JP5510396B2 - 液面レベルセンサ - Google Patents

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本発明は、液面レベルを検出する液面レベルセンサに関するものである。特に、車両エンジンのオイルの液面レベルを検出するオイルレベルセンサに関する。
従来、特許文献1に記載のオイルレベルセンサが知られている。この特許文献1では、筒状のケース内にフロートの移動を検出するセンサ素子と、プリント基板とが設けられ、センサ素子等の損傷を防止し絶縁性を確保するため、ケース内にシリコン樹脂からなるポッティング材が封入されている。
図4は、上記特許文献1に示された公知のオイルレベルセンサの断面図である。この図4において、オイル(エンジン潤滑油)の液面35が最低位にある状態を示している。また、図4の上方が自動車に搭載された状態における上方となっている。
オイルレベルセンサ5は、筒状のケース12が、自動車のエンジンのオイルパン3の底面側に取付けられている。また、ケース12には、磁石16が取付けられたフロート13が、ケース12に沿って移動可能に嵌合されている。
液面35の変動に追随するフロート13が上下動すると、フロート13と一体的に磁石16も上下動するので、この磁石16に対向してケース12内に取付けられているセンサ素子15(リードスイッチ15とも言う)が作動する。このセンサ素子15の作動によってフロート13の位置、すなわちオイルの液面レベルが検出される。
ケース12内の収容部内には、センサ素子15が収容されている。そして、センサ素子15に流れる電流を制限するために抵抗素子である抵抗器36がプリント基板37上に実装されている。
組付けにあたっては、ケース12の上下を図4に示す方向とは逆、すなわち開口部38bを上方として、ケース12の収容部内にプリント基板37等を挿入後、回路部品の損傷を防止し絶縁性を確保するために、収容部内にシリコン樹脂39を充填する。
次に、シリコン樹脂39が硬化した後に、ケース12の開口部38bを密閉しリード線41を固定するために、ケース12内にエポキシ樹脂40を充填する。
特開2003−194619号公報
上記特許文献1の技術によると、センサ素子15が、抵抗素子である抵抗器36等とともにプリント基板37上に実装されている。これにより、回路部品等の損傷を防止し絶縁性を確保するために、ケース12内を全て満たすようにシリコン樹脂39を充填しなければならない。しかし、これではシリコン樹脂39の重量が大きくなり、コストアップ要因になっている。そこで、シリコン樹脂39のごときポッティング材の量を少なくできる構造が望まれる。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、その目的は、ケース内にセンサ素子を内蔵した液面レベルセンサにおいて、ケース内にセンサ素子を固定するためのポッティング材の充填量を少なくできる構造を有する液面レベルセンサを提供することにある。
従来技術として列挙された特許文献の記載内容は、この明細書に記載された技術的要素の説明として、参照によって導入ないし援用することができる。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、オイルの液面レベルを検出する液面レベルセンサであって、筒状のケースに収納され、ケース内を上方に向かって延伸する上部リードを有するセンサ素子と、ケースの下端部の開口から引き出されてケースの中空の上端部内でセンサ素子の上部リードに接続された信号線と、ケースの外周において液面レベルに応じて移動しセンサ素子にて移動位置が検出されるフロートと、ケースの上端部内に充填され、上部リードの端部と信号線の端部とが接続された状態で埋設されたポッティング材とを備え、ケース内において信号線とセンサ素子とは、ポッティング材により、片持ち支持されていることを特徴としている。
この発明によれば、ケースに振動が加わっても、ポッティング材により、ケース内に信号線とセンサ素子とを片持ち支持したから、上部リードの端部と信号線の端部とからなる一方が固定され、他方は動くことができるように信号線とセンサ素子とをケース内に支持することができる。これにより、ケース内において、センサ素子と信号線とを破壊しない様固定することができる。かつ、ケースの中空の上端部内でセンサ素子の上部リードに接続された信号線を有しているため、この信号線でセンサ素子を吊り下げるように保持することができ、その結果、ケース内全体をポッティング材で充填しなくても良くなり、ポッティング材の量を少なくして、コストダウンを図ることができる。なお、従来用いられていたプリント基板上の回路部品は、ケース内に無くてもよく、信号線が導かれる先の外部に配置可能である。
請求項2に記載の発明では、上部リードにおいて信号線に接続された端部よりも下方部分は、ポッティング材から露出していることを特徴としている。
この発明によれば、上部リードにおいて信号線に接続された端部よりも下方部分は、ポッティング材から露出しているから、この露出した部分のポッティング材を節約でき、ポッティング材の量を少なくして、コストダウンを図ることができる。
請求項3に記載の発明では、ケースの下端部の開口から延在して接地される弾性変形可能な接地端子を更に備え、センサ素子はケース内を下方に向かって延伸して接地端子と接続される下部リードを有し、接地端子とポッティング材とで、センサ素子が挟持されていることを特徴としている。
この発明によれば、ポッティング材と接地端子の間に、センサ素子を挟持しているから、センサ素子の振動を弾性変形可能な接地端子で吸収することができる。
請求項4に記載の発明では、接地端子は、信号線を保持する保持部を有することを特徴としている。
この発明によれば、接地端子により信号線を保持することができるから、信号線をポッティング材と接地端子とで確実に挟持して固定することができる。
請求項5に記載の発明では、ケースの径方向内側に突出した突出部が設けられ、該突出部によりポッティング材は下方から支持されていることを特徴としている。
この発明によれば、クリープ現象によりポッティング材がケース内を落下するのを、突出部によって防止することができるため、耐久性に優れた液面レベルセンサを得ることができる。
本発明の第1実施形態となる液面レベルセンサを成すオイルレベルセンサを用いたオイル貯留装置の組付け過程を示す一部断面図である。 図1に使用したオイルレベルセンサの拡大図である。 本発明の第2実施形態を示すオイルレベルセンサの拡大図である。 公知のオイルレベルセンサの断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1及び図2を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態となる液面レベルセンサを成すオイルレベルセンサを用いたオイル貯留装置の組付け過程を示す一部断面図である。図2は、図1に使用したオイルレベルセンサの拡大図である。
図1において、図の上方が自動車に搭載された状態における上方となっている。オイル(エンジンオイルとも言う)を貯留するオイル貯留装置1は、エンジン2内に供給するオイルを貯留するオイルパン3と、オイルを濾過するオイルストレーナ4とオイルの液面レベルを測定するオイルレベルセンサ(液面レベルセンサ)5とを有している。
オイルを収容するオイルパン3は表面が塗装された鉄板からなる。オイルパン3内において、オイルストレーナ4は、エンジンから延長されたブラケット6に締結手段7によって締結されている。
このオイルストレーナ4は、オイルのポンプ吸入口の先端に付けられている濾過器である。このオイルストレーナ4は、オイルパン3の中でオイルを吸入する部分であり、粗めの網が付いており、大きな異物の吸入を防いでいる。
オイルレベルセンサ5は、オイルパン3内において、オイルの液面レベルを検出し、検出した信号をオイルパン3外から導かれた信号線10と接地端子11とを介してオイルパン3の外部に送信する。接地端子11は、上端部12dの信号線10と共にセンサ素子15を挟持する弾性変形可能な金属板よりなる。この接地端子11は、下端部の開口12cを介して延在して接地されている。
また、図2のように、接地端子11は、信号線10を保持(把持)する保持部11aを有し、接地端子11により信号線10を保持している。よって、信号線10をポッティング材30と接地端子11とで固定している。
また、オイルレベルセンサ5は、円柱中空のケース12の外周をオイルの液面レベルに応じて移動するフロート13を有する。このフロート13は、オイルより比重が小さく、オイルの液面レベルの変動に応じて、筒状のケース12の外周をケース12の軸方向(図1の上下方向に)に上下動する。12a、12bは、フロート13に対するストッパである。
ケース12内には、フロート13の位置を検出するリードスイッチからなるセンサ素子15を有する。このリードスイッチ15は、フロート13内に設けられた永久磁石16からの磁界の大小に応じてオンオフする。
リードスイッチ15は、ガラス容器の内部に相対向する図示しない可動金属片が設けられており、この可動金属片は、夫々上部リード17、および下部リード18と一体に成っている。永久磁石16からの磁束がガラス容器内部の可動金属片に流れることによって、可動金属片のばね力に吸引力が打ち勝ち、可動金属片同士が接触し、上部リード17、および下部リード18相互間に電流が流れる。ケース12の内部にはリードスイッチ15と信号線10とが平行に設けられている。信号線10の一端は、上部リード17の端部に接続されている。
反対側の下部リード18は、平板状の金属板からなり可撓性に富む接地端子11に固定されている。接地端子11は下部リード18とはんだ付けされている。また、ケース12と一体の補強板20を有し、該補強板20に接地端子11が併設されており、補強板20の孔内に接地端子11と電気的に接続された補強導電部21を有している。
図1のブラケット6は、導電性のある鉄製の板であり、先端6aはL字状に紙面に対して垂直方向に突出している。同じく鉄製のエンジン2の外郭をなすエンジンブロック2aに接続されている。このブラケット6は、エンジンブロック2aと共に接地電位に成るように接地されている。
締結手段7を成すビスまたはボルトによって、ブラケット6にオイルストレーナ4とオイルレベルセンサ5の補強板20と接地端子11とを共締めし、かつブラケット6に接地端子11を電気的に導通させ、接地端子11、ひいては、下部リード18を接地している。
オイルストレーナ4は、ブラケット6に取付けられる平板状部分4aを有し、該平板状部分4aの内部にストレーナ導電部22を有している。そして、締結手段7の軸方向にストレーナ導電部22と補強導電部21とを重ねて、ブラケット6のL字条に折れ曲がった先端6aの溶接されたナット部7aに、ストレーナ導電部22と補強導電部21とを下方から重ねて締結手段7で締め付けて固定している。
更に、オイルレベルセンサ5は、ケース12の軸方向に直交して延在する前述の補強板20を有している。この補強板20は、エンジン2から垂下したブラケット6の延伸方向と直角に交わっている。この補強板20とエンジン2の底部との間の空間に、オイルレベルセンサ5が収納されている。
図2のように、オイルレベルセンサ5のケース12内にフロート13の移動を検出するセンサ素子15を成すリードスイッチと信号線10が設けられ、センサ素子15と信号線10の損傷を防止し絶縁性を確保するため、ケース12内にエポキシ樹脂からなるポッティング材30が封入されている。
また、ケースの下端部の開口12cから引き出されてケース12の上端部12dでセンサ素子に接続された信号線10を有している。そして、ケース12内において、上端部12dにのみ部分的に充填され、センサ素子15の端部と信号線10の端部とを部分的に固着するポッティング材30を有し、このポッティング材30により、ケース12内において、信号線10とセンサ素子15とを片持ち梁状に支持している。なお、上部リード17において、信号線10に接続された端部よりも下方部分は、ポッティング材30から露出している。
次に、上記構成になる第1実施形態の作用効果について説明する。オイルストレーナ4をエンジン2に固定するブラケット6に、オイルレベルセンサ5を取り付け、このオイルレベルセンサ5をオイルストレーナ4と共締めする。
このとき、オイルレベルセンサ5の下部リード18に接続された接地端子11も共締される。これにより、一本の締結手段7を用いて2部品4、5を取付け、かつ接地することができるから、部品の削減によるコストダウンを達成することができる。
また、オイルレベルセンサ5は、オイルパン3内において、オイルのレベルを検出し、検出した信号をオイルパン3外から導かれた信号線10と接地端子11とを介してオイルパン3外部に送信するから、プラスマイナスのうち一方の電極だけを信号線10に接続すればよく、他方の電極は、接地端子11を介して接地でき、電極構造の簡素化が達成できる。
また、締結手段7によってブラケット6にオイルストレーナ4とオイルレベルセンサ5のケース12と接地端子11とを共締めしているから、締結手段7によって一挙に、ブラケット6に対して、オイルストレーナ4とオイルレベルセンサ5と接地端子11とを取り付けることができ、取り付け工数を削減できる。
更に、オイルストレーナ4の平板状部分4aにストレーナ導電部22を有し、オイルレベルセンサ5の補強板20に接地端子11と接続された補強導電部21を有し、これらを重ねて、ブラケット6に締め付けて固定しているから、軸方向長さの比較的短いビスやボルト等の締結手段7で容易に固定することができる。
加えて、補強板20とエンジン2の底部との間の空間にオイルレベルセンサ5を収納することで、ブラケット6とオイルレベルセンサ5とを併設し、ブラケット6の伸張方向と直角方向の幅が小さいオイル貯留装置1にしている。
オイルの液面の変動に追随するフロート13が上下動すると、フロート13と一体的に磁石16も上下動するので、この磁石16に対向してケース12内に取付けられているセンサ素子15であるリードスイッチが作動する。このセンサ素子16の作動によってフロート13の位置、すなわちオイルの液面レベルが検出される。
ケース12には、エンジン2等からの振動が、ブラケット6および補強板20を介して加わる。しかし、ケース12に振動が加わっても、ポッティング材30により、ケース12内に信号線10とセンサ素子15とを片持ち梁状に支持したから、信号線10とセンサ素子15とを、両端の一方が固定され他方は動くことができる構造体とすることができる。
従って、両端の一方がポッティング材30で強固に固定され、両端の他方の振動は、接地端子11とケース12の内壁とで抑制できるため、ケース12内において、センサ素子15と信号線10とを破壊しない様固定することができる。かつ、ケース10内全体をポッティング材30で充填しなくても良くなり、ポッティング材30の量を少なくして、コストダウンが図ることができる。
また、信号線10と接地端子11の間に、ポッティング材30で片持ち梁状に支持されたセンサ素子15を挟持しているから、センサ素子15の振動を接地端子11で吸収することができる。
組付けにあたっては、ケース12の上下を図1に示す方向とは逆、すなわち下端部の開口12cを上方として、ケース12内に、センサ素子15等の損傷を防止するためのシリコン樹脂からなるポッティング材30を充填する。次に、ポッティング材30を成すシリコン樹脂が硬化した後に、ケース12の上下を図1に示す方向に戻す。
次に、磁石4と一体化されたフロート13を、ケース12の外周に嵌合させる。最後に、フロート13の保護およびケース12からの脱落防止のために、ストッパ12a、12bをケース12に取付ける。以上で、オイルレベルセンサ5の組付けが完了する。なお、上端部12d内に充填されるポッティング材30は、シリコン主剤と硬化剤とを混合攪拌した後に上端部12d内に充填している。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以降の各実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。図3は、本発明の第2実施形態を示すオイルレベルセンサの拡大図である。
図3において、ケース12の上端部12dには、ポッティング材30を充填する部分を区画するようにリング状の突出部31が設けられている。この突出部31は、ポッティング材30の落下を防止するためにケース12の内壁からケース12の径方向内側に突出している。このために、突出部31は、ポッティング材30を充填する前に予めケース12内にケース12と一体となるように接着または圧入されている。
ポッティング材30が固着した後にポッティング材30が落下しないように、リング状の突出部31がポッティング材30の下端を保持する。これによれば、クリープ現象等により、ポッティング材30が長い時間をかけて落下するのを抑止することができ、更に耐久性を高めることができる。
また、図3において、オイルレベルセンサ5のセンサ素子15は、リードスイッチから成り、該センサ素子15の一端である上部リード17に接続された信号線10がケース12の内部においてセンサ素子15と併設されている。
また、センサ素子15の他端の下部リード18に接続された接地端子11が補強板20に仮結合されている。この仮結合は、オイルレベルセンサ5が締結手段7(図2)によって共締めされるまでの間に部品が分散してしまわないようにするため、合成樹脂からなる補強板20に仮止め突起20aを設け、この仮止め突起20aを接地端子11に設けた丸孔11aの中に圧入することで行っている。
これによれば、リードスイッチ15の他端に接続された接地端子11が補強板20に仮結合されているから、締結手段7(図2)によってブラケット6(図2)にオイルストレーナ4とオイルレベルセンサ5の補強板20と接地端子11とを共締めする前の状態においても、接地端子11が補強板20と一体化される。
図3のケース12の内部にはリードスイッチ15と信号線10とが平行に設けられている。信号線10の一端は上部リード17に接続されており、この信号線10と上部リード17との接続部は、ケース12内に充填された樹脂材料であるポッティング材30によって固着されている。
このように、上端部12dがポッティング材30で固定されたリードスイッチ15と信号線10とを束ねた片持ち梁状のものが、ケース12内に支持され、かつ、下端が、金属板からなり可撓性のある接地端子11で支持されているから、エンジン2(図2)の振動で、接続部分等が破壊されにくい。
(その他の実施形態)
第1実施形態では、ブラケット6にナット部7aを溶接して、締結手段7を成す共締め用のビスをナットにねじ締めしたが、ブラケット6に直接ねじを切って、ビスを締め付けてもよい。
また、本発明の一実施形態によるオイルレベルセンサ5においては、センサ素子15としてリードスイッチを用いているが、これ以外のセンサ素子、たとえばMRE素子(磁気抵抗素子)、ホール素子(ホール効果素子)、あるいは磁気ダイオード等を用いてもよい。
更に、液面レベルセンサとして、エンジン潤滑用のオイルの液面レベルを検出するオイルレベルセンサを例にとって説明したが、オイル以外の流体の液面レベルを検出するセンサに本発明を適用しても良い。
1 オイル貯留装置
2a エンジンブロック
3 オイルパン
4 オイルストレーナ
4a 平板状部分
5 オイルレベルセンサ(液面レベルセンサ)
6 ブラケット
7 締結手段
10 信号線
11 接地端子
11a 保持部
12 ケース
12a、12b ストッパ
12c 下端部の開口
12d 上端部
13 フロート
15 センサ素子(リードスイッチ)
16 永久磁石
17 上部リード
18 下部リード
20 補強板
21 補強導電部
22 ストレーナ導電部
30 ポッティング材
31 突出部

Claims (5)

  1. オイルの液面レベルを検出する液面レベルセンサであって、
    筒状のケースに収納され、前記ケース内を上方に向かって延伸する上部リードを有するセンサ素子と、
    前記ケースの下端部の開口から引き出されて前記ケースの中空の上端部内で前記センサ素子の前記上部リードに接続された信号線と、
    前記ケースの外周において前記液面レベルに応じて移動し前記センサ素子にて移動位置が検出されるフロートと、
    前記ケースの前記上端部内に充填され、前記上部リードの端部と前記信号線の端部とが接続された状態で埋設されたポッティング材とを備え、
    前記ケース内において前記信号線と前記センサ素子とは、前記ポッティング材により、片持ち支持されていることを特徴とする液面レベルセンサ。
  2. 前記上部リードにおいて前記信号線に接続された端部よりも下方部分は、前記ポッティング材から露出していることを特徴とする請求項1に記載の液面レベルセンサ。
  3. 前記ケースの前記下端部の開口から延在して接地される弾性変形可能な接地端子を更に備え、前記センサ素子は前記ケース内を下方に向かって延伸して前記接地端子と接続される下部リードを有し、
    前記接地端子と前記ポッティング材とで、前記センサ素子が挟持されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液面レベルセンサ。
  4. 前記接地端子は、前記信号線を保持する保持部を有することを特徴とする請求項3に記載の液面レベルセンサ。
  5. 前記ケースの径方向内側に突出した突出部が設けられ、該突出部により前記ポッティング材は下方から支持されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の液面レベルセンサ。
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