JP5502713B2 - 出没式筆記具 - Google Patents
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Description
このような出没式筆記具を組立てる際には、リフィールの後端部に接続された押子を、後軸の前端開口部に挿入し、該押子を後軸の内部から前記窓部に挿通させて後軸の周壁に係合させるようにしている。
この作業は、クリップ支持用の押子と180度反対となる位置に、他の押子を挿入するための窓部がある場合には、この窓部を逃げ空間として利用できるため、多少改善されるが、クリップ支持用の押子を含む3つの押子を周方向に均等に配設した場合のように、クリップ支持用の押子と180度反対となる位置に他の押子を挿入するための窓部がない場合には、前記逃げ空間を確保できないので、特に困難であった。
後軸に対しクリップ支持用の押子を組付ける際、後軸の前端開口部から内部へ挿入された前記押子が、ガイド凹部によって後方へ導かれて窓部に挿通されるため、その組付け作業をスムーズに行うことができる。
この構成によれば、後軸内に挿入された押子を、ガイド凹部に嵌め合わせて後方へ移動し窓部へ挿入することができ、その作業をスムーズに行うことができる。
この構成によれば、押子をガイド凹部に挿入して後方へ移動する作業をよりスムーズに行うことができる。
この構成によれば、後軸内で押子を後方へ移動する際のがたつきを、二種類のガイド凹部によって効果的に抑制することができ、押子の組付け作業をよりスムーズに行うことができる。
この構成によれば、後軸内で押子を後方へ移動する際のがたつきを、幅広な補助ガイド凹部と、該凹部に連通する第1又は第2のガイド凹部とによって段階的に抑制することができ、ひいては、押子の組付け作業をよりスムーズに行うことができる。
この構成によれば、後軸内で後方へ移動した押子を、当接部との当接により位置合わせした後に、窓部へ挿入することができ、ひいては、押子を窓部に挿入し組付ける作業をよりスムーズに行うことができる。
この構成によれば、押子を前方へ押動操作する指が、後軸内へ沈み込む押子から滑って、押子が係止されるまで前進しないようなことを防ぐことができ、押子の操作性を向上することができる。
なお、本明細書中、「前」とは、出没式筆記具1が筆記部21を突出させる方向をいい、「後」とは、同出没式筆記具1が筆記部21を没入させる方向をいう。
なお、図示例によれば、押子30は、クリップ50を一体に支持する押子であり、一つだけ設けられる。また、押子40は、それ自体が直接押動操作される押子であり、二つ設けられる。これら押子30,40は、図1に示すように、軸筒10の周方向に均等に間隔を置いて(すなわち、角度120度置きに)配設される。
更に、窓部12a内における最後端部には、解除操作により後退した際の押子30に対し凹凸状に嵌り合う凸部12hが設けられる。
各ガイド部12b1の前端側には、前方へスライドした際の押子30の後端部を軸筒中心側へ沈み込ませて係止する係止段部12b11(図9参照)が設けられる。
この第1のガイド凹部12cの断面形状は、図8(II)(III)に示すように、押子30の軸筒中心側の係脱片部32に嵌り合う形状とされる。
そして、この第1のガイド凹部12cは、後軸12内における窓部12aよりも前方側の位置から後方へわたるように連続的に設けられる。
より詳細に説明すれば、第1のガイド凹部12cは、後軸12の長さの半分よりも若干前側の位置から、ガイド部12a1前端の当接部12a3にわたる範囲(図6(a)の範囲B及びC)に連続的に設けられる。
この第2のガイド凹部12dの断面形状は、押子30における突出部31に嵌り合う形状とされる(図8(II)(III)参照)。
そして、この第2のガイド凹部12dは、第1のガイド凹部12cに対し軸筒軸方向の長さ及び位置が略同一となるように設けられる。
この補助ガイド凹部12eの断面形状は、図8(I)に示すように、押子30の突出部31に対し、第2のガイド凹部12dよりも幅方向の遊びが大きい状態で嵌り合う形状とされる。すなわち、この補助ガイド凹部12eの幅寸法W5(図8(I)参照)は、押子30の突出部31の幅W6よりも大きく、且つ、第2のガイド凹部12dの幅W7(図8(II)参照)よりも大きく設定される。
この突出部31の軸筒軸方向の寸法Xは、後軸12におけるガイド部12a1前端の当接部12a3と、窓部12aの前端部との幅(図6における範囲C)よりも小さく設定されている。
この突出部31における軸筒求心方向側の端面であって、係脱片部32,32を間に挟んで両側となる部分(図4参照)は、ガイド部12a1の軸筒遠心方向側の面に摺接しガイドされる被ガイド面31c,31cとして作用する。
この係脱片部32,32の幅W1(図4(b)参照)は、該係脱片部32が後軸12におけるガイド部12a1,12a1間(図8(V)参照)に摺接するように、ガイド部12a1,12a1間の幅W3よりも若干小さい寸法に設定されている。
また、被係止部34は、押動操作により前進した際の当該押子30を係止段部12a2に係止させるための突起である。
また、係合凹部35は、最後退位置にある押子30に嵌り合って、該押子30の軸径方向のがたつきを阻むように形成される。
したがって、クリップ50の後端部を後軸12側へ押圧すれば、クリップ50前端部と後軸12との間を開放することができ、その押圧力を解除すれば、付勢部材51の付勢力によってクリップ50前端部と後軸12との間を閉鎖することができる。
先ず、各押子30(又は40)の前端にリフィール20が接続され、該リフィール20に環状に付勢部材52が装着される。
そして、リフィール20及び付勢部材52と一体の押子30が、図6に示すように、後軸12の前端開口部12gから後軸12内へ挿入される。
更に、押子40を押動操作した指pが段部12b2前端の傾斜面12b3に当接するため、指pに加わる刺激を緩和し、操作感触を良好にすることができる。
11:前軸 12:後軸
12a,12b:窓部 12a1:ガイド部
12a2:係止段部 12a3:当接部
12b2:段部 12c:第1のガイド凹部
12d:第2のガイド凹部 12e:補助ガイド凹部
20:リフィール 21:筆記部
30:押子 31:突出部
32:係脱片部 50:クリップ
Claims (6)
- 後軸外周面の窓部から出没操作のための押子を突出させるとともに、該押子にクリップを支持するようにした出没式筆記具であって、前記押子に対する軸筒径方向の対向位置に他の押子及び窓部を有さない出没式筆記具において、
前記後軸内における前記対向位置に前記押子を前方から挿入可能なガイド凹部を設け、前記押子の組付けの際に、前記押子が前記後軸の前端開口部から内部へ挿入され前記ガイド凹部によって後方へ導かれて前記窓部に挿通されるようにしたことを特徴とする出没式筆記具。 - 前記ガイド凹部が、前記窓部よりも前方側の位置から後方へわたるように連続的に設けられていることを特徴とする請求項1記載の出没式筆記具。
- 前記ガイド凹部を第1のガイド凹部とし、
前記後軸内における前記窓部よりも前方側の位置であって、前記第1のガイド凹部に対する軸筒径方向の対向位置に、前記押子を前方から挿入可能な第2のガイド凹部を設け、前記押子が前記第1及び第2のガイド凹部によって後方へ導かれるようにしたことを特徴とする請求項2記載の出没式筆記具。 - 前記第1及び第2のガイド凹部よりも前方側に、前記第1のガイド凹部と前記第2のガイド凹部とのうちの何れか一方に連通するとともにこの一方のガイド凹部よりも幅が広い補助ガイド凹部を設け、前記押子が前記補助ガイド凹部内に挿入された後に、前記一方のガイド凹部に嵌まり合うようにしたことを特徴とする請求項3記載の出没式筆記具。
- 前記後軸内における前記窓部の前端よりも後側に当接部を設け、前記組付けの際、後方へ導かれた前記押子が前記当接部に当接することで前記窓部に挿入可能な位置になるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の出没式筆記具。
- クリップを支持する前記押子以外に、クリップを支持しない他の押子を備え、前記他の押子を前進させて後軸内に沈み込ませて係止するようにした出没式筆記具であって、前記他の押子を突出する窓部の縁に、前記後軸の外周面を段状に凹ませてなる段部を設けたことを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の出没式筆記具。
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