JP5506765B2 - 研磨ドラム - Google Patents

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Description

この発明は、多数枚の研磨布紙片を順次ずらせながら円筒形に重ね合わせて形成した円筒研磨部を有する研磨ドラムに関する。
この種の研磨ドラムは、図5に示すように、順次ずらせながら円筒形に重ね合わせて形成した円筒研磨部1を有し、この円筒研磨部1の内側に、回転工具の回転軸部材2を差し込んで回転駆動されるようになっており、湾曲面の内側面等の研磨に使用されている(特許文献1)。
特開2002−36126号公報
ところで、研磨ドラムを使用する場合は、上記のように、円筒研磨部1の内側に、回転工具の回転軸部材2を差し込んで、回転工具の回転軸部材2と円筒研磨部1とを固定している。回転軸部材2は、円筒研磨部1の内側に差し込まれる差し込み部3と、回転工具の駆動軸に取付けられる回転軸部4とからなる。
ところが、図6及び図7に示すように、円筒研磨部1の軸方向の幅が、円筒研磨部1の直径よりも小さい、薄型の研磨ドラムの場合、回転工具の回転軸部材2を差し込んで、回転工具の回転軸2と円筒研磨部1とを固定しても、回転工具の回転軸部材2と円筒研磨部1との接触幅が狭く、十分な固定力が得られず、使用中に円筒研磨部1が回転工具の回転軸部材2から外れるという問題があった。特に、軸方向に動かしながら研磨作業を行う場合に、円筒研磨部1が回転工具の回転軸部材2から外れ易かった。
このため、円筒研磨部1と回転工具の回転軸部材2との間に接着剤を流し込んで、円筒研磨部1が回転工具の回転軸部材2とを固定するということが考えられる。
しかしながら、円筒研磨部1と回転工具の回転軸部材2との間を接着剤によって、しっかりと固定してしまうと、硬化した接着剤の硬さにより、円筒研磨部1を被研磨材に押し付けて研磨を行った場合に、円筒研磨部1の被研磨材に対する当たりが強く、良好な研磨が行い難いという問題が生じる。
そこで、この発明は、円筒研磨部の軸方向の幅が、円筒研磨部の直径よりも小さい、薄型の研磨ドラムの場合でも、円筒研磨部の内周面から回転工具の回転軸部材が抜け出さず、しかも円筒研磨部を被研磨材に押し付けて研磨を行っても、適度な当たりで被研磨材を良好に研磨することができる研磨ドラムを提供しようとするものである。
この発明は、上記の課題を解決するために、多数枚の研磨布紙片を順次ずらせながら円筒形に重ね合わせて形成した円筒研磨部の内周面に、クッション層を介して接着剤を充填し、この充填した接着剤によって円筒研磨部の軸心に沿って回転工具の回転軸部を円筒研磨部と一体に固着して研磨ドラムを構成したものである。
前記クッション層としては、ゴム、ウレタン、フェルト等、緩衝作用のある素材を使用することができる。
この発明は、円筒研磨部の軸方向の幅が、円筒研磨部の直径よりも小さい、薄型の研磨ドラムに採用すると好適である。
上記接着剤としては、例えば、エポキシ樹脂を使用することができる。
この発明に係る研磨ドラムは、円筒研磨部の内周面に、クッション層を介して接着剤を充填し、この充填した接着剤によって円筒研磨部の軸心に沿って回転工具の回転軸部を円筒研磨部と一体に固着しているので、円筒研磨部の軸方向の幅が、円筒研磨部の直径よりも小さい、薄型の研磨ドラムの場合でも、円筒研磨部の内周面から回転工具の回転軸部が抜け出すことがなく、安全に使用することができる。
また、円筒研磨部の内周面に、クッション層を介して接着剤を充填しているので、円筒研磨部を被研磨材に押し付けて研磨を行っても、クッション層により適度な当たりで被研磨材を良好に研磨することができる。
この発明に係る研磨ドラムの一例を示す斜視図である。 図1の研磨ドラムの中央縦断面図である。 図1の研磨ドラムの正面図である。 図1の研磨ドラムの平面図である。 従来の研磨ドラムと回転工具の回転軸部材とを示す斜視図である。 従来の薄型の研磨ドラムの正面図である。 従来の薄型の研磨ドラムの斜視図である。
この発明の実施形態を、図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明に係る研磨ドラムの一例を示す斜視図である。
この発明の研磨ドラムは、図1に示すように、多数枚の研磨布紙片を順次ずらせながら円筒形に重ね合わせて形成した円筒研磨部1の内周面に、ゴム製のクッション層5を介して接着剤6を充填し、この充填した接着剤6によって円筒研磨部1の軸心に沿って回転工具の回転軸部4を円筒研磨部1と一体に固着している。
前記クッション層としては、ゴム製の他、ウレタン、フェルト等の緩衝作用のある素材を使用することができる。
接着剤5内に埋められる回転軸部4の先端外周面には、軸方向に突起部7を設けておくことにより、回転軸部4と接着剤6との回転方向の固定力が向上する。
上記実施形態の研磨ドラムは、円筒研磨部1の軸方向の幅が、円筒研磨部1の直径よりも小さい、薄型に形成されている。
この発明で使用する接着剤6は、例えば、エポキシ樹脂を使用することができるが、回転軸部4をしっかりと固定できるものであればその種類は特に限定されない。
1 円筒研磨部
2 回転軸部材
3 差し込み部
4 回転軸部
5 クッション層
6 接着剤
7 突起部

Claims (4)

  1. 多数枚の研磨布紙片を順次ずらせながら円筒形に重ね合わせて形成した円筒研磨部の内周面に、クッション層を介して接着剤を充填し、この充填した接着剤によって円筒研磨部の軸心に沿って回転工具の回転軸部を円筒研磨部と一体に固着したことを特徴とする研磨ドラム。
  2. 前記クッション層として、ゴムを使用する請求項1記載の研磨ドラム。
  3. 上記円筒研磨部の軸方向の幅が、円筒研磨部の直径よりも小さい請求項1又は2に記載の研磨ドラム。
  4. 上記接着剤がエポキシ樹脂からなる請求項1〜3のいずれかに記載の研磨ドラム。
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