JP5503250B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、レーザプリンタなど電子写真方式を用いた画像形成装置に関し、特に、中間転写体に転写されたトナー像を、記録材搬送体で搬送される記録材に転写する画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置として中間転写方式が広く用いられている。中間転写方式では、感光体ドラムに対して、帯電装置による帯電、露光装置による露光、現像装置による現像が行われる。そして、感光体ドラムの表面のトナー像が、感光体ドラムに対向する中間転写体に1次転写された後に、記録材搬送体によって搬送された記録材に2次転写される。
この中間転写方式では、1次転写における色ずれや画像倍率の変化という問題がある。その原因としては、中間転写体の厚みムラ、中間転写体を回転させる駆動ローラの偏芯による中間転写体の回転速度ムラ、感光体ドラムの偏芯による感光体ドラムの回転速度ムラ等が挙げられる。
この中で、中間転写体の回転速度ムラの影響を抑えるために、特許文献1〜3に記載の発明が開示されている。特許文献1に記載の発明は、中間転写体に目盛りが付けられて回転速度が検出され、中間転写体の回転速度が一定速度に制御される技術に関する。特許文献2に記載の発明は、中間転写体の厚みが検出されて、中間転写体の回転速度が制御される技術に関する。特許文献3に記載の発明は、感光体ドラムの周長や中間転写体の周長が中間転写体の駆動ローラの周長の整数倍に設定される技術に関する。
特開2004−287337号公報 特開2000−310897号公報 特開平11−249526号公報
しかしながら、記録材搬送体の上に吸着した記録材にトナー像が2次転写される場合に、記録材搬送体が厚みムラによる回転速度ムラを引き起こして、中間転写体及び記録材搬送体の間で速度差が生じ、2次転写時に画像倍率が変化し易い。この記録材搬送体による画像倍率の変化は、従来技術である中間転写体の速度検出や厚さ検出、周長設定のみでは補正することができない。
本発明は、上記実情に鑑み、記録材搬送体を用いた場合に発生する画像倍率の変化を容易に補正することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、帯電されたトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体と対向する無端状の中間転写体と、前記中間転写体を駆動する第1駆動ローラと、前記像担持体から前記中間転写体にトナー像を転写する第1転写手段と、記録材を搬送する無端状の記録材搬送体と、前記記録材搬送体を駆動する第2駆動ローラと、前記中間転写体から前記記録材搬送体で搬送される記録材にトナー像を転写する第2転写手段と、を備える画像形成装置において、前記中間転写体の周長が前記記録材搬送体の周長の略整数倍に設定され、前記中間転写体の周方向の1周に亘って形成された複数の第1トナーパターンを検出する第1検出手段と、前記中間転写体の複数の第1トナーパターンを前記第2転写手段で前記記録材搬送体の1周の前記略整数倍に亘って転写した複数の第2トナーパターンを検出する第2検出手段と、テストモード中に前記第1検出手段が検知した前記第1トナーパターンのそれぞれと、前記第1トナーパターンのそれぞれに対応する前記第2検出手段が検知した前記第2トナーパターンのそれぞれと、に基づいて、画像形成中に前記記録材搬送体の周方向の第1の位置における前記第2駆動ローラの回転速度を、前記第1の位置と異なる前記記録材搬送体の周方向の第2の位置における前記第2駆動ローラの回転速度と異なる速度でコントローラと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の画像形成装置は、帯電されたトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に静電像を形成する像形成手段と、前記像担持体の静電像を現像してトナー像を形成する現像手段と、前記像担持体と対向する無端状の中間転写体と、前記中間転写体を駆動する第1駆動ローラと、前記像担持体から前記中間転写体にトナー像を転写する第1転写手段と、記録材を搬送する無端状の記録材搬送体と、前記記録材搬送体を駆動する第2駆動ローラと、前記中間転写体から前記記録材搬送体で搬送される記録材にトナー像を転写する第2転写手段と、を備える画像形成装置において、前記中間転写体の周長が前記記録材搬送体の周長の略整数倍に設定され、前記中間転写体の周方向の1周に亘って形成された複数の第1トナーパターンを検出する第1検出手段と、前記中間転写体の複数の第1トナーパターンを前記第2転写手段で前記記録材搬送体の1周の前記略整数倍に亘って転写した複数の第2トナーパターンを検出する第2検出手段と、テストモード中に前記第1検出手段が検知した前記第1トナーパターンのそれぞれと、前記第1トナーパターンのそれぞれに対応する前記第2検出手段が検知した前記第2トナーパターンのそれぞれと、に基づいて、画像形成中に前記中間転写体の周方向の第1の位置に対応する前記像担持体の位置における前記像形成手段の静電像を形成するタイミングを、前記第1の位置と異なる前記中間転写体の周方向の第2の位置に対応する前記像担持体の位置における前記像形成手段の静電像を形成するタイミングと異なるタイミングで制御するコントローラと、を備えることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、第1速度検出手段が検出した中間転写体の速度、及び、第2速度検出手段が検出した記録材搬送体の速度に基づいて、中間転写体及び記録材搬送体の速度差を算出し、速度差に基づいて、第2駆動ローラの回転速度が制御される。したがって、コントローラは、ベルト間速度差を算出し、このベルト間速度差に基づいて第2駆動ローラの回転速度を制御すれば、記録材搬送ベルトの回転速度を制御してベルト間速度差を補正することができる。その結果、ベルト間速度差による画像倍率の変化が容易に補正される。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 2次転写部の構成を示す拡大断面図等である。 中間転写ベルトが1周回転する間の中間転写ベルトの回転速度の推移を示すグラフ等である。 中間転写ベルトの回転速度ムラ、及び、2次転写搬送ベルトの回転速度ムラの関係を示すグラフ等である。 フォトセンサによって検出された信号の時間変化を示すグラフである。 経過時間及び画像倍率の関係を示すグラフ等である。 コントローラの制御工程を示すフローチャートである。 実施例2に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 コントローラの制御工程を示すフローチャート等である。
以下、図面を参照し、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対位置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置100の構成を示す断面図である。画像形成装置100は、電子写真画像形成プロセスを利用した画像形成装置である。図1に示されるように、画像形成装置100は、帯電されたトナー像を担持する『像担持体』である感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)、『帯電手段』である帯電ローラ2(2a、2b、2c、2d)を備える。画像形成装置100は、『露光手段』である露光装置3(3a、3b、3c、3d)、『現像手段』である現像装置(4a、4b、4c、4d)、『清掃手段』であるクリーニング装置(6a、6b、6c、6d)を備える。なお、2、3、4、6といった符号に関して、添え字a、b、c、dが付記されているが、aはイエロー、bはマジェンダ、cはシアン、dはブラックに相当する。
画像形成装置100は、感光体ドラム1と対向する無端状の『中間転写体』である中間転写ベルト51を備える。画像形成装置100は、中間転写ベルト51を駆動する『第1駆動ローラ』である駆動ローラ54、52と、感光体ドラム1から中間転写ベルト51にトナー像を転写する『第1転写手段』である1次転写ローラ53(53a、53b、53c、53d)と、を備える。駆動ローラ54、52は、いずれか一方が駆動し、いずれか他方が従動する構成でも良い。また、画像形成装置100は、中間転写ベルト51及び2次転写搬送ベルト58を介して2次転写ローラ57に対向する2次転写対向ローラ56を備える。なお、53といった符号に関して、添え字a、b、c、dが付記されているが、aはイエロー、bはマジェンダ、cはシアン、dはブラックに相当する。
画像形成装置100は、記録材Pを搬送する無端状の『記録材搬送体』である2次転写搬送ベルト58を備える。画像形成装置100は、2次転写搬送ベルト58を駆動する『第2駆動ローラ』である駆動ローラ59、61と、中間転写ベルト51から2次転写搬送ベルト58で搬送される記録材Pにトナー像を転写する『第2転写手段』である2次転写ローラ57と、を備える。駆動ローラ59、61は、いずれか一方が駆動し、いずれか他方が従動する構成でも良い。また、この画像形成装置100では、中間転写ベルト51の周長が2次転写搬送ベルト58の周長の略整数倍に設定される。中間転写ベルト51の周長が、『第1駆動ローラ』である駆動ローラ54の周長の略整数倍に設定される。2次転写搬送ベルト58の周長が、『第2駆動ローラ』である駆動ローラ59の周長の略整数倍に設定される。
さらに、画像形成装置100は、定着装置7、給送カセット8を備える。画像形成装置100は、中間転写ベルト51の速度を検出する『第1速度検出手段』であるフォトセンサ91と、2次転写搬送ベルト58の速度を検出する『第2速度検出手段』であるフォトセンサ92と、を備える。感光体ドラム1、中間転写ベルト51及び1次転写ローラ57が、中間転写ベルト51に対してトナー像のパターンを形成する場合には、次のことが言える。すなわち、『第1検出手段』でもあるフォトセンサ91は、中間転写ベルト51の上に転写されたパターンを読み取り、『第2検出手段』でもあるフォトセンサ92は、2次転写搬送ベルト58の上に転写されたパターンを読み取ることになる。また、画像形成装置100は、駆動ローラ59の回転速度を制御する制御手段591を備える。感光体ドラム1、帯電ローラ2、露光装置3、現像装置4、クリーニング装置6によって構成されるプロセスユニットをイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像を形成するために4つ備えている。
画像形成装置100は、コントローラ60を備える。コントローラ60は、フォトセンサ91が検出した中間転写ベルト51の速度、及び、フォトセンサ92が検出した2次転写搬送ベルト58の速度に基づいて、中間転写ベルト51及び2次転写搬送ベルト58の『速度差』であるベルト間速度差を算出する。コントローラ60は、ベルト間速度差に基づいて、『第2駆動ローラ』である駆動ローラ59の回転速度を制御する。後述するが、コントローラ60は、経過時間に対してフォトセンサ91が読み取ったパターンの長さ及びパターン同士の間隔から中間転写ベルト51の速度を算出する。コントローラ60は、経過時間に対してフォトセンサ92が読み取ったパターンの長さ及びパターン同士の間隔から2次転写搬送ベルト58の速度を算出する。
次に、画像形成装置100の画像形成動作について説明する。まず、矢印方向に回転している感光体ドラム1aに対して、感光体ドラム1aの上方に配設された帯電ローラ2aによって接触帯電が行なわれる。帯電ローラ2aの下流において帯電した感光体ドラム1aに対して露光装置3aによって画像情報に応じた静電像が形成される。露光装置3aの下流には現像装置4aが配設されており、感光体ドラム1a上の静電像に対してトナーを供給し、トナー像が形成される。以上の工程が4つのプロセスユニットPa、Pb、Pc、Pdにおいて行なわれる。
4つの感光体ドラム1a、1b、1c、1dの下方には中間転写ベルト51を介して1次転写ローラ53a、53b、53c、53dが配設されている。1次転写ローラ53a〜53dには感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像の帯電極性と電位に応じた電圧が印加され、感光体ドラム1上のトナー像は静電的に中間転写ベルト51の表面に転写される。中間転写ベルト51は、駆動ローラ54によって矢印方向に回転駆動しており、感光体ドラム1a〜1d上に形成された各色のトナー像を、中間転写ベルト51上に順次転写することでフルカラー画像を形成する。このフルカラー画像は、中間転写ベルト51の回転駆動によって2次転写部5まで搬送される。
一方、このときまでに給送カセット8から取り出された記録材Pはピックアップローラ81を経て搬送ローラ82に供給され、2次転写搬送ベルト58上に送られる。2次転写搬送ベルト58は駆動ローラ59によって矢印方向に回転駆動しており、記録材Pを2次転写部5へ搬送する。2次転写部5においてトナー像の帯電極性と電位に応じて2次転写対向ローラ56と2次転写ローラ57に印加された電圧によって、中間転写ベルト51上のトナー像が記録材P上に転写される。中間転写ベルト51上の転写残トナー等は転写ベルトクリーナ55によって除去、回収される。
トナー像が転写された記録材Pは2次転写搬送ベルト58から分離され、定着装置7まで送られる。定着装置7は定着ローラ71、加圧ローラ72で構成され、定着ローラ71の内部にはヒータ73が配設されている。定着装置7に搬送された記録材Pは定着ローラ71と加圧ローラ72の間を通過する際にヒータ73による加熱と加圧を受け、記録材P上のトナー像は溶融してフルカラー画像として定着される。
次に、画像形成装置100が有する2次転写部5に関して詳述する。2次転写ローラ57は、φ12の金属からなる芯金の表面に6mm厚の導電性ゴムスポンジを形成している。導電性ゴムスポンジにはニトリルブタジエンゴムやエチレンプロピレンジエンゴム、ウレタンなどにイオン性導電剤を混入したものを用いる。抵抗値は、2次転写ローラ57に1kg重をかけて導電性の円筒に圧接し、導電性の円筒の回転によって2次転写ローラ57を従動回転させながら芯金に2kVを印加したときに流れる電流から求め、1×10〜1×10Ωのものを用いる。より好ましくは1×10〜1×10Ωのものを用いる。2次転写ローラ57には、記録材Pが2次転写部を通過するときに2次転写ローラ57に20〜70μAが流れるように2〜7kVの電圧が印加される。
中間転写ベルト51は、ポリイミドなどの誘電体樹脂にカーボンブラックを含有させたもの、あるいはポリイミドなどを用いる樹脂層、ウレタンなどを用いる弾性層、フッ素樹脂などを用いる被覆層を組み合わせた多層構造のものである。この中間転写ベルト51には、体積抵抗率が1×10〜1×1012Ω・cm、厚みは50〜600μmのものを用いる。2次転写搬送ベルト58は厚さ50〜600μm、体積抵抗率が1×10〜1×1016Ω・cmのニトリルブタジエンゴムやエチレンプロピレンジエンゴム、ウレタンなどのゴム、またはポリイミドなどの樹脂材料を用いる。また、イオン性導電剤を含有させ、体積抵抗率を1×10〜1×1011Ω・cmにしたものでもよい。
本実施形態における中間転写ベルト51の周長は2次転写搬送ベルト58の周長の略整数倍である。中間転写ベルト51の周長が600mm、2次転写搬送ベルト58の周長が200mmの場合、中間転写ベルトが1回転する間に2次転写搬送ベルトは3回転する。
図2(a)は、2次転写部5の構成を示す拡大断面図である。図2(a)に示されるように、2次転写部5では、中間転写ベルト51の内側に配置される2次転写対向ローラ56と、2次転写搬送ベルト58の内側に配置される2次転写ローラ57と、が設けられている。2次転写対向ローラ56及び2次転写ローラ57がニップを形成して2次転写部5が形成されている。2次転写部5よりも中間転写ベルト51の上流側には、中間転写ベルト51に対向するように『第1読取手段』であるフォトセンサ91が配置されている。フォトセンサ91は、中間転写ベルト51の表面に転写されたトナー像を検出するようになっている。2次転写部5よりも2次転写搬送ベルト58の下流側には、2次転写搬送ベルト58に対向するように『第2読取手段』であるフォトセンサ92が配置されている。フォトセンサ92は、2次転写搬送ベルト58の表面に転写されたトナー像を検出するようになっている。
図2(b)は、フォトセンサ91の構成を示す断面図である。図2(b)に示されるように、フォトセンサ91は、LEDなどの発光素子911、及び、フォトダイオードなどの受光素子912を備えている。そして、発光素子911によってパターン511を照射し、その反射光を受光素子912で検出する。フォトセンサ92の構成は、フォトセンサ91の構成と同様である。
図3(a)は、中間転写ベルト51が1周回転する間の中間転写ベルト51の回転速度の推移を示すグラフである。図3(a)に示されるように、中間転写ベルト51には、中間転写ベルト51の厚みムラによる回転速度ムラがある。
図3(b)は、2次転写搬送ベルト58が1周回転する間の2次転写搬送ベルト58の回転速度の推移を示すグラフである。図3(b)に示されるように、2次転写搬送ベルト58には、2次転写搬送ベルト58の厚みムラによる回転速度ムラがある。
図4(a)は、中間転写ベルト51の回転速度ムラ、及び、2次転写搬送ベルト58の回転速度ムラの関係を示すグラフである。図4(a)に示されるように、中間転写ベルト51及び2次転写搬送ベルト58は、回転速度の極大値及び極小値が必ずしも一致しない。
図4(b)は、中間転写ベルト51及び2次転写搬送ベルト58の間のベルト間速度差の推移を示すグラフである。図4(b)に示されるように、中間転写ベルト51及び2次転写搬送ベルト58の間のベルト間速度差は、中間転写ベルト51の1周の周期毎で同じになる。
図5(a)は、経過時間に対し、フォトセンサ91によって検出された信号の検出値の推移を示すグラフである。図5(a)に示されるように、パターン511によって検出閾値を超えたタイミングと検出閾値を下回ったタイミングから、コントローラ60は、パターン511の長さL11、L12とパターン511の間隔L13を求める。
図5(b)は、経過時間に対し、フォトセンサ92によって検出された信号の検出値の推移を示すグラフである。図5(a)に示されるように、パターン512によって検出閾値を超えたタイミングと検出閾値を下回ったタイミングから、コントローラ60は、パターン512の長さに相当する値とパターン511同士の間隔に相当する値を求める。
中間転写ベルト51と2次転写搬送ベルト58の間にベルト間速度差が存在すると、転写されたパターンの倍率が変化し、『パターンの長さ』に相当するパターン時間長さL11とL21に差が発生する。同様に、『パターン同士の間隔』に相当する間隔時間長さL12とL22、間隔時間長さL13とL23にも差が発生する。このときの倍率の変化はL21/L11、L22/L12、L23/L13となり、パターン形成位置とパターン非形成位置(パターン間隔位置)の画像倍率変化を求めることができる。
パターンの長さは1mm以上50mm以下であり、パターン間隔の長さ1mm以上50mm以下である。中間転写ベルトの周長が600mm、2次転写搬送ベルト58の周長が200mmの場合に、長さ10mm、間隔5mmのパターンを中間転写ベルト51の1周にわたって転写し、画像倍率を検出する。そうすれば、40箇所のパターン時間長さと間隔時間長さの倍率変化から中間転写ベルト51の1周分の画像倍率の変化が得られる。
図6(a)は、経過時間に対する画像倍率の推移を示すグラフである。前述した中間転写ベルト51と2次転写搬送ベルト58の間のベルト間速度差は、実施例1では中間転写ベルト51の1周の周期で同じであるので、図6(a)に示されるように、パターンの倍率変化も中間転写ベルト51の1周の周期で同じになる。そのため、中間転写ベルト51の1周分のパターン倍率の変化を検出し、その結果から中間転写ベルト51と2次転写搬送ベルト58のベルト間速度差を求めれば、中間転写ベルト51の2周目以降のベルト間速度差も予測できる。
図6(b)は、ベルト間速度差及び2次転写搬送ベルト58の回転速度補正量の関係を示すグラフである。そこで、図6(b)のように中間転写ベルト51が1周する間の2次転写搬送ベルト58の回転速度を駆動ローラ59の回転速度制御によってベルト間速度差を打ち消すように加減速させる補正を行なうと良い。
図7は、コントローラ60の制御工程を示すフローチャートである。図7に示されるように、コントローラ60は、ベルト間速度差を補正するように制御する。コントローラ60は、制御を開始し、画像を形成する前に画像倍率を補正するためのパターン511を中間転写ベルト51に転写する(ステップS1)(図2(a)参照)。そして、コントローラ60は、フォトセンサ91が中間転写ベルト51の上のパターン511を検出するように制御する(ステップS2)。その後、コントローラ60は、2次転写ローラ57及び2次転写対向ローラ56が2次転写部5を形成しながら駆動するように制御し、中間転写ベルト51上のパターン511が2次転写搬送ベルト58に対して転写される(ステップS3)。その後は、中間転写ベルト51の上のパターン511は、2次転写搬送ベルト58上のパターン512として搬送される。
次に、コントローラ60は、フォトセンサ92が2次転写搬送ベルト58の上のパターン512を検出するように制御する(ステップS4)。これと併行して、コントローラ60は、フォトセンサ91が中間転写ベルト51の上のパターン511を検出するように制御する。
コントローラ60は、パターン時間長さL11、L12及び間隔時間長さL13、及び、パターン時間長さL21、L22及び間隔時間長さL23から、倍率変化L21/L11、L22/L12、L23/L13を導出する。こうして、パターン形成位置とパターン非形成位置(パターン間隔位置)の画像倍率変化を算出する(ステップS5)。
コントローラ60は、中間転写ベルト51の1周分のパターン倍率の変化を算出し、その結果から中間転写ベルト51と2次転写搬送ベルト58のベルト間速度差を算出し、中間転写ベルト51の2周目以降のベルト間速度差を算出する(ステップS6)。
コントローラ60は、中間転写ベルト51が1周する間の2次転写搬送ベルト58の回転速度を駆動ローラ59の回転速度制御によってベルト間速度差を打ち消すように加減速させる補正を行なう(ステップS7)。
中間転写ベルト51の周長が600mm、2次転写搬送ベルト58の周長が200mmの場合、2次転写搬送ベルト58上の位置Aは、中間転写ベルト51が一周する間に3度、中間転写ベルト51と接触する。そして、1度目接触時のベルト間速度差が−0.3%、2度目接触時のベルト間速度差が+0.4%、3度目接触時のベルト間速度差が+0.2%として得られたとする。この場合に、位置Aにおける駆動ローラ59の回転速度を1度目接触時は+0.3%、2度目接触時は−0.4%、3度目接触時は−0.2%となるように制御する。同様の制御を、ベルト間速度差を検出した全箇所で行なっておけば、中間転写ベルトの2周目以降のパターン倍率変化に対しても同じ制御でベルト間速度差を打ち消すことができる。そして、コントローラ60は、その補正に基づいて、画像形成を開始する(ステップS8)。
実施例1に記載の画像形成装置100によれば、コントローラ60は、フォトセンサ91が検出した中間転写ベルト51の速度、及び、フォトセンサ91が検出した2次転写搬送ベルト58の速度に基づいて、以下の制御をする。すなわち、コントローラ60は、中間転写ベルト51及び2次転写搬送ベルト58のベルト間速度差を算出し、ベルト間速度差に基づいて、駆動ローラ59の回転速度を制御する。また、中間転写ベルト51の周長が2次転写搬送ベルト58の周長の略整数倍に設定されることによって、ベルト間速度差が中間転写ベルト51の1周の周期で同じになる。したがって、コントローラ60は、ベルト間速度差を算出し、このベルト間速度差に基づいて駆動ローラ59の回転速度を制御すれば、2次転写搬送ベルト58の回転速度を制御してベルト間速度差を補正することができる。その結果、ベルト間速度差による画像倍率の変化が容易に補正される。なお、中間転写ベルト51の1周目のベルト間速度差が補正されると、中間転写ベルト51の2周目以降のベルト間速度差も同じ制御で補正することができる。
感光体ドラム1、中間転写ベルト51及び1次転写ローラ57が、中間転写ベルト51に対してトナー像のパターンを形成する場合には、コントローラ60は、以下の制御をする。すなわち、コントローラ60は、経過時間に対してフォトセンサ91が読み取った『パターンの長さ』に相当するパターン時間長さL11、L12及び『パターン同士の間隔』に相当する間隔時間長さL13から中間転写ベルト51の速度を算出する。コントローラ60は経過時間に対してフォトセンサ92が読み取った『パターンの長さ』に相当するパターン時間長さL21、L22及び『パターン同士の間隔』に相当する間隔時間長L23さから2次転写搬送ベルト58の速度を算出する。このことから、中間転写ベルト51と2次転写搬送ベルト58に転写したパターンの倍率変化が検出される。このパターンの倍率変化から、中間転写ベルト51及び2次転写搬送ベルト58のベルト間速度差が検出され、ベルト間速度差の補正量が容易に導出される。
さらに、中間転写ベルト51の周長が、『第1駆動ローラ』である駆動ローラ54の周長の略整数倍であることから、駆動ローラ54が偏芯していたとしても、駆動ローラ54の回転速度ムラが中間転写ベルト51の上の同じ位置に表れる。そのために、中間転写ベルト51と2次転写搬送ベルト58の間のベルト間速度差の変化が抑制される。
また、2次転写搬送ベルト58の周長が、『第2駆動ローラ』である駆動ローラ59の周長の略整数倍であることから、駆動ローラ59が偏芯していたとしても、駆動ローラ59の回転速度ムラが2次転写搬送ベルト58の上の同じ位置に表れる。そのために、中間転写ベルト51と2次転写搬送ベルト58の間のベルト間速度差の変化が抑制される。
図8は、実施例2に係る画像形成装置200の構成を示す断面図である。実施例2の画像形成装置200の構成のうち実施例1の画像形成装置100と同一の構成及び効果に関しては、同一の符号を用いて説明を適宜省略する。実施例2の画像形成装置200が実施例1の画像形成装置100と異なる点は、画像形成装置200が『コントローラ』である『像形成タイミング制御手段』としての像形成タイミング制御装置31を備える点である。画像形成装置200の画像形成動作と2次転写部5は実施例1と同様である。
また、像形成タイミング制御装置31は、感光体ドラム1に静電像を形成する『像形成手段』である露光装置3と、感光体ドラム1の静電像を現像してトナー像を形成する『現像手段』である現像装置4と、を特徴的な動作する。
さらに、中間転写ベルト51の周長が2次転写搬送ベルト58の周長の略整数倍に、中間転写ベルト51の周長が駆動ローラ54の周長の略整数倍に、感光体ドラム1の周長が駆動ローラ54の周長の略整数倍に設定される。なお、2次転写搬送ベルト58の周長が、『第2駆動ローラ』である駆動ローラ59の周長の略整数倍であっても良い。このように、2次転写搬送ベルト58の周長が、『第2駆動ローラ』である駆動ローラ59の周長の略整数倍である場合には、駆動ローラ59が偏芯していたとしても、駆動ローラ59の回転速度ムラが2次転写搬送ベルト58の上の同じ位置に表れる。そのために、中間転写ベルト51と2次転写搬送ベルト58の間のベルト間速度差の変化が抑制される。
フォトセンサ91は、『第1寸法検出手段』として機能し、中間転写ベルト51に転写されたトナー像の寸法を検出する。フォトセンサ92は、『第2寸法検出手段』として機能し、2次転写搬送ベルト58に転写されたトナー像の寸法を検出する。
また、感光体ドラム1、露光装置3、現像装置4、中間転写ベルト51及び1次転写ローラ57が、中間転写ベルト51に対してトナー像のパターンを形成する場合には、以下のようになる。すなわち、『第1検出手段』であるフォトセンサ91は、中間転写ベルト51の上に転写されたトナー像を読み取り、『第2検出手段』であるフォトセンサ92は、2次転写搬送ベルト58の上に転写されたトナー像を読み取る。
画像形成装置200は、前述のコントローラ60とは別に『コントローラ』である『像形成タイミング手段』としての像形成タイミング制御装置31を備える。コントローラ60は、フォトセンサ91が検出した中間転写ベルト51の上のトナー像の寸法、及び、フォトセンサ92が検出した2次転写搬送ベルト58の上のトナー像の寸法に基づいて、以下のものを算出する。すなわち、中間転写ベルト51から2次転写搬送ベルト58に転写される画像倍率を算出する。そして、像形成タイミング制御装置31は、画像倍率に基づいて、『像形成手段』である露光装置3が『像担持体』である感光体ドラム1の表面に静電像を形成するタイミングを制御する。
また、コントローラ60は、経過時間に対してフォトセンサ91が読み取った『パターンの長さ』に相当するパターン時間長さL11、L12及び『パターン同士の間隔』に相当する間隔時間長さL13を算出する。また、コントローラ60は、経過時間に対してフォトセンサ92が読み取った『パターンの長さ』に相当するパターン時間長さL21、L22及び『パターン同士の間隔』に相当する間隔時間長さL23を算出する。さらに、コントローラ60は、これらから、中間転写ベルト51から2次転写搬送ベルト58に転写される画像倍率を算出する。
図9(a)は、実施例2の画像形成装置200の画像形成工程を示すフローチャートである。ステップS1〜ステップS5は、実施例1の場合と同様であることから、実施例1の説明を援用するものとする。実施例2でも、中間転写ベルト51と2次転写搬送ベルト58の間のベルト間速度差は中間転写ベルト51の1周の周期で同じであるので、図6(a)に示されるようにパターンの倍率変化も中間転写ベルト51の1周の周期で同じになる。
そのため、中間転写ベルト51の1周分のパターン倍率の変化を検出すれば、中間転写ベルト51の2周目以降の画像倍率変化も予測できる。そこで、コントローラ60は、図9(b)に示されるように、像形成タイミング制御装置31が露光装置3の駆動を制御して像形成タイミングを、画像倍率変化が起きることで元の画像を得られるように倍率を変える(ステップS16)。コントローラ60は、中間転写ベルト51の2周目以降のパターン倍率変化に対しても同じ制御で補正して像形成タイミング制御装置31を制御して画像形成を開始する(ステップS17)。
実施例2に記載の画像形成装置200によれば、コントローラ60は、フォトセンサ91が検出した中間転写ベルト51上のトナー像の寸法、及び、フォトセンサ91が検出した2次転写搬送ベルト58上のトナー像の寸法に基づいて、以下の制御をする。すなわち、コントローラ60は、中間転写ベルト51及び2次転写搬送ベルト58に転写される画像倍率を算出し、像担持体の表面に静電像を形成するタイミングが制御される。また、中間転写ベルト51の周長が2次転写搬送ベルト58の周長の略整数倍に設定されることによって、2次転写における画像倍率の変化が中間転写ベルト51の1周の周期で同じになる。したがって、コントローラ60は、画像倍率を算出し、この画像倍率に基づいて露光装置3が感光体ドラム1の表面に静電像を形成するタイミングを制御して画像倍率を補正することができる。その結果、2次転写時の画像倍率の変化による画像倍率の変化が容易に補正される。なお、中間転写ベルト51の1周目のベルト間速度差が補正されると、中間転写ベルト51の2周目以降のベルト間速度差も同じ制御で補正することができる。
また、感光体ドラム1、露光装置3、現像装置4、中間転写ベルト51及び1次転写ローラ57が、中間転写ベルト51に対してトナー像のパターンを形成する場合には、コントローラ60は、以下の制御をする。コントローラ60は、経過時間に対してフォトセンサ91が読み取った『パターンの長さ』に相当するパターン時間長さL11、L12及び『パターン同士の間隔』に相当する間隔時間長さL13を算出する。また、コントローラ60は、経過時間に対してフォトセンサ92が読み取った『パターンの長さ』パターン時間長さL21、L22及び『パターン同士の間隔』に相当する間隔時間長さL23を算出する。また、コントローラ60は、これらから、中間転写ベルト51から2次転写搬送ベルト58に転写される画像倍率を算出する。このことから、中間転写ベルト51と2次転写搬送ベルト58に転写したパターンの倍率変化が検出される。このパターンの倍率変化から、像形成タイミング制御装置31による像形成タイミングの補正量が容易に導出される。
1 感光体ドラム(像担持体)
31 像形成タイミング制御装置(像形成タイミング制御手段)(コントローラ)
51 中間転写ベルト(中間転写体)
53 1次転写ローラ(1次転写体)
54 駆動ローラ(第1駆動ローラ)
57 2次転写ローラ(2次転写体)
58 2次転写搬送ベルト(記録材搬送ベルト)
59 駆動ローラ(第2駆動ローラ)
60 コントローラ
91 フォトセンサ(第1速度検出手段)
92 フォトセンサ(第2速度検出手段)
100、200・・・画像形成装置

Claims (8)

  1. 帯電されたトナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体と対向する無端状の中間転写体と、
    前記中間転写体を駆動する第1駆動ローラと、
    前記像担持体から前記中間転写体にトナー像を転写する第1転写手段と、
    記録材を搬送する無端状の記録材搬送体と、
    前記記録材搬送体を駆動する第2駆動ローラと、
    前記中間転写体から前記記録材搬送体で搬送される記録材にトナー像を転写する第2転写手段と、を備える画像形成装置において、
    前記中間転写体の周長が前記記録材搬送体の周長の略整数倍に設定され、
    前記中間転写体の周方向の1周に亘って形成された複数の第1トナーパターンを検出する第1検出手段と、
    前記中間転写体の複数の第1トナーパターンを前記第2転写手段で前記記録材搬送体の1周の前記略整数倍に亘って転写した複数の第2トナーパターンを検出する第2検出手段と、
    テストモード中に前記第1検出手段が検知した前記第1トナーパターンのそれぞれと、前記第1トナーパターンのそれぞれに対応する前記第2検出手段が検知した前記第2トナーパターンのそれぞれと、に基づいて、画像形成中に前記記録材搬送体の周方向の第1の位置における前記第2駆動ローラの回転速度を、前記第1の位置と異なる前記記録材搬送体の周方向の第2の位置における前記第2駆動ローラの回転速度と異なる速度でコントローラと、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記コントローラは、前記テストモード中に前記第1検出手段が検出した前記第1トナーパターンのそれぞれと、前記第1トナーパターンのそれぞれに対応する前記第2検出手段が検出した前記第2トナーパターンのそれぞれと、に基づき、それぞれに対応する前記中間転写体と前記記録材搬送体の位置における時間比を算出し、前記時間比のそれぞれが同一になるように、画像形成中に前記第2駆動ローラの回転速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記コントローラは、前記テストモード中に前記第1検出手段が検出した前記第1トナーパターンのそれぞれの時間と、前記第1トナーパターンのそれぞれに対応する前記第2検出手段が検出した前記第2トナーパターンのそれぞれの時間と、に基づき、画像形成中に前記第2駆動ローラの回転速度を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記コントローラは、前記テストモード中に前記第1検出手段が検出した前記第1トナーパターンにおける隣り合う前記第1トナーパターン間のそれぞれの時間と、前記第1トナーパターン間のそれぞれに対応する前記第2検出手段が検出した前記第2トナーパターンにおける隣り合う前記第2トナーパターン間のそれぞれの時間と、に基づき、画像形成中に前記第2駆動ローラの回転速度を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記コントローラは、画像形成中に前記中間転写体の周方向の第3の位置に対応する前記記録材搬送体の位置における前記第2駆動ローラの回転速度を、前記第3の位置と異なる前記中間転写体の周方向の第4の位置に対応する前記記録材搬送体の位置における前記第2駆動ローラの回転速度と異なる速度で前記第2駆動ローラの回転速度を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 帯電されたトナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に静電像を形成する像形成手段と、
    前記像担持体の静電像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記像担持体と対向する無端状の中間転写体と、
    前記中間転写体を駆動する第1駆動ローラと、
    前記像担持体から前記中間転写体にトナー像を転写する第1転写手段と、
    記録材を搬送する無端状の記録材搬送体と、
    前記記録材搬送体を駆動する第2駆動ローラと、
    前記中間転写体から前記記録材搬送体で搬送される記録材にトナー像を転写する第2転写手段と、を備える画像形成装置において、
    前記中間転写体の周長が前記記録材搬送体の周長の略整数倍に設定され、
    前記中間転写体の周方向の1周に亘って形成された複数の第1トナーパターンを検出する第1検出手段と、
    前記中間転写体の複数の第1トナーパターンを前記第2転写手段で前記記録材搬送体の1周の前記略整数倍に亘って転写した複数の第2トナーパターンを検出する第2検出手段と、
    テストモード中に前記第1検出手段が検知した前記第1トナーパターンのそれぞれと、前記第1トナーパターンのそれぞれに対応する前記第2検出手段が検知した前記第2トナーパターンのそれぞれと、に基づいて、画像形成中に前記中間転写体の周方向の第1の位置に対応する前記像担持体の位置における前記像形成手段の静電像を形成するタイミングを、前記第1の位置と異なる前記中間転写体の周方向の第2の位置に対応する前記像担持体の位置における前記像形成手段の静電像を形成するタイミングと異なるタイミングで制御するコントローラと、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記中間転写体の周長が、前記第1駆動ローラの周長の略整数倍であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記記録材搬送体の周長が、前記第2駆動ローラの周長の略整数倍であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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