JP5499273B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場で使用されるスロットマシンに関するものである。
パチンコ店で使用されるスロットマシンはパチスロ機と称されている。パチスロ機では、メダルの投入後に例えば特許文献1〜2で示されるようなスタートレバーを押下して遊技が開始される。スタートレバーは例えば上下方向で押下が可能であり、スタートレバーが上方あるいは下方から押下されると、当選役の決定に伴う抽選処理やリールの回転及び停止に伴う処理が行われて遊技が開始される。
近年のパチスロ機では、BB(ビックボーナス)モードやRB(レギュラーボーナス)モード以外に、ストップボタンの押下の態様が報知されるAT(アシストタイム)モードやリプレイの当選確率が上昇するRT(リプレイタイム)モード、リールの停止制御が行われずにストップボタンの押下タイミングでリールの停止位置が決定されるCT(チャレンジタイム)モードなど、メダルの獲得枚数を増加させるうえで通常モードよりも遊技者に有利な特別モードが種々設けられている。
そして、特別モードの終了条件は、遊技者が獲得したメダルの枚数(純増枚数も含む)が一定の上限値に達したときに終了させる、あるいは、遊技が行われた回数が一定の上限値に達したときに終了させるなど、機種によって様々である。これらの終了条件の下では、メダルの獲得枚数に極端な偏りがでないため、どの遊技者にとっても遊技を公平なものにできる。
特開平06−142275号公報 特開2003−127283号公報
しかしながら、上記のスロットマシンでは、遊技者が獲得したメダルの枚数(純増枚数も含む)が一定の上限値に達する、あるいは、遊技が行われた回数が一定の上限値に達することを特別モードの終了条件とすると、遊技者にとって遊技が公平なものとなる反面、遊技の展開に予測が付いて遊技の内容が画一的になり、特別モードの遊技が興趣に欠けるきらいがあった。
このような事情から、通常上方向から押下するスタートレバーを下方から押下して遊技に飽きがこないように工夫して遊技を行う遊技者もいるが、スタートレバーの押下方向は遊技の内容に変化をもたらすものではないため、このような方法で遊技を行っても遊技の飽きの軽減には十分でなかった。
上記問題点を解決するために、本発明は、通常モードよりも遊技者に有利な特別モードの興趣を高めることができるようにしたスロットマシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のスロットマシンは、複数種類の操作態様で操作可能な操作部材を備え、遊技開始操作に伴って外周に複数種類の図柄が配列されたリールが回転を開始するとともに、前記リールが停止することに基づいて1回の遊技が終了するスロットマシンであり、遊技の過程で所定の移行条件が満たされると通常モードよりも有利な特別モードでの遊技が行われ、前記特別モードは、前記特別モード中にカウントされる遊技上の所定のカウント値が上限値に達すると終了するスロットマシンにおいて、前記特別モード中に前記操作部材の操作態様のうちの少なくともいずれか1つに、前記上限値に加算する加算値を割り当てる割り当て手段と、前記特別モードの遊技で、前記加算値が割り当てられた操作態様で前記操作部材が操作された場合、割り当てられた前記加算値を前記上限値に加算して、前記特別モードでの遊技を実行する遊技制御手段とを設け、前記遊技制御手段は、1回の遊技につき1回を限度として前記加算を行うことを特徴としている。
また、本発明のスロットマシンは、複数種類の操作態様で操作可能な操作部材を備え、遊技開始操作に伴って外周に複数種類の図柄が配列されたリールが回転を開始するとともに、前記リールが停止することに基づいて1回の遊技が終了するスロットマシンであり、遊技の過程で所定の移行条件が満たされると通常モードよりも有利な特別モードでの遊技が行われ、前記特別モードは、前記特別モード中にカウントされる遊技上の所定のカウント値が上限値に達すると終了するスロットマシンにおいて、記特別モードの遊技で前記操作部材の操作態様のうち予め定められた所定の操作態様で前記操作部材が操作された場合に、前記所定の操作態様に割り当てられた加算値を前記上限値に加算して、前記特別モードでの遊技を実行する遊技制御手段とを設け、記遊技制御手段は、1回の遊技につき1回を限度として前記加算を行うことを特徴としている。
前記操作部材は少なくとも3つの操作態様で操作可能であって、前記割り当て手段は、前記操作態様の少なくとも1つに前記加算値を割り当てるとともに、前記操作態様の少なくとも1つに前記上限値から減算する減算値を割り当て、前記操作態様の少なくとも1つは前記加算値と前記減算値のいずれも割り当てずに残し、前記遊技制御手段は、前記加算値が割り当てられた操作態様で前記操作部材が操作された場合は前記加算値を前記上限値に加算し、前記減算値が割り当てられた操作態様で前記操作部材が操作された場合は前記減算値を前記上限値から減算し、前記加算値と前記減算値のいずれも割り当てられていない操作態様で前記操作部材が操作された場合は前記上限値を増減させずに維持するものでもよい。
前記割り当て手段による割り当てが行われた操作態様を報知する報知手段を設けてもよい。
また、本発明のスロットマシンは、複数の押下方向のいずれかに向けてスタートレバーを押下すると遊技が開始し、遊技の過程で所定の移行条件が満たされると通常モードよりも有利な特別モードでの遊技が行われ、前記特別モードは、前記特別モード中にカウントされる遊技上の所定のカウント値が上限値に達すると終了するスロットマシンにおいて、予め設定された遊技上の所定条件が満たされた場合、複数の前記押下方向のうちの少なくともいずれか一方向に、前記上限値に加算する加算値又は前記上限値から減算する減算値を割り当てる加減値割り当て手段と、前記特別モードの遊技で、前記加算値又は減算値が割り当てられた前記押下方向に前記スタートレバーが押下されて遊技が開始された場合、割り当てられた前記加算値又は減算値を前記上限値に加算又は減算して、前記特別モードでの遊技を実行する遊技制御手段とを設けたことを特徴としている。
記スタートレバーは少なくとも三方向に押下可能であって、前記加減値割り当て手段は、前記加算値及び前記減算値のいずれも割り当てない前記押下方向を少なくともいずれか一方向に残して、前記加算値及び前記減算値のそれぞれを少なくともいずれか一方向に割り当てるものでもよい。
記スタートレバーの押下に応答して複数種類の図柄の変動表示を行う図柄表示手段と、変動表示している図柄を停止させる停止操作手段と、前記通常モードの遊技で停止した図柄が、複数種類の図柄のうち予め設定された特定図柄である場合、その後に移行した前記特別モードの遊技中に前記加算値が割り当てられた前記押下方向を報知する報知手段とを備えたものでもよい。
発明によれば、スタートレバーの押下方向など操作部材の操作態様に応じて特別モードの終了契機を変化させることが可能になり、特別モードでの遊技の興趣を高めることができる。
また、本発明によれば、スタートレバーの押下方向など操作部材の操作態様を選択する際に遊技者の緊張感を高めることが可能になり、特別モードの遊技に飽きを感じることを防止できる。
さらに、本発明によれば、通常モードでの遊技の態様を特別モードの終了契機に反映することが可能になり、特別モードに加えて通常モードでの遊技の興趣を高めることができる。
図1に示すように、スロットマシン11は、スロットマシン本体12と前面扉13とを備えている。スロットマシン本体12は収納箱12aを備えている。収納箱12aにはリールや制御基板など、遊技を実行するための各種装置が収納されている。前面扉13は上下に2分割され、上扉13aと下扉13bとから構成されている。スロットマシン本体12の内部は上扉13a及び下扉13bによって開閉される。
上扉13aには表示窓14が設けられている。表示窓14の奥には第1リール15a、第2リール15b、第3リール15cが設けられている。第1〜第3リール(図柄表示手段)15a〜15cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、リールが停止すると表示窓14を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。スロットマシン11では、横3本と斜め2本とからなる計5本の入賞有効ライン16が設定されている。そして、第1〜第3リール15a〜15cが停止したときに入賞有効ライン16上に停止した図柄の組み合わせによって当選役が入賞したか否かが表示される。
表示窓14の側方には液晶ディスプレイ(報知手段)17が設けられている。液晶ディスプレイ17では、後述するベルが入賞するストップボタン21a〜21cの押下順序を示すアシスト画像が表示される。また、表示窓14の上方には遊技中に演出音を出力する一対のスピーカー18が設けられている。
下扉13bには、遊技の開始に先立ってメダル(遊技媒体)を投入するメダル投入口19、第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させるスタートレバー20、回転しているリールを停止させるストップボタン(停止操作手段)21a〜21c、メダルをメダル受け皿22に払い出す払い出し口23などが設けられている。
スロットマシン11では1回の遊技が3枚のメダルを投入して行われるため、メダル投入口19に3枚以上のメダルを投入するとスタートレバー20の操作が有効化される。スタートレバー20の押下方向は上下左右の4方向に設定されており、いずれの方向に押下しても遊技を開始することができる。スタートレバー20が押下されると当選役抽選が行われて複数種類の当選役のいずれか又はハズレが決定される。
当選役は、入賞すると通常モードよりもペイアウト率(1枚のメダル投入に対して払い出されるメダルの枚数の割合)が高いBBモードに移行するBB(ビックボーナス)、入賞すると次遊技をメダルの投入なしに行うことができるリプレイ、入賞すると規定枚数のメダルが払い出される複数種類の小役から構成されている。小役は、メダルが2枚払い出されるチェリー、メダルが6枚払い出されるプラム、メダルが10枚払い出されるスイカ、メダルが12枚払い出されるベルから構成されている。BBは一度当選すると、入賞するまで当選の権利が持ち越される。また、ベルは6通りの押下順序のうちのいずれかでストップボタン21a〜21cが押下されたときのみ入賞する。
図2に示すように、スタートレバー20は、球状で樹脂製の押下部30と、略円柱状で金属製のシャフト31とを備えている。押下部30は、シャフト31の先端に取り付けられており、遊技の開始にあたって遊技者によって押下される。シャフトの略中央部には、ボールジョイント32が設けられている。下扉13bの背面には、一対のジョイント受け部33a、33bが設けられている。ジョイント受け部33a、33bは矩形のブロック状に形成されており、互いに対面する内面がボールジョイント32の外面よりも一回り大きく削られている。ボールジョイント32はジョイント受け部33a、33bによって狭持されており、ジョイント受け部33a、33bの内面に当接しながら揺動する。これにより、スタートレバー20を4方向に操作できる。
シャフト31には、ボールジョイント32よりも後端側に配置されたフランジ34が設けられている。フランジ34と受け部33a、33bとの間にはバネ35が設けられている。バネ35は、スタートレバー20を、上下左右いずれの方向にも操作可能な中立位置へ向けて付勢している。このため、スタートレバー20はその押下後に自動的に中立位置に復帰する。
シャフト31の後端の周囲には、シャフト検知センサ37a、37b、37c、37dが設けられている。シャフト検知センサ37a〜37dは、周知の近接センサからなり、シャフト31が近接するとこれを検知し、検知信号を後述する制御部(図4の符号62参照)に出力する。シャフト検知センサ37aは、スタートレバー20が下方向に操作されたことを検知する。同様に、シャフト検知センサ37bはスタートレバー20が右方向に操作されたことを検知し、シャフト検知センサ37cは、スタートレバー20が左方向に操作されたことを検知し、シャフト検知センサ37dは、スタートレバー20が上方向に操作されたことを検知する。
なお、検知センサとして近接センサを用いる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、発行部と受光部とを備え、発行部と受光部との間がシャフト31により遮られたことを検知する赤外線センサを用いて、スタートレバーがいずれの方向に操作されたかを検知してもよい。もちろん、接触検知センサなど、上述したセンサ以外の周知のセンサを用いてスタートレバーがいずれの方向に操作されたかを検知してもよい。
図3に示すように、スロットマシン11では、通常モード、BBモード、AT(アシストタイム)モード、RT(リプレイタイム)モードのいずれかの遊技モードの下で遊技が行われる。
BBモード(特別モード)は、BBが入賞(所定の移行条件)、すなわち、BB図柄が入賞有効ライン16上に揃った状態で停止すると移行する。BBモードでは、通常モードで3枚であるメダルの投入枚数が2枚になり、小役の当選確率が通常モードよりも高くなる。これにより、BBモードでは遊技者はメダルを獲得するうえで通常モードよりも有利なる。BBモードは、メダルの払い出し枚数(遊技上の所定のカウント値)が上限枚数(上限値)を超えると終了する。上限枚数はその初期値が365枚に設定されており、BBモードで遊技が行われるたびに、そのスタートレバー20の押下方向に応じて上限枚数が変動する。スタートレバー20の押下方向が上限枚数にメダルが5枚(加算値)加算される加算方向の場合は上限枚数が5枚増加し、スタートレバー20の押下方向が上限枚数からメダルが5枚(減算値)減算される減算方向の場合は上限枚数が5枚減少し、スタートレバー20の押下方向が上限枚数にメダルが加算も減算もされない現状維持方向の場合は上限枚数がそのまま維持される。
ATモード(特別モード)は、通常モードの遊技でAT移行図柄が入賞有効ライン16上に停止する(所定の移行条件)と移行する。ATモードでは、ベルに当選した場合にアシスト画像が液晶ディスプレイ17から表示される。このため、ATモードでは遊技者はアシスト画像で示される押下順序に従ってストップボタン21a〜21cを押下すればベルを確実に入賞させることができ、アシスト画像が表示されない通常モードよりも遊技者にとって有利になる。ATモードは、遊技数(遊技上の所定のカウント値)が上限回数(上限値)を超えると終了する。上限回数はその初期値が100回に設定されており、ATモードで遊技が行われるたびに、そのスタートレバー20の押下方向に応じて上限回数が変動する。スタートレバー20の押下方向が上限回数に遊技数が1回(加算値)加算される加算方向の場合は上限回数が1回増加し、スタートレバー20の押下方向が上限回数から遊技数が1回(減算値)減算される減算方向の場合は上限回数が1回減少し、スタートレバー20の押下方向が上限回数に遊技数が加算も減算もされない現状維持方向の場合は上限回数がそのまま維持される。
RTモード(特別モード)は、通常モードの遊技でRT移行図柄が入賞有効ライン16上に停止する(所定の移行条件)と移行する。RTモードでは、リプレイの当選確率が通常モードよりも高くなる。リプレイが入賞するとメダルを投入することなくさらに遊技を行うことができるため、RTモードでは通常モードで同一回数の遊技を行った場合と比べてメダルの消費を抑えることができる。これにより、RTモードは通常モードよりも遊技者にとって有利になる。通常モードよりもリプレイの当選確率が高くなる。このため、遊技者は通常モードと比べてメダルの消費を抑えながら遊技を行うことができる。RTモードは、遊技を行った遊技時間(遊技上の所定のカウント値)が上限時間を超えると終了する。上限時間はその初期値が5分(300秒)に設定されており、RTモードで遊技が行われるたびに、そのスタートレバー20の押下方向に応じて上限時間が変動する。スタートレバー20の押下方向が上限時間に遊技時間が5秒(加算値)加算される加算方向の場合は上限時間が5秒増加し、スタートレバー20の押下方向が上限時間から遊技時間が5秒(減算値)減算される減算方向の場合は上限時間が5秒減少し、スタートレバー20の押下方向が上限時間に遊技時間が加算も減算もされない現状維持方向の場合は上限時間がそのまま維持される。
図4に示すように、スロットマシン11の動作は制御基板60によって管制される。制御基板60は、CPU60aとメモリ61とを備えている。CPU60aは、制御部(遊技制御手段)62によってその動作が管制される。メモリ61のROM領域には、遊技の実行処理で使用される遊技実行プログラムや遊技実行データ、液晶ディスプレイ17から表示するアシスト画像の表示データなどが格納されている。制御部62は、遊技実行プログラムや遊技実行データをメモリ61から読み出すことによってスロットマシン11の動作処理を行う。なお、メモリ61のRAM領域は、当選役抽選の結果を示す当選フラグなど各種フラグやデータの一時的な保管や書き換えなどに用いられる。
メダルセンサ63はメダル投入口19から投入されたメダルを検知し、メダルの検知信号を制御部62に入力する。
スタートレバー20が押下されたことがシャフト検知センサ37a〜37dで検知されると、シャフト検知センサ37a〜37dは遊技スタート信号を制御部62に入力する。制御部62は、メダルの検知信号を受け付けた後に遊技スタート信号が入力された場合に遊技スタート信号を受け付ける。
制御部62は、遊技スタート信号に応答して当選役決定部64を作動させる。当選役決定部64は乱数を用いた当選役抽選によって、BB、4種類の小役(チェリー、プラム、スイカ、ベル)、リプレイのいずれか又はハズレを決定する。当選役抽選でいずれかの当選役に当選した場合は、その種類を示す当選フラグがメモリ61のRAM領域に書き込まれ、ハズレとなった場合はハズレフラグが書き込まれる。BBフラグはBBが入賞したときにクリアされ、それ以外のフラグは遊技が終了したときにクリアされる。
当選役決定部64は、リプレイの当選確率が互いに異なるようにリプレイの当選乱数の数が割り振られた通常用抽選テーブル64aとRT用抽選テーブル64bを備えている。RT用抽選テーブル64bは通常用抽選テーブル64aよりもリプレイの当選確率が高くなるようにリプレイの当選乱数の数が設定されている。このため、RT用抽選テーブル64bを用いて当選役抽選を行うと通常用抽選テーブル64aを用いて当選役抽選を行った場合よりもリプレイの当選確率が高くなる。RT用抽選テーブル64bはRTモードでの当選役抽選で用いられ、通常用抽選テーブル64aは通常モード及びATモードでの当選役抽選で用いられる。これにより、RTモードは通常モードよりもリプレイの当選確率が高くなる。この他、BBモードで用いられるBB用抽選テーブル64cが設けられている。BB用抽選テーブル64cは通常用抽選テーブル64aよりも小役の当選確率が高くなるようにBB用抽選テーブル64cの当選乱数の数が設定されている。このため、BB用抽選テーブル64cを用いて当選役抽選を行うと通常用抽選テーブル64aを用いて当選役抽選を行った場合よりも小役の当選確率が高くなる。
制御部62は、当選役抽選が終了すると第1〜第3リール15a〜15cの各々に接続されたステッピングモータを駆動して第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させる。
ストップ信号センサ65はストップボタン21a〜21cが押下されたことを検知する。ストップボタン21a〜21cが押下されると、第1〜第3リール15a〜15cのストップ信号が制御部62に個別に入力される。制御部62はストップ信号に応答して第1〜第3リール15a〜15cが回転中であるか否かを判定し、第1〜第3リール15a〜15cが回転中である場合にはリール駆動コントローラ66を作動して、押下されたストップボタン21a〜21cに対応する第1〜第3リール15a〜15cの停止制御を行う。第1〜第3リール15a〜15cの停止制御は各々に接続されたステッピングモータの駆動制御を行うことによって行われる。第1〜第3リール15a〜15cの停止制御は図柄の停止テーブルを用いる周知の引き込み制御によって行われる。停止テーブルでは、ストップボタン21a〜21cを押下したときに第1〜第3リール15a〜15cが停止するまでに要する引き込みコマ数が入賞有効ライン16上の図柄を含む図柄5個分の0〜4コマ、すなわち5コマの範囲(以下、「引き込み範囲」と称する)を上限に設定されている。そして、ストップボタン21a〜21cが押下されたときに、5コマの引き込み範囲内に当選図柄(当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄)が含まれている場合、当選図柄の引き込み制御が行われて当選図柄が入賞有効ライン16上に停止する。
制御部62は、各ステッピングモータに供給した駆動パルスの個数に基づいて第1〜第3リール15a〜15cの基準位置からの回転角を識別し、これにより、図柄の回転位置を識別する。そして、制御部62は、ストップボタン21a〜21cが押下されたときに停止テーブルを参照して図柄の引き込みコマ数を識別し、識別した引き込みコマ数に基づいて入賞有効ライン16上に停止する図柄の種類を識別する。識別した図柄はメモリ61のRAM領域に書き込まれ、全てのストップボタン21a〜21cが押下されたときに、入賞有効ライン16上の停止図柄の組み合わせと当選役が入賞する図柄の組み合わせとが比較される。これにより、当選役が入賞したか否かが判定(以下、「入賞判定」)される。
なお、AT移行図柄やRT移行図柄は、当選役抽選が行われた結果、予め設定された特定の乱数値に割り当てられたハズレになると引き込み制御の対象となる。AT移行図柄が引き込まれる乱数値とRT移行図柄が引き込まれる乱数値は互いに異なっている。そして、入賞判定が行われてこれらの移行図柄が入賞有効ライン16上に停止していた場合には、その次遊技からATモードやRTモードに移行する。
また、通常モードの遊技で、予め設定された特定の乱数に割り当てられたハズレになるとチャンス目と称される特定図柄の組み合わせが引き込まれる。チャンス目が引き込まれる乱数値はAT移行図柄やRT移行図柄が引き込まれる乱数値とは異なっている。そして、入賞判定が行われてチャンス目に相当する図柄の組み合わせが入賞有効ライン16上に停止していた場合には、ATモード、BBモード、RTモードのうち、その後に最初に移行した遊技モードにおいて、前述した上限値に加算値が加算される加算方向が各遊技の開始前に液晶ディスプレイ17から表示される。なお、チャンス目が停止したときには、メモリ61のRAM領域にチャンス目フラグが書き込まれ、後に移行されたATモード又はBBモード又はRTモードでチャンス目フラグが書き込まれているか否かを識別することによって、制御部62は液晶ディスプレイ17から加算方向を表示させるか否かを決定する。
BBや小役が入賞するとホッパー装置67が駆動されてメダルが払い出される。メダルの払い出し枚数は、メモリ61に格納された配当テーブルで予め設定されており、制御部62はBBや小役が入賞したときに配当テーブルを参照して、メダルの払い出し枚数を決定し、ホッパー装置67を駆動する。
押下順序抽選部68は、ベルに当選した遊技で乱数を用いた押下順序抽選を実行し、ベルが入賞するストップボタン21a〜21cの押下順序を決定する。制御部62は、押下順序抽選で決定された押下順序でストップボタン21a〜21cが押下された場合にはベルが入賞するようにベル図柄の引き込み制御を行い、それ以外の押下順序でストップボタン21a〜21cが押下された場合にはベルが入賞しないように第1〜第3リール15a〜15cの停止制御を行う。また、制御部62は、ATモード中にベルに当選した場合は液晶ディスプレイ17からアシスト画像、具体的にはベルが入賞するストップボタン21a〜21cの押下順序を表示する。
なお、ベル図柄は互いの間隔が図柄4個分以内(各々の間に他の図柄が最大3個)になるように配列されており、リールの回転位置に関わらず、ベル図柄は常に引き込み範囲内を回転している。これにより、ストップボタン21a〜21cの押下順序が正しければ、その押下タイミングに関わらずベルは入賞する。
上限回数カウンタ69は、ATモードの遊技で用いられる。上限回数カウンタ69には、ATモードの移行時に遊技数の上限値の初期値である100(回)がセットされる。上限回数カウンタ69にセットされた値は、ATモードでは遊技が行われるたびに1回づつ減算されていく。また、各遊技の開始時にスタートレバー20の押下方向が加算方向であった場合には、上限回数カウンタ69の値に「1」加算され、スタートレバー20の押下方向が減算方向であった場合には、上限値カウンタ69の値から「1」減算される。そして、上限回数カウンタ69の値が「0」になると制御部62はATモードでの遊技を終了させて通常モードに移行させる。
上限枚数カウンタ70は、BBモードでの遊技で用いられる。上限枚数カウンタ70には、BBモードの移行時に払い出し枚数の上限値の初期値である365(枚)がセットされる。上限枚数カウンタ70の値は、BBモードで小役が入賞するたびにその払い出し枚数が減算されていく。また、各遊技の開始時にスタートレバー20の押下方向が加算方向であった場合には、上限枚数カウンタ70にセットされた値に「5」加算され、スタートレバー20の押下方向が減算方向であった場合には、上限枚数カウンタ70にセットされた値から「5」減算される。そして、上限値カウンタ69の上限値が「0」になると制御部62はBBモードでの遊技を終了させて通常モードに移行させる。
上限時間タイマー71は、RTモードの遊技で用いられる。上限時間タイマー71には、RTモードの移行時に遊技時間の上限時間の初期値である300(秒)がセットされる。上限時間タイマー71はRTモードの開始とともに作動され、セットされている時間がRTモードでの時間の経過に併せてカウントダウンされていく。また、各遊技の開始時にスタートレバー20の押下方向が加算方向であった場合には、上限時間タイマー71にセットされた値に「5」加算され、スタートレバー20の押下方向が減算方向であった場合には上限時間タイマー71にセットされた値から「5」減算される。そして、上限時間タイマー71の上限値が「0」になると制御部62はRTモードでの遊技を終了させて通常モードに移行させる。
メモリ61のROM領域には、スタートレバー20の4つの押下方向に前述した加算方向、減算方向、現状維持方向を割り当てた複数の割り当てテーブルが格納されている。割り当てテーブルの各々では、スタートレバー20の4つの押下方向の各々が加算方向、減算方向、現状維持方向のいずれかに振り分けられている。すなわち、加算値及び減算値のいずれも割り当てない押下方向を少なくともいずれか一方向に残して、加算値及び減算値のそれぞれがスタートレバー20の押下方向のうち少なくともいずれか一方向に割り当てられている。そして、割り当てテーブル同士では、加算方向又は減算方向の少なくともいずれか一方が互いに異なっている。
そして、加減値割り当て抽選部(加減値割り当て手段)72は、複数の割り当てテーブルのうちのいずれかをテーブル選択抽選によって選択する。テーブル選択抽選は、AT移行図柄、RT移行図柄が停止したとき及びBB入賞時に実行されるとともに、BBモード、ATモード、RTモード中の各遊技の終了時、すなわち、3つのリールのうち2つを停止させて回転中の残りの1つを停止させるためにストップボタンが押下されたときに実行される。テーブル選択抽選によって割り当てテーブルが選択されると、これに従って加算方向、減算方向、現状維持方向が決定されるので、スタートレバー20の4つの押下方向に加算値及び減算値が割り当てられることになる。なお、3つのリールのうち2つを停止させて残った回転中のリールを「最終停止リール」と称して以下説明を行う。
加減値割り当て部73は、加減値割り当て抽選部72からの信号を受けてテーブル選択抽選で選択された割り当てテーブルを識別し、その種類をメモリ61のRAM領域に書き込む。制御部62は、メモリ61のRAM領域に書き込まれた割り当てテーブルの種類を識別し、識別した割り当てテーブルを参照して、スタートレバー20の押下時に上限回数カウンタ69や上限枚数カウンタ70、上限時間タイマー71への各値の加算又は減算を行う。
次に、ATモード、BBモード、RTモードにおいて、各モードの終了契機となる上限値の変動処理の流れについて説明する。
図5に示すように、通常モードの遊技でAT移行図柄が入賞有効ライン16上に停止するか、又は、ATモード中の各遊技において最終停止リールを停止させるためにストップボタンが押下されると、テーブル選択抽選が実行される。テーブル選択抽選が終了すると、選択された割り当てテーブルの種類がメモリ61のRAM領域に書き込まれる。これにより、スタートレバー20の各押下方向が加算方向、減算方向、現状維持方向のいずれかに振り分けられる。この後、制御部62はメモリ61のRAM領域を参照し、チャンス目フラグが書き込まれているか否かを識別する。チャンス目フラグが書き込まれている場合は、液晶ディスプレイ17において加算方向を表示する。
この後、メダルの投入後にスタートレバー20が押下されると、遊技が開始されて上限回数カウンタ69の値から「1」減算(図中「−1」)される。そして、スタートレバー20の押下方向が加算方向の場合には上限回数カウンタ69に「1」加算(図中「+1」)されて上限回数が1回増加する。また、スタートレバー20の押下方向が減算方向の場合には上限回数カウンタ69から「1」減算(図中「−1」)されて上限回数が1回減少する。また、スタートレバー20の押下方向が現状維持方向の場合は上限回数カウンタ69の値には加算も減算も行われずそのままにされる。この後、最終停止リールが停止したときに上限回数カウンタ69の値がチェックされ、その値が「0」になっていた場合はATモードが終了し、「0」でなかった場合は再度上記と同一の処理が繰り返して実行される。
また、図6に示すように、通常モードの遊技でBBが入賞するか、又は、BBモード中の各遊技において最終停止リールを停止させるためにストップボタンが押下されると、テーブル選択抽選が実行される。テーブル選択抽選が終了すると、選択された割り当てテーブルの種類がメモリ61のRAM領域に書き込まれる。これにより、スタートレバー20の各押下方向が加算方向、減算方向、現状維持方向のいずれかに振り分けられる。この後、制御部62はメモリ61のRAM領域を参照し、チャンス目フラグが書き込まれているか否かを識別する。チャンス目フラグが書き込まれている場合は、液晶ディスプレイ17において加算方向を表示する。
この後、メダルの投入後にスタートレバー20が押下されると、遊技が開始される。そして、スタートレバー20の押下方向が加算方向の場合には上限枚数カウンタ70に「5」加算(図中「+5」)されて上限枚数が5枚増加する。また、スタートレバー20の押下方向が減算方向の場合には上限枚数カウンタ70から「5」減算(図中「−5」)されて上限枚数が5枚減少する。また、スタートレバー20の押下方向が現状維持方向の場合は上限枚数カウンタ70の値には加算も減算も行われずそのままにされる。この後、最終停止リールが停止したときに入賞判定で小役が入賞したことが判定されると、小役入賞時のメダルの払い出し枚数が上限枚数カウンタ70から減算される。そして、上限枚数カウンタ70の値がチェックされ、その値が「0」になっていた場合はBBモードが終了し、「0」でなかった場合は再度上記と同一の処理が繰り返して実行される。
また、図7に示すように、通常モードの遊技でRT移行図柄が入賞有効ライン16上に停止するか、又は、RTモード中の各遊技において最終停止リールを停止させるためにストップボタンが押下されると、テーブル選択抽選が実行される。テーブル選択抽選が終了すると、選択された割り当てテーブルの種類がメモリ61のRAM領域に書き込まれる。これにより、スタートレバー20の各押下方向が加算方向、減算方向、現状維持方向のいずれかに振り分けられる。この後、制御部62はメモリ61のRAM領域を参照し、チャンス目フラグが書き込まれているか否かを識別する。チャンス目フラグが書き込まれている場合は、液晶ディスプレイ17において加算方向を表示する。
この後、メダルの投入後にスタートレバー20が押下されると、遊技が開始される。そして、スタートレバー20の押下方向が加算方向の場合には上限時間タイマー71に「5」加算(図中「+5」)されて上限時間が5秒増加する。また、スタートレバー20の押下方向が減算方向の場合には上限時間タイマー71から「5」減算(図中「−5」)されて上限時間が5秒減少する。また、スタートレバー20の押下方向が現状維持方向の場合は上限時間タイマー71の値には加算も減算も行われずそのままにされる。この後、最終停止リールが停止したときに上限時間タイマー71の値がチェックされ、その値が「0」になっていた場合はRTモードが終了し、「0」でなかった場合は再度上記と同一の処理が繰り返して実行される。なお、遊技の途中で上限時間タイマー71が「0」になっても上限時間タイマー71の値のチェックは遊技終了後に行われるため、遊技の途中でRTモードが終了することはなく、遊技の途中で遊技モードが切り替わって遊技の処理が複雑になることを防止するとともに、内容に矛盾がでることを防止している。
以上のように、ATモード、BBモード、RTモードにおいて、スタートレバー20の押下方向に応じて各モードの終了契機となる上限値を変動させるので、スタートレバー20の押下を遊技の内容に反映でき、従来にない独特の興趣を遊技に付与できる。これにより、各モードでの遊技が単調になることを防止でき、遊技に飽きがくることを防止できる。
上記実施形態では、遊技上の所定のカウント値として、遊技数、遊技時間、メダルの払い出し枚数を設定したが、例えば、スタートレバーやベットボタンの操作回数、投入されたメダルの枚数と払い出されたメダルの枚数との差枚数、メダルの投入枚数など適宜の値をカウント値としてよい。また、上記実施形態では、ATモードで遊技数、RTモードで遊技時間、BBモードでメダルの払い出し枚数をカウントしたが、各モードでカウントするカウント値は適宜に設定してよく、さらに、複数種類のカウント値を組み合わせて、いずれかのカウント値が上限値に達した場合にこれらのモードを終了させてもよい。
上記実施形態では、スタートレバー20の押下方向を4方向に設定したが、スタートレバー20の押下方向を上下左右に加えて斜め方向にも押下可能にするなど、その押下方向は適宜に設定してよい。
上記実施形態では、ATモードでアシスト画像を表示することによりストップボタンの押下順序を報知したが、例えばスピーカー18からの音声による報知、ストップボタンの内部に組み込んだランプの点灯による報知、リールのバックランプによる報知など、報知の方法は適宜の方法でよい。
上記実施形態では、アシスト画像でストップボタン21a〜21cの押下順序を表示したが、同一払い出し枚数の小役を複数種類設定するとともに、各小役の図柄を互いに間隔が引き込み範囲より大きくなるように配置し、いずれかの小役に当選した場合はその図柄の種類を表示するなど、ATモードでは適宜の報知をおこなってよい。
上記実施形態では、各モードの移行図柄が入賞有効ライン16上に停止した場合にATモードあるいはRTモードに移行させたが、当選役抽選とは別個の抽選に当選した場合に各モードに移行させる、あるいは、通常モードでの遊技数が所定回数に達したら各モードに移行させるなど、これらのモードへの移行条件は適宜に設定してよい。
上記実施形態では、リールを駆動させるスロットマシンに本発明を適用したが、例えば液晶ディスプレイによって表示されたリールを回転させる(液晶ディスプレイ上で図柄の変動表示を行わせる)スロットマシン、遊技球を遊技媒体として用いるスロットマシンなど他の遊技機で本発明を適用してもよい。
スロットマシンの外観を示す斜視図である。 スタートレバーの構成を示す分解斜視図である。 遊技全体の流れを示すフローチャートである。 スロットマシンの電気的な構成の概略を示したブロック図である。 ATモードで上限回数を変動させる際の処理の流れを示すフローチャートである。 BBモードで上限枚数を変動させる際の処理の流れを示すフローチャートである。 RTモードで上限枚数を変動させる際の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11 スロットマシン
15a〜15c 第1〜第3リール(図柄表示手段)
17 液晶ディスプレイ(報知手段)
21a〜21c ストップボタン(停止操作手段)
62 制御部(遊技制御手段)
72 加減値割り当て抽選部(加減値割り当て手段)

Claims (3)

  1. 複数種類の操作態様で操作可能な操作部材を備え、遊技開始操作に伴って外周に複数種類の図柄が配列されたリールが回転を開始するとともに、前記リールが停止することに基づいて1回の遊技が終了するスロットマシンであり、
    遊技の過程で所定の移行条件が満たされると通常モードよりも有利な特別モードでの遊技が行われ、前記特別モードは、前記特別モード中にカウントされる遊技上の所定のカウント値が上限値に達すると終了するスロットマシンにおいて、
    前記特別モード中に前記操作部材の操作態様のうちの少なくともいずれか1つに、前記上限値に加算する加算値を割り当てる割り当て手段と、
    前記特別モードの遊技で、前記加算値が割り当てられた操作態様で前記操作部材が操作された場合、割り当てられた前記加算値を前記上限値に加算して、前記特別モードでの遊技を実行する遊技制御手段とを設け
    前記遊技制御手段は、1回の遊技につき1回を限度として前記加算を行うことを特徴とするスロットマシン。
  2. 複数種類の操作態様で操作可能な操作部材を備え、遊技開始操作に伴って外周に複数種類の図柄が配列されたリールが回転を開始するとともに、前記リールが停止することに基づいて1回の遊技が終了するスロットマシンであり、
    遊技の過程で所定の移行条件が満たされると通常モードよりも有利な特別モードでの遊技が行われ、前記特別モードは、前記特別モード中にカウントされる遊技上の所定のカウント値が上限値に達すると終了するスロットマシンにおいて、
    記特別モードの遊技で前記操作部材の操作態様のうち予め定められた所定の操作態様で前記操作部材が操作された場合に、前記所定の操作態様に割り当てられた加算値を前記上限値に加算して、前記特別モードでの遊技を実行する遊技制御手段とを設け
    前記遊技制御手段は、1回の遊技につき1回を限度として前記加算を行うことを特徴とするスロットマシン。
  3. 前記操作部材は少なくとも3つの操作態様で操作可能であって、
    前記割り当て手段は、前記操作態様の少なくとも1つに前記加算値を割り当てるとともに、前記操作態様の少なくとも1つに前記上限値から減算する減算値を割り当て、前記操作態様の少なくとも1つは前記加算値と前記減算値のいずれも割り当てずに残し、
    前記遊技制御手段は、前記加算値が割り当てられた操作態様で前記操作部材が操作された場合は前記加算値を前記上限値に加算し、前記減算値が割り当てられた操作態様で前記操作部材が操作された場合は前記減算値を前記上限値から減算し、前記加算値と前記減算値のいずれも割り当てられていない操作態様で前記操作部材が操作された場合は前記上限値を増減させずに維持することを特徴とする請求項1または2記載のスロットマシン。
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