JP5170170B2 - メンテナンス装置 - Google Patents

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本発明は、メンテナンス装置に関する。
従来、インクをノズルから吐出して画像を記録するインクジェット記録装置には、記録ヘッドの吐出状態を良好に維持するためのメンテナンス装置が具備されている。
そして、このようなメンテナンス装置には、記録ヘッド内部に滞留した気泡をインクとともにノズルから排出させるフラッシング手段或いはパージ手段や、ノズル面に付着したインクを摺擦して除去するインク掻き取り部材、ノズル面に当接して当該ノズル面からインクを吸収するインク吸収体などが具備されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−202773号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のメンテナンス装置では、インク吸収体をノズル面からのインク吸収のみに使用して廃棄しているため、ランニングコストが嵩んでしまう。
また、フラッシングやパージ手段により発生する廃インクは、一旦廃インクタンクに集められ、吸収体の交換とは別に、ユーザーによって定期的に廃棄してもらう必要があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、従来よりもランニングコストを低廉化することのできるメンテナンス装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、メンテナンス装置において、
インクを吐出する複数のノズルが設けられたノズル面を有する記録ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンス装置であって、
前記記録ヘッド内部に滞留した気泡をインクとともに前記ノズルから排出させるパージ手段と、
前記ノズル面に付着したインクを当該ノズル面から掻き取るインク掻き取り部材と、
インク吸収性を有するとともに、インク未吸収部分を繰り出し可能に設けられたインク吸収体と、
前記インク吸収体を所定の繰り出し方向に繰り出すインク吸収体繰り出し手段と、
前記インク吸収体を押圧して前記ノズル面に当接させ、当該ノズル面に付着したインクを当該インク吸収体に吸収させるインク吸収体押圧部材と、
を備え、
前記インク吸収体は、前記インク吸収体繰り出し手段により繰り出されることで、
前記繰り出し方向における上流側で、前記インク吸収体押圧部材による押圧位置を通過するとともに、
前記繰り出し方向における前記押圧位置より下流側で、
前記パージ手段により前記ノズルから排出されるインクが着弾するパージ受け位置と、
前記インク掻き取り部材から垂れ落ちるインクが着弾する掻き取りインク受け位置と、
を通過することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のメンテナンス装置において、
前記パージ手段により前記ノズルからインクを排出し、
前記インク掻き取り部材により前記ノズル面からインクを掻き取った後、
前記インク吸収体により前記ノズル面からインクを吸収することにより、前記記録ヘッドに対してメンテナンスを行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のメンテナンス装置において、
前記インク吸収体押圧部材を加熱する第1のヒータと、
前記第1のヒータを介して前記インク吸収体押圧部材の温度を制御する第1の温度制御部とを備え、
前記第1の温度制御部は、
前記インク吸収体押圧部材が前記インク吸収体を前記ノズル面に押圧するときに、前記インク吸収体押圧部材の温度を、インクが低粘度化する温度になるよう制御することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のメンテナンス装置において、
前記インク吸収体が前記ノズル面に当接するときに、前記記録ヘッドを当該インク吸収体に対して相対移動させる記録ヘッド移動手段を備え、
前記インク吸収体繰り出し手段により繰り出される前記インク吸収体と、前記記録ヘッド移動手段により移動する前記記録ヘッドとの相対速度の絶対値は、それぞれの移動速度の10%以下であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のメンテナンス装置において、
前記パージ受け位置における前記インク吸収体を加熱する第2のヒータと、
前記第2のヒータを介して前記パージ受け位置における前記インク吸収体の温度を制御する第2の温度制御部とを備え、
前記第2の温度制御部は、
前記パージ手段により前記ノズルから排出されるインクが前記インク吸収体に着弾するときに、前記パージ受け位置における前記インク吸収体の温度を、インクが低粘度化する温度になるよう制御することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、インク吸収体はインク吸収体繰り出し手段により繰り出されることで、繰り出し方向における上流側でノズル面に対する押圧位置を通過するとともに、繰り出し方向における押圧位置より下流側で、パージ手段によりノズルから排出されるインクが着弾するパージ受け位置と、インク掻き取り部材から垂れ落ちるインクが着弾する掻き取りインク受け位置とを通過するので、ノズル面からインクを吸収したインク吸収体を、パージ手段により排出されるインクのインク受け、及び、インク掻き取り部材から垂れ落ちるインクのインク受けとして用いることができる。従って、パージ手段により排出されるインクや、インク掻き取り部材から垂れ落ちるインクの受け部材を別途設けて定期的にクリーニングする手間を省くことができるため、インク吸収体をノズル面からのインク吸収のみに使用して廃棄する従来の場合と比較して、ランニングコストを低廉化することができる。また、廃インクを廃インクタンクに集めて定期的に廃棄する従来の場合と異なり、廃液廃棄作業を省略することができる。
請求項2記載の発明によれば、インク掻き取り部材によりノズル面からインクを掻き取った後、インク吸収体によりノズル面からインクを吸収するので、ノズル面にインクが残るのを防ぎ、記録ヘッドのメンテナンスを確実に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、インク吸収体押圧部材がインク吸収体をノズル面に押圧するときにインク吸収体押圧部材の温度をインクが低粘度化する温度になるよう制御するので、インク吸収体の表面のインクが加熱されて液状化し、インク吸収体の内部に吸収されることとなる。従って、ゲルまたは固体になったインクによってインク吸収体の表面が覆われる結果、新たなインクを吸収できなくなってしまうのを防止することができるため、確実にノズル面のインクを除去することができる。また、ノズル面に付着したインクを、インク吸収体を介して加熱し、低粘度化することができるため、より確実にノズル面のインクを除去することができる。
請求項4記載の発明によれば、インク吸収体繰り出し手段により繰り出されるインク吸収体と、記録ヘッド移動手段により移動する記録ヘッドとの相対速度の絶対値はそれぞれの移動速度の10%以下であるので、インク吸収体によってノズル面に傷を付けてしまうのを防止するとともに、インク吸収体が無駄に消費されてしまうのを防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、パージ手段によりノズルから排出されるインクがインク吸収体に着弾するときにパージ受け位置におけるインク吸収体の温度をインクが低粘度化する温度になるよう制御するので、ゲルまたは固体になったインクによってインク吸収体の表面が覆われる結果、新たなインクを吸収できなくなってしまうのを防止することができる。
インクジェット記録装置を側方から見た概念図である。 インクジェット記録装置を上方から見た概念図である。 メンテナンス装置の概略構成を示す図である。 インク掻き取り部材によるインクの掻き取り動作を説明するための図である。 インク掻き取り部材からノズル面までの距離と、インク掻き取り部材によるインクの掻き取り後にノズル面に残るインク量との関係を示す図である。 インクの温度と粘度との関係を示す図である。 インクジェット記録装置の内部構成を示すブロック図である。 記録ヘッドのメンテナンス時におけるインクジェット記録装置の動作を示すフローチャートである。 記録ヘッドのメンテナンス時におけるメンテナンス装置の動作を示す図である。 記録ヘッドのメンテナンス時におけるメンテナンス装置の動作を示す図である。 インク掻き取り部材の温度と、ノズル面に残るインク量との関係を示す図である。 インク吸収体を加熱した場合に表面のインクが内部に吸収される様子を示す図である。
以下、図面を参照して、インクジェット記録装置について説明する。なお、本実施の形態においては、インクジェット記録装置をライン式のインクジェットプリンタとして説明する。
<インクジェット記録装置の外部構成>
図1,図2は、本実施の形態におけるインクジェット記録装置100の概念図であり、図1は側方から見た図、図2は上方から見た図である。
これらの図に示すように、インクジェット記録装置100は、搬送部3と、記録ヘッド1と、照射装置2と、メンテナンス装置5(図2参照)とを備えている。
(搬送部)
搬送部3は、記録ヘッド1の対向位置、本実施の形態においては記録ヘッド1の直下で記録媒体Kを搬送方向Xに搬送するものであり、図1に示すように、駆動ローラ30及び従動ローラ31と、搬送ベルト33とを備えている。
駆動ローラ30及び従動ローラ31は、搬送方向Xに所定の間隔をあけるとともに、搬送方向Xの直交方向(以下、主走査方向Yとする)に延在した状態で配設されている。このうち、駆動ローラ30には、駆動源(図示せず)が連結されており、当該駆動ローラ30を回転させるようになっている。
搬送ベルト33は、記録媒体Kよりも幅広に形成された無端のベルトであり、駆動ローラ30及び従動ローラ31に架け渡されている。これにより、駆動源が駆動ローラ30を回転させると、当該駆動ローラ30に追従して搬送ベルト33が周回する結果、搬送ベルト33上の記録媒体Kが搬送方向Xに搬送されることとなる。なお、この搬送ベルト33には、ベルト面に複数の吸引孔(図示略)が形成されており、当該ベルト面に載置される記録媒体Kを吸着保持するようになっている。
(記録ヘッド)
記録ヘッド1は、複数のノズル(図示せず)が設けられたノズル面10を下側の面に有しており、搬送部3に搬送される記録媒体Kに対して光硬化性のインクを吐出するようになっている。
この記録ヘッド1は主走査方向Yに延在して配設されており、主走査方向Yにおける記録ヘッド1の長さは記録媒体Kの幅に対応している。また、この記録ヘッド1は、内部のインクを所定温度に制御することにより、当該インクを低粘度に調整している。
なお、本実施の形態においては、記録ヘッド1は、画像記録に使用するインクの数(例えば4つ)だけ設けられており、ほぼ等間隔となるように搬送方向Xに並んで設けられている。
以上の記録ヘッド1は、図2に示すように、支持フレーム11に支持されるとともに、ヘッド移動装置12(図7参照)に接続されている。
支持フレーム11は、搬送部3の上部からメンテナンス装置5の上部に亘って主走査方向Yに延在している。
ヘッド移動装置12は、支持フレーム11に対して記録ヘッド1を摺動させ、主走査方向Yに移動させるようになっている。
(照射装置)
照射装置2は、図1に示すように、搬送部3に搬送される記録媒体Kに対して光を照射することにより、当該記録媒体K上のインクを硬化させるものである。この照射装置2は、記録ヘッド1よりも搬送方向Xの下流側で搬送部3の直上に配設されている。このような照射装置2としては、従来より公知の照射装置を用いることができる。なお、図2では、簡略化のため、照射装置2の図示を省略している。
(メンテナンス装置)
メンテナンス装置5は、図2に示すように、記録ヘッド1のメンテナンスを行うものであり、主走査方向Yにおいて搬送部3に隣接して配設されている。
このメンテナンス装置5は、図3に示すように、流液ポンプ50と、インク掻き取り部材52と、インク吸収体53とを備えている。
流液ポンプ50は、本発明におけるパージ手段であり、記録ヘッド1の各ノズルからインクを強制流出させることにより、記録ヘッド1の内部に滞留した気泡をインクとともにノズルからパージするようなっている。但し、このようなパージ手段としては、インクの貯留タンク(図示せず)に圧力を加えてインクを加圧する空圧ポンプや、ノズル面10を覆ってノズルからインクを吸引する吸引ポンプなどを用いてもよい。
インク掻き取り部材52は、ブレード状の部材であり、搬送方向Xに延在した状態で支持フレーム11の下方に配設されている。このインク掻き取り部材52は、図4に示すように、記録ヘッド1が支持フレーム11に沿って主走査方向Yに移動するときに、ノズル面10に対して非接触な状態で当該ノズル面10のインクに接触することにより、インクに対する濡れ性を利用してインクを自身に伝わらせ、ノズル面10から掻き取って除去するようになっている。
ここで、インク掻き取り部材52からノズル面10までの距離と、インク掻き取り部材52によるインクの掻き取り後にノズル面10に残るインク量との関係を図5に示す。この図に示すように、インク掻き取り部材52及びノズル面10の距離が小さくなる程、ノズル面10に残るインク量は少なくなる。従って、インク掻き取り部材52によるインクの掻き取り時には、インク掻き取り部材52とノズル面10との距離は0より大きく、かつ2mm以下であることが好ましく、1mm以下であることがより好ましい。
なお、ノズル面10に対するインク掻き取り部材52の角度は、90度よりも掻き取り方向の逆方向に0〜20度ほど傾けることが望ましい。また、図4に示すように、本実施の形態においては、インク掻き取り部材52は、金属製の矩形板をノズル面10の側に突出するよう屈曲させることで形成されている。インク掻き取り部材52に用いられる金属材料は、例えばステンレス等、インクにより侵食されない性質を有することが好ましい。また、本実施の形態においては、インク掻き取り部材52は、掻き取り部相対移動手段525(図7参照)によって記録ヘッド1に対する接離方向(上下方向)に移動可能となっているが、インク掻き取り部材52を固定して配設しておき、当該インク掻き取り部材52に対して記録ヘッド1を上下方向に相対移動させることとしても良い。
このインク掻き取り部材52には、当該インク掻き取り部材52を加熱するヒータ520と、インク掻き取り部材52の温度を測定する温度センサー521とが設けられている。これらヒータ520及び温度センサー521は、後述の制御部8(図7参照)に接続されている。
インク吸収体53は、図3に示すように、ノズル面10に当接して、当該ノズル面10に付着したインクを吸収するものである。このインク吸収体53は、長尺なシート状に形成されており、元巻きローラ530に巻回されるとともに、繰り出し方向Zに沿って当該元巻きローラ530から巻き取りローラ531に向かって繰り出し可能となっている。なお、本実施の形態においては、これら元巻きローラ530及び巻き取りローラ531は主走査方向Yに所定の間隔をあけて配設されている。
ここで、元巻きローラ530に巻回されたインク吸収体53はインクを未吸収な状態となっており、インク未吸収領域53Mを形成している。
また、元巻きローラ530から繰り出されたインク吸収体53は、繰り出し方向Zにおける上流側で、ノズル面10に押し当てられる押圧位置P1を通過した後、繰り出し方向Zにおける当該押圧位置P1よりも下流側で、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクが着弾する掻き取りインク受け位置P3と、記録ヘッド1からパージされるインクが着弾するパージ受け位置P2とをこの順に通過するようになっている。但し、パージ受け位置P2と掻き取りインク受け位置P3との通過順は逆としてもよい。
そして、押圧位置P1のインク吸収体53はインク吸収領域53Aを形成し、ノズル面10に当接して当該ノズル面10からインクを吸収するようになっている。また、掻き取りインク受け位置P3のインク吸収体53はインク受け領域53Bを形成し、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクを受けるようになっている。また、パージ受け位置P2のインク吸収体53はパージ受け領域53Cを形成し、記録ヘッド1からパージされるインクを受けるようになっている。
これらインク吸収体53の各領域のうち、インク吸収領域53Aのインク吸収体53の下面には、当該インク吸収領域53Aのインク吸収体53を上方に押圧して記録ヘッド1のノズル面10に押圧する押圧部材55が当接している。
この押圧部材55は、搬送方向Xに延在するローラ上の部材であり、ノズル面10に対する接離方向(上下方向)に移動可能となっている。この押圧部材55には、後述の図7に示すように、当該押圧部材55を加熱するヒータ550と、押圧部材55の温度を測定する温度センサー551とが設けられている。これらヒータ550及び温度センサー551は、後述の制御部8に接続されている。
また、パージ受け領域53Cのインク吸収体53の下方には、当該パージ受け領域53Cのインク吸収体53を加熱するヒータ560と、パージ受け領域53Cのインク吸収体53の温度を測定する温度センサー561(図7参照)とが設けられている。これらヒータ560及び温度センサー561は、後述の制御部8に接続されている。なお、インク吸収体53を加熱する手法は、インク吸収体に当接して直接的に熱を伝えることとしても良いし、インク吸収体の近傍の空気を加熱して、間接的にインク吸収体に熱を伝えることとしても良いし、インク吸収体に熱線を照射することとしても良い。
(インク)
ここで、本実施の形態におけるインクについて説明する。
本実施の形態におけるインクは、温度によってゲルまたは固体と、液体との間で相変化するようになっており、本実施の形態においては、低温でゲルまたは固体、高温で液体になるようになっている。より詳細には、図6に示すように、このインクは、温度‐粘度の関係がヒステリシス特性を有しており、加温時には60℃を過ぎたところから急激に低粘度化して液状化し、冷却時には50℃付近で急激に高粘度化するようになっている。
なお、ここでいう低粘度化とは、インクが20mPa・秒以下の粘度になることをいい、高粘度化とは100mPa・秒以上の粘度になることをいう。
このようなインクとしては、重合化合物と光重合開始剤を主としたインク組成物に数%のゲル化剤を添加したものを用いることができ、より具体的には、例えば以下の手順で調整したインクを用いることができる。
《顔料分散液の調製》
以下2種の化合物をステンレスビーカーに入れ加熱撹拌溶解する。
ソルスパーズ32000(ルーブリゾール社製):5部
HD-N(1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、新中村化学社製):80部
次に、溶解液を室温まで冷却した後、これにブラックの顔料としてカーボンブラック(#56、三菱化学社製)15部を加えて、0.5mmのジルコニアビーズと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて10時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去する。
《インク組成物の調製》
そして、以下の表1〜表6の何れか、好ましくは表1に記載のインク組成でインクを作成し、ADVATEC社製テフロン(登録商標)3μmメンブランフィルターで濾過を行う。
Figure 0005170170
Figure 0005170170
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<インクジェット記録装置の内部構成>
続いて、インクジェット記録装置100の内部構成について説明する。
図7は、インクジェット記録装置100の内部構成のうち、記録ヘッド1のメンテナンスに関する構成を示すブロック図である。
この図に示すように、インクジェット記録装置100は、制御部8を備えている。
制御部8は、公知のCPU、RAM、ROMを備えており、インクジェット記録装置100の各部を統括制御するようになっている。
この制御部8には、ヘッド制御部81、圧力制御部82、温度制御部83、移動制御部84及び巻き取り制御部85が接続されている。
ヘッド制御部81は、記録ヘッド1と接続されており、当該記録ヘッド1によるインクの吐出を制御するようになっている。
圧力制御部82は、流液ポンプ50と接続されており、記録ヘッド1内の圧力を制御するようになっている。
温度制御部83は、ヒータ520,550,560及び温度センサー521,551,561と接続されており、これらヒータ520,550,560及び温度センサー521,551,561を介してインク掻き取り部材52と、押圧部材55と、インク吸収体53におけるパージ受け領域53Cとの温度を制御するようになっている。
移動制御部84は、掻き取り部相対移動手段525,押圧部材55及びヘッド移動装置12と接続されており、インク掻き取り部材52と、インク吸収体53のインク吸収領域53Aとを上下方向に移動させるとともに、記録ヘッド1を主走査方向Yに移動させるようになっている。
巻き取り制御部85は、元巻きローラ530及び巻き取りローラ531と接続されており、インク吸収体53の繰り出し,巻き取りを制御するようになっている。
<インクジェット記録装置のメンテナンス動作>
続いて、記録ヘッド1のメンテナンス時におけるインクジェット記録装置100の動作について、図8〜図10を参照しながら説明する。
まず、ヘッド制御部81が記録ヘッド1によるフラッシング動作を停止させた後(ステップS1)、温度制御部83が温度センサー521による測定温度に基づいてヒータ520によるインク掻き取り部材52の加熱を開始する(ステップS2)。なお、ヒータ520の加熱によるインク掻き取り部材52の温度は、インクが低粘度化する温度(例えば60℃より高い温度)に設定されており、より好ましくは、記録ヘッド1内のインク温度より高い温度に設定されている。ここで、インク掻き取り部材52の温度を変化させた場合にノズル面10に残るインク量は、図11に示すように、加熱時のインクの粘度変化(図6における実線グラフ参照)と同様の挙動を示し、60℃を超えたあたりで急激に減少する。そのため、インク掻き取り部材52の温度を60℃より大きくし、インクの粘度を10mPa秒未満としてノズル面10のインクを掻きとれば、ノズル面10に残るインクの量が少なくなる。
次に、温度制御部83が温度センサー551による測定温度に基づいてヒータ550による押圧部材55の加熱を開始する(ステップS3)。これにより、押圧部材55を介してインク吸収領域53Aのインク吸収体53が加熱される。なお、ヒータ550の加熱による押圧部材55の温度は、インクが低粘度化し液体化する温度(例えば60℃より高い温度)に設定されている。
次に、温度制御部83が温度センサー561による測定温度に基づいてヒータ560によるインク吸収体53のパージ受け領域53Cの加熱を開始する(ステップS4)。なお、ヒータ550の加熱によるパージ受け領域53Cの温度は、インクが低粘度化し液状化する温度(例えば60℃より高い温度)に設定されている。
次に、圧力制御部82が記録ヘッド1の背圧制御を停止させた後(ステップS5)、図9(a),(b)に示すように、移動制御部84が記録ヘッド1をインク吸収体53のパージ受け領域53Cに対向させた状態で、圧力制御部82が記録ヘッド1内のインクを所定時間パージさせる(ステップS6)。これにより、記録ヘッド1内の気泡がインクとともにパージされ、パージ受け領域53Cに吸収される。なお、このときパージ受け領域53Cはヒータ560により上述の温度(インクが液状化する温度)に加熱されているので、図12に示すように、インク吸収体53の表面のインクが加熱されて液状化し、当該インク吸収体53の内部に吸収される。但し、図12中、網掛けで示した部分はインクを示している。
次に、圧力制御部82が記録ヘッド1の背圧制御を再開した後(ステップS7)、図9(c)に示すように、移動制御部84がインク掻き取り部材52を記録ヘッド1に近接させ、記録ヘッド1を主走査方向Yに沿って当該インク掻き取り部材52に対して相対移動させる(ステップS8)。これにより、インク掻き取り部材52がノズル面10に対して非接触な状態で当該ノズル面10のインクに接触し、インクを自身に伝わらせてノズル面10から掻き取り除去する。なお、このときインク掻き取り部材52はヒータ520により上述の温度(インクが低粘度化する温度、好ましくは記録ヘッド1内のインク温度より高い温度)に加熱されているので、ノズル面10に付着したインクが低粘度化されて、インク掻き取り部材52に確実に伝わってノズル面10から除去される。また、インク掻き取り部材52の下方には、インク吸収体53のインク受け領域53Bが配設されているので、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクがインク受け領域53Bによって吸収される。
以上のインク掻き取り動作が終了したら、図10(a)に示すように、次に移動制御部84が押圧部材55を上方に移動させ、インク吸収体53のインク吸収領域53Aを記録ヘッド1のノズル面10に当接させる(ステップS9)。
次に、図10(b)に示すように、巻き取り制御部85が元巻きローラ530から巻き取りローラ531へのインク吸収体53の巻き取り動作を開始した後(ステップS10)、移動制御部84が記録ヘッド1を主走査方向Yに沿ってインク吸収体53に対して相対移動させ、ノズル面10の全体をインク吸収体53のインク吸収領域53Aで摺擦する(ステップS11)。これにより、インク吸収体53がノズル面10に付着したインクの残渣を拭き取って吸収する。
なお、このとき元巻きローラ530及び巻き取りローラ531によって繰り出されるインク吸収体53と、ヘッド移動装置12により移動する記録ヘッド1との相対速度の絶対値は、それぞれの移動速度の10%以下、例えば0となっている。より好ましくは、インク吸収体53の移動速度Vcと、記録ヘッド1の移動速度Vhとは、Vh≧Vcとなっている。また、このときインク吸収体53はヒータ550により上述の温度(インクが液体化する温度)に加熱されているので、上述の図12に示すように、インク吸収体53の表面のインクが加熱されて低粘度化し、当該インク吸収体53の内部に吸収される。
そして、以上のインク吸収動作が終了したら、制御部8は記録ヘッド1のメンテナンスを終了する。但し、図10(c)に示すように、ステップS11のインク吸収動作の後、さらに記録ヘッド1内のインクをフラッシングして、インクの吐出性を確保することとしても良い。
以上のように、本実施の形態におけるメンテナンス装置5によれば、インク吸収体53は元巻きローラ530及び巻き取りローラ531により繰り出されることで、繰り出し方向Zにおける上流側でノズル面10に対する押圧位置P1を通過するとともに、繰り出し方向Zにおける下流側で、記録ヘッド1からパージされるインクが着弾するパージ受け位置P2と、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクが着弾する掻き取りインク受け位置P3とを通過するので、ノズル面10からインクを吸収したインク吸収体53を、パージされるインクのインク受け、及び、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクのインク受けとして用いることができる。従って、パージされるインクや、インク掻き取り部材52から垂れ落ちるインクの受け部材を別途設けて定期的にクリーニングする手間を省くことができるため、インク吸収体53をノズル面10からのインク吸収のみに使用して廃棄する従来の場合と比較して、ランニングコストを低廉化することができる。また、廃インクを廃インクタンクに集めて定期的に廃棄する従来の場合と異なり、廃液廃棄作業を省略することができる。
また、インク掻き取り部材52によりノズル面10からインクを掻き取った後、インク吸収体53によりノズル面10からインクを吸収するので、ノズル面10にインクが残るのを防ぎ、記録ヘッド1のメンテナンスを確実に行うことができる。
また、押圧部材55がインク吸収体53をノズル面10に押圧するときに、押圧部材55の温度をインクが低粘度化する温度になるよう制御するので、インク吸収体53の表面のインクが加熱されて液状化し、インク吸収体53の内部に吸収されることとなる。従って、ゲル状または固体状になったインクによってインク吸収体53の表面が覆われる結果、新たなインクを吸収できなくなってしまうのを防止することができるため、確実にノズル面10のインクを除去することができる。また、ノズル面10に付着したインクを、インク吸収体53を介して加熱し、低粘度化することができるため、より確実にノズル面10のインクを除去することができる。
また、記録ヘッド1からパージされるインクがインク吸収体53に着弾するときに、パージ受け位置P2におけるインク吸収体53の温度、つまりパージ受け領域53Cの温度をインクが低粘度化する温度になるよう制御するので、ゲルまたは固体になったインクによってインク吸収体53の表面が覆われる結果、新たなインクを吸収できなくなってしまうのを防止することができる。
また、インク掻き取り部材52がノズル面10からインクを除去するときに、インク掻き取り部材52の温度をインクが低粘度化する温度、より好ましくは、記録ヘッド1内部のインク温度より高い温度になるよう制御するので、ノズル面10に付着したインクを低粘度化しつつ、インク掻き取り部材52に伝わらせてノズル面10から除去することができる。従って、常温で高粘度となるインクがノズル面10に付着する場合であっても、確実にノズル面10のインクを除去することができる。また、インク掻き取り部材52にインクが固着してしまうのを防止することができるため、いっそう確実にノズル面10のインクを除去することができる。
また、元巻きローラ530及び巻き取りローラ531により繰り出されるインク吸収体53と、ヘッド移動装置12により移動する記録ヘッド1との相対速度の絶対値はそれぞれの移動速度の10%以下であるので、インク吸収体53によってノズル面10に傷を付けてしまうのを防止するとともに、インク吸収体53が無駄に消費されてしまうのを防止することができる。
また、インク掻き取り部材52がノズル面10に対して非接触な状態で、このノズル面10に付着したインクを自身に伝わらせて当該ノズル面10から掻き取って除去するので、記録ヘッド1のノズル面10にインク掻き取り部材52を接触させることなく、当該ノズル面10のインクを除去することができる。従って、記録ヘッド1のノズル面10を摺擦してインクを掻き取る場合と異なり、ノズル面10の摺擦による擦過傷を防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の本質的部分を変更しない範囲内で自由に設計変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、インクジェット記録装置をライン式として説明したが、スキャン式(シャトル式、シリアル式)としても良い。
また、インク掻き取り部材52をノズル面10に対して非接触な状態でインクを除去するものとして説明したが、ノズル面10に接触してインクを除去するものとしても良い。
1 記録ヘッド
5 メンテナンス装置
12 ヘッド移動装置
50 流液ポンプ(パージ手段)
52 インク掻き取り部材
53 インク吸収体
55 押圧部材(インク吸収体押圧部材)
83 温度制御部(第1の温度制御部、第2の温度制御部)
100 インクジェット記録装置
530 元巻きローラ(インク吸収体繰り出し手段)
531 巻き取りローラ(インク吸収体繰り出し手段)
550 ヒータ(第1のヒータ)
560 ヒータ(第2のヒータ)
P1 押圧位置
P2 パージ受け位置
P3 掻き取りインク受け位置

Claims (5)

  1. インクを吐出する複数のノズルが設けられたノズル面を有する記録ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンス装置であって、
    前記記録ヘッド内部に滞留した気泡をインクとともに前記ノズルから排出させるパージ手段と、
    前記ノズル面に付着したインクを当該ノズル面から掻き取るインク掻き取り部材と、
    インク吸収性を有するとともに、インク未吸収部分を繰り出し可能に設けられたインク吸収体と、
    前記インク吸収体を所定の繰り出し方向に繰り出すインク吸収体繰り出し手段と、
    前記インク吸収体を押圧して前記ノズル面に当接させ、当該ノズル面に付着したインクを当該インク吸収体に吸収させるインク吸収体押圧部材と、
    を備え、
    前記インク吸収体は、前記インク吸収体繰り出し手段により繰り出されることで、
    前記繰り出し方向における上流側で、前記インク吸収体押圧部材による押圧位置を通過するとともに、
    前記繰り出し方向における前記押圧位置より下流側で、
    前記パージ手段により前記ノズルから排出されるインクが着弾するパージ受け位置と、
    前記インク掻き取り部材から垂れ落ちるインクが着弾する掻き取りインク受け位置と、
    を通過することを特徴とするメンテナンス装置。
  2. 請求項1記載のメンテナンス装置において、
    前記パージ手段により前記ノズルからインクを排出し、
    前記インク掻き取り部材により前記ノズル面からインクを掻き取った後、
    前記インク吸収体により前記ノズル面からインクを吸収することにより、前記記録ヘッドに対してメンテナンスを行うことを特徴とするメンテナンス装置。
  3. 請求項1または2記載のメンテナンス装置において、
    前記インク吸収体押圧部材を加熱する第1のヒータと、
    前記第1のヒータを介して前記インク吸収体押圧部材の温度を制御する第1の温度制御部とを備え、
    前記第1の温度制御部は、
    前記インク吸収体押圧部材が前記インク吸収体を前記ノズル面に押圧するときに、前記インク吸収体押圧部材の温度を、インクが低粘度化する温度になるよう制御することを特徴とするメンテナンス装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のメンテナンス装置において、
    前記インク吸収体が前記ノズル面に当接するときに、前記記録ヘッドを当該インク吸収体に対して相対移動させる記録ヘッド移動手段を備え、
    前記インク吸収体繰り出し手段により繰り出される前記インク吸収体と、前記記録ヘッド移動手段により移動する前記記録ヘッドとの相対速度の絶対値は、それぞれの移動速度の10%以下であることを特徴とするメンテナンス装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のメンテナンス装置において、
    前記パージ受け位置における前記インク吸収体を加熱する第2のヒータと、
    前記第2のヒータを介して前記パージ受け位置における前記インク吸収体の温度を制御する第2の温度制御部とを備え、
    前記第2の温度制御部は、
    前記パージ手段により前記ノズルから排出されるインクが前記インク吸収体に着弾するときに、前記パージ受け位置における前記インク吸収体の温度を、インクが低粘度化する温度になるよう制御することを特徴とするメンテナンス装置。
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