JP5501021B2 - 広告効果測定データ作成システム - Google Patents

広告効果測定データ作成システム Download PDF

Info

Publication number
JP5501021B2
JP5501021B2 JP2010034069A JP2010034069A JP5501021B2 JP 5501021 B2 JP5501021 B2 JP 5501021B2 JP 2010034069 A JP2010034069 A JP 2010034069A JP 2010034069 A JP2010034069 A JP 2010034069A JP 5501021 B2 JP5501021 B2 JP 5501021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
advertisement
information
browsing
terminal
website
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010034069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011159264A5 (ja
JP2011159264A (ja
Inventor
勝裕 高田
Original Assignee
Kauli株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kauli株式会社 filed Critical Kauli株式会社
Priority to JP2010034069A priority Critical patent/JP5501021B2/ja
Publication of JP2011159264A publication Critical patent/JP2011159264A/ja
Publication of JP2011159264A5 publication Critical patent/JP2011159264A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5501021B2 publication Critical patent/JP5501021B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、告効果を測定するためのデータを生成する広告効果評価データ作成システムに関する。
広告主はインターネットに接続した自社のウェブページに広告を掲載するとともに、これらの広告をきっかけにして、最終的にはインターネットの利用者を、購買につながる成果ページに誘導するようにしている。
上記のようなシステムにおいて、従来は、上記ウェブページ上の複数の広告のうち、どのウェブページが成果ページに誘引する要因になったかを判定していた。
特公2003−167920号公報 特開2007−521561号公報
「Google Adwords:キーワードツール」、[平成22年1月27日検索]、インターネット、<URL:http://adwords.google.co.jp/select/KeywordToolExternal>
近年は、広告主以外の多数のウェブサイト上のウェブページの広告枠に広告を配信するシステムが普及している。このような配信システムにおいて、利用者がどの広告媒体のどの広告を閲覧して広告主の成果ページに到達したかが、各広告媒体における広告の効果を測定するための重要な要素になる。
しかし、従来は、このような配信システムにおいて、成果ページに到達した利用者に対し影響を与え、その利用者を成果ページに導いた広告は何かということを特定することはできなかった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的は、サービスの締結や商品の購買などの成果を完了するための成果ページに到達した利用者が、どの広告を閲覧したかを特定することができる広告効果測定データ作成システムを提供することである。
第1の発明は、
広告掲載ウェブページに配信された広告の広告IDとその広告掲載ウェブページにアクセスした利用者の端末を識別する端末IDとが対応づけられた広告配信情報を記憶した広告配信ログデータベースと、広告主のウェブサイトのウェブページにアクセスした利用者の端末の端末IDとアクセスされた広告主のウェブサイトのウェブページとを対応づけたウェブサイトの閲覧情報を記憶したウェブサイト閲覧ログデータベースと、上記広告配信ログデータベース及びウェブサイト閲覧ログデータベースに接続する広告データ処理部と、この広告データ処理部に接続された成果計算部とを備え、上記広告データ処理部は、上記広告配信ログデータベースから上記広告配信情報を取得し、取得した広告配信情報のなかから、利用者の端末IDと、その端末IDに対応づけられた広告ID群とを関連付けて集計した集計データを生成する機能と、この集計データを上記成果計算部に発信する機能とを備え、上記成果計算部は、上記広告データ処理部から上記集計データを受信したとき、その集計データに含まれる端末IDごとに上記ウェブサイト閲覧ログデータベースの閲覧情報を特定し、この閲覧情報にサービスの締結や商品の購買などを完了するための成果ページに到達したことを示す成果信号が含まれているか否かを判定する機能と、成果信号が含まれていると判定したとき、上記閲覧情報の端末IDと、その端末IDに対応づけられた広告ID群とを成果情報として出力する機能とを備えたことを特徴とする。
第2の発明は、上記広告データ処理部に接続した広告マスタデータベース及び広告呼出部を備え、上記広告マスタデータベースは広告データを記憶する機能を備え、上記広告呼出部は、上記広告掲載ウェブページに利用者の端末からのアクセスがあったとき、予め設定されたロジックにしたがって上記広告マスタデータベースから広告を選択する機能と、上記選択した広告を上記広告掲載ウェブページに配信する機能と、上記配信した広告を識別する広告IDと上記広告を閲覧した利用者の端末の端末IDとを対応づけて上記広告データ処理部に送信する機能とを備え、上記広告データ処理部は、上記受信した広告ID及び端末IDに、その送信元である上記広告呼出部を識別する識別情報を対応づけて上記広告配信情報として上記広告配信ログデータベースに記憶させる機能を備えたことを特徴とする。
第3の発明は、上記広告データ処理部に接続した閲覧取得部を備え、この閲覧取得部は、上記広告主のウェブサイトのウェブページにアクセスした利用者の端末の端末IDに、閲覧履歴を対応づけるとともに、成果ページにアクセスした利用者の端末の端末IDに成果信号を対応づけて閲覧情報を生成する機能と、上記閲覧情報を上記広告データ処理部に送信する機能とを備え、上記広告データ処理部は、上記閲覧取得部から受信した上記閲覧情報に、広告主のウェブサイトを識別するウェブサイトIDを対応づけて上記ウェブサイト閲覧ログデータベースに記憶させる機能を備えたことを特徴とする。
第1〜第3の発明によれば、インターネット利用者が閲覧した広告と、その利用者が、広告主が提供するサービスの契約締結や商品の購買に至った事実とを結びつけた成果情報を作成することができる。この成果情報によって、どの広告により成果が上がったのかを把握することが可能になり、広告効果を確認することができる。
第2の発明では、広告呼出部が広告を配信するときに、広告配信情報を記録できる。
また、広告配信情報には広告を配信した広告呼出部の識別情報が対応づけられているので、インターネット利用者が見た広告がどの広告呼出部によって配信されたものなのかを特定することができる。そのため、例えば複数の広告呼出部を備えた場合には、配信ロジックの異なる複数の広告呼出部のうち、どの広告呼出部によって配信された広告が成果に結びつきやすいのかということを知ることができる。
第3の発明では、広告主のウェブサイトにアクセスした利用者の閲覧履歴を取得することができる。
また、取得した閲覧履歴に、ウェブサイトを識別する情報を対応づけているので、複数ウェブサイトがある場合に、ウェブサイト別に広告効果を確認することができる。
第1実施例の広告効果測定データ作成システムの全体構成図である。 第1実施例の機能ブロック図である。 第1実施例の広告配信情報の処理をおこなうフローチャートである。 第1実施例におけるウェブサイトの閲覧情報の処理をおこなうフローチャートである。 第2実施例の機能ブロック図である。 第2実施例の広告配信情報の処理をおこなうフローチャートである。 第3実施例の機能ブロック図である。 第3実施例におけるウェブサイトの閲覧情報の処理をおこなうフローチャートである。
この発明の第1実施例を図1〜4を用いて説明する。
第1実施例の広告効果測定データ作成システムは、広告の掲載を希望する複数の広告掲載ウェブページに対してインターネット利用者が閲覧した各広告の配信結果を一意に識別可能とするとともに、広告主のウェブサイトを訪問して成果ページにたどり着いたインターネット利用者と、その利用者が複数のウェブページにおいて閲覧した広告との関係を特定し、広告効果を測定するためのデータを作成するものである。
第1実施例に係る広告効果測定データ作成システムは、図1に示すように、サーバbに、広告の内容を記録する広告マスタデータベース100と、広告の掲載を希望するウェブサイトに配信された広告をインターネットの利用者が閲覧したことを広告配信情報として記録する広告配信ログデータベース200と、インターネットの利用者が広告主のウェブサイトのウェブページを閲覧した結果を閲覧情報として記録するウェブサイト閲覧ログデータベース300と、高い広告効果の広告として特定した結果を成果情報として記録する成果データベース400とを接続している。
上記広告配信ログデータベース200には、利用者を特定できる一意の情報である利用者の端末IDと、配信された広告を特定する広告IDとが対応づけて記憶され、上記ウェブサイト閲覧ログデータベース300には、利用者を特定する端末IDにウェブサイトの閲覧履歴を対応づけて閲覧情報として記憶されている。
また、上記閲覧情報には、ウェブサイト閲覧ログデータベース300に記憶される利用者が成果ページに達した場合に、その事実を判断できる成果信号が含まれている。
上記成果ページとは、広告主のウェブサイトにおいて、サービスの契約の締結が完了したり商品の購買を完了したりするための特定のウェブページのことである。そして、上記成果信号は、上記成果ページに予め設定されている。
なお、利用者を特定できる一意の情報としては、利用者端末のIPアドレスまたはリモートホストまたはそれらのハッシュ値または該利用者が利用する検索キーワードまたはそれらを複合的に組み合わせたものでもよい。ここでは、これらを利用者の端末IDとする。
また、上記広告を特定できる広告IDは、広告を一意に定めることができる数列もしくは文字列、または広告キーワードの組み合わせまたはそれらのハッシュ値または広告マスタに含まれる情報のうち一意に広告を特定できるいずれかの情報の組み合わせでもよい。
さらに、この第1実施例のシステムは、上記広告マスタデータベース100及び広告配信ログデータベース200を照らし合わせて、配信した各広告の内容を特定する広告データ処理部10と、上記広告配信ログデータベース200で一意に識別された各広告と広告主のウェブサイト閲覧ログデータベース300とを照らし合わせてインターネットの利用者が広告の掲載を希望するウェブページにおいて閲覧した各広告と広告主のウェブサイトにおける成果とを特定して成果データベース400に記録する成果計算部20とを備えている。
このうち、広告データ処理部10と成果計算部と20は、サーバbにおいて広告効果測定エンジン1を構成している。
上記のような前提の下、上記広告データ処理部10及び上記成果計算部20が、成果情報を作成する。そのプロセスを、図3,4に示すフローチャートにしたがって説明する。
図3のステップS1001で、広告データ処理部10は、各利用者を特定できる一意の情報として利用者の端末IDの受付を実行する。
ステップS1002で、広告データ処理部10は該利用者の端末IDを用いて、広告配信ログデータベース200から該利用者が閲覧した広告閲覧情報を抽出する要求の問い合わせを実行する。なお、利用者が閲覧した広告は、上記広告掲載ウェブページに配信された広告なので、上記広告配信情報を利用者の広告閲覧情報とすることができる。
ステップS1003で、広告配信ログデータベース200は、該利用者の端末IDに基づいて広告配信情報の抽出を実行する。抽出した広告配信情報には該利用者が閲覧した広告を特定できる広告IDが付与されている。
ステップS1004で、上記広告データ処理部10は、上記利用者の端末IDごとに上記広告IDの集計をおこなう。これにより、利用者の端末IDに、その利用者が閲覧した広告の広告ID群が対応づけられる。このように上記端末IDに上記広告ID群を対応づけたデータがこの発明の集計データに相当する。
そして、上記広告内容の詳細が必要な場合には、ステップS1005で、上記広告データ処理部10は広告マスタデータベース100への問い合わせをおこない、その問い合わせの結果として得た広告の内容を取得する(ステップS1006)。これにより、利用者ごとの広告閲覧内容、すなわち各利用者の広告接触内容の特定が可能になる。
次に、図4に示すステップS1101で、広告データ処理部10は、特定された上記各利用者の広告接触内容を、成果計算部20に対して発信する。
成果計算部20は、ステップS1102で接触内容情報を受信するとともに、ステップS1103で、上記の各利用者が接触した広告の内容の受け付けをおこなう。
ステップS1104で、成果計算部20は上記ウェブサイト閲覧ログデータベース300に対して、利用者の端末IDごとの閲覧情報の要求をおこなう。
ステップS1105で、ウェブサイト閲覧ログデータベース300は、端末IDごとの広告主のウェブサイトに対する閲覧情報の特定をおこなう。ウェブサイト閲覧ログデータベース300は、広告データ処理部10から受け付けた利用者の端末IDごとに広告主のウェブサイトに対する閲覧情報の特定を繰り返しおこなって応答し、成果計算部20がそれを受信する。
なお、上記したように、広告主のウェブサイトにおいて成果ページには成果信号が設定され、ウェブサイト閲覧ログデータベース300において、成果ページに達した利用者の端末IDに対応する閲覧情報には成果信号が含まれている。
そこで、ステップS1106で、成果計算部20は、上記ウェブサイト閲覧ログデータベース300から受信した閲覧情報に含まれる成果信号を手がかりに、上記広告接触内容である広告配信情報から、該利用者の成果情報の抽出をおこなう。成果計算部20は、利用者ごとに上記成果情報を繰り返し抽出する。
そして、ステップS1107で、上記成果計算部20は、上記利用者ごとの成果情報を成果データベース400へ送信し、ステップS1108で成果データベース400は受信した成果情報を記録する。
以上のように、第1実施例の告効果測定データ作成システムは、成果ページに達した各利用者が閲覧したウェブページに掲載された広告を特定して成果情報とすることができる。そこで、この成果情報に含まれる広告を高い広告効果をもつ広告と判断することが可能である。
また、第1実施例によれば、広告主にとって、成果に結びつきやすい高い広告効果をもつ広告を、成果情報から探すことができる。
図5、6に示す第2実施例は、第1実施例の広告効果測定エンジン1にサブシステムとして、広告配信エンジン2を付加し、この広告配信エンジン2の広告呼出部30を用いて広告配信情報を取得するシステムである。
なお、以下では、独自の配信ロジックを用いて広告を配信する広告配信エンジンを所有する業者を「広告配信事業者」と表す。
図5は、広告配信エンジン2がサブシステムとして構成されるシステムのブロック図であり、図6は、上記広告呼出部30が広告の配信をおこなう場合に、広告配信情報を記録するプロセスを示したフローチャートである。
広告配信エンジン2は、図5に示すように、広告マスタデータベース100に接続される広告呼出部30によって構成される。
そして、この広告配信エンジン2は、広告の掲載を希望する広告掲載ウェブページに広告を配信する機能を備える。
上記広告を配信する機能を実行するために、単純にどのようなウェブページにもただ同一の広告を配信する方法、ウェブサイトのテーマに応じて広告の配信を変える方法、ウェブサイトのウェブページに訪れるインターネットの利用者の性別や年齢や住所などの属性に応じて広告の配信を変える方法、ウェブサイトのウェブページの内容に応じて広告の配信を変える方法、ウェブサイトのウェブページの内容に対する反応に応じて広告の配信を変える方法などが採用されている。
上記広告の配信方法として、広告配信事業者ごとに独自のロジックが採用されているため、広告配信エンジン2は異なる広告配信事業者によって大まかに異なる設計がなされている可能性がある。しかし、いずれの場合も、広告の掲載を希望するウェブページに広告を配信するという点においては、広告配信エンジン2における広告呼出部30と広告マスタデータベース100は共通する。
また、第2実施例に係る広告効果測定データ作成システムのサブシステムとして構成された広告配信エンジン2は、複数の広告配信事業者の広告配信エンジンを入れ替えることも可能である。
第2実施例の広告効果測定データ作成システムは、第1実施例の広告効果測定データ作成システムと同様に、広告マスタデータベース100と、広告配信ログデータベース200と、ウェブサイト閲覧ログデータベース300と、成果データベース400と、広告データ処理部10と、成果計算部20とを備え、それらに加え、広告配信エンジン2を構成する広告呼出部30とを含んで構成される。以下では、第1実施例と異なる点について説明する。
上記広告呼出部30は、広告マスタデータベース100から広告の内容を取得して、広告の掲載を希望するウェブページに広告を配信するとともに、その配信結果を広告効果測定エンジン1の広告データ処理部10に引き渡す機能を備えている。
また、この第2実施例に係る広告データ処理部10は、図6に示すように、広告配信ログデータベース200に広告配信情報を記録する機能を備えている点が、上記第1実施例とは異なる。
以下に、広告配信ログデータベース200に広告配信情報が記録されるプロセスを図6のフローチャートにしたがって説明する。
ステップS1201で、広告呼出部30は、広告の配信を希望するウェブページからの広告の配信要求を受け入れて、広告配信内容の読み出しをおこなう。
ステップS1202で、広告呼出部30は、広告配信事業者が採用する配信ロジックに基づいて広告マスタデータベース100に対して広告の内容の要求を行ない、ステップS1203で広告の内容を含んだ広告情報を取得する。
ステップS1204で、上記広告呼出部30は上記配信ロジックに基づいた広告の配信をおこなう。
広告の配信後のステップS1205で、上記広告呼出部30は広告効果測定エンジン1の広告データ処理部10に対し、配信先の端末IDと広告IDとからなる広告配信結果を含む連携情報の送信をおこなう。
上記広告データ処理部10に送信する連携情報の送信S1205には、ウェブビーコンまたはJavaScript(登録商標)による情報の取得などの広告呼出部30に依存することなく広告配信の内容を広告データ処理部10に送信する方法を採用してもよい。
ステップS1206で、上記広告データ処理部10は、受信した連携情報に対して、上記広告呼出部30を一意に識別する識別情報の付与をおこなう。付与する情報は、予め定めた情報でも上記広告呼出部30が配置されたURLなど予め定めた情報でなくてもよい。
ステップS1207で、上記広告データ処理部10は、上記広告呼出部30の識別情報の付与された連携情報を配信結果情報として広告配信ログデータベース200に送信する。
ステップS1208で、上記広告配信ログデータベース200は受信した配信結果情報の記録をおこなう。記録される情報が、複数の広告配信事業者の広告呼出部30からの情報に基づく場合には、それらをログとして記録するための規則に整形して記録してもよい。
このようにして、広告配信ログデータベース200には、上記配信結果情報が広告配信情報として記録される。
この第2実施例の広告効果測定データ作成システムにおいても、上記のようにして広告配信ログデータベース200に広告配信情報が記録されれば、そのデータを利用し、成果情報を作成できる点は上記第1実施例と同じである。
但し、この第2実施例の広告効果測定データ作成システムは、異なる複数の広告配信業者によって広告が配信される場合に、成果情報において各広告呼出部30を区別することができる。そのため、複数の広告配信業者によって広告が配信される場合にも、広告主は各利用者が閲覧したウェブページに掲載された広告のうち高い広告効果をもつ広告と紐づいた成果を判断することができる。
図7、8に示す第3実施例は、第1実施例に係る広告効果測定データ作成システムに、広告主のウェブサイトの閲覧情報を取得する閲覧取得サブシステムを付加したものである。なお、以下では、複数の広告主のウェブサイトを一括して管理を代行する会社を「代行業者」と表す。
なお、図7は、閲覧取得エンジン3がサブシステムとして構成される広告効果測定データ作成システムのブロック図である。図8は、閲覧取得エンジン3の覧取得部50がウェブページのインターネットの利用者の閲覧情報を取得して、閲覧データ処理部40がウェブサイト閲覧ログを記録するプロセスを示したフローチャートである。
図7に示すように、閲覧取得サブシステムは、閲覧データ処理部40と、閲覧取得エンジン3における閲覧取得部50とによって構成される。そして、上記閲覧取得エンジン3は、広告主のウェブサイトのウェブページを、インターネットの利用者が閲覧する情報を取得する機能を備えている。上記広告主のウェブページには、広告主が管理する複数のウェブサイトのウェブページもしくは複数のウェブサイトを管理する代行業者のウェブサイトのウェブページが含まれる。
上記複数のウェブサイトのウェブページをインターネットの利用者が閲覧する情報を取得する方法には、ウェブサイトに埋め込まれたビーコンを利用する方法、もしくはウェブサイトのウェブページの閲覧情報を専門に解析するシステムと連携する方法、もしくはウェブサイトのコンテンツ管理システムのような多義の機能を持つシステムの機能の一部として動作して情報を取得する方法、またはURL自体に閲覧情報を表す意味が含まれているためにURLの情報のみを取得する方法などがある。
このように、上記複数のウェブサイトのウェブページをインターネットの利用者が閲覧する情報を取得する方法はそれぞれ異なっている場合があるが、広告主のウェブページのアクセス情報を解析するという点では、閲覧取得エンジン3における閲覧取得部50の機能は共通する。
また、第3実施例の閲覧データ処理部40は、異なる形式の情報の整形機能を備え、異なる規則によって整形されたデータも受け入れることができる。
この第3実施例は、第1実施例に係る広告効果測定データ作成システムと同様に、広告マスタデータベース100と、広告配信ログデータベース200と、ウェブサイト閲覧ログデータベース300と、成果データベース400と、広告データ処理部10と、成果計算部20とを備えるとともに、それらに加え、広告効果測定エンジン1に閲覧データ処理部40と、閲覧取得エンジン3を構成する閲覧取得部50とを含んで構成される。以下では、第1実施例に係る広告効果測定データ作成システムと異なる点について説明する。
上記閲覧取得部50は、広告主のウェブサイトのウェブページをインターネット利用者が閲覧する内容を取得して、その取得結果を広告効果測定エンジン1の閲覧データ処理部40に引き渡す機能を備えている。
なお、上記閲覧取得部50は、広告主が管理するウェブサイトに配置してもよいし、ウェブビーコンまたはJavaScript(登録商標)による情報の取得などのウェブサイトを管理するシステムに依存することなくインターネットの利用者の閲覧内容を閲覧データ処理部40に送信する方法を採用してもよい。
また、上記閲覧データ処理部40は、図8に示すように、ウェブサイト閲覧ログデータベース300に広告主が管理する複数のウェブサイトのまたは代行業者が管理するウェブサイトなどの広告主のウェブサイトのウェブページにおける利用者の閲覧情報を記録する機能を備えている。
次に、上記閲覧取得部50が閲覧情報を取得して、上記閲覧データ処理部40が上記ウェブサイト閲覧ログデータベース300にデータを記録するプロセスを、図8のフローチャートにしたがって説明する。
ステップS1301で、閲覧取得部50は、広告主のウェブサイトのウェブページから、インターネット利用者の閲覧情報の取得をおこなう。
ステップS1302で、上記閲覧取得部50は、上記取得した閲覧情報を含む連携情報の送信をおこなう。上記閲覧情報には、利用者の端末IDに上記利用者が閲覧したウェブサイトのウェブページを識別する情報が対応づけられている。
そして、ステップS1303で、上記閲覧取得部50が、取得し得た上記閲覧情報の処理を要求する要求情報を上記閲覧データ処理部40へ送信する。
ステップS1304で、上記閲覧データ処理部40は受信した上記連携情報にウェブサイトを一意に識別可能な識別情報であるウェブサイトIDの付与をおこなう。付与する情報は、予め定めた情報でも上記閲覧取得部50が配置されたURLなど予め定めた情報でなくてもよい。
ステップS1305で、上記閲覧データ処理部40は、上記ウェブサイトIDが付与された連携情報を、閲覧情報としてウェブサイト閲覧ログデータベース300に送信する。
ステップS1306で、上記ウェブサイト閲覧ログデータベース300は受信した閲覧情報を記録する。記録される情報が、複数のウェブサイトのウェブページのインターネット利用者の閲覧情報である場合は、ログとして記録するための規則に整形して記録してもよい。
このようにして、上記ウェブサイト閲覧ログデータベース300に閲覧情報が記録されたら、上記広告データ処理部10及び成果計算部20は、上記第1実施例と同様にして成果情報を出力することができる。
この第3実施例の広告効果測定データ作成システムでは、上記ウェブサイト閲覧ログデータベース300が記録している閲覧情報にウェブサイトIDを付与しているので、上記成果データベース400に記録される成果情報にも広告主のウェブサイトを区別する情報を付加することができる。そのため、広告主が複数の広告活動をおこなう場合に、各利用者が異なるウェブサイトのウェブページを閲覧した場合にも、ウェブサイトを区別して広告に紐づいた成果を判断することが可能である。
1 広告効果測定エンジン
2 広告配信エンジン
3 閲覧取得エンジン
10 広告データ処理部
20 成果計算部
30 広告呼出部
40 閲覧データ処理部
50 閲覧取得部
100 広告マスタデータベース
200 広告配信ログデータベース
300 ウェブサイト閲覧ログデータベース
400 成果データベース
a 利用者端末
b サーバ

Claims (3)

  1. 広告掲載ウェブページに配信された広告の広告IDとその広告掲載ウェブページにアクセスした利用者の端末を識別する端末IDとが対応づけられた広告配信情報を記憶した広告配信ログデータベースと、
    広告主のウェブサイトのウェブページにアクセスした利用者の端末の端末IDとアクセスされた広告主のウェブサイトのウェブページとを対応づけたウェブサイトの閲覧情報を記憶したウェブサイト閲覧ログデータベースと、
    上記広告配信ログデータベース及びウェブサイト閲覧ログデータベースに接続する広告データ処理部と、
    この広告データ処理部に接続された成果計算部とを備え、
    上記広告データ処理部は、
    上記広告配信ログデータベースから上記広告配信情報を取得し、取得した広告配信情報のなかから、利用者の端末IDと、その端末IDに対応づけられた広告ID群とを関連付けて集計した集計データを生成する機能と、
    この集計データを上記成果計算部に発信する機能とを備え、
    上記成果計算部は、
    上記広告データ処理部から上記集計データを受信したとき、その集計データに含まれる端末IDごとに上記ウェブサイト閲覧ログデータベースの閲覧情報を特定し、この閲覧情報にサービスの締結や商品の購買などを完了するための成果ページに到達したことを示す成果信号が含まれているか否かを判定する機能と、
    成果信号が含まれていると判定したとき、上記閲覧情報の端末IDと、その端末IDに対応づけられた広告ID群とを成果情報として出力する機能と
    を備えた広告効果測定データ作成システム。
  2. 上記広告データ処理部に接続した広告マスタデータベース及び広告呼出部を備え、
    上記広告マスタデータベースは広告データを記憶する機能を備え、
    上記広告呼出部は、上記広告掲載ウェブページに利用者の端末からのアクセスがあったとき、予め設定されたロジックにしたがって上記広告マスタデータベースから広告を選択する機能と、
    上記選択した広告を上記広告掲載ウェブページに配信する機能と、
    上記配信した広告を識別する広告IDと上記広告を閲覧した利用者の端末の端末IDとを対応づけて上記広告データ処理部に送信する機能とを備え、
    上記広告データ処理部は、上記受信した広告ID及び端末IDに、その送信元である上記広告呼出部を識別する識別情報を対応づけて上記広告配信情報として上記広告配信ログデータベースに記憶させる機能を備えた請求項に記載の広告効果測定データ作成システム。
  3. 上記広告データ処理部に接続した閲覧取得部を備え、
    この閲覧取得部は、
    上記広告主のウェブサイトのウェブページにアクセスした利用者の端末の端末IDに、閲覧履歴を対応づけるとともに、成果ページにアクセスした利用者の端末の端末IDに成果信号を対応づけて閲覧情報を生成する機能と、
    上記閲覧情報を上記広告データ処理部に送信する機能とを備え、
    上記広告データ処理部は、
    上記閲覧取得部から受信した上記閲覧情報に、広告主のウェブサイトを識別するウェブサイトIDを対応づけて上記ウェブサイト閲覧ログデータベースに記憶させる機能を備えた請求項1又は2に記載の広告効果測定データ作成システム。
JP2010034069A 2010-01-28 2010-01-28 広告効果測定データ作成システム Expired - Fee Related JP5501021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010034069A JP5501021B2 (ja) 2010-01-28 2010-01-28 広告効果測定データ作成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010034069A JP5501021B2 (ja) 2010-01-28 2010-01-28 広告効果測定データ作成システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011159264A JP2011159264A (ja) 2011-08-18
JP2011159264A5 JP2011159264A5 (ja) 2013-05-23
JP5501021B2 true JP5501021B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=44591131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010034069A Expired - Fee Related JP5501021B2 (ja) 2010-01-28 2010-01-28 広告効果測定データ作成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5501021B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10999298B2 (en) 2004-03-02 2021-05-04 The 41St Parameter, Inc. Method and system for identifying users and detecting fraud by use of the internet
US11301585B2 (en) 2005-12-16 2022-04-12 The 41St Parameter, Inc. Methods and apparatus for securely displaying digital images
US8151327B2 (en) 2006-03-31 2012-04-03 The 41St Parameter, Inc. Systems and methods for detection of session tampering and fraud prevention
US9112850B1 (en) 2009-03-25 2015-08-18 The 41St Parameter, Inc. Systems and methods of sharing information through a tag-based consortium
US10754913B2 (en) 2011-11-15 2020-08-25 Tapad, Inc. System and method for analyzing user device information
US10290017B2 (en) * 2011-11-15 2019-05-14 Tapad, Inc. Managing associations between device identifiers
US9633201B1 (en) 2012-03-01 2017-04-25 The 41St Parameter, Inc. Methods and systems for fraud containment
US9521551B2 (en) 2012-03-22 2016-12-13 The 41St Parameter, Inc. Methods and systems for persistent cross-application mobile device identification
EP2880619A1 (en) 2012-08-02 2015-06-10 The 41st Parameter, Inc. Systems and methods for accessing records via derivative locators
WO2014078569A1 (en) 2012-11-14 2014-05-22 The 41St Parameter, Inc. Systems and methods of global identification
US10902327B1 (en) 2013-08-30 2021-01-26 The 41St Parameter, Inc. System and method for device identification and uniqueness
US20160027040A1 (en) * 2014-07-25 2016-01-28 Facebook, Inc. Determining contributions of various user interactions to a conversion
US10091312B1 (en) 2014-10-14 2018-10-02 The 41St Parameter, Inc. Data structures for intelligently resolving deterministic and probabilistic device identifiers to device profiles and/or groups
JP6286476B2 (ja) * 2016-05-10 2018-02-28 株式会社ロックオン 顧客を軸としたアクセス履歴解析システム、顧客を軸としたアクセス履歴解析方法、および、顧客を軸としたアクセス履歴解析プログラム
JP7157570B2 (ja) * 2018-06-27 2022-10-20 株式会社野村総合研究所 サーバ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007156930A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Ubiquitous Core Inc 広告成果利用システム、広告成果管理システムおよび広告成果利用方法
JP2007164710A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Bb Mobile Corp バナー配信システム及びバナー配信方法
WO2007113904A1 (ja) * 2006-04-04 2007-10-11 Media Groove Corporation 広告配信システム、広告配信サーバ装置、広告配信方法、および、広告表示プログラム
JP2009020845A (ja) * 2007-07-14 2009-01-29 Media Flats Co Ltd 広告成果管理システム、広告成果管理装置及び広告成果管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011159264A (ja) 2011-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5501021B2 (ja) 広告効果測定データ作成システム
KR101419465B1 (ko) 온라인 마케팅 캠페인을 위한 동적 프록시 방법 및 장치
JP5562328B2 (ja) インターネットベースの広告の自動監視および照合
JP5596152B2 (ja) 電子商取引ウェブサイトでの情報マッチングの方法及びシステム
JP5259012B2 (ja) 目標位置やキーワードでトリガされた広告及びユーザが呼び出し可能な層ベースの広告を発生する方法
JP4809219B2 (ja) 広告主ウェブ情報の検索を用いた広告提供
US20160364736A1 (en) Method and system for providing business intelligence based on user behavior
JP6441817B2 (ja) 入札の予想収益に基づくリアルタイム入札の開始
JP4740630B2 (ja) 流行創出型広告方法及びプログラム
TWI379250B (en) Method and system for creating superior informational guides
KR20150130282A (ko) 실시간 비딩용 지능형 플랫폼
KR20070004077A (ko) 과거 검색 질의들을 이용하는 광고 타겟팅 정보 및/또는광고 크리에이티브 정보 결정
JP2009265833A (ja) 広告システム及び広告方法
KR101783721B1 (ko) 대역 ip를 이용한 집단 타겟팅 시스템 및 그 방법
US20110313833A1 (en) Reconstructing the online flow of recommendations
JP2011508925A (ja) 行動関連性のウィジェット支援による検出および公表
JP2011529228A5 (ja)
KR100987058B1 (ko) 인터넷 컨텐츠의 키워드를 이용한 광고 서비스 제공 방법,시스템 및 이를 위한 프로그램 기록매체
JP2007241921A (ja) 広告配信システムおよび広告配信方法
JP2002202931A (ja) サーバ及び記録媒体
JP7157570B2 (ja) サーバ
KR20130039179A (ko) 온라인 쇼핑몰 기반의 타겟 광고 제공 시스템, 그의 타겟 광고 제공 장치 및 방법
TWI276005B (en) System and method for enhancing e-commerce transactions by assessing the users' economic purchase value relative to advertisers
JP4962493B2 (ja) 情報収集プログラム、情報収集装置、情報収集方法
US10296763B1 (en) Consumption history privacy

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5501021

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees