JP5498815B2 - アルミ製改装フェンス - Google Patents

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Description

本発明は改装フェンスに関し、特に既設のアルミ製フェンスを、新設のアルミ製フェンスに改装するアルミ製改装フェンスに関する。
この種の改装フェンスとして、下記特許文献1は、既設の鋼製メッシュフェンスを、新設の鋼製グリッドフェンスに改装する改装フェンスを提案しており、これによれば、該改装フェンスは、メッシュフェンスの支柱以外の部材を除去し、必要に応じて上下中間位置で上方を切断除去することによって起立残存したハット形鋼による既設支柱と、該既設支柱を円筒パイプで被嵌し該円筒パイプ内にモルタルを充填し且つナットを埋込み設置した固定ベースと、該固定ベースに下端を被嵌して側面から上記ナットにネジを螺入して既設支柱に対して間接的に設置した鋼製の新設支柱と、該新設支柱に設置した継手によって該新設支柱に設置したグリッドフェンス本体とを備えたものとされている。
特開2006−225893号公報
この場合、上方を切断除去するも、既設支柱の一部を活用してフェンスの改装を行うことができ、例えば、公共施設、工場等のメッシュフェンスをグリッドフェンスに交換的に改装し得るが、既設支柱を常に切断する必要があること、既設切断支柱に 型枠を設置し、モルタルを用いる湿式工事によって、新設支柱の固定ベースを形成する必要があること、湿式工事に際してナットを埋込む必要があること、従って、新設支柱の固定のために新設支柱から螺入するネジを、新設支柱から目視できないナットに螺入する必要があり、また、ナットにモルタル硬化前後に位置ズレが生じる可能性があり、位置ズレが生じると、新設支柱からのネジ止めが困難になること等の問題点がある。このため、改装工事が煩雑にして時間が掛かるものとなるとともに困難を伴う可能性がある。
一方、鋼製のスチールフェンスからアルミ製のフェンスへの転換が、本出願人等の努力によってなされた結果、今日では、これらを含めたアルミ製のフェンスが老朽化する傾向があるところ、これらアルミ製のフェンスを、更にアルミ製フェンスに改装することができれば、既存フェンスの資源リサイクルにも有益であるが、上記のような煩雑性や困難性を伴う改装構造を採用することはできず、アルミからアルミへのフェンス改装に適した改装構造とする必要がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、その解決課題とするところは、可及的簡易にして確実に改装工事をなし得るとともに、アルミ製であることによってその接合に用いる多数のネジの露出を回避して、縦格子又は横格子による格子面を有する外観に優れたアルミ製改装フェンスを提供するにある。
上記課題に沿って本発明は、既存フェンスにおけるアルミ製の既設支柱を、例えばキャップを除去し、必要に応じて高さをやや短寸化するように上方を切断除去する程度の措置を行うことがあるも、これを可及的にそのままとするように、新設支柱設置の芯材として用い、これに新設支柱を被嵌固定する一方、改装フェンスを上記縦格子の格子面とする場合、多数の縦格子を上下の胴縁補助材に該胴縁補助材側から縦格子に対するネジ螺入によってネジ止めした仕切体を形成し、これを、裏面壁から新設支柱に対するネジ螺入によって該新設支柱の前面に架設配置した胴縁に固定するようにするとともに該固定を、胴縁に対する胴縁補助材のスライド又はスナップイン装着によって行い且つ胴縁と胴縁補助材の長手方向端部、各縦格子の上端をキャップで閉塞するようにして、改装工事を容易且つ確実になし得るものとするとともにアルミ製とすることによってその接合に用いるネジの露出を解消し且つ同じくアルミ製とすることによって長手方向端部に開口する断面を閉塞して、外観に優れた改装フェンスを形成するようにし、さらに、上記既設支柱に対する新設支柱の固定を、該既設支柱に用いられていることある鋼製の補強芯を避けた同じくネジ止めによって容易且つ確実に行ったものとしたものであって、即ち、請求項1に記載の発明を、アルミ製既設フェンスの支柱以外の部材を除去して起立残存したアルミ製所定間隔の既設支柱と、該既設支柱に被嵌固定した断面中空にして上端にキャップを装着した同じくアルミ製の各新設支柱と、該新設支柱との交点でこれに対接した裏面壁をそれぞれ前面側からのネジによってネジ止めして該新設支柱に架設配置したアルミ製にして割型一方上下の胴縁と、上下の胴縁に対してスライド又はスナップイン装着することによってその前面を閉塞自在としたアルミ製にして割型他方上下の胴縁補助材と、該上下の胴縁補助材の前面に裏面からのネジによってネジ止めして幅方向所定間隔に配置した多数のアルミ製にして上端をキャップ閉塞した縦格子材と、上記上下の胴縁と胴縁補助材の長手方向端部を閉塞した端部キャップを備えてなり、上記既設支柱に対する新設支柱の被嵌固定を、該既設支柱の鋼製の補強芯を避けて、該補強芯の開口側の側面においてネジ止めすることによって行ってなることを特徴とするアルミ製改装フェンスとしたものである。
請求項2に記載の発明は、改装フェンスを上記横格子の格子面とする場合、多数の横格子を新設支柱の対向方向に張出し突出した張出条に該張出条から横格子に対するネジ螺入によって、既設支柱に被嵌固定した新設支柱に固定して仕切体を形成し、この仕切体形成後に支柱本体に支柱カバーを固定して張出条を被覆するとともに該固定を、支柱本体に対する支柱カバーのスライド又はスナップイン装着によって行い且つ支柱本体の上端と各横格子の長手方向端部をキャップで閉塞するようにして、同じく、改装工事を容易且つ確実になし得るものとするとともにアルミ製とすることによってその接合に用いるネジの露出を解消し且つ同じくアルミ製とすることによって長手方向端部に開口する断面を閉塞して、外観に優れた改装フェンスを形成するようにしたものであって、即ち、これを、アルミ製既設フェンスの支柱以外の部材を除去して起立残存したアルミ製所定間隔の既設支柱と、該既設支柱に被嵌固定した断面中空にして対向方向に向けた張出条を備えて上端にキャップを装着したアルミ製にして割型一方の各新設支柱と、該新設支柱の上記張出条からのネジによってネジ止めして該新設支柱間に高さ方向所定間隔に架設した多数のアルミ製にして長手方向両端をキャップ閉塞した横格子材と、上記新設支柱にスライド又はスナップイン装着することによってその対向面をそれぞれ被覆したアルミ製にして割型他方の支柱カバーとを備えてなることを特徴とするアルミ製改装フェンスとしたものである。
請求項3に記載の発明は、上記に加えて、上記既設支柱に対する新設支柱の固定を、該既設支柱に用いられていることある鋼製の補強芯を避けた同じくネジ止めによって容易且つ確実に行ったものとするように、これを、上記既設支柱に対する新設支柱の被嵌固定を、該既設支柱の鋼製の補強芯を避けて、該補強芯の開口側の側面においてネジ止めすることによって行ってなることを特徴とする請求項2に記載のアルミ製改装フェンスとしたものである。
請求項4に記載の発明は、同じく上記に加えて、該新設支柱のネジ止めを、ターンナットを用いることによって、既設支柱を被嵌して新設支柱の任意位置でネジ固定をなし得るとともに該ネジ固定に際して既設支柱と新設支柱に透孔を透設すれば足り、また、該ネジ固定は、新設支柱からのネジを既設支柱の中空部に挿入してその対向壁を挟んだナットに強固にして簡易且つ確実に行ったものとするように、これを、上記ネジ止めを、ターンナットによって行ってなることを特徴とする請求項1又は3に記載のアルミ製改装フェンスとしたものである。
本発明は、これらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりとしたから、請求項1に記載の発明は、既存フェンスにおけるアルミ製の既設支柱を、例えばキャップを除去し、必要に応じて高さをやや短寸化するように上方を切断除去する程度の措置を行うことがあるも、これを可及的にそのままとするように、新設支柱設置の芯材として用い、これに新設支柱を被嵌固定する一方、多数の縦格子を上下の胴縁補助材に該胴縁補助材側から縦格子に対するネジ螺入によってネジ止めした仕切体を形成し、これを、裏面壁から新設支柱に対するネジ螺入によって該新設支柱の前面に架設配置した胴縁に固定するようにするとともに該固定を、胴縁に対する胴縁補助材のスライド又はスナップイン装着によって行い且つ胴縁と胴縁補助材の長手方向端部、各縦格子の上端をキャップで閉塞するようにして、改装工事を容易且つ確実になし得るものとするとともにアルミ製とすることによってその接合に用いるネジの露出を解消し且つ同じくアルミ製とすることによって長手方向端部に開口する断面を閉塞して、外観に優れた、縦格子の格子面とし、さらに、既設支柱に対する新設支柱の固定を、該既設支柱に用いられていることある鋼製の補強芯を避けた同じくネジ止めによって容易且つ確実に行ったものとすることができるアルミ製改装フェンスを提供することができる。
請求項2に記載の発明は、既存フェンスにおけるアルミ製の既設支柱を、例えばキャップを除去し、必要に応じて高さをやや短寸化するように上方を切断除去する程度の措置を行うことがあるも、これを可及的にそのままとするように、新設支柱設置の芯材として用い、これに新設支柱を被嵌固定する一方、多数の横格子を新設支柱の対向方向に張出し突出した張出条に該張出条から横格子に対するネジ螺入によって、既設支柱に被嵌固定した新設支柱に固定して仕切体を形成し、この仕切体形成後に支柱本体に支柱カバーを固定して張出条を被覆するとともに該固定を、支柱本体に対する支柱カバーのスライド又はスナップイン装着によって行い且つ支柱本体の上端と各横格子の長手方向端部をキャップで閉塞するようにして、同じく、改装工事を容易且つ確実になし得るものとするとともにアルミ製とすることによってその接合に用いるネジの露出を解消し且つ同じくアルミ製とすることによって長手方向端部に開口する断面を閉塞して、外観に優れた、横格子の格子面としたアルミ製改装フェンスを提供することができる。
請求項3に記載の発明は、上記に加えて、上記既設支柱に対する新設支柱の固定を、該既設支柱に用いられていることある鋼製の補強芯を避けた同じくネジ止めによって容易且つ確実に行ったものとすることができる。
請求項4に記載の発明は、同じく上記に加えて、該新設支柱のネジ止めを、ターンナットを用いることによって、既設支柱を被嵌して新設支柱の任意位置でネジ固定をなし得るとともに該ネジ固定に際して既設支柱と新設支柱に透孔を透設すれば足り、また、該ネジ固定は、新設支柱からのネジを既設支柱の中空部に挿入してその対向壁を挟んだナットに強固にして簡易且つ確実に行ったものとすることができる。
改装フェンスの改装工程を示す工程図である。 改装フェンスの正面図である。 図2の改装フェンスの側面図である。 図2の改装フェンス端部の横断面図である。 図2の改装フェンスの構造を示す分解斜視図である。 他の例の改装フェンスの正面図である。 図6の改装フェンスの側面図である。 図6の改装フェンス端部の横断面図である。 図6の改装フェンスの構造を示す分解斜視図である。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば、Aは改装フェンスであり、該改装フェンスAは、図1に示すように、既設フェンスBの支柱以外の部材を除去して起立残存したアルミ製所定間隔の既設支柱1と、該既設支柱1に被嵌固定した同じくアルミ製の各新設支柱2を用い、該新設支柱2に対して格子材4を配置して改装を行ったアルミ製のものとしてある。
即ち、既設フェンスBは、コンクリート、ブロック等による低壁をなす基礎に対してアルミ押出材を加工した中空断面のアルミ製の既設支柱1を起立し、該既設支柱1に対して適宜構造の仕切パネル11を配置したものとしてあるところ、該フェンスBの改装のために、その仕切パネル11、その支持用のブラケット等の支持金具等の部材を全て除去して既設支柱1のみを起立残存した状態とし、本例にあっては該既設支柱1の上端に嵌着配置されたキャップ12を除去して、既設支柱1の断面形状から前後左右に突出する部材が存在しないようにするとともに、本例にあって新設支柱2のキャップ26における後述の嵌合脚を嵌合可能とするために、該既設支柱1の高さをやや短寸化するように上方を該嵌合脚の高さ分切断除去した上、該既設支柱1を固定ベースとして改装フェンスAに改装するものとしてある。
図2乃至図5において、改装フェンスAは、縦格子の格子面としたものとしてあり、該改装フェンスAは、上記既設支柱1に被嵌固定した新設支柱2を、断面中空にして上端にキャップ26を装着したアルミ製、即ち、アルミ押出材を加工したものを用い、該新設支柱2と、その交点でこれに対接した裏面壁をそれぞれ前面側からのネジ6によってネジ止めして該新設支柱2に架設配置したアルミ製にして割型一方上下の胴縁3と、上下の胴縁3に対してスライド又はスナップイン装着することによってその前面を閉塞自在としたアルミ製にして割型他方上下の胴縁補助材31と、該上下の胴縁補助材31の前面に裏面からのネジ6によってネジ止めして幅方向所定間隔に配置した多数のアルミ製にして上端をキャップ41閉塞した縦格子材4と、上記上下の胴縁3と胴縁補助材31の長手方向端部を閉塞した端部キャップ33を備えたものとしてある。
本例にあって新設支柱2は、既設支柱1の外形より側面を長くして前後に矩形とし且つ高さを既設支柱1と略同高とした中空の断面形状のアルミ押出材によるものとしてあり、その中空部の後方を既設支柱1の受入部位とするとともにその片側の側面に一対の既設支柱対接リブ21を配置する一方、前面を胴縁3との対接面としてその幅方向中央にネジ受用の厚肉部位を配置したものとし、更に側面の前後中間位置に既設支柱1の前後幅に応じて、新設支柱2による既設支柱1の被嵌時にその受入れをスムーズにする受入ガイドをなす対向突条22を配置したものとしてある。
胴縁3は、前面壁に上下に一対のスライド条又はスナップイン条、本例にあっては、上下に対向して断面C字溝を形成する一対のスライド条32を配置した中空の断面形状にして、胴縁補助材31とともに一体的な胴縁を形成する割型一方の、同じくアルミ押出材によるものとしてあり、胴縁補助材31は、起立壁とその裏面(前後の後面)に、同じくスライド条又はスナップイン条、本例にあっては上記胴縁のスライド条32に合せた上下に対向して上記断面C字溝にスライド嵌合自在のスライド条32を配置したC字状の断面形状にして、上記胴縁を形成する割型他方の、同じくアルミ押出材によるものとしてあり、このとき、上記胴縁3及び胴縁補助材31は、そのスライド条32の突出長さ乃至そのスライド嵌合時の双方間の空間幅を、ネジ頭を収納自在とする寸法のものとしてある。
縦格子材4は、上記縦格子面を形成する、本例にあって、幅方向中央の前後面間に補強仕切を介設した幅広の中空板状をなす断面形状のアルミ押出材によるものとしてあり、その中空部後面側にネジ受用の厚肉部乃至一対のリブを配置したものとしてある。
新設支柱2は、その上記中空部の受入ガイドの対向突条22より後方に既設支柱1を受入れるように既設支柱1の上端から新設支柱2を落し込み状にして、該既設支柱1を被嵌固定してあり、このとき、該新設支柱1の被嵌は、その内側に上記既設支柱対接リブ21を配置したことによって、双方の面接を避けてその落し込みをスムーズになし得るものとしてある。
上記既設支柱1に対する新設支柱2の被嵌固定は、これを、該既設支柱1の鋼製の補強芯13を避けて、該補強芯13の開口側の側面においてネジ止めすることによって行ったものとし、また、該ネジ止めは、これを、ターンナット5によって行ったものとしてある。
即ち、既設支柱1は、多くの場合、補強芯13として鋼製のC字材を起立し、このC字材を下端に受入れるように、その設置を行ってあり、この場合、該補強芯13があると、ネジ止めの障害となるので、これを避けて該新設支柱2のネジ止めを行うようにしてあるとともに該ネジ止めに際して上記ターンナット5を使用して、既設支柱1と新設支柱2に透孔を透設し、該透孔を介してターンナット5を既設支柱1の中空部内に設置し、新設支柱2からネジ6を該ターンナット5に対して螺入することによって、新設支柱2の高さ方向に、例えば上下2箇所乃至上中下の3箇所に該ネジ止めを行うようにしてある。
胴縁3の新設支柱2に対するネジ止めは、新設支柱2の上下に各胴縁3の裏面を対接し、その交点で胴縁3の表面透孔からのネジを、該裏面から新設支柱2に対して螺入することによって、これを行ってあり、また、上下の胴縁補助材31に対する縦格子材4のネジ止めは、胴縁補助材31の前面の起立壁を縦格子材4の裏面に宛がって、胴縁補助材31の起立壁から各縦格子材4の上記ネジ受用の厚肉部又はリブに対してネジ6を螺入することによって、該胴縁補助材31に所定間隔に多数平行に行ってある。
胴縁補助材31に縦格子材4をネジ止めすることによって、これらが一体化した仕切体を形成するから、該仕切体を上記新設支柱2に固定するように、該胴縁補助材31を、新設支柱2に架設配置した上記胴縁3にそのスライド条32を用いて嵌合してスライド装着するようにして、その配置を行う一方、本例にあっては新設支柱2、胴縁3と胴縁補助材31及び縦格子材4を断面中空乃至C字状のアルミ押出材を用いたものとしたことによって、これらの長手方向端部に中空部乃至開口が露出するから、これら新設支柱2、胴縁3及び縦格子材4の中空部に、それぞれ嵌合脚を嵌合したキャップ26、33、41によって、新設支柱2、縦格子材4の各中空部を閉塞する一方、胴縁3の中空部と胴縁補助材31の開口を同時に閉塞したものとしてあり、このとき上記既設支柱1の上方を該嵌合脚の高さ分切断除去してあるから、新設支柱2を既設支柱1と略同高としながら、嵌合脚の嵌合によるキャップ26の配置を行うことができる。
このように形成した本例の改装フェンスAは、短時間で簡易且つ確実に改装工事を完了できるとともに新設支柱2のターンナット5に対するネジ6を除いて、その余のネジ露出のない良好な外観の縦格子の格子面を有するフェンスとすることができる。
図6乃至図9において、改装フェンスAは、横格子の格子面としたものとしてあり、該改装フェンスAは、同じく、上記既設支柱1に被嵌固定した新設支柱2を、断面中空にして対向方向に向けた張出条23を備えて上端にキャップ26を装着した、同様に、アルミ押出材をアルミ製にして割型一方の各新設支柱2と、該新設支柱2の上記張出条23からのネジ5によってネジ止めして該新設支柱2間に高さ方向所定間隔に架設した多数のアルミ製にして長手方向両端をキャップ41閉塞した横格子材4と、上記新設支柱2にスライド又はスナップイン装着することによってその対向面をそれぞれ被覆したアルミ製にして割型他方の支柱カバー24とを備えたものとしてある。
本例にあって新設支柱2は、既設支柱1の外形に略等しく矩形とし且つ高さを既設支柱1と略同高とした中空の断面形状のアルミ押出材によるものとしてあり、その中空部を既設支柱1の受入部位とするとともにその片側の側面に、上記と同様に一対の既設支柱対接リブ21を配置する一方、中空部の前面を対向方向に延設するように張出条23を張出突出したものとしてあり、このとき該新設支柱2は、その後面を同じく延設するように小突出した後面リブと上記張出条23の左右端部の3箇所にスライド条乃至スナップイン条、本例にあってはスライド条25を配置した割型一方のものとしてある。
該新設支柱2にネジ止めした横格子材4は、本例にあって、上記例における縦格子材と同一断面形状の幅広の中空板状をなすアルミ押出材によるものとし、該アルミ押出材の長さを変化することによって、縦横格子材4として共通使用するものとしてある。
支柱カバー24は、断面C字状にして3箇所にスライド又はスナップイン装着、本例にあってスライド装着するスライド条25を配置した割型他方のものとしてある。
新設支柱2は、上記例と同様に、既設支柱1に被嵌して、ネジ止め、本例にあっても上記ターンナット5を用いたネジ止めを行ってあり、該新設支柱に対しては、その張出条23に横格子材4を対接し、該張出条23の裏面から、横格子材4のネジ受用の厚肉部又はリブに対してネジ5を螺入することによって、該張出条23に所定間隔に多数平行に、そのネジ止めを行ってある。
該横格子材4をネジ止めした新設支柱2は、その張出条23を支柱カバー24によって該新設支柱2の対向面を被覆してあり、該被覆は、張出条23の上記3箇所のスライド条25に、支柱カバー24の各スライド条25を嵌合してスライド装着することによって、これを行ってある。
本例にあっても新設支柱2及び横格子材4を中空のアルミ押出材を用いたものとしたことによって、これらの長手方向端部に中空部が露出するから、同様にこれら新設支柱2及び横格子材4の中空部に、それぞれ嵌合脚を嵌合して、キャップ26、41によって各中空部を閉塞したものとしてあり、同様に上記既設支柱1の上方を該嵌合脚の高さ分切断除去してあるから、新設支柱2を既設支柱1と略同高としながら、嵌合脚の嵌合によるキャップ26の配置を行うことができる。
このように形成した本例の改装フェンスAも、同様に、短時間で簡易且つ確実に改装工事を完了できるとともに新設支柱2のターンナット5に対するネジ6を除いて、その余のネジ露出のない良好な外観の横格子の格子面を有するフェンスとすることができる。
図示した例は以上のとおりとしたが、本発明の実施に当って、既設フェンス、既設支柱、新設支柱、胴縁、胴縁補助材、縦格子材、横格子材、支柱カバー、キャップ等の各具体的形状、構造、材質、これらの関係、これらに対する付加、改装工事の手順等は、上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
A 改装フェンス
B 既設フェンス
1 既設支柱
11 仕切パネル
12 キャップ
13 補強芯
2 新設支柱
21 既設支柱対接リブ
22 対向突条
23 張出条
24 支柱カバー
25 スライド条
26 キャップ
3 胴縁
31 胴縁補助材
32 スライド条
33 キャップ
4 縦格子材又は横格子材
41 キャップ
5 ターンナット
6 ネジ

Claims (4)

  1. アルミ製既設フェンスの支柱以外の部材を除去して起立残存したアルミ製所定間隔の既設支柱と、該既設支柱に被嵌固定した断面中空にして上端にキャップを装着した同じくアルミ製の各新設支柱と、該新設支柱との交点でこれに対接した裏面壁をそれぞれ前面側からのネジによってネジ止めして該新設支柱に架設配置したアルミ製にして割型一方上下の胴縁と、上下の胴縁に対してスライド又はスナップイン装着することによってその前面を閉塞自在としたアルミ製にして割型他方上下の胴縁補助材と、該上下の胴縁補助材の前面に裏面からのネジによってネジ止めして幅方向所定間隔に配置した多数のアルミ製にして上端をキャップ閉塞した縦格子材と、上記上下の胴縁と胴縁補助材の長手方向端部を閉塞した端部キャップを備えてなり、上記既設支柱に対する新設支柱の被嵌固定を、該既設支柱の鋼製の補強芯を避けて、該補強芯の開口側の側面においてネジ止めすることによって行ってなることを特徴とするアルミ製改装フェンス。
  2. アルミ製既設フェンスの支柱以外の部材を除去して起立残存したアルミ製所定間隔の既設支柱と、該既設支柱に被嵌固定した断面中空にして対向方向に向けた張出条を備えて上端にキャップを装着したアルミ製にして割型一方の各新設支柱と、該新設支柱の上記張出条からのネジによってネジ止めして該新設支柱間に高さ方向所定間隔に架設した多数のアルミ製にして長手方向両端をキャップ閉塞した横格子材と、上記新設支柱にスライド又はスナップイン装着することによってその対向面をそれぞれ被覆したアルミ製にして割型他方の支柱カバーとを備えてなることを特徴とするアルミ製改装フェンス。
  3. 上記既設支柱に対する新設支柱の被嵌固定を、該既設支柱の鋼製の補強芯を避けて、該補強芯の開口側の側面においてネジ止めすることによって行ってなることを特徴とする請求項2に記載のアルミ製改装フェンス。
  4. 上記ネジ止めを、ターンナットによって行ってなることを特徴とする請求項1又は3に記載のアルミ製改装フェンス。
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