JP5505415B2 - 配線構造体、ケーブルおよび配線構造体の製造方法 - Google Patents

配線構造体、ケーブルおよび配線構造体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、配線構造体、ケーブルおよび配線構造体の製造方法に関し、特に、携帯端末、情報通信機器等の電気機器で用いられる立体的な配線構造の配線構造体の実装構造、ケーブルおよび配線構造体の製造方法に関する。
携帯端末等に代表される電気機器の多くは、プリント配線基板を用いて電気回路が構成されている。近年、電気機器の小型化、軽量化、形状の多様化への要求はますます高まっており、その構成部品の一つであるプリント配線基板に対しても、小型化、軽量化、形状の多様化の要望が強くなってきている。
従来のプリント配線基板に関しては、例えば、特許文献1の特開2007−129039号公報「フッ素樹脂プリント基板およびその製造方法」のように、曲面形状に合致させるために、プリント配線基板を湾曲させるという技術がある。プリント配線基板を湾曲するには、一旦、平面板状に形成したプリント配線基板に熱を加えて湾曲させる方法や、湾曲した金型を用いてプリント配線基板を高温でプレス成形する方法がある。
図6は、従来技術の湾曲したプリント配線基板の全体構造を示す構造図である。図6に示すプリント配線基板は、金属箔24とプリプレグ(Prepreg:カーボンシート)22とを積層して構成するプリント配線基板21において、プリプレグ積層体23と金属箔24とを湾曲した一対の金型を用いて真空下で高温プレスすることによって実現する湾曲した形状を実現している。
特開2007−129039号公報(第3−4頁)
しかしながら、図6に示すような従来技術における湾曲形状のプリント配線基板については、次のような問題がある。
第1の問題点は、プリント配線基板を湾曲させる工程において、プリント配線基板にストレスが加わり、配線の断線や短絡、プリント配線基板の割れ等が発生するといった問題がある。かくのごとき問題は、プリント配線基板のサイズが大きければ大きいほど、また、湾曲する角度が大きければ大きいほど顕著になる。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、接続信頼性や信号品質を低下することなく、小型化、軽量化、形状の多様化に対応することが可能な配線構造体、ケーブルおよび配線構造体の製造方法を提供することにある。
前述の課題を解決するため、本発明による配線構造体は、次のような特徴的な構成を採用している。
本発明に係る配線構造体の一態様は、(1)1ないし複数のケーブルと、前記ケーブルと共に網目状の編み組織を形成する繊維と、前記ケーブルの端部に形成されたケーブルコネクタと、前記ケーブルコネクタに接続され、前記ケーブルを介して信号が入出力されるモジュールと、を備える、ことを特徴とする。
本発明の配線構造体、ケーブルおよび配線構造体の製造方法によれば、以下のような効果を奏することができる。
第1の効果は、本発明の配線構造体を用いることによって、複雑な形状にも対応することが可能であり、かつ、配線構造体の伸縮、振動といった外的要因に対しても、所定の余長を有するケーブル配線が追随することによって、配線の接続信頼性が高い所望の立体形状を備える配線構造体を実現できるということにある。
本発明の配線構造体の実施の形態1を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態1を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態1を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態1を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態2を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態2を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態2を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態2を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態2を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態3を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態4を説明する構造図である。 本発明の配線構造体の実施の形態5を説明する構造図である。 従来技術の湾曲したプリント配線基板の全体構造を示す構造図である。
以下、本発明による配線構造体、ケーブルおよび配線構造体の製造方法の好適な実施例について添付図を参照して説明する。なお、本発明は、立体的な構造の配線からなる配線構造体である。この配線構造体は、如何なる電気機器にも適用することができる。
[本発明の特徴]
まず、本発明の実施の形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要を説明する。本発明の配線構造体は、1ないし複数のケーブルと、ケーブルと網目によって組織化する繊維と、ケーブルの端部に端末加工されたケーブルコネクタと、ケーブルコネクタに接続する複数のモジュールとを備えた立体構造体を有する。ここで、「繊維」とは、被服等に用いられるような繊維を示し、具体的には、ポリエステル系合成繊維やポリアミド系合成繊維といった合成繊維の他、半合成繊維、再生繊維、無機繊維、及び天然繊維等の種々の繊維を用いることができる。また、繊維として、これらの繊維のうち2以上の繊維を合成した繊維を用いることができる。
ケーブルは、ケーブルの外皮に、他のケーブルを保持するための1以上のケーブル保持部と、繊維を保持するための1以上の繊維保持部とをそれぞれ備えている。ケーブル保持部と繊維保持部は、ケーブルと繊維とを網目によって組織化する際に、ケーブル許容曲げ半径とケーブル余長との双方の確保を考慮して所定の間隔でケーブルの外皮に形成されている。また、配線構造体に搭載されるモジュール間の信号接続は、ケーブルを介して行われる。
また、前記ケーブルは、前記繊維を中継するように網目を構成したり、前記繊維と一緒に網目を構成したりすることにより、全体の編み組織を構成することを特徴としている。
また、前記ケーブルの種類としては、単芯ケーブル、多芯ケーブル、同軸ケーブル、光ケーブル等があり、いずれの種類のケーブルを適用するかは、配線構造体内で使用する信号の特性によって任意に選択することができることを特徴としている。
また、前記ケーブルと前記繊維との編み方としては、手編み、または、編み機を用いる方法があり、編み込すみ工程で所定の立体形状を実現することができることを特徴している。
さらに、立体的に構成した配線構造体の表面を、樹脂等を用いて一体化加工することによって、当該配線構造体にリジット性(堅牢性)を持たせることを特徴としている。
[作用]
以上に説明したような特徴を有する本発明に係る配線構造体を用いることによって、携帯端末機器やウェアラブル機器等の電気機器に要求される複雑な形状の信号配線部を容易に構成することができる。また、電気機器の廃棄時に容易に配線構造体を再生することができる。
[本発明の実施の形態1の構造例]
次に、本発明の実施の形態の構造について、図面を参照しながら、その一例を詳細に説明する。図1A乃至Dは、本発明の配線構造体の実施の形態1を説明する構造図である。図1Aは、本発明の実施の形態1の配線構造体を構成するケーブルの断面図であり、図1Bは、本発明の実施の形態1の配線構造体の上面を示す上面図である。また、図1Cは、図1Bの配線構造体を構成するケーブルの一本を拡大した図であり、図1Dは、図1C上面図のうち、ケーブルと繊維、ケーブルとケーブル、及び、一本のケーブルと二重化されたケーブルと繊維との接続部をそれぞれ拡大した図である。
図1Aにおいて、ケーブル18は、電線で構成する芯線112と、芯線112の外周を形成する外皮19とからなる単芯ケーブルである。外皮19には、所定の間隔で、1ないし複数のケーブル保持部110が形成されている。また、各ケーブル保持部110の中央には繊維保持部111が形成されている。ケーブル保持部110及び繊維保持部111は、両者が同一ピッチで同一個所に形成されている。
ケーブル保持部110は、他のケーブル18と係合した時に、ケーブル保持部110同士が嵌合することによって、ケーブル18同士をクランプする役割を果たす。また、繊維保持部111は、ケーブル18と繊維12(図1Bに示す)とが係合した時に、繊維保持部111に繊維12が入る(食い込む)ことによって、ケーブル18と繊維12との接触位置を制御し、ケーブル18に繊維12をクランプすることができる。
また、図1Aに示すように、ケーブル18は、ケーブル許容曲げ半径確保部116とケーブル余長確保部117とを備えている。ケーブル許容曲げ半径確保部116とケーブル余長確保部117は、交互に配置されている。ケーブル許容曲げ半径確保部116とケーブル余長確保部117との間には、ケーブル保持部110(繊維保持部111)が配されている。図1Aでは、ケーブル許容曲げ半径確保部116は、ケーブル余長確保部117よりも長さが短く形成されているが、ケーブル許容曲げ半径確保部116及びケーブル余長確保部117は任意の長さに形成することができる。
また、図1Bの配線構造体の上面図に示すように、本実施の形態に係る配線構造体10は、図1Aのケーブル18と、繊維12とを編み込んで網目状に組織化されている。この組織化されたケーブル18及び繊維12を、網み組織と呼ぶ。図1Bにおいて、網み組織を構成する線のうち、太線で示す線が図1Aのケーブル18(18a、18b)を示し、細線で示す線が繊維12を示している。ケーブル18と繊維12は、ほぼ同一形状に波型形状に屈曲され、隣り合うケーブル18や繊維12が交互に係合するように編みこまれている。
図1Cに示すように、ケーブル18は、ケーブル許容曲げ半径確保部116において折り曲げられることで、全体が波型形状に屈曲される。換言すれば、ケーブル18は、ケーブル許容曲げ半径確保部116において所定のカーブを描き、ケーブル余長確保部117において直線状となるように屈曲される。ケーブル18は、このように屈曲された状態で、網み組織として組織化される。
図1Bに示すように、ケーブル18は、配線構造体10への係合の方法が2種類ある。そのため、図1Bにおいては、第1の方法により係合するケーブルを第1ケーブル18aと示し、第2の方法により係合するケーブルを第2ケーブル18bと示す。なお、第1ケーブル18aと第2ケーブル18bは、配線構造体10本体への係合の方法が異なるだけであって、ケーブル自体の構成は図1Aに示す構成と同一である。
ケーブル18のうち第1ケーブル18aは、繊維12を中継してケーブル単体で網目を形成して組織化している。換言すれば、第1ケーブル18aは、一本(一重)で配線構造体10の網目の一本を構成している。第1ケーブル18aは、繊維12の一部に代えて第1ケーブル18aを繊維12に編み込むことにより、図1Bに示すように配置することができる。若しくは、第1ケーブル18aは、繊維12で編んだ網目構造の一部を削除し、その削除した部分に編み込んだ第1ケーブル18aを設置することで、図1Bに示すように配置することができる。
一方、ケーブル18のうち第2ケーブル18bは、繊維12と並列に網目を形成して組織化している。換言すれば、第2ケーブル18bは、繊維12共に、2本(第2ケーブル18bと繊維12の二重)で配線構造体10の網目の一本を構成している。第2ケーブル18bは、繊維12と一緒に(二重に)編み込むことにより、図1Bに示すように配置することができる。若しくは、第2ケーブル18bは、予め編み込んだ繊維12の網目構造体の一部に、第2ケーブル18bを更に編み込むことにより、図1Bに示すように配置することができる。第2ケーブル18bと繊維12とを二重化する係合方法は、ケーブル18の引っ張り強度が弱い場合(場所)等に適用することが好ましい。
図1Dに示すように、ケーブル18同士が係合する接続部114では、ケーブル18の外皮19に形成されたケーブル保持部110同士が嵌合する。また、ケーブル18と繊維12が係合する接続部113では、外皮19に形成された繊維保持部111と繊維12とが嵌合する。さらに、第1ケーブル18aと、二重化された第2ケーブル18bおよび繊維12が係合する接続部115では、外皮19に形成された第1ケーブル18aのケーブル保持部110と第2ケーブル18bのケーブル保持部110同士が嵌合する。また、接続部115では、第1ケーブル18aのケーブル保持部110内の繊維保持部111と繊維12とが嵌合する。
また、上述したように、図1Cに示すように、ケーブル許容曲げ半径確保部116は、所定のケーブル曲げ半径を確保し、ケーブル余長確保部117は、所定のケーブル余長(直線部分)を確保している。
ここで、一般に、細くて柔らかいケーブルほど、ケーブル保持部110の間隔は狭く小さな網目サイズを実現することができる。
このように、本実施の形態1では、変形が自在な繊維12にケーブル18を編み込むことにより、任意の形状に配線構造体10を変形させることができる。また、繊維12は、容易に変形するため、配線構造体10を変形させた場合に発生する内部応力を小さくすることができる。これにより、従来のリジットな配線基板に発生していた、配線の断線や短絡、プリント配線基板の割れ等が発生を防ぐことができる。
また、本実施の形態1では、ケーブル18の外皮19に繊維保持部111を備えることで、配線構造体10の繊維12と所定の位置で係合することができる。これにより、ケーブル18と繊維12との間の網目の位置が一時的にずれた場合であっても、元の形状に復元し易くなる。また、実施の形態1では、ケーブル18の外皮19に、ケーブル保持部110を備えることで、ケーブル18同士を所定の位置で係合させることができる。
また、実施の形態1では、ケーブル許容曲げ半径確保部116を設けることにより、所定のケーブル曲げ半径を確保することができる。また、実施の形態1では、ケーブル余長確保部117を所定の間隔で設けることで、網目状に編み込んで組織化したケーブル18自体に、ケーブル18が可動することができる所定の余長を備えることができる。これにより、配線構造体10の収縮や振動に追随することが可能になる。
また、ケーブル18が規則正しい網目を備えることによって、配線構造体10の強度を強く保つことができ、かつ、外観上も良好な状態に保つことができる。
なお、組織化されたケーブル18の端部には、ケーブルコネクタが端末加工される。前記ケーブルコネクタは、編み組織の表裏に配置することができる。さらに、編み組織を多重化することによって、モジュールを編み組織間に配置することもできる。図1Bの場合、第1ケーブルコネクタ13が表面側、第2ケーブルコネクタ17が裏面側に配置されている。第1ケーブルコネクタ13、第2ケーブルコネクタ17には電気回路部品からなるモジュールが接続される。編み組織表面側の第1ケーブルコネクタ13に接続するモジュールが表面モジュール14である。また、編み組織裏面側のケーブルコネクタ17に接続するモジュールが裏面モジュール15である。モジュールの固定方法は、接着剤等を用いて編み組織に貼り付ける方法や、繊維12でモジュールの外周部を覆う等によりモジュールを押さえ付けて固定する方法がある。
配線構造体10には、複数のモジュールを組み込むことが可能であり、モジュール間の電気的接続は、網目を持って組織化されたケーブル18で行われる。編み込むケーブル18の種類としては、単芯ケーブル、多芯ケーブル、同軸ケーブル、光ケーブル等があり、各々のケーブルの種類において外皮19に形成するケーブル保持部110と繊維保持部111との大きさやピッチを制御することが可能である。また、ケーブル18は、配線構造体10内で使用する信号の特性によってその種類や長さを任意に選択することができる。また、編み込む繊維12は、少なくとも、配線構造体10に要求される収縮率や肌触り、耐環境性等を考慮して、その素材や種類、太さを任意に選択することができる。また、ケーブル18と繊維12との編み方としては、手編み、および、編み機を用いる方法があり、編み込み工程を経て所定の立体形状を実現する。
配線構造体10の形状は、ケーブル18の編み方によって複雑な形状を実現することが可能である。こうして、本実施の形態の配線構造体10を用いることによって、複雑な形状の配線構造体を構築することができ、ウェアラブル機器や曲面筐体を備える電気機器等に要求される複雑な形状の配線部分を容易に構成することが可能である。また、電気機器の廃棄時には、配線構造体10を構成するケーブル18と繊維12とを解きほぐすことによって、ケーブル18と繊維12とを容易に再利用することが可能になる。
[本発明の実施の形態2の構造例]
次に、本発明の実施の形態2の構造について、図1A乃至Dとは異なる他の例を実施の形態2として詳細に説明する。図2A乃至Eは、本発明の配線構造体の実施の形態2を説明する構造図である。図2Aは、本発明の実施の形態2の配線構造体を構成する信号ケーブルの断面図であり、図2Bは、本発明の実施の形態2の配線構造体を構成する電源ケーブルの断面図であり、図2Cは、本発明の実施の形態2の配線構造体の上面を示す上面図である。また、図2Dは、図2Cの配線構造体を構成するケーブルの一本を拡大した図であり、図2Eは、図2C上面図のうち、ケーブルと繊維、ケーブルとケーブルの接続部をそれぞれ拡大した図である。
実施の形態2の特徴は、配線構造体30に、信号ケーブル36と電源ケーブル31の2種類のケーブルを配している点に特徴がある。また、実施の形態2では、図2Cに示すように、信号ケーブル36が配されている繊維12の網目の大きさが、電源ケーブル31が配されている繊維12の網目の大きさよりも大きくなるように形成されている。換言すれば、実施の形態2では、配線するケーブルの種類や材料に応じて、繊維12の網目の大きさを任意に変更している点に特徴がある。
図2Aにおいて、信号ケーブル36は、電線で構成する芯線312と、芯線312の外周に形成する誘電体層313と、誘電体層313の外周に形成するシールド層314と、シールド層314の外周に形成する外皮39とからなる同軸ケーブルである。外皮39には、所定の間隔で、1ないし複数のケーブル保持部310が形成され、各ケーブル保持部310の中には繊維保持部311が形成され、両者が同一ピッチで同一個所に形成されている。ケーブル保持部310は、他の信号ケーブル36と合わさった時に、ケーブル保持部310同士が嵌合することによって、信号ケーブル36同士をクランプする役割を果たす。
また、繊維保持部311は、信号ケーブル36と繊維12(図2Cに示す)とが合わさった時に、繊維保持部311に繊維12が入る(食い込む)ことによって、信号ケーブル36と繊維12との接触位置を制御し、信号ケーブル36に繊維12をクランプすることができる。また、信号ケーブル36は、ケーブル許容曲げ半径確保部319とケーブル余長確保部320とを備えている。ケーブル保持部310と繊維保持部311は、ケーブル許容曲げ半径確保部319とケーブル余長確保部320とによるケーブル許容曲げ半径と組織化後のケーブル余長との双方の確保を考慮し、所定のピッチで信号ケーブル36の外皮39上に形成される。
また、図2Bの電源ケーブルの断面図に示すように、電源ケーブル31は、電線で構成する芯線312と、芯線312の外周に構成する外皮39を備える単芯ケーブルである。外皮39には、所定の間隔で、複数の繊維保持部311が形成されている。
図2Bの繊維保持部311は、電源ケーブル31と繊維12(図2Cに示す)とが合わさった時に、繊維保持部311に繊維12が入る(食い込む)ことによって、電源ケーブル31と繊維12との接触位置を制御し、電源ケーブル31に繊維12をクランプすることができる。また、電源ケーブル31は、ケーブル許容曲げ半径確保部319とケーブル余長確保部320とを備えている。繊維保持部311は、ケーブル許容曲げ半径確保部319とケーブル余長確保部320とによって、ケーブル許容曲げ半径と組織化後のケーブル余長との双方の確保を考慮し、所定のピッチで電源ケーブル31の外皮39上に形成される。図2Dに示すように、ケーブル許容曲げ半径確保部319は、ケーブルが折り曲げられる際に、曲線状に折り曲げられる部分であり、ケーブル余長確保部320は、直線となる部分である。
図2Cに示すように、実施の形態2に係る配線構造体30は、網目の大きさが異なる2つの領域に分けられている。すなわち、実施の形態2に係る配線構造体30は、信号ケーブル36が配される紙面上半分の組織の網目の大きさと、電源ケーブル31bが配される紙面下半分の網み組織の網目の大きさが異なるように構成されている。より具体的には、紙面上半分の網み組織の網目の大きさが紙面下半分の組織の網目の大きさよりも大きくなるように構成されている。このように、網目の大きさの異なる領域を組合せることで、配線構造体30を構成することができる。なお、網目の大きさは、配置するケーブルの種類や材料に応じて任意に選択することができる。
また、図2Cに示すように、配線構造体30には、電源ケーブル31(31a、31b)、信号ケーブル36、繊維12を編み込んで組織化されることにより構成される。ここで、電源ケーブル31は、配線構造体30への係合方法が2種類あるため、それぞれ第1電源ケーブル31a、第2電源ケーブル31bと示す。電源ケーブル31のうち図2Cの第1電源ケーブル31aは、繊維12を中継してケーブル単体で網目を形成して組織化している。換言すれば、第1電源ケーブル31aは、一本(一重)で配線構造体10の網目の一本を構成している。また、電源ケーブル31のうち図2Cの第2電源ケーブル31bは、繊維12と並列に網目を形成して組織化している。換言すれば、第2ケーブル31bと繊維12の2本(二重)で配線構造体10の網目の一本を構成している。第2電源ケーブル31bは、ケーブルの引っ張り強度が弱い場合等に使用する構造である。
図2Eに示すように、信号ケーブル36同士の接続部318では、信号ケーブル36の外皮39に形成されたケーブル保持部310同士が嵌合している。また、信号ケーブル36と繊維12が係合する接続部317では、外皮39に形成された繊維保持部319と繊維12とが嵌合している。ケーブル許容曲げ半径確保部319は、所定のケーブル曲げ半径を確保し、ケーブル余長確保部320は、所定のケーブル余長を確保するよう形成されている。
このように、実施の形態2では、実施の形態1と同様に、信号ケーブル36の外皮39にケーブル保持部310と繊維保持部311とを設けると共に、信号ケーブル36のケーブル保持部310と繊維保持部311とを所定のピッチで配置する。また、実施の形態2では、実施の形態1と同様に、ケーブル許容曲げ半径確保部319を設けることで、所定のケーブル曲げ半径を確保すると同時に、ケーブル余長確保部320を設けて、組織化した信号ケーブル36自体に所定の余長を備えることができる。この結果、配線構造体30の収縮や振動に配線構造体10の形状が追随して変化することが可能になる。
また、信号ケーブル36同士や信号ケーブル36と繊維12との間の網目の位置がずれた場合であっても、ケーブル保持部310と繊維保持部311とが存在していることによって、元の網目形状への再現を容易に行うことができる。また、信号ケーブル36が規則正しい網目を備えることによって、配線構造体30の強度を強く保つことができ、かつ、外観上も良好な状態に保つことができる。
さらに、本実施の形態2においては、図2Cに示すように、信号ケーブル36側と電源ケーブル31側とで2段階の網目サイズを実現している。このように、配線するケーブルの種類に応じて、2以上の異なる網目の大きさの領域を組み合わせて配線構造体30を構成することができる。なお、図2Cに示すような、信号ケーブル36と電源ケーブル31の間だけではなく、如何なる種類のケーブルの間にも、異なる網目の大きさの領域を適用することができる。また、繊維の網目サイズは、同一の網目サイズを用いてもよく、また、図2Cに示すような2段階のみに限らず、多段の網目サイズを用いて形成することも可能である。図2Cの場合には、電源ケーブル31側は、細くて柔らかく小さな網目サイズを実現することができる。網目サイズが小さいほど、配線構造体30の伸縮にきめ細かく対応することができる。
なお、組織化された信号ケーブル36の端部には、信号用ケーブルコネクタ33が端末加工されている。また、組織化された第1電源ケーブル31a、第2電源ケーブル38の端部には、電源用ケーブルコネクタ37が端末加工されている。これらの信号用ケーブルコネクタ33および電源用ケーブルコネクタ37には、電気回路部品からなる各種のモジュールが接続される。電源モジュール34は、機能モジュール35に電源ケーブル31を通して給電する役割を果している。また、機能モジュール35は電源モジュール34から電源ケーブル31を介して電力を得ると同時に、信号ケーブル36を介して機能モジュール35同士の信号接続も行っている。各モジュールは、接着剤等を用いて編み組織に貼り付けたり、あるいは、繊維12でモジュールの外周部を覆う等によりモジュールを押さえ付けたりすることによって固定されている。
信号ケーブル36や電源ケーブル31の種類としては、単芯ケーブル、多芯ケーブル、同軸ケーブル、光ケーブル等を用いることができる。各々のケーブルの種類において、外皮39に形成するケーブル保持部310と繊維保持部311を任意のピッチや大きさに設計することが可能である。また、配線構造体30内で使用する信号の特性によってそれらの種類や長さを任意に選択することができる。また、編み込む繊維12は、少なくとも、配線構造体30に要求される収縮率や肌触り、耐環境性等を考慮して、その素材や種類、太さを任意に選択することができる。また、信号ケーブル36や電源ケーブル31と繊維12との編み方としては、手編み、および、編み機を用いる方法がある。このような方法による編み込み工程を経て、所定の立体形状を実現する。
配線構造体30の形状は、信号ケーブル36や電源ケーブル31の編み方によって複雑な形状を実現することが可能である。こうして、本実施の形態の配線構造体30を用いることによって、複雑な形状の配線構造体を構築することができ、ウェアラブル機器や曲面筐体を備える電気機器等に要求される複雑な形状の配線部分を容易に構成することが可能となる。また、電気機器の廃棄時には、配線構造体30を構成する信号ケーブル36や電源ケーブル31と繊維12とを解きほぐすことによって、信号ケーブル36や電源ケーブル31と繊維12とを容易に再利用することが可能になる。
[本発明の実施の形態3の構造例]
次に、本発明の実施の形態3の構造について、図1A及びDまたは図2A乃至Eの配線構造体を用いて構成した全体構造の一例を実施の形態3として詳細に説明する。図3は、本発明の配線構造体の実施の形態3を説明する構造図であり、半円柱状の配線構造体の全体構造を示している。
実施の形態3の特徴は、図3に示すように、網組みされた配線構造体40が、湾曲された形状を有している点にある。換言すれば、実施の形態3に係る配線構造体40は、半円柱状に形成されている。
図3に示す配線構造体40は、ケーブルと繊維12とを編み込んだ半円柱状の編み組織42と、この網み組織42に搭載された第1モジュール44及び第2モジュール45によって構成されている。実施の形態3では、第1モジュール44及び第2モジュール45は、網み組織42の湾曲した凸面側に配置されている。
例えば、図2A乃至Eにて説明したように、網み組織42を構成する信号ケーブル36の外皮39には、ケーブル保持部310と繊維保持部311とを備えており、ケーブル保持部310と繊維保持部311が所定のピッチで配置されている。実施の形態2と同様に、ケーブル許容曲げ半径確保部319を設けることにより、所定のケーブル曲げ半径を確保すると同時に、ケーブル余長確保部320を設けることにより、編み込まれることにより組織化された信号ケーブル36自体に所定の余長を備えることができ、配線構造体40の収縮や振動に追随することができる。
なお、信号ケーブル36の外皮39に設けるケーブル保持部310の間隔、または、繊維保持部311の間隔は、信号ケーブル36の許容曲げ半径やケーブル余長を考慮した網目のサイズを実現するピッチで形成される。信号ケーブル36が規則正しい網目を備えることによって、配線構造体40の強度を強く保つことができ、かつ、外観上も良好な状態に保つことができる。一般に、細くて柔らかいケーブルほど、小さな網目サイズを実現することができる。
このように、実施の形態3に係る配線構造体40は、配線構造体40全体を、半円柱状に構成することによって、例えば人体や、円筒形の筐体を備える電気機器に密着させて取り付けることを可能にしている。編み込まれた信号ケーブル36や電源ケーブル31の端部には、ケーブルコネクタ43が端末加工されている。ケーブルコネクタ43には各種の形状を有するモジュールが接続される。図3において第1モジュール44は水平面を備えた形状とされている。また、第2モジュール45は配線構造体40に合わせた湾曲面を備えた形状とされている。各モジュールは、接着剤等を用いて編み組織42に貼り付けて固定されている。
図3に示す配線構造体40においても、編み込む信号ケーブル36や電源ケーブル31の種類としては、単芯ケーブル、多芯ケーブル、同軸ケーブル、光ケーブル等がある。また、各々のケーブルの種類において、外皮39に形成するケーブル保持部310と繊維保持部311を任意の大きさやピッチに設計することが可能である。また、配線構造体40内で使用する信号の特性によってそれらの種類や長さを任意に選択することができる。また、編み組織42を構成する繊維12は、少なくとも、配線構造体40に要求される収縮率や肌触り、耐環境性等を考慮して、その素材や種類、太さを任意に選択することができる。また、信号ケーブル36や電源ケーブル31と繊維12との編み方としては、手編み、および、編み機を用いる方法がある。これらの方法による編み込み工程を経て、所定の立体形状を実現する。
配線構造体40の形状は、半円柱状に限るものではなく、信号ケーブル36や電源ケーブル31の編み方によって種々の複雑な形状を実現することが可能である。こうして、本実施の形態の配線構造体40を用いることによって、複雑な形状の配線構造体を形成することができ、ウェアラブル機器や曲面筐体を備える電気機器等に要求される複雑な形状の配線部分を容易に構成することが可能である。また、電気機器の廃棄時には、配線構造体40を構成する信号ケーブル36や電源ケーブル31と繊維12とを解きほぐすことによって、信号ケーブル36や電源ケーブル31と繊維12とを容易に再利用することが可能になる。
[本発明の実施の形態4の構造例]
次に、本発明の実施の形態の構造について、図1A及びDまたは図2A乃至Eの配線構造体を用いて構成した全体構造の図3とは異なる例を実施の形態4として詳細に説明する。図4は、本発明の配線構造体の実施の形態4を説明する構造図であり、図3の場合と同様、半円柱状の配線構造体の全体構造を示している。
しかし、図4に示す本実施の形態4においては、図3に示す実施の形態3の場合とは異なり、編み組織52表面すなわち配線構造体50の表面が樹脂56によって一体加工されることにより固められて、リジットな配線構造体になっている。なお、図4では、配線構造体50の凸面側及び凹面側のいずれの表面にも樹脂5が形成されているが、樹脂56を形成する面は、いずれか一方であってもよい。
実施の形態4では、配線構造体50に搭載されている第1モジュール54及び第2モジュール55のうち、第1モジュール54が編み組織52内に埋め込まれている。具体的には、図4の点線で示される第1モジュールが、編み組織52の凹面と樹脂56との間に配されている。若しくは、図4の点線で示される第1モジュールが、編み組織52の凸面と樹脂56との間に配されている。このように、配線構造体50の表面に樹脂56を加工することで、リジットな配線構造体50を実現することができる。これにより、配線構造体としての形状保持性を向上させることができる。また、編み組織52と樹脂56と間にモジュールを埋め込むことにより、モジュールの位置を所定の場所に固定することができる。
[本発明の実施の形態5の構造例]
次に、本発明の実施の形態の構造について、本発明の配線構造体を構成する信号ケーブルの図1A及びD、図2A乃至Eとはさらに異なる例を実施の形態5として詳細に説明する。図5は、本発明の配線構造体の実施の形態5を説明する構造図であり、配線構造体を構成する信号ケーブルの断面を示している。
図5に示すケーブル60は、電線で構成する芯線64と、芯線64の外周に形成する外皮61とからなる単芯ケーブルである。外皮61には、所定の間隔で、複数のケーブル保持部62と、繊維保持部63とがそれぞれ独立の位置に形成される。ケーブル保持部62は、他の信号ケーブル60と合わさった時に、ケーブル保持部62同士が嵌合することによって、ケーブル60同士をクランプする役割を果たす。
また、繊維保持部63は、ケーブル60と繊維とが合わさった時に、繊維保持部63に繊維が入る(食い込む)ことによって、ケーブル60と繊維との接触位置を制御し、ケーブル60に繊維をクランプすることができる。また、ケーブル60は、ケーブル許容曲げ半径確保部65とケーブル余長確保部66とを備えている。ケーブル保持部62と繊維保持部63とは、ケーブル許容曲げ半径確保部65とケーブル余長確保部66とによって、ケーブル許容曲げ半径と組織化後のケーブル余長とを考慮して所定のピッチでケーブル18の外皮19上に形成される。
図5に示す本実施の形態5のケーブル構造が、前述の実施の形態1、2の配線構造と異なる点は、ケーブル保持部62と繊維保持部63とが互いに異なる任意の位置に形成されていることである。これにより、ケーブル60同士を合わせる部分と、ケーブル60と繊維とを合わせる部分の棲み分けを行うことが可能である。
以上に、本発明に係る配線構造体の各種の実施の形態について詳細に説明したが、前述したように、本発明の配線構造体を製造する製造方法としては、1ないし複数のケーブルと繊維とを手編みまたは編み機を用いて立体的な形状に編み込む工程と、編み込んだケーブルの端部を揃え、モジュール接続用のケーブルコネクタを端末加工する工程と、端末加工したケーブルコネクタにモジュールを接続する工程と、接続したモジュールを固定する工程とを少なくとも有している。
さらには、本発明の配線構造体を製造する製造方法として、接続したモジュールを固定した後に、配線構造体の表面全体を樹脂で固める工程を有するようにしても良い。
また、本発明に係る配線構造体の形態は、前述したような各実施の形態に限定されるものではなく、本発明に係る配線構造体を適用する電気機器が要求する仕様に応じて任意に選択することが可能である。また、本発明に係る配線構造体においては配線構造体を複数のケーブルのみで編み込んで形成することも可能である。さらに、網目の構造も任意に選択することが可能である。
ここで、従来技術の第1の問題点は、プリント配線基板を湾曲させる工程において、プリント配線基板にストレスが加わり、配線の断線や短絡、プリント配線基板の割れ等が発生するといった問題がある。かくのごとき問題は、プリント配線基板のサイズが大きければ大きいほど、また、湾曲する角度が大きければ大きいほど顕著になる。
従来技術の第2の問題点は、プリント配線基板を湾曲することによって、プリント配線基板内において或る配線幅で形成されている信号配線パターンに対するグランドの位置関係が変わってしまい、その結果として、信号配線の特性インピーダンスが変わり、不整合が発生してしまうという問題がある。かかる問題は、プリント配線基板間だけではなく、プリント配線基板内の場所の違いにおいても、湾曲形状では顕著になってくる。
従来技術の第3の問題点は、金型を使用してプリント配線基板を湾曲する場合、所望する湾曲形状のプリント配線基板ごとに金型が必要になり、かつ、金型の加工上、複雑な形状のプリント配線基板を実現することが困難であるという問題も有している。
これに対し、本願発明の第1の効果は、本発明の配線構造体を用いることによって、複雑な形状にも対応することが可能であり、かつ、配線構造体の伸縮、振動といった外的要因に対しても、所定の余長を有するケーブル配線が追随することによって、配線の接続信頼性が高い所望の立体形状を備える配線構造体を実現できるということにある。
本願発明の第2の効果は、本発明の配線構造体を用いることによって、ケーブルが許容曲げ半径が確保された状態で編み込まれているため、配線構造体の形状の変形によっても信号配線の特性インピーダンスが影響されることはなく、高品質の信号配線接続が可能な配線構造体を実現することができるということにある。
本願発明の第3の効果は、本発明の配線構造体を用いることによって、電気機器の廃棄時においては、配線構造体を解体して、構成するケーブルと繊維とを分解することができ、ケーブルと繊維とを容易に再利用することが可能であるということにある。
本願発明の第4の効果は、本発明の配線構造体を用いることによって、配線構造体の形状が変形した後であっても、元の形状への再現を容易に行うことができるということにある。
本願発明の第5の効果は、本発明の配線構造体を用いることによって、配線構造体に組み込むモジュールの組み立て、交換を容易に行うことが可能になるということにある。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。例えば、本発明の実施態様は、課題を解決するための手段における構成(1)に加えて、次のような構成として表現できる。
(2)前記ケーブルは、前記繊維を中継するように網目を構成する上記(1)の配線構造体。
(3)前記ケーブルは、前記繊維と一緒に網目を構成する上記(1)の配線構造体。
(4)前記ケーブルと前記繊維とを編み込む網目のサイズは、同一のサイズまたは多段のサイズによって構成する上記(1)ないし(3)のいずれかの配線構造体。
(5)前記モジュールが、配線構造体の形状に合わせて変形した形状である上記(1)ないし(4)のいずれかの配線構造体。
(6)立体的に構成した当該配線構造体の表面を樹脂により一体加工する上記(1)ないし(5)のいずれかの配線構造体。
(7)他のケーブルを保持するための1ないし複数のケーブル保持部および前記繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部を、前記ケーブルの外皮に同一ピッチで同一個所に形成する上記(1)ないし(6)のいずれかの配線構造体。
(8)前記繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部を、前記ケーブルの外皮に任意のピッチで形成する上記(1)ないし(6)のいずれかの配線構造体。
(9)他のケーブルを保持するための1ないし複数のケーブル保持部と、前記繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部とを、前記ケーブルの外皮に、それぞれ、任意のピッチで形成する上記(1)ないし(6)のいずれかの配線構造体。
(10)前記ケーブルの種類は、単芯ケーブル、多芯ケーブル、同軸ケーブル、光ケーブルのいずれかである上記(1)ないし(9)のいずれかの配線構造体。
(11)前記繊維の素材や種類、太さを、少なくとも、当該配線構造体の収縮率や肌触り、耐環境性によって任意に選択する上記(1)ないし(10)のいずれかの配線構造体。
(12)前記ケーブルが複数存在し、前記ケーブルと前記繊維とを編み込む代わりに、複数の前記ケーブル同士を編み込んだ構造とする上記(1)ないし(11)のいずれかの配線構造体。
(13)モジュール間を接続するケーブルであって、他のケーブルを保持するための1ないし複数のケーブル保持部および当該ケーブルと網目によって組織化する繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部を、当該ケーブルの外皮に同一ピッチで同一個所に形成するケーブル。
(14)モジュール間を接続するケーブルであって、当該ケーブルと網目によって組織化する繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部を、当該ケーブルの外皮に任意のピッチで形成するケーブル。
(15)モジュール間を接続するケーブルであって、他のケーブルを保持するための1ないし複数のケーブル保持部と、当該ケーブルと網目によって組織化する繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部とを、当該ケーブルの外皮に、それぞれ、任意のピッチで形成するケーブル。
(16)1ないし複数のケーブルと繊維とを手編みまたは編み機を用いて所定の立体的な形状に編み込む工程と、編み込んだ前記ケーブルの端部を揃え、モジュール接続用のケーブルコネクタを端末加工する工程と、前記ケーブルコネクタにモジュールを接続する工程と、前記モジュールを固定する工程と、を少なくとも有する配線構造体の製造方法。
(17)前記モジュールを固定した後、製造した配線構造体の表面を樹脂で固める工程をさらに有している上記(16)の配線構造体の製造方法。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、本発明は、上述した2以上の実施の形態を、互いに組合せて実施することもできる。
この出願は、2009年7月16日に出願された日本出願特願2009−167587を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、配線構造体、ケーブルおよび配線構造体の製造方法に関し、特に、携帯端末、情報通信機器等の電気機器で用いられる立体的な配線構造の配線構造体の実装構造、ケーブルおよび配線構造体の製造方法に適用することができる。
10 配線構造体
12 繊維
13 第1ケーブルコネクタ
14 表面モジュール
15 裏面モジュール
17 第2ケーブルコネクタ
18 ケーブル
18a 第1ケーブル
18b 第2ケーブル
19 外皮
21 プリント配線基板
22 プリプレグ
23 プリプレグ積層体
24 金属箔
30 配線構造体
31 電源ケーブル
31a 第1電源ケーブル
31b 第2電源ケーブル
33 信号用ケーブルコネクタ
34 電源モジュール
35 機能モジュール
36 信号ケーブル
37 電源用ケーブルコネクタ
39 外皮
40 配線構造体
42 編み組織
43 ケーブルコネクタ
44 第1モジュール
45 第2モジュール
50 配線構造体
51 ケーブル
52 編み組織
53 ケーブルコネクタ
54 第1モジュール
55 第2モジュール
56 樹脂
60 ケーブル
61 外皮
62 ケーブル保持部
63 繊維保持部
64 芯線
65 ケーブル許容曲げ半径確保部
66 ケーブル余長確保部
110 ケーブル保持部
111 繊維保持部
112 芯線
113 ケーブルと繊維との接続部
114 ケーブル同士の接続部
115 ケーブルとケーブルおよび繊維との接続部
116 ケーブル許容曲げ半径確保部
117 ケーブル余長確保部
310 ケーブル保持部
311 繊維保持部
312 芯線
313 誘電体層
314 シールド層
317 ケーブルと繊維との接続部
318 ケーブル同士の接続部
319 ケーブル許容曲げ半径確保部
320 ケーブル余長確保部

Claims (20)

  1. 1ないし複数のケーブルと、
    前記ケーブルと共に網目状の編み組織を形成する繊維と、
    前記ケーブルの端部に形成されたケーブルコネクタと、
    前記ケーブルコネクタに接続され、前記ケーブルを介して信号が入出力されるモジュールと、を備え
    前記ケーブルは、前記繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部を備え、
    前記繊維保持部は、前記ケーブルと前記繊維とが網目状の前記編み組織を形成する際に、前記繊維と係合する、配線構造体。
  2. 前記ケーブルは、他のケーブルを保持するための1ないし複数のケーブル保持部を備え、
    前記ケーブル保持部は、2以上の前記ケーブルと前記繊維とが網目状の前記編み組織を形成する際に、他の前記ケーブルと係合する、請求項1に記載の配線構造体。
  3. 前記ケーブルは、網目状の前記編み組織を形成する際に、折り曲げられて曲線部分となるケーブル許容曲げ半径部と、直線部分となるケーブル余長確保部を備え、
    前記ケーブル許容曲げ半径部と前記ケーブル余長確保部は交互に形成されている、請求項1又は2に記載の配線構造体。
  4. 前記繊維は、合成繊維、半合成繊維、再生繊維、無機繊維、天然繊維、又はこれらの繊維のうち2以上の繊維を合成した繊維である、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  5. 前記ケーブルは、前記繊維を中継するように網目を構成する、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  6. 前記ケーブルは、前記繊維と一緒に網目を構成する、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  7. 前記ケーブルと前記繊維とを編み込む網目のサイズは、同一のサイズまたは多段のサイズによって構成することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の配線構造体。
  8. 前記モジュールが、配線構造体の形状に合わせた形状であることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  9. 立体的に構成した当該配線構造体の表面を樹脂により一体加工することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  10. 他のケーブルを保持するための1ないし複数のケーブル保持部および前記繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部を、前記ケーブルの外皮に同一ピッチで同一個所に形成することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  11. 前記繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部を、前記ケーブルの外皮に任意のピッチで形成することを特徴とする請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  12. 他のケーブルを保持するための1ないし複数のケーブル保持部と、前記繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部とを、前記ケーブルの外皮に、それぞれ、任意のピッチで形成することを特徴とする請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  13. 前記ケーブルの種類は、単芯ケーブル、多芯ケーブル、同軸ケーブル、光ケーブルのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至12のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  14. 前記繊維の素材や種類、太さを、少なくとも、当該配線構造体の収縮率や肌触り、耐環境性によって任意に選択することを特徴とする請求項1乃至13のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  15. 前記ケーブルが複数存在し、前記ケーブルと前記繊維とを編み込む代わりに、複数の前記ケーブル同士を編み込んだ構造とすることを特徴とする請求項1乃至14のうちいずれか1項に記載の配線構造体。
  16. モジュール間を接続するケーブルであって、他のケーブルを保持するための1ないし複数のケーブル保持部および当該ケーブルと網目によって組織化する繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部を、当該ケーブルの外皮に同一ピッチで同一個所に形成することを特徴とするケーブル。
  17. モジュール間を接続するケーブルであって、当該ケーブルと網目によって組織化する繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部を、当該ケーブルの外皮に任意のピッチで形成することを特徴とするケーブル。
  18. モジュール間を接続するケーブルであって、他のケーブルを保持するための1ないし複数のケーブル保持部と、当該ケーブルと網目によって組織化する繊維を保持するための1ないし複数の繊維保持部とを、当該ケーブルの外皮に、それぞれ、任意のピッチで形成することを特徴とするケーブル。
  19. 1ないし複数のケーブルと繊維とを手編みまたは編み機を用いて所定の立体的な形状に編み込む工程と、
    編み込んだ前記ケーブルの端部を揃え、モジュール接続用のケーブルコネクタを端末加工する工程と、
    前記ケーブルコネクタにモジュールを接続する工程と、
    前記モジュールを固定する工程と、を少なくとも有する配線構造体の製造方法であって、
    前記繊維を保持するために1ないし複数の繊維保持部を前記ケーブルに形成する工程と、
    前記ケーブルと前記繊維とを所定の立体的な形状に編み込む際に、前記繊維保持部を前記繊維と係合する工程と、
    を有する、配線構造体の製造方法
  20. 前記モジュールを固定した後、製造した配線構造体の表面を樹脂で固める工程をさらに有していることを特徴とする請求項19に記載の配線構造体の製造方法。
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