JPH11327622A - Ncデータ作成方法 - Google Patents

Ncデータ作成方法

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JPH11327622A
JPH11327622A JP10137996A JP13799698A JPH11327622A JP H11327622 A JPH11327622 A JP H11327622A JP 10137996 A JP10137996 A JP 10137996A JP 13799698 A JP13799698 A JP 13799698A JP H11327622 A JPH11327622 A JP H11327622A
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processing
machining
cam
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JP10137996A
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English (en)
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Naoki Miyamoto
直樹 宮本
Mikiko Suzuki
美樹子 鈴木
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Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工ローディングや加工条件の変更に伴いC
AMシステム実行の必要が生じた場合は、自動的に実行
を行うことでCAMシステムの実行操作を排除したNC
データ作成方法を提供する。 【解決手段】 加工ローディング情報を新規作成或いは
追加した場合に、新規作成及び追加された加工ローディ
ング情報に記載された加工ワークに対するNCデータを
順次作成するために、CAMシステム4を自動実行する
新規・追加データCAM実行手段2を持つ構成としたN
Cデータ作成方法である。この構成により、NCデータ
作成頻度が高い場合でもCAMシステム4によるNCデ
ータ作成を人手に頼ることもないから、NC工作機械が
NCデータ未作成による加工待ち状態の発生を防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のNC工作
機械から構成される加工ラインのNCデータ作成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のNCデータ作成方法は、対象のN
C工作機械での加工が加工ローディングによって決定し
た後、実際の加工が行われるまでに人手によってCAM
システムを起動することによって作成されるものであ
る。この方法は、NCデータ作成の頻度が低い「少品種
大量生産」の場合は問題にならない。しかし、「多品種
少量生産」でNCデータ作成の頻度が高い場合には、N
Cデータ作成が実加工までにできない場合が発生して機
械が加工待ち状態になり、NCデータ作成が生産上のボ
トルネックとなる場合があった。又、加工計画を変更し
た場合には、用意したNCデータでは加工できない為に
再度NCデータの作成を要する。しかし、生産計画をこ
まめに変更して最適な生産方法を指向するには、頻繁に
NCデータの再作成を要しこれも生産上のボトルネック
となる可能性が高い。更に、CAMシステムの加工条件
を変更した場合には、加工ローディング情報を参照して
未加工分のNCデータのみ再作成を要し、人手により現
在の加工ローディング情報を参照しながら、必要なNC
データを判断するのは困難であり多大な時間を必要とし
ていた。この為、加工上問題がなければ既に作成のNC
データに対しては、新規の加工条件でNCデータの再作
成することなく加工するので、加工条件の改善に対し速
やかな反映ができないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のNCデータ作成
方法によれば、NCデータの作成が加工指示が行われた
後に人手によって行われるので、多品種少量生産により
NCデータ作成頻度が高くなると、NCデータ作成がタ
イムリーにできず実際の加工ラインに対するNCデータ
供給が間に合わず、生産上のボトルネックとなる場合が
あった。又、効率的な生産を行う為に加工順序及び加工
機械を変更する再ローディングを行う場合には、加工機
械が変更されたワークに対して再度CAMシステムを実
行する必要がある。この場合も、CAM再実行が必要な
ワークを加工ローディング情報から人手で確認し、CA
Mシステムを再実行する必要があり多大な時間を要し
た。更に、CAMシステムのパラメータである加工条件
や治工具の保有状況が変更になった場合も、同じくCA
M再実行が必要なワークを人手で確認し、CAMシステ
ムを再実行する必要があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて成されたもの
で、加工ローディングや加工条件の変更に伴いCAMシ
ステム実行の必要が生じた場合は、自動的に実行を行う
ことでCAMシステムの実行操作を排除したNCデータ
作成方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明におけるNCデー
タ作成方法は、加工ローディング情報を新規作成或いは
追加した場合に、新規作成及び追加された加工ローディ
ング情報に記載された加工ワークに対するNCデータを
順次作成する為に、CAMシステムを自動実行する新規
・追加データCAM実行手段を持つ構成としたもの。こ
のように構成されているので、NCデータ作成頻度が高
い場合でもCAMシステムによるNCデータ作成を人手
に頼ることもないから、NC工作機械がNCデータ未作
成による加工待ち状態の発生を防止することができる
(請求項1)。
【0006】この場合、加工ローディング情報の内容に
対して変更を行った場合は、変更によって加工するNC
工作機械が変更された加工ワークに対するNCデータを
作成する為、CAMシステムを自動実行する変更データ
CAM再実行手段を持ってもよい。要作成が必要な加工
ワークを識別する多大な時間やCAMシステムによるN
Cデータ作成作業を人手に頼ることがない(請求項
2)。
【0007】又、NC工作機械に対する加工条件又は使
用治工具を変更する為に、該NC工作機械用CAMシス
テムの加工条件パラメータ及び機械パラメータを変更し
た場合、該当するNC工作機械にて加工を行う加工ワー
クのNCデータを再作成する為、CAMシステムを自動
的に再実行する変更データCAM再実行手段を持っても
よい。再作成が必要な加工ワークを識別する多大な時間
を要しないと共にNCデータ作成作業を人手に頼ること
がない(請求項3,4)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面を参
照して説明する。まず、図示はしないがNC工作機械は
NC制御装置(以下、NC装置)によって制御される工
作機械であって、NC装置はNCデータによって制御さ
れるように構成されている。又、これも図示しないが、
本実施例で対象とする加工ラインは、複数のNC工作機
械によって構成されるもので、加工対象の形状,数量,
納期などの条件によって自由に加工順序や工程を設定で
きるようになっている。NC工作機械を制御するNCデ
ータは後述するCAMシステムによって作成され、NC
装置に供給されるようになっている。
【0009】図1は本発明の一実施例におけるシステム
構成を示すものである。図中に示した各機能は1台のコ
ンピュータ上で実現しても、ネットワークを介した複数
のコンピュータ上に分散してもよい。又、図中の各矢印
はデータの流れ及び制御の流れを示している。
【0010】まず、加工ローディングシステム1は、加
工ワークの生産計画に基づき加工ラインの各NC工作機
械へ加工ワークを割り付ける機能を持つプログラムであ
る。その機能は、自動若しくは人手による判断を介して
加工ローディングを行うもので、ここではその機能につ
いて詳しく説明及び限定することはしないが、加工ロー
ディングの結果は後述の加工ローディング情報ファイル
8に収納されるようになっている。加工ローディングシ
ステム1は、生産計画の新規作成時,変更時に実行さ
れ、その都度加工ローディング情報ファイル8が更新さ
れると共に、CAM自動実行システム2に対し起動要求
が送られる仕組みになっている。
【0011】CAM自動実行システム2は、本実施例の
中心となるものである。その処理手順はフローチャート
を用いて詳しく説明するが、その主要機能は加工ローデ
ィングシステム1及び後述するCAMパラメータ編集シ
ステム3からの起動要求に応じて動作し、CAMシステ
ム4を自動的に起動する点にある。CAMシステム4
は、CADデータ元にNCデータを作成するプログラム
であり、本実施例で想定するCAMシステムは対話作業
を必要とせず自動でNCデータを出力するように構成さ
れている必要がある。そして詳しく説明しないが、CA
Mシステムは、起動時に指定されたCADデータ名を元
にCADデータ管理ファイル9からCADデータを取り
出しNCデータを作成すると、NCデータ管理ファイル
10にNCデータを書き込むようになっており、書き込
まれたNCデータは各NC工作機械にて加工を行う時に
利用できるように保管される。
【0012】CAD情報管理テーブル5は、CAM自動
実行システム2によって参照され、加工を行うNC工作
機械に供給するNCデータの作成を行うCAMシステム
名を記載したもので、予め作成しておくものである。C
AMパラメータ編集システム3は、CAMシステム4の
実行時における動作を設定するCAMパラメータをオペ
レータの対話作業によって編集するプログラムである。
その動作を詳しく説明しないが、NC工作機械毎に設定
されているCAMパラメータを編集できるようになって
いる。加工条件パラメータ6及び機械パラメータ7は夫
々CAMパラメータの1種類である。加工条件パラメー
タ6は、切削速度や送り速度を一例とする実加工の条件
を収納するものである。機械パラメータ7は、NC工作
機械に装備している治工具の種類を一例とする機械固有
のデータを収納する。
【0013】図2は本実施例の処理手順を示すフローチ
ャートである。図3乃至図5のフローチャートは図2に
おけるステップS3,S5,S7の処理内容の詳細を示
している。
【0014】図6は図1に示した加工ローディング情報
ファイル8のフォーマットと具体例を示しており、その
先頭部には、ファイル管理情報として当ファイルに追加
された加工ローディング情報の先頭を示す「追加データ
先頭レコード」と、当ファイルの最終書き込み位置を示
す「最終レコード」が書き込まれている。
【0015】以降のデータ部として、1つの加工ワーク
毎の加工ローディング情報として加工ワークを識別する
「図面番号」と、加工するNC工作機械を指定する「機
械No」と、CAMシステムでNCデータを作成する際
の入力データとなる「CADデータ名」と、当レコード
に記載された加工ワークの加工進捗状況を示す「着工フ
ラグ(0:未着工,1:着工済み,2:完成)」と、着
工,完工の予定及び実績が記載される「着工予定日」,
「着工日」,「完工予定日」,「完工日」と、そしてN
Cデータの作成状態を示す「NCデータフラグ(0:未
作成,1:作成済み)」が順次書き込まれている。図6
に記載されている具体例は、「追加データ先頭レコー
ド」=「2」が示すように第2レコードから第5レコー
ドが追加された加工ローディング情報である。
【0016】図7は、図6と同様に加工ローディング情
報ファイル8の具体例を示し、データレコードの内容は
図6の内容に対して後述する図2のフローチャートのス
テップS3を実行した後の結果を示している。図8も図
6と同様に加工ローディング情報ファイル8の具体例を
示し、データレコードの内容は図7の内容に対して加工
ローディングシステム1により変更を行ったもので、加
工の順序及び加工を行う機械Noが変更された例を示し
ている。図9は、図1に示したCAM情報管理テーブル
5のフォーマットと具体例を示し、加工ローディング情
報ファイル8のフォーマットである図6から図8に記載
されているNC工作機械を特定する機械Noに対応した
CAMシステム名が登録されている。
【0017】次に、図1に示したシステム構成図のCA
M自動実行システムが本実施例の中心部であり、これの
処理手順を図2乃至図5のフローチャートを参照して説
明する。
【0018】図2はCAM自動実行システム2のメイン
フローチャートである。既に図1で説明したようにCA
M自動実行システム2は、加工ローディングシステム1
またはCAMパラメータ編集システム3からの起動要求
によって起動するように構成されているので、ステップ
S1では起動要求を待つ処理となる。起動要求は、加工
ローディングシステム1,CAMパラメータ編集システ
ム3とCAM自動実行システム2の各システム間の通信
手段によって伝えられるメッセージであり、その中には
起動要求の内容を示す要求モードの情報が付加されてい
る。このようなメッセージは、前述のように同一コンピ
ュータ内及びネッワークを介したコンピュータ間でも実
現できる。
【0019】さて、ステップS1で起動要求が来た場合
は、次のステップS2に移動し起動要求の要求内容を示
す要求モードをチェックする。この処理で、起動要求が
加工ローディングシステム1からの加工ローディング情
報を、新規作成または追加した際に発生する新規・追加
処理であった場合は、ステップS2がYesとなりステ
ップS3の処理に移る。Noの場合はステップS4に移
り、更に起動要求の要求内容を示す要求モードをチェッ
クし、加工ローディングシステム1からの加工ローディ
ング情報を変更した際に発生する変更処理であった場合
は、ステップS4がYesとなりステップS5の処理に
移る。Noの場合はステップS6に移り、更に起動要求
の要求内容を示す要求モードをチェックし、CAMパラ
メータ編集システム3によってCAMパラメータ(加工
条件パラメータまたは機械パラメータ)が変更された際
に発生するCAMパラメータ変更処理であった場合はY
esとなりステップS7の処理に移る。Noの場合はス
テップS8に移り、CAM自動実行システムでは処理で
きない不正な要求として判断してエラー処理を行う。ス
テップS3,ステップS5,ステップS7,ステップS
8の各処理を終えた後は、再度S1の要求待ち状態に戻
る。このようにCAM自動実行システムは、起動要求に
よって起動して要求モードに応じて処理を行った後、再
度次の起動要求まで待つ、一般的にイベント駆動の常駐
プログラム構成となっている。
【0020】続いて、前述の要求モード別に実行される
各ステップの処理を説明する。図3は、要求モードが新
規・追加処理である場合のS3の詳細を示している。こ
の処理では、処理されるデータの具体例として前記図6
及び図7を使用する。まず、ステップS301で加工ロ
ーディングシステム1によって作成された加工ローディ
ング情報ファイルをオープンする。この時点でのファイ
ル内容は、図6のようになってステップS302で読込
みレコードとして、ファイル先頭部の追加データ先頭レ
コードから「2」を取出して読込みレコード=となる。
次にステップS303では実際に加工ローディング情報
ファイルから1レコード読込む。次にステップS304
で読込みレコード(現在は「2」)とファイル終端であ
る最終レコード(図6では「5」)と比較する。現在は
終端ではないので、次のステップS305に移る。
【0021】S305では、ステップS303で読込ん
だレコードに記載されているCADデータ名を取り出
す。読込みレコード=「2」の状態では、CADデータ
名=「M444P1.cad」となる。次にステップS
306では、読込みレコードに記載されている「機械N
oから図9に記載されたCAM情報管理テーブル」を参
照してCAMシステム名を取出す。読込みレコード=
「2」の機械Noは「3」であり、ステップS306の
処理は詳しく説明しないが、図9の機械No=「3」に
対応するCAMシステム名である「CAM−C」が取り
出される。
【0022】次のステップS307は、実際にCAMシ
ステムを起動してNCデータを作成する。CAMシステ
ムの起動に際しては、入力データとしてCADデータ名
を指定し、前ステップS306で取り出したCAMシス
テム名のCAMシステムを起動する。次のステップS3
08では、加工ローディング情報ファイルの読込んだレ
コードに記載されているNCデータフラグに「1」をセ
ットする。
【0023】再び図6を参照すると、現在の読込みレコ
ード=「2」のNCデータフラグは「0」(未作成)と
なっており、NCデータが作成されたことを示す「1」
に変更される。次にステップS309では読込みレコー
ドを加算し、当初の「2」から「3」に加算され再度ス
テップS303の処理が行われる。同様に、読込みレコ
ード=「6」となるまで順次繰り返すと、ステップS3
04にて最終レコード=「5」と比較し終端を検出して
ステップS310に移り、全ての追加データに対して処
理を終了したので、ファイル先頭の追加データ先頭レコ
ードに「0」をセット後、ステップS311にて加工ロ
ーディング情報ファイルをクローズしリターンする。
【0024】以上の処理を実行すると、当初図6のファ
イル内容が示すように、追加された加工ローディング情
報に対するNCデータが作成されていない状態から、レ
コード2からレコード5までの情報に対するNCデータ
の作成が終了し、加工ローディング情報ファイルは図7
のように書き換えられる。
【0025】続いて、図4は要求モードが変更処理であ
る場合のS5の詳細を示している。この処理では処理さ
れる具体例として、前記図7に対し加工ローディングシ
ステムによって加工順序及び加工を行うNC工作機械を
変更されたデータ例として図8を使用する。
【0026】図8では、データレコード=3,8の2つ
のレコード(図中に網かけ表示)で図7から加工するN
C工作機械が変更となっている。この為、前記ステップ
S3で全てNCデータを作成して図7の状態となったと
ころを、図8ではデータレコード=3,8の2つのレコ
ードに関してはNCデータフラグ=「0」(未作成)の
状態となっている。このNCデータフラグの変化は、加
工ローディングシステムによって加工ローディング情報
ファイルを変更した際に、変更前の機械Noと異なる機
械Noに変更した時にNCデータフラグを「0」とする
ようになっている為である。
【0027】では、以下にステップS5の処理内容につ
いて説明する。まずステップS501で加工ローディン
グシステムによって作成された加工ローディング情報フ
ァイルをオープンする。この時点でのファイル内容は、
図8に示すようにステップS502で読込みレコードと
して、ファイル先頭レコード「1」をセットする。次
に、ステップS503では実際に加工ローディング情報
ファイルから1レコード読込む。ステップS504で読
込みレコード(現在は「1」)とファイル終端である最
終レコード(図8では「5」)を比較する。現在は終端
でないので次のステップS505に移る。S505で
は、ステップS503で読込んだレコードに記載されて
いるCADデータ名を取り出す。読込みレコード=
「1」の状態ではCADデータ名=「M333P1.c
ad」となる。
【0028】次のステップS506では、読込んだレコ
ードに記載されている「機械Noから図9に記載された
CAD情報管理テーブル」を参照し、CAMシステム名
を取り出す。読込みレコード=「1」の機械Noは
「2」であり、ステップS506の処理は詳しく説明し
ないが、図9の機械No=「2」に対応するCAMシス
テム名である「CAM−B」が取り出される。次のステ
ップS507は、当レコードのNCデータフラグをチェ
ックし、NCデータフラグ=「0」ならばNCデータの
再作成が必要と判断してステップS508以降の処理に
移り、NCデータフラグ=「1」でNCデータの作成済
みであればステップS510の処理に移る。
【0029】ここでは、読込みレコード=「1」のデー
タレコードのNCデータフラグ=「1」で作成済みであ
るので、ステップS510の読込みレコード加算処理を
経て再度ステップS503から次のレコード処理に移
る。そして、順次処理を行うとデータレコード=3と5
の場合に、NCデータフラグ=「0」となっているの
で、次のステップS508に移る。ステップS508
は、実際にCAMシステムを起動してNCデータを作成
する。CAMシステムの起動に際しては、入力データと
してのCADデータ名を指定し、ステップS506で取
り出したCAMシステム名のCAMシステムを起動す
る。次のステップS509では、加工ローディング情報
ファイルの読込んだレコードに記載されているNCデー
タフラグに「1」をセットする。再び、図8を参照する
と、現在の読込みレコード=「1」のNCデータフラグ
は「0」(未作成)となっており、このようにNCデー
タが作成されたことを示す「1」に変更される。
【0030】このようにデータレコード=1から5まで
順次処理を行うと、ステップS504にて最終レコード
=5と比較を行い、終端を検出してステップS511に
移り加工ローディング情報ファイルをクローズしたのち
リターンする。以上の処理を実行すると、図8のファイ
ル内容の変更された加工ローディング情報に対するNC
データが作成されていない状態から、レコード=3及び
レコード5の情報に対するNCデータの作成が終了す
る。
【0031】次に、図5は要求モードがCAMパラメー
タ変更処理である場合のS7の詳細を示している。CA
Mパラメータ変更処理開始時点での加工ローディング情
報ファイル内容は図7に示すもので、ここでは機械No
=「2」のCAMパラメータを変更した場合を想定し、
以下ステップS7の処理内容について説明する。
【0032】まず、ステップS701で加工ローディン
グシステムによって作成された加工ローディング情報フ
ァイルをオープンする。この時点でのファイル内容は図
7状態になっているので、ステップS702で読込みレ
コードとして、ファイル先頭レコードとして「1」をセ
ットする。次にステップS703では、実際に加工ロー
ディング情報ファイルから1レコー読込む。次にステッ
プS704で読込みレコード(現在は「1」)とファイ
ル終端である最終レコード(図7では「5」)を比較す
る。現在は終端でないので次のステップS705に移
る。S705ではステップS703で読込んだレコード
に記載されているCADデータ名を取り出す。読込みレ
コード=「1」の状態では、CADデータ名=「M33
3P1.cad」となる。
【0033】次のステップS706では、読込みレコー
ドに記載されている「機械Noから図9に記載されたC
AD情報管理テーブル」を参照し、CAMシステム名を
取り出す。読込みレコード=「1」の機械Noは「2」
であり、ステップS706の処理は詳しく説明しない
が、図9の機械No=「2」に対応するCAMシステム
名である「CAM−B」が取り出される。次のステップ
S707は、当レコードの着工フラグをチェックし、着
工フラグ=「0」で未着工ならばNCデータの再作成が
必要な可能性があると判断してステップS708以降の
処理に移り、着工フラグ=「1」または「2」で着工済
み或いは完成の場合にはNCデータの再作成は不要であ
ると判断しステップS710に処理を移す。
【0034】ここでは、読込みレコード=「1」のデー
タレコードの着工フラグ=「1」で着工済みであるの
で、ステップS710の読込みレコード加算処理を経て
再度ステップS703から次のレコードの処理に移り、
順次処理を行うとデータレコード=2から5の場合に、
着工フラグ=「0」となっているので、次のステップS
708に移る。S708では、当レコードの対象機械N
oとCAMパラメータを変更した機械Noを比較し、変
更対象の機械Noであれば次のステップS709に移
り、対象機械No以外ならばNCデータ作成は不要であ
ると判断しステップS710に処理を移す。
【0035】レコード=「1」から順次処理を行うと、
レコード=4と5の場合には現在の想定である、機械N
o=「2」と合致するのでステップS709に移る。S
709は実際にCAMシステムを起動してNCデータを
作成する。CAMシステムの起動に際しては、入力デー
タとしてCADデータ名を指定し、ステップS706で
取り出したCAMシステム名のCAMシステムを起動し
てNCデータが再作成される。
【0036】このようにデータレコード=1から5まで
順次処理を行うと、ステップS704にて最終レコード
=5と比較を行い、終端を検出してステップS711に
移り加工ローディング情報ファイルをクローズしたのち
リターンする。以上の処理を実行すると、CAMパラメ
ータを変更した機械Noに対する全ての未着工分・NC
データの作成が終了する。
【0037】以上のS1からS8までの処理を行うこと
により、加工ローディングシステム及びCAMパラメー
タ編集システムからの起動要求によって起動されるCA
M自動実行システムによりNCデータの作成が必要なデ
ータに対してCAMシステムを自動的に実行し、NCデ
ータを作成することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、NCデー
タ作成頻度が高い場合でもCAMシステムによるNCデ
ータ作成を人手に頼ることもないから、NC工作機械が
NCデータ未作成による加工待ち状態の発生を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すシステム構成図、
【図2】CAM自動実行部の全体の流れを示すフローチ
ャート、
【図3】加工ローディング情報の新規・追加時の処理手
順を示すフローチャート、
【図4】加工ローディング情報の変更時の処理手順を示
すフローチャート、
【図5】加工条件変更時の処理手順を示すフローチャー
ト、
【図6】加工ローディング情報ファイルのフォーマット
と具体例図、
【図7】加工ローディング情報ファイルに新規・追加時
の処理を行った具体例図、
【図8】加工ローディング情報ファイルの加工順序変更
時の具体例図、
【図9】CAM情報管理テーブルの具体例図。
【符号の説明】
1…加工ローディングシステム、 2…CAM自動実行システム、 3…CAMパラメータ編集システム、 4…CAMシステム、 5…CAD情報管理テーブル、 6…加工条件パラメータ、 7…機械パラメータ、 8…加工ローディング情報ファイル、 9…CADデータ管理ファイル、 10…NCデータ管理ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 美樹子 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め作成された加工ローディング情報に
    基づき加工を行い、加工ラインを構成する複数台のNC
    工作機械の加工データであるNCデータを作成するNC
    データ作成方法において、加工ローディングを行い加工
    ローディング情報を作成した際に、加工ローディング情
    報に記載されている図面番号で一意に識別される加工ワ
    ークのCADデータ名と、同じく加工ローディング情報
    に記載されているNC工作機械を特定する機械番号を基
    に、予め定義されている機械番号に対応するNCデータ
    を作成するCAMシステム名を登録したCAM情報を照
    合して得られるCAMシステム名を取り出し、CADデ
    ータを入力にCAMシステムを自動実行して加工ローデ
    ィング情報に追加された全ての加工ワークに対応するN
    Cデータを順次自動的に作成することを特徴とするNC
    データ作成方法。
  2. 【請求項2】 加工計画を変更して加工ローディング情
    報を変更した場合には、変更前後の加工ローディング情
    報を比較することにより、加工ワーク毎に加工を行う機
    械番号が変化した加工ワークのみのNCデータを再度自
    動作成する請求項1記載のNCデータ作成方法。
  3. 【請求項3】 加工ラインを構成する任意のNC工作機
    械に対する加工条件を変更する為にCAMシステムの加
    工条件パラメータを変更した場合には、加工ローディン
    グ情報を照合し変更したNC工作機械での加工が指示さ
    れている全ての加工ワークのNCデータを再度自動作成
    する請求項1記載のNCデータ作成方法。
  4. 【請求項4】 特定のNC工作機械で加工に使用する治
    工具を管理する機械パラメータ情報を変更した場合に
    は、加工ローディング情報を照合し変更したNC工作機
    械での加工が指示されている全ての加工ワークのNCデ
    ータを再度自動作成する請求項1記載のNCデータ作成
    方法。
JP10137996A 1998-05-20 1998-05-20 Ncデータ作成方法 Pending JPH11327622A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009012092A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Fujitsu Ltd 工作機械の制御装置

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