JP5512051B1 - 数値制御装置、情報連携システムおよび情報連携プログラム - Google Patents

数値制御装置、情報連携システムおよび情報連携プログラム Download PDF

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Abstract

駆動部(60)、データメモリおよび指令部(20)を有する加工機(10)と、前記加工機(10)で使用されるNCデータをデータベースとして格納するデータベースサーバ(100)と、がネットワークを介して接続され、前記加工機(10)と前記データベースサーバ(100)との間で前記NCデータの情報連携を行う情報連携システムで使用される前記加工機(10)であって、前記NCデータを前記データメモリから収集するNCデータ収集部(72)と、前記データベースサーバ(100)中の当該加工機(10)に対応するデータを、収集した前記NCデータに一致させるように、前記データベースサーバ(100)内の前記データベースへアクセスする情報連携コマンドを生成する情報連携コマンド生成部(79)と、前記情報連携コマンドを前記データベースサーバ(100)に送信する情報連携コマンド送信部(84)と、を備える。

Description

この発明は、数値制御装置、情報連携システムおよび情報連携プログラムに関するものである。
数値制御(Numerical Control:以下、NCという)装置は、一般にNC制御ユニットと、NC操作パネルを中心に構成される指令部と、サーボアンプ、主軸アンプ、モータまたは検出器で構成される駆動部と、から構成されている。現在では、高性能の専用マイクロコンピュータを内蔵し、複雑で高度な制御を高い信頼性で実現することができるCNC(Computerized NC)装置もNC装置の一つとして使用されている。
NC装置は、工作機械に設置されたセンサ、スイッチ等からの入力信号により、シーケンス制御を行うことも可能である。制御の対象は、工具交換または切粉排除など機械周辺の動作である。NC装置に対して、一連の加工動作を記述したものをNCプログラミングと呼ぶ。これは、その加工に必用な工具経路または加工条件などをNC装置への命令という形で表したものである。このNCプログラムは、外部のプログラム自動生成装置からNC装置へとダウンロードしたり、NC操作パネルから直接入力したりすることもできる。
一般にNC装置は、汎用シーケンサや汎用サーボを組み合わせて構築したシステムでは実現できない、より高速で高精度な制御が要求される分野で利用される。このようなNC装置は、サーボ系で0.5ms以下の高速な応答を行う高いリアルタイム性を有し、0.1μmレベルの制御が可能である高精度な制御を行うことができる。高いリアルタイム性と高精度な制御を行いながら、振動を起こさない高度なサーボ加減速制御が可能という安定した特性も有する。また、機械の剛性的な要因で発生するバックラッシュ、ねじれ、たわみ、伸縮などに対応した機械に対する補正制御が可能であり、回転中の加工物の回転を止めることなく他の加工エリアに移動するような一つの加工物に対して複数の歯車で同時に加工できる同期制御も可能である。
近年では、工場内においては生産状況等の変更に即応するために、各生産設備における生産に関する情報の変化に対し、その参照や評価を即座に行うことが重要になってきている。したがって、工作機械においても加工状況の変化に即応して、加工情報の参照や評価を正確に、即座に行うことが求められている。そのため、加工情報通信機能を有するNC装置が、提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1には、プログラマブルコントローラを有するFA(Factory Automation)ネットワークと、プログラマブルコントローラから取得したデータを格納するデータファイルと、ユーザアプリケーションと、が、データ管理装置を介して接続された構造のシステムが開示されている。データ管理装置は、複数のPLCから収集したデータをデータファイルに格納したり、ユーザアプリケーションに通知したりする処理を行う、プログラマブルコントローラとデータファイルおよびユーザアプリケーションとの間のミドルウェアとして機能する。
特許第3580347号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術においては、FAネットワーク側の工作機械/制御機器のデータを格納するデータベースと、工作機械/制御機器のデータをデータベースに格納するための専用の情報処理端末であるデータ管理装置と、このデータ管理装置でプログラマブルコントローラとデータベースとの間のデータのやり取りなどを行うためのミドルウェアと、が必要となる。これによって、システムの設置面積が増大し、専用の情報処理端末のメンテナンス費用が増え、システムの運営が高コストになってしまうという問題点があった。
この発明は上記に鑑みてなされたもので、加工装置のデータをデータベースに格納するための専用の情報処理端末とミドルウェアを必要とせずに、メンテナンス費用を抑えることができる数値制御装置、情報連携システムおよび情報連携プログラムを得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる数値制御装置は、被加工物に対して加工を施す加工部、前記被加工物の加工の際に利用する数値制御データを記憶するデータメモリ、および前記データメモリ中のデータを用いて演算を行い、前記加工部を制御する制御部を有する数値制御装置と、前記数値制御装置で使用される数値制御データを含むデータをデータベースとして格納する数値制御データ格納装置と、がネットワークを介して接続され、前記数値制御装置と前記数値制御データ格納装置との間で前記数値制御データの情報連携を行う情報連携システムで使用される前記数値制御装置であって、前記数値制御データを前記データメモリ中から収集するタイミングを規定した数値制御データ収集タイミング設定情報に設定された条件が成立した場合に前記数値制御データを前記データメモリから収集する数値制御データ収集手段と、前記データベースと情報連携を行う際に使用されるコマンドに対して、前記データベース中の表とその中の項目と指定た情報連携コマンド設定に基づいて、前記数値制御データ格納装置に格納されている当該数値制御装置に対応するデータを、収集した前記数値制御データに一致させるように、前記数値制御データ格納装置内の前記データベースへアクセスする情報連携コマンドを生成する情報連携コマンド生成手段と、情報連携する前記数値制御データ格納装置の論理的な識別情報を指定する情報連携接続対象設定に基づいて、前記情報連携コマンドを前記数値制御データ格納装置に送信する情報連携コマンド送信手段と、を備え、前記数値制御データ収集手段、前記情報連携コマンド生成手段および前記情報連携コマンド送信手段は、前記制御部による前記加工部の制御とは独立して処理を実行することを特徴とする。
この発明によれば、数値制御装置のデータメモリ中の数値制御データを収集し、収集した数値制御データで数値制御データ格納装置中のデータを更新する情報連携コマンドを生成し、送信するようにしたので、専用のミドルウェアを有する専用の情報処理端末を数値制御装置の外部に用意することなく、数値制御装置の数値制御データを数値制御格納装置に格納することができる。その結果、システム全体の設置面積を小さくすることができ、メンテナンス費用を抑えることができるという効果を有する。
図1は、この実施の形態による情報連携システムの構成の一例を模式的に示す図である。 図2は、この実施の形態による情報連携システムの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。 図3は、情報連携プロジェクトのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、情報連携接続対象設定のデータ構造の一例を示す図である。 図5は、NCデータ収集タイミング設定のデータ構造の一例を示す図である。 図6は、情報連携コマンド設定のデータ構造の一例を示す図である。 図7は、収集NCデータ編集方法設定のデータ構造の一例を示す図である。 図8は、情報連携タイミング設定のデータ構造の一例を示す図である。 図9は、更新用NCデータ編集方法設定のデータ構造の一例を示す図である。 図10は、収集NCデータのデータ構造の一例を示す図である。 図11は、更新用NCデータのデータ構造の一例を示す図である。 図12は、情報連携システムでの加工機からデータベースサーバへの情報連携処理の際の情報連携タスクにおける手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、NC装置とデータベースサーバとの間の情報連携の手順の一例を示すシーケンス図である。 図14は、情報連携システムでのデータベースサーバから加工機への情報連携処理の際の情報連携タスクにおける手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる数値制御装置、情報連携システムおよび情報連携プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、この実施の形態による情報連携システムの構成の一例を模式的に示す図である。情報連携システムは、NC装置であるCNC装置20AまたはNC装置を組み込んだ加工機10B,10Cと、CNC装置20Aまたは加工機10B,10Cで使用されるデータ(以下、NCデータという)などをデータベースで管理するデータベースサーバ100と、がネットワーク150を介して接続される構成を有する。なお、NCデータは、NC装置に関する特定のテーマに沿ったデータであり、NC装置における加工情報などを例示することができる。
加工機として、被加工物をレーザで加工するレーザ加工機10B、被加工物を放電によって加工する放電加工機10Cなどを用いることができる。
レーザ加工機10Bは、レーザ光を切削または切断加工に利用することで、従来の刃物や切削器具を用いても不可能な機械加工を行う用途で開発された工作機械である。レーザ加工機10Bは、被加工物に対して加工を行う駆動部60Bと、NCプログラムにしたがって駆動部60Bに指示を与える指令部20Bと、を有する。
放電加工機10Cは、電極と被加工物との間に短い周期で繰り返し発生されるアーク放電によって被加工物表面の一部を除去する機械加工方法を採用した工作機械である。放電加工機を利用することで、従来の機械加工技術では加工できなかった硬い金属、極めて硬い鋼鉄、チタンまたは炭化物などから複雑な輪郭を切り出すことができる。放電加工機10Cは、被加工物に対して加工を行う駆動部60Cと、NCプログラムにしたがって駆動部60Cに指示を与える指令部20Cと、を有する。
これらのレーザ加工機10Bと放電加工機10Cは、内部にNC装置である指令部20B,20Cを組み込んで、加工部(工具)の動きを精密に制御し、微細加工を実現している。なお、これらは例示であり、加工機がこれに限定されるものではない。たとえば、加工機内部に組み込んだNC装置で、工具の動きを精密に制御し、微細加工を実現している加工機であれば、この実施の形態を適用することができる。
データベースサーバ(図では、DBサーバと表記)100は、データベースを内部に持ち、データベース管理システムが動作しているサーバのことである。データベースサーバ100は、クライアントからのリクエストなどに対してデータベースの検索などの処理を行い、処理結果を返す。この実施の形態は、データベースサーバ100に関するものであるが、これに限られるものではない。現在使用されている様々なサーバは、内部にデータベースを搭載して情報管理している形態をとるものが多い。そのため、名称がデータベースサーバでなくても、内部にデータベースを搭載しているサーバであれば、この実施の形態に関わる可能性がある。データベースサーバ100のほかに、たとえばFileサーバ110、FTP(File Transfer Protocol)サーバ120、Webサーバ130、App.(アプリケーション)サーバ140などを例示することができる。
ここで、Fileサーバ110は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などのネットワーク上で、ファイルを共有するために設置されるサーバである。FTPサーバ120は、FTPを使用してファイルの送受信を行うサーバのことである。Webサーバ130は、通信プロトコルの一種であるHTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いて情報のやり取りをしている。クライアントであるWebブラウザからリクエストを受けると、リクエストに応じたHTML(HyperText Markup Language)文書や画像などの情報を送信する。Webサーバ130は、Webサイトの構築における必須要素の一つである。アプリケーションサーバ140は、業務用のシステムを、プレゼンテーション層、アプリケーション層、データ層の3つに分けて構成する3階層モデルにおいて、アプリケーション層のプログラムを実行する役割を担うサーバのことである。
図2は、この実施の形態による情報連携システムの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。上記したように、情報連携システムは、加工機10と、数値制御データ格納装置であるデータベースサーバ100と、がネットワークを介して接続された構成を有する。
データベースサーバ100は、情報連携コマンド送受信部101と、データベース格納部102と、データベース管理部(図中では、DBMSと表記)103と、を有する。情報連携コマンド送受信部101は、データベース格納部102中のデータベースと、NC装置またはNC装置(指令部20)が組み込まれた加工機10(以下、これらをまとめて加工機という)が保持するある特定のNC情報を連携させる情報連携コマンドを、加工機10との間で送受信する。
データベース格納部102は、ネットワークに接続されるNC制御工作機械、レーザ加工機10Bまたは放電加工機10Cなどの加工機10に内在するNC情報をデータベースの形式で格納している。データベース中のNC情報は、加工機10との間で情報連携される。データベース管理部103は、データベース格納部102のデータベースに対するアクセス要求に対する処理を行う。
加工機10は、指令部20と、加工部である駆動部60と、を有する。駆動部60は、主軸アンプ62により制御される主軸を回転駆動する主軸モータ61と、主軸モータ61を駆動させることにより主軸を回転させる主軸アンプ62と、サーボアンプ64により工具などの位置や速度の制御を行うサーボモータ63と、サーボモータ63を駆動するサーボアンプ64と、加工機10の装置状態を取得する入力信号生成部であるリミットスイッチ、センサ、その他スイッチ類65と、指令部20からの指示によって動作する動作部であるコンタクタ、ソレノイド、ランプ他66と、を有する。
指令部20は、NC制御ユニット30と、NC操作パネル50と、プログラム作成装置55と、を有する。NC操作パネル50は、NC制御ユニット30を操作する情報を表示するための表示器と、NC制御ユニット30に対して指示を与える操作キーと、を有する。プログラム作成装置55は、加工機での加工に必要な工具経路または加工条件などを制御ユニット30への命令という形で表現した加工プログラム(NCプログラム)を作成する。加工プログラムは、プログラム作成装置55から制御ユニット30にダウンロードされたり、またはNC操作パネル50から直接入力することによって作成され、NC制御ユニット30に導入したりすることができる。
NC制御ユニット30は、CPU31と、メモリ32と、プログラム作成装置55などの外部機器との間の通信インタフェースである外部I/F33と、NC操作パネル50との間の通信インタフェースである操作パネルI/F34と、主軸アンプ62との間の通信インタフェースである主軸制御I/F35と、サーボアンプ64との間の通信インタフェースであるサーボ制御I/F36と、リミットスイッチ、センサ、その他スイッチ類65との間の通信インタフェースであるディジタル入力I/F37と、コンタクタ、ソレノイド、ランプ他66との間の通信インタフェースであるディジタル出力I/F38と、を有する。
メモリ32には、加工を行うに当たって必要な加工プログラム(NCプログラム)と、加工プログラムによる演算で使用したり、演算の結果出力されたりするデータと、データベースサーバ100との間で情報連携するNCデータと、が格納される。これらのデータは、それぞれ用途に応じて、揮発性のメモリまたは不揮発性のメモリに格納される。
また、このメモリ32には、データベースサーバ100との間で情報連携を行う情報連携プログラムが格納されている。この実施の形態では、データベースサーバ100との間で情報連携を行う仕組みが、NC装置(指令部20)内部に新たなタスク(以下、情報連携タスクという)として実装され、それらを加工機10に搭載することで実現される。
情報連携タスクは、情報連携プロジェクト71と、数値制御データ収集手段であるNCデータ収集部72と、NCデータ収集タイミング管理部73と、時計情報管理部74と、情報連携コマンド管理部75と、数値制御データ蓄積手段である収集NCデータ蓄積部76と、収集NCデータ編集方法設定管理部77と、数値制御データ編集手段である収集NCデータ編集部78と、情報連携コマンド生成手段である情報連携コマンド生成部79と、情報連携コマンド退避部80と、情報連携タイミング管理部81と、情報連携接続管理部82と、情報連携コマンド送受信部83と、更新用数値制御データ蓄積手段である更新用NCデータ蓄積部86と、更新用NCデータ編集方法設定管理部87と、更新用数値制御データ編集手段である更新用NCデータ編集部88と、数値制御データ更新手段であるNCデータ更新部89と、を有する。
情報連携プロジェクト71は、NC装置がデータベースサーバ100との間で情報連携を行うに際し、情報連携タスク70が実行されるにあたっての各処理部の動作の設定情報を記録している。この設定情報は、作業者によって、たとえばNC操作パネル50または外部装置から設定される。各処理部は、この情報連携プロジェクト71を参照して、処理を実行する。
図3は、情報連携プロジェクトのデータ構造の一例を示す図である。情報連携プロジェクト71は、情報連携設定ID711、情報連携設定712、情報連携接続対象設定713、NCデータ収集タイミング設定714、情報連携コマンド設定715、収集NCデータ編集方法設定716、情報連携タイミング設定717および更新用NCデータ編集方法設定718を含む。
情報連携設定ID711は、情報連携プロジェクト71を識別する情報である。情報連携設定ID711は、シリアル番号7111と、情報連携設定ID名称設定7112と、情報連携設定名称文字数7113と、情報連携設定名称7114と、を含む。シリアル番号7111は、複数存在する情報連携プロジェクト71−1,71−2,・・・,71−nを一意に識別(番号的、数値的に特定)するものであり、1,2,・・・,nなどの番号が付される。なお、シリアル番号7111は一例であり、一意に識別できるものであれば、どのようなものでもよい。
情報連携設定ID名称設定7112は、情報連携設定ID711で特定される情報連携プロジェクト71に設定する名称の有無を管理する。たとえば情報連携設定ID名称なしの場合には「0」が入力され、情報連携設定ID名称ありの場合には「1」が入力される。情報連携設定名称文字数7113は、情報連携設定ID名称ありの場合に、作業者によって設定された情報連携プロジェクト71の名称の文字数が入力される。情報連携設定名称7114は、情報連携設定ID名称ありの場合に、作業者によって設定された情報連携プロジェクト71の名称が入力される。なお、情報連携設定ID名称設定7112と情報連携設定名称文字数7113と情報連携設定名称7114とは、作業者による情報連携プロジェクト71の管理をしやすくするために導入されるものであり、必要に応じて設けられる。
情報連携設定712は、情報連携プロジェクト71を機能させて、実際に加工機10(指令部20)とデータベースサーバ100とを情報連携させるかどうかを指定する情報である。たとえば情報連携しない場合には「0」が入力され、情報連携する場合には「1」が入力される。この例では、情報連携設定ID711で情報連携プロジェクト71を管理できるようにしたので、複数の情報連携プロジェクト71−1〜71−nを構成することができる。この実施の形態による加工機10では、システムの要求に応じた情報連携設定712を設定することで、どの情報連携プロジェクト71−1〜71−nを機能させるかを指定できる。また、通常利用時は、情報連携する「1」が適用されるが、情報連携するかしないかは、システム要件によって異なるので、この情報連携設定712によって容易に設定の有効/無効を切り替えることができる。
情報連携接続対象設定713は、この実施の形態による加工機10が、情報連携するデータベースの論理的な識別情報を指定する情報であり、情報連携接続管理部82によって管理される。図4は、情報連携接続対象設定のデータ構造の一例を示す図である。情報連携接続対象設定713は、情報連携の接続対象の指定の有無を決める指定有無301と、情報連携の接続対象の指定がある場合のデータベース接続情報302と、を有する。データベース接続情報302には、IP(Internet Protocol)アドレスまたはURL(Uniform Resource Locator)などのロケーション情報、接続に利用するポート番号、セキュリティを確保するためのユーザ名、パスワードなどが設定される。
NCデータ収集タイミング設定714は、この実施の形態による加工機10が、NC制御ユニット30内のメモリ32に記憶されているNCデータを収集するタイミングを指定する情報であり、NCデータ収集タイミング管理部73によって管理される。図5は、NCデータ収集タイミング設定のデータ構造の一例を示す図である。このNCデータ収集タイミング設定714の内容によって、加工機10がNCデータを収集するきっかけを与える。そして、このNCデータ収集タイミング設定714で設定された内容に基づいて、情報連携タスクが動作し、指定されたNCデータの内容を確認する。
図5の例では、NCデータ収集タイミング設定714として、定刻収集311、定周期収集312、値監視収集313、およびシステム立ち上がり時収集314が設けられている。定刻収集311は、指定した日時または曜日と現在の日時または曜日が一致した場合に偽から真に変化したときに情報連携すべきNCデータの収集を行うか否かを設定するものであり、定刻にNCデータの収集を行う場合には、日時などの詳細が設定される。ここで、指定した日時または曜日になった状態が「真」であり、それ以外、すなわち指定した日時または曜日よりも前または後の状態が「偽」である。また、定周期収集312は、指定周期間隔(単位はたとえば秒)で真と偽を繰り返し、偽から真に変化したときにNCデータの収集を行うか否かを設定するものであり、所定の周期でNCデータの収集を行う場合には、周期などの詳細が設定される。
値監視収集313は、値監視周期で設定された周期で、「指令信号」の項目で指定された信号の値を監視し、条件が成立したときにNCデータの収集を行うか否かを設定するものである。ある信号指令をトリガとしてNCデータの収集を行う場合には、監視する信号の種類と、その信号が満たすべき条件と、その信号を監視する周期などの情報が設定される。たとえば、指定した信号成立条件にマッチングした状態が「真」であり、指定した信号条件が成立していない「真」の状態になる前および後は「偽」であるとすると、指定した周期である信号の値を監視し、「偽」から「真」に変化したときにNCデータの収集を行う。ここで、値監視周期とは、情報連携タスク70がNC制御ユニット20内のメモリ32の値を監視する周期のことをいう。この値監視周期は、定周期収集312の収集間隔と同じ周期であるが、定周期収集312の設定の場合と異なり、信号の指定がない。すなわち、値監視周期(の設定)は、ある値を格納しているある信号をトリガにして、NC制御ユニット20内のメモリ32の他の値(データベースサーバ100に格納するべき値)を読み出すための値を格納しているある信号を監視するための周期である。そして、値を認識するための時間間隔(=周期)が、値監視周期となる。なお、信号の状態(すなわち値)は変化することもあれば、変化しないこともある。システム立ち上がり時収集314は、情報連携システムの加工機10が起動したときにNCデータの収集を行なうか否かを設定するものである。
情報連携コマンド設定715は、この実施の形態による加工機10が、データベースと情報連携するときに使用する通信コマンドの種別を指定する情報であり、情報連携コマンド管理部75によって管理される。接続するデータベースの種別によって、通信コマンドは異なってくるが、近年では、データベースといえば、概ねSQLを利用して操作することから、この実施の形態では、SQLコマンドを例に挙げている。具体的には、情報連携を行うデータベースサーバ100中の表名と、その中の項目と、を指定する。
図6は、情報連携コマンド設定のデータ構造の一例を示す図である。SQLコマンドの種別としては、データベース中のデータの追加を指示する「INSERT」321、データベース中のデータの更新を指示する「UPDATE」322、データベース中のデータの削除を指示する「DELETE」323、およびデータベース中のデータの取得を指示する「SELECT」324が挙げられる。情報連携コマンド設定715には、それぞれのコマンド321〜322と、情報連携するデータベースサーバ中の表名、情報連携する表内のレコード名を示すレコード内カラム名、表内のレコード内カラム名に対応するNCデータ中のレコード名を示すNC内データソース名などを含む。
たとえば「INSERT」321では、データ列を挿入すべき表の名前(表名)と、表内のカラム名と、カラム名に対応したデータ列と、が設定される。「UPDATE」322では、データ列を更新すべき表名と、表内のカラム名と、カラム名に対応したデータ列と、更新すべきレコードの抽出条件と、が設定される。「DELETE」323では、削除すべきレコードが存在するであろう表名と、削除すべきレコードの抽出条件と、が設定される。「SELECT」では、読み出すべきレコードが存在するであろう表名と、読み出すべきレコードの抽出条件および並び替え条件が設定される。
収集NCデータ編集方法設定716は、この実施の形態による加工機10がデータベースサーバ100と情報連携する前に収集したNCデータの編集を行う必要性の有無を設定し、編集が必要な場合は、編集方法(プログラム)を設定する情報であり、収集NCデータ編集方法設定管理部77によって管理される。図7は、収集NCデータ編集方法設定のデータ構造の一例を示す図である。この図に示されるように、収集NCデータ編集方法設定716は、情報連携する前の編集の有無を指定する指定有無331と、編集を指定する場合にその編集方法であるプログラム名を指定する演算方法指定332と、を有する。
情報連携タイミング設定717は、この実施の形態による加工機10が、データベースサーバ100と情報連携するタイミングを指定する情報であり、情報連携タイミング管理部81によって管理される。図8は、情報連携タイミング設定のデータ構造の一例を示す図である。この情報連携タイミング設定717の設定内容によって、加工機10がデータベースサーバ100と情報連携するきっかけを与える。そして、この情報連携タイミング設定717の内容にしたがって、情報連携タスク70が動作し、加工機10とデータベースサーバ100との間で情報連携がなされる。
図8の例では、情報連携タイミング設定717として、定刻収集341、定周期収集342、値監視収集343、システム立ち上がり時収集344およびNCデータ収集タイミングと同じ345が設けられている。定刻収集341、定周期収集342、値監視収集343およびシステム立ち上がり時収集344は、図6のNCデータ収集タイミング設定714と同じであるので、その説明を省略する。また、NCデータ収集タイミングと同じ345は、NCデータ収集タイミング設定714と情報連携タイミングを変える必要がない場合に選択される。
更新用NCデータ編集方法設定718は、この実施の形態による加工機10が、データベースサーバ100から加工機10に設定するNCデータ(以下、更新用NCデータという)の抽出を行った後、加工機10に更新用NCデータを展開する前の編集の必要性と、編集が必要な場合に編集方法(プログラム)と、を設定する情報であり、更新用NCデータ編集方法設定管理部87によって管理される。図9は、更新用NCデータ編集方法設定のデータ構造の一例を示す図である。この図に示されるように、更新用NCデータ編集方法設定718は、データベースサーバ100から更新用NCデータを抽出した後、加工機10(NC制御ユニット30のメモリ32)に更新用NCデータを展開する前の編集の有無を指定する指定有無351と、編集を指定する場合にその編集方法であるプログラム名を指定する演算方法指定352と、を有する。
再び図2に戻り、情報連携タスクを構成する処理部について説明する。NCデータ収集部72は、情報連携プロジェクト71のNCデータ収集タイミング設定714の内容と、現在日時情報および定周期割り込み間隔等と、に基づき、NCデータを収集するタイミングが成立したと判断した場合に、情報連携コマンド設定715の抽出対象である「NC内データソース名」の内容に従い、加工機10(NC制御ユニット30)のメモリ32から、NCデータを収集する。たとえば、図6の情報連携コマンド設定715のコマンド「INSERT」を参照すると、「NC内データソース名」として、「操作履歴−操作者」、「移動履歴−動作時間」および「稼働履歴−ワーク現在位置」が登録されているので、これらのソース名に対応するデータの収集を行う。
NCデータ収集タイミング管理部73は、情報連携プロジェクト71中のNCデータ収集タイミング設定714を管理する。具体的には、NCデータ収集タイミング設定714を生成するために、NC操作パネル50の表示器に設定画面を表示し、その設定画面に作業者によって操作キーを介して入力された値を情報連携プロジェクト71のNCデータ収集タイミング設定714として保存する。
時計情報管理部74は、時間に関する情報を管理する。時間に管理する情報として、たとえば現在日時情報、周期的に割込みを行う際のカウント情報などを例示することができる。そして、これらの情報をNCデータ収集部72と情報連携タイミング管理部81に通知する。
情報連携コマンド管理部75は、情報連携プロジェクト71中の情報連携コマンド設定715を管理する。図6に示されるように、情報連携コマンド設定715は、加工機10のメモリ32中のNCデータとデータベースサーバ100中のデータとの間の情報連携を行う際に使用するコマンドの使用条件などを含む。このような情報連携コマンド設定715は、ユーザによって入力され、情報連携コマンド管理部75は、ユーザによって入力された設定内容を管理する。
収集NCデータ蓄積部76は、NCデータ収集部72によって収集された加工機10のメモリ32内のNCデータを格納(蓄積)する。なお、以下では、この収集されたNCデータのことを収集NCデータともいう。図10は、収集NCデータのデータ構造の一例を示す図である。収集NCデータは、表構造を有し、情報連携コマンド設定715に基づいて、加工機10のメモリ32内のデータソース名と情報連携するためのデータベースサーバ100内の表名およびカラム名に相当する記憶領域を有する。ここでは、「情報連携設定ID」711と、連携するデータベースサーバ100内のデータベースの表の名称である「データベース内表名」と、加工機10内のNCデータから抽出する項目である「NC内データソース名」と、「NC内データソース名」に対応するデータベースサーバ100内の項目である「レコード内カラム名」と、を有する。加工機10からNCデータを収集する際には、「レコード内カラム名」に対応するデータは抽出されない。情報連携設定ID711として、シリアル番号が格納され、収集対象のデータベースの表名は「ソウニュウ」であり、収集対象のデータソース名が「操作履歴−操作者」、「稼働履歴−動作時間」および「稼働履歴−ワーク現在位置」であるデータが抽出される。
収集NCデータ編集方法設定管理部77は、情報連携プロジェクト71中の収集NCデータ編集方法を管理する。具体的には、図7に示されるように収集NCデータに対して行う編集の内容の設定をユーザからの入力に基づいて行う。
収集NCデータ編集部78は、ユーザまたはシステムの設定によって収集NCデータ編集方法設定716で編集が指定されている場合に、収集NCデータ編集方法設定716の内容に基づいて、収集NCデータ蓄積部76に蓄積された収集NCデータに対して編集を行う。たとえば、図7の収集NCデータ編集方法設定716の演算方法指定332で指定されたプログラムにしたがって、収集NCデータに対して編集を行う。これによって、収集NCデータ編集部78は、収集NCデータ蓄積部76中のNCデータの「レコード内カラム名」に相当する記憶領域を編集する。つまり、「NC内データソース名」に格納されるデータを編集したものが「レコード内カラム名」に格納される。なお、「NC内データソース名」と同名の記憶領域は、NCデータ収集部72がいつでもデータを格納できるように編集機能の対象空間とはしていない。
情報連携コマンド生成部79は、情報連携プロジェクト71中の情報連携コマンド設定715に基づいて、情報連携コマンドを生成する。情報連携コマンド生成部79は、生成した情報連携コマンドを情報連携コマンド送信部84に渡し、コピーした情報連携コマンドを情報連携コマンド退避部80に渡す。
情報連携コマンド退避部80は、情報連携コマンド生成部79で生成された情報連携コマンドのコピーを情報連携コマンド退避部80に渡し、通信異常発生時のデータ再送に備える。
情報連携タイミング管理部81は、情報連携プロジェクト71中の情報連携接続対象設定と時計情報管理部74からの時計情報とに基づいて、情報連携のタイミングになったかを判定し、情報連携のタイミングになった場合には、情報連携コマンド送信部84に対して情報連携のタイミングになったことを通知する。情報連携接続管理部82は、情報連携プロジェクト71中の情報連携接続対象設定713を管理する。
情報連携コマンド送受信部83は、情報連携コマンド送信手段である情報連携コマンド送信部84と、情報連携コマンド受信手段である情報連携コマンド受信部85と、を有する。情報連携コマンド送信部84は、情報連携タイミング管理部81から通知される情報連携のタイミングになると、情報連携プロジェクト71中の情報連携接続設定に基づいて、ネットワークに接続されるデータベースサーバ100のデータベースに対して、情報連携コマンド生成部79で生成された情報連携コマンドを送信する。情報連携コマンド受信部85は、データベースサーバ100からの情報連携コマンド(たとえばデータベースサーバ100から受信した「SELECT」コマンドに対する応答)を受信し、その情報連携コマンドに付随するメモリ32内のNCデータを変更するためのNCデータを更新用NCデータ蓄積部86に蓄積する。なお、NC装置がデータベースサーバ100と連携するためには、NC装置とデータベースサーバ100が論理的に接続されている必要がある。また、以下では、メモリ32内のNCデータを更新するために、データベースサーバから受信したNCデータを、更新用NCデータともいう。
更新用NCデータ蓄積部86は、データベースサーバ100から取得した更新用NCデータを格納する。更新用NCデータは、加工機10での制御に使用されるNCデータであり、現在格納されているNCデータを更新するための情報である。図11は、更新用NCデータのデータ構造の一例を示す図である。更新用NCデータは、表構造を有し、情報連携コマンド設定715に基づいて、加工機10内の情報連携するデータ名と、情報連携する対象のデータベースサーバ100中の表名およびデータ名と、に相当する記憶領域を有する。ここでは、情報連携設定ID711と、連携するデータベースサーバ100内の「データベース内表名」と、加工機10内の情報連携するデータの項目である「NC内データソース名」と、データベースサーバ100内の「NC内データソース名」に対応した項目である「レコード内カラム名」と、を有する。図11の例では、情報連携設定ID711として、シリアル番号が格納され、「チュウシュツ」という名のデータベース内表名から、「ワークシュベツ」、「カコウホウホウ」および「カコウジュンバン」というレコード内カラム名のデータが抽出される場合が示されている。
更新用NCデータ編集方法設定管理部87は、更新用NCデータ編集方法設定718を管理する。具体的には、図9に示されるようにデータベースサーバ100から取得した更新用NCデータに対して行う編集の内容をユーザによる入力に基づいて管理する。
更新用NCデータ編集部88は、ユーザまたはシステムの設定によって更新用NCデータ編集方法設定718で編集が指定されている場合に、更新用NCデータ編集方法設定718の内容に基づいて、更新用NCデータ蓄積部86に蓄積された更新用NCデータに対して編集を行う。たとえば、図9の更新用NCデータ編集方法設定718の演算方法指定で指定されたプログラムにしたがって、更新用NCデータに対して編集を行う。このとき、更新用NCデータ編集部88は、更新用NCデータ蓄積部86中の更新用NCデータの「NC内データソース名」に相当する記憶領域を編集することができる。つまり、「レコード内カラム名」に格納されるデータを編集したものが「NC内データソース名」に格納される。なお、NC装置内のデータを直接編集する訳にはいかないので、更新用NCデータ蓄積部86の記憶空間を活用して処理を行う。また、「レコード内カラム名」に相当する記憶領域は、いつSELECT応答を受信してもよいように、更新用NCデータ編集部88による編集機能の対象とはしない。
NCデータ更新部89は、現在日時情報および定周期割込み間隔等に基づいて、更新用NCデータ蓄積部86の更新用NCデータを用いて、加工機10(NC制御ユニット30)のメモリ32のNCデータを更新する。
つぎに、このような構成のNC装置での情報連携処理について説明する。図12は、情報連携システムでの加工機からデータベースサーバへの情報連携処理の際の情報連携タスクにおける手順の一例を示すフローチャートである。まず、NCデータ収集部72は、NCデータ収集タイミング設定714で規定される収集タイミングになったかを判定する(ステップS11)。収集タイミングではない場合(ステップS11でNoの場合)には、収集タイミングとなるまで待ち状態となる。また、収集タイミングとなった場合(ステップS11でYesの場合)には、NCデータ収集部72は、NC制御ユニット30のメモリ32(データメモリ)からNCデータを収集し、収集NCデータ蓄積部76に格納する(ステップS12)。
ついで、収集NCデータ編集方法設定716で収集NCデータの編集が設定されているかを判定する(ステップS13)。編集が設定されている場合(ステップS13でYesの場合)には、収集NCデータ編集方法設定716の内容に基づいて収集NCデータを編集する(ステップS14)。その後、またはステップS13で編集が設定されていない場合(ステップS13でNoの場合)には、情報連携コマンド生成部79は、情報連携コマンド設定715に基づいて、収集NCデータ蓄積部76に格納された収集NCデータをデータベースサーバ100に送信(情報連携)するための情報連携コマンドを生成する(ステップS15)。新たな収集NCデータをデータベースサーバ100に登録する場合には、「INSERT」命令を使用し、収集NCデータの一部を更新する場合には、「UPDATE」命令を使用し、収集NCデータを削除する場合には、「DELETE」命令を使用する。
情報連携コマンド生成部79は、生成した情報連携コマンドを情報連携コマンド送信部84に渡すとともに、生成した情報連携コマンドをコピーし、情報連携コマンド退避部80に渡す(ステップS16)。これは、加工機10とデータベースサーバ100との間で通信異常が発生した場合のデータ再送に備えるためである。
ついで、情報連携コマンド送信部84は、情報連携タイミング設定717で規定される情報連携タイミングになったかを判定する(ステップS17)。情報連携タイミングでない場合(ステップS17でNoの場合)には、情報連携タイミングとなるまで待ち状態となる。また、情報連携タイミングとなった場合(ステップS17でYesの場合)には、情報連携コマンド送信部84は、情報連携コマンドをデータベースサーバ100に対して送信し(ステップS18)、情報連携を行う。以上で、加工機10のNCデータをデータベースサーバ100へ反映する情報連携処理が終了する。
図13は、NC装置とデータベースサーバとの間の情報連携の手順の一例を示すシーケンス図であり、(a)は通常の処理手順を示しており、(b)は障害が発生した場合の処理手順を示している。なお、以下に示す処理は、情報連携タスク70の情報連携コマンド送受信部83内の情報連携コマンド送信部84によって行われる。
最初に通常の処理手順について図13(a)を参照しながら説明する。まず、システムが起動されると、加工機10とデータベースサーバ100との間でセッションを確保する処理が行われる。具体的には、NC装置の情報連携コマンド送受信部83は、情報連携接続対象設定713の設定内容にしたがって、接続すべきデータベースサーバ100を認識し、データベースを開くDBオープン処理を行う(SQ11)。
ついで、情報連携コマンドの送信を開始するために、加工機10はデータベースサーバ100に対してトランザクション開始要求を送信する(SQ21)。その後に、図12のステップS18で示した情報連携コマンドであるSQL文を送信(実行)する(SQ22)。全てのSQL文を送信し終え、トランザクション処理によるデータの変更処理が正常に終了した場合に、その変更処理を有効な結果と確定し、データベースに反映するコミット処理を行う(SQ23)。なお、通常は、トランザクション開始要求からコミットまでの処理を繰り返し実行する。
そして、システム終了時にNC装置とデータベースサーバ100との間で確立されたセッションを開放するDBクローズ処理が行われる(SQ31)。
以上によって、情報連携コマンドによる情報連携処理が終了し、NC装置とデータベースサーバ100との間で情報連携される。
つぎにSQL文実行処理中に異常発生した場合の処理手順について図13(b)を参照しながら説明する。図13(a)で説明したように、トランザクション開始要求が出され、正常にSQL文が実行されている状態にあるものとする(SQ22(n−1))。その後、SQL文の実行中に何らかの障害が発生すると(SQ22(n))、それまでの変更処理を無効なものとし、トランザクションが実行される前の状態に戻すロールバック処理が行われる(SQ25)。これによって、データベースサーバ100のデータベースは、元の状態に戻される。
図14は、情報連携システムでのデータベースサーバから加工機への情報連携処理の際の情報連携タスクにおける手順の一例を示すフローチャートである。まず、加工機10は、更新用NCデータの抽出を行う情報連携コマンドをデータベースサーバ100に対して送信する(ステップS31)。なお、この更新用NCデータの取得要求は、データ抽出を行う「SELECT」命令を使用する。また、この更新用NCデータの取得要求を送信するまでの手順の詳細は、図11で説明した手順と同様であるのでその説明を省略する。
データベースサーバ100は、更新用NCデータの取得要求を含む情報連携コマンドを受信すると、その情報連携コマンドにしたがって更新用NCデータの抽出を行い、情報連携コマンド送受信部83を介して加工機10に送信する。
加工機10の情報連携タスク70の情報連携コマンド送受信部83は、更新用NCデータを受信すると(ステップS32)、更新用NCデータ蓄積部86に格納する(ステップS33)。ついで、更新用NCデータ編集部88は、更新用NCデータ編集方法設定718で更新用NCデータの編集が設定されているかを判定する(ステップS34)。編集が設定されている場合(ステップS34でYesの場合)には、更新用NCデータ編集部88は、更新用NCデータ編集方法設定718の内容に基づいて更新用NCデータを編集する(ステップS35)。その後、またはステップS34で編集が設定されていない場合(ステップS34でNoの場合)には、NCデータ更新部89は、時計情報を参照して、更新用NCデータ蓄積部86に格納された更新用NCデータで、加工機10のメモリ32の内容を更新する(ステップS36)。以上によって、加工機10へのNCデータの更新処理が終了する。
なお、上述した加工機10(NC装置)での情報連携方法は、その処理手順を格納したプログラムとして構成することができる。そして、このプログラムを上記した加工機10(NC装置)で実行させることによって実現することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)−ROM、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile DiskまたはDigital Video Disk)などのコンピュータで読取可能な記録媒体に記録される。この場合、加工機10(NC装置)によって記録媒体から読み出されるようにしてもよいし、加工機10(NC装置)に接続されたエンジニアリングツールなどの情報処理端末で記録媒体から読み出され、それをネットワークを介して加工機10(NC装置)にインストールして加工機10(NC装置)によって読み出されるようにしてもよい。また、このプログラムは、インタネットなどのネットワーク(通信回線)を介して配布することもできる。
この実施の形態では、加工機10(NC装置)のメモリ32中のNCデータを収集し、収集したNCデータでデータベースサーバ100中のデータを更新する情報連携コマンドを生成し、送信する機能と、情報連携コマンドの指示によってデータベースサーバ100から取得した更新用NCデータで、加工機10(NC装置)のメモリ32中のNCデータを更新する機能と、を加工機10のNC制御ユニット30に持たせた。これによって、専用のミドルウェアを有する専用の情報処理端末を加工機10の外部に用意することなく、加工機10のNCデータをデータベースサーバ100に格納することができる。その結果、システム全体の設置面積を小さくすることができ、システムの運営および維持にかかるコストを低減することができるという効果を有する。
また、データベースサーバ100へのアクセスを含む情報連携する処理を情報連携プロジェクト71で設定するようにしたので、データベースサーバ100から情報を取得する際に必要なプログラミングの専門用語を作業者が使用してプログラムを作成することがない。その結果、複雑なプログラム作成装置が不要になるという効果も有する。
さらに、上記機能を加工機10のNC制御ユニット30上で専用タスク化したので、加工機10から能動的にデータベースサーバ100と連携することができる。また、専用タスク化し、システム性能に応じた優先度および動作周期を選択することで、加工精度に影響を与えないようにデータベースサーバ100との情報連携を行うことができるという効果を有する。
以上のように、この発明にかかる数値制御装置は、電気通信回線を介して接続されるデータベースサーバとNC情報を連携させるシステムに有用である。
10 加工機、10B レーザ加工機、10C 放電加工機、20 指令部、20A CNC装置、20B,20C 指令部、30 NC制御ユニット、31 CPU、32 メモリ、50 NC操作パネル、55 プログラム作成装置、60,60B,60C 駆動部、70 情報連携タスク、71 情報連携プロジェクト、72 NCデータ収集部、73 NCデータ収集タイミング管理部、74 時計情報管理部、75 情報連携コマンド管理部、76 収集NCデータ蓄積部、77 収集NCデータ編集方法設定管理部、78 収集NCデータ編集部、79 情報連携コマンド生成部、80 情報連携コマンド退避部、81 情報連携タイミング管理部、82 情報連携接続管理部、83 情報連携コマンド送受信部、84 情報連携コマンド送信部、85 情報連携コマンド受信部、86 更新用NCデータ蓄積部、87 更新用NCデータ編集方法設定管理部、88 更新用NCデータ編集部、89 NCデータ更新部、100 データベースサーバ、101 情報連携コマンド送受信部、102 データベース格納部、103 データベース管理部。

Claims (11)

  1. 被加工物に対して加工を施す加工部、前記被加工物の加工の際に利用する数値制御データを記憶するデータメモリ、および前記データメモリ中のデータを用いて演算を行い、前記加工部を制御する制御部を有する数値制御装置と、前記数値制御装置で使用される数値制御データを含むデータをデータベースとして格納する数値制御データ格納装置と、がネットワークを介して接続され、前記数値制御装置と前記数値制御データ格納装置との間で前記数値制御データの情報連携を行う情報連携システムで使用される前記数値制御装置であって、
    前記数値制御データを前記データメモリ中から収集するタイミングを規定した数値制御データ収集タイミング設定情報に設定された条件が成立した場合に前記数値制御データを前記データメモリから収集する数値制御データ収集手段と、
    前記データベースと情報連携を行う際に使用されるコマンドに対して、前記データベース中の表とその中の項目と指定た情報連携コマンド設定に基づいて、前記数値制御データ格納装置に格納されている当該数値制御装置に対応するデータを、収集した前記数値制御データに一致させるように、前記数値制御データ格納装置内の前記データベースへアクセスする情報連携コマンドを生成する情報連携コマンド生成手段と、
    情報連携する前記数値制御データ格納装置の論理的な識別情報を指定する情報連携接続対象設定に基づいて、前記情報連携コマンドを前記数値制御データ格納装置に送信する情報連携コマンド送信手段と、
    を備え
    前記数値制御データ収集手段、前記情報連携コマンド生成手段および前記情報連携コマンド送信手段は、前記制御部による前記加工部の制御とは独立して処理を実行することを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記数値制御データ格納装置の前記データベースから、当該数値制御装置の数値制御データを更新する更新用数値制御データを抽出する前記情報連携コマンドに対する応答を受信する情報連携コマンド受信手段と、
    受信した前記応答に含まれる前記更新用数値制御データで、前記データメモリに記憶されている前記数値制御データの更新を行う数値制御データ更新手段と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記情報連携コマンド送信手段は、前記情報連携コマンドを送信するタイミングを規定した情報連携タイミング設定情報に基づいて前記数値制御データを前記数値制御データ格納装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  4. 前記数値制御データ収集手段で収集された前記数値制御データを蓄える数値制御データ蓄積手段と、
    前記数値制御データ蓄積手段に蓄えられた前記数値制御データを所定の条件にしたがって編集する数値制御データ編集手段と、
    をさらに備え、
    前記情報連携コマンド送信手段は、前記編集された数値制御データを送信することを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  5. 前記情報連携コマンド受信手段で受信された前記応答に含まれる前記更新用数値制御データを蓄える更新用数値制御データ蓄積手段と、
    前記更新用数値制御データ蓄積手段に蓄えられた前記更新用数値制御データを所定の条件にしたがって編集する更新用数値制御データ編集手段と、
    をさらに備え、
    前記数値制御データ更新手段は、前記編集された更新用数値制御データで、前記データメモリに記憶されている前記数値制御データの更新を行うことを特徴とする請求項2に記載の数値制御装置。
  6. 被加工物に対して加工を施す加工部、前記被加工物の加工の際に利用する数値制御データを記憶するデータメモリ、および前記データメモリ中のデータを用いて演算を行い、前記加工部を制御する制御部を有する数値制御装置と、前記数値制御装置で使用される数値制御データを含むデータをデータベースとして格納する数値制御データ格納装置と、がネットワークを介して接続され、前記数値制御装置と前記数値制御データ格納装置との間で前記数値制御データの情報連携を行う情報連携システムであって、
    前記数値制御装置は、
    前記数値制御データを前記データメモリ中から収集するタイミングを規定した数値制御データ収集タイミング設定情報に設定された条件が成立した場合に前記数値制御データを前記データメモリから収集する数値制御データ収集手段と、
    前記データベースと情報連携を行う際に使用されるコマンドに対して、前記データベース中の表とその中の項目と指定た情報連携コマンド設定に基づいて、前記数値制御データ格納装置に格納されている当該数値制御装置に対応するデータを、収集した前記数値制御データに一致させるように、前記数値制御データ格納装置内の前記データベースへアクセスする情報連携コマンドを生成する情報連携コマンド生成手段と、
    情報連携する前記数値制御データ格納装置の論理的な識別情報を指定する情報連携接続対象設定に基づいて、前記情報連携コマンドを前記数値制御データ格納装置に送信する情報連携コマンド送信手段と、
    を備え
    前記数値制御データ収集手段、前記情報連携コマンド生成手段および前記情報連携コマンド送信手段は、前記制御部による前記加工部の制御とは独立して処理を実行することを特徴とする情報連携システム。
  7. 被加工物に対して加工を施す加工部、前記被加工物の加工の際に利用する数値制御データを記憶するデータメモリ、および前記データメモリ中のデータを用いて演算を行い、前記加工部を制御する制御部を有する数値制御装置と、前記数値制御装置で使用される数値制御データを含むデータをデータベースとして格納する数値制御データ格納装置と、がネットワークを介して接続される情報連携システムで、前記数値制御装置と前記数値制御データ格納装置との間で前記数値制御データの情報連携を行う情報連携プログラムであって、
    前記数値制御装置に、
    前記数値制御データを前記データメモリ中から収集するタイミングを規定した数値制御データ収集タイミング設定情報に設定された条件が成立した場合に前記数値制御データを前記データメモリから収集する数値制御データ収集手順と、
    前記データベースと情報連携を行う際に使用されるコマンドに対して、前記データベース中の表とその中の項目と指定た情報連携コマンド設定に基づいて、前記数値制御データ格納装置に格納されている当該数値制御装置に対応するデータを、収集した前記数値制御データに一致させるように、前記数値制御データ格納装置内の前記データベースへアクセスする情報連携コマンドを生成する情報連携コマンド生成手順と、
    情報連携する前記数値制御データ格納装置の論理的な識別情報を指定する情報連携接続対象設定に基づいて、前記情報連携コマンドを前記数値制御データ格納装置に送信する情報連携コマンド送信手順と、
    、前記制御部による前記加工部の制御処理とは独立して実行させることを特徴とする情報連携プログラム。
  8. 前記数値制御装置に、
    前記数値制御データ格納装置の前記データベースから、当該数値制御装置の数値制御データを更新する更新用数値制御データを抽出する前記情報連携コマンドに対する応答を受信する情報連携コマンド受信手順と、
    受信した前記応答に含まれる前記更新用数値制御データで、前記データメモリに記憶されている前記数値制御データの更新を行う数値制御データ更新手順と、
    をさらに実行させることを特徴とする請求項7に記載の情報連携プログラム。
  9. 前記情報連携コマンド送信手順では、前記情報連携コマンドを送信するタイミングを規定した情報連携タイミング設定情報に基づいて前記数値制御データを前記数値制御データ格納装置に送信することを特徴とする請求項7に記載の情報連携プログラム。
  10. 前記数値制御装置に、前記数値制御データ収集手順の後で前記情報連携コマンド生成手順の前に、前記数値制御データ収集手順で収集した前記数値制御データを所定の条件にしたがって編集する数値制御データ編集手順をさらに実行させ、
    前記情報連携コマンド送信手順では、前記編集された数値制御データを送信することを特徴とする請求項7に記載の情報連携プログラム。
  11. 前記数値制御装置に、前記情報連携コマンド受信手順の後で前記数値制御データ更新手順の前に、前記情報連携コマンド受信手順で受信した前記応答に含まれる前記更新用数値制御データを所定の条件にしたがって編集する更新用数値制御データ編集手順をさらに実行させ、
    前記数値制御データ更新手順では、前記編集された更新用数値制御データで、前記データメモリに記憶されている前記数値制御データの更新を行うことを特徴とする請求項8に記載の情報連携プログラム。
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