JP5504736B2 - 吐出ノズル、及び吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吐出ノズル、及び吐出装置に関する。
有機EL表示装置の製造方法としては、例えば、有機EL材料を塗布すべき所定のパターン形状に応じた溝を基板上に形成しておき、この溝にノズルを沿わせるように基板とノズルとを相対的に移動させて、前記ノズルからの有機EL材料を前記溝内に流し込んで塗布する過程を備えたことを特徴とする製造方法が開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−75640号公報
特許文献1に記載の方法では、吐出ノズルが有機EL材料(液体の一例)を連続して吐出している最中に、何らかの原因で吐出ノズル内に気泡が溜まってしまう場合があった。吐出ノズル内に気泡が溜まると、吐出ノズルから吐出される有機EL材料の吐出量が意図せずに変化してしまう(つまり、有機EL材料の吐出量が不安定になる)ことがある。なお、吐出ノズル内に気泡が溜まってしまうという現象は、有機EL材料以外の液体を吐出ノズルから連続して吐出する場合に一般的に言えることである。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、吐出ノズル内に気泡が溜まることを防止又は軽減することが可能な、吐出ノズル、及び吐出装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る吐出ノズルは、インクを吐出する吐出ノズルにおいて、前記吐出ノズルの外面を形成し、内部に逆Uの字状の前記インクの流路が形成された本体を備え、前記本体には、内部に形成された前記逆Uの字状の流路の一方の先端に通じ、前記インクが流入するインク流入口と、前記逆Uの字状の流路の他方の先端に通じて、前記インクを吐出するインク吐出口と、上部に前記インクに混入した気泡を排出する気泡排出口と、が形成され、前記本体の内部には、該本体の内部の上端と所定の間隔をあけた位置まで立設されて、前記本体の内部に逆Uの字状の前記インクの流路を形成する仕切壁と、前記逆Uの字状の流路中に設けられた部材により形成され、前記インクに混入した気泡を分離して、該分離した気泡を前記気泡排出口に排出する気液分離部と、を備え、前記仕切壁の上部は、前記インク流入口に流入した前記インクの全てが前記気液分離部を通過するように、前記気液分離部に食い込んでいることを特徴とする。
また、前記気液分離部を形成する前記部材は多孔質材料であってもよい。
また、前記多孔質材料の孔径は、前記インク吐出口側よりも前記気泡排出側のほうが小さくてもよい。
また、前記吐出ノズルは、前記本体に形成された気泡排出口に、気泡を排出するためのポンプが接続されてもよい。
また、前記インクは、有機EL材料であってもよい。
上記目的を達成するため、本発明に係る吐出装置は、上述した吐出ノズルと、前記吐出ノズルを保持するノズル保持部と、被印刷物が載置されるステージと、前記被印刷物と、前記吐出ノズルとを相対的に移動させる駆動部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、吐出ノズル内に気泡が溜まることを防止又は軽減することが可能な、吐出ノズル、及び吐出装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る吐出装置の概要図。 図1に示した本発明の第1の実施形態に係る吐出ノズルの断面図。 第1の実施形態に係る発光装置が組み込まれる電子機器(デジタルカメラ)を示した図。 第1の実施形態に係る発光装置が組み込まれる電子機器(コンピュータ)を示した図。 第1の実施形態に係る発光装置が組み込まれる電子機器(携帯電話)を示した図。 第1の実施形態に係る発光装置の構成を示した図。 図6に示す画素回路の構成を示す回路図。 図7に示す画素回路に着目した断面図。 第1の実施形態に係る発光装置の製造過程((a)〜(c))を画素回路に着目して示した断面図。 吐出装置により有機EL材料を塗布する様子を示した斜視図であり、(a)は1つの吐出ノズルを用いて塗布している様子を示した図、(b)は2つの吐出ノズルを用いて塗布している様子を示した図。 本発明の第2の実施形態に係る吐出ノズルの断面図。 本発明の第3の実施形態に係る吐出装置の概要図。
以下では、吐出ノズルが吐出する液体を、有機EL(electroluminescence)材料(以下では適宜インクともいう。)とした場合を説明する。有機EL材料は、例えば、高分子発光材料が溶媒に溶解又は分散した液体である。高分子発光材料は、発光することが可能な公知の材料である。このような材料としては、例えば、ポリパラフェニレンビニレン系又はポリフルオレン系等の共役二重結合ポリマーを含む発光材料等がある。溶媒は、例えば、水系溶媒又は有機溶媒である。有機溶媒としては、テトラリン、テトラメチルベンゼン、メシチレン又はキシレン等がある。このようなインクが塗布され、塗布されたインクが乾燥することによって、有機EL素子における発光層が形成される。
まず、本発明の第1の実施形態に係る吐出ノズル及び吐出装置を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る吐出装置1の概要図である。図に示すように、吐出装置1は、有機EL材料を貯蔵するインクタンク20と、基板40に有機EL材料を吐出する吐出ノズル10と、インクタンク20と吐出ノズル10とに接続され、インクタンク20に貯蔵された有機EL材料を吐出ノズル10へ供給するインク供給管21とを備えている。
また、吐出装置1は、インクタンク20内の有機EL材料を加圧して、インクタンク20から所定量の有機EL材料を送り出すピストン22と、インク供給管21の中間に設けられてインク供給管21内を流れる有機EL材料の流量を検知する流量検知器23と、ピストン22を移動させる第1駆動部25とをさらに備えている。なお、第1駆動部25は、制御部60により制御される。制御部60は、マイクロプロセッサ等によって構成され、後述する第2駆動部26と、第3駆動部27とをさらに制御する。
このような構成からなる吐出装置1は、インクタンク20から供給される有機EL材料を吐出ノズル10から所定量吐出させることができる。この有機EL材料を吐出する過程をより具体的に説明すると、制御部60は、第1駆動部25を制御し、インクタンク20に設けられたピストン22を移動させて、インクタンク20内から有機EL材料を送りだす。インクタンク20から送り出された有機EL材料は、インク供給管21に導かれて吐出ノズル10に供給される。このとき、インク供給管21の中間に設けられた流量検知器23はインク供給管21内を流れる有機EL材料の流量を検知する。
流量検知器23は、有機EL材料の流量を測定するための素子を備える。この素子は、例えば、熱線式流量計などであり、有機EL材料の流量に応じた電気信号を出力する。流量検知器23は、この素子が出力した電気信号を受け取り、受け取った電気信号をデジタル信号に変換する。流量検知器23は、変換したデジタル信号を所定のタイミングで制御部60に供給する。
制御部60は、受け取ったデジタル信号に基づいてインクの流量を特定する。そして、制御部60は、特定したインクの流量に基づいて、インクの流量を一定に保つように、つまり、吐出ノズル10から吐出されるインクの量を一定に保つように、第1駆動部25を制御して、ピストン22の単位時間当たりの移動距離を調整する。制御部60は、例えば、特定したインクの流量が基準値よりも高ければ、高い分に応じて、ピストン22の単位時間当たりの移動距離を少なくするように、第1駆動部25を制御する。これにより、吐出ノズル10からの有機EL材料の吐出量を適切に調整することが可能となる。
次に、吐出ノズル10から吐出される有機EL材料を基板40上に正確に吐出するための吐出装置1の構成について説明する。上述した吐出装置1はさらに、吐出ノズル10を保持する吐出ノズル保持部30と、基板40が載置されるステージ31と、吐出ノズル保持部30を移動する第2駆動部26と、ステージ31を移動する第3駆動部27とを備えている。
吐出ノズル保持部30は、吐出ノズル10を、その吐出口13(図2参照)がステージ31、あるいはステージ31上に載置された基板40と対向するように保持する。吐出ノズル保持部30は第2駆動部により図1の矢印で示す方向(吐出ノズル10の主走査方向)に移動され、この移動に伴い吐出ノズル10も移動される。
ステージ31は、載置された基板40を保持する。ステージ31は、第3駆動部27により、図1の紙面に対して直交する方向に移動され、この移動に伴い載置された基板40も移動される。
このように、制御部60は、第2駆動部26と第3駆動部27とを制御して、吐出ノズル保持部30を図中左右方向に、また、基板40が載置されたステージ31を図1の紙面に対して直交する方向に移動することができる。これにより、吐出ノズル10の吐出口を基板40の所定位置に移動させることができる。そして、上述したように、吐出ノズル10から所定量の有機EL材料を吐出することができるため、基板40上に所定のパターンを精度よく形成することができる。なお、吐出ノズル10から基板40に吐出する具体的な方法については後述する。
一般に、基板40上への有機EL材料の塗布作業は、複数の基板40に対して連続して実行する。このような、複数の基板40に対して連続して有機EL材料を塗布する場合、吐出ノズル10内に除々に気泡が溜まり、有機EL材料の吐出量が不安定となる場合があった。その結果、有機EL材料の塗布ムラが発生していた。一方、本発明の第1の実施形態に係る吐出ノズル10は、内部に流入した気泡を外部へ排出して、吐出ノズル10内に滞留する気泡を抑制することができる。以下、吐出ノズル10内に滞留した気泡を外部へ排出するための構成について詳しく説明する。
図2は、図1に示した本発明の第1の実施形態に係る吐出ノズル10の断面図を示している。吐出ノズル10の外面は例えば金属製の本体から形成されており、その内部空間は、図2に示すように、中央を仕切壁11で仕切られた逆Uの字状に形成されている。この吐出ノズル10には、逆Uの字状に形成された内部空間の一端に通じ、有機EL材料が流入する流入口12が側面に形成されており、また、逆Uの字状に形成された内部空間の他端に通じ、流入口12から流入した有機EL材料が吐出される吐出口13が下面に形成されている。また、吐出ノズル10の上端部には、有機EL材に混入した気泡を排出するための気泡排出口14が形成されている。
仕切壁11は、吐出ノズル10の下端から高さ方向に、吐出ノズル10の上端から高さhだけあけた位置まで延び、吐出ノズル10の内部空間を逆Uの字状に形成する。そのため、流入口12から流入した有機EL材料は、図中矢印で示したように、吐出ノズル10内を一旦上昇し、仕切壁11の上方を回りこんで吐出口13に向かう。その際、有機EL材料に混入した気泡は、作用する浮力により仕切壁11の上方を回りこめずに吐出ノズル10の内部空間の上方に滞留する。そして、滞留した気泡は、吐出ノズル10の上端部に形成された気泡排出口14から外部へ排出される。
ところで、吐出ノズル10内の有機EL材料の流路(逆Uの字状に形成された内部空間)は連続しているため、この流路の各断面を流れる有機EL材料の流量は同じである。すなわち、面積が大きい断面ほど通過する有機EL材料の流速は緩やかになる。そのため、前述した高さhを小さい値に設定するほど、仕切壁11の上方を回りこむ有機EL材料の流速は増すことになる。そうなると、有機EL材料に混入した気泡は、流速を増した有機EL材料とともに吐出口13に向かってしまい、気泡排出口14から排出されなくなる。このような現象を避けるため、吐出ノズル10内部の上端から仕切壁11上端までの高さhを、仕切壁11と吐出ノズル10の本体の内面との距離D以上に設定して、仕切壁11の上方を回りこむ有機EL材料の流速を緩やかにすることが好ましい。
このように、本実施形態に係る吐出ノズル10は、有機EL材料とともに内部に流入した気泡を、外部に排出することができる。そのため、吐出ノズル10内に溜まる気泡を抑制することができ、安定した有機EL材料の吐出を連続的に実行することができる。その結果、複数の基板上に所定のパターンを精度よく形成することができる。
次に、上述した吐出装置1によりインクを塗布して形成した発光層を有する発光装置(第1の実施形態に係る発光装置)、及びその製造方法について図面を参照して具体的に説明する。なお、以下では、ボトムエミッション型の有機EL素子を用いたアクティブ駆動方式の発光装置を例に挙げて説明する。ボトムエミッション型の有機EL素子は、有機EL素子の光を有機EL素子が形成された基板を介して外部に出射する構造を有するものである。
第1の実施形態に係る発光装置は、図3に示すようなデジタルカメラ、図4に示すようなコンピュータ、図5に示すような携帯電話等の電子機器に組み込まれる。
デジタルカメラ300は、図3(a)及び(b)に示すように、レンズ部301と操作部302と表示部303とファインダー304とを備える。この表示部303に発光装置が用いられる。
図4に示すコンピュータ310は、表示部311と操作部312とを備え、この表示部311に発光装置が用いられる。
図5に示す携帯電話320は、表示部321と、操作部322と受話部323と送話部324とを備え、この表示部321に発光装置が用いられる。
図6に示すように、このような発光装置110は、TFTパネル111と、表示信号生成回路112と、システムコントローラ113と、セレクトドライバ114と、電源ドライバ115と、データドライバ116と、によって構成される。
TFTパネル111は、複数の画素回路111(i,j)(i=1〜m、j=1〜n、m、n;自然数)を備えたものである。
各画素回路111(i,j)は、それぞれ、画像の1画素に対応する表示画素であり、行列配置される。各画素回路111(i,j)は、図7に示すように、有機EL素子Eと、トランジスタT1,T2と、キャパシタCsと、を備える。ここで、トランジスタT1,T2と、キャパシタCsと、は画素駆動回路DCをなす。
有機EL素子Eは、有機化合物に注入された電子と正孔との再結合によって生じた励起子によって発光する現象を利用して発光する電流制御型の発光素子(表示素子)であり、供給された電流の電流値に対応する輝度で発光する。
画素駆動回路DCにおけるトランジスタT1,T2は、nチャンネル型のFET(Field Effect Transistor;電界効果トランジスタ)によって構成されたTFT(Thin Film Transistor)である。
トランジスタT1は、有機EL素子Eの駆動用トランジスタであり、そのドレインは、アノードラインLa(j)に接続され、ソースは、有機EL素子Eのアノード電極に接続される。
トランジスタT2は、有機EL素子Eを選択するスイッチとして機能するトランジスタであり、そのドレインはデータラインLd(i)に接続され、ソースがトランジスタT1のゲートに接続され、ゲートがセレクトラインLs(j)に接続される。
キャパシタCsは、トランジスタT1のゲート−ソース間電圧を保持するためのものであり、トランジスタT1のゲート−ソース間に接続される。
表示信号生成回路112は、図6に示すように、例えば、コンポジット映像信号、コンポーネント映像信号のような映像信号Imageが外部から供給され、供給された映像信号Imageから輝度信号のような表示データPic、同期信号Syncを取得するものである。表示信号生成回路112は、取得した表示データPic、同期信号Syncをシステムコントローラ113に供給する。
システムコントローラ113は、表示信号生成回路112から供給された表示データPic、同期信号Syncに基づいて、表示データPicの補正処理、書き込み動作、発光動作を制御するものである。
表示データPicの補正処理は、表示信号生成回路112から供給された表示データPicを各画素回路111(i,j)の駆動トランジスタ(トランジスタT1)の閾値電圧や電流増幅率の値に基づいて補正した階調信号を生成する処理である。
また、書き込み動作は、各画素回路111(i,j)のキャパシタCsに生成された階調信号に応じた電圧を書き込む動作であり、発光動作は、キャパシタCsに保持された電圧に応じた電流を有機EL素子Eに供給して、有機EL素子Eを発光させる動作である。
システムコントローラ113は、このような制御を行うため、各種制御信号を生成してセレクトドライバ114、電源ドライバ115、データドライバ116に供給するとともに、データドライバ116に、生成した階調信号を供給する。
セレクトドライバ114は、TFTパネル111の行を、順次、選択するドライバであり、例えば、シフトレジスタによって構成される。セレクトドライバ114は、それぞれ、セレクトラインLs(j)(j=1〜n)を介して各画素回路111(i,j)のトランジスタT1,T2のゲートに接続される。
セレクトドライバ114は、システムコントローラ113から供給された制御信号に基づいて、順次、第1行目の画素回路111(1,1)〜111(m,1)、・・・、第n行目の画素回路111(1,n)〜111(m,n)に、Hiレベルのセレクト信号Vselect(j)を出力することにより、TFTパネル111の行を、順次、選択する。
電源ドライバ115は、アノードラインLa(1)〜La(n)に、それぞれ、電圧又は信号Vsource(1)〜Vsource(n)を出力するドライバである。電源ドライバ115は、それぞれ、アノードラインLa(j)(j=1〜n)を介して、各画素回路111(i,j)のトランジスタT1のドレインに接続される。
データドライバ116は、システムコントローラ113から供給された階調信号に基づいて、各データラインLd(1)〜Ld(m)に電圧信号を印加するドライバである。
なお、発光装置110では、偶数個の発光素子を一組の画素として固定して用いる構成に限らず、1つの発光素子を複数の論理画素間で共有する構成を採ることも可能である。
例えば、1つの発光素子は、5種類の論理画素を構成するのに用いられる。具体的には、1つの発光素子は、論理画素の中心として用いられ、残りは周辺にある画素を中心とする論理画素の一部として用いられる。このように1つの発光素子を複数回用いることにより、一組の画素を固定して発光させる構成以上に、解像度を高めることができる。
図8は、この発光装置の1つの画素回路111(i,j)に着目した断面図であり、この発光装置は、図8に示すように、画素電極142と、発光層145と、対向電極146と、を備える。本実施形態では、発光に寄与する有機EL層(有機層)として発光層145のみを備える構成を例に挙げているが、これに限られず、有機EL層は、正孔注入層と発光層とを備えてもよく、正孔注入層とインターレイヤと発光層とを備えてもよい。
各発光画素の基板131上には、トランジスタT1のゲート電極T1gと、ゲート導電層をパターニングしてなるデータラインLd(i)とが形成されている。
画素電極(アノード電極)142は、透光性を備える導電材料、例えばITO(Indium Tin Oxide)、ZnO等から構成される。画素電極142は、隣接する他の発光画素の画素電極と層間絶縁膜147によって絶縁されている。
層間絶縁膜147は、絶縁性材料、例えばシリコン窒化膜から形成され、画素電極142間に形成され、図7に示したトランジスタT1,T2やセレクトラインLs(j)、アノードラインLa(j)を絶縁保護する。層間絶縁膜147には略方形の開口部147aが形成されており、この開口部147aによって発光画素130の発光領域が画される。更に層間絶縁膜147上の隔壁148には、吐出ノズル10(図1参照)の主走査方向に延びる溝状の開口部148aが複数の発光画素130にわたって形成されている。
隔壁148は、絶縁材料、例えばポリイミド等の感光性樹脂を硬化してなり、層間絶縁膜147上に形成される。隔壁148は、吐出ノズル10(図1参照)の主走査方向に沿った複数の画素電極142をまとめて開口するようにストライプ状に形成されている。なお、隔壁148の平面形状は、これに限られず各画素電極142毎に開口部をもった格子状であってもよい。
発光層145は、画素電極142上に形成されている。発光層145は、画素電極142と対向電極146との間に電圧を印加することにより光を発生する機能を有する。
発光層145は、蛍光あるいは燐光を発光することが可能な公知の高分子発光材料、例えばポリパラフェニレンビニレン系やポリフルオレン系等の共役二重結合ポリマーを含む発光材料から構成される。また、これらの発光材料は、適宜水系溶媒あるいはテトラリン、テトラメチルベンゼン、メシチレン、キシレン等の有機溶媒に溶解(又は分散)した溶液(分散液)をノズルコート法やインクジェット法等により塗布し、溶媒を揮発させることによって形成する。
対向電極(カソード電極)146は、ボトムエミッション型の場合、発光層145側に設けられ、導電材料、例えばLi、Mg、Ca、Ba等の仕事関数の低い材料からなる電子注入性の下層と、Al等の光反射性導電金属からなる上層を有する積層構造である。
本実施形態では、対向電極146は複数の発光画素130に跨って形成される単一の電極層から構成され、例えば接地電位である共通電圧が印加されている。なお、有機EL素子をトップエミッション型とする場合、対向電極146は、発光層145側に設けられ、10nm程度の膜厚の極薄い例えばLi、Mg、Ca、Ba等の仕事関数の低い材料からなる光透過性低仕事関数層と、100nm〜200nm程度の膜厚のITO等の光反射性導電層を有する透明積層構造とする。
次に、本実施形態に係る発光装置110の製造方法を図9を用いて説明する。ここでは、図7に示すトランジスタT2はトランジスタT1と同一工程によって形成されるので、トランジスタT2の形成の説明を一部省略する。
まず、ガラス基板等からなる基板131を用意する。次に、この基板131上に、スパッタ法、真空蒸着法等により例えば、Mo膜、Cr膜、Al膜、Cr/Al積層膜、AlTi合金膜又はAlNdTi合金膜、MoNb合金膜等からなるゲート導電膜を形成し、これを図9(a)に示すトランジスタT1のゲート電極T1gの形状にパターニングする。
この際、トランジスタT2のゲート電極T2g(不図示)、及びデータラインLd(i)も形成する。続いて、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等により、ゲート電極T1g及びデータラインLd(i)上に絶縁膜132を形成する。
次に、絶縁膜132上に、CVD法等により、アモルファスシリコン等からなる半導体膜を形成する。次に、この半導体膜上に、CVD法等により、例えばSiN等からなる絶縁膜を形成する。
続いて、この絶縁膜をフォトリソグラフィ等によりパターニングし、ストッパ膜215を形成する。更に、半導体膜及びストッパ膜215上に、CVD法等により、n型不純物が含まれたアモルファスシリコン等からなる膜を形成し、この膜と半導体膜とをフォトリソグラフィ等によりパターニングすることで、図9(b)に示すように、半導体層214とオーミックコンタクト層216,217とを形成する。
次に、スパッタ法、真空蒸着法等により絶縁膜132上に、ITO等の透明導電膜、或いは光反射性導電膜及びITO等の透明導電膜を被膜後、フォトリソグラフィによってパターニングして画素電極142を形成する。
続いて、絶縁膜132に貫通孔であるコンタクトホールを形成してから、例えば、Mo膜、Cr膜、Al膜、Cr/Al積層膜、AlTi合金膜又はAlNdTi合金膜、MoNb合金膜等からなるソース−ドレイン導電膜をスパッタ法、真空蒸着法等により被膜して、フォトリソグラフィによってパターニングして図9(b)に示すようにドレイン電極T1d及びソース電極T1sを形成する。これと同時に、アノードラインLa(j)(図7参照)を形成する。このとき、トランジスタT1のソース電極T1sはそれぞれ画素電極142の一部と重なるように形成される。
続いて、トランジスタT1等を覆うようにシリコン窒化膜からなる層間絶縁膜147をCVD法等により形成後、フォトリソグラフィにより、図9(c)に示すように開口部147aを形成する。
次に、感光性ポリイミドを層間絶縁膜147を覆うように塗布し、隔壁148の形状に対応するマスクを介して露光、現像することによってパターニングし、図9(c)に示すように開口部148aを有する隔壁148を形成する。
次に、発光ポリマー材料(R,G,B)を含有する有機EL材料を本実施形態に係る吐出ノズルから吐出し、隔壁148の間に設けられ、開口部147aで囲まれた画素電極142上に塗布し、発光層145(図8参照)を形成する。続いて、発光層145まで形成した基板131に真空蒸着やスパッタリングで、Li,Mg,Ca,Ba等の仕事関数の低い材料からなる層と、Al等の光反射性導電層からなる2層構造の対向電極146(図8参照)を形成する。
最後に、複数の発光画素130が形成された発光領域の外側において、基板131上に紫外線硬化樹脂、又は熱硬化樹脂からなる封止樹脂を塗布し、図示しない封止基板と基板131と貼り合わせる。次に紫外線もしくは熱によって封止樹脂を硬化させて、基板131と封止基板とを接合して、発光装置が製造される。
次に、本実施形態に係る吐出ノズル10を備えた吐出装置1により、基板131に有機EL材料を塗布する方法を図10を参照して説明する。この吐出装置1は、吐出ノズル10を基板131上の塗布領域(上記の隔壁148の間に設けられ、開口部147aで囲まれた画素電極142上の領域)に沿って移動させることによって、基板131上の塗布領域に有機EL材料53を塗布するものである。また、図10(a)は吐出ノズル10を1つだけ有する場合の構成を示し、図10(b)は吐出ノズル10を2つ有する場合の構成を示す。なお、吐出装置は、吐出ノズル10を3つ以上の複数個有するものであってもよい。なお、図10に示した基板131とは、図9(c)に示すような隔壁等が形成された基板131のことである。
図10(a)に示すように、有機EL材料53は吐出ノズル10から吐出され、基板131上に塗布される。吐出ノズル10は隔壁(図8参照)148間に有機EL材料53を吐出しながら、隔壁148が形成された方向(図10(a)では左右方向)に沿って移動する。なお、複数各列への塗布を連続して行う場合は、図10(b)に示すように、吐出ノズル10が基板131外にある間に、基板131を隔壁48が形成された方向と直交する方向(図10(b)では上下方向)に、所定の距離だけ移動させる。これを繰り返すことで、有機EL材料53が所定の列に塗布される。なお、吐出ノズル10が基板131外にある間、有機EL材料53は吐出させたままであってもよいし、吐出を一旦停止させてもよい。ここで、図10(a)に示すように、吐出装置が吐出ノズル10を1つだけ有する場合には、1列毎に、吐出ノズル10の移動方向を交互に変えて塗布する。また、図10(b)に示すように、吐出装置が吐出ノズル10を2つ有する場合には、2列毎に、吐出ノズル10の移動方向を交互に変えて塗布する。なお、基板131を移動させる代わりに、吐出ノズル10を隔壁48が形成された方向と直交する方向に所定の距離だけ移動させてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る吐出ノズル、及び吐出装置を図面を参照して説明する。なお、本実施形態は、上述した第1の実施形態とは比べ、後述する気液分離部50が設置される点が異なっている。そのため、図において、第1の実施形態と本実施形態とで共通する部材については同じ符号を付している。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る吐出ノズル10の断面図を示している。図に示すように、吐出ノズル10の内部空間の上方には、有機EL材料に混入した気泡を捕捉する気液分離部50が設けられている。
気液分離部50は、有機EL材料が通過することが可能な比較的孔径の大きい、例えば数十ミクロンから数百ミクロンの多孔質材料50aと、その上部に気体のみが通過することが可能な一ミクロン以下の孔径を有する多孔質材料50bから形成されている。なお、多孔質材料50bの上部にさらに空間を設けても良い。このような気液分離部50aに有機EL材料が通過すると、有機EL材料は気液分離部50bで液体と気体とに分離される。そして、有機EL材料に混入した気泡である気体のみが気液分離部50bを通過する。そのため、気液分離部50aを通過して吐出口13へ向かう有機EL材料内の気泡の量を抑制することができる。なお、気液分離部50bに分離された気泡は、やがて吐出ノズル10の上端部に形成された気泡排出口14から外部へ排出される。なお、気液分離部50を形成する多孔質材料としては、微細な連結多孔構造を有し、インクに対して耐性を有するものであればよく、例えば多孔質シリコン、多孔質セラミック、ゼオライト、多孔質ポリイミド等が好ましい。
なお、図11に示すように、気液分離部50は、仕切壁11の上部が食い込む程度の大きさのものが好ましい。これにより、吐出ノズル10に流入した全ての有機EL材料を、気液分離部50を通過させることができる。
このように、有機EL材料に混入した気泡を気液分離部50で分離することにより、気泡は気液分離部50内に閉じ込められ、やがて吐出ノズル10に形成された気泡排出口14から外部へ排出される。そのため、吐出ノズル10内に滞留する気泡を抑制することができ、安定した有機EL材料の吐出を連続的に実行することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る吐出ノズル、及び吐出装置を、図面を参照して説明する。なお本実施形態は、上述した実施形態とは比べて、気泡排出口14にポンプが接続されている点が異なっている。そのため、図において、上記実施形態と本実施形態とで共通する部材については同じ符号を付している。
図12は、本発明の第3の実施形態に係る吐出装置1の概要図である。本実施形態に係る吐出装置1は、吐出ノズル10内に滞留した気泡を吸い出す気泡排出ポンプ52と、吐出ノズル10と気泡排出ポンプ52とを接続する気泡排出管51をさらに備えている。なお、この気泡排出管51は、吐出ノズル10の上端部に形成された気泡排出口14に接続されている。
気泡排出ポンプ52は、吐出ノズル10内に滞留した気泡を強制的に吸い出すことができるため、吐出ノズル内の気泡を効率的に外部へ排出することができる。そのため、吐出ノズル10内に滞留する気泡を抑制することができ、安定した有機EL材料の吐出を連続的に実行することができる。
なお、上述した実施形態では、吐出ノズル、及び吐出装置において、有機EL材料を吐出する場合を例に挙げて説明したが、当然ながら他の液状体(塗料、薬液等)を吐出する場合にも応用できるのは言うまでもない。また、本発明は上述した実施形態(図面に記載された内容も含む。)によって限定されるものではない。上述した実施形態に変更を加えることが出来る。また、上述した実施形態の構成要素を適宜削除してもよい。
1・・・吐出装置、10・・・吐出ノズル、11・・・仕切壁、12・・・流入口、13・・・吐出口、14・・・気泡排出口、20・・・インクタンク、21・・・インク供給管、22・・・ピストン、23・・・流量検知器、30・・・吐出ノズル保持部、31・・・ステージ、40・・・基板、50・・・気液分離部、51・・・気泡排出管、52・・・気泡排出ポンプ、60・・・制御部

Claims (6)

  1. インクを吐出する吐出ノズルにおいて、
    前記吐出ノズルの外面を形成し、内部に逆Uの字状の前記インクの流路が形成された本体を備え、
    前記本体には、内部に形成された前記逆Uの字状の流路の一方の先端に通じ、前記インクが流入するインク流入口と、前記逆Uの字状の流路の他方の先端に通じて、前記インクを吐出するインク吐出口と、上部に前記インクに混入した気泡を排出する気泡排出口と、が形成され、
    前記本体の内部には、該本体の内部の上端と所定の間隔をあけた位置まで立設されて、前記本体の内部に逆Uの字状の前記インクの流路を形成する仕切壁と、前記逆Uの字状の流路中に設けられた部材により形成され、前記インクに混入した気泡を分離して、該分離した気泡を前記気泡排出口に排出する気液分離部と、を備え、
    前記仕切壁の上部は、前記インク流入口に流入した前記インクの全てが前記気液分離部を通過するように、前記気液分離部に食い込んでいることを特徴とする吐出ノズル。
  2. 前記気液分離部を形成する前記部材は多孔質材料であることを特徴とする請求項1に記載の吐出ノズル。
  3. 前記多孔質材料の孔径は、前記インク吐出口側よりも前記気泡排出口側のほうが小さいことを特徴とする請求項2に記載の吐出ノズル。
  4. 前記本体に形成された気泡排出口に、気泡を排出するためのポンプが接続されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の吐出ノズル。
  5. 前記インクは、有機EL材料であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の吐出ノズル。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の吐出ノズルと、
    前記吐出ノズルを保持するノズル保持部と、
    被印刷物が載置されるステージと、
    前記被印刷物と、前記吐出ノズルとを相対的に移動させる駆動部とを備えることを特徴
    とする吐出装置。
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