JP4845723B2 - レンズ駆動システム - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ駆動システムに係り、より詳しくは、変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構および/または焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構と、カメラ装置から動作電源を供給される所定の駆動部と、を有するレンズ装置に装着される、レンズ駆動システムに関する。
近年、金融業や小売業等の店舗では、CCD等からなる監視カメラが多用されている。この種の監視カメラには、固定焦点レンズやズームレンズとともに、画角および焦点を手動で調整可能なバリフォーカルレンズが適用されている。
固定焦点レンズは、焦点調整が可能であるが、画角調整が不能であるので、設置に際しては、複数のレンズを準備し、所望の撮影条件が得られるレンズを選択する必要がある。ズームレンズは、画角調整が可能であり、かつ画角調整を行っても焦点が変化しないレンズ構成であるので、設置に際しては、一度焦点を調整すれば、画角のみを調整することで所望の撮影条件が容易に得られる。一方、バリフォーカルレンズは、画角調整が可能であるが、画角調整を行っても焦点が変化しないレンズ構成を備えないので、設置に際しては、画角を調整する度に焦点を再調整する必要がある。しかし、バリフォーカルレンズは、ズームレンズほど複雑なレンズ構成を備えず製造単価の低減が図れるので、監視カメラ用途に多用されている。
監視カメラの設置は、カメラが店舗の天井や壁面などに設置され、レンズの光軸が所定方向に設定された上で、レンズの画角および焦点が適切に調整されることで完了する。ここで、バリフォーカルレンズの画角および焦点は、従来、レンズ本体に設けられた手動調整部を調整することで行われているが、近年、以下の理由により、遠隔操作による電動調整の要求が生じている。
すなわち、通常、バリフォーカルレンズの焦点は、カメラにモニタを一時的に接続し、モニタに表示される映像を確認しながら調整されるので、特に、高所への設置に際しては、モニタを確認しながらの手動調整に困難を来たす。また、カメラの高画質化に伴って、微妙な調整が要求されるので、焦点の手動調整が困難となる場合がある。さらに、ドーム型監視カメラでは、画角および焦点の調整後にドームが装着されるが、ドームの装着により光路長が変化し、調整された焦点にズレが生じる。よって、焦点の手動調整とドームの着脱とを試行錯誤的に繰返す必要が生じ、監視カメラの設置が困難となる場合がある。
このため、下記特許文献1には、画角および焦点を操作スイッチにより調整可能とし、所定の調整条件を予め設定することで、撮影条件を自動調整する電動バリフォーカルレンズが開示されている。
特開2001−21785号公報
バリフォーカルレンズでは、画角を調整する度に焦点を調整する必要があるが、本来、この調整は設置時にのみ要求されるものであるので、この調整のためにのみズームレンズを伴う高価なシステムを構築する必要性は低い。よって、ズームレンズに比して調整作業の効率性が若干劣るが、赤外線や微弱電波などの遠隔操作による電動調整をバリフォーカルレンズに適用すれば、廉価なシステムが構築可能となる。
しかし、通常、カメラからの動作電源は、アイリスまたは赤外線遮断フィルタなどの駆動用途として供給されており、画角および焦点の駆動制御用途としては供給されていない。このため、遠隔操作による電動調整に際して、既存のカメラの代わりに、画角および焦点の駆動制御を可能とするような専用のカメラを用いる必要性が生じる。これにより、システム構築上の汎用性が低下するとともに、バリフォーカルレンズの適用により得られた製造単価の低減効果が意味をなさなくなる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、カメラから供給される動作電源を用いて、画角および/または焦点の遠隔操作による調整を可能とする、新規かつ改良された、レンズ駆動システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、変倍レンズ群を移動する変
倍レンズ移動機構と、焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構と、絞りを調整するアイリス調整機構又は赤外線を遮断するフィルタ部と、アイリス調整機構又はフィルタ部を駆動する所定の駆動部と、を有し、監視カメラのカメラ本体に取り付けられるレンズ装置に装着されるレンズ駆動システムが提供される。本レンズ駆動システムは、変倍レンズ移動機構に接続されて変倍レンズ群を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部と、焦点レンズ移動機構に接続されて焦点レンズ群を光軸方向に移動させる焦点レンズ駆動部と、変倍レンズ駆動部および焦点レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、変倍レンズ駆動部および焦点レンズ駆動部を制御するための制御信号を操作信号に基づいて生成する制御部と、カメラ本体からレンズ装置に供給される動作電源の少なくとも一部を充電する電源部と、を備え、レンズ装置の所定の駆動部は、カメラ本体からレンズ装置に供給される動作電源によって動作し、変倍レンズ駆動部と焦点レンズ駆動部は、電源部に充電された動作電源によって動作する
かかる構成によれば、変倍レンズおよび焦点レンズ駆動部が遠隔操作用の信号に基づいて制御されるので、ズームレンズに適用される制御システムに比して、廉価な制御システムが構築される。また、既存のカメラで、アイリス調整機構やフィルタ部を駆動する所定の駆動部に供給されていた動作電源の少なくとも一部を充電し、変倍レンズおよび焦点レンズ駆動部、受信部および制御部に動作電源として供給する電源部が備えられるので、遠隔操作による電動調整に際して、専用のカメラではなく既存のカメラを用いることができる。
また、本発明の第2の観点によれば、変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構と、絞りを調整するアイリス調整機構又は赤外線を遮断するフィルタ部と、アイリス調整機構又はフィルタ部を駆動する所定の駆動部と、を有し、監視カメラのカメラ本体に取り付けられるレンズ装置に装着されるレンズ駆動システムが提供される。本レンズ駆動システムは、変倍レンズ移動機構に接続されて変倍レンズ群を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部と、変倍レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、変倍レンズ駆動部を制御するための制御信号を操作信号に基づいて生成する制御部と、カメラ本体からレンズ装置に供給される動作電源の少なくとも一部を充電する電源部と、を備え、レンズ装置の所定の駆動部は、カメラ本体からレンズ装置に供給される動作電源によって動作し、変倍レンズ駆動部は、電源部に充電された動作電源によって動作する
かかる構成によれば、既存のカメラで、アイリス調整機構やフィルタ部を駆動する所定の駆動部に供給されていた動作電源の少なくとも一部を充電し、変倍レンズ駆動部、受信部および制御部に動作電源として供給する電源部が備えられるので、遠隔操作による電動調整に際して、専用のカメラではなく既存のカメラを用いることができる。
また、本発明の第3の観点によれば、焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構と、絞りを調整するアイリス調整機構又は赤外線を遮断するフィルタ部と、アイリス調整機構又はフィルタ部を駆動する所定の駆動部と、を有し、監視カメラのカメラ本体に取り付けられるレンズ装置に装着されるレンズ駆動システムが提供される。本レンズ駆動システムは、焦点レンズ移動機構に接続されて焦点レンズ群を光軸方向に移動させる焦点レンズ駆動部と、焦点レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、焦点レンズ駆動部を制御するための制御信号を操作信号に基づいて生成する制御部と、カメラ本体からレンズ装置に供給される動作電源の少なくとも一部を充電する電源部と、を備え、レンズ装置の所定の駆動部は、カメラ本体からレンズ装置に供給される動作電源によって動作し、焦点レンズ駆動部は、電源部に充電された動作電源によって動作する
かかる構成によれば、既存のカメラで、アイリス調整機構やフィルタ部を駆動する所定の駆動部に供給されていた動作電源の少なくとも一部を充電し、焦点レンズ駆動部、受信部および制御部に動作電源として供給する電源部が備えられるので、遠隔操作による電動調整に際して、専用のカメラではなく既存のカメラを用いることができる。
上記レンズ駆動システムは、レンズ装置に着脱自在に装着されるようにしてもよい。かかる構成によれば、レンズ駆動システムは、使用に際してレンズ装置に装着されて使用後には外されるので、他のカメラの設置作業に繰返し用いることができる。
上記レンズ駆動システムに供給される動作電源が所定の駆動部を介して電源部に供給されるようにしてもよい。かかる構成によれば、既存のカメラで所定の駆動部に供給されていた動作電源が所定の駆動部を介して電源部に供給されるので、電源部に比して所定の駆動部に対する電源供給が優先される。
本発明によれば、カメラから供給される動作電源を用いて、画角および/または焦点の遠隔操作による調整を可能とするレンズ駆動システムが提供される。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るバリフォーカルレンズが適用される監視カメラの一例を示す斜視図である。図1に示すように、監視カメラ200、200’は、ドーム状の外観を有し、基台202、ドーム204、ドーム204の内側で基台202に搭載されるカメラ本体70、70’、カメラ本体70、70’に装着されるレンズ10、10’を有する。バリフォーカルレンズ10、10’は、基台202に対する角度を可変(チルト回転)に、および/または、基台202に対して中心線を回転軸として回転可能(パン回転)に装着されうる。
図1に示すように、ドーム204の内側では、レンズ10、10’にカバー206が被せられうる。カバー206には、レンズ10、10’のチルト回転範囲に対応する開口207が設けられる。カバー206は、レンズ10、10’とともに、基台202に対して中心線を回転軸として回転可能に搭載されうる。レンズ10、10’を内包するドーム204は、レンズ10、10’の保護や撮影方向の隠蔽を目的として、少なくともレンズ10、10’の撮影範囲およびズームおよびフォーカスリング23、33を覆う所定位置に設けられる。
バリフォーカルレンズ10、10’の外周には、画角調整のためのズームリング23と、焦点調整のためのフォーカスリング33とが設けられる。ズームおよびフォーカスリング23、33は、バリフォーカルレンズ10、10’が備えるズームレンズ(群)26(「変倍レンズ群」に相当する。)およびフォーカスレンズ(群)36(「焦点レンズ群」に相当する。)の各々の位置に対応して、レンズ10、10’の鏡筒の後側(撮影者側)および前側(被写体側)に各々に設けられる。
図2は、本発明の実施形態に係るレンズ駆動システムの一部および当該システムが装着されるバリフォーカルレンズを示す分解斜視図、図3は、図2に示すバリフォーカルレンズを示す光軸沿いの断面図である。本実施形態に係るレンズ駆動システム100、100’は、ズーム駆動部120(「変倍レンズ駆動部」に相当する。)およびフォーカス駆動部130(「焦点レンズ駆動部」に相当する。)とともに、受信部140、電源部150、150’および制御部160など(図4、5参照)で構成され、バリフォーカルレンズ10、10’に装着される。
まず、バリフォーカルレンズ10、10’について説明する。バリフォーカルレンズ10、10’は、ズーム移動機構20(「変倍レンズ移動機構」に相当する。)、フォーカス移動機構30(「焦点レンズ移動機構」に相当する。)、両移動機構の間に設けられるアイリス調整機構40などで構成される。図3に示すように、バリフォーカルレンズ10、10’は、固定筒21、31を備え、固定筒21、31の内部には、レンズ枠22、32が配置される。また、固定筒21、31の外周には、ズームおよびフォーカスリング23、33が配置される。
レンズ枠32は、固定筒31の内部で前側(被写体側)に配置され、フォーカスレンズ(群)36を保持する。レンズ枠32には、その周面から突出する係合ピン34が装着される。一方、固定筒31には、光軸P方向に直進溝35が形成され、係合ピン34が直進溝35に係合することで、レンズ枠32およびフォーカスリング33が、直進溝35にガイドされて光軸P方向に直進移動するように構成される。
レンズ枠22は、固定筒21の内部でレンズ枠32の後側(撮影者側)に配置され、ズームレンズ(群)26を保持する。レンズ枠22には、その周面から突出する係合ピン24が装着される。一方、固定筒21には、光軸P方向に直進溝25が形成され、係合ピン24が直進溝25に係合することで、レンズ枠22およびズームリング23が、直進溝25にガイドされて光軸P方向に直進移動するように構成される。なお、図3には、ズームレンズ(群)26およびフォーカスレンズ(群)36が各々に単一のレンズとして構成される場合を示すが、かかる構成に限定されるものではない。
フォーカスリング33は、レンズ枠32が配置される部位において、固定筒31の外周面に回転可能に配置される。フォーカスリング33の内周面には、光軸Pに対して螺旋状にカム溝37が形成される。レンズ枠31に装着される係合ピン34は、フォーカスリング33のカム溝37に係合する。よって、フォーカスリング33を回転操作すると、フォーカスリング33のカム溝37と固定筒31の直進溝35との交差位置が光軸P方向に移動するとともに、その交差位置に従って係合ピン34、レンズ枠32およびフォーカスレンズ(群)36が光軸P方向に移動する。このように、フォーカスリング33を回転操作することで、フォーカスレンズ(群)36の設定位置を調整して焦点が調整される。
ズームリング23は、フォーカスリング33の後側に配置され、固定筒21の外周面に回転可能に配置される。また、ズームリング23には、フォーカスリング33側に延長部29が設けられる。延長部29では、フォーカスリング33の外周を覆うようにズームリング23の内径が拡大される。ズームリング23の内周面には、光軸Pに対して螺旋状にカム溝27が形成される。レンズ枠21に装着される係合ピン24は、ズームリング23のカム溝27に係合する。
よって、ズームリング23を回転操作すると、ズームリング23のカム溝27と固定筒21の直進溝25との交差位置が光軸P方向に移動するとともに、その交差位置に従って係合ピン24、レンズ枠21およびズームレンズ(群)26が光軸P方向に移動する。このように、ズームリング23を回転操作することで、ズームレンズ(群)26の設定位置を調整して画角が調整される。
なお、上記の構成では、固定筒21、31に直進溝25、35を設け、ズームおよびフォーカスリング23、33に螺旋状のカム溝27、37を設けているが、固定筒21、31に螺旋状のカム溝27、37を設け、ズームまたはフォーカリング23、33に直線状のカム溝27、37を設けるようにしてもよい。また、固定筒21、31とズームまたはフォーカスリング23、33の双方に螺旋状のカム溝27、37を設けるようにしてもよい。
フォーカスリング33の前側の端部には、例えばギヤ部38などの接続部が外周上に設けられ、ギヤ部38が回転することで、フォーカスリング33が回転される。また、ズームリング23の前側の端部にも、ギヤ部28などの接続部が外周上に設けられ、ギヤ部28が回転することで、ズームリング23が回転される。
アイリス調整機構40は、ズーム移動機構20とフォーカス移動機構30との間に介装され、絞り調整を行う開閉部(不図示)を内部に有する絞り枠42と、絞り枠42を駆動する機構などで構成される。また、アイリス駆動部50、50’では、レンズ10、10’からカメラ本体70、70’に出力する映像信号の明るさを適切にするために、カメラ本体70、70’から入力された駆動電圧に応じて、絞り枠42が駆動される。
以下、アイリス駆動部50、50’について、図4、5を参照することにより説明する。アイリス駆動部50、50’は、レンズ10、10’側のコネクタ端子12に接続されており、アイリス制御コネクタ58およびカメラ本体70、70’側に設けられたコネクタ端子72を介してカメラ本体70、70’に接続される。ここで、アイリス制御コネクタ58は、電源供給線および接地線を含む。アイリス駆動部50、50’は、カメラ本体70、70’から電源線を介して動作電源(駆動電圧)を供給される。なお、アイリス制御コネクタ58を介して供給されるアイリス用の動作電源は、通常、0〜4V、20〜25mA程度の出力を有する。
アイリス駆動部50、50’には、アイリス駆動用のモータ52と、モータ52を駆動するモータ駆動部54とが備えられる。モータ駆動部54は、レンズ10、10’側のコネクタ端子12を介して、アイリス制御コネクタ58の電源線および接地線に接続され、電源線から動作電源(駆動電圧)を供給されるように構成される。なお、モータ駆動部54には、絞り枠42が完全に閉鎖されていない限り、その状態を維持するための所定の駆動電圧が供給されている。
固定筒21の後側には、レンズ10、10’をカメラ本体70、70’などに交換可能に装着するための装着枠60が設けられる。装着枠60は、略円筒状に形成され、後端に円環状の装着部62を備える。装着部62は、外周面上にネジ部63が形成され、カメラ本体70、70’側の装着部(不図示)に形成されたネジ部に係合されることで、レンズ10、10’をカメラ本体70、70’などに交換可能に装着する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るレンズ駆動システムの構成を模式的に示すブロック図である。
本システム100は、例えば三又形式の専用コネクタ170などを介してレンズ10とカメラ本体70との間に接続されており、ズームおよびフォーカス駆動部120、130、受信部140、電源部150および制御部160などで構成される。専用コネクタ170は、アイリス制御コネクタ58と同様に、電源線(+V)および接地線(GND)を含む。
まず、本実施形態に係るレンズ駆動システム100に備えられるズームおよびフォーカス駆動部120、130について説明する。なお、両駆動部は、互いに同様な構成を備えるものであるので、以下では、特にズーム駆動部120について説明する。
図2に示すように、ズーム駆動部120は、ズーム移動機構20に駆動力を供給するモータ122、モータ122の駆動力をズームリング23に伝達する駆動ギヤ124などで構成される。なお、図4では、各駆動部120、130は、各駆動部を構成するモータ122、132および各モータ駆動部128、138として模式的に示される。ここで、モータ122としては、例えば直流モータなどが適用されるが、かかる場合に限定されるものではない。ズーム駆動部120は、駆動ギヤ124がズームリング23の外周に設けられた、例えばギヤ部28などの接続部に噛合うように、取付部材180を介してレンズ10の取付部(不図示)に着脱自在に装着される。駆動ギヤ124は、モータ122の軸123に固着されるギヤ軸125を備え、モータ軸123の回転力がギヤ軸125を介して駆動ギヤ124に伝達されることで、駆動ギヤ124が回転する。
ズームおよびフォーカス駆動部120、130は、後述する制御部160により制御される。ここで、バリフォーカルレンズ10は、図2に示すように、ズームおよびフォーカスリング23、33のギヤ部28、38が駆動ギヤ124、134に各々に噛合し、ズームおよびフォーカスリング23、33を回転可能なように、ズームおよびフォーカス駆動部120、130に接続される。よって、制御部160を介してズーム駆動部120のモータ122に駆動電圧が供給されると、モータ122が作動することで、駆動ギヤ124およびギヤ部28を介してズームリング23に駆動力が伝達され、ズームリング23が回転する。これにより、ズームリング23の回転運動がズーム移動機構20を介してズームレンズ(群)26の直進運動に変換されることで、ズームが電動で調整可能となる。
つぎに、レンズ駆動システム100に備えられる受信部140について説明する。受信部140は、例えば赤外線や微弱電波など、リモコン装置などから送信される遠隔操作用の信号(R_CTL)を受信する。例えば、遠隔操作用の信号として赤外線が用いられる場合、受信部140は、受光した赤外線を電気信号に変換する受光素子、変換された電気信号を制御部160に出力する出力回路などで構成される。なお、ドーム型監視カメラの場合、受信部140への操作信号の入力がドーム204により遮蔽されることがないように、ドーム204の材質や構造形式を選定するなど、必要な措置が図られる。
ここで、受光素子としては、赤外線の熱作用を利用する、例えば、熱膨張型、焦電型、熱電対型、抵抗型などの熱型素子や、赤外線が波長によって定まるエネルギーの塊(光量子または光子、フォトン)として作用する、例えば、光電管型、光導電型、接合型などの量子型素子が適用される。受光素子は、赤外線エネルギーを熱として吸収し、それに伴う温度上昇により表面電荷や熱起電力、電気抵抗の変化が現われる現象を利用する。
つぎに、レンズ駆動システム100に備えられる電源部150について説明する。電源部150は、充電池で構成されており、専用コネクタ170の電源線および接地線を介してレンズ10のモータ駆動部54とともに、本システム100の制御部160に接続される。電源部150は、カメラ本体70からアイリス駆動部50などに供給される動作電源の少なくとも一部を充電し、必要に応じて制御部160を介して、ズームおよびフォーカス駆動部120、130や受信部140に動作電源として供給する。
ここで、ズームおよびフォーカス駆動部120、130や制御部160などの動作電源としては、3V程度の出力が必要とされる一方で、アイリス用の動作電源としては、0〜4V程度の出力が要求される。しかし、画角および焦点の調整に際しては、アイリスの駆動と同時にズームおよびフォーカスの駆動制御が必要となる場合があり、その場合には双方の駆動のために十分な動作電源を供給することができない。また、動作電源の供給に際して、予め長時間の充電が必要とされる場合には、電源部150の充電がシステム100の動作に必要とされる所定の基準値に達するまではズームおよびフォーカスの駆動制御が不能となるので、設置作業自体が遅延する。
このため、電源部150は、充電効率の高い、例えば二次電池やスーパキャパシタなどの充電池として構成される。なお、スーパキャパシタとは、電気二重層と呼ばれる固体と液体との界面に正負の電荷が蓄えられることを利用したエネルギー蓄積・供給デバイスであって、充放電の反復性、急速な充放電などの特徴を有する。電源部150が充電池として構成されることで、アイリスの駆動に用いられていない余剰出力を蓄積し、ズームおよびフォーカスの駆動制御に用いることが可能となる。
つぎに、レンズ駆動システム100に備えられる制御部160について説明する。制御部160は、例えばコントローラなどの制御装置で構成されており、電源部150とともに、ズームおよびフォーカス駆動部120、130や受信部140に接続される。制御部160は、必要に応じて、電源部150から供給された動作電源を、ズームおよびフォーカス駆動部120、130や受信部140に動作電源として供給する。制御部160は、受信部140から入力された遠隔操作用の操作信号(R_CTL)に応じて、第1および第2モータ駆動部128、138を制御する制御信号(Z_CTL、F_CTL)を生成し、各モータ駆動部128、138に出力する。第1および第2モータ駆動部128、138は、制御部160から入力された制御信号に応じて、モータ122、132の回転方向や回転速度を決定し、モータ122、132を回転させる駆動電圧を発生する。
なお、図4には、電源部150から供給される動作電源が制御部160を介して各駆動部120、130などに供給される場合が示されているが、制御部160を介さずに各駆動部120、130などに直接供給されるようにしてもよい。
以下、本実施形態に係るレンズ駆動システム100を備えた監視カメラ200の設置手順について説明する。設置に際して、本システム100がレンズ10に装着された状態で、監視カメラ200が店舗の天井や壁面などに設置され、レンズ10の光軸Pが所定方向に設定される。そして、本システム100の電源部150が専用コネクタ170を介してレンズ10およびカメラ本体70側のコネクタ端子12、72に接続された状態で、カメラ本体70への電源供給がなされると、アイリス駆動部50とともに、電源部150に対して動作電源の供給が開始される。
また、本システム100のズームおよびフォーカス駆動部120、130(駆動ギヤ124、134)は、レンズ10側のズームおよびフォーカス移動機構20、30の接続部(ギヤ部28、38)に接続されている。なお、ドーム型監視カメラの場合、ドーム装着による光路長の変化を予め考慮して、この時点でドーム204がカメラ本体70側に装着されている。
カメラ本体70から供給される動作電源は、アイリスの駆動に用いられる部分がアイリス駆動部50に供給され、アイリスの駆動に用いられない部分(余剰出力)が電源部150に充電される。
本システム100では、電源部150の充電が所定の基準値に達すると、ズーム及びフォーカス駆動部120、130、受信部140や制御部160に動作電源が供給され、システム100のレンズ駆動動作が開始される。すなわち、受信部140では、リモコン装置からの操作信号(R_CTL)が受信され、制御部160では、操作信号(R_CTL)に応じて、各モータ駆動部128、138を制御する制御信号(Z_CTL、F_CTL)が生成され、各モータ駆動部128、138に出力される。第1および第2モータ駆動部128、138では、制御信号に応じて、モータ122、132を駆動する駆動電圧が発生し、モータ122、132に出力される。これにより、モータ122、132ではモータ軸123、133の回転に応じて、ギヤ軸124、134およびギヤ部28、38の回転運動がズームおよびフォーカスレンズ(群)26、36の直進運動に変換されることで、画角および焦点の電動調整が可能となる。
以上、説明したように本実施形態によれば、ズームおよびフォーカス駆動部120、130が遠隔操作用の信号に基づいて制御されるので、ズームレンズに適用される制御システムに比して、廉価な制御システムが構築される。また、既存のカメラでアイリス駆動部50に供給されていた動作電源の少なくとも一部を充電し、ズームおよびフォーカス駆動部120、130、受信部140および制御部160に動作電源として供給する電源部150が備えられるので、遠隔操作による電動調整に際して、専用のカメラではなく既存のカメラを用いることができる。
なお、本システム100には、電源部150の充電状況を表示する、例えばLEDなどで構成される表示部152が設けられるようにしてもよい。表示部152は、充電状況を段階的に示す複数のLEDや、充電状況を点滅時間の変化により示すLEDなどにより構成されるようにしてもよい。表示部152を用いて電源部150の充電状況が把握されるので、リモコン装置の操作者は、遠隔操作の可能性を確認することができる。
また、システム100は、レンズ10に着脱自在に装着されるようにしてもよい。この場合、設置の完了に際して、専用コネクタ170がレンズ10およびカメラ本体70側のコネクタ端子12、72から外され、本システム100がレンズ10から外されることで、専用コネクタ170の代わりに、アイリス制御コネクタ58を介してレンズ10とカメラ本体70とが接続される。なお、ドーム型監視カメラの場合、専用コネクタ170を外す前にドーム204が外され、アイリス制御コネクタ58に交換された後にドーム204が再び装着される。
これにより、調整された画角および焦点は、遠隔操作用の信号を用いて変更することが不能となるとともに、カメラ本体70からの動作電源がアイリス駆動部50などにのみ供給されるようになる。また、本システム100は、レンズ10に対して着脱自在に装着されるので、他のカメラの設置作業に繰返し用いることができる。
ここで、設置の完了後に、画角および焦点を再び調整する場合には、本システム100がレンズ10に装着された状態で、電源部150が専用コネクタ170を介してレンズ10およびカメラ本体70側のコネクタ端子12、72に接続され、設置時と同様の設置手順が繰返される。なお、ドーム型監視カメラの場合、本システム100の装着のために、装着前にドーム204が外される。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るレンズ駆動システムの構成を模式的に示すブロック図である。なお、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同様な構成要素についての重複説明は省略する。
本システム100’は、専用コネクタ170’などを介してレンズ10’に電気的に接続されており、ズームおよびフォーカス駆動部120、130、受信部140、電源部150’および制御部160などで構成される。専用コネクタ170’は、電源線および接地線を含む。
本実施形態に係るレンズ駆動システム100’に備えられる電源部150’について説明する。電源部150’は、充電池で構成されており、専用コネクタ170’の電源線および接地線を介してレンズ10’のアイリス駆動部50’とともに、本システム100’の制御部160に接続される。なお、レンズ10’のアイリス駆動部50’は、同時にアイリス制御コネクタ58を介してカメラ本体70’に接続される。電源部150’は、カメラ本体70’からアイリス駆動部50’などに供給された動作電源の少なくとも一部を充電し、必要に応じて制御部160を介して、ズームおよびフォーカス駆動部120、130や受信部140に動作電源として供給する。
以下、本実施形態に係るレンズ駆動システム100’を備えた監視カメラ200’の設置手順について説明する。設置に際して、本システム100’がレンズ10’に装着された状態で、監視カメラ200’が店舗の天井や壁面などに設置され、レンズ10’の光軸Pが所定方向に設定される。そして、本システム100’の電源部150’が専用コネクタ170’を介してレンズ10’側のコネクタ端子14に接続された状態で、カメラ本体70’への電源供給がなされると、アイリス駆動部50’とともに、アイリス駆動部50’を介して電源部150’に対して動作電源の供給が開始される。
また、本システム100’のズームおよびフォーカス駆動部120、130(駆動ギヤ124、134)がレンズ10’側のズームおよびフォーカス移動機構120、130の接続部(ギヤ部28、38)に接続されている。なお、ドーム型監視カメラの場合、ドーム装着による光路長の変化を予め考慮して、この時点でドーム204がカメラ本体70’側に装着されている。
カメラ本体70’から供給される動作電源は、アイリスの駆動に用いられる部分がアイリス駆動部50’に供給され、アイリスの駆動に用いられない部分(余剰出力)が電源部150’に充電される。ここで、本システム100’では、図4に示すように、カメラ本体70’からレンズ10’に供給される動作電源の一部がバイパスされて電源部150’に供給される代わりに、レンズ10’に供給された後に電源部150’に供給されるので、レンズ10’に対する電源供給が優先される。
以上、説明したように本実施形態によれば、既存のカメラでアイリス駆動部50’に供給されていた動作電源がアイリス駆動部50’を介して電源部150’に供給されるので、電源部150’に比してアイリス駆動部50’に対する電源供給が優先される。
また、レンズ駆動システムは、レンズ装置に着脱自在に装着されるようにしてもよい。この場合、設置の完了に際して、専用コネクタ170’がレンズ10’側のコネクタ端子14から外され、本システム100’がレンズ10’から外されることで、レンズ10’は、アイリス制御コネクタ58を介してカメラ本体70’とのみ接続される。なお、ドーム型監視カメラの場合、専用コネクタ170’を外す前にドーム204が外され、専用コネクタ170’が外された後にドーム204が再び装着される。
これにより、調整された画角および焦点は、遠隔操作用の信号を用いて変更することが不能となるとともに、カメラ本体70’からの動作電源がアイリス駆動部50’などにのみ供給されるようになる。また、本システム100’は、レンズ10’に対して着脱自在に装着されるので、他のカメラの設置作業に繰返し用いることができる。
ここで、設置の完了後に、画角および焦点を再び調整する場合には、本システム100’がレンズ10’に装着された状態で、電源部150’が専用コネクタ170’を介してレンズ10’側のコネクタ端子14に接続され、設置時と同様の設置手順が繰返される。なお、ドーム型監視カメラの場合、本システム100’の装着のために、装着前にドーム204が外される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、前述の実施形態では、レンズ10、10’がズームおよびフォーカス移動機構20、30を備え、対応するレンズ駆動システム100、100’がズームおよびフォーカス駆動部120、130を備える場合が説明された。しかしながら、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではなく、例えば、レンズ10、10’がズームおよびフォーカス移動機構20、30のいずれかを備え、対応するレンズ駆動システム100、100’がズームおよびフォーカス駆動部120、130のいずれかを備える場合においても、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明では、レンズ10、10’がバリフォーカルレンズである場合の実施形態が例示されているが、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、レンズ10、10’が、例えば、画角が固定で焦点調整のみを要する固定焦点レンズや画角および焦点調整を要するズームレンズに適用される場合においても、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明では、レンズ駆動システム100、100’がズームおよびフォーカス駆動部120、130、受信部140、電源部150、150’および制御部160などを有する場合が説明された。しかしながら、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではなく、例えば受信部140や制御部160など上記構成要素の一部が、本システム100、100’の代わりにレンズ10、10’側またはカメラ本体70、70’側に備えられるような場合においても、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明では、アイリス駆動部50、50’に供給される動作電源の一部が本システム100、100’に供給される場合の実施形態が例示されているが、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、アイリス駆動部50、50’の代わりに、例えば赤外線遮断フィルタ駆動部に供給される動作電源の一部が本システム100、100’に供給される場合においても、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明では、レンズ駆動システム100、100’がドーム型監視カメラに適用される場合の実施形態が例示されているが、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、ドーム型に限定されない各種監視カメラ、または監視カメラ以外のカメラ装置においても、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明では、ズームおよびフォーカスレンズ駆動部120、130の駆動力がギヤ機構を介してズームおよびフォーカス移動機構20、30に伝達される場合の実施形態が例示されているが、本発明の適用対象は、かかる場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、ギヤ機構の代わりに、例えばベルト機構などを介する場合においても、同様に適用可能なものである。
本発明の実施形態に係るバリフォーカルレンズが適用される監視カメラの一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るレンズ駆動システムの一部および当該システムが装着されるバリフォーカルレンズを示す分解斜視図である。 図2に示すバリフォーカルレンズを示す光軸沿いの断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るレンズ駆動システムの構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るレンズ駆動システムの構成を模式的に示すブロック図である。
符号の説明
10、10’ バリフォーカルレンズ
20 ズーム移動機構
30 フォーカス移動機構
40 アイリス調整機構
50、50’ アイリス駆動部
70、70’ カメラ本体
100、100’ レンズ駆動システム
120 ズーム駆動部
130 フォーカス駆動部
140 受信部
150、150’ 電源部
160 制御部
170、170’ 専用コネクタ
200、200’ 監視カメラ

Claims (5)

  1. 変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構と、焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構と、絞りを調整するアイリス調整機構又は赤外線を遮断するフィルタ部と、前記アイリス調整機構又は前記フィルタ部を駆動する所定の駆動部と、を有し、監視カメラのカメラ本体に取り付けられるレンズ装置に装着されるレンズ駆動システムであって、
    前記変倍レンズ移動機構に接続されて前記変倍レンズ群を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部と、
    前記焦点レンズ移動機構に接続されて前記焦点レンズ群を光軸方向に移動させる焦点レンズ駆動部と、
    前記変倍レンズ駆動部および前記焦点レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、
    前記変倍レンズ駆動部および前記焦点レンズ駆動部を制御するための制御信号を前記操作信号に基づいて生成する制御部と、
    前記カメラ本体から前記レンズ装置に供給される動作電源の少なくとも一部を充電する電源部と、を備え、
    前記レンズ装置の前記所定の駆動部は、前記カメラ本体から前記レンズ装置に供給される動作電源によって動作し、
    前記変倍レンズ駆動部と前記焦点レンズ駆動部は、前記電源部に充電された動作電源によって動作することを特徴とする、レンズ駆動システム。
  2. 変倍レンズ群を移動する変倍レンズ移動機構と、絞りを調整するアイリス調整機構又は赤外線を遮断するフィルタ部と、前記アイリス調整機構又は前記フィルタ部を駆動する所定の駆動部と、を有し、監視カメラのカメラ本体に取り付けられるレンズ装置に装着されるレンズ駆動システムであって、
    前記変倍レンズ移動機構に接続されて前記変倍レンズ群を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部と、
    前記変倍レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、
    前記変倍レンズ駆動部を制御するための制御信号を前記操作信号に基づいて生成する制御部と、
    前記カメラ本体から前記レンズ装置に供給される動作電源の少なくとも一部を充電する電源部と、を備え、
    前記レンズ装置の前記所定の駆動部は、前記カメラ本体から前記レンズ装置に供給される動作電源によって動作し、
    前記変倍レンズ駆動部は、前記電源部に充電された動作電源によって動作することを特徴とする、レンズ駆動システム。
  3. 焦点レンズ群を移動する焦点レンズ移動機構と、絞りを調整するアイリス調整機構又は赤外線を遮断するフィルタ部と、前記アイリス調整機構又は前記フィルタ部を駆動する所定の駆動部と、を有し、監視カメラのカメラ本体に取り付けられるレンズ装置に装着されるレンズ駆動システムであって、
    前記焦点レンズ移動機構に接続されて前記焦点レンズ群を光軸方向に移動させる焦点レンズ駆動部と、
    前記焦点レンズ駆動部を遠隔操作するための操作信号を受信する受信部と、
    前記焦点レンズ駆動部を制御するための制御信号を前記操作信号に基づいて生成する制御部と、
    前記カメラ本体から前記レンズ装置に供給される動作電源の少なくとも一部を充電する電源部と、を備え、
    前記レンズ装置の前記所定の駆動部は、前記カメラ本体から前記レンズ装置に供給される動作電源によって動作し、
    前記焦点レンズ駆動部は、前記電源部に充電された動作電源によって動作することを特徴とする、レンズ駆動システム。
  4. 前記レンズ駆動システムは、前記レンズ装置に着脱自在に装着されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のレンズ駆動システム。
  5. 前記レンズ駆動システムに供給される動作電源が前記所定の駆動部を介して前記電源部に供給されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のレンズ駆動システム。
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