JP5513152B2 - 椅子用張材の張設構造 - Google Patents

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Description

本発明は、椅子用張材の張設構造に関する。
近年、オフィスの執務スペースや会議室等で使用される事務用椅子においては、弾性を有する表皮材、すなわち張材が張設された背凭れによって、着座者の背中を支持するようにしたものが、多くみられるようになっている。この種の椅子の背凭れは、アルミニウムなどの成型しやすい金属や、合成樹脂によって閉ループ状に成型された背枠(枠体)の前面を張材によって覆い、張材の周縁部を背枠の後面または側面の凹溝に係合させることにより、張材を背枠に張設するのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
一方、パイプ材によって形成された脚フレームに、背凭れが連結されたいわゆるカンチレバータイプの椅子も根強い需要を有している。この種の椅子には、脚フレームにおける背凭れとの連結部分に肘掛が設けられているものがある(例えば、特許文献2〜4参照)。
このような肘掛を有する椅子においては、側面視コの字状に形成されたパイプ製の脚フレームの上部における肘掛部の後端に、背枠の中間部が連結されている。なお、座は、脚フレームの前脚の中間に設けられた座支持部によって支持されている。
特許第4061160号公報 実公平07−037552号公報 特許第4108322号公報 特開2007−289705号公報
しかし、従来の肘掛を有するカンチレバータイプの椅子は、背凭れにおける背枠の表面側に突部が設けられ、この突部が脚フレームに連結されているため、張材に突部を貫通させる孔を設けることにより、張材の周縁部を背枠の後面又は側面の凹溝に係合させるものがある。しかし、この場合には、表皮材の孔が露呈するため、体裁が悪くなる。
また、突部を背枠の外側方に突出させ、背枠の凹溝を突部より前方(表面側)に設けるものがある。しかし、この場合には、凹溝を開口させるための金型の抜き方向と、突部を形成するための金型の抜き方向とが交差するため、同じ金型によって一度に成型できなくなる。この場合、成型工程が一工程増えるため、作業が面倒でコストアップになるという問題が発生する。このような問題は、背凭れを脚フレームに連結する場合に限らず、背凭れを座に連結する場合にも同様に発生する。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、張材を張設した枠体を椅子の他の部材に連結するようにした椅子において、枠体の成型時の型抜きが容易であり、枠体を容易に成形できるだけでなく、張材が緩むのを抑制でき、しかも体裁がよく、コストアップを抑制できるようにした椅子用張材の張設構造を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)閉ループ状の枠体の表面に張材を張設するとともに、前記枠体の外周面における裏面寄りの部分に、椅子の他の部材と連結するための突部を設け、椅子の座または背凭れとして使用する椅子用張材の張設構造において、前記枠体における前記突部より表面側の部分に切込みを設け、この切込みに、嵌合部材を嵌合して取付け、前記枠体における前記突部より表面寄りの外周面と、前記嵌合部材の外周面とに、張材の周縁部を嵌合して止着する凹溝を設ける。
このような構成とすると、枠体における突部より表面側の部分には切込みが設けられているので、この部分の外周面には凹溝を設ける必要がなく、したがって、枠体の外周面に凹溝を形成するための金型の抜き方向と、突部を形成するための金型の抜き方向とが交差することがない。そのため、枠体の成型時の型抜きが容易であり、枠体を、簡単な構造の金型によって、一行程で容易に成型でき、コストダウンを図ることができる。
また、枠体の切込みに、嵌合部材を嵌合して取付け、この嵌合部材の外周面と枠体の外周面とに設けた凹溝に、張材の周縁部を嵌合して止着することにより、枠体における突部の表面側に、張材を、弛むことなく、確実に、しかも体裁よく張設することができる。
さらに、張材には、枠体の突部を貫通させる孔等を設ける必要がないので、張材の強度を保つことができるとともに、体裁をよくすることができる。
(2)上記(1)項において、枠体の長手方向を向く切込みの長さを、突部における枠体の長手方向の幅より大とし、かつ嵌合部の長さを、前記切込みの長さとほぼ同一とする。
このような構成とすると、張材を容易に張設することができる。すなわち、枠体の長手方向を向く切込みの長さを、突部における枠体の長手方向の幅より小とした場合には、切込みに嵌合部材を嵌合させる際に、手が突部に当たって作業が困難になる。それに対して、切込みの長さ及び嵌合部材の長さを突部の長手方向の幅より大とすると、張材を嵌合部材の凹溝に係合させる際に、手が突部に当たるのを回避でき、張材を容易に張設できる。
(3)上記(1)または(2)項において、嵌合部材の外周面を、枠体の外周面と連続する面とし、かつ嵌合部材に設けた凹溝と、枠体に設けた凹溝とを連続させる。
このような構成とすると、嵌合部材の外周面と枠体の外周面とが連続し、体裁をよくすることができ、また、枠体の凹溝と嵌合部材の凹溝とが連続するので、張材の周縁部を、両凹溝に容易に嵌合することができる。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、凹溝を、枠体及び嵌合部材の外周面から枠体の中央に向かって凹入するものとする。
このような構成とすると、張材の周縁部を凹溝に確実に嵌合できる。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、枠体及び嵌合部材の外周面における表面寄りの部分に、枠体の長手方向を向く突条を設け、この突条の裏面側に、表面側に凹入する凹溝を設ける。
このような構成とすると、張材の周縁部をより確実に枠体に止着することができる。
本発明によると、張材を張設した枠体を椅子の他の部材に連結するようにした椅子において、枠体の成型時の型抜きが容易であり、枠体を容易に成形できるだけでなく、張材が緩むのを抑制でき、しかも体裁がよく、コストアップを抑制できるようにした椅子用張材の張設構造を提供することができる。
本発明の一実施形態を備える椅子の正面図である。 椅子の側面図である。 椅子の分解斜視図である。 枠体の切込みを示す前方斜視図である。 図1のV−V線拡大横断平面図である。 図1のVI−VI線拡大縦断側面図である。 図1のVII−VII線拡大横断平面図である。 張材の周縁部に縫着した縁材を枠体及び嵌合部材の凹溝に係合する方法を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を備える椅子の正面図、図2は、同じく側面図である。この実施形態では、椅子の背凭れにおける張材の張設構造に本発明を適用している。
この椅子1は、背凭れ10と、座11と、背凭れ10及び座11を支持する脚フレーム12とを有している。背凭れ10は、図3に示すように、閉ループ状の枠体13と、この枠体13の表面13a(図2参照)に張設された張材14とを有している。枠体13の両側部の外周面13bにおける裏面13c寄りの部分には、枠体13を脚フレーム12と連結するための左右1対の外向耳片(突部)15、15が設けられている。各外向耳片15の先端には、図4に示すように、前方を向くボス15aが設けられている。ボス15aには、枠体13の前方、すなわち表面13a側に向かう有底孔15bが設けられ、有底孔15bの底部には、前後方向を向く貫通孔15cが設けられている。
また、枠体13の左右両側外面における外向耳片15より前方の部分には、図3及び図4に示すように、外向耳片15の基部15dとほぼ等高をなす上下方向の切込み16、16が設けられている。
各切込み16内の上下端付近には、ねじ孔16a、16aが前方から設けられている。図5にも示すように、切込み16における枠体13の内周面13d側には、表面13a側に向かって突出する突条13eが設けられている。切込み16における枠体13の外周面13b側は、開放されている。
これらの切込み16には、図3及び図5に示すように、嵌合部材17がそれぞれ嵌合されている。各嵌合部材17は、ねじ孔16aに螺合するねじ18によって枠体13に取付けられている。嵌合部材17の表面17a及び外周面17bは、枠体13の表面13a及び外周面13bと連続している。
図3に示すように、枠体13の下端部にも、他の部材である座11に連結するための突部としての前下方を向く下部連結片19が設けられている。そして、枠体13の下面(外周面)には、下部連結片19より表面13a側の部分に、下部連結片19における枠体13の長手方向の幅より広い範囲にわたって切込み20が設けられている。
切込み20は、切込み16とほぼ同様である。すなわち、切込み20内の左右両側には、ねじ孔(図示せず)が設けられている。また、図6に示すように、切込み20における枠体13の内周面13d側には、表面13a側に向かって突出する突条13eが設けられ、枠体13の外周面13b側は開放されている。
この切込み20には、図3及び図6に示すように、嵌合部材21が嵌合されている。嵌合部材21は、ねじ22によって枠体13に止着されている。嵌合部材21の表面21a及び外周面21bは、枠体13の表面13a及び外周面13bと連続している。
図7に示すように、枠体13はその断面がほぼ四角形に形成されている。この枠体13の断面形状は、下部側から上部側にかけて徐々に小さくなるように形成されている。なお、枠体13の内側には、図4に示すように、肉抜き孔13f及びリブ13gが設けられている。
本実施形態では、図7に示すように、枠体13の外周面13bにおける外向耳片15、15および下部連結片19より表面13a寄りの部分に、枠体13の長手方向を向く突条24が設けられ、この突条24の裏面13c側に、長手方向を向く凹溝23が、後方に向かって開口し、かつ表面13a側に凹入するようにして設けられている。この凹溝23は、枠体13の切込み16、16、及び切込み20を除いた全周に設けられている。
また、図5に示すように、嵌合部材17には、長手方向に延びる凹溝25が設けられている。ここでは、凹溝25は枠体13の凹溝23と同様に、嵌合部材17の外周面17bにおける表面17a寄りの部分に、嵌合部材17の長手方向を向く突条26が設けられ、この突条26の裏面13c側に、後方に向かって開口し、かつ表面13a側に凹入するようにして設けられている。
図6に示すように、嵌合部材21にも、同様の凹溝27が設けられている。この凹溝27は、嵌合部材21の外周面21bにおける表面21a寄りの部分に、嵌合部材21の長手方向を向く突条28が設けられ、この突条28の裏面13c側に表面13a側に凹入するようにして設けられている。
図3に示すように、座11は閉ループ状の枠体29と、この枠体29に取付けられた座シェル30と、座シェル30に取付けられた座クッション31と、座クッション31の表面に被せられて張設された張材32とを有している。
脚フレーム12は、図2及び図3に示すように、前方に向かって開口する平面視コの字状のベース脚33と、このベース脚33の両前端から上方に延伸する1対の前脚34、34と、前脚34、34の上端から後方に向かってほぼ水平に延びる肘掛け部35、35とを有している。前脚34、34の中間部分は、左右方向を向く横杆36によって連結されている。この横杆36には、座11を支持する平面視コの字状の支持部37が設けられている。また肘掛け部30、30には、合成樹脂製の肘当て材38、38が設けられている。なお、脚フレーム12は、強度向上のため一部または全部を二重パイプ構造にするのが好ましい。
図3示すように、枠体13の外向耳片15と脚フレーム12の肘掛け部35とは、外向耳片15の丸孔15a(図4参照)、及び脚フレーム12の肘掛け部35に挿入されるねじ座39、40を介して、ねじ41によって連結されている。
背凭れ10の張材14は、メッシュ材料によって伸縮可能に形成されている。この張材14の周縁部14aは袋状に形成され、その中に縁材42が挿入されて縫着されている。縁材42は、弾性を有する合成樹脂製の細長い平板状に形成されている。
次に、この椅子1の組立て方について説明する。図3に示すように、背凭れ10の枠体13の表面13a側に張材14を張設する場合は、枠体13の切込み16、16、及び切込み20に嵌合部材17、及び嵌合部材21を嵌合し、それぞれねじ18、22によって止着する。
次に、図8に示すように、周縁部14aに縁材42を縫着した張材14を、枠体13の表面13a側に被せた後、図8中に想像線で示すように、張材14の縁材42を適度な力で枠体13の外周面13bから裏面13c側に引張する。次に、図8中に実線で示すように、縁材42を凹溝23、25、凹溝27に挿入する。そうすると、縁材41は、張材14の張力によって枠体13の表面13a側に引張される。これによって、縁材41は凹溝23、25、凹溝27に係合される。従って、張材14は枠体13の表面13a側に張設された状態で維持される。
椅子1を廃棄したり、張材14を交換したりする場合は、ドライバー等の工具(図示略)により、張材14をつき破って、ねじ18、22の頭部に係合し、ねじ18、22を抜いて嵌合部材17、および嵌合部材21を簡単に取り外すことができる。これにより、張材14の交換等を簡単に行うことができるとともに、分別廃棄に寄与することができる。
本実施形態の椅子1によれば、枠体13の外周面13bにおける裏面13c側に突部としての外向耳片15及び下部連結片19を設け、これらの外向耳片15及び下部連結片19より表面13a側の部分に設けた切込み16及び切込み20に、嵌合部材17及び嵌合部材21をそれぞれ嵌合して止着し、さらに、枠体13の外向耳片15、下部連結片19より表面13a寄りの外周面13bと、各嵌合部材17、21の外周面17b、21bとに、それぞれ凹溝23、25、27を設け、これらの凹溝23、25、27に、張材14の周縁部14aに縫着した縁材42を嵌合して止着するので、枠体13の外向耳片15、下部連結片19を設けた部分にも、張材14の周縁部14aを確実に止着できる。従って、枠体13に脚フレーム12または座11に連結するための外向耳片15、下部連結片19を設けた場合でも、枠体13の外向耳片15、下部連結片19に対応する部分に張材14の周縁部14aを確実に係合できるので、張材14が緩むのを抑制できる。
また、切込み16、20を、外向耳片15、下部連結片19における枠体13の長手方向の幅より広い範囲に亘って設けたので、外向耳片15、下部連結片19を設けた部分に全体的に張材14の周縁部42を確実に係合できる。
また、次に説明するように、張材14の張り付け作業が容易になる。すなわち、枠体13の長手方向を向く切込み16、20の長さを、外向耳片15、下部連結片19における枠体13の長手方向の幅より小とした場合には、切込み16、20に嵌合部材17、21を嵌合させる際に、手が外向耳片15、下部連結片19に当たって作業が困難になる。それに対して、本実施形態では、枠体13における切込み16、20の長さ、及び嵌合部材17、21の長さを外向耳片15、下部連結片19の長手方向の幅より大としたので、張材14を嵌合部材17、21の凹溝25、27に係合させる際に、手が外向耳片15、下部連結片19に当たるのを回避でき、張材14を容易に張設できる。
張材14には、枠体13の外向耳片15及び下部連結片19を貫通させる孔を設ける必要がないので、体裁を良好に保持できる。さらに、枠体13の凹溝23は、枠体13の外向耳片15及び下部連結片19の近傍には設けられていないので、凹溝23を形成するために金型を抜く方向と、外向耳片15及び下部連結片19を形成するために金型を抜く方向とが交差することはない。従って、同一の金型によって一回の行程で成型できるので、コストダウンが可能になる。
また、嵌合部材17及び嵌合部材21の外周面17b、21bを、枠体13の表面13a及び外周面13bと連続する面としているので、枠体13の外向耳片15及び下部連結片19の基部を、嵌合部材17及び嵌合部材21によって遮蔽できる。さらに、嵌合部材17及び嵌合部材21を枠体13とは別に設けたにも拘わらず、嵌合部材17及び嵌合部材21と、枠体13との境目が露呈されないので、体裁が良好になる。また、枠体13の凹溝23と、嵌合部材17、21の凹溝25、凹溝27とが連続しているので、凹溝23、25、27に止着する張材14の縁材41の形状を簡略化できる。
さらに、枠体13、嵌合部材17及び嵌合部材21の各凹溝23、25、27が、枠体13及び各嵌合部材17、21の外周面13b、17b、21bから枠体13の中央に向かって凹入されているので、張材14の縁材37を各凹溝23、25、27に確実に止着できる。
各凹溝23、25、27は、枠体13及び各嵌合部材17、21の外周面13b、17b、21bにおける表面13a、17a、21a寄りの部分に設けられた枠体13の長手方向を向く突条24、26、28の裏面側において、表面13a、17a、21a側に凹入しているので、張材14の縁材42を各凹溝23、25、27に簡単に挿入できる。
本発明においては、本発明の範囲を逸脱しない範囲で、幾多の異なる形態での実施が可能である。
また、上記の実施形態は、本発明を椅子の背凭れに適用したものであるが、本発明は、その向きや形状を変更するだけで、椅子の座やヘッドレスト等にも適用することができる。
1 椅子
10 背凭れ
11 座
12 脚フレーム
13 枠体
13a 表面
13b 外周面
13c 裏面
13d 内周面
13e 突条
13f 肉抜き孔
13g リブ
14 張材
15 外向耳片(突部)
15a ボス
15b 有底孔
15c 貫通孔
15d 基部
16 切込み
16a ねじ孔
17 嵌合部材
17a 表面
17b 外周面
18 ねじ
19 下部連結片(突部)
20 切込み
21 嵌合部材
21a 表面
21b 外周面
22 ねじ
23、25、27 凹溝
24、26、28 突条
29 枠体
30 座シェル
31 座クッション
32 張材
33 ベース脚
34 前脚
35 肘掛け部
36 横杆
37 支持部
38 肘当て材
39、40 ねじ座
41 ねじ
42 縁材

Claims (5)

  1. 閉ループ状の枠体の表面に張材を張設するとともに、前記枠体の外周面における裏面寄りの部分に、椅子の他の部材と連結するための突部を設け、椅子の座または背凭れとして使用する椅子用張材の張設構造において、
    前記枠体における前記突部より表面側の部分に切込みを設け、この切込みに、嵌合部材を嵌合して取付け、前記枠体における前記突部より表面寄りの外周面と、前記嵌合部材の外周面とに、張材の周縁部を嵌合して止着する凹溝を設けたことを特徴とする椅子用張材の張設構造。
  2. 枠体の長手方向を向く切込みの長さを、突部における枠体の長手方向の幅より大とし、かつ嵌合部の長さを、前記切込みの長さとほぼ同一としたことを特徴とする請求項1記載の椅子用張材の張設構造。
  3. 嵌合部材の外周面を、枠体の外周面と連続する面とし、かつ嵌合部材に設けた凹溝と、枠体に設けた凹溝とを連続させた請求項1または2記載の椅子用張材の張設構造。
  4. 凹溝を、枠体及び嵌合部材の外周面から枠体の中央に向かって凹入するものとした請求項1〜3のいずれかに記載の椅子用張材の張設構造。
  5. 枠体及び嵌合部材の外周面における表面寄りの部分に、枠体の長手方向を向く突条を設け、この突条の裏面側に、表面側に凹入する凹溝を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の椅子用張材の張設構造。
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