JP5505376B2 - 分析計 - Google Patents
分析計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5505376B2 JP5505376B2 JP2011147914A JP2011147914A JP5505376B2 JP 5505376 B2 JP5505376 B2 JP 5505376B2 JP 2011147914 A JP2011147914 A JP 2011147914A JP 2011147914 A JP2011147914 A JP 2011147914A JP 5505376 B2 JP5505376 B2 JP 5505376B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- analysis unit
- housing
- arrangement area
- organic carbon
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Description
全有機炭素計201は、直方体形状の筐体210と、水溶液試料Sを分析する分析ユニット20と、分析ユニット20を制御する制御部30と、酸容器(試薬タンク)41と、水容器42と、水溶液試料Sを分析ユニット20に導入するための試料前処理装置(例えばホモジナイザ等)43と、換気ファン(換気機構)51と、吸気口52とを備える。
筐体210の内部空間には、制御部30の配置領域と、分析ユニット20の配置領域と、酸容器41の配置領域とが上からこの順に形成されている。制御部30の配置領域と分析ユニット20の配置領域との間には、仕切壁214が形成されている。
そして、測定者等によって前面扉213が開かれることにより、酸容器41の配置領域に配置された古い酸容器(例えば、2Lの容器)41から新しい酸容器(例えば、2Lの容器)41に交換することができるようになっている。また、筐体210の右側側方には、分析ユニット20にオンラインで自動的に水を導入するための多量(例えば、10L)の水が収容された水容器42が配置されている。さらに、筐体210の左側側方には、水溶液試料Sを分析ユニット20にオンラインで自動的に導入するための試料前処理装置43が配置されている。
共通ポート21zには、マイクロシリンジポンプ22がネジ機構等で接続されている。
また、分配ポート21cには、酸容器41が酸流入管41aを介して接続されている。これにより、共通ポート21zと分配ポート21cとが接続され、プランジャ22bが下方向に移動した際には、バブリング時に用いられる塩酸が分配ポート21cからマイクロシリンジポンプ22に吸引されるようになっている。
さらに、分配ポート21aには、試料注入管23aを介して測定部23のTC試料注入部23bが接続されている。これにより、共通ポート21zと分配ポート21aとが接続され、プランジャ22bが上方向に移動した際には、バブリングされた水溶液試料Sが分配ポート21aからTC燃焼部23bへ注入されるようになっている。
そこで、分析ユニットの配置領域には、第一吸気口と第一換気機構とを配置するとともに、試薬タンクの配置領域には、第二吸気口と第二換気機構とを配置して、さらに試薬タンクの配置領域から分析ユニットの配置領域に気体が流通しないようにすることを見出した。
また、上記の発明において、前記試薬タンクの配置領域と分析ユニットの配置領域との間には、仕切壁が形成されているようにしてもよい。
また、上記の発明において、前記分析ユニットを冷却するための気体を送風する冷却機構を備え、前記冷却機構から送風される気体が、前記試薬タンクの配置領域から分析ユニットの配置領域に気体が流通しないようにしてもよい。
さらに、上記の発明において、前記分析ユニットは、シリンジポンプと、マルチポートバルブと、前記溶液試料を燃焼させることにより溶液試料内の全有機炭素成分を二酸化炭素に変換する測定部とを備え、前記試薬は、塩酸であるようにしてもよい。
図1は、本発明の第一実施形態に係る全有機炭素計の一例を示す正面図であり、図2は、図1に示す全有機炭素計を側方から見た断面図である。なお、上述した全有機炭素計201と同様のものについては、同じ符号を付している。
全有機炭素計1は、直方体形状の筐体10と、水溶液試料Sを分析する分析ユニット20と、分析ユニット20を制御する制御部30と、酸容器(試薬タンク)41と、水容器42と、水溶液試料Sを分析ユニット20に導入するための試料前処理装置(例えばホモジナイザ等)43と、第一換気ファン(第一換気機構)51と、第二換気口(第二換気機構)54と、第一吸気口53と、第二吸気口52とを備える。
筐体10の内部空間には、制御部30の配置領域と、分析ユニット20の配置領域と、酸容器41の配置領域とが上からこの順に形成されている。制御部30の配置領域と分析ユニット20の配置領域との間には、仕切壁14が形成されている。また、第一実施形態に係る全有機炭素計1では、酸容器41の配置領域と分析ユニット20の配置領域との間にも、仕切壁15が形成されている。
そして、測定者等によって前面扉13が開かれることにより、酸容器41の配置領域に配置された古い酸容器(例えば、2Lの容器)の41から新しい酸容器(例えば、2Lの容器)41に交換することができるようになっている。また、筐体10の右側側方には、分析ユニット20にオンラインで自動的に水を導入するための多量(例えば、10L)の水が収容された水容器42が配置されている。さらに、筐体10の左側側方には、水溶液試料Sを分析ユニット20にオンラインで自動的に導入するための試料前処理装置43が配置されている。
また、酸容器41の配置領域の前面に対応する筐体10の前面扉13には、筐体10の酸容器41の配置領域(内部)に空気を吸気する2箇所の第二吸気口52が形成されるとともに、酸容器41の配置領域の背面に対応する筐体10の背面壁12には、筐体10の酸容器41の配置領域に存在する空気を排気する2箇所の第二換気口54が形成されている。これにより、2箇所の第二吸気口52から吸気された空気が、2箇所の第二換気口54から排気されるようになっている。このとき、酸容器41の配置領域と分析ユニット20の配置領域との間に、仕切壁15が形成されているので、酸容器41の配置領域から分析ユニット20の配置領域に空気(塩素ガス)が流通することがない。
図5は、第二実施形態に係る全有機炭素計を側方から見た断面図である。なお、上述した全有機炭素計1、201と同様のものについては、同じ符号を付している。
全有機炭素計101は、直方体形状の筐体110と、水溶液試料Sを分析する分析ユニット20と、分析ユニット20を制御する制御部30と、酸容器(試薬タンク)41と、水容器42と、水溶液試料Sを分析ユニット20に導入するための試料前処理装置43と、第一換気ファン(第一換気機構)51と、第二換気口(第二換気機構)54と、第一吸気口53と、第二吸気口52と、電子クーラー(冷却機構)60とを備える。
筐体110の内部空間には、制御部30の配置領域と、分析ユニット20の配置領域と、酸容器41の配置領域とが上からこの順に形成されている。制御部30の配置領域と分析ユニット20の配置領域との間には、仕切壁114が形成されている。
そして、測定者等によって前面扉113が開かれることにより、酸容器41の配置領域に配置された古い酸容器41から新しい酸容器41に交換することができるようになっている。また、筐体110の右側側方には、分析ユニット20にオンラインで自動的に水を導入するための多量の水が収容された水容器42が配置されている。さらに、筐体110の左側側方には、水溶液試料Sを分析ユニット20にオンラインで自動的に導入するための試料前処理装置43が配置されている。
また、酸容器41の配置領域の前面に対応する筐体110の前面扉113には、筐体110の酸容器41の配置領域(内部)に空気を吸気する2箇所の第二吸気口52が形成されるとともに、酸容器41の配置領域の背面に対応する筐体110の背面壁112には、筐体110の酸容器41の配置領域に存在する空気を排気する2箇所の第二換気口54が形成されている。これにより、2箇所の第二吸気口52から吸気された空気と、電子クーラー60から送風された空気とが、2箇所の第二換気口54から排気されるようになっている。
上述した全有機炭素計1では、前面扉13に第一吸気口53が形成されるとともに背面壁12に換気ファン51が配置されている構成としたが、第一吸気口や換気ファンは側方に形成されているような構成としてもよい。なお、第二吸気口や第二換気機構も同様である。
10: 筐体
20: 分析ユニット
30: 制御部
41: 酸容器(試薬タンク)
51: 第一換気ファン(第一換気機構)
52: 第一吸気口
53: 第二吸気口
54: 第二換気口(第二換気機構)
Claims (5)
- 筐体と、
前記筐体の内部に配置され、溶液試料を分析する分析ユニットと、
前記筐体の内部に配置され、前記分析ユニットを制御する制御部と、
前記筐体の内部に配置され、分析に用いられる試薬が収容された試薬タンクと、
前記筐体の内部の気体を排気する換気機構と、
前記筐体の内部に気体を吸気する吸気口とを備える分析計であって、
前記分析ユニットの配置領域には、第一吸気口と第一換気機構とが配置されるとともに、前記試薬タンクの配置領域には、第二吸気口と第二換気機構とが配置され、
前記試薬タンクの配置領域から分析ユニットの配置領域に気体が流通しないようにすることを特徴とする分析計。 - 前記試薬タンクの配置領域と分析ユニットの配置領域との間には、仕切壁が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の分析計。
- 前記分析ユニットを冷却するための気体を送風する冷却機構を備え、
前記冷却機構から送風される気体が、前記試薬タンクの配置領域から分析ユニットの配置領域に気体が流通しないようにすることを特徴とする請求項1に記載の分析計。 - 前記制御部の配置領域と、前記分析ユニットの配置領域と、前記試薬タンクの配置領域とが、上からこの順に筐体の内部に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の分析計。
- 前記分析ユニットは、シリンジポンプと、マルチポートバルブと、前記溶液試料を燃焼させることにより溶液試料内の全有機炭素成分を二酸化炭素に変換する測定部とを備え、
前記試薬は、塩酸であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の分析計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011147914A JP5505376B2 (ja) | 2011-07-04 | 2011-07-04 | 分析計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011147914A JP5505376B2 (ja) | 2011-07-04 | 2011-07-04 | 分析計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013015388A JP2013015388A (ja) | 2013-01-24 |
JP5505376B2 true JP5505376B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=47688199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011147914A Active JP5505376B2 (ja) | 2011-07-04 | 2011-07-04 | 分析計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5505376B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5505378B2 (ja) * | 2011-07-07 | 2014-05-28 | 株式会社島津製作所 | 分析計 |
CN115774114A (zh) * | 2021-09-04 | 2023-03-10 | 山东博科生物产业有限公司 | 具有生物安全防护系统的生化免疫一体机 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04256857A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-09-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 分析装置等における自動滴定装置 |
JP2003083979A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-19 | Furuno Electric Co Ltd | 分析装置 |
JP2006084307A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Shimadzu Corp | Toc計 |
JP2010002236A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Olympus Corp | 自動分析装置 |
JP5263389B2 (ja) * | 2009-04-24 | 2013-08-14 | 株式会社島津製作所 | システムブランク機能を備えた全有機体炭素計 |
JP2011027488A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Shimadzu Corp | 水質分析計 |
-
2011
- 2011-07-04 JP JP2011147914A patent/JP5505376B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013015388A (ja) | 2013-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8663979B2 (en) | Culture apparatus | |
JP2009270857A (ja) | 自動分析装置 | |
JP5505376B2 (ja) | 分析計 | |
US20150346069A1 (en) | Sample cooling device, and autosampler provided with the same | |
JP6654245B2 (ja) | 排気ガス測定設備用の制御キャビネット | |
JP2009139269A (ja) | 自動分析装置 | |
JP5533641B2 (ja) | 分析装置 | |
JP6639945B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP2019056619A (ja) | 漏れ検査装置及び漏れ検査方法 | |
WO2020049968A1 (ja) | 培養装置 | |
WO2020255488A1 (ja) | 自動分析装置 | |
TW201326563A (zh) | 風扇測試裝置及測試方法 | |
JP2009202155A (ja) | 卓上フード設備付き実験台 | |
CN101096017B (zh) | 一种改进型静式吸入染毒柜 | |
CN105938139A (zh) | 一种硝酸生产的尾气检测吸收装置及其安装方法 | |
JP5505378B2 (ja) | 分析計 | |
JP3159759U (ja) | 自動分析装置 | |
CN205209854U (zh) | 气液混合平衡装置以及血气混合平衡仪 | |
JP2012112730A (ja) | 自動分析装置 | |
JP4368644B2 (ja) | 卓上フード設備及び卓上フード設備付き実験台 | |
JP6157402B2 (ja) | 環境試験装置 | |
JP6676787B2 (ja) | 排ガス測定装置用のスイッチキャビネット | |
CN206848126U (zh) | 空气检测仪 | |
JP5986407B2 (ja) | 風量測定器 | |
JP2014119357A (ja) | 油汚染土壌用定量測定システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131003 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140303 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5505376 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |