動作状態の場合は、図12に記載の同期シーケンスと同様に制御デバイス108が制御デバイス105対して、制御デバイス108のステータスを通知して同期を取る。
プロセッサ104が制御デバイス105に対して、データの書き込み、又は読み出しを指示すると(ステップS1201)、制御デバイス105は制御デバイス108に対して、データの書き込み又は読み出しを命令するコマンドパケットを送信し、続いてデータパケットを送信する(ステップS1202)。そして制御デバイス108は、制御デバイス105から受信したパケットのライトデータを用いて、制御デバイス108が搭載する各レジスタの保持するデータを更新し、制御デバイス105のステータスを反映する(ステップS1203)。
図13は、本実施例に係る制御デバイス105と制御デバイス108の応答シーケンス図である。応答シーケンスは、計算機ハードウェアコンポーネント103から制御デバイス105、108へ、制御デバイスから受信したコマンドパケットに対するデータパケットを送信し、制御デバイス105、108がそのパケットにAckパケットにより応答するシーケンスである。
計算機ハードウェアコンポーネント103が制御デバイス105にパケット(リードデータなど)を送信する(S1301)とともに、制御デバイス108にパケット(リードデータなど)を送信する(S1302)。計算機ハードウェアコンポーネント103からのパケットを受信すると、制御デバイス105は計算機ハードウェアコンポーネント103へAckパケットを返信する(ステップS1303)。一方、コマンドの発行元ではない制御デバイス108は、計算機ハードウェアコンポーネント103へAckパケットを返信しない。
ここで制御ボード101が動作状態であり、制御ボード102が待機状態である。
[2.ライトシーケンス]
次に情報処理装置100の具体的な動作シーケンスについて説明する。
図14は本実施例に係る情報処理装置100のライト処理のシーケンス図である。ライト処理は、制御ボード101が計算機ハードウェアコンポーネント103のターゲットにデータを書き込む処理である。情報処理装置100がデータのライト処理を実行するにあたって、プロセッサ104がメモリ106にライトデータを準備する(ステップS1401)。より具体的にはステップS1401において、プロセッサ104はメモリ106に保持するデータのうち、計算機ハードウェアコンポーネント103に書き込むデータを指定する。そしてプロセッサ104は、制御ボード102に搭載されたプロセッサ107にライトデータを送信し(ステップS1402)、プロセッサ107を介して、待機状態のメモリ109にライトデータを格納する(S1403)。
そしてプロセッサ104は、制御デバイス105に対して、パケットを送信して制御デバイス105内の各レジスタの設定を指示し(ステップS1404)、ライト処理の開始を指示する(ステップS1405)。制御デバイス105は、制御デバイス105内の各レジスタの設定を制御デバイス108内の各レジスタ内に反映する(ステップS1406)。制御デバイス105は、プロセッサ104からあったコマンドパケットによる設定指示に基づき、DMA転送の開始指示のコマンドパケットを制御デバイス108へ回送する(ステップS1407)。
制御デバイス105は、ステータスレジスタ905に保持する進行状況ステータスを「ライトコマンド開始」とする。そして制御デバイス105は、ターゲット制御デバイス110に対して、コマンドパケットを送信する(ステップS1408)。ターゲット制御デバイス110は、制御デバイス108へコマンドパケットに対する応答としてAckパケットを返信する(ステップS1409)。合わせて、ターゲット制御デバイス110は、制御デバイス105へAckパケットを送信する(ステップS1410)。
制御デバイス105はコマンドパケットに対する応答としてターゲット制御デバイス110からAckパケットを受信すると、ステータスレジスタ905の進行状況ステータスを「コマンド送信済」とする。そして制御デバイス105は、メモリ106からライトデータを読み出し(ステップS1411)、ライトパケットをターゲット制御デバイス110に送信する(ステップS1412)。ターゲット制御デバイス110は、ライトパケットに対する応答としてAckパケットを制御デバイス108に返信する(ステップS1413)とともに、Ackパケットを制御デバイス105にも送信する(ステップS1414)。同様にして引き続き、制御デバイス105は、メモリ106からライトデータを読み出し(ステップS1415)、ライトパケットをターゲット制御デバイス110に送信する(ステップS1416)。ターゲット制御デバイス110は、ライトパケットに対する応答としてAckパケットを制御デバイス108、05に返信する(ステップS1417、1418)。制御デバイス105は、ライトデータをすべてターゲット制御デバイス110に書き込み完了すると、制御デバイス105はDMA終了通知をプロセッサ104に送信する(ステップS1419)。
[3.リードシーケンス]
図15は本実施例に係る情報処理装置100のリード処理のシーケンス図である。リード処理は、制御ボード101が計算機ハードウェアコンポーネント103のターゲットからデータを読み出す処理である。
情報処理装置100がデータのリード処理を実行するにあたって、プロセッサ104は、制御デバイス105に対して、パケットを送信して制御デバイス105内の各レジスタの設定を指示し(ステップS1501)、さらにパケットを送信してリード処理の開始を指示する(ステップS1502)。制御デバイス105は、プロセッサ104からあった設定指示、開始指示のコマンドパケットを制御デバイス108へ回送する(ステップS1503、1504)。制御デバイス108は、制御デバイス105のステータスを反映する。
制御デバイス105は、ステータスレジスタ905に保持する進行状況ステータスを「リードコマンド開始」とする。そして制御デバイス105は、ターゲット制御デバイス110に対して、命令としてのコマンドパケットを送信する(ステップS1505)。ターゲット制御デバイス110は、制御デバイス108、05へコマンドパケットに対する応答としてのAckパケットを返信する(ステップS1506、S1507)。制御デバイス105はAckパケットを受信すると、ステータスレジスタ905の進行状況ステータスを「コマンド送信済」とする。
そして制御デバイス105は、計算機ハードウェアコンポーネント103のターゲットからリードデータを読み出し(ステップS1509)、メモリ106にリードデータを格納する(ステップS1511)。また制御デバイス108も計算機ハードウェアコンポーネント103のターゲットからリードデータを読み出し(ステップS1508)、メモリ109にリードデータを格納する(ステップS1510)。制御デバイス105は、ステータスレジスタ905の進行状況ステータスを「データ受信済」とし、データサイズレジスタ902にセットしたデータサイズを受信したリードデータ分だけ減算して更新する。同様にして制御デバイス108も、制御デバイス108が搭載するステータスレジスタの進行状況ステータスを「データ受信済」とし、制御デバイス108が搭載するデータサイズレジスタにセットしたデータサイズを受信したリードデータ分だけ減算して更新する。そして制御デバイス105は、コマンドパケットに対する応答としてのAckパケットを計算機ハードウェアコンポーネント103に返信する(ステップS1512)。同様にして制御デバイス105は、計算機ハードウェアコンポーネント103のターゲットからリードデータを読み出し(ステップS1514)、メモリ106にリードデータを格納する(ステップS1516)。また制御デバイス108も計算機ハードウェアコンポーネント103のターゲットからリードデータを読み出し(ステップS1513)、メモリ109にリードデータを格納する(ステップS1515)。制御デバイス105は、ステータスレジスタ905の進行状況ステータスを「データ受信済」とし、データサイズレジスタ902にセットしたデータサイズを受信したリードデータ分だけさらに減算して更新する。同様にして制御デバイス108も、制御デバイス108が搭載するステータスレジスタの進行状況ステータスを「データ受信済」とし、制御デバイス108が搭載するデータサイズレジスタにセットしたデータサイズを受信したリードデータ分だけさらに減算して更新する。そして制御デバイス105は、Ackパケットを計算機ハードウェアコンポーネント103に返信する(ステップS1517)。制御デバイス105は、リードデータをすべてターゲット制御デバイス110から読み出し完了したことにより、データサイズレジスタ902がゼロになった時点で、制御デバイス105はDMA終了通知をプロセッサ104に送信する(ステップS1518)。
なお情報処理装置100は制御ボード101、102以外にも、制御ボードを搭載してもよく、より多くの制御ボードを搭載することによって、情報処理装置100の通信障害に対する信頼性を増すことができる。
また本実施例において、情報処理装置100は1つの計算機ハードウェアコンポーネント103のみ搭載しているが、より多くのシステムボード等の計算機ハードウェアコンポーネントを搭載してもよく、より多くの計算機ハードウェアコンポーネントを搭載することによって、情報処理装置100の計算処理能力を向上することができる。
本発明による情報処理装置は、冗長化した制御ボードを切り替える場合、制御ボードが実行する制御処理を効率よく移行するものである。そして本発明による情報処理装置は、搭載する冗長構成した制御ボードを切り替える上で極めて有用である。

Claims (5)

  1. 計算処理装置を制御する情報処理装置において、
    前記計算処理装置との間のデータ転送を制御する制御情報の送受信を指示する命令を生成する第1処理部と、前記第1処理部からの命令に応じて前記計算処理装置との間で前記制御情報の送受信をパケット単位で行う第1データ転送部とを備えた第1制御部と、
    前記制御情報の送受信を指示する命令を生成する第2処理部と、前記第2処理部からの命令に応じて前記計算処理装置との間で前記制御情報の送受信をパケット単位で行う第2データ転送部とを備えた第2制御部とを備え、
    前記第1および第2制御部の各々は、前記計算処理装置との間のデータ転送を制御するための制御レジスタと、前記計算処理装置との間のデータ転送の状態を示す状態レジスタと、前記第1および第2制御部の間で互いの動作状態を受け渡しかつ格納する二重化制御レジスタとを含み、
    前記第1データ転送部は、前記計算処理装置との間の前記データ転送のための前記第1データ転送部に対する設定情報を前記制御レジスタに設定する際は、前記制御レジスタに設定した前記設定情報および前記状態レジスタに格納されている前記データ転送の状態を示す状態情報を、前記パケット単位の送受信の都度、前記第2データ転送部に通知し、
    前記第1データ転送部は、前記第1制御部の故障を検出した場合、前記第1制御部の故障状態を前記二重化制御レジスタに書き込んで前記第2制御部に通知し、
    前記第2データ転送部は、前記二重化制御レジスタにより前記第1制御部の故障を通知された時は通知された前記第1データ転送部の最新の前記設定情報および前記状態情報に基づいて、前記計算処理装置との間の前記制御情報の送受信を前記パケット単位で引き継いで行うことにより、前記計算処理装置との間のデータ転送を続行する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記第1データ転送部は前記計算処理装置と、情報転送路を介して前記制御情報の送受信を行い、
    前記第1データ転送部が前記情報転送路の故障を検出した場合、前記第2処理部は前記第1処理部が実行する命令の生成を引き継ぎ、
    前記第2処理部が、前記第1処理部から引き継いで生成した命令に応じて、前記第2データ転送部が前記計算処理装置とデータの送受信を行う
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記計算処理装置は、前記第1データ転送部から前記命令又は前記制御情報を受信した場合に、前記第1データ転送部に前記命令又は前記制御情報を受信したことを示す応答を返信すると共に、前記第2データ転送部に前記命令又は前記制御情報を受信したことを示す応答を返信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 計算処理装置を制御するシステム制御装置と、第1処理部と第1転送部を備えた第1制御部と、第2制御部を有する情報処理装置の制御方法において、
    前記第1および第2制御部の各々は、前記計算処理装置との間のデータ転送を制御するための制御レジスタと、前記計算処理装置との間のデータ転送の状態を示す状態レジスタと、前記第1および第2制御部の間で互いの動作状態を受け渡しかつ格納する二重化制御レジスタとを含み、
    前記第1処理部が、前記計算処理装置との間のデータ転送を制御する制御情報の送受信を指示する命令を生成し、
    前記第1データ転送部が前記第1処理部からの命令に応じて前記計算処理装置との前記制御情報の送受信をパケット単位で開始し、
    前記第1データ転送部は、前記計算処理装置との間の前記データ転送のための前記第1データ転送部に対する設定情報を前記制御レジスタに設定する際は、前記制御レジスタに設定した前記設定情報および前記状態レジスタに格納されている前記データ転送の状態を示す状態情報を、前記パケット単位の送受信の都度、前記第2制御部が備える第2データ転送部に通知し、
    前記第1データ転送部は、前記第1制御部の故障を検出した場合、前記第1制御部の故障状態を前記二重化制御レジスタに書き込んで前記第2制御部に通知し、
    前記第2データ転送部は、通知された前記第1データ転送部の最新の前記設定情報および前記状態情報に基づいて、前記計算処理装置との間の前記制御情報の送受信を前記パケット単位で引き継いで行うことにより、前記計算処理装置との間のデータ転送を続行する
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  5. 計算処理装置と、
    前記計算処理装置との間のデータ転送を制御する制御情報の送受信を指示する命令を生成する第1処理部と、前記第1処理部からの命令に応じて前記計算処理装置との間で前記制御情報の送受信をパケット単位で行う第1データ転送部とを備えた第1制御部と、
    前記制御情報の送受信を指示する命令を生成する第2処理部と、前記第2処理部からの命令に応じて前記計算処理装置との間で前記制御情報の送受信をパケット単位で行う第2データ転送部とを備えた第2制御部とを備える情報処理装置であって、
    前記第1および第2制御部の各々は、前記計算処理装置との間のデータ転送を制御するための制御レジスタと、前記計算処理装置との間のデータ転送の状態を示す状態レジスタと、前記第1および第2制御部の間で互いの動作状態を受け渡しかつ格納する二重化制御レジスタとを含み、
    前記第1データ転送部は、前記計算処理装置との間の前記データ転送のための前記第1データ転送部に対する設定情報を前記制御レジスタに設定する際は、前記制御レジスタに設定した前記設定情報および前記状態レジスタに格納されている前記データ転送の状態を示す状態情報を、前記パケット単位の送受信の都度、前記第2データ転送部に通知し、
    前記第1データ転送部は、前記第1制御部の故障を検出した場合、前記第1制御部の故障状態を前記二重化制御レジスタに書き込んで前記第2制御部に通知し、
    前記第2データ転送部は前記二重化制御レジスタにより前記第1制御部の故障を通知された時は、通知された前記第1のデータ転送部の最新の前記設定情報および前記状態情報に基づいて、前記計算処理装置との間の前記制御情報の送受信を前記パケット単位で引き継いで行うことにより、前記計算処理装置との間のデータ転送を続行する
    ことを特徴とする情報処理装置。
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