JP5494310B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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本発明は、アンテナ装置に関し、特に、その周波数調整に関する。
携帯電話などの小型無線端末に内蔵されるチップ型のアンテナ素子は、ブロック型の誘電体の表面に放射電極と給電電極をプリントすることにより形成される。給電電極に交流電流を供給して電界を発生させると、放射電極にも交流電流が流れ、放射電極から電波が発生する。
多くの携帯端末は、GPS(Global Positioning System)やブルートゥース(登録商標)などの複数の周波数帯に対応する必要がある。携帯端末の小型化の要請に応えつつ、複数の周波数帯に対応するためには、単一のアンテナ素子で複数の周波数帯の電波を発生させることが望ましい。
特開2004−72699号公報 特開2002−164729号公報
特許文献1では、アンテナ素子にプリントされる放射導体のパターンを工夫することにより、主共振点とスプリアス共振点の2つの周波数帯に対応している。特許文献1の場合、主共振点とスプリアス共振点の周波数比は約1:2となる。GPSの周波数は約1.5GHzであり、ブルートゥース(登録商標)の周波数は約2.4GHzであるため、GPSとブルートゥース(登録商標)の周波数比は1:1.5である。したがって、特許文献1の技術では、これらの周波数帯に対応できない。特許文献2に示されるデュアルバンドアンテナにおいても、その周波数比は約1:2である。
本発明は、上記課題に鑑みて完成された発明であり、その主たる目的は、複数の周波数帯に対応可能なアンテナ装置において、その周波数の差を縮めることにある。
本発明に係るアンテナ装置は、略直方体状の誘電体の上面に放射電極が形成され底面にグランド電極が形成されるアンテナ素子と、アンテナ素子が取り付けられる実装領域および実装領域の周縁に設けられるグランドパターン領域を含むプリント基板を備える。放射電極の一端は開放端であり、他端はグランド電極と接続される短絡端である。短絡端側においてグランド電極が形成される領域は、放射電極に発生する基本定在波の振幅よりも所定の高調定在波の振幅の方が大きい高調波優勢領域に限定される。
ここでいう高調定在波は、基本定在波の3倍の周波数を有する定在波であってもよい。
誘電体の短絡端側の比誘電率を、開放端側の比誘電率よりも大きくなるようにアンテナ素子を形成してもよい。高調波優勢領域に限り第1の比誘電率の材料により誘電体を形成し、それ以外の領域においては第1の比誘電率よりも低い比誘電率の材料により誘電体を形成してもよい。
グランド電極の一部を放射電極側に突起させることにより、放射電極とグランド電極の対向距離を短縮してもよい。また、放射電極のうち高調波優勢領域に含まれる部分の一部をグランド電極側に突起させることにより、放射電極とグランド電極の対向距離を短縮してもよい。
放射電極は、誘電体の上面全面に形成されてもよい。あるいは、放射電極は、高調波優勢領域においては第1の電極幅を有し、それ以外の領域に限り第1の電極幅よりも狭い第2の電極幅を有するように形成されてもよい。放射電極は、短絡端側の領域においては第1の電極幅を有し、高調定在波の最初の節が現れる位置から開放端までの領域に限り第1の電極幅よりも狭い第2の電極幅を有するように形成されてもよい。
本発明によれば、複数の周波数帯に対応可能なアンテナ装置において、その周波数の差を縮めやすくなる。
アンテナ素子に発生する定在波の模式図である。 第1実施形態におけるアンテナ装置の外観図である。 第1実施形態におけるアンテナ素子の展開図である。 図4(a)は、プリント基板におけるアンテナ素子の第1の設置場所を示す図である。図4(b)は、プリント基板におけるアンテナ素子の第2の設置場所を示す図である。図4(c)は、プリント基板におけるアンテナ素子の第3の設置場所を示す図である。 アンテナ素子の設置場所ごとの周波数特性を示すグラフである。 第2実施形態におけるアンテナ装置の外観図である。 第3実施形態におけるアンテナ装置の外観図である。 第4実施形態におけるアンテナ装置の外観図である。 図8のA−A線に沿ってアンテナ素子を切断した場合の側断面図である。 第5実施形態におけるアンテナ装置の外観図である。 図10のA−A線に沿ってアンテナ素子を切断した場合の側断面図である。 第6実施形態におけるアンテナ装置の外観図である。 第7実施形態におけるアンテナ装置の外観図である。 第1、第4〜第7実施形態におけるアンテナ装置の周波数特性を示すグラフである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を説明する。各実施形態においては、携帯電話に内蔵されるアンテナ素子を題材として説明する。アンテナ素子を内蔵する携帯電話としてアンテナ装置が形成される。
図1は、アンテナ素子に発生する定在波の模式図である。図1においては、同図右向きにy軸を設定している。放射電極102の一端(y=y0)は短絡端であり、他端(y=y1)は開放端である。放射電極102に交流電力を給電すると、放射電極102には短絡端を節、開放端を腹とする複数の定在波が発生する。
基本波104は、放射電極102の長さ(y1−y0)と(1/4)波長が対応する定在波である。高調波106は、放射電極102の長さと(3/4)波長が対応する定在波である。すなわち、高調波106の周波数は基本波104の周波数の3倍である。高調波106は、短絡端y0とy=y5の位置に節を作る。図1に示す高調波106は3倍高調波であるが、このほかにも5倍高調波、7倍高調波等も発生する。以下においては、3倍高調波としての高調波106を対象として説明する。
上述のように、基本波104と高調波106の周波数比は1:3である。本実施形態におけるアンテナ装置108の目的は、基本波104と高調波106の周波数の差を縮めることである。より具体的には、周波数比1:1.5に近づけることを目標とする。
図1を参照すると、y0≦y<y2の領域においては、高調波106の振幅の方が基本波104の振幅よりも大きい。以下、このような領域を「高調波優勢領域」とよぶ。y2≦y≦y1においては、基本波104の振幅の方が高調波106の振幅よりも大きい。以下、このような領域を「基本波優勢領域」とよぶ。高調波優勢領域と基本波優勢領域の境目であるy2は、y0(短絡端)とy1(開放端)の中点となる。
アンテナ素子100のインピーダンスを小さくするほど定在波の周波数も低下することが知られている。本発明者らは、アンテナ素子100を高調波優勢領域と基本波優勢領域に分けられることに着目し、高調波優勢領域のインピーダンスを選択的に低下させれば、基本波104と高調波106の周波数差を短縮できるのではないかと考えた。すなわち、高調波優勢領域のインピーダンスを選択的に低下させれば、高調波106の周波数だけでなく基本波104の周波数も低下するものの、高調波106の方がインピーダンスを大きく低下させるため、結果として周波数差が縮小することになる。
[第1実施形態]
図2は、第1実施形態におけるアンテナ装置108の外観図である。プリント基板110の実装領域112にアンテナ素子100を設置することにより、アンテナ装置108が形成される。図2においては、アンテナ素子100の長辺方向にy軸、短辺方向にx軸、高さ方向にz軸を設定する。以降の図においても同様である。
プリント基板110において、実装領域112はグランドパターンに囲まれる。アンテナ素子100は、略直方体の誘電体を基体とし、放射電極102とグランド電極114をその表面にプリントすることにより形成される。図3は、アンテナ素子100の展開図である。図2および図3を参照しつつ、アンテナ素子100の構造を説明する。
本実施形態におけるアンテナ素子100のサイズは、x×y×z=2.5mm×10.0mm×1.0mmである。長方形状の底面116(10.0mm×2.5mm)を実装領域112に接着することにより、アンテナ素子100はプリント基板110に固定される。アンテナ素子100の4つの側面をそれぞれ第1側面118(2.5mm×1.0mm)、第2側面120(10.0mm×1.0mm)、第3側面122(2.5mm×1.0mm)、第4側面124(10.0mm×1.0mm)とする。実装領域112は、x×y=4.0mm×11.0mmの大きさにてグランドパターンの一部を切り欠くことにより形成される。また、第1実施形態におけるアンテナ素子100の基体は、比誘電率57のセラミックにより形成される。
放射電極102は、上面126全面にプリントされる。放射電極102は、第3側面122の接続導体128を介して底面116のグランド電極114と接続される。第3側面122にプリントされる接続導体128には給電ライン130も接続される。放射電極102は、給電ライン130から接続導体128を介して交流電力を供給される。放射電極102の短絡端は第3側面122側であり、開放端は第1側面118側である。
底面116の開放端側にはアンテナ素子100をプリント基板110に安定的に接着するための接地導体132が形成される。接地導体132は必須ではない。接地導体132の面積は可能な限り小さい方がよい。
放射電極102とグランド電極114が対向する領域においては、インピーダンスが低下する。このため、底面116に形成されるグランド電極114は、y方向においては高調波優勢領域内に収まるように形成される。グランド電極114は、プリント基板110のグランドパターンと接続される。
図2に示すように、グランド電極114はy=y3の位置まで形成されるが、y3は、0<y3<y2の関係を満たす。すなわち、グランド電極114の形成可能領域は高調波優勢領域内に限定される。グランド電極114の形成領域を高調波優勢領域に限定し、基本波104の周波数よりも高調波106の周波数を大きく低下させることにより、基本波104と高調波106の周波数差を短縮している。本発明者らのシミュレーション実験によれば、基本波104の周波数は1.575(GHz)、高調波106の周波数は2.445(GHz)、周波数比は1:1.552となった。
図4(a)、図4(b)、図4(c)は、いずれも、プリント基板110におけるアンテナ素子100の設置場所を例示する。図5は、アンテナ素子100が設置される場所ごとの周波数特性を示すグラフである。図5によれば、アンテナ素子100の設置場所によってリターンロスは変化しているが、周波数はほとんど変化していないことがわかる。以下の各実施形態においては、いずれも図4(a)に示す位置にアンテナ素子100を設置するものとして説明する。
[第2実施形態]
図6は、第2実施形態におけるアンテナ装置108の外観図である。第2実施形態における放射電極102やグランド電極114のプリントパターンは第1実施形態と同じである。第2実施形態のアンテナ素子100においては、基本波優勢領域内のy=y4の位置を境目として、短絡端側においては比誘電率57の誘電体、開放端側には比誘電率37の誘電体の2種類の誘電体を使用している。すなわち、短絡端側の比誘電率は開放端側の比誘電率よりも大きくなっている。
アンテナ素子100のy軸方向の長さは10mmであり、高調波優勢領域と基本波優勢領域の境目(y=y2)は、短絡端(y=y0)からちょうど5.0mmの少し手前の位置となる。これは高調波優勢領域の方が基本波優勢領域より波長短縮率が大きいためである。誘電体の境目(y=y4)は、基本波優勢領域にある。短絡端(y=y0)から6.35mmの位置に誘電体の境目(y=y4)を設定した場合、基本波104の周波数は1.727(GHz)、高調波106の周波数は2.622(GHz)、周波数比は1:1.52となった。第1実施形態よりも更に改善されている。誘電体の比誘電率が大きいほどインピーダンスが低下するためである。
[第3実施形態]
図7は、第3実施形態におけるアンテナ装置108の外観図である。アンテナ素子100における放射電極102やグランド電極114のプリントパターンは第1実施形態と同じである。第2実施形態のアンテナ素子100においては、高調波優勢領域内のy=y4の位置を境目として、短絡端側においては比誘電率57の誘電体、開放端側には比誘電率37の誘電体の2種類の誘電体を使用している。
誘電体の境目(y=y4)を、短絡端(y=y0)から4.35mmの位置に設定すると、基本波104の周波数は1.752(GHz)、高調波106の周波数は2.647(GHz)、周波数比は1:1.51となる。高調波優勢領域に限り高い比誘電率の誘電体を使用することにより、第2実施形態よりも周波数比を更に改善できる。
[第4実施形態]
図8は、第4実施形態におけるアンテナ装置108の外観図である。図9は、図8に示すA−A線に沿ってアンテナ素子100を切断した場合の側断面図である。第4実施形態における放射電極102やグランド電極114のプリントパターンは第1実施形態と実質的に同じである。ただし、第4実施形態においては、グランド電極114の一部を上面126方向(z方向)に隆起させている。グランド電極114の一部と放射電極102の対向する距離が近くなるため、高調波優勢領域のインピーダンスを下げることができる。x×y×z=1.5mm×2.5mm×0.5mmのサイズの突起を、高調波106の腹の位置にあわせて設けたところ、基本波104の周波数は1.473(GHz)、高調波106の周波数は2.188(GHz)、周波数比1:1.486となった。
[第5実施形態]
図10は、第5実施形態におけるアンテナ装置108の外観図である。図11は、図10に示すA−A線に沿ってアンテナ素子100を切断した場合の側断面図である。第5実施形態における放射電極102やグランド電極114のプリントパターンも第1実施形態と実質的に同じである。第5実施形態においては、放射電極102の一部を底面116側に陥没させている。この陥没部分は高調波優勢領域内に含まれる。グランド電極114と放射電極102の一部の対向距離が近くなるため、高調波優勢領域のインピーダンスを下げることができる。x×y×z=1.5mm×2.5mm×0.5mmのサイズの陥没部を高調波106の腹の位置にあわせて設けたところ、基本波104の周波数は1.485(GHz)、高調波106の周波数は2.190(GHz)、周波数比は1:1.475となった。
[第6実施形態]
図12は、第6実施形態におけるアンテナ装置108の外観図である。第6実施形態にいては、放射電極102の開放端側の電極幅を一部だけ狭めている。それ以外の電極パターンは第1実施形態と同様である。このような放射電極102の電極幅を狭めた領域を「狭放電領域134」とよぶ。第6実施形態においては、狭放電領域134は長さ(y方向)が3.0mm、電極幅(x方向)は1.0mmである。狭放電領域134は、高調波106の節(y5)よりも開放端側に設けられる。少なくとも、狭放電領域134は基本波優勢領域に限り形成される。狭放電領域134においてはインピーダンスが向上する。本発明者らのシミュレーションによれば、基本波104の周波数は1.528(GHz)、高調波106の周波数は2.355(GHz)、周波数比は1:1.542となった。
[第7実施形態]
図13は、第7実施形態におけるアンテナ装置108の外観図である。第7実施形態にいても、放射電極102の開放端側の電極幅を一部だけ狭めている。第7実施形態においては、狭放電領域134は長さ(y方向)が3.0mm、電極幅(x方向)は2.0mmである。狭放電領域134は、高調波106の節(y=5)よりも開放端側に設けられる。第6実施形態に比べて狭放電領域134の電極幅が広いため、狭放電領域134におけるインピーダンスは第6実施形態のそれと比べて若干大きくなる。本発明者らのシミュレーションによれば、基本波104の周波数は1.558(GHz)、高調波106の周波数は2.410(GHz)、周波数比は1:1.547であった。
図14は、第1、第4〜第7実施形態におけるアンテナ装置108の周波数特性を示すグラフである。まず、第4、第5実施形態のように、誘電体にくぼみを設けることにより、基本波104と高調波106の周波数差を大きく短縮できることが確認された。更に詳細に検討すると、第4実施形態の基本波104の周波数は、第5実施形態の基本波104の周波数よりも低下している。第6、第7実施形態のように開放端側に狭放電領域134を設けることによっても基本波104と高調波106の周波数差を短縮できることが確認された。
以上、第1〜第7実施形態に基づいて本発明におけるアンテナ装置108を説明した。いずれの場合においても高調波優勢領域におけるインピーダンスが基本波優勢領域のインピーダンスよりも低くなるようにアンテナ素子100を形成することにより、基本波104と高調波106の周波数差を短縮できる。特に、高調波優勢領域に限って形成されるグランド電極114は、周波数差短縮効果が大きい。なお、第1〜第7実施形態のうち任意の2以上の実施形態を組み合わせ可能であることは当業者には理解されるところである。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。また、本発明の実施例と逆の構成を採れば基本波と高調波の周波数比を逆に大きく設定することが可能であることも当業者には理解される。したがって、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
100 アンテナ素子、102 放射電極、104 基本波、106 高調波、108 アンテナ装置、110 プリント基板、112 実装領域、114 グランド電極、116 底面、118 第1側面、120 第2側面、122 第3側面、124 第4側面、126 上面、128 接続導体、130 給電ライン、132 接地導体、134 狭放電領域。

Claims (9)

  1. 略直方体状の誘電体の上面に放射電極が形成され、底面にグランド電極が形成されるアンテナ素子と、
    前記アンテナ素子が取り付けられる実装領域および前記実装領域の周縁に設けられるグランドパターン領域を含むプリント基板と、を備え、
    前記放射電極の一端は開放端であり、他端は前記グランド電極と接続される短絡端であって、
    前記短絡端側において前記グランド電極が形成される領域は、前記放射電極に発生する基本定在波の振幅よりも所定の高調定在波の振幅の方が大きい高調波優勢領域に限定されることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記所定の高調定在波は、前記基本定在波の3倍の周波数を有することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記誘電体の前記短絡端側の比誘電率は、前記開放端側の比誘電率よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記誘電体は、前記高調波優勢領域に限り第1の比誘電率の材料により形成され、それ以外の領域においては前記第1の比誘電率よりも低い比誘電率の材料により形成されることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記グランド電極の一部を前記放射電極側に突起させることにより、前記放射電極と前記グランド電極の対向距離を短縮させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のアンテナ装置。
  6. 前記放射電極のうち前記高調波優勢領域に含まれる部分の一部を前記グランド電極側に突起させることにより、前記放射電極と前記グランド電極の対向距離を短縮させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のアンテナ装置。
  7. 前記放射電極は、前記誘電体の上面全面に形成されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のアンテナ装置。
  8. 前記放射電極は、前記高調波優勢領域においては第1の電極幅を有し、それ以外の領域に限り前記第1の電極幅よりも狭い第2の電極幅を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のアンテナ装置。
  9. 前記放射電極は、前記短絡端側の領域においては第1の電極幅を有し、前記高調定在波の最初の節が現れる位置から前記開放端までの領域に限り前記第1の電極幅よりも狭い第2の電極幅を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のアンテナ装置。
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