JP5503424B2 - 設定値管理方法および装置 - Google Patents
設定値管理方法および装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5503424B2 JP5503424B2 JP2010139194A JP2010139194A JP5503424B2 JP 5503424 B2 JP5503424 B2 JP 5503424B2 JP 2010139194 A JP2010139194 A JP 2010139194A JP 2010139194 A JP2010139194 A JP 2010139194A JP 5503424 B2 JP5503424 B2 JP 5503424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- set value
- thermal environment
- temperature
- ahu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
図2に冷房時の温度設定値の運用履歴の作成例を示し、図3に暖房時の温度設定値の運用履歴の作成例を示す。設定値管理装置2は、系統毎に、例えば、1℃毎の温度幅の区分(温度帯)を定め、この区分に入った温度設定値の累積時間を温度設定値の運用履歴として作成する。この運用履歴は、メモリに格納され、所定時間毎に更新される。
設定値管理装置2が有する省エネルギー機能の第1例について説明する。この省エネルギー機能の第1例では、各系統の基準設定値を現在の温度設定値とする。なお、この省エネルギー機能の第1例では、各系統に対して温度設定値を省エネルギー方向へ緩和する場合の緩和幅を定めるが、この緩和幅は冷房の場合にはα=+1℃とし、暖房の場合にはβ=−1℃とする。
冷房の場合のフローチャートを図4に示す。設定値管理装置2は、システム全体の現在のエネルギーの使用量PWrを監視し、このエネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWpを上回ると(ステップS101のYES)、以下に説明する省エネルギー動作を開始する。
設定値管理装置2は、省エネルギー動作として、先ず、各系統の温度設定値の制限値(制限温度値)を決定する(ステップS102)。この場合、冷房時の温度設定値の運用履歴(図2)において、累積時間が書き込まれている区分(温度帯)中、最も高い温度帯の上限温度値を制限温度値とする。
次に、設定値管理装置2は、各系統の現在の温度設定値を基準設定値とする(ステップS103)。この例では、系統「AHU−1」の現在の温度設定値tsp1が24℃、系統「AHU−2」の現在の温度設定値tsp2が25℃、系統「AHU−3」の現在の温度設定値tsp3が25℃、系統「AHU−4」の現在の温度設定値tsp4が25℃であるとする。この場合、系統「AHU−1」の基準設定値tr1は24℃とされ、系統「AHU−2」の基準設定値tr2は25℃とされ、系統「AHU−3」の基準設定値tr3は25℃とされ、系統「AHU−4」の基準設定値tr4は25℃とされる。
Δt=基準設定値(現在の温度設定値)−運用履歴上で最も頻度の高い温度設定値 ・・・・(1)
〔優先順位第1位の系統〕
次に、設定値管理装置2は、N=1とし(ステップS106)、優先順位N=1(第1位)の系統「AHU−4」の温度設定値tsp4を基準設定値tr4とし(ステップS108)、この温度設定値tsp4に緩和幅αを加算して、tsp4=tsp4+αとする(ステップS110)。この場合、基準設定値tr4は25℃(現在の温度設定値)であり、緩和幅αは+1℃であるので、温度設定値tsp4は26℃とされる。
ここで、温度設定値tsp4=28℃はステップS102で決定した系統「AHU−4」の制限温度値である28℃未満を上回っている(ステップS111のYES)。このため、設定値管理装置2は、温度設定値tsp4の28℃への変更は行わずに、優先順位NをN+1=2(第2位)とし(ステップS112)、優先順位N=2の系統「AHU−3」の温度設定値tsp3を基準設定値tr3とし(ステップS108)、この温度設定値tsp3に緩和幅αを加算して、tsp3=tsp3+αとする(ステップS110)。この場合、基準設定値tr3は25℃(現在の温度設定値)であり、緩和幅αは+1℃であるので、温度設定値tsp3は26℃とされる。
ここで、温度設定値tsp4=27℃はステップS102で決定した系統「AHU−3」の制限温度値である27℃未満を上回っている(ステップS111のYES)。このため、設定値管理装置2は、温度設定値tsp4の27℃への変更は行わずに、優先順位NをN+1=3(第3位)とし(ステップS112)、優先順位N=3の系統「AHU−2」の温度設定値tsp2を基準設定値tr2とし(ステップS108)、この温度設定値tsp2に緩和幅αを加算して、tsp2=tsp2+αとする(ステップS110)。この場合、基準設定値tr2は25℃(現在の温度設定値)であり、緩和幅αは+1℃であるので、温度設定値tsp2は26℃とされる。
ここで、温度設定値tsp2=26℃はステップS102で決定した系統「AHU−2」の制限温度値である26℃未満を上回っている(ステップS111のYES)。このため、設定値管理装置2は、温度設定値tsp2の26℃への変更は行わずに、優先順位NをN+1=4(第4位)とし(ステップS112)、優先順位N=4の系統「AHU−1」の温度設定値tsp1を基準設定値tr1とし(ステップS108)、この温度設定値tsp1に緩和幅αを加算して、tsp1=tsp1+αとする(ステップS110)。この場合、基準設定値tr1は24℃(現在の温度設定値)であり、緩和幅αは+1℃であるので、温度設定値tsp1は25℃とされる。
暖房の場合のフローチャートを図6に示す。設定値管理装置2は、システム全体の現在のエネルギーの使用量PWrを監視し、このエネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWpを上回ると(ステップS201のYES)、以下に説明する省エネルギー動作を開始する。
設定値管理装置2は、省エネルギー動作として、先ず、各系統の温度設定値の制限値(制限温度値)を決定する(ステップS202)。この場合、暖房時の温度設定値の運用履歴(図3)において、累積時間が書き込まれている区分(温度帯)中、最も低い温度帯の下限温度値を制限温度値とする。
次に、設定値管理装置2は、各系統の現在の温度設定値を基準設定値とする(ステップS203)。この例では、系統「AHU−1」の現在の温度設定値tsp1が21℃、系統「AHU−2」の現在の温度設定値tsp2が23℃、系統「AHU−3」の現在の温度設定値tsp3が24℃、系統「AHU−4」の現在の温度設定値tsp4が23℃であるとする。この場合、系統「AHU−1」の基準設定値tr1は21℃とされ、系統「AHU−2」の基準設定値tr2は23℃とされ、系統「AHU−3」の基準設定値tr3は24℃とされ、系統「AHU−4」の基準設定値tr4は23℃とされる。
Δt=基準設定値(現在の温度設定値)−運用履歴上で最も頻度の高い温度設定値 ・・・・(2)
〔優先順位第1位の系統〕
次に、設定値管理装置2は、N=1とし(ステップS206)、優先順位N=1(第1位)の系統「AHU−2」の温度設定値tsp2を基準設定値tr2とし(ステップS208)、この温度設定値tsp2に緩和幅βを加算して、tsp4=tsp4+βとする(ステップS210)。この場合、基準設定値tr2は23℃(現在の温度設定値)であり、緩和幅βは−1℃であるので、温度設定値tsp4は22℃とされる。
ここで、温度設定値tsp2=20℃はステップS202で決定した系統「AHU−2」の制限温度値である21℃を下回っている(ステップS211のYES)。このため、設定値管理装置2は、温度設定値tsp2の20℃への変更は行わずに、優先順位NをN+1=2(第2位)とし(ステップS212)、優先順位N=2の系統「AHU−3」の温度設定値tsp3を基準設定値tr3とし(ステップS208)、この温度設定値tsp3に緩和幅βを加算して、tsp3=tsp3+βとする(ステップS210)。この場合、基準設定値tr3は24℃(現在の温度設定値)であり、緩和幅βは−1℃であるので、温度設定値tsp3は23℃とされる。
ここで、温度設定値tsp3=21℃はステップS202で決定した系統「AHU−3」の制限温度値である22℃を下回っている(ステップS211のYES)。このため、設定値管理装置2は、温度設定値tsp3の22℃への変更は行わずに、優先順位NをN+1=3(第3位)とし(ステップS212)、優先順位N=3の系統「AHU−1」の温度設定値tsp1を基準設定値tr1とし(ステップS208)、この温度設定値tsp1に緩和幅βを加算して、tsp1=tsp1+βとする(ステップS210)。この場合、基準設定値tr1は21℃(現在の温度設定値)であり、緩和幅βは−1℃であるので、温度設定値tsp1は20℃とされる。
ここで、温度設定値tsp1=19℃はステップS202で決定した系統「AHU−2」の制限温度値である20℃を下回っている(ステップS211のYES)。このため、設定値管理装置2は、温度設定値tsp1の19℃への変更は行わずに、優先順位NをN+1=4(第4位)とし(ステップS212)、優先順位N=4の系統「AHU−4」の温度設定値tsp4を基準設定値tr4とし(ステップS208)、この温度設定値tsp4に緩和幅βを加算して、tsp4=tsp4+βとする(ステップS210)。この場合、基準設定値tr4は23℃(現在の温度設定値)であり、緩和幅βは−1℃であるので、温度設定値tsp4は22℃とされる。
設定値管理装置2が有する省エネルギー機能の第2例について説明する。この省エネルギー機能の第2例では、各系統の基準設定値を予め定められる省エネルギー設定値とする。なお、この省エネルギー機能の第2例でも、各系統について温度設定値を省エネルギー方向へ緩和する場合の緩和幅を定め、この緩和幅を冷房の場合にはα=+1℃とし、暖房の場合にはβ=−1℃とする。また、この例において、各系統の省エネルギー設定値は冷房の場合は全て26℃として定められ、暖房の場合は全て20℃として定められているものとする。
冷房の場合のフローチャートを図8に示す。設定値管理装置2は、システム全体の現在のエネルギーの使用量PWrを監視し、このエネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWpを上回ると(ステップS301のYES)、以下に説明する省エネルギー動作を開始する。
設定値管理装置2は、省エネルギー動作として、先ず、各系統の温度設定値の制限値(制限温度値)を決定する(ステップS302)。この場合、冷房時の温度設定値の運用履歴(図2)において、累積時間が書き込まれている区分(温度帯)中、最も高い温度帯の上限温度値を制限温度値とする。
次に、設定値管理装置2は、各系統の省エネルギーの設定値を基準設定値とする(ステップS303)。この例では、各系統の省エネルギーの設定値が26℃として定められているので、系統「AHU−1」の基準設定値tr1、系統「AHU−2」の基準設定値tr2、系統「AHU−3」の基準設定値tr3、系統「AHU−4」の基準設定値tr4は、何れも26℃とされる。
Δt=基準設定値(省エネルギーの設定値)−運用履歴上で最も頻度の高い温度設定値 ・・・・(3)
〔優先順位第1位の系統〕
次に、設定値管理装置2は、N=1とし(ステップS306)、優先順位N=1(第1位)の系統「AHU−4」の温度設定値tsp4を基準設定値tr4とする(ステップS308)。そして、温度設定値tsp4を空調機AHU4に出力し(温度設定値tsp4の26℃への変更を行い)、所定の効果時間を待って、エネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWp以下となったか否かを確認する(ステップS309)。
ここで、温度設定値tsp4=28℃は系統「AHU−4」の制限温度値である28℃未満を上回っている(ステップS312のYES)。このため、設定値管理装置2は、温度設定値tsp4の28℃への変更は行わずに、優先順位NをN+1=2(第2位)とし(ステップS314)、優先順位N=2の系統「AHU−3」の温度設定値tsp3を基準設定値tr3とする(ステップS308)。そして、温度設定値tsp3を空調機AHU3に出力し(温度設定値tsp3の26℃への変更を行い)、所定の効果時間を待って、エネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWp以下となったか否かを確認する(ステップS309)。
ここで、温度設定値tsp3=27℃は系統「AHU−3」の制限温度値である27℃未満を上回っている(ステップS312のYES)。このため、設定値管理装置2は、温度設定値tsp3の27℃への変更は行わずに、優先順位NをN+1=3(第3位)とし(ステップS314)、優先順位N=3の系統「AHU−2」の温度設定値tsp2を基準設定値tr2とする(ステップS308)。そして、温度設定値tsp2を空調機AHU2に出力し(温度設定値tsp2の26℃への変更を行い)、所定の効果時間を待って、エネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWp以下となったか否かを確認する(ステップS309)。
暖房の場合のフローチャートを図10に示す。設定値管理装置2は、システム全体の現在のエネルギーの使用量PWrを監視し、このエネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWpを上回ると(ステップS401のYES)、以下に説明する省エネルギー動作を開始する。
設定値管理装置2は、省エネルギー動作として、先ず、各系統の温度設定値の制限値(制限温度値)を決定する(ステップS402)。この場合、暖房時の温度設定値の運用履歴(図3)において、累積時間が書き込まれている区分(温度帯)中、最も低い温度帯の下限温度値を制限温度値とする。
次に、設定値管理装置2は、各系統の省エネルギーの設定値を基準設定値とする(ステップS403)。この例では、各系統の省エネルギーの設定値が20℃として定められているので、系統「AHU−1」の基準設定値tr1、系統「AHU−2」の基準設定値tr2、系統「AHU−3」の基準設定値tr3、系統「AHU−4」の基準設定値tr4は、何れも20℃とされる。
Δt=基準設定値(省エネルギーの設定値)−運用履歴上で最も頻度の高い温度設定値 ・・・・(4)
〔優先順位第1位の系統〕
次に、設定値管理装置2は、N=1とし(ステップS406)、優先順位N=1(第1位)の系統「AHU−1」の温度設定値tsp1を基準設定値tr1とする(ステップS408)。そして、温度設定値tsp1を空調機AHU1に出力し(温度設定値tsp1の20℃への変更を行い)、所定の効果時間を待って、エネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWp以下となったか否かを確認する(ステップS409)。
これにより、設定値管理装置2は、優先順位NをN+1=2(第2位)とし(ステップS414)、優先順位N=2の系統「AHU−2」の温度設定値tsp2を基準設定値tr2とする(ステップS408)。そして、温度設定値tsp2を空調機AHU2に出力し(温度設定値tsp2の20℃への変更を行い)、所定の効果時間を待って、エネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWp以下となったか否かを確認する(ステップS409)。
これにより、設定値管理装置2は、優先順位NをN+1=3(第3位)とし(ステップS414)、優先順位N=3の系統「AHU−3」の温度設定値tsp3を基準設定値tr3とする(ステップS408)。そして、温度設定値tsp3を空調機AHU3に出力し(温度設定値tsp3の20℃への変更を行い)、所定の効果時間を待って、エネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWp以下となったか否かを確認する(ステップS409)。
これにより、設定値管理装置2は、優先順位NをN+1=4(第4位)とし(ステップS414)、優先順位N=4の系統「AHU−4」の温度設定値tsp4を基準設定値tr3とする(ステップS408)。そして、温度設定値tsp4を空調機AHU4に出力し(温度設定値tsp4の20℃への変更を行い)、所定の効果時間を待って、エネルギーの使用量PWrが使用エネルギーの計画値PWp以下となったか否かを確認する(ステップS409)。
上述した実施の形態では、例えば省エネルギー機能の第1例の冷房の場合を例にとると、優先順位第1位の系統「AHU−4」の温度設定値tsp4を緩和して行く場合、先ず、現在の温度設定値25℃に緩和幅α(+1℃)を加算することにより、温度設定値tsp4が26℃に変更(緩和)される。
Claims (10)
- エネルギー使用量が使用エネルギー計画値を上回る場合に被空調空間に対して定められている温熱環境の設定値を省エネルギー方向へ変更する設定値管理方法において、
前記温熱環境の設定値の運用履歴を前記被空調空間の系統毎に記憶する運用履歴記憶ステップと、
前記系統毎に前記温熱環境の基準設定値を記憶する基準設定値記憶ステップと、
前記エネルギー使用量が前記使用エネルギー計画値を上回った場合、前記系統毎の基準設定値と温熱環境の設定値の運用履歴とに基づいて、前記系統毎の温熱環境の設定値を変更する際の優先順位を決定する優先順位決定ステップとを備え、
前記優先順位決定ステップは、
前記系統毎に前記基準設定値と前記温熱環境の設定値の運用履歴で最も頻度の高い設定値との偏差を求め、その偏差に基づいて前記系統毎の優先順位を決定する
ことを特徴とする設定値管理方法。 - エネルギー使用量が使用エネルギー計画値を上回る場合に被空調空間に対して定められている温熱環境の設定値を省エネルギー方向へ変更する設定値管理方法において、
前記温熱環境の設定値の運用履歴を前記被空調空間の系統毎に記憶する運用履歴記憶ステップと、
前記系統毎に前記温熱環境の基準設定値を記憶する基準設定値記憶ステップと、
前記エネルギー使用量が前記使用エネルギー計画値を上回った場合、前記系統毎の基準設定値と温熱環境の設定値の運用履歴とに基づいて、前記系統毎の温熱環境の設定値を変更する際の優先順位を決定する優先順位決定ステップと、
前記系統毎の温熱環境の設定値の運用履歴に基づいてその系統における温熱環境の設定値の制限値を設定する制限値設定ステップと、
前記決定された系統毎の優先順位に従って、上位の系統からその系統に対して設定された前記制限値まで、予め定められた緩和幅毎にその系統の温熱環境の設定値を省エネルギー方向へ緩和して行き、上位の系統が制限値に到達したら次の系統についても同様にしてその系統の温熱環境の設定値の緩和を行う温熱環境設定値緩和ステップと
を備えることを特徴とする設定値管理方法。 - 請求項1又は2に記載された設定値管理方法において、
前記基準設定値は、現在の温熱環境の設定値である
ことを特徴とする設定値管理方法。 - 請求項1又は2に記載された設定値管理方法において、
前記基準設定値は、予め定められた省エネルギー設定値である
ことを特徴とする設定値管理方法。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載された設定値管理方法において、
前記温熱環境の設定値の変更後、その温熱環境の実際値が変更された温熱環境の設定値に到達したら、予め定められた所定時間の経過を待って、変更された温熱環境の設定値を徐々に変更前の設定値の方向に戻して行く設定値復帰ステップ
を備えることを特徴とする設定値管理方法。 - エネルギー使用量が使用エネルギー計画値を上回る場合に被空調空間に対して定められている温熱環境の設定値を省エネルギー方向へ変更する設定値管理装置において、
前記温熱環境の設定値の運用履歴を前記被空調空間の系統毎に記憶する運用履歴記憶手段と、
前記系統毎に前記温熱環境の基準設定値を記憶する基準設定値記憶手段と、
前記エネルギー使用量が前記使用エネルギー計画値を上回った場合、前記系統毎の基準設定値と前記系統毎の温熱環境の設定値の運用履歴とに基づいて、前記系統毎の温熱環境の設定値を変更する際の優先順位を決定する優先順位決定手段とを備え、
前記優先順位決定手段は、
前記系統毎に前記基準設定値と前記温熱環境の設定値の運用履歴で最も頻度の高い設定値との偏差を求め、その偏差に基づいて前記系統毎の優先順位を決定する
ことを特徴とする設定値管理装置。 - エネルギー使用量が使用エネルギー計画値を上回る場合に被空調空間に対して定められている温熱環境の設定値を省エネルギー方向へ変更する設定値管理装置において、
前記温熱環境の設定値の運用履歴を前記被空調空間の系統毎に記憶する運用履歴記憶手段と、
前記系統毎に前記温熱環境の基準設定値を記憶する基準設定値記憶手段と、
前記エネルギー使用量が前記使用エネルギー計画値を上回った場合、前記系統毎の基準設定値と前記系統毎の温熱環境の設定値の運用履歴とに基づいて、前記系統毎の温熱環境の設定値を変更する際の優先順位を決定する優先順位決定手段と、
前記系統毎の温熱環境の設定値の運用履歴に基づいてその系統における温熱環境の設定値の制限値を設定する制限値設定手段と、
前記決定された系統毎の優先順位に従って、上位の系統からその系統に対して設定された前記制限値まで予め定められた緩和幅毎にその系統の温熱環境の設定値を省エネルギー方向へ緩和して行き、上位の系統が制限値に到達したら次の系統についても同様にしてその系統の温熱環境の設定値の緩和を行う温熱環境設定値緩和手段と
を備えることを特徴とする設定値管理装置。 - 請求項7に記載された設定値管理装置において、
前記基準設定値は、現在の温熱環境の設定値である
ことを特徴とする設定値管理装置。 - 請求項7に記載された設定値管理装置において、
前記基準設定値は、予め定められた省エネルギー設定値である
ことを特徴とする設定値管理装置。 - 請求項6〜9の何れか1項に記載された設定値管理装置において、
前記温熱環境の設定値の変更後、その温熱環境の実際値が変更された温熱環境の設定値に到達したら、予め定められた所定時間の経過を待って、変更された温熱環境の設定値を徐々に変更前の設定値の方向に戻して行く設定値復帰手段
を備えることを特徴とする設定値管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010139194A JP5503424B2 (ja) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | 設定値管理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010139194A JP5503424B2 (ja) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | 設定値管理方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012002452A JP2012002452A (ja) | 2012-01-05 |
JP5503424B2 true JP5503424B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=45534647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010139194A Expired - Fee Related JP5503424B2 (ja) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | 設定値管理方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5503424B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5984623B2 (ja) * | 2012-10-26 | 2016-09-06 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 空調制御システム及びプログラム |
JP5943813B2 (ja) * | 2012-11-22 | 2016-07-05 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 空調制御装置及びプログラム |
JP6220556B2 (ja) * | 2013-05-28 | 2017-10-25 | アズビル株式会社 | 電力抑制計画装置および方法 |
JP6843720B2 (ja) * | 2017-09-12 | 2021-03-17 | 東芝キヤリア株式会社 | 計画生成装置、計画生成方法、空調システムおよびプログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4698292B2 (ja) * | 2005-06-09 | 2011-06-08 | 三洋電機株式会社 | 空気調和装置及びその制御方法 |
JP4882557B2 (ja) * | 2006-07-11 | 2012-02-22 | ダイキン工業株式会社 | 空調制御装置、空調制御システム及び空調制御方法 |
JP5161483B2 (ja) * | 2007-05-16 | 2013-03-13 | アズビル株式会社 | 設定値管理方法および装置 |
-
2010
- 2010-06-18 JP JP2010139194A patent/JP5503424B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012002452A (ja) | 2012-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6042068B2 (ja) | 要望判別装置、空調制御システム、要望判別方法および空調制御方法 | |
Sehar et al. | A peak-load reduction computing tool sensitive to commercial building environmental preferences | |
US8498753B2 (en) | System, method and apparatus for just-in-time conditioning using a thermostat | |
JP6339916B2 (ja) | 要望判別装置、空調制御システム、要望判別方法および空調制御方法 | |
US8682492B2 (en) | Setting value controlling method and device | |
US20100222934A1 (en) | System for managing energy at loads | |
JP5993621B2 (ja) | 要望判別装置、空調制御システム、要望判別方法および空調制御方法 | |
JP2013142494A (ja) | 空調機器制御システムおよび空調機器の制御方法 | |
US20130268126A1 (en) | Air conditioning information estimation device, control method of air conditioning information estimation device, and control program | |
JP5503424B2 (ja) | 設定値管理方法および装置 | |
AU2017422574B2 (en) | Operation control device, air conditioning system, operation control method, and operation control program | |
JP5789740B2 (ja) | エネルギー管理装置 | |
WO2014192849A1 (ja) | 空調機制御装置、空調機制御方法及びプログラム | |
JP4835382B2 (ja) | 環境制御システム | |
JP6514829B1 (ja) | ビルの省エネ制御装置及びビルの省エネ制御方法 | |
WO2018207324A1 (ja) | 空調システム制御方法、空調システム制御装置および空調システム制御プログラム | |
JP2022035741A (ja) | 需要調整サーバ及び需要調整システム | |
JP7281265B2 (ja) | 消費電力量演算装置、空調システム、消費電力量演算方法およびプログラム | |
Fabi et al. | The influence of occupant's behaviour in a high performing building | |
JP5751742B2 (ja) | 空気調和設備の遠隔管理システム、遠隔管理装置、制御装置 | |
WO2024057410A1 (ja) | 空調制御装置および空調制御方法 | |
Ohta et al. | Evolutionary optimization of air-conditioning schedule robust for temperature forecast errors | |
Tanner | Optimized control of automatic windows for energy savings and occupant comfort | |
JP6339857B2 (ja) | 要望対応支援装置および方法 | |
JP6929319B2 (ja) | 建物のリフォーム提案方法及び建物のリフォーム提案システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130321 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140311 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5503424 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |