JP5494241B2 - タンク用のプラスチックライナーの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はタンク用のプラスチックライナーの製造方法に関する。
液体または気体を収容する内部空間が形成されたプラスチックライナーと、プラスチックライナーの外周面を覆う繊維強化樹脂層と、プラスチックライナーおよび繊維強化樹脂層を貫通した状態でプラスチックおよび繊維強化樹脂層に取着され内部空間に連通する口金とを備えるタンクが知られている(特許文献1参照)。
プラスチックライナーは、円筒状の胴体部と、胴体部の端部に位置し開口部が形成されたドーム部とを有する薄肉構造体を備えている。
そして、薄肉構造体の開口部の周囲の箇所は、口金が取着される箇所であることから、開口部の周囲のドーム部の表面にシート状の補強部材が貼り付けられ、補強されている。
特開平11−13995号公報
補強部材を開口部の周囲のドーム部の表面に貼り付けるに際しては、薄肉構造体は薄肉の壁部で構成されていることから、作業者は、ドーム部が変形しないようにドーム部の内面を手で保持するなど、ドーム部の形状を維持しながら補強部材をドーム部の表面に貼り付けなくてはならない。
したがって、作業性が悪く、また、ドーム部が変形することから補強部材をドーム部の表面になじませにくいため、補強部材とドーム部の表面との間に隙間が生じることがあり、そのため、補強部材の剥離が生じやすくプラスチックライナーの品質の向上を図る上で不利が生じる。
そこで、剛性を有する形状保持用の治具をドーム部の内面側に沿って取り付けることで、ドーム部の形状を保持しつつ補強部材を貼り付けることが考えられる。
この場合、形状保持用の治具は、開口部を通る大きさの複数の部品に分割して構成する必要があり、内部空間内でこれら複数の部品を組み立てて形状保持用の治具を完成させたのち、その形状保持用の治具をドーム部の内面側に沿って配置しなくてはならない。
したがって、このような治具を用いる場合においては、治具を組み立て、あるいは、治具を分解するための作業が煩雑となり作業性の低下を招く不利がある。
また、治具の組み立てあるいは分解時に、個々の部品を誤って落下させると、部品が薄肉構造体にぶつかって損傷を与えるため、プラスチックライナーの品質の向上を図る上で不利がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、補強部材の貼り付け作業の効率化を図りつつプラスチックライナーの品質の向上を図る上で有利なタンク用のプラスチックライナーの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、円筒状の胴体部と、前記胴体部の端部に位置し開口部が形成されたドーム部とを備える薄肉構造体と、前記開口部の周囲のドーム部の表面に貼り付けられたシート状の補強部材とからなるタンク用のプラスチックライナーの製造方法であって、可撓性を有する膜材によって袋状に形成され、内部に気体あるいは液体が充填されることにより膨らみ少なくとも前記ドーム部の内面およびこのドーム部に接続する前記胴体部の部分の内面に密着する外面を備えた袋体を用意し、前記補強部材を前記ドーム部の表面に貼り付ける前に、縮小された状態の前記袋体を前記開口部から前記内部空間に挿入し、前記挿入後、前記袋体の内部に気体あるいは液体を充填して少なくとも前記袋体の外面をドーム部の内面およびこのドーム部に接続する前記胴体部の部分の内面に密着させ、前記密着後、前記補強部材を前記ドーム部の表面に貼り付けるようにしたことを特徴とする。
袋体がドーム部の内面およびこのドーム部に接続する胴体部の部分の内面に密着することでドーム部の形状が保持されるため、補強部材のドーム部の表面への貼り付け作業を効率よく行えることは無論のこと、補強部材をドーム部の表面になじませやすいため、補強部材とドーム部の表面との剥離を防止でき、プラスチックライナーの品質を向上させる上で有利となる。
第1の実施の形態に係る製造方法で製造されたプラスチックライナー12が用いられるタンク10の一例を示す断面図である。 第1の実施の形態に係る製造方法で製造されたプラスチックライナー12の斜視図である。 薄肉構造体22の断面図である。 薄肉構造体22の内部に袋体30を挿入する際の説明図である。 袋体30が挿入された状態を示す薄肉構造体22の断面図である。 袋体30がドーム部28の内面およびこのドーム部28に接続する胴体部26の部分の内面に密着した状態を示す薄肉構造体22の断面図である。 第1の実施の形態の変形例において袋体30が挿入された状態を示す薄肉構造体22の断面図である。 第1の実施の形態の変形例において袋体30がドーム部28の内面およびこのドーム部28に接続する胴体部26の部分の内面に密着した状態を示す薄肉構造体22の断面図である。 第3の実施の形態において袋体30が薄肉構造体22の内面に密着した状態を示す平面図である。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本実施の形態に係る製造方法で製造されたプラスチックライナーが用いられるタンクの一例について説明する。
図1に示すように、タンク10は、飲料水を収容するものであり、プラスチックライナー12と、繊維強化樹脂層14と、口金16と、蓋18とを含んで構成されている。
プラスチックライナー12は、液体(飲料水)を収容する内部空間Sを形成するものであり、開口部20を有している。
口金16は、開口部20を貫通した状態でプラスチックライナー12に取着され内部空間Sに連通し、口金16には着脱可能に蓋18が取着される。
繊維強化樹脂層14は、プラスチックライナー12の外周面を覆うものであり、熱硬化性樹脂を含浸した強化繊維(フィラメント)を、口金16からプラスチックライナー12の外周面にわたって巻き付けたのち、熱硬化性樹脂を熱硬化させることによって形成される。したがって、口金16はプラスチックライナー12と繊維強化樹脂層14との双方にわたって取着される。
次に、プラスチックライナー12の構造について説明する。
図2に示すように、プラスチックライナー12は、薄肉構造体22と、シート状の補強部材24とから構成されている。
図3に示すように、薄肉構造体22は、円筒状の胴体部26と、胴体部26の端部に位置し前記の開口部20が形成されたドーム部28とを備え、合成樹脂製であり、型により一体成形されている。
薄肉構造体22を構成する合成樹脂として、ABS樹脂など従来公知のさまざまな材料が使用可能である。
図2に示すように、補強部材24はシート状を呈し、薄肉構造体22の開口部20の周囲のドーム部28の表面に貼り付けられる。
補強部材24は、熱硬化性樹脂が含浸された強化繊維であり布状を呈している。また、補強部材24は熱硬化性樹脂が含浸されることで粘着性を有している。
このような熱硬化性樹脂として、エポキシ樹脂など従来公知のさまざまな熱硬化性樹脂が使用可能である。
また、強化繊維として、ガラス繊維、カーボン繊維など従来公知のさまざまな繊維が使用可能である。
薄肉構造体22の開口部20の周囲の箇所は、上述のように口金16が取着される箇所であるから、補強する必要が生じる。
この場合、単に補強部材24を貼り付けるのでは、貼り付ける際に開口部20の周囲の箇所が変形する不具合が生じる。
そこで、本実施の形態では、次のようにしている。
図4乃至図6に示すように、可撓性を有する膜材によって袋状に形成され、内部に気体あるいは液体が充填されることにより膨らみ、少なくともドーム部28の内面およびこのドーム部28に接続する胴体部26の部分の内面に密着する外面を備えた袋体30を用意する。
本実施の形態では、ドーム部28の内面に密着し開口部22に対向する袋体30の箇所に、袋体30の内部に連通する管路32が設けられており、管路32は図示しない空気供給源に接続されている。
袋体30を構成する可撓性を有する膜材としては、塩化ビニール、ポリプロピレンなどが採用可能である。
補強部材24をドーム部28の表面に貼り付ける前に、図4、図5に示すように、縮小された状態の袋体30を開口部20から内部空間Sに挿入する。
補強部材24を内部空間Sに挿入した後、前記の空気供給源から管路32を介して袋体30の内部に気体としての空気を充填し、図6に示すように、袋体30を薄肉構造体22の内面に密着させる。この場合、膨らんだ袋体30は、薄肉構造体22の内部空間Sよりも長さが短いので、管路32により袋体30をドーム部28側に引き寄せつつ空気を充填し、袋体30の外面をドーム部28の内面およびこのドーム部28に接続する胴体部26の部分の内面に密着させる。
なお、空気に代えて水などの液体を袋体30の内部に充填することで袋体30を薄肉構造体22の内面に密着させてもよい。
そして、図6に示すように、袋体30の外面をドーム部28の内面およびこのドーム部28に接続する胴体部26の部分の内面に密着させた状態で、補強部材24をドーム部28の表面に貼り付ける。
補強部材24の貼り付けが終了したならば、袋体30の内部に充填されていた空気を排出させることで袋体30を縮小させ、縮小した袋体30を開口部20から取り出す。
次いで、補強部材24の熱硬化性樹脂を硬化させることにより、図2に示すようにプラスチックライナー12が完成する。
以上説明したように本実施の形態によれば、袋体30がドーム部28の内面およびこのドーム部28に接続する胴体部26の部分の内面に密着することで、開口部20の周囲の箇所を含むドーム部28の形状が保持されるため、補強部材24をドーム部28の開口部20の周囲の表面に押し付けても、ドーム部28は変形することがない。
したがって、補強部材24のドーム部28の表面への貼り付け作業を効率よく行うことが可能となる。
また、開口部20の周囲の箇所を含むドーム部28は袋体30により形状が保持されるため、補強部材24をドーム部28の表面になじませやすく、補強部材24とドーム部28の表面との間を密着させることができ、補強部材24とドーム部28の表面との剥離を防止でき、プラスチックライナー12の品質を向上させる上で有利となる。
また、形状保持用の治具を用いる場合と異なり、治具の組み立て、分解、取り出しに要する作業が不要となるため、作業の効率化を図る上で有利であり、また、治具を構成する部品を落下させた場合に生じる薄肉構造体22の損傷のおそれもなく、プラスチックライナー12の品質を向上させる上で有利となる。
なお、袋体30は、補強部材24の貼り付け作業の際にドーム部28の変形を防止するものであるため、袋体30の大きさは、上述のように膨らんだ状態でドーム部28の内面およびこのドーム部28に接続する胴体部26の部分の内面に密着する寸法で足りる。
しかしながら、図7、図8に示すように、袋体30が、膨らんだ状態で薄肉構造体22の内部空間Sと同じ輪郭の外形形状を呈し、袋体30の内部に気体あるいは液体が充填された状態で、袋体30の外面が薄肉構造体22の内面に密着する大きさで形成するようにしてもよい。
このような大きさで袋体30を形成すると、袋体30への気体あるいは液体の充填時、袋体30をドーム部28側に引き寄せる手間が不要となり、作業性を向上する上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
前述したように、補強部材24は、熱硬化性樹脂を強化繊維に含浸させたものである。
熱硬化性樹脂として、室温(例えば20度程度)ではその粘度が高いものを使用した場合、補強部材24は曲げにくくなり、したがって、補強部材24をドーム部28の表面になじませにくい傾向となる。
そこで、第2の実施の形態では、補強部材24の熱硬化性樹脂を加温することにより熱硬化性樹脂の粘度を低下させることで作業性の向上を図るようにしている。
すなわち、袋体30に充填する気体あるいは液体を、常温よりも高い温度に加温しておき、この加温された気体あるいは液体を袋体30の内部に充填することで袋体30を薄肉構造体22の内面に密着させる。ここで、常温よりも高い温度とは、開口部20の周囲のドーム部28の箇所の温度を常温よりも高くする温度であり、例えば、25度〜30度である。
これにより、ドーム部28の形状は袋体30により保持され、また、ドーム部28は気体あるいは液体により加温される。
そして、補強部材24を、加温された開口部20の周囲のドーム部28の箇所に貼り付ける。したがって、補強部材24を構成する熱硬化性樹脂はドーム28により加温されることになる。
第2の実施の形態によれば、補強部材24の熱硬化性樹脂が加温され粘度が低下するため、補強部材24が曲げやすくなり、したがって、補強部材24をドーム部28の表面になじませやすくなる。
そのため、補強部材24の貼り付け作業の効率化を図る上でより有利となることは無論のこと、補強部材24とドーム部28の表面との間を確実に密着させることができるため、補強部材24とドーム部28の表面との剥離を防止でき、プラスチックライナー12の品質を向上させる上でより有利となる。
また、補強部材24の熱硬化性樹脂を加温するために、赤外線を補強部材24に照射したり、あるいは、熱風を補強部材24に当てたりする場合に比較して、補強部材24の熱硬化性樹脂を的確に効率よく加温する上で有利となる。
また、補強部材24の熱硬化性樹脂を加温するために、作業を行う環境の温度を上げる場合に比較して、作業環境を良好に維持する上で有利となる。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、袋体30に充填する気体あるいは液体を加温する代わりにヒータを用いたものである。
図9は第3の実施の形態において袋体30が薄肉構造体22の内面に密着した状態を示す平面図である。
図9に示すように、開口部20の周囲の薄肉構造体22の内面箇所に密着する袋体30の表面の箇所に、通電により発熱する線状または帯状の可撓可能なヒータ34を取着している。
ヒータ34は、外部に設けられたヒータ用電源36にリード線38を介して電気的に接続され、ヒータ用電源36から電流が供給されることによって発熱する。この場合、発熱したヒータ34の温度は、開口部20の周囲のドーム部28の箇所の温度を常温よりも高くする温度であり、例えば、25度〜30度である。
第3の実施の形態では、気体あるいは液体を袋体30の内部に充填することで袋体30を薄肉構造体22の内面に密着させる。
ヒータ34は、袋体30の表面に取着されていることから、袋体30と共に薄肉構造体22の内面に密着される。
ここで、ヒータ34に電流を供給すると、ヒータ34は発熱し、開口部20の周囲のドーム部28の箇所を加温する。
これにより、ドーム部28の形状は袋体30により保持され、また、ドーム部28はヒータ34により加温される。
そして、補強部材24を、加温された開口部20の周囲のドーム部28の箇所に貼り付ける。したがって、補強部材24を構成する熱硬化性樹脂はドーム28により加温されることになる。
第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様に、補強部材24の熱硬化性樹脂の粘度が低下するため、補強部材24をドーム部28の表面になじませやすくなる。
そのため、補強部材24の貼り付け作業の効率化を図る上でより有利となり、補強部材24とドーム部28の表面との剥離を防止でき、プラスチックライナー12の品質を向上させる上でより有利となる。
また、補強部材24の熱硬化性樹脂を的確に効率よく加温する上で有利となり、作業環境を良好に維持する上で有利となる。
10……タンク、12……プラスチックライナー、14……繊維強化樹脂層、16……口金、20……開口部、22……薄肉構造体、24……補強部材、26……胴体部、28……ドーム部、30……袋体、34……ヒータ。

Claims (6)

  1. 円筒状の胴体部と、前記胴体部の端部に位置し開口部が形成されたドーム部とを備える薄肉構造体と、前記開口部の周囲のドーム部の表面に貼り付けられたシート状の補強部材とからなるタンク用のプラスチックライナーの製造方法であって、
    可撓性を有する膜材によって袋状に形成され、内部に気体あるいは液体が充填されることにより膨らみ少なくとも前記ドーム部の内面およびこのドーム部に接続する前記胴体部の部分の内面に密着する外面を備えた袋体を用意し、
    前記補強部材を前記ドーム部の表面に貼り付ける前に、縮小された状態の前記袋体を前記開口部から前記内部空間に挿入し、
    前記挿入後、前記袋体の内部に気体あるいは液体を充填して少なくとも前記袋体の外面をドーム部の内面およびこのドーム部に接続する前記胴体部の部分の内面に密着させ、
    前記密着後、前記補強部材を前記ドーム部の表面に貼り付けるようにした、
    ことを特徴とするタンク用のプラスチックライナーの製造方法。
  2. 前記袋体に充填する気体あるいは液体を、常温よりも高い温度に加温しておき、
    前記補強部材の貼り付けを、前記気体あるいは前記液体により前記開口部の周囲のドーム部の箇所を加温した状態で行う、
    ことを特徴とする請求項1記載のタンク用のプラスチックライナーの製造方法。
  3. 前記開口部の周囲の前記ドーム部の内面箇所に密着する前記袋体の表面の箇所に、通電により発熱する可撓可能なヒータを設け、
    前記補強部材の貼り付けを、前記ヒータの発熱により前記開口部の周囲のドーム部の箇所を加温した状態で行う、
    ことを特徴とする請求項1記載のタンク用のプラスチックライナーの製造方法。
  4. 前記袋体は、膨らんだ状態で前記薄肉構造体の内部空間と同じ輪郭の外形形状を呈し、
    前記袋体の内部に気体あるいは液体が充填された状態で、前記袋体の外面は前記薄肉構造体の内面に密着する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3に何れか1項記載のタンク用のプラスチックライナーの製造方法。
  5. 前記薄肉構造体は、合成樹脂製であり、
    前記補強部材は、熱硬化性樹脂が含浸された強化繊維である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4に何れか1項記載のタンク用のプラスチックライナーの製造方法。
  6. 前記開口部は口金が取着される箇所である、
    ことを特徴とする請求項1乃至5に何れか1項記載のタンク用のプラスチックライナーの製造方法。
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