JP2005284804A - 産業用ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の産業用ロボットには、大きなサイズの教示プログラムを生産に応じて切り替える際に、ライン停止による生産性の低下や、使用者が入れ替え操作を行うことによる作業性の低下という課題があった。
【解決手段】 前記ロボット教示プログラムに登録されたデータ転送命令の実行により前記外部メモリ装置と前記RAMとの間でロボット教示プログラムのデータ転送を行うものであり、前記ロボット教示プログラムに登録されたデータ転送命令の実行により外部メモリ装置とRAMとの間でロボット教示プログラムのデータ転送が可能であり、使用者がロボット教示プログラムの入れ替え作業を行わずとも自動的に外部メモリ装置とRAMとの間でデータ転送が可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロボット教示プログラムの管理を行うことのできる産業用ロボットに関する。
従来の技術について図6を用いて説明する。図6において98はロボット制御装置、97はロボット制御装置98に接続されるマニピュレータであり、99は使用者がロボット教示プログラムを教示するためにマニピュレータの動作や教示点編集を行うためのティーチペンダントで、ロボット制御装置98と接続している。ロボット制御装置98の内部において、91はロボット全体の制御/統括を行うCPUであり、94はロボットの制御を行うロボット制御プログラムを格納するためのROMであり、95は使用者が教示したロボット教示プログラムを格納するためのRAMであり、96はマニピュレータ97内部のモータを制御するためのサーボ制御部であり、93はティーチペンダント99と通信を行うためのティーチペンダント通信部である。
ティーチングプレイバック方式の産業用ロボットを用いて溶接作業やハンドリング作業を行わせる場合には、使用者はティーチペンダント99を用いて実際にマニピュレータ97を動作位置に動作させてロボット教示プログラムの教示作業を行う。ロボットに直線動作をさせる場合には直線動作命令を、円弧動作をさせる場合には円弧動作命令を教示し、溶接作業を行わせる場合には溶接シーケンス命令を、ハンドリング作業を行わせる場合にはハンド装置の開閉に関するシーケンス命令を教示する。教示したロボット教示プログラムを運転する場合には、使用者は目的のロボット教示プログラムを選択し、運転起動をかけることにより教示したとおりの動作を行わせることができる。
教示されたロボット教示プログラムはロボット制御装置98内に設けられているメモリに格納される。このメモリには多くの場合揮発性メモリであるRAM95(読み出し/書き込み可能メモリ)が使用され、このRAM95はバックアップ電池(図示せず)にてデータバックアップされており、ロボット制御装置98の電源を遮断してもロボット教示プログラムは消去されることなく次回のロボット制御装置98の電源投入で再度使用可能となっている。
ロボット教示プログラムを解釈しロボットの制御を行うロボット制御プログラムはロボット制御装置98内に設けられているメモリに格納される。このメモリには多くの場合不揮発性メモリであるROM94(読み出し専用メモリ)が使用され、ROM94に記憶されたロボット制御プログラムに基づきCPU91が動作し、マニピュレータ97の制御を行う。
従来の産業用ロボットでは、ロボット制御装置98とホストコンピュータ(図示せず)を通信ネットワークで接続し、ROM内に記憶すべきロボット制御プログラムをホストコンピユータから通信ネットワークを介してロボット制御装置に転送し、ROM内のロボット制御プログラムの書き換えを行わせることが可能である(例えば特許文献1参照)。
またロボット教示プログラムを教示する際に、ロボット自体を用いずに汎用コンピユータなどのオフラインティーチング装置を用いてロボット教示プログラムの作成を行い、ロボット制御装置とオフラインティーチング装置を通信ケーブル等で接続して、ロボット教示プログラムをロボット制御装置に転送することが可能である(例えば特許文献2参照)。
特開平8−263125号公報 特許第2689701号公報
従来、これらの産業用ロボットにおいては、登録した命令が膨大となった場合にロボット教示プログラムのサイズが大きくなるが、一方、ロボット教示プログラムを格納するためのRAMはハードウエアチップでありその記憶サイズは有限で、上記サイズの大きなロボットの教示プログラムを記憶するために大容量RAMを搭載することはコスト増加につながるので、例えばコンピュータやまたはフレキシブルディスクのような記憶メディアを使用した記憶装置をロボット制御装置に接続して使用者がコンピュータまたは記憶装置を操作してRAMに記憶されたロボット教示プログラムの外部の記憶装置への転送作業を行っていた。
しかし、この場合、動作目的に応じてRAM内のロボット教示プログラムを入れ替える場合、その都度使用者が入れ替え操作を行う必要があり、生産ラインで稼動中の産業用ロボットを停止させて入れ替え操作を行う必要があり、また停止させることなく入れ替えが可能な場合においても、使用者が入れ替え操作を行う必要があった。
そのため、ライン停止による生産性の低下や、使用者が入れ替え操作を行うことによる作業性の低下という課題があった。
上記課題を解決するため、本発明の産業用ロボットは、マニピュレータと、前記マニピュレータを制御するロボット制御装置と、前記ロボット制御装置と接続してロボット教示プログラムを教示するためのティーチペンダントと、前記ロボット制御装置に接続された外部メモリ装置を備え、前記ロボット制御装置内に外部メモリ装置との間でデータ転送するためのデータ転送手段と、ロボット教示プログラムを格納するためのメモリであるRAMを設け、前記ロボット教示プログラムに登録されたデータ転送命令の実行により前記外部メモリ装置と前記RAMとの間でロボット教示プログラムのデータ転送を行うものであり、前記ロボット教示プログラムに登録されたデータ転送命令の実行により外部メモリ装置とRAMとの間でロボット教示プログラムのデータ転送が可能であり、使用者がロボット教示プログラムの入れ替え作業を行わずとも自動的に外部メモリ装置とRAMとの間でデータ転送が可能である。
本発明によれば、すぐに実行する必要のないロボット教示プログラムを外部メモリ装置にデータ転送し、かつデータ転送済みのロボット教示プログラムをロボット制御装置より消去することによりロボット制御装置内のメモリ空き容量を増加させ、次に必要なロボット教示プログラムを外部メモリ装置からロボット制御装置にデータ転送し実行することによって、使用者がロボット教示プログラムの入れ替え作業を行わずとも自動的に外部メモリ装置とロボット制御装置との間でデータ転送が可能であり、またロボット制御装置内のメモリを効率的に使用でき、また必要量だけの外部メモリを準備することによって費用面でも安価にシステム構築できるという優れた産業用ロボットを実現することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について図1を用いて説明する。
図において、18はロボット制御装置、17はロボットの制御装置18に接続されるマニピュレータであり、21は使用者がロボット教示プログラムを教示するためにマニピュレータの動作や教示点編集を行うためのティーチペンダントである。
ロボット制御装置18の内部において、11はロボット全体の制御/統括を行うCPUであり、14はロボットの制御を行うロボット制御プログラムを格納するためのROMであり、15は使用者が教示したロボット教示プログラムを格納するためのRAMであり、16はマニピュレータ17内部のモータを制御するためのサーボ制御部であり、13はティーチペンダント21と通信を行うためのティーチペンダント通信部である。23はロボット教示プログラムを格納するための外部メモリ装置であり、内部には外部メモリ装置23全体の制御/統括を行う外部メモリCPU22と、ロボット制御装置18とデータ転送を行うための外部メモリデータ転送手段20と、ロボット教示プログラムを格納するためのメモリ19を有している。
一方、ロボット制御装置18も外部メモリ装置23とデータ転送を行うためのデータ転送手段12を有している。
次に、ロボット制御装置18と外部メモリ装置23との間でデータ転送を行うためのロボット教示プログラムの教示例について図2、図3を用いて説明する。
図2の24はロボット教示プログラムのデータ転送を行うためのデータ転送命令である。使用者は項目25にデータ転送元を指定する。例えばデータ転送元がロボット制御装置18内部のRAM15である場合、項目25には「RAM」と指定する。また例えばデータ転送元が外部メモリ装置23である場合、項目25には「ExternalMemory」と指定する。項目26にはデータ転送先を指定する。例えばデータ転送先がロボット制御装置18内部のRAM15である場合、項目26には「RAM」と指定する。また例えばデータ転送先が外部メモリ装置23である場合、項目26には「ExternalMemory」と指定する。項目27にはデータ転送するロボット教示プログラムのプログラム
名を指定する。図2の28はロボット教示プログラムの消去を行うためのデータ消去命令である。使用者は項目29にデータ消去先を指定する。例えばデータ消去先がロボット制御装置18内部のRAM15である場合、項目29には「RAM」と指定する。また例えばデータ転送元が外部メモリ装置23である場合、項目29には「Externa1Memory」と指定する。項目30にはデータ消去するロボット教示プログラムのプログラム名を指定する。
次に使用者はデータ転送命令24およびデータ消去命令28をロボット教示プログラムに登録する。図3にそのロボット教示プログラム例を示す。使用者はデータ転送命令を40に登録しRAM15内のロボット教示プログラム「WeldA.prg」を外部メモリ装置23内のメモリ19にデータ転送を行う。CPU11はデータ転送命令40を解釈し、ロボット教示プログラム「WeldA.prg」をRAM15より読み出し、データ転送手段12を通じて外部メモリ装置23にデータ転送を行う。外部メモリ装置23内の外部メモリCPU22は外部メモリデータ転送手段20を通じて転送されたロボット教示プログラム「WeldA.prg」をメモリ19に格納する。
次に使用者はデータ消去命令を41に登録しRAM15内のロボット教示プログラム「WeldA.prg」の消去を行う。CPU11はデータ消去命令41を解釈し、ロボット教示プログラム「WeldA.prg」をRAM15より消去する。これによりRAM15内における空き容量が増加する。
次に使用者はデータ転送命令を42に登録し外部メモリ装置23内のロボット教示プログラム「WeldB.prg」をロボット制御装置18内のRAM15にデータ転送を行う。CPU11はデータ転送命令42を解釈し、データ転送手段12を通じて外部メモリ装置23に対しデータ転送要求を行う。外部メモリ装置23内の外部メモリCPU22は外部メモリデータ転送手段20を通じてデータ転送要求を解釈しメモリ19よりロボット教示プログラム「WeldB.prg」を読み出し、外部メモリデータ転送手段20を通じてロボット制御装置18にデータ転送を行う。ロボット制御装置18内のCPU11はデータ転送手段12を通じて転送されたロボット教示プログラム「WeldB.prg」をRAM15に格納する。
次に使用者はロボット教示プログラム「WeldB.prg」を呼び出し実行するための命令43を登録しロボット教示プログラム「WeldB.prg」を実行する。ロボット教示プログラム「WeldB.prg」には44から47に示すようなロボット動作や溶接動作を行う命令が登録されている。命令40から43までが登録されているロボット教示プログラムや、命令44から47が登録されているロボット教示プログラムは、運転実行を行うことにより自動的に実行され、使用者が何らかの操作を行う必要がない。
以上の命令実行によりすぐに実行する必要のないロボット教示プログラムを外部メモリ装置23にデータ転送し、かつデータ転送済みのロボット教示プログラムをロボット制御装置18より消去することによりロボット制御装置18内のメモリ空き容量を増加させ、次に必要なロボット教示プログラムを外部メモリ装置23からロボット制御装置18にデータ転送し実行することによって、使用者がロボット教示プログラムの入れ替え作業を行わずとも自動的に外部メモり装置23とロボット制御装置18との間でデータ転送が可能であり、またロボット制御装置18内のメモリを効率的に使用でき、また必要量だけの外部メモリを準備することによって費用面でも安価にシステム構築できるという作用を有する。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について図4を用いて説明する。
図において、57はロボット制御装置、56はロボットの制御装置57に接続されるマニピュレータであり、60は使用者がロボット教示プログラムを教示するためにマニピュレータ56の動作や教示点編集を行うためのティーチペンダントである。
ロボット制御装置57の内部において、51はロボット全体の制御/統括を行うCPUであり、53はロボットの制御を行うロボット制御プログラムを格納するためのROMであり、54は使用者が教示したロボット教示プログラムを格納するためのRAMであり、55はマニピュレータ56内部のモータを制御するためのサーボ制御部であり、52はティーチペンダント60と通信を行うためのメイン側通信部である。ティーチペンダント60内部にはティーチペンダント60全体の制御/統括を行うTP−CPU59と、ロボット制御装置57と通信を行うためのティーチペンダント側通信部58と、汎用メモリを接続するための接続部62を有している。汎用メモリを接続するための接続部62は例えばPCMCIAスロットなどの汎用コネクタであれば、市販のコンパクトフラッシユなどの多種多用な汎用メモリを接続することが可能である。
次にロボット制御装置57とティーチペンダント60に接続された汎用メモリ63との間でデータ転送を行うためのロボット教示プログラムの教示例について図2、図3を用いて説明する。
図2の24はロボット教示プログラムのデータ転送を行うためのデータ転送命令である。使用者は項目25にデータ転送元を指定する。例えばデータ転送元がロボット制御装置57内部のRAM54である場合、項目25には「RAM」と指定する。また例えばデータ転送元がティーチペンダント60に接続された汎用メモリ63である場合、項目25には「TPMemory」と指定する。項目26にはデータ転送先を指定する。例えばデータ転送先がロボット制御装置57内部のRAM54である場合、項目26には「RAM」と指定する。また例えばデータ転送先がティーチペンダント60に接続された汎用メモリ63である場合、項目26には「TPMemory」と指定する。項目27にはデータ転送するロボット教示プログラムのプログラム名を指定する。図2の28はロボット教示プログラムの消去を行うためのデータ消去命令である。使用者は項目29にデータ消去先を指定する。例えばデータ消去先がロボット制御装置57内部のRAM54である場合、項目29には「RAM」と指定する。また例えばデータ転送元がティーチペンダント60に接続された汎用メモリ63である場合、項目29には「TPMemory」と指定する。項目30にはデータ消去するロボット教示プログラムのプログラム名を指定する。
次に使用者はデータ転送命令24およびデータ消去命令28をロボット教示プログラムに登録する。図3にそのロボット教示プログラム例を示す。使用者はデータ転送命令を40に登録しRAM54内のロボット教示プログラム「WeldA.prg」をティーチペンダント60に接続された汎用メモリ63にデータ転送を行う。CPU51はデータ転送命令40を解釈し、ロボット教示プログラム「WeldA.prg」をRAM54より読み出し、メイン側通信部52を通じてティーチペンダント60に接続された汎用メモリ63にデータ転送を行う。ティーチペンダント60内のTP−CPU59はティーチペンダント側通信部58を通じて転送されたロボット教示プログラム「WeldA.prg」を接続部62を通じて汎用メモリ63に格納する。
次に使用者はデータ消去命令を41に登録しRAM54内のロボット教示プログラム「WeldA.prg」の消去を行う。CPU51はデータ消去命令41を解釈し、ロボット教示プログラム「WeldA.prg」をRAM54より消去する。これによりRAM54内における空き容量が増加する。
次に使用者はデータ転送命令を42に登録しティーチペンダント60に接続された汎用メモリ63内のロボット教示プログラム「WeldB.prg」をロボット制御装置57内のRAM54にデータ転送を行う。CPU51はデータ転送命令42を解釈し、メイン側通信部52を通じてティーチペンダント60に対しデータ転送要求を行う。ティーチペンダント60内のTP−CPU59はティーチペンダント側通信部58を通じてデータ転送要求を解釈し接続部62を通じて汎用メモリ63よりロボット教示プログラム「WeldB.prg」を読み出し、ティーチペンダント側通信部58を通じてロボット制御装置57にデータ転送を行う。ロボット制御装置57内のCPU51はメイン側通信部52を通じて転送されたロボット教示プログラム「WeldB.prg」をRAM54に格納する。
次に使用者はロボット教示プログラム「WeldB.prg」を呼び出し実行するための命令43を登録しロボット教示プログラム「WeldB.prg」を実行する。ロボット教示プログラム「WeldB.prg」には44から47に示すようなロボット動作や溶接動作を行う命令が登録されている。命令40から43までが登録されているロボット教示プログラムや、命令44から47が登録されているロボット教示プログラムは、運転実行を行うことにより自動的に実行され、使用者が何らかの操作を行う必要がない。
以上の命令実行によりすぐに実行する必要のないロボット教示プログラムをティーチペンダント60に接続された汎用メモリ63にデータ転送し、かつデータ転送済みのロボット教示プログラムをロボット制御装置57より消去することによりロボット制御装置57内のメモリ空き容量を増加させ、次に必要なロボット教示プログラムをティーチペンダント60に接続された汎用メモリ63からロボット制御装置57にデータ転送し実行することによって、使用者がロボット教示プログラムの入れ替え作業を行わずとも自動的にティーチペンダント60に接続された汎用メモリ63とロボット制御装置57との間でデータ転送が可能であり、またロボット制御装置57内のメモリを効率的に使用でき、また特別な外部メモリ装置がなくとも必要量だけの汎用メモリを準備することによって費用面でも安価にシステム構築できるという作用を有する。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3について図5を用いて説明する。78はロボット制御装置、77はロボットの制御装置78に接続されるマニピュレータであり、79は使用者がロボット教示プログラムを教示するためにマニピュレータ77の動作や教示点編集を行うためのティーチペンダントである。
ロボット制御装置78の内部において、71はロボット全体の制御/統括を行うCPUであり、74はロボットの制御を行うロボット制御プログラムを格納するためのROMであり、75は使用者が教示したロボット教示プログラムを格納するためのRAMであり、76はマニピュレータ77内部のモータを制御するためのサーボ制御部であり、73はティーチペンダント79と通信を行うためのティーチペンダント通信部である。80は生産ライン近辺に設置されたホストコンピュータであり、内部には通常コンピュータが一般的に持つCPU(図示せず)、記憶装置(図示せず)、通信手段(図示せず)などの機能を有している。またロボット制御装置78とホストコンピュータ80は通信ネットワーク81で接続されている。一方、ロボット制御装置78もホストコンピュータ80とデータ転送を行うためのデータ転送手段72を有している。
次にロボット制御装置78とホストコンピュータ80との間でデータ転送を行うためのロボット教示プログラムの教示例について図2、図3を用いて説明する。
図2の24はロボット教示プログラムのデータ転送を行うためのデータ転送命令である。使用者は項目25にデータ転送元を指定する。
例えばデータ転送元がロボット制御装置78内部のRAM75である場合、項目25には「RAM」と指定する。また例えばデータ転送元がホストコンピュータ80である場合、項目25には「HostMemory」と指定する。項目26にはデータ転送先を指定する。例えばデータ転送先がロボット制御装置78内部のRAM75である場合、項目26には「RAM」と指定する。また例えばデータ転送先がホストコンピュータ80である場合、項目26には「HostMemory」と指定する。項目27にはデータ転送するロボット教示ブログラムのプログラム名を指定する。図2の28はロボット教示プログラムの消去を行うためのデータ消去命令である。使用者は項目29にデータ消去先を指定する。例えばデータ消去先がロボット制御装置78内部のRAM75である場合、項目29には「RAM」と指定する。また例えばデータ転送元がホストコンピュータ80である場合、項目29には「HostMemory」と指定する。項目30にはデータ消去するロボット教示プログラムのプログラム名を指定する。
次に使用者はデータ転送命令24およびデータ消去命令28をロボット教示プログラムに登録する。図3にそのロボット教示プログラム例を示す。使用者はデータ転送命令を40に登録しRAM75内のロボット教示プログラム「WeldA.prg」をホストコンピュータ80にデータ転送を行う。CPU71はデータ転送命令40を解釈し、ロボット教示プログラム「WeldA.prg」をRAM75より読み出し、データ転送手段72を通じてホストコンピュータ80にデータ転送を行う。ホストコンピュータは通信ネットワーク81を通じて転送されたロボット教示プログラム「WeldA.prg」をホストコンピュータが一般的に持つメモリ(図示せず)に格納する。次に使用者はデータ消去命令を41に登録しRAM75内のロボット教示プログラム「WeldA.prg」の消去を行う。CPU71はデータ消去命令41を解釈し、ロボット教示プログラム「WeldA.prg」をRAM75より消去する。これによりRAM75内における空き容量が増加する。
次に使用者はデータ転送命令を42に登録しホストコンピュータ80内のロボット教示プログラム「WeldB.prg」をロボット制御装置78内のRAM75にデータ転送を行う。CPU71はデータ転送命令42を解釈し、データ転送手段72を通じてホストコンピュータ80に対しデータ転送要求を行う。ホストコンピュータ80は通信ネットワーク81を通じてデータ転送要求を解釈しホストコンピュータが一般的に持つメモリ(図示せず)よりロボット教示プログラム
「WeldB.prg」を読み出し、通信ネットワーク81を通じてロボット制御装置78にデータ転送を行う。ロボット制御装置78内のCPU71はデータ転送手段72を通じて転送されたロボット教示プログラム「WeldB.prg」をRAM75に格納する。次に使用者はロボット教示プログラム「WeldB.prg」を呼び出し実行するための命令43を登録しロボット教示プログラム「WeldB.prg」を実行する。ロボット教示プログラム「WeldB.prg」には44から47に示すようなロボット動作や溶接動作を行う命令が登録されている。命令40から43までが登録されているロボット教示プログラムや、命令44から47が登録されているロボット教示プログラムは、運転実行を行うことにより自動的に実行され、使用者が何らかの操作を行う必要がない。
以上の命令実行によりすぐに実行する必要のないロボット教示プログラムをホストコンピュータ80にデータ転送し、かつデータ転送済みのロボット教示プログラムをロボット制御装置78より消去することによりロボット制御装置78内のメモリ空き容量を増加させ、次に必要なロボット教示プログラムをホストコンピュータ80からロボット制御装置78にデータ転送し実行することによって、使用者がロボット教示プログラムの入れ替え作業を行わずとも自動的にホストコンピュータ80とロボット制御装置78との間でデータ転送が可能であり、またロボット制御装置78内のメモリを効率的に使用でき、またホストコンピュータ80には通信ネットワーク81を介して複数の産業用ロボットを接続することができ、大規模なシステムで大幅にコストダウンすることが可能であるという作用を有する。
本発明の産業用ロボットによれば、使用者がロボット教示プログラムの入れ替え作業を行わずとも自動的に外部メモリ装置とロボット制御装置との間でデータ転送が可能であり、またロボット制御装置内のメモリを効率的に使用でき、また必要量だけの外部メモリを準備することによって費用面でも安価にシステム構築でき、特に生産ラインで用いられる産業用ロボットとして有用である。
本発明の産業用ロボットの実施の形態1における構成図 本発明の産業ロボットの実施の形態1、2、3におけるデータ転送命令とデータ消去命令の例を説明した図 本発明の産業ロボットの実施の形態1、2、3におけるロボット教示プログラム例を説明した図 本発明の産業用ロボットの実施の形態2における構成図 本発明の産業用ロボットの実施の形態3における構成図 従来例を示す産業用ロボットの構成図
符号の説明
11、51、71、91 CPU
12、72 データ転送手段
13、73、93 ティーチペンダント通信部
14、53、74、94 ROM
15、54、75、95 RAM
16、55、76、96 サーボ制御部
17、56、77、97 マニピュレータ
18、57、78、98 ロボット制御装置
19 メモリ
20 外部メモリデータ転送手段
21、60、79、99 ティーチペンダント
22 外部メモリCPU
23 外部メモリ装置
24 データ転送命令
25 データ転送元
26 データ転送先
27 データ転送するロボット教示プログラム名
28 データ消去命令
29 データ消去元
30 データ消去するロボット教示プログラム名
40 データ転送命令
41 データ消去命令
42 データ転送命令
43 ロボット教示プログラム呼び出し命令
44、45、47 移動命令
46 溶接命令
52 メイン側通信部
58 ティーチペンダント側通信部
59 TP―CPU
62 接続部
63 汎用メモリ
80 ホストコンピュータ
81 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. マニピュレータと、前記マニピュレータを制御するロボット制御装置と、前記ロボット制御装置と接続してロボット教示プログラムを教示するためのティーチペンダントと、前記ロボット制御装置に接続された外部メモリ装置を備え、前記ロボット制御装置内に外部メモリ装置との間でデータ転送するためのデータ転送手段と、ロボット教示プログラムを格納するためのメモリであるRAMを設け、前記ロボット教示プログラムに登録されたデータ転送命令の実行により前記外部メモリ装置と前記RAMとの間でロボット教示プログラムのデータ転送を行う産業用ロボット。
  2. 前記ロボット教示プログラムに登録されたデータ消去命令の実行により前記外部メモリ装置内のデータまたは前記RAM内のデータを消去する請求項1記載の産業用ロボット。
  3. マニピュレータと、前記マニピュレータを制御するロボット制御装置と、前記ロボット制御装置と接続してロボット教示プログラムを教示するためのティーチペンダントを備え、前記ティーチペンダントに汎用メモリ接続用の接続部を設け、ロボット制御装置内にロボット教示プログラムを格納するためのメモリであるRAMを設け、前記ロボット教示プログラムに登録されたデータ転送命令の実行によりティーチペンダントに接続された前記汎用メモリと前記RAMとの間でロボット教示プログラムのデータ転送を行う産業用ロボット。
  4. 前記ロボット教示プログラムに登録されたデータ消去命令の実行によりティーチペンダントに接続された前記汎用メモリ内のデータまたは前記RAM内のデータを消去する請求項3記載の産業用ロボット。
  5. マニピュレータと、前記マニピュレータを制御するロボット制御装置と、前記ロボット制御装置と接続してロボット教示プログラムを教示するためのティーチペンダントを備え、前記ロボット制御装置内にホストコンピュータとの間でデータ転送するためのデータ転送手段と、ロボット教示プログラムを格納するためのメモリであるRAMを設け、前記データ転送手段とホストコンピュータとの間を通信ネットワークを介して接続し、前記ロボット教示プログラムに登録されたデータ転送命令の実行によりホストコンピュータとRAMとの間でロボット教示プログラムのデータ転送を行う産業用ロボット。
  6. 前記データ転送手段とホストコンピュータとの間を通信ネットワークを介して接続し、前記ロボット教示プログラムに登録されたデータ消去命令の実行によりホストコンピュータ内のデータまたはRAM内のデータを消去する請求項5記載の産業用ロボット。
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