JP5501885B2 - 遠隔調整装置、及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔調整装置、及びこの遠隔調整装置を搭載した撮像装置に関する。より詳細には、遠隔操作部からフォーカス又は/及び絞りを調整可能な遠隔調整装置、及びこの遠隔調整装置を搭載した撮像装置に関する。
プラントの監視等の小型カメラに対して、フォーカスとアイリスを遠隔操作部から調整できる構成が特許文献1に開示されている。図7に、特許文献1に開示された小型カメラの説明図を示す。この小型カメラは、カメラケース101、保持金具102、レンズ本体103、DCサーボモータ104、歯車105、106、DCソレノイド107、プランジャ108、ピン109、レバー110、ケーブル120、レンズ121等を有する。
フォーカスを調整する場合には、ケーブル120に接続された遠隔操作部(不図示)を操作してDCサーボモータ104を正・逆に回転させ、その回転軸に取り付けられた歯車105を回転させる。そして、これに係合して噛み合う歯車106を回転させることによって、レンズ121のフォーカス調整部111でレンズ121を駆動し、フォーカスを調整する。上記特許文献1の方法によれば、遠隔操作用途に威力を発揮する。しかしながら、レンズ本体において、フォーカスを調整することはできなかった。
特許文献2においては、遠隔操作用ズームレンズにおいて、遠隔操作場所まで足を運ばなくてもカメラシステムの設置場所で容易にフォーカス調整が可能な構成が開示されている。図8に、特許文献2に開示された遠隔操作用ズームレンズシステムの説明図を示す。オートフォーカス機能付きズームレンズ211及びカメラ212は、撮影方向に上下左右に回転させる機能を有する装置213に搭載されている。ズームレンズ本体211には、モータを内蔵したレンズ駆動装置215が取り付けられ、切替クラッチ216を電動側に切り替えると操作スイッチ217又は遠隔装置側214の制御ノブにてズームを電動操作することができる。切替クラッチ216を手動側に切り替えると、ズームリング218にて手動操作が可能となる。
特開平8−248301号公報 特開2006−267645号公報
ところで、バイオ用の超高感度カメラは、蛍光物質、発光物質を利用した研究分野、バイオイメージング分野、医療分野をはじめとする様々な分野で活用されている。バイオ用の超高感度カメラは、生体組織等の被写体に応じて、若しくは被写体の状態に応じてフォーカスを調整可能なように、レンズ本体部においてマニュアルでフォーカスを調整するマニュアルフォーカス方式が大半である。
しかしながら、このようなカメラにおいて、生体等から発する微量の光を暗所で検出して撮影する場合には、使い勝手がよいとは言えなかった。これは、撮影前に当該箇所でフォーカスを調整する必要があるためである。また、経時的な変化を追跡したい場合等において、経時的にフォーカスずれが生じた場合に、当該箇所でフォーカスを再調整することが困難だからである。
そこで、レンズ本体部においてマニュアルでフォーカスの調整する既存のバイオ用超高感度カメラに対し、遠隔操作可能なフォーカス用の遠隔調整装置を着脱自在に取り付けることができれば、操作性が格段に向上する。さらに、これに付随して、研究開発の用途の幅を格段に広げることが期待できる。
なお、バイオ用超高感度カメラに関する課題について述べたが、既存の撮像装置において同様の課題が生じ得る。また、フォーカス用途に限定されず絞り機能についても、同様の課題が生じ得る。
本発明は、上記背景に鑑みてなされたものであり、レンズ本体部においてマニュアルでフォーカス又は/及び絞りの調整が可能な既存の撮像装置に対して着脱自在に取り付け可能であり、かつ遠隔でフォーカス又は/及び絞りの調整操作が可能な遠隔調整装置、及びこの遠隔調整装置を着脱自在に取り付けた撮像装置を提供することである。
本発明に係る撮像装置は、遠隔操作が可能な撮像装置であって、手動で回動可能な回動ユニットと、前記回動ユニットの回動に連動する調整ユニットと、前記回動ユニットを遠隔操作部の指示に基づいて回動させることが可能であり、かつ着脱自在に構成された遠隔調整装置を備える。前記遠隔調整装置は、前記回動ユニットに当接して、当該回動ユニットを連動して回動させる回動手段と、前記回動手段を回動させる駆動手段と、前記駆動手段の少なくとも一部を収容した筺体と、前記筺体を前記撮像装置に着脱自在に固定する取り付け手段と、前記遠隔操作部で実行した操作を前記駆動手段まで伝達する伝送手段とを具備する。前記調整ユニットは、フォーカスレンズ、又は/及び絞りであり、前記遠隔調整装置は、前記フォーカスレンズの位置を調整するフォーカス用、又は/及び前記絞りの度合いを調整する絞り用の調整装置である。
本発明に係る遠隔調整装置は、回動ユニットを調整することにより調整ユニットの調整が可能な撮像装置に対し、着脱自在に取り付け可能であり、前記調整ユニットの調整を遠隔操作可能な調整装置であって、前記回動ユニットに当接して、当該回動ユニットを連動して回動させる回動手段と、前記回動手段を回動させる駆動手段と、前記駆動手段の少なくとも一部を収容した筺体と、前記筺体を前記撮像装置に着脱自在に固定する取り付け手段と、遠隔操作部で実行した操作を前記駆動手段まで伝達する伝送手段とを備える。前記回動ユニットがフォーカスリングであり、前記調整ユニットがフォーカスレンズである、又は/及び前記回動ユニットが絞りリングであり、前記調整ユニットが絞りである。
本発明によれば、レンズ本体部においてマニュアルでフォーカス又は/及び絞りの調整が可能な既存の撮像装置に対して着脱自在に取り付け可能であり、かつ遠隔でフォーカス又は/及び絞りの調整操作が可能な遠隔調整装置、及びこの遠隔調整装置を着脱自在に取り付けた撮像装置を提供することができるという優れた効果を有する。
実施形態1に係るバイオ用超高感度カメラの要部の模式的上面図。 実施形態1に係るバイオ用超高感度カメラの要部の模式的上面図。 実施形態1に係るフォーカス用の遠隔調整装置の模式的斜視図。 実施形態1に係るフォーカス用の遠隔調整装置の分解模式的斜視図。 実施形態2に係るバイオ用超高感度カメラの要部の模式的上面図。 実施形態3に係るバイオ用超高感度カメラの要部の模式的上面図。 実施形態3に係るバイオ用超高感度カメラの要部の模式的上面図。 実施形態4に係るバイオ用超高感度カメラの要部の模式的上面図。 実施形態4に係るバイオ用超高感度カメラの要部の模式的上面図。 特許文献1に開示された小型カメラの説明図。 特許文献2に開示された遠隔操作用ズームレンズシステムの説明図。
以下、本発明を適用した実施形態の一例について説明する。なお、本発明の趣旨に合致する限り、他の実施形態も本発明の範疇に含まれることは言うまでもない。また、以降の図における各部材のサイズや比率は、説明の便宜上のものであり、実際のものとは必ずしも一致しない。また、以降の実施形態及び実施例において、同一の要素部材には同一符号を付し、適宜その説明を省略する。
[実施形態1]
図1A及び図1Bに、本実施形態1に係る撮像装置であるバイオ用超高感度カメラの要部の模式的上面図を示す。図1Aは、フォーカス用の遠隔調整装置2を搭載したバイオ用超高感度カメラ1であり、図1Bは、フォーカス用の遠隔調整装置2を外した状態のバイオ用超高感度カメラ1の要部の模式的上面図である。また、図2に、フォーカス用の遠隔調整装置2の模式的斜視図を、図3にフォーカス用の遠隔調整装置の模式的分解斜視図を示す。説明の便宜上、本発明の説明に必要な要素部材についてのみ図示し、他の公知の要素部材についてはその説明を省略する。
バイオ用超高感度カメラ1は、生体内等から発生する蛍光等の微弱光を検出可能なカメラであり、リアルタイムのイメージングが可能なビデオ機能も備えている。従って、リアルタイムの生命現象の動画撮影が可能である。バイオ用超高感度カメラ1は、図1A及び図1Bに示すように、フォーカス用の遠隔調整装置2が着脱自在な構成となっている。
バイオ用超高感度カメラ1は、被写体の像を結像する撮影光学系を備えている。バイオ用超高感度カメラ1は、フォーカス用の遠隔調整装置2の他、レンズ本体10、カメラ本体11、回動ユニット(リング部)であるフォーカスリング12、調整ユニットであるフォーカスレンズ13、ズームレンズ(不図示)、絞り(不図示)、レンズを収容するレンズ鏡筒14等を備えている。本実施形態1に係るレンズ本体10は、カメラ本体11に対して着脱自在に構成されている。なお、レンズ本体10がカメラ本体11と一体的に形成されているものであってもよい。
また、バイオ用超高感度カメラ1は、撮影光学系により結像された被写体像を電気信号に変換するCCD等の撮像素子や、撮像素子により得られた信号から所定形式の映像信号を生成する回路等を具備する。バイオ用超高感度カメラ1で生成された映像信号は、所定のコネクタに接続されて外部機器に送出され、映像の記録や編集などが可能なように構成されている。また、バイオ用超高感度カメラ1は、カメラ本体の設定状況等を表示するモニタ(不図示)なども備えている。
フォーカスリング12は、フォーカスレンズ13のフォーカスを調整する機能を有し、光軸(図1A参照)を中心に回転可能なように支持されている。フォーカスリング12の回動に伴ってフォーカスレンズ13を固設収容したレンズ鏡筒14が光軸方向に往復動するようになっている。これにより、フォーカスレンズ13と被写体(不図示)間の距離が調整される。フォーカスリング12の回動は、フォーカス用の遠隔調整装置2が取り外されている状態(図1B参照)においては、手動によりフォーカスリング12を回転させることによりピントを合わせる。一方、フォーカス用の遠隔調整装置2が取り付けられている場合(図1A参照)には、フォーカス用の遠隔調整装置2を介してフォーカスリング12の回動を制御する。そして、フォーカスリング12の回転量に基づいてフォーカスレンズ13を光軸方向に往復動させてピントを合わせる。
フォーカス用の遠隔調整装置2は、駆動部筺体21、回動ローラ22、回転軸23、スペーサ24、ケーブル25、フィルタリング26、係合部27等を備えている。
駆動部筺体21内には、モータ(不図示)、このモータにより回転させられるギヤ(不図示)が内蔵されている。ギヤには、これと一体的に回転し、出力軸として機能する回転軸23が取り付けられている。回転軸23は、本実施形態1においては円柱としたが、六角柱などの多角柱の形状等を用いてもよい。モータは、例えば、ACサーボモータ、DCサーボモータ、ステッピングモータを好適に用いることができるが、これに限定されるものではなく、公知のモータを制限なく利用することができる。本実施形態1においては、モータ、ギヤ、回転軸が駆動手段として機能する。駆動部筺体2I内には、前述したように、駆動手段の少なくとも一部が収容されている。駆動部筺体21に搭載する駆動手段は、回転軸23を回転させることができればよく、公知の技術を制限なく利用することができる。
回動ローラ22は、回動手段として機能し、中空のタイヤ状のゴムローラ31、貫通穴32、係合部33等を備える。ゴムローラ31とフォーカスリング12とは互いに当接しており、ゴムローラ31の回動に伴ってフォーカスリング12が連動して回動するようになっている。中空のタイヤ状のゴムローラ31を用いているので、内部の空気圧を調整することにより、フォーカスリング12への密着度合いを微調整可能であり、回転の伝達度合いを所望に調整することができる。なお、ゴムローラ31として、中空のタイヤ状のものを利用する例を挙げたが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、中空部にスポンジやタイヤチューブなどを挿入してもよい。密着度合いの調整方法は、空気に代えて他のガスとしたり、液体、ゲル、ビーズなどの固体などを充填したりしてもよい。
ゴムローラ31の幅wは、フォーカスリング12の幅よりも大きいものを用いる。その理由については後述する。貫通穴32は、回転軸23を挿通させるためのものであり、被係合部33は、係合部27により回転軸23の挿入を規制し、回転軸23と連動して回動ローラ22を回転させる役割を担う。
なお、本実施形態1に係る回動ローラ22は、ゴムローラ31を設ける例について説明したが、ゴム部材に限定されるものではなく、例えば、弾性部材からなるローラ全般を好適に適用することができる。また、回動ローラ22は、フォーカスリング12を回動させることができれば、特にその構造は限定されず、公知の技術を制限なく利用することができる。フォーカスリング12の外周形状を考慮して最適な回動ローラ22を選定すればよい。フォーカスリング12の外周が歯車状の場合には、ゴムローラ31の代わりに、歯車を具備した回動ローラを用いることが好ましい。回動ローラ22にホイールを設け、ホイールに回転軸23に対応するサイズ・形状を持つセンターホールを設けてもよい。
ケーブル25は、遠隔操作部(不図示)と駆動部筺体21を結ぶラインであり、遠隔操作部の操作を駆動部筺体21に伝達する伝送手段として機能する。遠隔操作部は、ボタン型スイッチ、レバー型スイッチ、ジョイスティック型スイッチ、可変抵抗用ボリュームなどを備え、モータへの電源供給回路、モータの回転数・正逆回転の制御回路等を有する。駆動手段と遠隔操作部を伝送する伝送手段として、本実施形態1のようにケーブル25等の有線を用いてもよいし、赤外線通信、光通信、Bluetoothなど公知の無線手段を用いてもよい。
スペーサ24及びフィルタリング26は、駆動部筺体21及び回動ローラ22等をレンズ本体10に取り付けるための取り付け手段として機能する。
フィルタリング26は、フォーカスレンズ13よりも被写体側に設けられている。フィルタリング26は、名称の如く、特定の波長の光をカットするフィルタリングとして機能するカットオフフィルタが収容されている。本実施形態1においては、フィルタリング26として、レンズ鏡筒14に装着可能な市販品を利用した。レンズ鏡筒14に装着可能であれば、特に限定されずに用いることができる。カットオフフィルタが不要の用途においては、フィルタリング26からフィルタを取り外して利用すればよい。
本実施形態1に係るフィルタリング26は、図3に示すように最外周枠の上面から厚み方向に開口するネジ穴51が3つ、最内周枠の側面から中心方向に開口するネジ穴55が2つ設けられている。また、最外周枠の側面には、フィルタ(不図示)を挿入するためのフィルタ挿入部54が設けられている。
スペーサ24は、フィルタリング26の外周形状にフィットするように加工したものを用いる。本実施形態1に係るスペーサ24は、フィルタリング26の最外周である第1外周壁26z及びこれと段差を有して連続的に形成された第2外周壁26yに当接し、かつ、その反対側の側面において駆動部筺体21と固設可能な構成となっている。
スペーサ24のうちの第1外周壁26zと当接する領域を第1フィット部24z、スペーサ24のうち第2外周壁26yと当接する領域を第2フィット部24yとする。第2フィット部24yの上面には、少なくとも1つのネジ穴41を設ける。
スペーサ24のネジ穴41と、フィルタリング26のネジ穴51とを重なる位置に配置し、ネジ部材43をネジ穴41及びネジ穴51に螺合せしめる。これにより、スペーサ24とフィルタリング26が固設される。
スペーサ24の材質は特に限定されないが、軽量金属材料や樹脂材料を好適に適用することができる。また、軽量化のために、スペーサの構造強度を低下させない範囲において肉抜き加工を行ってもよい。本実施形態1によれば、特殊形状のスペーサ24を用いることにより、既存のフィルタリングと汎用性の高い駆動部を活用して、フォーカス用の遠隔調整装置2を製造することができる。
フィルタリング26には、前述したように、側面に2つのネジ穴55が設けられている。レンズ鏡筒14自体には、ネジ穴55に重なる位置にネジ穴が設けられていないが、ネジ穴55からのネジの締め込み圧力により、フィルタリング26とレンズ鏡筒14を、十分固設することが可能である。
フィルタリング26とレンズ鏡筒14の固設方法は、ネジを用いる方法に限定されず、公知の技術を制限なく利用することができる。例えば、レンズ鏡筒14の外周に螺旋状等の係合部を設け、フィルタリング26の内周に前述の係合部に係合する被係合部を設け、これらを係合させることによりフィルタリング26とレンズ鏡筒14を固設させるようにしてもよい。また、フォーカスレンズ13の外周部とフィルタリング26とを直接、固設するようにしてもよい。
なお、本実施形態1においてはフォーカス用の遠隔調整装置2の取り付け手段として、フィルタリング26とスペーサ24を用いる例について述べたが、これらに限定されるものではなく、フォーカス用の遠隔調整装置2を取り付け可能な構成であればよい。既存のフィルタリング26に代えて、C−リングやO−リングなどを用いてもよい。フィルタリング等の既存の部材を用いない場合には、取り付け手段を複数とせずに単一の部材としてもよい。また、駆動部と一体的なものを用いることも可能である。
上記のような伝動機構を有するフォーカス用の遠隔調整装置2は、駆動部筺体21がケーブル25を介して遠隔操作部より遠隔操作されると、回転軸23の回転によって回動ローラ22が回転し、これに連動してフォーカスリング12を回動する。そして、フォーカスリング12の回動に連動してレンズ鏡筒14が光軸方向に往復動し、レンズ鏡筒14に収容されたフォーカスレンズ13が、連動して光軸方向に往復動してピントが最適となるようにモニタ(不図示)等を用いつつ調整する。
この際、レンズ鏡筒14に固定されたフィルタリング26、スペーサ24、駆動部筺体21、回動ローラ22も光軸方向に移動することになる。しかしながら、回動ローラ22は、フォーカスリング12の光軸方向の移動量に対して十分な幅を有しているので、フォーカスリング12と回動ローラ22が非接触とならないようになっている。
なお、上記構成に変えて、レンズ鏡筒14を固設し、フォーカスレンズ13を光軸方向に移動させる構成としてもよい。このような構成によれば、回動ローラ22の幅は、少なくともフォーカスリング12を回転させることができる幅があればよく、フォーカス調整装置の小型化に寄与することができる。
上記のように構成されたバイオ用超高感度カメラ1は、図1Bに示すように、フォーカス用の遠隔調整装置2を取り外した状態においては、レンズ本体10に取り付けられたフォーカスリング12を直接回動させることにより、フォーカスを合わせる。
一方、図1Aに示すように、フォーカス用の遠隔調整装置2を取り付けた状態においては、ケーブル25を介して駆動部筺体21を駆動させ、回転軸23を介して回動ローラ22に動力を伝達する。そして、回動ローラ22と接触しているフォーカスリング12を回転させることによりフォーカスレンズ13のフォーカスを合わせる。なお、回動ローラ22がフォーカスリング12に非接触となるように、フォーカス用の遠隔調整装置2に退避手段を設ければ、フォーカス用の遠隔調整装置2を取り付けたまま、フォーカスリング12を手動により調整することができる。退避手段としては、公知の方法を制限なく利用することができる。
生体内の微量の光を撮影する場合、暗箱等の暗所に設置して、外部光の遮光を行うことが重要となる。本実施形態1によれば、遠隔操作によるリアルタイムのピント合わせができるので、操作性が格段に向上すると共に、研究開発の用途の幅を格段に広げることが期待できる。とりわけ、暗所を維持しつつフォーカス調整を行いたい用途に威力を発揮する。例えば、蛍光たんぱく質を利用した研究分野等で大きく貢献することが期待できる。また、in vivoイメージング分野の新たな可能性を切り開くことが期待できる。
本実施形態1によれば、既存のバイオ用超高感度カメラ1に対して、スペーサ24を介して着脱自在に取り付け可能なフォーカス用の遠隔調整装置を用いているので、新たな装置を購入する必要はなく、既存の装置を有効活用できるという優れたメリットを有する。
しかも、バイオ用超高感度カメラ1のフォーカスリング12を手動で直接にフォーカス調整したい場合には、フォーカス用の遠隔調整装置2を容易に取り外すことができるので、使い勝手がよい。また、フォーカス用の遠隔調整装置2が取り外し可能な構成となっているので、フォーカスレンズ等のレンズ交換も容易に行うことができる。
また、本実施形態1に係るフォーカス用の遠隔調整装置2は、スペーサ24の形状及び回動ローラ22の形状を特殊仕様とすれば、他の部材は汎用品を用いることが可能であるという優れた効果を有する。例えば、市販のフィルタリング26のネジ穴51を活用することにより、フィルタリング26に対して穴あけなどの機械加工を行うことなしに、レンズ本体10に遠隔調整装置2を取り付け可能となる。また、遠隔調整装置2を取り外せば、元の状態に復元可能であるというメリットを有する。また、特殊形状のスペーサ24を用いることにより、簡単・確実に駆動部筺体21を結合し、フォーカスレンズ13の電動フォーカス化を実現することができる。
なお、本実施形態1においては、遠隔調整装置としてフォーカス用のものについて説明したが、絞り用の遠隔調整装置に適用することができる。
[実施形態2]
次に、上記実施形態1とは異なるバイオ用超高感度カメラの一例について説明する。本実施形態2に係るバイオ用超高感度カメラは、以下の点を除く基本的な構成は上記実施形態1と同様である。すなわち、上記実施形態1においては、駆動部筺体21内にモータが設けられていたが、本実施形態2に係る駆動部筺体内には、モータが搭載されていない点において相違する。また、本実施形態2に係る駆動部筺体は、インナーケーブルが内蔵されたアウターケーブルに接続されている点が異なる。
図4に、本実施形態2に係るバイオ用超高感度カメラの模式的斜視図を示す。同図に示すように、バイオ用超高感度カメラ1aに着脱自在に取り付け可能な遠隔調整装置2aの駆動部筺体21aは、アウターケーブル29に接続されている。アウターケーブル29の他端部は、遠隔部に配置された電動モータ(不図示)に接続され、さらに電動モータを操作する遠隔操作部に接続されている。電動モータは、DCサーボモータや、ステッピングモータなどを好適に適用できるが、公知の技術を制限なく利用することができる。なお、電動モータに代えて、ダイヤル状等の手動による遠隔操作部(不図示)に接続してもよい。
アウターケーブル29の内部には、インナーケーブル(不図示)が配設されている。このインナーケーブルは、遠隔操作部の指令により駆動された電動モータに連動して、内部で軸心方向に回転する。この回転により駆動部筺体21a内に収容されたギヤを回転させ、これに付随して回転軸23を回転させる。そして、回転軸23に連動させて回動ローラ22、フォーカスリング12を回動させることにより、フォーカスレンズ13のピントを調整する。
本実施形態2に係るバイオ用超高感度カメラ1aによれば、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態2に係るバイオ用超高感度カメラ1aによれば、フォーカスレンズ近傍にモータが配置されていないので、モータからの発熱を防ぐことができる。このため、赤外領域の撮影の場合に特に威力を発揮する。また、フォーカスレンズ周辺に、モーターユニットを設置する十分なスペースがない場合に特に威力を発揮する。
[実施形態3]
本実施形態3に係るバイオ用超高感度カメラは、以下の点を除く基本的な構成は上記実施形態1と同様である。すなわち、上記実施形態1においては、遠隔調整装置としてフォーカス用の遠隔調整装置2を設けていたが、本実施形態においては、遠隔調整装置としてフォーカス及び絞りの調整を行うための遠隔調整装置3を設けている点において相違する。また、本実施形態3に係るバイオ用超高感度カメラ1bは、手動で、若しくは遠隔調整装置3を用いて絞りの度合いを調整する回動ユニットたる絞りリング等を具備する。
図5A及び図5Bに、本実施形態3に係るバイオ用超高感度カメラの模式的上面図を示す。図5Aが、遠隔調整装置3を絞りの調整に用いるための模式的説明図であり、図5Bが、遠隔調整装置3をフォーカスの調整に用いるための模式的説明図である。バイオ用超高感度カメラ1bには、着脱自在な遠隔調整装置3が取り付けられている。バイオ用超高感度カメラ1bは、フォーカスリング12よりカメラ本体11側よりに回動ユニットである絞りリング15、調整ユニットである絞り16、及び絞り収容鏡筒17が設けられている。
絞りリング15は、絞り16の度合いを調整する機能を有し、光軸(図5参照)を中心に回転可能なように支持されている。絞りリング15の回動に伴って絞り16を固設収容した絞り収容鏡筒17内で調整可能なようになっている。これにより、絞り16の開き度合いが調整される。絞りリング15の回動は、遠隔調整装置3が取り外されている状態においては、手動により絞りリング15を回転させることにより絞りの開き具合が調整される。一方、遠隔調整装置3が取り付けられている場合(図5参照)には、遠隔調整装置3を介して絞りリング15の回動を制御する。そして、絞りリング15の回転量に基づいて絞り16の絞り度合いを調整する。
遠隔調整装置3は、上記実施形態1と同様に駆動部筺体21、回動ローラ22、回転軸23b、スペーサ24、ケーブル25、フィルタリング26等を備えている。さらに、遠隔調整装置3は、高さ調整部28を備えている。高さ調整部28及び回転軸23により、回動ローラ22の高さを調整することができる。
遠隔調整装置3のバイオ用超高感度カメラ1bへの着脱は、上記実施形態1と同様の構成、方法を採用することができる。また、絞り調整方法は、上記実施形態1のフォーカス調整方法と同様のメカニズムにより調整することができる。すなわち、遠隔調整装置3は、駆動部筺体21がケーブル25を介して遠隔操作部から遠隔操作されると、回転軸23bの回転によって回動ローラ22が回転し、これに連動して絞りリング15が回動する。これに伴い、絞りリング15の回動に連動して絞り収容鏡筒17内に収容された絞り16の開き度合いが調整される。所望の絞り度合いは、モニタ(不図示)等を用いて確認する。
上記実施形態1のレンズ鏡筒15と同様に、絞り収容鏡筒17も、光軸方向に往復動させることによって、絞りの開き度合いが調整されるようになっている。回動ローラ22は、絞りリング15の回動に伴う絞りリング15の光軸方向の移動量に対して十分な幅を有しているので、絞りリング15と回動ローラ22が非接触とならないようになっている。
なお、上記構成に変えて、絞り収容鏡筒17を固設し、絞り16の開き度合いを直接調整可能な構成としてもよい。このような構成によれば、回動ローラ22の幅は、少なくとも絞りリング15を回転させることができる幅があればよく、絞り調整装置の小型化に寄与することができる。
本実施形態3に係る遠隔調整装置3によれば、高さ調整部28を取り外して回動ローラ22を高さ調整部28の部分に配設することにより、フォーカス用の遠隔調整装置に変更することができる。換言すると、同一の遠隔調整装置により、絞り16及びフォーカスレンズ13の両者を調整することができる。
本実施形態3に係るバイオ用超高感度カメラ1b及び遠隔調整装置によれば、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態3に係るバイオ用超高感度カメラ1bによれば、フォーカス調整に加え、絞りの調整も行うことができる。無論、遠隔調整装置は、専ら絞り調整用のものであってもよい。また、バイオ用超高感度カメラ1bに、絞り調整用の遠隔調整装置と、フォーカス調整用の遠隔調整装置をそれぞれ別個に着脱自在に取り付けてもよい。このようにすることにより、フォーカスと絞りを同時に調整することも可能となる。
[実施形態4]
本実施形態4に係るバイオ用超高感度カメラは、以下の点を除く基本的な構成は上記実施形態3と同様である。すなわち、上記実施形態3においては、高さ調整部28の設置の有無により、回動ローラ22の位置を調整していたが、本実施形態4においては、スペーサ24cと、駆動部筺体21bとの当接部の位置を調整することにより、回動ローラ22の位置を調整している点において相違する。
図6A及び図6Bに、本実施形態4に係るバイオ用超高感度カメラの模式的上面図を示す。図6Aが、遠隔調整装置3を絞りの調整に用いるための模式的説明図であり、図6Bが、遠隔調整装置3をフォーカスの調整に用いるための模式的説明図である。バイオ用超高感度カメラ1cには、着脱自在な遠隔調整装置3cが取り付けられている。バイオ用超高感度カメラ1cは、フォーカスリング12より被写体から離れた位置に絞りリング15、絞り16、絞り収容鏡筒17が設けられている。
絞りリング15は、絞り16の度合いを調整する機能を有し、光軸(図6参照)を中心に回転可能なように支持されている。絞りリング15の回動に伴って絞り16を固設収容した絞り収容鏡筒17内で調整可能なようになっている。これにより、絞り16と被写体(不図示)間の距離が調整される。絞りリング15の回動は、遠隔調整装置3が取り外されている状態においては、手動により絞りリング15を回転させることにより絞りの開き具合が調整される。一方、遠隔調整装置3cが取り付けられている場合(図6参照)には、遠隔調整装置3cを介して絞りリング15の回動を制御する。そして、絞りリング15の回転量に基づいて絞り16の絞り度合いを調整する。
遠隔調整装置3cは、上記実施形態1と同様に駆動部筺体21c、回動ローラ22、回転軸23b、スペーサ24c、ケーブル25、フィルタリング26等を備えている。スペーサ24cと駆動部筺体21cの接合部の位置を調整することにより、回動ローラ22の高さを調整することができる。換言すると、駆動部筺体21cは、スペーサ24cに対し、回動ローラ22が絞りリング15と当接する位置で固設可能なようになっている。
遠隔調整装置3cのバイオ用超高感度カメラ1cへの着脱は、上記実施形態1と同様の構成、方法を採用することができる。また、絞り調整方法は、上記実施形態3と同様のメカニズムにより調整することができる。すなわち、遠隔調整装置3は、駆動部筺体21cがケーブル25を介して遠隔操作部から遠隔操作されると、回転軸23cの回転によって回動ローラ22が回転し、これに連動して絞りリング15が回動する。これに付随して、絞りリング15の回動に連動して絞り収容鏡筒17内に収容された絞り16の開き度合いが調整される。所望の絞り度合いは、モニタ(不図示)等を用いて確認する。
本実施形態4に係る遠隔調整装置3cによれば、スペーサ24cと駆動部鏡筒21cの取り付け位置を調整することにより、フォーカス用の遠隔調整装置に変更することができる(図6B参照)。換言すると、同一の遠隔調整装置により、絞り16及びフォーカスレンズ13の両者を調整可能な兼用装置とすることができる。
本実施形態4に係るバイオ用超高感度カメラ1cによれば、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態4に係るバイオ用超高感度カメラ1cによれば、フォーカス調整に加え、絞りの調整も行うことができる。無論、遠隔調整装置は、専ら絞り調整用のものであってもよい。また、バイオ用超高感度カメラ1bに、絞り調整用の遠隔調整装置と、フォーカス調整用の遠隔調整装置をそれぞれ別個に着脱自在に取り付けてもよい。
なお、上記実施形態1〜4は、好適に組み合わせて適用することができる。また、上記実施形態1及び2においては、フォーカス用の調整装置について説明したが、絞り用の調整装置にも適用可能である。上記実施形態1〜4においては、フォーカスリング12若しくは絞りリング15の回動に伴ってレンズ鏡筒14若しくは絞り収容鏡筒17が機械的に移動する構成例について説明したが、フォーカスリング12若しくは絞りリング15の回転量を回転角度検出部により検出し、検出された回転量をもとにフォーカスレンズ13若しくは絞り16を駆動して、所望の位置若しくは開き度合いとなるように調整してもよい。
また、上記実施形態1〜4においては、マニュアルフォーカス機能のみを有する撮像装置について説明したが、マニュアルフォーカス機能に加えてオートフォーカス機能を兼ね備えているものにも適用することができる。また、撮像装置として、バイオ用超高感度カメラを例にとり説明したが、既存の撮像装置にフォーカス調整部を着脱自在に取り付けたい撮像装置全般において本発明を適用することができる。また、本発明に係る撮像装置は、スライドプロジェクター等を含む映写装置全般も含む。
また、上記実施形態1においては、遠隔調整装置2を取り外した状態(図1B参照)においては、フィルタリング26も取り外す例を説明したが、フィルタリング26を取り付けたい場合には、遠隔調整装置2からフォーカスリング26のみを取り外し、バイオ用超感度カメラに取り付け可能なことは言うまでもない。
また、上記実施形態1〜4においては、フォーカス用、又は/及び絞り用の遠隔調整装置の取り付け手段を固定する固設手段として、ネジ部材とネジ穴を利用する例について述べたが、これに限定されるものではなく、強力磁石や、公知の係合手段、嵌合手段、粘着シートを利用することができる。粘着シートは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で特に限定されないが、第1活性光線の照射により、架橋を促して接着強度を高めて頑強に固定可能であり、遠隔調整装置2を取り外したい場合には、第2活性光線を照射して粘着力を弱められる材料等が好適な例として挙げられる。
1 バイオ用超高感度カメラ
2、3 遠隔調整装置
10 レンズ本体
11 カメラ本体
12 フォーカスリング
13 フォーカスレンズ
14 レンズ鏡筒
15 絞りリング
16 絞り
17 絞り収容鏡筒
21 駆動部筺体
22 回動ローラ
23 回転軸
24 スペーサ
25 ケーブル
26 フォーカスリング
27 係合部
28 高さ調整部
29 アウターケーブル
31 ゴムローラ
32 貫通穴
33 被係合部
41 ネジ穴
42、43 ネジ部材
51、52 ネジ穴

Claims (6)

  1. 遠隔操作が可能な撮像装置であって、
    手動で回動可能な回動ユニットと、
    前記回動ユニットの回動に連動する調整ユニットと、
    前記回動ユニットを遠隔操作部の指示に基づいて回動させることが可能であり、かつ着脱自在に構成された遠隔調整装置を備え、
    前記遠隔調整装置は、
    前記回動ユニットに当接して、当該回動ユニットを連動して回動させる回動手段と、
    前記回動手段を回動させる駆動手段と、
    前記駆動手段の少なくとも一部を収容した筺体と、
    前記筺体を前記撮像装置に着脱自在に固定する取り付け手段と、
    前記遠隔操作部で実行した操作を前記駆動手段まで伝達する伝送手段とを具備し、
    前記調整ユニットは、フォーカスレンズ、又は/及び絞りであり、
    前記遠隔調整装置は、前記フォーカスレンズの位置を調整するフォーカス用、又は/及び前記絞りの度合いを調整する絞り用であり、
    前記取り付け手段は、撮像装置のレンズ本体に対して、着脱自在な固定手段により固定するリング部を備え、
    前記リング部は、フィルタリングである撮像装置。
  2. 前記取り付け手段は、更に、前記リング部と前記筺体との間に配置され、前記筺体及び前記リング部に対して、着脱自在な固定手段により固定するスペーサとを備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記回動手段は、中空のゴムローラが外周に配置されている回転体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 回動ユニットを調整することにより調整ユニットの調整が可能な撮像装置に対し、着脱自在に取り付け可能であり、前記調整ユニットの調整を遠隔操作可能な遠隔調整装置であって、
    前記回動ユニットに当接して、当該回動ユニットを連動して回動させる回動手段と、
    前記回動手段を回動させる駆動手段と、
    前記駆動手段の少なくとも一部を収容した筺体と、
    前記筺体を前記撮像装置に着脱自在に固定する取り付け手段と、
    遠隔操作部で実行した操作を前記駆動手段まで伝達する伝送手段とを備え、
    前記回動ユニットがフォーカスリングであり、前記調整ユニットがフォーカスレンズである、又は/及び前記回動ユニットが絞りリングであり、前記調整ユニットが絞りであり、
    前記取り付け手段は、前記撮像装置のレンズ本体に対して、着脱自在な固定手段により固定するリング部を備え、
    前記リング部は、フィルタリングである遠隔調整装置。
  5. 前記取り付け手段は、更に、前記リング部と前記筺体との間に配置され、前記筺体及び前記リング部に対して、着脱自在な固定手段により固定するスペーサとを備えることを特徴とする請求項に記載の遠隔調整装置。
  6. 前記回動手段は、中空のゴムローラが外周に配置されている回転体であることを特徴とする請求項4又は5に記載の遠隔調整装置。
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