JP5514550B2 - シリンジ用ポリプロピレン樹脂およびこれを原料として得られるシリンジ並びにプレフィルドシリンジ製剤 - Google Patents
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Description
メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、2.16kg荷重)が10〜60g/10分であり、
室温n−デカンに不溶な部分(Dinsol)85〜97重量%と室温n−デカンに可溶な部分(Dsol)3〜15重量%とから構成され(ただし前記DinsolとDsolとの合計は100重量%である)、
前記Dinsolが下記要件(1)〜(3)を満たし、かつ前記Dsolが下記要件(5)〜(7)を満たすエチレンプロピレンブロック共重合体(A)からなることを特徴とするシリンジ用ポリプロピレン樹脂。
(1)Dinsolの融点が150〜165℃
(2)DinsolのGPCから求めた分子量分布(Mw/Mn)が1.0〜3.5
(3)Dinsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が0〜13モル%
(5)DsolのGPCから求めた分子量分布(Mw/Mn)が1.0〜3.5
(6)Dsolの135℃デカリン中における極限粘度[η]が1.5〜4dl/g
(7)Dsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が15〜25モル%
[2]
前記Dinsolが、更に下記要件(4)を満たすことを特徴とする[1]に記載のシリンジ用ポリプロピレン樹脂。
(4)Dinsol中のプロピレンの2,1-挿入結合量と1,3-挿入結合量の和が0.2モル%以下
[3]
前記Dinsolが、更に下記要件(1')を満たすことを特徴とする[1]または[2]に記載のシリンジ用ポリプロピレン樹脂。
(1')Dinsolの融点が150〜160℃
[4]
前記Dinsolが、更に下記要件(3')を満たすことを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載のシリンジ用ポリプロピレン樹脂。
(3')Dinsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が0〜4モル%
[5]
[1]〜[4]のいずれかに記載のシリンジ用ポリプロピレン樹脂を射出成形して得られる筒部(バレル)に押し子(プランジャー)を備えてなるシリンジ。
[5]記載のシリンジにpHが5.0〜9.0である薬液を充填した事を特徴とするプレフィルドシリンジ製剤。
(1)衛生性、耐熱性および透明性に優れ、低分子量物質の溶出もほとんどないシリンジの原料となる、成形時の気泡発生抑制とロングラン成形性、更には射出成形時のコア金型抜き取り時の傷付抑制の全てを従来成し得なかったレベルで満足したシリンジ用ポリプロピレン樹脂
(2)該樹脂を原料として製造された筒部(バレル)に押子(プランジャー)を備えてなるシリンジ
(3)前記シリンジにpHが5.0〜9.0である各種薬液を充填してなる、ESCRによる耐衝撃性および薬剤安定性をも達成した安価なプレフィルドシリンジ製剤。
本発明に係るシリンジ用ポリプロピレン樹脂は、メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、2.16kg荷重)が10〜60g/10分であり、室温n−デカンに不溶な部分(Dinsol)85〜97重量%と室温n−デカンに可溶な部分(Dsol)3〜15重量%とから構成され(ただし前記DinsolとDsolとの合計は100重量%である)、前記Dinsolが下記要件(1)〜(3)を満たし、かつ前記Dsolが下記要件(5)〜(7)を満たすエチレンプロピレンブロック共重合体(A)からなることを特徴としている。
(1)Dinsolの融点が150〜165℃
(2)DinsolのGPCから求めた分子量分布(Mw/Mn)が1.0〜3.5
(3)Dinsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が0〜13モル%
(5)DsolのGPCから求めた分子量分布(Mw/Mn)が1.0〜3.5
(6)Dsolの135℃デカリン中における極限粘度[η]が1.5〜4dl/g
(7)Dsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が15〜25モル%
<エチレンプロピレンブロック共重合体(A)>
本発明のポリプロピレン樹脂を構成するエチレンプロピレンブロック共重合体(A)は、好適にはメタロセン触媒系の存在下で、
第一重合工程にてプロピレンを単独重合、またはプロピレンと少量のエチレンとを(共)重合させてプロピレン系(共)重合体を製造し、引き続き第二重合工程でプロピレン−エチレンランダム共重合体ゴムを製造して得られる。
(1)Dinsolの融点が150〜165℃
(2)DinsolのGPCから求めた分子量分布(Mw/Mn)が1.0〜3.5
(3)Dinsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が0〜13モル%
(5)DsolのGPCから求めた分子量分布(Mw/Mn)が1.0〜3.5
(6)Dsolの135℃デカリン中における極限粘度[η]が1.5〜4dl/g
(7)Dsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が15〜25モル%
さらに上記エチレンプロピレンブロック共重合体(A)は、前記Dinsolが、上記要件に加えて、下記要件(4)を満たすことが好ましい。
(4)Dinsol中のプロピレンの2,1-挿入結合量と1,3-挿入結合量の和が0.2モル%以下
以下、上記要件(1)〜(7)について詳細に説明する。
本発明のポリプロピレン樹脂を構成するエチレンプロピレンブロック共重合体(A)の室温n-デカンに不溶な部分(Dinsol)の融点は150〜165℃であり、好ましくは150〜160℃である。
本発明のシリンジ用ポリプロピレン樹脂を構成するエチレンプロピレンブロック共重合体(A)の室温n-デカンに不溶な部分(Dinsol)のGPCから求めた分子量分布(Mw/Mn)は1.0〜3.5、好ましくは1.5〜3.2、更に好ましくは1.8〜3.0である。上記のように分子量分布が狭い範囲にあることにより、エチレンプロピレンブロック共重合体(A)中の低分子量成分が非常に少ないので、本発明にかかるポリプロピレン樹脂を用いて製造したシリンジでは低分子量物質の溶出がほとんど起こらない。
本発明のシリンジ用ポリプロピレン樹脂を構成するエチレンプロピレンブロック共重合体(A)の室温n-デカンに不溶な部分(Dinsol)中のエチレンに由来する骨格の含有量は0〜13モル%、好ましくは0〜10モル%、より好ましくは0〜8モル%、更に好ましくは0〜4モル%、最も好ましくは0〜2モル%である。Dinsol中のエチレンに由来する骨格の含有量を少なくすると、エチレンプロピレンブロック共重合体(A)の融点(Tm)が高くなり、耐熱性が向上する。そして、Dinsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が13モル%よりも多いと、エチレンプロピレンブロック共重合体(A)の融点が低くなり、シリンジの高温下での剛性が低下する等の不具合が発生する傾向がある。
本発明のシリンジ用ポリプロピレン樹脂を構成するエチレンプロピレンブロック共重合体(A)は、下記要件(4)を満たすことが好ましい。
(4)室温n-デカンに不溶な部分(Dinsol)中のプロピレンの2,1-挿入結合量と1,3-挿入結合量の和が0.2モル%以下
より好ましくは、前記エチレンプロピレンブロック共重合体(A)のDinsol中のプロピレンの2,1-挿入結合量と1,3-挿入結合量の和は、0.1モル%以下である。Dinsol中のプロピレンの2,1-挿入結合量と1,3-挿入結合量の和が0.2モル%よりも多い場合、プロピレンとエチレンとのランダム共重合性が低下し、その結果、室温n-デカンに可溶な部分(Dsol)中のプロピレン−エチレン共重合体ゴムの組成分布が広くなる。その為、シリンジの耐衝撃性が低下し、さらに、水蒸気滅菌処理後に透明性が低下するなどの不具合が発生する場合がある。
本発明のシリンジ用ポリプロピレン樹脂を構成するエチレンプロピレンブロック共重合体(A)の室温n-デカンに可溶な部分(Dsol)のGPCから求めた分子量分布(Mw/Mn)は1.0〜3.5、好ましくは1.2〜3.0、更に好ましくは1.5〜2.5である。上記のように分子量分布が狭い範囲にあることにより、エチレンプロピレンブロック共重合体(A)中には低分子量成分が非常に少ないので、本発明にかかるポリプロピレン樹脂を用いて製造したシリンジでは低分子量物質の溶出がほとんど起こらない。
本発明のシリンジ用ポリプロピレン樹脂を構成するエチレンプロピレンブロック共重合体(A)の室温n-デカンに可溶な部分(Dsol)の135℃デカリン中における極限粘度[η]は1.5〜4dl/g、好ましくは1.5〜3.5dl/gであり、さらに好ましくは1.8〜3.5dl/g、最も好ましくは2.0〜3.0dl/gである。
本発明のシリンジ用ポリプロピレン樹脂を構成するエチレンプロピレンブロック共重合体(A)のn-デカンに可溶な部分(Dsol)中のエチレンに由来する骨格の含有量は15〜25モル%、好ましくは15〜22モル%、更に好ましくは16〜20モル%である。Dsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が15モル%よりも低いと、エチレンプロピレンブロック共重合体(A)の耐衝撃性が低下する場合がある。また、Dsol中におけるエチレンに由来する骨格の含有量が25モル%よりも高いと、シリンジでの透明性が低下する場合がある。
次に、本発明にかかるシリンジ用ポリプロピレン樹脂の製造方法を詳細に説明する。
[工程1]では、通常重合温度0〜100℃、重合圧力常圧〜5MPaゲージ圧で、プロピレンを単独重合させるか、またはプロピレンと少量のエチレンとを共重合させる。[工程1]では、プロピレンに対してエチレンのフィード量をゼロまたは少量とすることによって、[工程1]で製造されるプロピレン系(共)重合体がDinsolの主成分となるようにする。プロピレンの単独重合、およびプロピレンとエチレンとの共重合は、回分式、半連続式、連続式の何れの方法によっても行うことができ、複数の反応器を用いた多段重合で行うこともできる。また[工程1]は、プロピレンに対するエチレンのフィード量を変化させたブロック重合として行うこともできる。
[工程2]では、通常重合温度0〜100℃、重合圧力常圧〜5MPaゲージ圧で、プロピレンとエチレンとを共重合させる。[工程2]では、プロピレンに対するエチレンのフィード量を[工程1]のときよりも多くすることによって、[工程2]で製造されるプロピレン−エチレンランダム共重合ゴムがDsolの主成分となるようにする。
本発明に係るシリンジは、本発明にかかるシリンジ用ポリプロピレン樹脂を射出成形して得られる筒部(バレル)に押子(プランジャー)を備えてなる。前記シリンジ用ポリプロピレン樹脂の射出成形の方法としては、通常用いられる方法を用いることが出来る。前記シリンジ用ポリプロピレン樹脂は成形時の気泡発生抑制とロングラン成形性、更には射出成形時のコア金型抜き取り時の傷付抑制の全てを従来成し得なかったレベルで満足している。そのため、その樹脂を用いて射出成形を行うことによって、衛生性、耐熱性、透明性に優れ、低分子量物質の溶出もほとんどない、低温耐衝撃性を更に改善したシリンジを提供することができる。
本発明に係るプレフィルドシリンジ製剤において用いられる薬液はpHが5.0〜9.0である事が望ましい。pHが上記の範囲内の薬液であれば、水蒸気滅菌や長期保存においてシリンジへの薬液成分の吸着等によって薬液の効能が失効することもない。
MFRは、ASTM D 1238に準拠し、230℃、荷重2.16kgで測定した。
エチレン含有量はIRによる定量を実施することにより測定した。
示差走査熱量計(DSC、パーキンエルマー社製)を用いて測定を行った。ここで測定した第3stepにおける吸熱ピークを融点(Tm)と定義した。
第1step : 10℃/minで240℃まで昇温し、10min間保持する。
(4)室温n-デカン可溶部量(Dsol)
最終生成物(すなわち、本発明のポリプロピレン樹脂を構成するエチレンプロピレンブロック共重合体(A))のサンプル5gにn-デカン200mlを加え、145℃で30分間加熱溶解した。約3時間かけて、20℃まで冷却させ、30分間放置した。その後、析出物(以下、n-デカン不溶部:Dinsol)を濾別した。濾液を約3倍量のアセトン中に入れ、n-デカン中に溶解していた成分を析出させた(析出物(A))。析出物(A)とアセトンを濾別し、析出物を乾燥した。なお、濾液側を濃縮乾固しても残渣は認められなかった。
n-デカン可溶部量(wt%)=〔析出物(A)重量/サンプル重量〕×100。
ウォーターズ社製GPC-150C Plusを用い以下の様にして測定した。分離カラムは、TSKgel GMH6−HT及びTSKgel GMH6−HTLであり、カラムサイズはそれぞれ内径7.5mm、長さ600mmであり、カラム温度は140℃とし、移動相にはo-ジクロロベンゼン(和光純薬工業(株))および酸化防止剤としてBHT(和光純薬工業(株))0.025重量%を用い、1.0ml/分で移動させ、試料濃度は0.1重量%とし、試料注入量は500マイクロリットルとし、検出器として示差屈折計を用いた。標準ポリスチレンは、分子量がMw<1000およびMw>4×106については東ソー(株)製を用い、1000≦Mw≦4×106についてはプレッシャーケミカル社製を用いた。
デカリン溶媒を用いて、135℃で測定した。サンプル約20mgをデカリン15mlに溶解し、135℃のオイルバス中で比粘度ηspを測定した。このデカリン溶液にデカリン溶媒を5ml追加して希釈後、同様にして比粘度ηspを測定した。この希釈操作をさらに2回繰り返し、濃度(C)を0に外挿した時のηsp/Cの値を極限粘度として求めた。
13C−NMRを用いて、特開平7-145212号公報に記載された方法に従って、プロピレンの2,1-挿入結合量、1,3-挿入結合量を測定した。
ASTM D 790に準拠して曲げ試験を行ない、その結果から曲げ弾性率を算出した。
ASTM D 648に準じて行った。単位は℃である。
実施例および比較例のポリプロピレン樹脂の長さ12cm、幅11cm、厚み1mmの角板を溶融温度200℃/金型温度30℃にて射出成形し、第15改正日本薬局方一般試験法『プラスチック製医薬品容器試験法』のプラスチック製水性注射剤容器(ポリエチレン製またはポリプロピレン製注射剤容器)に準じ、121℃1時間でシリンジを水蒸気滅菌した。滅菌前後での純水中での成形物の並行透過光率(%)を測定した。
容積20ml、厚み1mmの注射器外筒8本取り金型を有する150t電動射出成形機にて、シリンジ生産サイクルタイム(秒)をもとめ、6秒以上となるものは×とした。また、バリ等の外観不良を生じたものも成形性×とした。前記二つのいずれにも該当しないものを○とした。
上記シリンジに、ヘパリン(500u/ml)水溶液を入れて押し子をし、日本薬局方溶出物試験の、121℃1時間での水蒸気滅菌後のシリンジの変形を目視で評価した。
シリンジ破壊高さは重さ45gの四角錘を上記シリンジ胴部に種々の高さから落下させ、破壊高さの平均(n=10)をもとめ、高さ50cm以下で割れた場合を×とした。測定は室温(23℃)で実施した。
2)造核剤(B)
ナトリウム-2,2'-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)ホスフェート(アデカ社製、商品名 アデカスタブNA−11UY)
3)リン系酸化防止剤(C)
トリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)フォスファイト(チバスペシャリティケミカルズ社製、商品名 イルガフォス168)
4)アミン系酸化防止剤(D)
コハク酸ジメチル・1-(2-ヒドロキシエチル)-4-ヒドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン重縮合物(チバスペシャリティケミカルズ社製、商品名 チヌビン622LD)
5)塩酸吸収剤(E)
Mg4Al2(OH)12CO3・3H2Oで表されるハイドロタルサイト(協和化学社製、商品名 DHT−4A)。
(1)固体触媒担体の製造
容量1リットルの枝付フラスコにSiO2(AGCエスアイテック製サンスフェアH121)300gをサンプリングし、トルエン800mlを入れ、スラリー化した。
グローブボックス内にて、容量5リットルの4つ口フラスコにイソプロピル(3−t−ブチル−5−メチルシクロペンタジエニル)(3、6−ジ−t−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライドを1.4g秤取った。フラスコをグローブボックスの外に出し、トルエン0.5リットルと上記(1)で調製したMAO/SiO2/トルエンスラリー2.0リットル(固体成分として140g)を窒素下で加え、30分間攪拌し担持を行った。
ヘプタン75リットルの入った内容量200リットルの攪拌機付きオートクレーブにトリエチルアルミニウム156ml、前記の(2)で調製した固体触媒成分144gを順に装入し、トータルヘプタン量を80リットルに調整した。内温15〜20℃に保ち、エチレンを1440g導入し、180分間攪拌しながら反応させた。
本重合−1([工程1])
内容量58リットルのジャケット付き循環式管状重合器にプロピレンを45kg/時間、水素を12.5Nリットル/時間、上記(3)で製造した触媒スラリーを固体触媒成分として2.5g/時間、トリエチルアルミニウム1.7ml/時間を連続的に供給し、管状重合器内に気相の存在しない満液の状態にて重合した。管状反応器の温度は30℃であり、圧力は2.9MPa/Gであった。
得られたスラリーを内容量1000リットルの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを67kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.45mol%になるように供給した。重合温度70℃、圧力2.8MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーを内容量500リットルの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを11kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.45mol%になるように供給した。重合温度68℃、圧力2.8MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーを内容量500リットルの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを14kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.45mol%になるように供給した。重合温度67℃、圧力2.7MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーを内容量500リットルの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、共重合を行った。重合器へは、プロピレンを10kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.1mol%になるように供給した。さらに、重合温度63℃、圧力2.9MPa/Gを保つようにエチレンを供給し重合を行った。
(1)固体触媒担体の製造
上記製造例1の(1)と同様にして、MAO/SiO2/トルエンスラリーを調製した。
グローブボックス内にて、容量5リットルの4つ口フラスコにWO2006/068308号パンフレットに記載の製造方法に従って合成された[3−(1',1',4',4',7',7',10',10'−オクタメチルオクタヒドロジベンゾ[b,h]フルオレニル)(1,1,3−トリメチル−5−tert−ブチル−1,2,3,3a−テトラヒドロペンタレン)]ジルコニウムジクロライドを2.0g秤り取った。フラスコをグローブボックスの外に出し、トルエン0.46リットルと上記(1)で調製したMAO/SiO2/トルエンスラリー1.4リットルとを窒素下で加え、30分間攪拌し担持を行った。
前記の(2)で調製した固体触媒成分202g、トリエチルアルミニウム109ml、ヘプタン100リットルを内容量200リットルの攪拌機付きオートクレーブに導入し、内温15〜20℃に保ち、エチレンを2020g導入し、180分間攪拌しながら反応させた。
本重合−1([工程1])
内容量58リットルのジャケット付き循環式管状重合器にプロピレンを40kg/時間、水素を5Nリットル/時間、上記(3)で製造した触媒スラリーを固体触媒成分として1.6g/時間、トリエチルアルミニウム1.0g/時間を連続的に供給し、管状重合器内に気相の存在しない満液の状態にて重合した。管状反応器の温度は30℃であり、圧力は3.2MPa/Gであった。
得られたスラリーを内容量1000リットルの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを45kg/時間、エチレンを気相部のエチレン濃度が0.37mol%、水素を気相部の水素濃度が0.65mol%になるように供給した。重合温度72℃、圧力3.1MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーを内容量500リットルの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを10kg/時間、エチレンを気相部のエチレン濃度が0.37mol%、水素を気相部の水素濃度が0.65mol%になるように供給した。重合温度72℃、圧力3.0MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーを内容量500リットルの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを10kg/時間、エチレンを気相部のエチレン濃度が0.37mol%、水素を気相部の水素濃度が0.65mol%になるように供給した。重合温度72℃、圧力3.0MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーを内容量500リットルの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、共重合を行った。重合器へは、プロピレンを10kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.1mol%になるように供給した。さらに重合温度63℃、圧力2.9MPa/Gを保つようにエチレンを供給し重合を行った。
本重合−2および共重合の方法を表1のように変えた以外は、製造例2と同様の方法で行った。
エチレンプロピレンブロック共重合体(A1)100重量部をヘンシェルミキサー中に供給し、さらに、造核剤(B)0、10重量部、リン系酸化防止剤(C)0.10重量部、アミン系酸化防止剤(D)0.04重量部、塩酸吸収剤(E)0.03重量部を添加し、攪拌混合した。
実施例1において、エチレンプロピレンブロック重合体(A1)をエチレンプロピレンブロック重合体(A2)に変更した以外は実施例1と同様に行った。物性測定結果を表3に示す。
実施例1において、エチレンプロピレンブロック重合体(A1)をエチレンプロピレンブロック重合体(A3)に変更した以外は実施例1と同様に行った。物性測定結果を表3に示す。
実施例1において、エチレンプロピレンブロック重合体(A1)をエチレンプロピレンブロック重合体(A4)に変更した以外は実施例1と同様に行った。物性測定結果を表3に示す。
実施例1において、エチレンプロピレンブロック重合体(A1)をエチレンプロピレンブロック重合体(A5)に変更した以外は実施例1と同様に行った。物性測定結果を表3に示す。
実施例1において、エチレンプロピレンブロック重合体(A1)をエチレンプロピレンブロック重合体(A6)に変更した以外は実施例1と同様に行った。物性測定結果を表3に示す。
実施例1において、エチレンプロピレンブロック重合体(A1)をエチレンプロピレンブロック重合体(A7)に変更した以外は実施例1と同様に行った。物性測定結果を表3に示す。
実施例1において、エチレンプロピレンブロック重合体(A1)をエチレンプロピレンブロック重合体(A8)に変更した以外は実施例1と同様に行った。物性測定結果を表3に示す。
Claims (6)
- メルトフローレート(ASTM D 1238、230℃、2.16kg荷重)が10〜60g/10分であり、
室温n−デカンに不溶な部分(Dinsol)85〜97重量%と室温n−デカンに可溶な部分(Dsol)3〜15重量%とから構成され(ただし前記DinsolとDsolとの合計は100重量%である)、
前記Dinsolが下記要件(1)〜(3)を満たし、かつ前記Dsolが下記要件(5)〜(7)を満たすエチレンプロピレンブロック共重合体(A)からなるシリンジ用ポリプロピレン樹脂を射出成形して得られる筒部(バレル)に押し子(プランジャー)を備えてなるシリンジ。
(1)Dinsolの融点が150〜165℃
(2)DinsolのGPCから求めた分子量分布(Mw/Mn)が1.0〜3.5
(3)Dinsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が0〜13モル%
(5)DsolのGPCから求めた分子量分布(Mw/Mn)が1.0〜3.5
(6)Dsolの135℃デカリン中における極限粘度[η]が1.5〜4dl/g
(7)Dsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が15〜22モル% - 前記エチレンプロピレンブロック共重合体(A)における、室温n−デカンに不溶な部分(D insol )が90〜97重量%であり、室温n−デカンに可溶な部分(D sol )が3〜10重量%である(ただし前記D insol とD sol との合計は100重量%である)ことを特徴とする請求項1に記載のシリンジ。
- 前記Dinsolが、更に下記要件(4)を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載のシリンジ。
(4)Dinsol中のプロピレンの2,1−挿入結合量と1,3−挿入結合量の和が0.2モル%以下 - 前記Dinsolが、更に下記要件(1')を満たすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のシリンジ。
(1')Dinsolの融点が150〜160℃ - 前記Dinsolが、更に下記要件(3')を満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のシリンジ。
(3')Dinsol中のエチレンに由来する骨格の含有量が0〜4モル% - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のシリンジにpHが5.0〜9.0である薬液を充填した事を特徴とするプレフィルドシリンジ製剤。
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