JP5515932B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5515932B2
JP5515932B2 JP2010070632A JP2010070632A JP5515932B2 JP 5515932 B2 JP5515932 B2 JP 5515932B2 JP 2010070632 A JP2010070632 A JP 2010070632A JP 2010070632 A JP2010070632 A JP 2010070632A JP 5515932 B2 JP5515932 B2 JP 5515932B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
unit
reading
image
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010070632A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011205405A (ja
Inventor
鈴木  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010070632A priority Critical patent/JP5515932B2/ja
Publication of JP2011205405A publication Critical patent/JP2011205405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5515932B2 publication Critical patent/JP5515932B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

本発明は,原稿を搬送して両面読み取りを行うことが可能な画像読取装置に関する。さらに詳細には,原稿搬送路上に2つの読取部を備え,一方の読取部が片面を読み取り,他方の読取部が他面を読み取る画像読取装置に関するものである。
従来から,原稿を搬送しながら両面を読み取ることが可能な画像読取装置において,原稿を裏返すことなく1回の搬送で原稿の表面と裏面とを読み取るように構成した画像読取装置が知られている。例えば,特許文献1には,原稿搬送路上に2つの読取部を備え,一方の読取部が表面を読み取り,他方の読取部が裏面を読み取るように構成し,さらに各読取部にそれぞれ対応する独立した処理部を有する画像読取装置が開示されている。
特開平10−336396号公報
しかしながら,前記した従来の画像読取装置には,次のような問題があった。すなわち,2つの読取部に対応する処理部を個別に設けた場合,無駄が発生し易い。例えば,一方の面が無効面(例えば,白紙面や片面読み取りの際の非読取対象面)の際,その無効面側の読取部に対応する処理部は負荷が少ない。この無効面を有する原稿が連続した場合であっても,後続原稿に対する処理は先行原稿に対する処理が完了するまで待たされる。従って,処理部が空いている期間が多くなり,非効率である。
本発明は,前記した従来の画像読取装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,読み取った画像に対する処理を行う処理部が複数あり,それら処理部を有効利用できる画像読取装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた画像読取装置は,原稿を搬送する搬送装置と,搬送装置によって搬送される原稿の,第1面の画像を読み取る第1読取部と,搬送装置によって搬送される原稿の,第1面の反対面である第2面の画像を読み取る第2読取部と,第1読取部で読み取られた画像データを処理する第1処理部と,第2読取部で読み取られた画像データを処理する第2処理部と,先行原稿の片面が処理部の処理対象とならない面である無効面であり,後続原稿の片面も無効面である場合に,後続原稿の無効面の反対面の画像データを,先行原稿の無効面の反対面の画像データを処理している処理部とは異なる処理部で処理するように制御する制御部とを備えることを特徴としている。
本発明の画像読取装置は,2つの読取部(第1読取部,第2読取部)によって原稿の両面を1パスで読み取ることが可能であり,各読取部によって読み取った画像データを各読取部に対応する処理部(第1処理部,第2処理部)によって処理する。各処理部が行う処理としては,例えば,画像データの記憶処理や画像データの圧縮処理が該当する。また,圧縮処理等の特殊処理のために画像データを別のメモリに記憶する記憶処理でもよい。そして,本発明の画像読取装置は,無効面を有する原稿が連続した場合,後続原稿の画像データのうち,無効面とは反対側の面の画像データを,先行原稿の無効面の反対側の面の画像データを処理している処理部とは異なる処理部に引き渡す。ここでいう「無効面」とは,処理部の処理対象とならない面のことであり,例えば,片面読み取り時の非読取対象面や,白紙面が該当する。なお,無効面の反対側の面であって処理部を使用する面を「有効面」とする。また,先行原稿の白紙面と後続原稿の片面とは,同側の面である必要はない。例えば,先行原稿は裏面が白紙(無効面),後続原稿は表面が白紙(無効面)であってもよい。勿論,同側の面であってもよい。
すなわち,少なくとも片面が無効面の原稿を連続して読み取る場合,先行原稿および後続原稿ともに,有効面である他面の画像データしか処理する必要がない。つまり,両原稿とも片面側の処理部を使用しない。そこで,本発明の画像読取装置では,後続原稿の有効面の画像データについて,先行原稿の有効面の画像データを処理している処理部とは異なる処理部,すなわち空いている処理部で処理する。これにより,後続原稿の処理を,先行原稿の処理と並行して行うことができる。よって,両処理部を効率よく使用できる。さらに,後続原稿は先行原稿の処理完了を待つことなく処理を開始するため,後続原稿の処理を早期に完了できる。
また,本発明の画像読取装置は,読み取った画像が白紙であるか否かを判断する判断部と,判断部が白紙と判断した場合に,読み取った画像データを処理部に出力する前に消去する消去部とを備えるとよい。この構成により,両面読み取りであって白紙面の読み取りが連続したときに好適に対応できる。
また,本発明の画像読取装置は,一方の読取部で読み取られた画像データを,本来とは異なる他方の処理部に入力するように処理部を切り換える切換部を備え,制御部は,先行原稿と後続原稿との同側の面が無効面である場合に,後続原稿の無効面の反対面の画像データの入力先を,切換部によって本来とは異なる処理部に切り換えるとよい。この構成により,同側の面が連続して無効面だったときに好適に対応できる。なお,ここでいう「本来」とは,第1読取部で読み取った画像データについては第1処理部で処理し,第2読取部で読み取った画像データについては第2処理部で処理することである。一方,「本来とは異なる」とは,第1読取部で読み取った画像データについては第2処理部で処理し,第2読取部で読み取った画像データについては第1処理部で処理することである。
また,上記の画像読取装置は,切換部によって本来とは異なる処理部に切り換えられた場合に,処理後の画像データを本来の出力先に復帰させる復帰部を備えるとよい。本来の出力先に復帰させることで,処理後の混乱を回避できる。
また,本発明の画像読取装置の搬送装置は,処理部の使用状況に応じて,原稿を読取部に搬送するタイミングを決定するとよい。すなわち,本発明の画像読取装置では,無効面を有する原稿が連続した場合には,後続原稿の画像データが先行原稿の画像データと並行して処理されることから,後続原稿の処理が早期に開始される。そこで,処理部の使用状況に応じて,原稿を読取部に搬送するタイミングを早めることで,後続原稿に後続する原稿の読み取りの早期化を図ることができる。
本発明によれば,読み取った画像に対する処理を行う処理部が複数あり,それら処理部を有効利用できる画像読取装置が実現される。
実施の形態にかかるMFPの外観を示す斜視図である。 図1に示したMFPの画像読取部の内部構成(図1のA−A断面)を示す断面図である。 画像読取部の電気的構成を示すブロック図である。 MFPの両面読取処理の手順を示すフローチャートである。 MFPの片面読取処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかる画像読取装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,スキャン機能およびプリント機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral )に本発明を適用したものである。
[MFPの構成]
本形態のMFP100は,図1に示すように,用紙に画像を印刷する画像形成部1と,原稿の画像を読み取る画像読取部2(画像読取装置の一例)とを備えている。画像形成部1の画像形成方式は,電子写真方式であっても,インクジェット方式であってもよい。また,カラー画像の形成が可能であっても,モノクロ画像専用であってもよい。また,両面印刷が可能であっても,片面印刷専用であってもよい。
また,MFP100は,その前面側に,各種のボタン(例えば,スタートキー,ストップキー,テンキーの各ボタン)によって構成されるボタン群41,液晶ディスプレイからなる表示部42を備えた操作パネル40を備えている。このボタン群41や表示部42により,動作状況の表示やユーザによる入力が可能になっている。
また,MFP100は,画像形成部1によるプリント機能や画像読取部2によるスキャン機能の他,FAX送受信機能や,パーソナルコンピュータ等の外部情報装置へのデータ送受信機能や,USBメモリ等の外部記憶装置への記録機能を有している。
[画像読取部の構成]
続いて,画像読取部2の構成について,図1および図2を参照しつつ説明する。画像読取部2は,画像の読み取りを行う本体部10と,原稿の自動搬送を行う自動原稿供給装置(ADF:Auto Document Feeder,搬送装置の一例)20とを備えている。
本体部10は,その上面に,コンタクトガラス11,12を備えている。さらに,本体部10の内部であってコンタクトガラス11,12の下方には,原稿の画像を読み取るイメージセンサ15(第1読取部の一例)が設けられている。イメージセンサ15は,主走査方向(原稿搬送方向に直交方向,図2の奥行き方向)に光学素子が一列に並んで配置されており,原稿からの反射光を電気信号に変換して出力する。イメージセンサ15としては,例えば,CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)が適用可能である。
イメージセンサ15は,スライド軸13に対してスライド自在に支持されている。このスライド軸13は,副走査方向(図2中の左右方向)に延び,両端部が本体部10の筐体に固定されている。そのため,イメージセンサ15は,図2中の左右方向に移動可能に設けられている。
ADF20は,本体部10の上方に位置するとともに一辺が本体部10と接続し,本体部10に対して回動自在に設けられている。そのため,ADF20は,本体部10の上面を開閉することができ,本体部10の上面を覆うカバーを兼ねる。また,ADF20は,読み取り前の原稿を載置する原稿トレイ21と,読み取り後の原稿を載置する排出トレイ22とを備えている。具体的に,原稿トレイ21は,排出トレイ22の上方に配設されている。
また,ADF20の内部には,原稿が搬送される経路として,原稿トレイ21と排出トレイ22とを連結する略U字状の搬送路30(図2中の一点鎖線)が設けられている。搬送路30には,原稿搬送方向の上流側から,搬入ローラ31,メインローラ32,排出ローラ33が設けられている。
また,ADF20は,その下面に開口部23が設けられ,その開口部23から原稿押さえ板24が露出するように配置されている。この原稿押さえ板24は,原稿搬送方向の,メインローラ32よりも下流で排出ローラ33よりも上流に位置し,ADF20を閉じた状態でコンタクトガラス12と対向している。
ADF20は,原稿トレイ21に載置された原稿を搬入ローラ31によって1枚ずつ取り出し,その原稿をメインローラ32に沿ってUターンさせる。そして,その原稿を本体部10のコンタクトガラス12(以下,「ADFガラス12」とする)に対向する位置に搬送する。具体的には,原稿を原稿押さえ板24とADFガラス12との間を通過させる。その後,その原稿を排出ローラ33を介して排出トレイ22上に排出する。
画像読取部2は,イメージセンサ15を利用した原稿の読取方式として,フラットベッド(原稿固定走査)方式と,ADF(原稿移動走査)方式との,2つの読取方式がある。フラットベッド方式の場合,原稿を1枚ずつコンタクトガラス11(以下,「FBガラス11」とする)上に載置する。その状態で,イメージセンサ15が副走査方向(主走査方向に直交方向,図2の左右方向)に移動し,その際に主走査方向に1ラインずつ原稿の画像が読み取られる。一方,ADF方式の場合,原稿を纏めて原稿トレイ21に載置する。そして,イメージセンサ15がADFガラス12に対向する位置に移動し,固定される。その状態で,ADF20によって原稿が原稿押さえ板24の下側であってADFガラス12に対向する位置に搬送され,その際に主走査方向に1ラインずつ原稿の画像が読み取られる。
また,ADF20は,原稿搬送方向の,搬入ローラ31よりも下流でメインローラ32よりも上流に,原稿の画像を読み取るイメージセンサ25(第2読取部の一例)およびそのイメージセンサ25に対向する原稿押さえ板26を備え,イメージセンサ25と原稿押さえ板26との間を原稿が通過するように配置される。イメージセンサ25についても,本体部10のイメージセンサ15と同様に,CISやCCDが適用可能である。
イメージセンサ25は,ADF方式によってイメージセンサ15に読み取られる面とは反対の面を読み取ることができる位置に配置される。そのため,本形態の画像読取部2は,1回の原稿搬送で,本体部10のイメージセンサ15によって一方の面を,ADF20のイメージセンサ25によって他方の面を,それぞれ読み取ることができる。つまり,1パスで両面読み取りを行うことが可能な構成になっている。以下,イメージセンサ15にて読み取られる面を「表面」とし,イメージセンサ25にて読み取られる面を「裏面」として説明する。
[画像読取部の電気的構成]
続いて,画像読取部2の電気的構成について説明する。画像読取部2は,図3に示すように,補正処理部151,251と,出力回路152,252と,ラインバッファ153,253と,セレクタ354,357,360と,画像処理部355と,ページメモリ156,256と,圧縮バッファ158,258と,圧縮処理部159(第1処理部の一例),259(第2処理部の一例)とを備えるデータ処理部35を有している。
補正処理部151,251は,各種の補正処理(黒補正,白補正,縮小,γ補正等)を行うものである。ラインバッファ153,253は,1ラインあるいは数ライン分の画像データを格納するものである。画像処理部355は,各種の画像処理(色変換,記録補正,2値化,白紙判定等)を行うものである。ページメモリ156,256は,1ページあるいは数ページ分の画像データを格納するものである。圧縮バッファ158,258は,圧縮処理を行うための中間記憶領域である。圧縮処理部159,259は,1ページ分の画像データを圧縮するものである。
また,データ処理部35は,イメージセンサ15にて読み取られた表面の画像データを処理する表面処理部351と,イメージセンサ25にて読み取られた裏面の画像データを処理する裏面処理部352とで構成されている。
表面処理部351は,イメージセンサ15から出力された表面の画像データを,補正処理部151,出力回路152,ラインバッファ153,セレクタ354,画像処理部355,ページメモリ156,セレクタ357,圧縮バッファ158,圧縮処理部159,セレクタ360を介して,表面用の記録バッファ161に出力する。裏面処理部352は,イメージセンサ25から出力された裏面の画像データを,補正処理部251,出力回路252,ラインバッファ253,セレクタ354,画像処理部355,ページメモリ256,セレクタ357,圧縮バッファ258,圧縮処理部259,セレクタ360を介して,裏面用の記録バッファ261に出力する。
また,表面処理部351と裏面処理部352では,画像処理部355が共通する。そのため,データ処理部には,画像処理部355の前方にセレクタ354が設けられている。セレクタ354は,ライン毎に画像データを取得する。そして,両面読み取りの際には,表面の画像データと裏面の画像データとを交互に画像処理部355へと引き渡す。
また,データ処理部35には,圧縮バッファ158,258の前方に,処理部を切り換えるセレクタ357が設けられている。これにより,圧縮処理は,必要に応じて本来とは異なる圧縮処理部で行うことができる。また,データ処理部35には,圧縮処理部159,259の後方にも,処理部を切り換えるセレクタ360が設けられている。これにより,本来とは異なる圧縮処理部で処理を行った画像データを本来のルートに復帰させることができる。
具体的に,セレクタ357は,ページ毎に画像データを取得し,圧縮バッファ158,258のどちらか一方へと引き渡す。セレクタ360は,圧縮処理後の画像データが表面,裏面のどちらの画像データであるかを判定する。そして,表面の画像データであれば記録バッファ161へと引き渡し,裏面の画像データであれば記録バッファ261へと引き渡す。
なお,データ処理部35の構成は一例であってこれに限るものではない。例えば,上記の構成では,画像処理部355を共用しているが,表面処理部351と裏面処理部352とでそれぞれ独立していてもよい。また,補正処理部や出力回路を,表面処理部351と裏面処理部352とで共用してもよい。また,ラインバッファ153,253,ページメモリ156,256および圧縮バッファ158,258は,専用のメモリであってもよいし,他の処理と共用のメモリの一部であってもよい。
[MFPの読取動作]
続いて,MFP100の画像読取部2における読取動作について説明する。MFP100は,ADF20を利用した読み取りとして,イメージセンサ15およびイメージセンサ25を利用した両面読み取りと,一方のイメージセンサを利用した片面読み取りとを行うことができる。なお,本形態の片面読み取りは,イメージセンサ15を利用した表面の片面読み取りとする。
両面読み取りでは,原稿トレイ21から搬入された原稿について,イメージセンサ25による裏面の読み取りと,イメージセンサ15による表面の読み取りとが行われる。そして,表面処理部351による表面画像データの処理と,裏面処理部352による裏面画像データの処理とが並行して行われる。
片面読み取りでは,原稿トレイ21から搬入された原稿について,イメージセンサ15による表面の読み取りが行われる。そして,表面処理部351による表面画像データの処理が行われる。
また,無効面(例えば,白紙面,片面読み取りにおける非読取面)を読み取った場合,その無効面の画像データに対する圧縮処理は不要であり,無効面に対応する圧縮処理部が空き状態になる。そこで,両面読み取りおよび片面読み取りともに,必要に応じて本来とは異なる圧縮処理部で圧縮処理を行うように処理ルートを切り換える。
[両面読取処理]
以下,上述の両面読み取りを行う両面読取処理(制御部,判断部,消去部,切換部,復帰部の一例)の手順について,図4のフローチャートを参照しつつ説明する。この両面読取処理は,ユーザが原稿束を原稿トレイ21にセットした状態で,両面読み取りを行うジョブを投入したことを契機に実行される。また,両面読取処理は,1枚の原稿に対して行う処理であり,複数枚の原稿を順次に読み取る場合には,この両面読取処理が原稿枚数分にわたって実行される。
まず,原稿の搬送を開始する(S101)。すなわち,原稿トレイ21にセットされた原稿を1枚取り出し,搬送路30内に搬入する。そして,イメージセンサ25によって裏面を読み取り,さらにイメージセンサ15によって表面を読み取る(S102)。ここで,表面の画像データは,表面処理部351のルートを利用して各種の処理が施され,ページメモリ156に移動することになる。また,裏面の画像データは,裏面処理部352のルートを利用して各種の処理が施され,ページメモリ256に移動することになる。
次に,各処理部では,1ページ分の画像データが蓄積された後,その画像データについて白紙面のデータか否かを判定する(S103)。S103では,例えば,白色および白色に近似する色の画素が1ページの画像データ中に所定割合以上存在する場合に白紙面と判定する。S103の後,表面と裏面との少なくとも一方に白紙面が有るか否かを判断する(S104)。
両面共に白紙面ではない,すなわち両面ともに有効面である場合には(S104:NO),表面の画像データおよび裏面の画像データを,セレクタ357を介して本来の処理部の圧縮バッファに引き渡す(S127)。具体的には,表面の画像データを圧縮バッファ158に,裏面の画像データを圧縮バッファ258に引き渡す。この圧縮バッファ258への画像データの移動は,1枚前に読み取った先行原稿の少なくとも一部の圧縮処理完了を待って行われる。そして,表面および裏面の各画像データに対して,それぞれ圧縮処理部159,259にて圧縮処理を行う(S128)。その後,圧縮済みの表面の画像データおよび裏面の画像データを,セレクタ360を介して本来の記録バッファに引き渡す(S128)。具体的には,表面の画像データを記録バッファ161に,裏面の画像データを記録バッファ261に引き渡す。
なお,MFP100は,ページメモリの画像データを圧縮バッファに移動させ(S127),ページメモリ156,256に次の原稿の画像データを受け入れる領域を確保できたことを契機に,後続する原稿の読み取りを開始する。
一方,表面と裏面との少なくとも一方に白紙面が有る場合には(S104:YES),白紙面のデータをページメモリから消去する(S105)。なお,白紙面の判定は,1ページ分の画像データをページメモリに取り込むまで確定しない。このことから,読み取った画像データを一時的にページメモリに記憶するが,白紙面と分かった段階でそのデータを消去する。すなわち,白紙面のデータは,圧縮バッファにデータを渡す前に消去される。このデータの消去によって,白紙面は,圧縮バッファおよび圧縮処理部の処理対象とならない無効面になる。
次に,先行原稿に白紙面があったか否かを判断する(S106)。具体的には,先行原稿に白紙面があると,その先行原稿の白紙面のデータは消去されているため,少なくとも一方の圧縮バッファには先行原稿の画像データが存在しない。そのため,圧縮バッファ158,258の少なくとも一方に先行原稿に対応する画像データが存在しない場合には,先行原稿に白紙面があったと判断できる。
先行原稿に白紙面がなかった場合には(S106:NO),現原稿の有効面の画像データを,セレクタ357を介して本来の圧縮バッファに引き渡す(S127)。例えば,表面の画像データが有効面であれば,表面の画像データを圧縮バッファ158に引き渡す。S127での画像データの引き渡しは,引き渡し先の圧縮バッファに空きが生じるのを待って行われる。その後,圧縮処理を行い(S128),圧縮後の画像データを本来の記録バッファに引き渡す(S129)。
一方,先行原稿に白紙面があった場合には(S106:YES),現原稿の有効面の画像データを,セレクタ357を介して先行原稿において白紙面であった側の圧縮バッファに引き渡す(S107)。例えば,現原稿の表面の画像データが有効面であって先行原稿の裏面が白紙面であった場合には,現原稿の表面の画像データを本来とは異なる圧縮バッファ258に引き渡す。そして,有効面の画像データについて,本来とは異なる圧縮処理部によって圧縮処理を行う(S108)。その後,圧縮済みの有効面の画像データを,セレクタ360を介して本来の記録バッファに引き渡す(S109)。すなわち,有効面が表面の画像データであれば記録バッファ161に,裏面の画像データであれば記録バッファ261に,圧縮後の画像データを引き渡す。つまり,読み取った画像データを本来のルートに復帰させる。
S109あるいはS129の後,原稿1枚分の両面読取処理を終了する。後続原稿については,ページメモリ156,256が空くことによって搬送が開始される。つまり,新たな両面搬送処理が実行される。MFP100は,原稿トレイ21に載置された原稿の枚数分,この両面搬送処理を行う。
つまり,本形態の両面読取処理では,白紙面を有する原稿が連続することで,圧縮バッファへの記憶処理以降を行う処理部が必要に応じて切り換えられる。例えば,裏面が白紙面の原稿が連続する場合には,先行原稿の表面(有効面)の画像データは本来の処理部(158,159)で圧縮処理される。一方,先行原稿の裏面(無効面)の画像データは消去され,裏面側の処理部(258,259)が空き状態となる。その後,後続原稿の表面(有効面)の画像データは本来の処理部とは異なる処理部(258,259)に切り換えられて圧縮処理される。つまり,本来の処理部とは異なる処理部が空き状態となっているため,その空き状態の処理部を利用して,先行原稿の処理中であっても後続原稿の圧縮処理を開始する。
また,先行原稿の裏面が白紙面であり後続原稿の表面が白紙面であった場合には,先行原稿の表面(有効面)の画像データは本来の処理部(158,159)で圧縮処理される。一方,先行原稿の裏面(無効面)の画像データは消去され,裏面側の処理部(258,259)が空き状態となる。その後,後続原稿の裏面(有効面)の画像データは本来の処理部と同じ処理部(258,259)で圧縮処理される。つまり,本来の処理部が空き状態となっているため,本来の処理部にて圧縮処理を開始する。
すなわち,本形態の両面読取処理では,少なくとも一方の面に白紙面があり,先行原稿にも白紙面がある,つまり白紙面を有する原稿が連続する場合に,後続原稿(先行原稿に後続する現原稿)の有効面の画像データを,空いている圧縮バッファ(先行原稿の画像データの圧縮処理を行っていない処理部の圧縮バッファ)に引き渡している。これにより,空いている圧縮バッファおよび圧縮処理部を利用できる。また,空いている圧縮バッファに画像データを移動させることで,一方の圧縮処理部が先行原稿の画像データについて圧縮処理を実行している最中に,空いている圧縮処理部によって後続原稿の画像データの圧縮処理が開始される。つまり,2枚分の原稿の画像データについて,並行して圧縮処理が実行される。そのため,圧縮処理部を効率よく利用できる。また,現原稿の圧縮処理完了を早めることができる。
また,MFP100は,両ページメモリ156,256に次の原稿の画像データを受け入れる領域を確保できたことを契機に,現原稿に後続する原稿の読み取りを開始している。すなわち,表面処理部351および裏面処理部352の各使用状況に応じて,原稿をイメージセンサ15,25に搬送するタイミングを決定している。前述したように,白紙面を有する原稿が連続した場合,後続原稿の画像データは先行原稿の圧縮処理完了を待たずに圧縮バッファに移動することになる。そのため,ページメモリの空き領域が早期に確保されることになり,結果として現原稿に後続する原稿の読み取りを早期に開始することができる。
[片面読取処理]
続いて,処理部を切り換えつつ片面読み取りを行う片面読取処理(制御部,切換部,復帰部の一例)の手順について,図5のフローチャートを参照しつつ説明する。この片面読取処理は,ユーザが原稿束を原稿トレイ21にセットした状態で,片面読み取りを行うジョブを投入したことを契機に実行される。なお,この片面読取処理は,1枚の原稿に対して行う処理であり,複数枚の原稿を順次に読み取る場合には,この片面読取処理が原稿枚数分にわたって実行される。また,原稿の読取面を表面として説明する。
まず,原稿の搬送を開始する(S201)。そして,イメージセンサ15によって表面を読み取る(S202)。表面の画像データは,処理部351のルートを利用して各種の処理が施され,ページメモリ156に移動することになる。
次に,表面の圧縮バッファ158に空きがあるか否か,すなわち先行原稿の画像データが圧縮バッファ158に存在するか否かを判断する(S203)。圧縮バッファ158に空きがある場合には(S203:YES),現原稿の表面の画像データを,セレクタ357を介して表面の圧縮バッファ158に引き渡す(S225)。その後,圧縮処理を行い(S226),圧縮後の画像データをセレクタ360を介して表面の記録バッファ161に引き渡す(S227)。
圧縮バッファ158に空きがない場合には(S203:NO),裏面の圧縮バッファ258に空きがあるか否か,すなわち先行原稿の画像データが圧縮バッファ258に存在するか否かを判断する(S204)。圧縮バッファ258に空きがある場合には(S204:YES),現原稿の表面の画像データを,セレクタ357を介して裏面の圧縮バッファ258に引き渡す(S205)。その後,圧縮処理を行い(S206),圧縮後の画像データをセレクタ360を介して表面の記録バッファ161に引き渡す(S207)。つまり,読み取った画像データを本来のルートに復帰させる。
S207あるいはS227の後,原稿1枚分の片面読取処理を終了する。圧縮バッファ258に空きがない場合には(S204:NO),S203に戻り,圧縮バッファ158,258の一方に空きができるまで待機する。後続原稿については,ページメモリ156が空くことによって搬送が開始される。つまり,新たな片面搬送処理が実行される。MFP100は,原稿トレイ21に載置された原稿の枚数分,片面搬送処理を行う。
本形態の片面読取処理では,現原稿(先行原稿に後続する原稿)の表面の画像データを,空いている圧縮バッファ(先行原稿の画像データの圧縮処理を行っていない処理部の圧縮バッファ)に引き渡している。これにより,奇数枚目の原稿の画像データと偶数枚目の原稿の画像データとで,交互に空いている圧縮バッファを利用できる。また,空いている圧縮バッファに画像データを移動させることで,他の圧縮処理部が先行原稿の画像データについて圧縮処理を実行している最中に,空いている圧縮処理部によって現原稿の画像データの圧縮処理が開始される。つまり,2枚分の原稿の画像データについて,並行して圧縮処理が実行される。そのため,圧縮処理部を効率よく利用できる。また,現原稿の圧縮処理完了を早めることができる。
また,MFP100は,両ページメモリ156,256に次の原稿の画像データを受け入れる領域を確保できたことを契機に,現原稿に後続する原稿の読み取りを開始している。前述したように,片面読み取りの場合,現原稿(後続原稿)の画像データは先行原稿の圧縮処理完了を待たずに圧縮バッファに移動することになる。そのため,ページメモリの空き領域が早期に確保されることになり,結果として現原稿に後続する原稿の読み取りを早期に開始することができる。
以上詳細に説明したように本形態のMFP100は,無効面(例えば,両面読み取り時の白紙面,片面読み取り時の非読取面)を有する原稿が連続した場合,後続原稿の有効面の画像データを,先行原稿の有効面の画像データを処理している処理部とは異なる処理部の圧縮バッファに引き渡している。これにより,後続原稿の圧縮処理を,先行原稿の圧縮処理と並行して行うことができる。よって,両圧縮バッファ158,258および両圧縮処理部159,259を効率よく使用できる。さらに,後続原稿は先行原稿の圧縮処理完了を待つことなく圧縮処理を開始するため,後続原稿の圧縮処理を早期に完了できる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,MFPに限らず,複写機,スキャナ,FAX等,画像読み取り機能を備えるものであれば適用可能である。
また,実施の形態では,ADF方式の読み取りとフラットベッド方式との両方で利用されるイメージセンサ15よりも,原稿搬送方向の上流側にイメージセンサ25を配置しているが,下流側に配置してもよい。
また,実施の形態では,圧縮処理およびその圧縮処理のために圧縮バッファに画像データを記憶する処理について,本来とは異なる処理部での処理が可能な構成になっているが,本来とは異なる処理に切り換えられる処理は,これに限るものではない。例えば,画像処理部を各処理部で備える構成であれば,画像処理を本来とは異なる画像処理部で処理可能な構成であってもよい。
2 画像読取部
15 イメージセンサ
156 ページメモリ
158 圧縮バッファ
159 圧縮処理部
20 ADF
25 イメージセンサ
256 ページメモリ
258 圧縮バッファ
259 圧縮処理部
35 データ処理部
354,357,360 セレクタ
100 MFP

Claims (5)

  1. 原稿を搬送する搬送装置と,
    前記搬送装置によって搬送される原稿の,第1面の画像を読み取る第1読取部と,
    前記搬送装置によって搬送される原稿の,前記第1面の反対面である第2面の画像を読み取る第2読取部と,
    前記第1読取部で読み取られた画像データを処理する処理部である第1処理部と,
    前記第2読取部で読み取られた画像データを処理する処理部である第2処理部と,
    両面読取を行う際,先行原稿のうち前記第2読取部の読み取り対象面である前記第2面が前記第1処理部及び第2処理部の処理対象とならない面である無効面であり,後続原稿のうち前記第1読取部の読み取り対象面である第1面が無効面である場合に,前記第1処理部にて前記先行原稿の画像データの処理中に,前記後続原稿のうち前記第2面の画像データの前記第2処理部での処理を開始するように制御し,前記先行原稿の両面ともに無効面ではない,あるいは前記後続原稿の両面ともに無効面ではない場合に,前記後続原稿の画像データを,前記第1読取部で読み取られた画像データであれば前記第1処理部で,前記第2読取部で読み取られた画像データであれば前記第2処理部で処理するように制御する制御部と,
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項に記載する画像読取装置において,
    前記第1読取部あるいは前記第2読取部で読み取った画像が白紙であるか否かを判断する判断部と,
    前記判断部が白紙と判断した場合に,前記判断部にて白紙と判断された画像の画像デー
    タを,前記第1処理部あるいは前記第2処理部に出力する前に消去する消去部と,
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1または請求項に記載する画像読取装置において,
    前記第1読取部で読み取られた画像データを前記第2処理部に入力し,前記第2読取部で読み取られた画像データを前記第1処理部入力するように入力先を切り換える切換部を備え,
    前記制御部は,前記先行原稿と前記後続原稿との同側の面が無効面である場合に,前記後続原稿の無効面の反対面の画像データの入力先を,前記切換部によって切り換えることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項に記載する画像読取装置において,
    前記切換部によって入力先が切り換えられた場合に,処理後の画像データを本来の出力先に復帰させる復帰部を備えることを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載する画像読取装置において,
    前記搬送装置は,無効面を有する原稿が連続した場合に,それらの原稿に後続する原稿を前記第1読取部あるいは前記第2読取部に搬送するタイミングを早めることを特徴とする画像読取装置。
JP2010070632A 2010-03-25 2010-03-25 画像読取装置 Active JP5515932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010070632A JP5515932B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010070632A JP5515932B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011205405A JP2011205405A (ja) 2011-10-13
JP5515932B2 true JP5515932B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=44881564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010070632A Active JP5515932B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5515932B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003324581A (ja) * 2002-05-01 2003-11-14 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JP4067870B2 (ja) * 2002-05-14 2008-03-26 シャープ株式会社 画像読取り装置
JP2005260386A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Murata Mach Ltd 画像読取装置
JP2006191228A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011205405A (ja) 2011-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7751099B2 (en) Image reading apparatus, image processing system and registration method in two-side image reading
US8605319B2 (en) Image reading apparatus capable of reading images of both sides of a document
JP2008118269A (ja) 画像読取装置、画像蓄積装置、及びデジタル複合機
JP5115571B2 (ja) 画像読取装置
US20070091351A1 (en) Image processing apparatus
JP2009088872A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
US8867049B2 (en) Image forming apparatus and image reading apparatus
JP5515932B2 (ja) 画像読取装置
JP2009111909A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2009111906A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5041021B2 (ja) 画像読取装置
JP4990732B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2000032244A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4424090B2 (ja) 画像読み取り装置
JP5077383B2 (ja) 画像読取装置
JP5663961B2 (ja) 画像読取装置
JP4904317B2 (ja) 画像読取装置、並びにそれを備えた画像蓄積装置及び画像形成装置
JPH08191370A (ja) 画像記録装置
JP2000200014A (ja) 画像形成装置
JP2005014247A (ja) 画像形成装置
JP5069705B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置
JP2004072602A (ja) 画像読取装置
JP4956369B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4998499B2 (ja) 読取装置
JP2003324581A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140203

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5515932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150