JP5494276B2 - メンテナンス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メンテナンス装置に関する。
インクを吐出して画像を記録するインクジェット記録方法は、比較的簡単な装置で高精細な画像の記録が可能であり、各方面で急速な発展を遂げている。また、使用される用途も多岐に亘り、多様な記録媒体やインクが使用されるようになっている。
ここで、インクジェット記録を行う場合に画質を低下させる問題点として、いわゆるブリードやビーディング、フェザリング、裏抜け等が知られている。ここで、ブリードとは、比較的低い粘度のインクを出射してインク吸収性の低い印刷用紙に記録する場合に、異色間で色が混ざってしまう現象であり、ビーディングとは、同色間で色の濃淡が数珠状に見えてしまう現象である。また、フェザリングとは、インク吸収速度の速い普通紙に対して記録を行う場合に、紙の繊維に沿って不規則な滲みが発生してしまう現象であり、裏抜けとは、インクが裏面まで浸透してしまう現象である。
これらの問題を防止するための方法として、従来、感温性を有するインクを用い、記録ヘッドの温度と記録媒体の温度とに差を設けることで、インクを出射時には低粘度、記録媒体への着弾時には高粘度にして、出射性を確保しつつブリードやビーディング、フェザリング、裏打ちを防止しようとする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。より詳細には、この特許文献1記載の方法では、常温で液状、かつ、加熱後冷却されることで固形樹脂状となるインクを用い、ノズルの先端をインクの固化温度以上に加熱するようになっている。
但し、特許文献1に記載のような感温性のインクは、記録媒体への着弾後であっても温めれば再び低粘度化してしまうため、画像の記録された記録媒体を高温環境下で保存すると、張り付きや画質劣化を発生させることとなる。
そのため、近年、感温性とは異なる性質で記録媒体に定着するインクが開発されている。このようなインクとしては、例えば、光エネルギー硬化性を持たせたインクや、特殊な樹脂材料を添加して不可逆性を持たせたインク等がある。
ところで、記録ヘッドのノズル面に付着したインクを除去する方法としては、ゴム材質のブレードで記録ヘッドのノズル面を摺擦する方法が一般的である(例えば、特許文献2参照)。また、記録ヘッドのノズル面のインクを吸収体で吸着除去する方法なども提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平3−71850号公報 特開平5−8403号公報 特開2009−61657号公報
しかしながら、記録に用いられるようなインクには、記録ヘッドを摺擦するブレードの材質に対して侵食性を有し、ブレードの硬さや弾力性を変化させることがあるため、記録ヘッドのノズル面を摺擦してインクを掻き取るメンテナンス装置を用いると、ブレードの稜部(摺擦を行う部分)が磨耗により早期に劣化する結果、記録ヘッドのノズル面に擦過傷をつけてしまい、ノズル面のインクが充分に掻き取り除去されなくなる。そして、このような侵食によるブレード性能劣化の問題は、上述のように改良されたインクにおいて特に顕著である。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、ノズル面に擦過傷が付くのを防止することのできるメンテナンス装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、メンテナンス装置において、
複数のノズルが設けられたノズル面を有し、インクを前記複数のノズルから吐出する記録ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンス装置であって、
前記記録ヘッド内部に滞留した気泡をインクとともに前記ノズルから排出させるパージ手段と、
前記ノズル面に対して非接触な状態で、このノズル面に付着したインクを自身に伝わらせて当該ノズル面から掻き取って除去するインク掻き取り部材と、
前記ノズル面に当接して、当該ノズル面に付着したインクを吸収するインク吸収体と
を備え
前記インク掻き取り部材及び前記インク吸収体は、前記記録ヘッドの下側に配設されており、
前記インク吸収体は、
前記ノズル面に当接して当該ノズル面からインクを吸収するインク吸収領域と、
前記インク掻き取り部材の下方に位置するとともに、当該インク掻き取り部材から垂れ落ちるインクを受けるインク受け領域と
を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のメンテナンス装置において、
前記インク掻き取り部材を加熱する第1のヒータと、
前記第1のヒータを介して前記インク掻き取り部材の温度を制御する第1の温度制御部とを備え、
前記第1の温度制御部は、
前記インク掻き取り部材が前記ノズル面からインクを除去するときに、前記インク掻き取り部材の温度を、インクが低粘度化する温度になるよう制御することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のメンテナンス装置において、
前記記録ヘッドは、内部のインクを所定温度に制御しており
前記第1の温度制御部は、
前記インク掻き取り部材が前記ノズル面からインクを除去するときに、前記インク掻き取り部材の温度を、前記所定温度より高くすることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載のメンテナンス装置において、
前記インク吸収体は、
前記ノズル面に当接して当該ノズル面からインクを吸収するインク吸収領域と、
インクを未吸収な状態のインク未吸収領域とを有し、
前記インク未吸収領域を前記インク吸収領域として切り替え可能であることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載のメンテナンス装置において、
前記インク吸収体を加熱する第2のヒータと、
前記第2のヒータを介して前記インク吸収体の温度を制御する第2の温度制御部とを備え、
前記第2の温度制御部は、
前記インク吸収体の温度を、前記インク吸収体の表面のインクが低粘度化する温度になるよう制御することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、インク掻き取り部材がノズル面に対して非接触な状態で、このノズル面に付着したインクを自身に伝わらせて当該ノズル面から掻き取って除去するので、記録ヘッドのノズル面にインク掻き取り部材を接触させることなく、当該ノズル面のインクを除去することができる。従って、記録ヘッドのノズル面を摺擦してインクを掻き取る場合と異なり、摺擦による記録ヘッドのノズル面の磨耗、擦過傷の発生を防止することができる。
また、インク吸収体により記録ヘッドのノズル面に残ったインクを吸収除去するため、確実にノズル面のインクを除去することができる。
また、インク吸収体はインク掻き取り部材の下方に位置するとともに、当該インク掻き取り部材から垂れ落ちるインクを受けるインク受け領域を有するので、インク掻き取り部材から垂れ落ちるインクをインク受け領域によって吸収することができる。従って、インク掻き取り部材から垂れ落ちるインクによってインクジェット記録装置が汚れるのを防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、インク掻き取り部材がノズル面からインクを除去するときにインク掻き取り部材の温度をインクが低粘度化する温度になるよう制御するので、ノズル面に付着したインクを低粘度化しつつ、インク掻き取り部材に伝わらせてノズル面から除去することができる。従って、常温で高粘度となるインクがノズル面に付着する場合であっても、確実にノズル面のインクを除去することができる。また、インク掻き取り部材にインクが固着してしまうのを防止することができるため、いっそう確実にノズル面のインクを除去することができる。
請求項3記載の発明によれば、記録ヘッドは内部のインクを所定温度に制御しており、インク掻き取り部材は記録ヘッドの下側に配設されており、インク掻き取り部材がノズル面からインクを除去するときにインク掻き取り部材の温度を前記所定温度より高くするので、ノズル面に付着したインクを確実にインク掻き取り部材に伝わらせて、ノズル面から除去することができる。従って、より確実にノズル面のインクを除去することができる。
請求項記載の発明によれば、インク吸収体はノズル面に当接して当該ノズル面からインクを吸収するインク吸収領域と、インクを未吸収な状態のインク未吸収領域とを有し、インク未吸収領域をインク吸収領域として切り替え可能であるので、インク吸収領域をインク吸収可能な状態に逐次切り替えて、ノズル面に当接させることができる。従って、確実にノズル面のインクを除去することができる。
請求項記載の発明によれば、インク吸収体の温度をインク吸収体の表面のインクが低粘度化する温度になるよう制御するので、インク吸収体の表面のインクが加熱されて低粘度化し、インク吸収体の内部に吸収されることとなる。従って、ゲルまたは固体になったインクによってインク吸収体の表面が覆われる結果、新たなインクを吸収できなくなってしまうのを防止することができるため、確実にノズル面のインクを除去することができる。また、ノズル面に付着したインクを、インク吸収体を介して加熱し、低粘度化することができるため、より確実にノズル面のインクを除去することができる。
インクジェット記録装置を側方から見た概念図である。 インクジェット記録装置を上方から見た概念図である。 メンテナンス装置の概略構成を示す図である。 インク掻き取り部材によるインクの掻き取り動作を説明するための図である。 インク掻き取り部材からノズル面までの距離と、インク掻き取り部材によるインクの掻き取り後にノズル面に残るインク量との関係を示す図である。 インクの温度と粘度との関係を示す図である。 インクジェット記録装置の内部構成を示すブロック図である。 記録ヘッドのメンテナンス時におけるインクジェット記録装置の動作を示すフローチャートである。 記録ヘッドのメンテナンス時におけるメンテナンス装置の動作を示す図である。 インク掻き取り部材の温度と、ノズル面に残るインク量との関係を示す図である。 インク吸収体を加熱した場合に表面のインクが内部に吸収される様子を示す図である。 メンテナンス装置の変形例を示す図である。 変形例のメンテナンス装置の動作を示す図である。 メンテナンス装置の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して、インクジェット記録装置について説明する。なお、本実施の形態においては、インクジェット記録装置をライン式のインクジェットプリンタとして説明する。
<インクジェット記録装置の外部構成>
図1,図2は、本実施の形態におけるインクジェット記録装置100の概念図であり、図1は側方から見た図、図2は上方から見た図である。
これらの図に示すように、インクジェット記録装置100は、搬送部3と、記録ヘッド1と、照射装置2と、メンテナンス装置5(図2参照)とを備えている。
(搬送部)
搬送部3は、記録ヘッド1の対向位置、本実施の形態においては記録ヘッド1の直下で記録媒体Kを搬送方向Xに搬送するものであり、図1に示すように、駆動ローラ30及び従動ローラ31と、搬送ベルト33とを備えている。
駆動ローラ30及び従動ローラ31は、搬送方向Xに所定の間隔をあけるとともに、搬送方向Xの直交方向(以下、主走査方向Yとする)に延在した状態で配設されている。このうち、駆動ローラ30には、駆動源(図示せず)が連結されており、当該駆動ローラ30を回転させるようになっている。
搬送ベルト33は、記録媒体Kよりも幅広に形成された無端のベルトであり、駆動ローラ30及び従動ローラ31に架け渡されている。これにより、駆動源が駆動ローラ30を回転させると、当該駆動ローラ30に追従して搬送ベルト33が周回する結果、搬送ベルト33上の記録媒体Kが搬送方向Xに搬送されることとなる。なお、この搬送ベルト33には、ベルト面に複数の吸引孔(図示略)が形成されており、当該ベルト面に載置される記録媒体Kを吸着保持するようになっている。
(記録ヘッド)
記録ヘッド1は、複数のノズル(図示せず)が設けられたノズル面10を下側の面に有しており、搬送部3に搬送される記録媒体Kに対して光硬化性のインクを吐出するようになっている。
この記録ヘッド1は主走査方向Yに延在して配設されており、主走査方向Yにおける記録ヘッド1の長さは記録媒体Kの幅に対応している。また、この記録ヘッド1は、内部のインクを所定温度に制御することにより、当該インクを低粘度に調整している。
なお、本実施の形態においては、記録ヘッド1は、画像記録に使用するインクの数(例えば4つ)だけ設けられており、ほぼ等間隔となるように搬送方向Xに並んで設けられている。
以上の記録ヘッド1は、図2に示すように、支持フレーム11に支持されており、図示しない移動装置によって当該支持フレーム11に対し摺動するようになっている。支持フレーム11は、搬送部3の上部からメンテナンス装置5の上部に亘って主走査方向Yに延在している。
(照射装置)
照射装置2は、図1に示すように、搬送部3に搬送される記録媒体Kに対して光を照射することにより、当該記録媒体K上のインクを硬化させるものである。この照射装置2は、記録ヘッド1よりも搬送方向Xの下流側で搬送部3の直上に配設されている。このような照射装置2としては、従来より公知の照射装置を用いることができる。なお、図2では、簡略化のため、照射装置2の図示を省略している。
(メンテナンス装置)
メンテナンス装置5は、図2に示すように、記録ヘッド1のメンテナンスを行うものであり、主走査方向Yにおいて搬送部3に隣接して配設されている。
このメンテナンス装置5は、図3に示すように、流液ポンプ50と、パージ受け部51と、インク掻き取り部材52と、インク吸収体53とを備えている。
流液ポンプ50は、本発明におけるパージ手段であり、記録ヘッド1の各ノズルからインクを強制流出させることにより、記録ヘッド1の内部に滞留した気泡をインクとともにノズルからパージするようなっている。但し、このようなパージ手段としては、インクの貯留タンク(図示せず)に圧力を加えてインクを加圧する空圧ポンプや、ノズル面10を覆ってノズルからインクを吸引する吸引ポンプなどを用いてもよい。
パージ受け部51は、下側に窪んだ容器であり、支持フレーム11の下方に配設されている。このパージ受け部51は、流液ポンプ50によって記録ヘッド1からパージされるインクを受けてインクジェット記録装置100の外部に排出するようになっている。
インク掻き取り部材52は、ブレード状の部材であり、搬送方向Xに延在した状態で支持フレーム11の下方に配設されている。このインク掻き取り部材52は、図4(a),(b)に示すように、記録ヘッド1が支持フレーム11に沿って主走査方向Yに移動するときに、ノズル面10に対して非接触な状態で当該ノズル面10のインクに接触することにより、インクに対する濡れ性を利用してインクを自身に伝わらせ、ノズル面10から掻き取って除去するようになっている。
ここで、インク掻き取り部材52からノズル面10までの距離と、インク掻き取り部材52によるインクの掻き取り後にノズル面10に残るインク量との関係を図5に示す。この図に示すように、インク掻き取り部材52及びノズル面10の距離が小さくなる程、ノズル面10に残るインク量は少なくなる。従って、インク掻き取り部材52によるインクの掻き取り時には、インク掻き取り部材52とノズル面10との距離は0より大きく、かつ2mm以下であることが好ましく、1mm以下であることがより好ましい。
なお、ノズル面10に対するインク掻き取り部材52の角度は、90度よりも掻き取り方向の逆方向に0〜20度ほど傾けることが望ましい。また、図4(b)に示すように、本実施の形態においては、インク掻き取り部材52は、金属製の矩形板をノズル面10の側に突出するよう屈曲させることで形成されている。インク掻き取り部材52に用いられる金属材料は、例えばステンレス等、インクにより侵食されない性質を有することが好ましい。また、本実施の形態においては、インク掻き取り部材52は、掻き取り部相対移動手段525(図7参照)によって記録ヘッド1に対する接離方向(上下方向)に移動可能となっているが、インク掻き取り部材52を固定して配設しておき、当該インク掻き取り部材52に対して記録ヘッド1を上下方向に相対移動させることとしても良い。
このインク掻き取り部材52には、当該インク掻き取り部材52を加熱するヒータ520と、インク掻き取り部材52の温度を測定する温度センサー521とが設けられている。これらヒータ520及び温度センサー521は、後述の制御部8(図7参照)に接続されている。
インク吸収体53は、図3に示すように、ノズル面10に当接して、当該ノズル面10に付着したインクを吸収するものである。このインク吸収体53は、本実施の形態においては、インク吸収性のスポンジ等によって矩形板状に形成されて支持フレーム11の下方に配設されており、ノズル面10に当接して当該ノズル面10からインクを吸収するインク吸収領域53Aと、インク掻き取り部材52の下方に位置するとともに、当該インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクを受けるインク受け領域53Bとを有している。また、インク吸収体53は、吸収体相対移動手段535(図7参照)によって記録ヘッド1に対する接離方向(上下方向)に移動可能となっているが、インク吸収体53を固定して配設しておき、当該インク吸収体53に対して記録ヘッド1を上下方向に相対移動させることとしても良い。
このインク吸収体53には、当該インク吸収体53を加熱するヒータ530と、インク吸収体53の温度を測定する温度センサー531(図7参照)とが設けられている。これらヒータ530及び温度センサー531は、後述の制御部8(図7参照)に接続されている。
(インク)
ここで、本実施の形態におけるインクについて説明する。
本実施の形態におけるインクは、温度によってゲルまたは固体と、液体との間で相変化するようになっており、本実施の形態においては、低温でゲルまたは固体、高温で液体になるようになっている。より詳細には、図6に示すように、このインクは、温度‐粘度の関係がヒステリシス特性を有しており、加温時には60℃を過ぎたところから急激に低粘度化して液体化し、冷却時には50℃付近で急激に高粘度化するようになっている。
なお、ここでいう低粘度化とは、インクが20 mPa・秒以下の粘度になることをいい、高粘度化とは100mPa・秒以上の粘度になることをいう。
このようなインクとしては、重合化合物と光重合開始剤を主としたインク組成物に数%のゲル化剤を添加したものを用いることができ、より具体的には、例えば以下の手順で調整したインクを用いることができる。
《顔料分散液の調製》
以下2種の化合物をステンレスビーカーに入れ加熱撹拌溶解する。
ソルスパーズ32000(ルーブリゾール社製):5部
HD-N(1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、新中村化学社製):80部
次に、溶解液を室温まで冷却した後、これにブラックの顔料としてカーボンブラック(#56、三菱化学社製)15部を加えて、0.5mmのジルコニアビーズと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて10時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去する。
《インク組成物の調製》
そして、以下の表1〜表6の何れか、好ましくは表1に記載のインク組成でインクを作成し、ADVATEC社製テフロン(登録商標)3μmメンブランフィルターで濾過を行う。
Figure 0005494276
Figure 0005494276
Figure 0005494276
Figure 0005494276
Figure 0005494276
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<インクジェット記録装置の内部構成>
続いて、インクジェット記録装置100の内部構成について説明する。
図7は、インクジェット記録装置100の内部構成のうち、記録ヘッド1のメンテナンスに関する構成を示すブロック図である。
この図に示すように、インクジェット記録装置100は、制御部8を備えている。
制御部8は、公知のCPU、RAM、ROMを備えており、インクジェット記録装置100の各部を統括制御するようになっている。
この制御部8には、ヘッド制御部81、圧力制御部82、温度制御部83及び移動制御部84が接続されている。
ヘッド制御部81は、記録ヘッド1と接続されており、当該記録ヘッド1によるインクの吐出を制御するようになっている。
圧力制御部82は、流液ポンプ50と接続されており、記録ヘッド1内の圧力を制御するようになっている。
温度制御部83は、ヒータ520,530及び温度センサー521,531と接続されており、これらヒータ520,530及び温度センサー521,531を介してインク掻き取り部材52,インク吸収体53の温度を制御するようになっている。
移動制御部84は、掻き取り部相対移動手段525,吸収体相対移動手段535と接続されており、インク掻き取り部材52,インク吸収体53を上下方向に移動させるようになっている。
<インクジェット記録装置のメンテナンス動作>
続いて、記録ヘッド1のメンテナンス時におけるインクジェット記録装置100の動作について、図8,図9を参照しながら説明する。
まず、ヘッド制御部81が記録ヘッド1によるフラッシング動作を停止させた後(ステップS1)、圧力制御部82が記録ヘッド1の背圧制御を停止させる(ステップS2)。
次に、図9(a)に示すように、制御部8が記録ヘッド1をパージ受け部51に対向させた状態で、圧力制御部82が記録ヘッド1内のインクを所定時間パージさせる(ステップS3)。これにより、記録ヘッド1内の気泡がインクとともにパージされ、パージ受け部51に収容される。
次に、温度制御部83が温度センサー521による測定温度に基づいてヒータ520によるインク掻き取り部材52の加熱を開始する(ステップS4)。なお、ヒータ520の加熱によるインク掻き取り部材52の温度は、インクが低粘度化する温度(例えば60℃より高い温度)に設定されており、より好ましくは、記録ヘッド1内のインク温度より高い温度に設定されている。ここで、インク掻き取り部材52の温度を変化させた場合にノズル面10に残るインク量は、図10に示すように、加熱時のインクの粘度変化(図6における実線グラフ参照)と同様の挙動を示し、60℃を超えたあたりで急激に減少する。そのため、インク掻き取り部材52の温度を60℃より大きくし、インクの粘度を10mPa秒未満としてノズル面10のインクを掻きとれば、ノズル面10に残るインクの量が少なくなる。
次に、温度制御部83が温度センサー531による測定温度に基づいてヒータ530によるインク吸収体53の加熱を開始するとともに(ステップS5)、圧力制御部82が記録ヘッド1の背圧制御を再開する(ステップS6)。なお、ヒータ530の加熱によるインク吸収体53の温度は、インクが低粘度化し低粘度化する温度(例えば60℃より高い温度)に設定されている。
次に、図9(b)に示すように、移動制御部84がインク掻き取り部材52を記録ヘッド1に近接させた後、制御部8が記録ヘッド1を主走査方向Yに沿って当該インク掻き取り部材52に対して相対移動させる(ステップS7)。これにより、インク掻き取り部材52がノズル面10に対して非接触な状態で当該ノズル面10のインクに接触し、インクを自身に伝わらせてノズル面10から掻き取り除去する。なお、このときインク掻き取り部材52はヒータ520により上述の温度(インクが低粘度化する温度、好ましくは記録ヘッド1内のインク温度より高い温度)に加熱されているので、ノズル面10に付着したインクが低粘度化されて、インク掻き取り部材52に確実に伝わってノズル面10から除去される。また、インク掻き取り部材52の下方には、インク吸収体53のインク受け領域53Bが配設されているので、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクがインク受け領域53Bによって吸収される。
以上のインク掻き取り動作が終了したら、図9(c)に示すように、次に制御部8が記録ヘッド1を主走査方向Yに沿ってインク吸収体53に対して相対移動させつつ、移動制御部84がインク吸収体53のインク吸収領域53Aを記録ヘッド1のノズル面10に当接させる(ステップS9)。これにより、インク吸収体53がノズル面10に付着したインクの残渣を拭き取って吸収する。なお、このときインク吸収体53はヒータ530により上述の温度(インクが液体化する温度)に加熱されているので、図11に示すように、インク吸収体53の表面のインクが加熱されて液体化し、当該インク吸収体53の内部に吸収される。但し、図11中、網掛けで示した部分はインクを示している。
そして、以上のインク吸収動作が終了したら、制御部8は記録ヘッド1のメンテナンスを終了する。但し、ステップS9のインク吸収動作の後、さらに記録ヘッド1内のインクをフラッシングして、インクの吐出性を確保することとしても良い。
以上のように、本実施の形態におけるメンテナンス装置5によれば、インク掻き取り部材52がノズル面10に対して非接触な状態で、このノズル面10に付着したインクを自身に伝わらせて当該ノズル面10から掻き取って除去するので、記録ヘッド1のノズル面10にインク掻き取り部材52を接触させることなく、当該ノズル面10のインクを除去することができる。従って、記録ヘッド1のノズル面10を摺擦してインクを掻き取る場合と異なり、摺擦による擦過傷がノズル面10に付くのを防止することができる。 また、インク掻き取り部材52で記録ヘッド1のノズル面10に付着したインクを掻きとった後に、記録ヘッド1のノズル面10に残ったインクを吸収除去するため、確実にノズル面10のインクを除去することができる。
また、インク掻き取り部材52がノズル面10からインクを除去するときに、ヒータ520を介してインク掻き取り部材52の温度をインクが低粘度化する温度、より好ましくは、記録ヘッド1内部のインク温度より高い温度になるよう制御するので、ノズル面10に付着したインクを低粘度化しつつ、インク掻き取り部材52に伝わらせてノズル面10から除去することができる。従って、常温で高粘度となるインクがノズル面10に付着する場合であっても、確実にノズル面10のインクを除去することができる。また、インク掻き取り部材52にインクが固着してしまうのを防止することができるため、いっそう確実にノズル面10のインクを除去することができる。
また、インク吸収体53のインク受け領域53Bがインク掻き取り部材52の下方に位置し、当該インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクを受けるので、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクをインク受け領域53Bによって吸収することができる。従って、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクによってインクジェット記録装置が汚れるのを防止することができる。
また、ヒータ530を介してインク吸収体53の温度をインク吸収体53の表面のインクが低粘度化する温度になるよう制御するので、インク吸収体53の表面のインクを加熱して低粘度化させ、インク吸収体53の内部に吸収させることができる。従って、ゲルまたは固体になったインクによってインク吸収体53の表面が覆われる結果、新たなインクを吸収できなくなってしまうのを防止することができるため、確実にノズル面10のインクを除去することができる。また、ノズル面10に付着したインクを、インク吸収体53を介して加熱し、低粘度化することができるため、より確実にノズル面10のインクを除去することができる。
また、インク掻き取り部材52によりノズル面10からインクを掻き取った後、インク吸収体53によりノズル面10からインクを吸収するので、ノズル面10にインクが残るのを防ぎ、記録ヘッド1のメンテナンスを確実に行うことができる。
[変形例]
続いて、上記実施の形態の変形例を、図面を参照して説明する。なお、上記実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図13は、本変形例におけるメンテナンス装置の概略構成を示す図である。
この図に示すように、本変形例におけるメンテナンス装置5Aは、長尺なシート状のインク吸収体54を有している。
インク吸収体54は、元巻きローラ540に巻回されるとともに、当該元巻きローラ540から巻き取りローラ541に向かって繰り出し可能となっている。なお、本変形例においては、これら元巻きローラ540及び巻き取りローラ541は主走査方向Yに所定の間隔をあけて配設されている。
ここで、元巻きローラ540に巻回されたインク吸収体54はインクを未吸収な状態となっており、インク未吸収領域54Mを形成している。
また、元巻きローラ540から繰り出されたインク吸収体54は、繰り出し方向Zにおける上流側で、ノズル面10に押し当てられる押圧位置P1を通過した後、繰り出し方向Zにおける下流側で、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクが着弾する掻き取りインク受け位置P3と、記録ヘッド1からパージされるインクが着弾するパージ受け位置P2とをこの順に通過するようになっている。但し、掻き取りインク受け位置P3とパージ受け位置P2との通過順は逆であっても良い。
そして、図13(a)に示すように、パージ受け位置P2のインク吸収体54はパージ受け領域54Cを形成し、記録ヘッド1からパージされるインクを受けるようになっている。また、図13(b)に示すように、掻き取りインク受け位置P3のインク吸収体54はインク受け領域54Bを形成し、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクを受けるようになっている。また、図13(c)に示すように、押圧位置P1のインク吸収体54はインク吸収領域54Aを形成し、ノズル面10に当接して当該ノズル面10からインクを吸収するようになっている。
以上のようなインク吸収体54を設ける場合には、インク未吸収領域54Mをインク吸収領域51Aとして切り替えることができるため、インク吸収領域53Aをインク吸収可能な状態に逐次切り替えてノズル面10に当接させることができる。従って、確実にノズル面のインクを除去することができる。
また、ノズル面10からインクを吸収したインク吸収体54を、記録ヘッド1からパージされるインクのインク受け、及び、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクのインク受けとして用いることができるため、記録ヘッド1からパージされるインクや、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクの受け部材を別途設けて定期的にクリーニングする手間を省くことができる。従って、インク吸収体54をノズル面10からのインク吸収のみに使用して廃棄する場合と比較して、ランニングコストを低廉化することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の本質的部分を変更しない範囲内で自由に設計変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、インクジェット記録装置をライン式として説明したが、スキャン式(シャトル式、シリアル式)としても良い。
また、インク掻き取り部材52及びインク吸収体53にヒータ520,530が設けられることとして説明したが、図14に示すように、更にパージ受け部51にヒータ510が設けられることとしても良い。この場合には、ヒータ510による加熱温度を、インクが低粘度化する温度に設定することにより、パージ受け部51の内部のインクを確実にインクジェット記録装置100の外部に排出することができる。
また、インク掻き部材52から垂れ落ちるインクをインク吸収体53に吸収させることとして説明したが、インク受け部51に流入させることとしても良い。
また、インク吸収領域54Aのインク吸収体54を押圧部材55が上方に押圧することで、当該インク吸収領域54Aと記録ヘッド1とを当接させることとして説明したが、記録ヘッド1を下方に移動させることによって両者を当接させることとしてもよい。
また、温度制御部83がステップS4,S5でインク掻き取り部材52,インク吸収体53の温度制御を開始することとして説明したが、記録ヘッド1のメンテナンス動作とは別個に制御を行っても良いし、メンテナンス動作の開始時に温度制御を開始しても良い。
1 記録ヘッド
5 メンテナンス装置
50 流液ポンプ(パージ手段)
52 インク掻き取り部材
53 インク吸収体
53A,54A インク吸収領域
53B,54B インク受け領域
54M インク未吸収領域
83 温度制御部(第1の温度制御部、第2の温度制御部)
100 インクジェット記録装置
520 ヒータ(第1のヒータ)
530 ヒータ(第2のヒータ)

Claims (5)

  1. 複数のノズルが設けられたノズル面を有し、インクを前記複数のノズルから吐出する記録ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンス装置であって、
    前記記録ヘッド内部に滞留した気泡をインクとともに前記ノズルから排出させるパージ手段と、
    前記ノズル面に対して非接触な状態で、このノズル面に付着したインクを自身に伝わらせて当該ノズル面から掻き取って除去するインク掻き取り部材と、
    前記ノズル面に当接して、当該ノズル面に付着したインクを吸収するインク吸収体と
    を備え
    前記インク掻き取り部材及び前記インク吸収体は、前記記録ヘッドの下側に配設されており、
    前記インク吸収体は、
    前記ノズル面に当接して当該ノズル面からインクを吸収するインク吸収領域と、
    前記インク掻き取り部材の下方に位置するとともに、当該インク掻き取り部材から垂れ落ちるインクを受けるインク受け領域と
    を有することを特徴とするメンテナンス装置。
  2. 請求項1記載のメンテナンス装置において、
    前記インク掻き取り部材を加熱する第1のヒータと、
    前記第1のヒータを介して前記インク掻き取り部材の温度を制御する第1の温度制御部とを備え、
    前記第1の温度制御部は、
    前記インク掻き取り部材が前記ノズル面からインクを除去するときに、前記インク掻き取り部材の温度を、インクが低粘度化する温度になるよう制御することを特徴とするメンテナンス装置。
  3. 請求項2記載のメンテナンス装置において、
    前記記録ヘッドは、内部のインクを所定温度に制御しており
    前記第1の温度制御部は、
    前記インク掻き取り部材が前記ノズル面からインクを除去するときに、前記インク掻き取り部材の温度を、前記所定温度より高くすることを特徴とするメンテナンス装置。
  4. 請求項1〜の何れか一項に記載のメンテナンス装置において、
    前記インク吸収体は、
    前記ノズル面に当接して当該ノズル面からインクを吸収するインク吸収領域と、
    インクを未吸収な状態のインク未吸収領域と
    を有し、
    前記インク未吸収領域を前記インク吸収領域として切り替え可能であることを特徴とするメンテナンス装置。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載のメンテナンス装置において、
    前記インク吸収体を加熱する第2のヒータと、
    前記第2のヒータを介して前記インク吸収体の温度を制御する第2の温度制御部とを備え、
    前記第2の温度制御部は、
    前記インク吸収体の温度を、前記インク吸収体の表面のインクが低粘度化する温度となるよう制御することを特徴とするメンテナンス装置。
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