JP2010113542A - 情報提供システム、情報処理装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のウェブサイトから横断的にユーザに関する情報を収集して、ユーザ属性を形成するプログラム等を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明によるプログラムは、コンピュータを、異なる任意のウェブサイトで提供され、または、入力された閲覧情報を取得して、コンピュータの備える記憶装置に記録する閲覧情報取得手段、及び、閲覧情報取得手段により記憶装置に記録された閲覧情報を送信する閲覧情報報告手段として機能させるためのプログラムである。これにより、特定のウェブサイトのみならず、異なる複数の任意のウェブサイトの閲覧情報やユーザが入力した検索キーワードを横断的に取得できるようになるため、より適切にユーザ属性を形成できるようになる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ユーザに関する情報を収集して、ユーザの属性に応じた情報を配信等するための情報処理技術に関する。
インターネットの普及に伴い、インターネットのメディアとしての価値が高まり、インターネット広告市場が急成長している。従来、インターネットを使った広告として、ウェブサイトに広告主のサイトへのリンクを設定した画像を掲載するバナー広告や、メールマガジンに数行の文を掲載するテキスト広告など、様々な種類が知られている。
また、このような広告を配信するにあたり、ウェブページの内容に連動して広告が選択されるコンテンツ連動広告や、配信先ユーザの性別や嗜好などの属性(プロファイル)に合わせてターゲットを絞って広告を送信するターゲティング広告(パーソナライズド広告)など、様々な手法が知られている。
特に、ターゲティング広告は、広告に興味を持ちそうなユーザに対してのみ広告を配信するため、高い広告効果を得ることが期待できる。しかし、そもそもユーザ属性をどのように特定するかが問題であり、これによって広告効果に大きな差が生じる。従来、このユーザ属性を決める手法として、ユーザへのアンケート結果を利用する手法や、ウェブサイトにおけるユーザの操作履歴等をクッキー(cookie)の仕組みを利用して収集し、ユーザ属性を推定する手法などが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2003−67289号公報
ところで、一般に、ユーザの嗜好や興味は時間が経過するに従って変化していくため、上記アンケート結果を利用する手法では、時間が経つに連れて、ターゲティングに大きなズレが生じるという問題が指摘されている。
一方、クッキーを利用する手法の場合、ユーザに関する情報や最後にそのウェブサイトを訪れた日時等を、ユーザがウェブサイトに訪れる度に記録することができるため、時間の経過に伴うターゲティングのズレを比較的小さくすることは可能である。しかしながら、クッキーを利用する手法では、一つ一つのウェブサイト単位でクッキーが保存・管理されるため、複数のウェブサイトを横断的に情報収集することができず、より精緻なターゲティングをすることができない。
簡単な例を示すと、ショッピングサイトAにより保存されるクッキーは当該サイトAのみが取得でき、書籍販売サイトBにより保存されるクッキーは当該サイトBのみが取得できる。そのため、あるユーザが、最近サイトAでゴルフ用品を買い揃えたとしても、その情報をサイトBは知ることができない。ユーザがサイトBを訪れたとき、ゴルフのノウハウ本を推薦したり、ゴルフコースのバナー広告を掲載したりすれば、ユーザが関心を示す可能性が高いことが予想されるが、サイトBにおける過去の履歴にゴルフに関する情報が無ければ、従来、サイトBでこのような情報を提供できず、販売機会等を逃す結果につながっている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ユーザ属性を形成するにあたり、複数のウェブサイトから横断的にユーザに関する情報を収集するプログラム等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による情報提供システムの第1の態様は、ユーザ端末と情報提供サーバとが相互にネットワークを介して接続された情報提供システムにおいて、ユーザ端末は、異なる任意のウェブサイトで提供され、または、入力された閲覧情報を取得して、ユーザ端末の備える記憶装置に記録する閲覧情報取得手段と、閲覧情報取得手段により記憶装置に記録された閲覧情報を送信する閲覧情報報告手段と、を備える。情報提供サーバは、ユーザ端末から受信した閲覧情報を取得する閲覧情報取得手段と、閲覧情報の履歴に基づいてユーザの属性を特定するユーザ属性特定手段と、特定されたユーザ属性をネットワークに送信するユーザ属性報告手段と、を備える。
本発明の情報提供システムの第2の態様は、ユーザ端末と情報提供サーバとが相互にネットワークを介して接続された情報提供システムにおいて、ユーザ端末は、異なる任意のウェブサイトで提供され、または、入力された閲覧情報を取得して、ユーザ端末の備える記憶装置に記録する閲覧情報取得手段と、閲覧情報取得手段により記憶装置に記録された閲覧情報を送信する閲覧情報報告手段と、情報提供サーバからカテゴリ情報を受信して記憶装置に記録するカテゴリ取得手段と、記憶装置に蓄積されたカテゴリ情報の履歴に基づいてユーザの属性を算出するユーザ属性演算手段と、算出されたユーザ属性をネットワークに送信するユーザ属性報告手段と、を備える。情報提供サーバは、ユーザ端末から受信した閲覧情報の属するカテゴリ情報を生成し、当該カテゴリ情報をユーザ端末に送信する手段を備える、情報提供システム。
かかる発明によれば、特定のウェブサイトのみならず、異なる複数の任意のウェブサイトを閲覧することにより得られた閲覧情報を全て横断的に取得できるようになるため、現時点におけるユーザの嗜好や興味に即したユーザ属性を形成できるようになり、より適切なターゲティングが可能となる。
なお、上記第1の態様は、情報提供サーバが、ユーザ端末から報告された閲覧情報をユーザ端末に対応付けて蓄積し、閲覧情報の履歴に基づきユーザ属性を算出する態様であるのに対し、上記第2の態様は、情報提供サーバが、ユーザ端末から閲覧情報が報告されるごとにカテゴリ情報をユーザ端末に返信し、ユーザ端末側で、カテゴリ情報を蓄積してカテゴリ情報の履歴に基づきユーザ属性を算出する態様である点で異なる。
情報の蓄積およびユーザ属性の算出の一方または双方をユーザ端末側でやるか情報提供サーバ側でやるかは、ユーザ端末側で実行されるプログラムの容量や処理速度、情報提供サーバの処理能力、閲覧情報やユーザ属性、カテゴリ情報の内容によって、適宜選択することが可能である。一般には、膨大な閲覧情報を整理して一定のカテゴリ情報を出力するためには、大容量のデータベースと高い演算能力が要求されるため、サーバにより行うことが処理時間を短くするために好ましい。ただし、ユーザ端末の処理能力が高いならば、情報提供サーバを介在させることなく、閲覧情報の蓄積からユーザ属性算出までの一連の処理をユーザ端末側で実行することも可能である。
またカテゴリ情報を利用することで、ユーザの嗜好や興味という観点で膨大な閲覧情報を仕分けすることができるので、より効率的にかつ効果的にユーザの嗜好や興味をユーザ属性に反映させることができる。ただし、カテゴリ情報(すなわちカテゴリ生成手段)を必ずしも利用する必要はなく、閲覧情報を蓄積して閲覧情報の履歴から直接的にユーザ属性を演算するように構成してもよい。
更に本発明の情報提供システムは、ネットワークにさらにウェブサーバが接続され、ウェブサーバは、ネットワークからユーザ属性を取得し、当該ユーザ属性に応じて情報をフィルタリングし、当該フィルタリングにより選択された情報をユーザに送信する手段を備える。
かかる構成により、ウェブサーバにおいて、上記ユーザ属性に基づくフィルタリングを行えば、ユーザの嗜好や興味に応じた情報を選択し、または、抽出した上で、ユーザ端末に閲覧できるように提供することが可能となる。なお、このフィルタリングはユーザ端末に関与させてもよい。
ここで本発明において「閲覧情報」とは、異なる任意のウェブサイトで提供されるメタデータ、ウェブサイトのアドレス情報、およびウェブサイトで提供される検索エンジンに入力された検索キーワードからなる群から選ばれる1以上の情報を含む。
また本発明において「メタデータ」とは、ウェブサイトにアクセスすることにより取得可能なハイパーテキストに含まれるテキストデータであって、ブラウザにより表示されることのない情報を含む。
また本発明において「アドレス情報」とはネットワークにおけるロケーションを特定する情報であり、URLやIPアドレスを含む概念である。
また本発明において「検索エンジン」とは、Google(登録商標)やYahoo!(登録商標)等のインターネット情報検索サイトで提供される検索機能のみならず、ショッピングサイト等で個別に提供される、サイト内検索(ホームページ内検索)のための検索機能も含むものである。
また本発明において(ユーザ)「属性」とは、ユーザに関する種々の情報を示すものであり、例えば、ユーザの年齢、性別、ID、嗜好、興味、行動履歴、地域等、いわゆるユーザプロファイルと総称される情報を含むものである。
本発明において、上記システムのユーザ端末で実行されるプログラムは、次のようなものである。
上記第1の態様のシステムにおけるユーザ端末用のプログラムは、コンピュータを、異なる任意のウェブサイトで提供され、または、入力された閲覧情報を取得して、コンピュータの備える記憶装置に記録する閲覧情報取得手段、及び、閲覧情報取得手段により記憶装置に記録された閲覧情報を送信する閲覧情報報告手段、として機能させるためのプログラムである
上記第2の態様のシステムにおけるユーザ端末用のプログラムは、コンピュータを、受信したカテゴリ情報の履歴に基づいてユーザの属性を算出するユーザ属性演算手段、及び、ユーザ属性演算手段により算出されたユーザ属性を送信するユーザ属性報告手段、としてさらに機能させるためのプログラムである。
さらに本発明は、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も対象となる。
上記プログラムをコンピュータが実行することにより実現されるユーザ端末としての情報処理装置は、上記第1の態様については、異なる任意のウェブサイトで提供され、または、入力された閲覧情報を記録するための記憶装置と、閲覧情報を取得して、記憶装置に記録する閲覧情報取得手段と、閲覧情報取得手段により記憶装置に記録された閲覧情報を送信する閲覧情報報告手段と、を備えることになる。
また上記第2の態様については、受信したカテゴリ情報の履歴に基づいてユーザの属性を算出するユーザ属性演算手段と、ユーザ属性演算手段により算出されたユーザ属性を送信するユーザ属性報告手段と、をさらに備えることになる。
さらに本発明において、ユーザ端末で実行されるプログラムとして、コンピュータを、ユーザ属性特定手段により特定されたユーザ属性に応じて、サーバコンピュータから受信した情報をフィルタリングし、当該フィルタリングにより選択された情報をユーザに提示する情報選択手段として、さらに機能させるためのプログラムであってもよい。
上記プログラムをコンピュータが実行することにより実現されるユーザ端末としての情報処理装置は、ユーザ属性演算手段により算出されたユーザ属性に応じて、サーバコンピュータから受信した情報をフィルタリングし、当該フィルタリングにより選択された情報をユーザに提示する情報選択手段をさらに備えることになる。
かかる発明によれば、異なる複数の任意のウェブサイトでそれぞれ入力、検索されたキーワードを全て横断的に取得してユーザ属性を形成できることに加え、サーバコンピュータから受信した情報をユーザ端末側において、適切にフィルタリングできるようになる。
本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロードされることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
なお、本明細書等において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
本発明によれば、異なる任意のウェブサイトで提供される閲覧情報を取得して蓄積する手段を備えることにより、複数のウェブサイトから横断的にユーザに関する情報を収集した結果をユーザ属性に適切に反映することが可能となる。これにより、従来のターゲティング広告よりも最適化された情報や広告を選択してユーザに配信できるようになり、ユーザにとって従来以上に有益な情報を提供できるため、より高い広告効果を望めるようになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1は、本発明の第1の態様に係り、ユーザ端末が閲覧情報を送信し、情報提供サーバが閲覧情報に基づいてユーザ属性の特定を行うものである。
図1は、本発明の実施形態1に係る情報提供システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本情報収集システム100は、ユーザ端末(情報処理装置)10と、複数のウェブサーバ20と、情報提供サーバ30とを備え、これらがインターネット等のネットワークNを介して相互に接続されることにより構成される。
ユーザ端末10は、ユーザが使用するコンピュータであり、例えば、パーソナル・コンピュータ(PC)や携帯端末(携帯電話機やPDA等)が用いることができる。本実施形態において、ユーザ端末10には、後述の情報処理プログラムがインストールされていて、これにより、ウェブサイトの閲覧情報を取得して、ローカルの記憶装置12に記録する機能が実現されている。また、ユーザ端末10は、ウェブサイトをブラウジングするためのブラウザを備えていることが好ましい。
ウェブサーバ20は、インターネット等のネットワークN上にウェブサイトを開設し、このウェブサイトを介してユーザ端末10等に各種サービスを提供するコンピュータである。ウェブサーバ20の開設するウェブサイトの例としては、情報検索サイト、ショッピングサイト、各種情報を提供する情報サイト、ブログ等、種々のサイトがある。
情報提供サーバ30は、ユーザ端末10が閲覧したウェブサイトに関する閲覧情報を基に、ユーザの属性(プロファイル)を形成し、当該ユーザ属性に応じた広告等の情報をユーザ端末10に配信する機能を有するコンピュータである。
ネットワークNは、ユーザ端末10と複数のウェブサーバ20と情報提供サーバ30との間で、相互に情報を送受信するための通信回線である。例えば、インターネット、LAN、専用線、パケット通信網、電話回線、企業内ネットワーク、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
図2は、ユーザ端末10、ウェブサーバ20、情報提供サーバ30に含まれるコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。各コンピュータは、図2に示すように、コンピュータ全体の動作を制御するCPU(制御手段)40、作業領域として利用される主記憶装置41、各種の情報を格納する外部記憶装置42、入力インタフェース43、出力インタフェース44、通信インタフェース45及びこれらを結ぶバス46を備える専用又は汎用のコンピュータを適用することができる。
なお、各サーバは、単一のコンピュータより構成されるものであっても、ネットワーク上に分散した複数のコンピュータより構成されるものであってもよい。また、単一のコンピュータが複数のサーバ機能を備えてもよい。
図3は、本実施形態1におけるユーザ端末10および情報提供サーバ30の備える機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ユーザ端末10は、ユーザがウェブサイトを閲覧した際にウェブサイトから提供されたり、ユーザにより入力されたりして得られる閲覧情報を取得してローカルの記憶装置12に記録する閲覧情報取得手段13と、記憶手段12に記録された閲覧情報を読み出してネットワークNを介して情報提供サーバ30に送信する閲覧情報報告手段14と、を備えている。
図3に示すように、情報提供サーバ30は、ユーザ端末10からネットワークNを介して受信した閲覧情報を取得する閲覧情報取得手段35と、閲覧情報の履歴に基づいてユーザ属性を特定するユーザ属性特定手段34と、特定されたユーザ属性を、ネットワークNを介してウェブサーバ20またはユーザ端末10に送信するユーザ属性報告手段38と、を備えている。本実施形態では、ユーザ属性特定手段34は、ユーザ端末10から受信した閲覧情報の属するカテゴリ情報を生成し記憶装置32に記憶するカテゴリ生成手段36と、記憶装置32に蓄積されたカテゴリ情報の履歴に基づいてユーザの属性を算出するユーザ属性演算手段37と、を備える。
なお、本実施形態においては、情報提供サーバ30の運営者等が、ユーザ端末10を利用する者(すなわち、インターネットのユーザ)に対して本発明の第1の態様に係る情報処理プログラム(クライアントソフト)を配布し、当該情報提供プログラムの配布を受けたユーザが、この情報提供プログラムをユーザ端末10にインストールする。この情報提供プログラムには、図3に示す各機能手段の一部(閲覧情報取得手段13を少なくとも含む)又は全部を、コンピュータ(ユーザ端末10)に実現させるためのプログラムが含まれており、この情報提供プログラムがインストールされたコンピュータは、図3に示す各機能手段の一部又は全部を実現するユーザ端末10として機能するようになっている。
情報提供プログラムの配布は、CD−ROM等の記録媒体にプログラムを記録して配布してもよいし、ネットワークを通じてユーザがプログラムをダウンロードできるようにしてもよい。さらに、他のプログラムの一部として、本情報処理プログラムを組み込んでもよいし、他のプログラムとバンドルして、ユーザに配布してもよい。
閲覧情報取得手段13が取得する閲覧情報は、異なる任意のウェブサイトで提供されるメタデータ、ウェブサイトのアドレス情報、およびウェブサイトで提供される検索エンジンに入力された検索キーワードのいずれか、または、これらの組合せで構成される情報である。情報取得の対象となるウェブサイトは、複数のウェブサーバ20により開設される各種のウェブサイト(ウェブ情報検索サイト、ショッピングサイト、情報誌サイト、コミュニティサイト等)で提供される検索エンジン(ウェブ検索、ニュース検索、買い物検索、画像検索、口コミ検索、ブログ検索、サイト内検索等)である。メタデータとは、ユーザがブラウザ等を用いてアクセスした場合に参照されるハイパーテキストの一部に含まれるテキストデータであって、検索エンジン等により検察された場合にウェブサイトが上位に抽出されるように含められる情報である。アドレス情報は、ネットワークNにおけるウェブサイトのロケーションを示す文字、数字、記号の組合せであって、URL情報やIPアドレス情報が相当する。検索キーワードは、アクセスしたウェブサイトにおいてユーザがキーボード等の入力手段を用いて検索のために入力した文字情報である。メタデータは、ウェブサイトを特徴付けるための情報であるため、ユーザの嗜好や興味を示唆する本発明の閲覧情報として適する。アドレス情報は、事後的にそのアドレス情報により特定されるウェブサイトに再接続し、最新の情報を得ることにより、ユーザの嗜好や興味を事後的にブラッシュアップできるため、本発明の閲覧情報として適する。検索キーワードは、ユーザが直接検索の対象を示すために入力するものであり、ユーザの検索したい情報を端的に示すことから、本発明の閲覧情報として適する。
図4は、本実施形態に係る閲覧情報取得手段13による処理等の流れを示すイメージ図である。図4に示すように、一般に、ウェブサーバ20からユーザ端末10に矢印60で示す各種のウェブサイトのハイパーテキスト等のホームページ情報が提供される。ユーザ端末10ではブラウザ等によって、アクセスしたウェブサイトのページ50が表示される。このホームページ情報60には、ホームページ50を表示させるための文字、画像、制御情報の他、メタデータ56が含まれており、ユーザ端末10において取得可能になっている。また、ホームページ情報60のアクセス時にはアドレス情報58が取得される。さらにホームページ50で提供される検索エンジンを用いてユーザが検索を行うときに上記検索キーワードも取得される。例えば、ユーザがキーワードを入力フォーム(入力ボックス)52に入力した後、検索ボタン54をクリック等すると、当該入力フォーム52に入力された検索キーワードがユーザ端末10からウェブサーバ20に送信される(図4の矢印62)。そして、ウェブサーバ20は受信した検索キーワードに基づいてサーバ20内のデータベース等を検索し、その検索結果をユーザ端末10に返す(図4の矢印66)ようになっている。
本実施形態に係る閲覧情報取得手段13は、ホームページ50にアクセスする際に当該ウェブサイトのアドレス情報58を取得し、ユーザ端末10の備えるローカルの記憶装置12に閲覧情報の一部として記録する(図4の矢印64)。また、ホームページ50のホームページ情報60から上記メタデータ56を抽出し、閲覧情報の他の一部として記録する。さらに、検索ボタン54がクリック等され、入力フォーム52に入力されたキーワードがウェブサーバ20に送信される処理を契機(トリガ)として、当該検索キーワードを取得して閲覧情報の一部として記録する。
閲覧情報取得手段13は、上述のとおり、ユーザ端末10にインストールされた情報処理プログラムにより実現されるものであり、クッキー(cookie)の仕組みを何ら利用しない。したがって、閲覧情報取得手段13は、特定のウェブサイトで入力された検索キーワードのみを取得するのではなく、メタデータ、アドレス情報を含めて取得し、さらに異なる任意のウェブサイトにアクセスする際に得られるメタデータ、アドレス情報、および入力された検索キーワードを取得することができるため、複数のウェブサイトから横断的に取得した閲覧情報からユーザ属性を特定できるようになっている。
図5に示すように、閲覧情報報告手段14は、ローカルの記憶装置12に記録された閲覧情報を、閲覧の直後に、定期的に、又は不定期に読み出して、情報提供サーバ30に送信する機能を有している(図5の矢印68)。ただし、情報提供サーバ30からの要求に応じて、記憶装置12に記録された閲覧情報を送信するものとしてもよい。閲覧情報を2回目以降に送信するとき、前回の送信からの差分を送るようにすると、ネットワーク資源の効率的な利用の観点から好ましい。
図5に示すように、情報提供サーバ30では、閲覧情報取得手段35がユーザ端末10から送信された閲覧情報(図5の矢印68)を受信する。閲覧情報を受信すると、ユーザ属性特定手段34のカテゴリ生成手段36が、受信した閲覧情報を、情報提供サーバ30の備える記憶装置32に格納されているデータベースと照合し、受信した各閲覧情報の属するカテゴリ(ジャンル、分類)のID(識別子)を取得する。例えば、このデータベースには、グルメ、音楽、芸能、スポーツ、会社、電気製品等のカテゴリ毎に、それぞれ関連する閲覧情報(キーワード)が対応付けられている。一例として、カテゴリ「グルメ」には、関連する閲覧情報として、和、中華、フレンチ、イタリアン、等のキーワードが予め対応付けられている。このとき、一つの閲覧情報に対して、複数のカテゴリを対応付けてもよいし、一群の閲覧情報に対して、一つのカテゴリを対応付けてもよい。また、各カテゴリには、カテゴリを識別するためのカテゴリIDが付与されている。そして、例えば、受信した閲覧情報に含まれるキーワードの一つが「中華」であれば、データベースを照合して、「グルメ」というカテゴリを取得する。こうして、情報提供サーバ30は、受信した閲覧情報に対応するカテゴリIDを生成し、記憶装置32に記憶する(図5の矢印70)。
ここで、情報提供サーバ30を、カテゴリIDを更新可能に構成してもよい。例えば、閲覧情報に含まれるウェブサイトのアドレス情報を参照して、情報提供サーバ30が、定期的に又は不定期に当該ウェブサイトにアクセスし、最新のウェブサイトのハイパーテキスト等の情報からメタデータ等を入手して、この新たに入手したメタデータ等に基づきカテゴリIDを更新するように構成することができる。
ユーザ属性演算手段37は、記憶装置32に累積して蓄積されたカテゴリIDを、定期又は不定期に読み出して、このカテゴリIDの履歴を分析して、ユーザ属性を特定する機能を有している。このとき、ユーザ属性演算手段37は、カテゴリIDの履歴に、事前に定めた所定のロジックを当てはめて演算処理を行い、各カテゴリ毎にユーザの興味等に応じた重み付け(ウェイト)を算出する。そして、この各カテゴリ毎の重み付けの配列をユーザ属性として、ローカルの記憶装置32に記録する。
ユーザ属性を演算するロジックは、最近入力した閲覧情報に係るカテゴリIDのポイントを高く評価して、時間の経過に従ってポイントを減衰させるなど、時間軸を加味してユーザ属性を評価することが好ましい。これにより、算出されるユーザ属性は、ユーザの現時点における興味・嗜好等により合致したものとなる。
図5を参照して、情報提供サーバ30との連携が規定されている所定のウェブサーバ20にユーザ端末10がアクセスした場合を説明する。ウェブサーバ20はユーザ端末20からアクセス(図5の矢印72)があると、ユーザ端末10を特定する情報を伴って情報提供サーバ30にユーザ属性の送信を要求(図5の矢印74)する。ウェブサーバ20からの要求に応じて、情報提供サーバ30のユーザ属性報告手段38は、ローカルの記憶手段32に記録された、当該ユーザ端末10に対応付けられたユーザ属性を読み出し、ネットワークNを介して要求元のウェブサーバ20に送信する。
なお、ユーザ属性報告手段38は、事前に定めた特定のウェブサーバに対してのみ、ユーザ属性を送信するようにセキュリティを施すことが好ましい。これにより、ユーザ属性が不正に用いられることを防止可能である。
その後、ユーザ属性を取得したウェブサーバ20は、当該ユーザ属性に基づいてターゲティングを行い、複数の情報の中からユーザ属性に合わせて選択された情報をホームページ情報等に組み込んでユーザ端末10に送信する(図5の矢印80)。
以上のように構成される情報提供システム100の動作の概要について説明する。
図6は、本実施形態1におけるユーザ端末10における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図6に示すように、情報提供サーバ30の運営者等が、ユーザ端末10を利用する者(すなわち、インターネットのユーザ)に対して、情報処理プログラムを配布する。配布を受けたユーザは、この情報処理プログラムをユーザ端末10にインストールして、本実施形態に係る情報提供サービスの利用を開始する(S10)。
その後、ユーザ端末10のユーザは、任意のウェブサイトにブラウザ等を利用してアクセスし、当該ウェブサイトを閲覧したり、ウェブサイトで提供される検索エンジンを使って検索したりすると、閲覧情報が取得されて記録され、当該キーワードの属するカテゴリIDがローカルに蓄積される。例えば、ウェブサイトのアドレス情報が抽出され、ウェブサイトのハイパーテキストからメタデータが抽出され、ユーザが検索エンジンに入力した検索キーワードが取得され、組み合わされてローカルの記憶装置12に記憶される(S12)。この閲覧情報の取得処理および蓄積処理が、ウェブサイトを閲覧するたびに繰り返されて、複数のウェブサイトで横断的に情報の累積が実施されていく。
そして、定期的にまたは不定期に、所定のタイミングで、累積してきた閲覧情報がネットワークNを介して情報提供サーバ30に送信される(S14)。
図7は、本実施形態1における情報提供サーバ30における処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、上記所定のタイミングにネットワークNを介して閲覧情報が送信されてくると、情報提供サーバ30において、閲覧情報が取得される(S20)。閲覧情報が取得されると、ローカルの記憶装置32に格納されているデータベースと照合され、受信した閲覧情報の属するカテゴリが取得される。そして取得されたカテゴリを識別するためのカテゴリIDが生成され、ユーザ端末10を特定情報に対応付けて記憶装置32に蓄積される(S22)。このとき、カテゴリIDとともに現在時間情報も記録される。これにより、あるユーザ端末10についてのカテゴリIDの履歴が形成される。
次いで、定期的にまたは不定期に決定される所定のタイミングで、各ユーザ端末10に対応付けて記憶装置32に格納されたカテゴリIDの履歴が参照され、ユーザ属性が算出される(S24)。例えば、所定のロジックに基づきカテゴリIDの履歴に対して演算処理を行い、カテゴリ毎にユーザの興味等に応じた重み付けが算出され、この重み付けに対応した複数のカテゴリの配列がユーザ属性としてローカルの記憶装置32に記録される。
ユーザ端末10から所定のウェブサイトを閲覧するためにウェブサーバ20がアクセスされ、ウェブサーバ20がこのアクセスに対応して情報提供サーバ30にユーザ属性の提供要求をすると、情報提供サーバ30の記憶装置32において更新されながら記憶されている最新のユーザ属性が読み出され、ネットワークN経由でウェブサーバ20に提供される。ウェブサーバ20からはこのユーザ属性に基づいてターゲティングされた情報がネットワークNを介してユーザ端末10に配信されるようになる(S26)。
以上、本実施形態1によれば、刻々と変化するユーザの嗜好や興味に従来よりも適切に、かつ、タイムリーに追従することができ、より適切なターゲティングが可能となる。具体的には、異なる複数のウェブサイトを閲覧することにより得られた閲覧情報を蓄積するので、ユーザがアクセスしたウェブサイト全ての情報を横断的に取得できる。よって、閲覧情報の履歴から推定されたユーザ属性は、現時点におけるユーザの嗜好や興味に合致した情報を含むことになり、従来より精度の高いターゲティングが可能となる。
特に実施形態1によれば、ユーザ端末10で実行されるプログラムは、閲覧情報を情報提供サーバ30に転送すればよいだけなので、ユーザ端末10における処理負担を些少に抑えることが可能である。
(実施形態2)
本発明の実施形態2は、本発明の第2の態様に係り、ユーザ端末が閲覧情報を送信し、情報提供サーバが閲覧情報に基づいてカテゴリ情報を生成してユーザ端末に返送し、ユーザ端末側でカテゴリ情報の履歴に基づきユーザ属性の特定を行うものである。
本発明の実施形態2に係る情報提供システムの概略構成およびユーザ端末10、ウェブサーバ20、情報提供サーバ30に含まれるコンピュータのハードウェア構成については、上記実施形態1と同様であるため(図1及び図2)、その説明を省略する。
図8は、本実施形態2におけるユーザ端末10および情報提供サーバ30の備える機能構成を示すブロック図である。図8に示すように、ユーザ端末10は、ユーザがウェブサイトを閲覧した際にウェブサイトから提供されたり、ユーザにより入力されたりして得られる閲覧情報を取得してローカルの記憶装置12に記録する閲覧情報取得手段13と、記憶手段12に記録された閲覧情報を読み出してネットワークNを介して情報提供サーバ30に送信する閲覧情報報告手段14と、閲覧情報を記憶装置12に記録された閲覧情報の履歴を分析してユーザ属性を特定するユーザ属性特定手段15と、特定されたユーザ属性を読み出して情報提供サーバ30またはウェブサーバ20に送信するユーザ属性報告手段18と、オプショナルで、ウェブサーバ20又は情報提供サーバ30から受信した情報を記憶装置12に記録されたユーザ属性を用いてフィルタリングする情報選択手段19と、を備えている。ユーザ属性特定手段15は、情報提供サーバ30から提供されたカテゴリ情報を取得してローカルの記憶装置12に格納するカテゴリ取得手段16と、ローカルの記憶装置12に格納されたカテゴリ情報の履歴を特定のロジックに基づいて分析してユーザ属性を算出するユーザ属性演算手段17と、を備える。
情報提供サーバは、ユーザ端末10からネットワークNを介して受信した閲覧情報を取得する閲覧情報取得手段35と、ユーザ端末10から受信した閲覧情報の属するカテゴリ情報を生成し記憶装置32に記憶するカテゴリ生成手段36と、を備えている。
なお、本実施形態2においても、情報提供サーバ30の運営者等がユーザ端末10を利用する者に対して情報処理プログラム(クライアントソフト)を配布し、ユーザがこの情報提供プログラムをユーザ端末10にインストールする。この情報提供プログラムには、図8に示す各機能手段の一部(キーワード取得手段13を少なくとも含む)又は全部を、コンピュータ(ユーザ端末10)に実現させるためのプログラムが含まれている。そして、この情報提供プログラムがインストールされたコンピュータは、図8に示す各機能手段の一部又は全部を実現するユーザ端末10として機能するようになっている。情報提供プログラムの配布方法については上記実施形態1と同様である。
図9は、本実施形態2に係る処理等の流れを示すイメージ図である。
ユーザ端末10のキーワード取得手段13の動作については、上記実施形態1と同様であり、説明を省略する。概略説明すれば、図4で説明したように、ユーザ端末10がウェブサーバ20にアクセスすることで、閲覧情報取得手段13が当該ウェブサイトに係る閲覧情報を取得してローカルの記憶装置12に格納する。
次いで、図9に示すように、ユーザ端末10の閲覧情報報告手段14は、ローカルの記憶装置12に記録された閲覧情報を、閲覧の直後に、定期的に、又は不定期に読み出して、情報提供サーバ30に送信する(図9の矢印68)。閲覧情報の転送を受けた情報提供サーバ30では、閲覧情報取得手段35が閲覧情報を取得し、カテゴリ生成手段36が取得した閲覧情報を分析してカテゴリ情報を生成する。
次いで、カテゴリ生成手段36が、受信した閲覧情報を情報提供サーバ30の備える記憶装置32に格納されているデータベースと照合し、受信した各閲覧情報の属するカテゴリIDを取得する。その詳細は、上記実施形態1のカテゴリ生成手段と同様である。生成されたカテゴリIDは、ネットワークNを介してユーザ端末10に送信される(図9の矢印70)。
カテゴリIDの転送があると、ユーザ端末10では、ユーザ属性特定手段15がカテゴリIDに基づいてユーザ属性を特定する。具体的には、カテゴリ取得手段16が転送されたカテゴリIDをローカルの記憶装置12に格納する。このとき時間情報とともに記憶することが好ましい。次いで、ユーザ属性演算手段17が、記憶装置12に蓄積されたカテゴリIDを定期又は不定期に読み出して、このカテゴリIDの履歴を分析して、ユーザ属性を算出する。ユーザ属性算出の詳細については、上記実施形態1と同様に考えられる。
図10を参照して、情報提供サーバ30との連携が規定されている所定のウェブサーバ20にユーザ端末10がアクセスした場合を説明する。ウェブサーバ20はユーザ端末20からアクセス(図10の矢印72)があると、ユーザ端末10を特定する情報を伴って情報提供サーバ30にユーザ属性の送信を要求(図10の矢印74)する。情報提供サーバ30は、ウェブサーバ20からの要求を受けると、ユーザ端末10の特定情報によって特定されるユーザ端末10に対して、ユーザ属性を読み出すよう要求する(図10の矢印76)。情報提供サーバ30からの要求を受けると、ユーザ端末10はローカルの記録装置12からユーザ属性を読み出し、情報提供サーバ30に返送する。そして、情報提供サーバ30は、ユーザ端末10から受信したユーザ属性を、要求元のウェブサーバ20に転送する(図10の矢印78)。ユーザ属性を取得したウェブサーバ20は、当該ユーザ属性に基づいてターゲティングを行い、複数の情報の中からユーザ属性に合わせて選択された情報をホームページ情報等に組み込んでユーザ端末10に送信する(図10の矢印80)。
図12は、ウェブサーバ20がユーザ端末10から直接ユーザ属性を読み出す変形例の処理の流れを示すイメージ図である。図12に示すように、ユーザ端末10がウェブサーバにアクセスしたとき(図12の矢印82)、ウェブサーバ20は情報提供サーバ30を経由することなく、ユーザ端末10に対して、ユーザ属性の取得を要求する(図12の矢印84)。この要求を受けたユーザ端末10は、ウェブサーバ20が当該要求とともに送信してきたサーバID及びパスワードを認証して問題が無ければ、ユーザ属性を記憶装置12から読み出して、ウェブサーバ20に返送する(図12の矢印86)。そして、ユーザ属性を受信したウェブサーバ20は、当該ユーザ属性に基づいてターゲティングを行い、複数の情報の中からユーザ属性に合わせて選択された情報をユーザ端末10に送信する(図12の矢印88)。
ここでオプショナルに設けられる情報選択手段19は、ウェブサーバ20又は情報提供サーバ30から受信した情報を、ローカルの記憶装置12に記録されたユーザ属性を用いてフィルタリングして、その結果選択された情報をユーザに提示する機能を有している。情報選択手段19により、例えば、ウェブサーバ20は、1つの広告枠に対して複数種類の広告情報を送信しておき、ユーザ端末10の側で、表示する広告を選択できるようになる。これにより、ユーザ属性がユーザ端末10から流出・漏洩することなく、ユーザ属性に応じたターゲティングが可能になる。
以上のように構成される実施形態2における情報提供システム100の動作の概要について説明する。
図11は、本実施形態2におけるユーザ端末10における処理の流れを示すフローチャートである。
プログラムの配布とインストール、閲覧情報の取得、およびその送信までの処理(ステップS10〜S14)は上記実施形態1と同様なので説明を省略する。閲覧情報の提供を受けた情報提供サーバ30は、ローカルの記憶装置32に格納されているデータベースと閲覧情報とを照合し、受信した閲覧情報の属するカテゴリを取得し、取得されたカテゴリを識別するためのカテゴリIDを生成し、ネットワークNを介してユーザ端末10に返送する。
カテゴリIDの返送を受けたユーザ端末10は、カテゴリIDを取得してローカルの記憶装置12に時間情報とともに格納する(S15)。
次いで、ユーザ端末10において、定期的にまたは不定期に決定される所定のタイミングで、記憶装置12に格納されたカテゴリIDの履歴が参照され、上記実施形態1と同様にしてユーザ属性が算出される(S16)。
ユーザ端末10から所定のウェブサイトを閲覧するためにウェブサーバ20がアクセスされ、ウェブサーバ20がこのアクセスに対応して情報提供サーバ30にユーザ属性の提供を要求し、情報提供サーバ30がさらにユーザ端末10にユーザ属性の転送を要求すると、ユーザ端末10の記憶装置12において更新されながら記憶されている最新のユーザ属性が読み出され、情報提供サーバ30経由でウェブサーバ20に提供される。ウェブサーバ20からはこのユーザ属性に基づいてターゲティングされた情報がネットワークNを介してユーザ端末10に配信されるようになる(S17)。
以上、本実施形態2によれば、上記実施形態1と同様に、従来より精度の高いターゲティングが可能となる。
特に実施形態2によれば、ユーザ端末10でユーザ属性の算出まで実行するので、情報提供サーバ30への処理負担の集中を軽減可能である。特に、ユーザ端末の処理能力が高い場合に好適である。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々に変形して適用することが可能である。
例えば上記実施形態では、閲覧情報取得手段13において取得した閲覧情報を一旦、ローカルの記憶装置12に記録するものとしたが、閲覧情報を記憶装置12に記録すること無く、情報提供サーバ30に転送するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、閲覧情報と当該閲覧情報の属するカテゴリとを対応付けるデータベースを情報提供サーバ30が有し、情報提供サーバ30が閲覧情報に対応するカテゴリIDの照合を行う例を示したが、この照合データベースをサーバ30からユーザ端末10がダウンロードして、検索キーワードの属するカテゴリをユーザ端末10側でローカルに照合・取得するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、ウェブサイトが提供する検索エンジンで検索したキーワードを閲覧情報として取得する例を示したが、ユーザ端末10がローカルにデスクトップ検索したキーワードを閲覧情報として取得して、ユーザ属性の算出に用いるようにしてもよい。
さらにまた、ユーザ属性を演算するロジックは、本実施形態にて示したものに限定されず、他の様々なロジックを採用し得る。例えば、上記実施形態では、閲覧情報からカテゴリ情報を生成し、そのカテゴリ情報の履歴からユーザ属性を算出するように構成したが、カテゴリ情報の代わりに他の中間情報に変換してからユーザ属性を算出するように構成してもよい。またカテゴリ情報等の中間情報を生成せず、閲覧情報の蓄積から直接的にユーザ属性を算出するように演算のためのロジックを構成してもよい。例えば、閲覧情報の履歴からキーワードのヒストグラムを生成し、高い利用頻度を示したキーワードに基づきユーザ属性を決定するように構成することができる。
本実施形態に係る情報提供システムの概略構成を示すブロック図である。 コンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態1における情報提供システムの機能構成を示すブロック図である。 実施形態1における閲覧情報取得処理等の流れを示すイメージ図である。 閲覧情報報告からターゲティング情報提供までの処理等の流れを示すイメージ図である。 実施形態1のユーザ端末10における処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態1における情報提供サーバ30における処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2における情報提供システムの機能構成を示すブロック図である。 実施形態2における閲覧情報取得・カテゴリ情報取得処理等の流れを示すイメージ図である。 実施形態2におけるウェブサイト閲覧からターゲティング情報提供までの処理等の流れを示すイメージ図である。 実施形態2のユーザ端末10における処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2におけるウェブサイト閲覧からターゲティング情報提供までの処理の変形例の流れを示すイメージ図である。
符号の説明
10 ユーザ端末、12、32 記憶装置、13 閲覧情報取得手段、14 閲覧情報報告手段、15、34 ユーザ属性特定手段、16 カテゴリ取得手段、17、37 ユーザ属性演算手段、18、38 ユーザ属性報告手段、19 情報選択手段、20 ウェブサーバ、30 情報提供サーバ、35 閲覧情報取得手段、36 カテゴリ生成手段、50 ページ、52 入力フォーム、54 検索ボタン、100 情報収集システム、N ネットワーク

Claims (11)

  1. ユーザ端末と情報提供サーバとが相互にネットワークを介して接続された情報提供システムにおいて、
    前記ユーザ端末は、
    異なる任意のウェブサイトで提供され、または、入力された閲覧情報を取得して、前記ユーザ端末の備える記憶装置に記録する閲覧情報取得手段と、
    前記閲覧情報取得手段により前記記憶装置に記録された閲覧情報を送信する閲覧情報報告手段と、を備え、
    前記情報提供サーバは、
    前記ユーザ端末から受信した閲覧情報を取得する閲覧情報取得手段と、
    前記閲覧情報の履歴に基づいてユーザの属性を特定するユーザ属性特定手段と、
    特定された前記ユーザ属性を前記ネットワークに送信するユーザ属性報告手段と、
    を備える、情報提供システム。
  2. ユーザ端末と情報提供サーバとが相互にネットワークを介して接続された情報提供システムにおいて、
    前記ユーザ端末は、
    異なる任意のウェブサイトで提供され、または、入力された閲覧情報を取得して、前記ユーザ端末の備える記憶装置に記録する閲覧情報取得手段と、
    前記閲覧情報取得手段により前記記憶装置に記録された閲覧情報を送信する閲覧情報報告手段と、
    前記情報提供サーバからカテゴリ情報を受信して前記記憶装置に記録するカテゴリ取得手段と、
    前記記憶装置に蓄積されたカテゴリ情報の履歴に基づいてユーザの属性を算出するユーザ属性演算手段と、
    算出された前記ユーザ属性を前記ネットワークに送信するユーザ属性報告手段と、
    を備え、
    前記情報提供サーバは、
    前記ユーザ端末から受信した閲覧情報の属するカテゴリ情報を生成し、当該カテゴリ情報を前記ユーザ端末に送信する手段を備える、
    情報提供システム。
  3. 前記情報提供システムは、前記ネットワークにさらにウェブサーバが接続され、
    前記ウェブサーバは、
    前記ネットワークから前記ユーザ属性を取得し、当該ユーザ属性に応じて情報をフィルタリングし、当該フィルタリングにより選択された情報をユーザに送信する手段を備える、
    請求項1または2に記載の情報提供システム。
  4. コンピュータを、
    異なる任意のウェブサイトで提供され、または、入力された閲覧情報を取得して、前記コンピュータの備える記憶装置に記録する閲覧情報取得手段、及び、
    前記閲覧情報取得手段により前記記憶装置に記録された閲覧情報を送信する閲覧情報報告手段、
    として機能させるためのプログラム。
  5. 前記コンピュータを、
    受信したカテゴリ情報の履歴に基づいてユーザの属性を算出するユーザ属性演算手段、及び、
    前記ユーザ属性演算手段により算出されたユーザ属性を送信するユーザ属性報告手段、
    として、さらに機能させるための、
    請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータを、
    前記ユーザ属性演算手段により特定されたユーザ属性に応じて、サーバコンピュータから受信した情報をフィルタリングし、当該フィルタリングにより選択された情報をユーザに提示する情報選択手段、
    として、さらに機能させるための、
    請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記閲覧情報は、異なる任意のウェブサイトで提供されるメタデータ、前記ウェブサイトのアドレス情報、および前記ウェブサイトで提供される検索エンジンに入力された検索キーワードからなる群から選ばれる1以上の情報を含む、
    請求項4乃至6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 請求項4乃至7のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 異なる任意のウェブサイトで提供され、または、入力された閲覧情報を記録するための記憶装置と、
    前記閲覧情報を取得して、前記記憶装置に記録する閲覧情報取得手段と、
    前記閲覧情報取得手段により前記記憶装置に記録された閲覧情報を送信する閲覧情報報告手段と、
    を備える情報処理装置。
  10. 受信したカテゴリ情報の履歴に基づいてユーザの属性を演算するユーザ属性演算手段と、
    前記ユーザ属性演算手段により算出されたユーザ属性を送信するユーザ属性報告手段と、
    をさらに備える、
    請求項9に記載の情報処理装置。
    を備える情報処理装置。
  11. 前記ユーザ属性演算手段により算出されたユーザ属性に応じて、サーバコンピュータから受信した情報をフィルタリングし、当該フィルタリングにより選択された情報をユーザに提示する情報選択手段をさらに備える、
    請求項10に記載の情報処理装置。
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