JP5497601B2 - 成型体及びこれを備えたレンズ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、成型体及びこれを備えたレンズ駆動装置に関し、例えば、携帯電話装置等に搭載されるカメラモジュールに用いられる成型体及びこれを備えたレンズ駆動装置に関する。
従来、カメラ付きの携帯電話装置等においては、ズームレンズやオートフォーカスレンズを駆動するためのレンズ駆動装置が搭載されている。例えば、このようなレンズ駆動装置として、レンズを保持するレンズホルダと固定関係にある空芯コイルを磁石による磁界内に配置し、この状態で空芯コイルに通電することで空芯コイルに光軸方向に移動する推力(電磁力)を発生させ、レンズホルダを駆動するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなレンズ駆動装置において、レンズホルダは、筐体(フレーム)に固定された環状の板ばねにより上下方向から弾性的に支持され、空芯コイルに発生した推力に応じて光軸方向に移動可能に構成されている。これらの板ばねは、例えば、板ばねの所定位置に形成された複数の孔或いは開口部に、筐体に設けられた突起部を挿通させることで、筐体に対する位置決めが行われる。
特開2007−271878号公報
ところで、上述したレンズ駆動装置において、板ばねを支持する筐体は、樹脂材料の成型体で構成されることが多く、落下等の衝撃によってその一部が破損する事態が発生し得る。特に、このような筐体の破損においては、板ばねを固定する突起部が折れる事態が発生し易い。このように突起部が破損した場合においては、空芯コイルに発生した推力に応じて正確にレンズホルダを駆動することが困難となる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、落下等の衝撃が加わった場合においても突起部が破損し難い成型体及びこれを備えたレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
本発明の成型体は、液晶樹脂を成型して構成される成型体であって、平板状の基部と、前記基部の一部から突出する突起部と、前記突起部の周囲に形成された第1の凹部と、前記基部における前記突起部の裏面側に当該突起部に対応して形成された第2の凹部とを具備し、前記基部と前記突起部との境界部分において前記突起部の突出方向と略平行な方向に液晶樹脂を配向させたことを特徴とする。
上記成型体によれば、基部と突起部との境界部分において突起部の突出方向と略平行な方向に液晶樹脂を配向させたことから、突起部に水平方向に力が加わった場合においても、液晶樹脂が突起部の突出方向と略垂直に配向する場合に比べて突起部を折れ難くできるので、落下等の衝撃が加わった場合においても突起部が破損する事態を発生し難くすることが可能となる。
上記成型体においては、前記第2の凹部の周囲に前記基部の他の部分よりも薄い薄肉部を形成することが好ましい。この場合には、基部内を進出する液晶樹脂を突起部の内部に進入し易くできるので、効果的に基部と突起部との境界部分において突起部の突出方向と略平行な方向に液晶樹脂を配向させることが可能となる。
本発明のレンズ駆動装置は、レンズが保持されるレンズホルダと、前記レンズホルダの周囲に装着される円環形状の空芯コイルと、前記空芯コイルの外周部に対向して配置される磁石と、環状の内周面を有する外壁部及び当該外壁部に間隔を空けて対向する内壁部を有し、前記外壁部と前記内壁部との間に前記空芯コイルを位置させるように当該空芯コイルを覆うヨークと、前記レンズホルダを弾性的に支持する板ばねと、前記板ばねを前記ヨークとの間で挟持する液晶樹脂の成型体からなるカバー体とを具備したレンズ駆動装置であって、前記カバー体に、平板状の基部と、前記基部の一部から突出する突起部と、前記突起部の周囲に形成された第1の凹部と、前記基部における前記突起部の裏面側に当該突起部に対応して形成された第2の凹部とを具備し、前記基部と前記突起部との境界部分において前記突起部の突出方向と略平行な方向に液晶樹脂を配向させたことを特徴とする。
本発明のレンズ駆動装置によれば、カバー体における基部と突起部との境界部分において突起部の突出方向と略平行な方向に液晶樹脂を配向させたことから、突起部に水平方向に力が加わった場合においても、液晶樹脂が突起部の突出方向と略垂直に配向する場合に比べて突起部を折れ難くできるので、落下等の衝撃が加わった場合においても突起部が破損する事態を発生し難くすることが可能となる。
上記レンズ駆動装置においては、前記第2の凹部の周囲に前記基部の他の部分よりも薄い薄肉部を形成することが好ましい。この場合には、カバー体の基部内を進出する液晶樹脂を突起部の内部に進入し易くできるので、効果的に基部と突起部との境界部分において突起部の突出方向と略平行な方向に液晶樹脂を配向させることが可能となる。
本発明によれば、落下等の衝撃が加わった場合においても突起部が破損し難い成型体及びレンズ駆動装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るレンズ駆動装置の分解斜視図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置の全体斜視図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置の断面図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置が有するトップカバーの斜視図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置が有するトップカバーの固定片内の液晶樹脂の流れを説明するための模式図である。 周囲及び裏面に凹部及び薄肉部を形成しない場合における固定片近傍の液晶樹脂の流れを説明するための模式図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置が有するトップカバーの固定片近傍の液晶樹脂の流れを説明するための模式図である。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。以下においては、本発明に係る成型体が適用されるレンズ駆動装置について説明する。本実施の形態に係るレンズ駆動装置は、例えば、カメラ機能付きの携帯電話装置に搭載されるものであるが、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るレンズ駆動装置1の分解斜視図である。図2は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1の全体斜視図である。図3は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1の断面図である。図1〜図3に示すように、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1は、装置中央に図示しないレンズを装着した状態で、図示しないイメージセンサを実装した基板上に取り付けられ、イメージセンサに対してレンズを光軸方向に駆動させて焦点距離を調整可能とするものである。
図1に示すように、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1は、装置の底面部を構成するベース部材2と、不図示のレンズを保持するレンズホルダ3と、このレンズホルダ3を光軸方向に移動させるレンズ駆動機構を構成する磁石4a〜4d、空芯コイル(以下、単に「コイル」という)5及びヨーク6と、レンズホルダ3をベース部材2及びヨーク6に弾性的に固定する一対の板ばね(下側板ばね7、上側板ばね8)と、ヨーク6の上面に配置されるトップカバー9とを含んで構成される。
ベース部材2は、絶縁性の樹脂材料で成型され、概して矩形状に設けられている。ベース部材2の中央近傍には、不図示のイメージセンサに対応する位置に概して円形状の開口部21が形成されている。また、ベース部材2の四隅部には、ヨーク6の内壁に嵌合する嵌合片22a〜22dが立設されている。これらの嵌合片22a〜22dの近傍には、下側板ばね7の位置決めを行う位置決め片23a〜23dが立設されている。
ベース部材2には、所定形状を有する金属板材10がその一部を露出した状態でインサート成型されている。この金属板材10は、嵌合片22a〜22dの下方部分から突出する固定部101a〜101d(図1において、固定部101dは不図示)と、レンズ駆動装置1が実装される基板側に延出する不図示の接地片とを有している。この金属板材10は、例えば、洋白、りん青銅、下地としてニッケルめっきを施した上に金めっきを施したステンレス等の半田濡れ性に優れた金属材料で構成され、下側板ばね7を介してコイル5と電気的に接続する機能と、レンズ駆動装置1が実装される基板等との外部端子としての機能を果たすものとなっている。
レンズホルダ3は、例えば、絶縁性の樹脂材料で成型され、概して円筒形状に設けられている。レンズホルダ3の内周には、ねじ溝が設けられ、不図示のレンズをねじ込み可能に設けられている。レンズホルダ3の外周には、コイル5の内周部に嵌合し、コイル5を保持する4つの保持片31a〜31dが設けられている(図1において、保持片31c、31dは不図示)。これらの保持片31a〜31dの上端及び下端には、コイル5の位置決めを行う位置決め片32a〜32dが設けられている(図1において、位置決め片32dは不図示)。また、上端側に設けられた位置決め片32a〜32dの上方には、レンズホルダ3の外周面から径方向に突出する突出片33a〜33dが設けられている。さらに、これらの突出片33a〜33dの上端には、上側板ばね8の位置決めを行う位置決め片34a〜34dが設けられている。これらの位置決め片34a〜34dは、突出片33a〜33dから上方側に向けて立設され、後述する上側板ばね8の切り欠き部82aと係合可能に構成されている。
磁石4a〜4dは、それぞれ直交する一対の側面部41、42と、円弧形状を有する内周面部43とを有しており、ヨーク6の四隅部分に固定される。この場合、磁石4a〜4dは、側面部41、42をヨーク6の四隅の内壁面に対向させると共に、内周面部43を後述するヨーク6の垂下壁面63a〜63dの内壁面に一定距離を挟んで対向させた状態で固定される。例えば、磁石4a〜4dは、側面部41、42を接着剤等により接着することによって、ヨーク6の四隅部分に固定される。レンズ駆動装置1においては、ヨーク6の四隅部分に磁石4a〜4dを固定し、レンズホルダ3を移動させる電磁力を発生させるようにしていることから、レンズ駆動装置1内でデッドスペースになり易い空間を有効に活用することができるものとなっている。
コイル5は、概して八角形を有する環形状に束ねられ、上述したレンズホルダ3の保持片31a〜31dによりその内周部が保持される。本実施の形態において、コイル5は、レンズ駆動装置1の光軸方向から見て、円環形状の4箇所の円弧部分を直線化した略八角形を有する環形状に束ねられているが、コイル5の形状についてはこれに限定されるものではなく、正八角形を有する環形状に束ねられていても良い。保持片31a〜31dは、レンズホルダ3の外周面よりも僅かに径方向に突出形成されているため、これらの保持片31a〜31dが存在しない部分において、コイル5は、レンズホルダ3の外周面と一定距離だけ離間した状態で配置されている。レンズ駆動装置1においては、このようにコイル5を概して八角形の環形状に設けていることから、コイル5が円環形状を有する場合に比べて中央の開口部を広くとることができ、レンズホルダ3に保持されるレンズの装着スペースを広く確保することができるものとなっている。
ヨーク6は、金属等の磁性材料を機械加工することで形成され、図1に示す下方側に開口した箱形状を有している。また、ヨーク6は、概して矩形状に設けられ、その中央に円形状の開口部61が設けられている。ヨーク6の四隅における下端部分には、僅かに側方側に突出する固定片62a〜62dが設けられている(図1において、固定片62dは不図示)。これらの固定片62a〜62dの外形寸法は、ベース部材2の四隅部分から突出する金属板材10の固定部101a〜101dの外形寸法と一致するように設けられている。また、開口部61の周縁部におけるヨーク6の四隅部分に対応する位置には、垂下壁面63a〜63dが垂下して設けられている(図1において、垂下壁面63bは不図示)。これらの垂下壁面63a〜63dは、ヨーク6の内壁部として機能するものであり、レンズホルダ3を収容した状態において、レンズホルダ3の外周面とコイル5の内周面との間に配置される。さらに、開口部61の周縁部における垂下壁面63a〜63dの間の位置には、レンズホルダ3の突出片33a〜33dを収容可能な凹部64a〜64dが設けられている。そして、これらの凹部64a〜64dの側方には、僅かに開口部61の内側に向けて突出する一対の当接片65a〜65dが設けられている。さらに、ヨーク6の四隅部分の上面には、後述するトップカバー9の固定片92a〜92dを収容する凹部66a〜66dが設けられている。
下側板ばね7は、例えば、リン青銅等の導電性材料で構成され、ベース部材2に固定される外側固定部71と、レンズホルダ3の下面に固定される内側固定部72と、これらの外側固定部71と内側固定部72とを連結する4本の腕部73とを有している。外側固定部71の所定位置には複数の孔71aが設けられ、これらの孔71aにベース部材2の位置決め片23a〜23dが挿通された状態で下側板ばね7がベース部材2に固定される。また、内側固定部72の所定位置には複数の孔72aが設けられ、これらの孔72aにレンズホルダ3の下面に設けられた固定片が挿通された状態で下側板ばね7がレンズホルダ3に固定される。腕部73は、ベース部材2の四隅部分に対応する外側固定部71の位置から複数回折り返して内側固定部72に連結されている。
上側板ばね8は、下側板ばね7と同様に、例えば、リン青銅等の導電性材料で構成され、ヨーク6の上面に固定される環形状を有する外側固定部81と、レンズホルダ3の上面に固定される円環形状を有する内側固定部82と、これらの外側固定部81と内側固定部82とを連結する4本の腕部83とを有している。外側固定部81の四隅部には、それぞれ開口部81aが設けられ、これらの開口部81aに後述するトップカバー9の固定片92a〜92dが挿通された状態で上側板ばね8がヨーク6に固定されている。また、内側固定部82の所定位置には4つの切り欠き部82aが設けられ、これらの切り欠き部82aにレンズホルダ3の位置決め片34a〜34dを収容した状態で上側板ばね8がレンズホルダ3に固定されている。腕部83は、ヨーク6の四隅部分に対応する外側固定部81の位置から複数回折り返して内側固定部82に連結されている。
トップカバー9は、成型体を構成するものであり、具体的には、絶縁性の樹脂材料(例えば、液晶ポリマーなどの液晶樹脂)で成型され、外形が概して矩形状に設けられた平板状の基部90を有している。この基部90の中央には、円形状の開口部91が設けられている。基部90の四隅部分における下面には、下方側に突出する突起部としての固定片92a〜92dが設けられている(図1において、固定片92a、92cは不図示)。トップカバー9は、これらの固定片92a〜92dを上側板ばね8の開口部81aに挿通した状態で、ヨーク6の上面に固定されるものとなっている。基部90の四隅部分における上面には、固定片92a〜92dに対応する位置に第2の凹部を構成する凹部93a〜93dが設けられている。また、基部90の一辺には、その中央部から垂下して設けられた位置決め片94が設けられている。位置決め片94は、レンズ駆動装置1が組み立てられた状態でヨーク6の外壁面に当接し、ヨーク6に対するトップカバー9の位置決めを行う際に利用される。なお、このトップカバー9の詳細な構成については後述する。
このような構成を有するレンズ駆動装置1を組み立てる際には、コイル5を保持させた状態のレンズホルダ3を、下側板ばね7を介してベース部材2に固定し、レンズホルダ3が開口部61の内側に配置されるように、四隅部分の内壁面に磁石4a〜4dが固定されたヨーク6をベース部材2に固定する。そして、切り欠き部82aでレンズホルダ3の位置決め片34a〜34dを収容するようにレンズホルダ3及びヨーク6の上面に上側板ばね8を載置する。その後、トップカバー9の固定片92a〜92dが上側板ばね8の開口部81aに挿通されるようにトップカバー9をヨーク6の上面に固定する。これにより、レンズ駆動装置1の組立作業が完了し、図2に示す状態のレンズ駆動装置1が完成する。
なお、ベース部材2に固定する際、ヨーク6は、その嵌合片22a〜22dがヨーク6の四隅部分の内壁にそれぞれ嵌合するように被せられる。このとき、ヨーク6の固定片62a〜62dは、図2に示すように、ベース部材2の四隅部分から突出した金属板材10の固定部101a〜101dの上に重ねられた状態とされる。そして、これらの固定片62a〜62dと、固定部101a〜101dとを溶接により接合させることでベース部材2にヨーク6が固定されるものとなっている。
また、ヨーク6の上面に固定する際には、トップカバー9は、上側板ばね8の開口部81aを挿通された固定片92a〜92dが凹部66a〜66cに配置される。そして、これらの固定片92a〜92dが凹部66a〜66dの内部で接着剤により固着されることで、トップカバー9がヨーク6の上面に固定される。なお、ヨーク6に対するトップカバー9の固定方法については、接着剤に限定されるものではなく適宜変更が可能である。
このように組み立てられた状態において、レンズ駆動装置1は、図2に示すように、トップカバー9の開口部91の内部にレンズホルダ3が配置されている。不図示のレンズは、このレンズホルダ3に図2に示す上方側からねじ込むことで組み付けられ、このレンズホルダ3と一体的に移動可能に構成される。
レンズ駆動装置1の内部においては、図3に示すように、レンズホルダ4がベース部材2及びヨーク6にそれぞれ装着された下側板ばね7及び上側板ばね8により支持されている。レンズホルダ4に保持されたコイル5の外周面は、ヨーク6の内壁面に僅かな隙間を挟んで対向配置されている。ヨーク6に設けられた垂下壁面63a〜63dは、レンズ駆動装置1の四隅部(すなわち、レンズホルダ3の保持片31a〜31d以外の部分)において、レンズホルダ3の外周面と、これに保持されたコイル5との間に収容される。磁石4a〜4dは、この垂下壁面63a〜63dに対応するヨーク6の四隅部の内壁面に固定されている。これにより、レンズ駆動装置1の四隅部においては、レンズホルダ3に保持されるレンズの径方向に沿うようにして、ヨーク6の内壁面に固定された磁石4a〜4dの内周面部43と、コイル5の外周部とが対向配置され、コイル5の内周部と垂下壁面63a〜63dとが対向配置された状態となっている。
レンズホルダ3の外周面に保持されたコイル5に電流を流すと、コイル5に流れる電流が磁石4a〜4dから発生する磁界と作用することにより、コイル5を図3に示す上下方向(光軸方向)に移動させる駆動力(推力)が発生する。本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、例えば、装置本体を搭載する携帯電話やデジタルカメラの制御部からの駆動指示に応じてコイル5に流す電流量を増減することでこの駆動力を制御し、コイル5を上下移動させる。この結果、レンズが装着されたレンズホルダ4を光軸方向に移動することができ、イメージセンサに対するレンズの焦点距離を調整することができるものとなっている。
ここで、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1が有するトップカバー9の構成について図4を参照しながら説明する。図4は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1が有するトップカバー9の斜視図である。図4(a)においては、図1における上方側から見た場合の斜視図を示し、図4(b)においては、図1における下方側から見た場合の斜視図を示している。
図4(a)に示すように、トップカバー9においては、基部90の上面の四隅部にテーパ面95a〜95dが設けられている。これらのテーパ面95a〜95dの一部に配置されるように薄肉部96a〜96dが設けられている。これらの薄肉部96a〜96dは、基部90の上面における開口部91の近傍からテーパ面95a〜95dの中央部近傍の位置まで形成されている。上述した凹部93a〜93dは、これらの薄肉部96a〜96dにおける外側部分の中央近傍に設けられている。言い換えると、これらの薄肉部96a〜96dは、それぞれ上述した凹部93a〜93dの周囲であって、これらの側方及び内側に設けられている。なお、これらの凹部93a〜93dは、円形状を有している。
固定片92a〜92dは、図4(b)に示すように、概して円柱形状を有し、その先端部の外周にはテーパ形状が設けられている。これらの固定片92a〜92dは、円柱形状の中心が、基部90の上面に設けられた凹部93a〜93dの中心と一致するように設けられている。凹部93a〜93dの側方及び内側には、第1の凹部を構成する凹部97a〜97dが設けられている。これらの凹部97a〜97dは、基部90の上面に設けられた薄肉部96a〜96dに対応する位置(すなわち、薄肉部96a〜96dの裏面側の位置)に配置されている。また、凹部97a〜97dの内側には、段差部98a〜98dが設けられている。これらの段差部98a〜98dは、上側板ばね8の腕部83の上方側への移動を許容する形状を有している。
このような構成を有するトップカバー9は、金型に樹脂材料を充填することで成型される。樹脂材料は、金型に設けられたゲートと呼ばれる注入孔から充填される。金型内のキャビティ(空洞部)を樹脂材料で満たした後、所定時間の経過に伴って液晶樹脂が固化すると、図4に示すトップカバー9が成型される。このような成型体であるトップカバー9における曲げ弾性及び引張強度は、成型体を構成する樹脂材料、金型(成型体)の形状及びゲートの位置等に依存する。
本実施の形態に係るレンズ駆動装置1のトップカバー9においては、液晶樹脂を用い、図4(b)に示すように、固定片92dの近傍に配置された単一のゲートGから金型内に充填することで成型される。以下、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1のトップカバー9の成型工程における固定片92a〜92d内の液晶樹脂の流れについて説明する。
図5は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1のトップカバー9の固定片92内の液晶樹脂の流れを説明するための模式図である。図5(a)においては、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1のトップカバー9の固定片92dにおける断面を示している。図5(b)においては、説明の便宜上、周囲及び裏面に凹部97d、93d及び薄肉部96dを形成しない場合の固定片92d´の断面を示している。この固定片92dにおいては、図5に示すように、同図に示す右方側に配置されるゲートGから充填された液晶樹脂が同図に示す左方側に流れる。
図5(a)に示すように、ゲートGから充填された液晶樹脂は、固定片92dの周囲に形成された凹部97dと、固定片92dの裏面側に形成された凹部93d及び薄肉部96dとの間を通過する(矢印A参照)。この場合において、凹部97dは、薄肉部96dに対応する位置に配置されており、液晶樹脂の通路を狭めている。そして、その進出方向に薄肉部96dよりも高い位置まで凹部93dが形成されていることから、凹部97d及び薄肉部96dを通過した液晶樹脂の一部は、固定片92dの先端方向に案内されて進行する(矢印B参照)。そして、固定片92dの先端方向に進んだ液晶樹脂は、後方側からの液晶樹脂によって固定片92dの周囲に形成された凹部97dと、固定片92dの裏面側に形成された凹部93d及び薄肉部96dとの間に案内されて進行する(矢印C参照)。そして、これらの凹部97dと、固定片92dの裏面側に形成された凹部93d及び薄肉部96dとの間を通過する(矢印D参照)。この場合、液晶樹脂が固定片92の先端方向に案内されることから、固定片92d内においては、液晶樹脂の一部が固定片92dの突出方向に略平行に配向した状態となる。
一方、図5(b)に示すように、固定片92d´の周囲及び裏面に凹部97d、凹部93d、薄肉部96dを形成しない場合、ゲートGから充填された液晶樹脂は、略水平方向に進行する(矢印E、F参照)。この場合においては、図5(a)に示すように固定片92d´の先端方向に液晶樹脂が案内されることはなく、固定片92d´内における液晶樹脂の配向状態は、基部90内の流れに委ねて決定されることとなる。この結果、図5(a)に示すように、液晶樹脂の一部が固定片92d´の突出方向に略平行に配向した状態となり難く、その突出方向に略垂直に配向した状態となり易い(図6(d)参照)。
ここで、本実施の形態に係るトップカバー9の効果を明確化するために、周囲及び裏面に凹部97a〜97c、凹部93a〜93d、薄肉部96a〜96dを形成しない場合における固定片92a´〜92d´近傍の液晶樹脂の流れについて図6を用いて説明する。図6は、周囲及び裏面に凹部97a〜97c、凹部93a〜93d、薄肉部96a〜96dを形成しない場合における固定片92a´〜92d´近傍の液晶樹脂の流れを説明するための模式図である。図6(a)〜図6(d)においては、それぞれ固定片92a´〜92d´近傍の液晶樹脂の流れを示している。なお、説明の便宜上、各図の下方側に液晶樹脂の流れを矢印で示している。
図6(d)に示すように、ゲートGの近傍に配置された固定片92d´近傍においては、ゲートGから充填された液晶樹脂は、同図に示す右方側から左方側に略水平に進行する。固定片92d´は、このように略水平に進行する液晶樹脂の一部が固定片92d´用のキャビティに進入することで成型される。この場合、固定片92d´の根元部(固定片92d´と基部90との境界部分)近傍においては、液晶樹脂が固定片92d´の突出方向と略垂直に配向した層構造が形成されている。この場合、液晶樹脂の層間接合面が固定片92d´の根元部近傍を通過しており(或いは根元部の角部に接しており)、固定片92d´に対して水平方向に力が加わると、いずれかの層間接合面により破断し易くなる(すなわち、固定片92d´が折れ易くなる)。図6(d)においては、破断面になり得る層間接合面を点線で示している。
固定片92d´に隣接する固定片92a´近傍においても、図6(a)に示すように、液晶樹脂は同図に示す右方側から左方側に略水平に進行しており、固定片92a´は、このように略水平に進行する液晶樹脂の一部が固定片92a´用のキャビティに進入することで成型される。このため、固定片92d´と同様に、固定片92a´の根元部(固定片92a´と基部90との境界部分)近傍においては、液晶樹脂が固定片92d´の突出方向と略垂直に配向した層構造が形成された状態となっている。したがって、固定片92a´に水平方向に力が加わると、いずれかの層間接合面(図6(a)に点線で示す)により破断し易くなる。
固定片92a´と対角線上に配置される固定片92c´においては、図6(c)に示すように、液晶樹脂が同図に示す左方側から右方側に略水平に進行する点で相違するが、固定片92c´の根元部(固定片92c´と基部90との境界部分)近傍に形成される層構造は同様である。すなわち、固定片92c´に水平方向に力が加わると、いずれかの層間接合面(図6(c)に点線で示す)により破断し易くなる。
なお、固定片92d´と対角線上に配置される固定片92b´においては、図6(b)に示すように、液晶樹脂が同図に示す左方側から右方側に略水平に進行する一方、同図に示す右方側から左方側に略水平に進行する。固定片92b´は、このように両側から略水平に進行する液晶樹脂がぶつかり合って図6(b)に示す上方側に進入することで成型される。この場合、固定片92b´の根元部(固定片92b´と基部90との境界部分)近傍においては、液晶樹脂が固定片92b´の突出方向に略平行に配向した層構造が形成されている。このように液晶樹脂が固定片92b´の突出方向に略平行に配向した状態においては、固定片92b´に水平方向に力が加わった場合においても、液晶樹脂が突出方向と略垂直に配向する場合に比べて固定片92b´は折れ難くなっている。
これらのことから、基部90から突出形成された固定片92a〜92dにおいては、内部の液晶樹脂が、固定片92a〜92dと基部90との境界部分において固定片92a〜92dの突出方向に略平行に配向される場合に折れ難くなることが分かる。本実施の形態に係るトップカバー9の固定片92a〜92dにおいては、これらの周囲又は裏面に凹部97a〜97d、凹部93a〜93d及び薄肉部96a〜96dを形成することで、液晶樹脂の流動方向を制御し、固定片92a〜92dを構成する液晶樹脂が固定片92a〜92dと基部90との境界部分において固定片92a〜92dの突出方向に略平行に配向するようにしたものである。
以下、本実施の形態に係るトップカバー9の固定片92a〜92d近傍の液晶樹脂の流れについて説明する。図7は、本実施の形態に係るトップカバー9の固定片92d近傍の液晶樹脂の流れを説明するための模式図である。
図7に示すように、ゲートGから充填された液晶樹脂は、同図に示す右方側の凹部97dと、固定片92dの裏面側に形成された凹部93d及び薄肉部96dとの間を通過し、固定片92dの先端側に進入した後、反対側の固定片92d凹部97cと、固定片92dの裏面側に形成された凹部93d及び薄肉部96dとの間から基部90に進入する。固定片92dにおいては、このように液晶樹脂が図7に示す上下方向に流動した状態で成型される。このため、固定片92dの内部における固定片92dと基部90との境界部分(図7に点線で示す領域)においては、液晶樹脂が固定片92dの突出方向に略平行に配向した状態となる。このように液晶樹脂が突出方向に略平行に配向した状態においては、固定片92dに水平方向に力が加わった場合においても、液晶樹脂が突出方向と略垂直に配向する場合に比べて固定片92dは折れ難くなっている。
特に、基部90に凹部97dを設けることにより、図6(a)、(c)、(d)のように、液晶樹脂の層間接合面が固定片92d´の根元部の角部に接した状態となるのを制限することができるので、固定片92dに水平方向に力が加わった場合における破損を効果的に防止することができるものとなっている。
なお、ここでは、固定片92dを用いて液晶樹脂の流れを説明しているが、固定片92a〜92cにおいても、その周囲及び裏面に凹部97a〜97c、凹部93a〜93c及び薄肉部96a〜96cを形成していることから、固定片92dと略同様の液晶樹脂の流れが実現される。すなわち、本実施の形態に係るトップカバー9においては、固定片92a〜92dの全てで突出方向と略平行に液晶樹脂を配向させることができるものとなっている。
このように本実施の形態に係るレンズ駆動装置1のトップカバー9においては、基部90と固定片92a〜92dとの境界部分において、固定片92a〜92dの突出方向と略平行な方向に液晶樹脂を配向させたことから、固定片92a〜92dに水平方向に力が加わった場合においても、液晶樹脂が固定片92a〜92dの突出方向と略垂直に配向する場合に比べて固定片92a〜92dを折れ難くできるので、落下等の衝撃が加わった場合においても固定片92a〜92dが破損する事態を発生し難くすることが可能となる。
特に、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1のトップカバー9においては、凹部93a〜93dの周囲に薄肉部96a〜96dを形成していることから、基部90内を進出する液晶樹脂を固定片92a〜92dの内部に進入し易くできるので、効果的に基部90と固定片92a〜92dとの境界部分において固定片92a〜92dの突出方向と略平行な方向に液晶樹脂を配向させることが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、トップカバー9の裏面側であって、固定片92a〜92dに対応する位置に薄肉部96a〜96dを設ける場合について説明している。しかしながら、これらの薄肉部96a〜96dは、必ずしも必要な構成ではない。薄肉部96a〜96dの内側に形成される凹部93a〜93dによって基部90を進出する液晶樹脂を固定片92a〜92dの内部に案内することができれば、薄肉部96a〜96dを設けない構成としても良い。
また、固定片92a〜92dに対応して設けられる凹部97a〜97d、凹部93a〜93d及び薄肉部96a〜96dの寸法又は形状は、共通する寸法又は形状とする必要はない。例えば、液晶樹脂が注入されるゲートからの距離に応じてこれらの寸法又は形状を調整することは実施の形態として好ましい。
1 レンズ駆動装置
2 ベース部材
3 レンズホルダ
4a〜4d 磁石
5 空芯コイル
6 ヨーク
7 下側板ばね
8 上側板ばね
81 外側固定部
81a 開口部
82 内側固定部
83 腕部
9 トップカバー
90 基部
91 開口部
92a〜92d 固定片
93a〜93d 凹部
94 位置決め片
95a〜95d テーパ面
96a〜96d 薄肉部
97a〜97d 凹部

Claims (4)

  1. 液晶樹脂を成型して構成される成型体であって、
    平板状の基部と、前記基部の一部から突出する突起部と、前記突起部の周囲に形成された第1の凹部と、前記基部における前記突起部の裏面側に当該突起部に対応して形成された第2の凹部とを具備し、前記基部と前記突起部との境界部分において前記突起部の突出方向と略平行な方向に液晶樹脂を配向させたことを特徴とする成型体。
  2. 前記第2の凹部の周囲に前記基部の他の部分よりも薄い薄肉部を形成したことを特徴とする請求項1記載の成型体。
  3. レンズが保持されるレンズホルダと、前記レンズホルダの周囲に装着される円環形状の空芯コイルと、前記空芯コイルの外周部に対向して配置される磁石と、環状の内周面を有する外壁部及び当該外壁部に間隔を空けて対向する内壁部を有し、前記外壁部と前記内壁部との間に前記空芯コイルを位置させるように当該空芯コイルを覆うヨークと、前記レンズホルダを弾性的に支持する板ばねと、前記板ばねを前記ヨークとの間で挟持する液晶樹脂の成型体からなるカバー体とを具備したレンズ駆動装置であって、
    前記カバー体に、平板状の基部と、前記基部の一部から突出する突起部と、前記突起部の周囲に形成された第1の凹部と、前記基部における前記突起部の裏面側に当該突起部に対応して形成された第2の凹部とを具備し、前記基部と前記突起部との境界部分において前記突起部の突出方向と略平行な方向に液晶樹脂を配向させたことを特徴とするレンズ駆動装置。
  4. 前記第2の凹部の周囲に前記基部の他の部分よりも薄い薄肉部を形成したことを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。
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