JP5493883B2 - 洗濯機 - Google Patents

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本発明は、弾性支持された受け筒内に洗濯物を収容して回転可能な洗濯槽を備え、その洗濯槽内で洗濯物の洗い、すすぎ及び脱水を行う洗濯機に関するものである。
従来、このような洗濯機において、受け筒内の水を循環ポンプにより循環させる循環機構を持たせ、かつ2つの吐出口を持たせて洗濯槽の正逆転に応じて循環ポンプの羽根車の正逆転を変化させながら、循環水が吐出される場所を切り替えることにより洗浄及びすすぎ性能を向上させる方式が提案されている(例えば特許文献1参照)。
図5は特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯機の循環水の切り替え運転方法を示す図である。図5に示されるように、外槽20、洗濯ドラム槽21、循環ポンプ22、ポンプ羽根車23、ポンプ駆動用モーター24、循環ポンプ22からの吐出口25及び26、循環ホース27及び28、噴射口27A及び28A、排水弁29、排水ホース30から構成されている。
このような構成の洗濯機において、洗濯ドラム槽21を時計回りに回転させる場合にはドラム槽内の洗濯物はリフターによって洗濯ドラム槽21上部まで運ばれ、時計回りに回転しながら落下する。この際に、循環水をポンプの吐出口25から循環ホース27を経由して噴射口27Aから吐出させることによって、落下中の洗濯物に洗濯水あるいはすすぎ水を噴射し洗浄及びすすぎ性能を向上させている。洗濯ドラム槽21を反時計回りに回転させる際には、同様に吐出口26から循環ホース28を経由して噴射口28Aから吐出させることにより洗濯ドラム槽21の回転に従って落下する洗濯物に洗濯水あるいはすすぎ水を噴射することが可能となっている。
特開2008−73128号公報
しかしながら、前記のように、ポンプ羽根車の正逆転に応じて吐出口が切り替わる2つの吐出口を有することで、洗濯ドラム槽の正逆転に応じて洗濯水やすすぎ水を噴射する向きを変え、洗濯ドラム槽の回転時に落下する衣類に洗濯水やすすぎ水を噴射して衣類の重さを増やし、叩き洗いによる洗浄力の向上を図る洗浄・すすぎ方式においては、噴射口から一定の散布面積で洗浄・すすぎを行うので、洗浄・すすぎ効果を十分に得ることが困難であった。
本発明は、洗濯またはすすぎ時に、洗濯槽内の水を循環ポンプにより循環させる際、洗濯槽内へ吐出する水圧や散布面積を切り替えながら洗濯・すすぎを行うことで、洗浄性能及びすすぎ性能に優れた洗濯機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係るドラム式洗濯機は、洗濯物を収容して回転する洗濯槽と、前記洗濯槽を収容する受け筒と、前記洗濯槽を回転させるモーターと、前記洗濯槽または受け筒に注水するための注水機構と、前記受け筒底部に溜まる洗濯水やすすぎ水を汲水して洗濯槽内に送水する循環ポンプと、前記受け筒から前記循環ポンプを経由
して前記洗濯槽内に再び吐出するための循環水路とを備え、前記循環水路より前記洗濯槽内に洗濯水やすすぎ水を吐出する吐出口が、広角に洗濯水またはすすぎ水を吐出する形状のものと高圧で洗濯水またはすすぎ水を吐出する形状のものからなる複数の吐出口を有し、少なくとも洗い、すすぎからなる洗濯行程において前記吐出口からの洗濯水またはすすぎ水の吐出を切り換え可能に構成することを特徴としている。
これにより、広角に吐出する吐出口を選択して衣類を素早く洗濯水あるいはすすぎ水で濡らすことができ、衣類の洗浄やすすぎ性能のムラを抑制し、さらには高圧で吐出する吐出口を選択することで、洗濯水あるいはすすぎ水が衣類に付着している汚れあるいは洗剤を剥ぎ取る力が増し、洗浄性能やすすぎ性能を向上させることが可能となる。特に容量が多くなった場合には、衣類が洗濯槽内で落下する距離が短くなるため、叩き洗いの効果が弱められるが、本発明においては高圧吐出時の運動エネルギーによる剥ぎ取り効果を有するために叩き洗いの効果が弱められた場合であっても洗浄性能を向上させることが可能となる。
本発明の洗濯機は、衣類の容量が多くなった場合でも、洗浄・すすぎ性能を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の断面概略図 本発明の実施の形態1における吐出口形状の断面概略図 本発明の実施の形態2における吐出口形状の正面概略図 本発明の実施の形態1における吐出圧と洗浄性能の関係図 従来の洗濯機の循環水の切り替え運転方法を示す概略図
第1の発明によれば、洗濯物を収容して回転する洗濯槽と、前記洗濯槽を収容する受け筒と、前記洗濯槽を回転させるモーターと、前記洗濯槽または受け筒に注水するための注水機構と、前記受け筒底部に溜まる洗濯水やすすぎ水を汲水して洗濯槽内に送水する循環ポンプと、前記受け筒から前記循環ポンプを経由して前記洗濯槽内に再び吐出するための循環水路とを備え、前記循環水路より前記洗濯槽内に洗濯水やすすぎ水を吐出する吐出口が、広角に洗濯水またはすすぎ水を吐出する形状のものと高圧で洗濯水またはすすぎ水を吐出する形状のものからなる複数の吐出口を有し、少なくとも洗い、すすぎからなる洗濯行程において前記吐出口からの洗濯水またはすすぎ水の吐出を切り換え可能に構成することにより、衣類に素早くかつ広範囲に濡らす必要のある行程では広角に吐出する吐出口を用い、衣類に付着した汚れを引き剥がす行程や衣類の奥まで洗濯水あるいはすすぎ水を浸透させる際には大きな運動エネルギーを持った洗濯水を吐出する吐出口を用いることで目的に応じて使い分け、または組み合わせる事で洗浄性能あるいはすすぎ性能を向上させることが可能となる。特に容量が多くなった場合には、衣類が洗濯槽内で落下する距離が短くなるため、叩き洗いの効果が弱められ洗浄性能が低下するが、本発明においては高圧吐出時の運動エネルギーによる剥ぎ取り効果であるために容量が多くなった場合においても洗浄性能を向上させることが可能となる。
第2の発明によれば、第1の発明において、高圧で洗濯水またはすすぎ水を吐出する形状の吐出口が洗濯槽の回転軸より上半分の領域に設けられたことにより、常に洗濯槽の上部から、下方に存在する衣類に向けた吐出が可能となり、吐出時に洗濯水あるいはすすぎ水の有する運動エネルギーが上方へ移動する際の位置エネルギーとして使用されることなく、上方から下方に向けて高圧の洗濯水で衣類から汚れを剥ぎ取るために用いることができ、洗浄性能の向上を無駄なく行うことができる。
第3の発明によれば、第1または第2の発明において、洗濯行程において、洗いの初期段階においては広角に洗濯槽内の衣類に洗濯水を吐出する吐出口を用い、その後高圧で洗濯槽内の衣類に洗濯水を吐出する吐出口へ切り換えて洗濯を行うことにより、洗いの初期段階においては広範囲の衣類に素早く洗濯水を浸透させ、なおかつ洗濯槽を回転させながら吐出させることで均等に浸透させ、洗いムラを低減させることができる。さらに洗い行程の後半では高圧で吐出する吐出口を用いることで、大きな運動エネルギーを持った洗濯水で衣類から汚れを剥ぎ取り、洗浄性能を向上させることが可能となる。
第4の発明によれば、第1〜第3のいずれか1つの発明において、洗濯行程において、すすぎ時には広角に洗濯槽内の衣類にすすぎ水を吐出する吐出口を用いることにより、すすぎ時に、広範囲に渡って汚れを包んだ界面活性剤等を均等に衣類より除去することができ、すすぎ性能を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る洗濯機について、図を参照しながら以下に説明し、本発明の理解に供する。なお以下の説明は本発明の具体例であって、特許請求の内容を限定するものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る洗濯機を図1に示す。図1において、洗濯機筐体1の内部に、洗濯物を収容して回転する洗濯槽2を収容する受け筒3を設け、この洗濯槽2はモーター4を駆動させることによって回転させることができるように構成されている。
給水弁10は電磁弁によって構成され、この給水弁10が開かれると給水が開始され、洗剤ケース11を経由して洗剤を溶解させながら、給水配管12を介して受け筒3内に給水され多数の透孔15が設けられた洗濯槽2内の洗濯物に洗濯水が給水される。
また、受け筒3内に給水された洗濯水を循環させるための第1の循環水路8および第2の循環水路9が受け筒3の下方に設けられた循環ポンプ5を駆動させることにより洗濯水を循環できるように構成されている。
第1の循環水路8は、循環ポンプ5により受け筒3から吸引した洗濯水を洗濯槽2の回転軸より上部であって受け筒3と洗濯槽2との間に設けた第1の吐出口13と連通しており、洗濯槽2の前方上部より洗濯水を噴射できるように構成されている。また、第2の循環水路9は、循環ポンプ5により受け筒3から汲水した洗濯水を洗濯槽2の回転軸より下部であって受け筒3と洗濯槽2との間に設けた第2の吐出口14と連通しており、洗濯槽2の前方下部より洗濯水を噴射できるように構成されている。
さらに、循環ポンプ5の下流位置には第1の三方弁6が設けられ、第1の三方弁6の下流位置であって第1の循環水路へと接続される位置に第2の三方弁7が設けられており、第1の三方弁6は、第2の循環水路9側に洗濯水を流す場合と、第2の三方弁7側に洗濯水を流す場合とを切り換え可能に構成されている。また、第2の三方弁7は、第1の循環水路8側に洗濯水を流す場合と、排水管路16側に洗濯水を流して排水する場合とを切り換え可能に構成されている。
また、使用者は、扉17を開閉することによって洗濯槽内に洗濯物を出し入れすることができる。
上記のとおり構成された洗濯機において、洗濯は主に洗い、すすぎ、脱水の3行程よりなるが、洗い及びすすぎ行程での動作について以下説明する。
汚れた衣類は、洗濯機前面に設けられている扉17より洗濯槽2内に投入される。図示しない制御手段は、洗濯槽2を短時間回転させ、そのトルク量等から投入された衣類の量を自動的に判別し、給水量及び洗濯時間を決定する。給水量が決定されると給水弁10が開いて水が供給され、洗剤ケース11内の指定量投入された洗剤を溶解させながら給水配管12を経由して受け筒3内へ洗濯水が導かれる。受け筒3内の水量が所定の水位に到達すると循環ポンプ5を起動させる。この時、第一の三方弁6は第2の循環水路9側へと洗濯水を流せるように連通させた状態にする。
受け筒3底部に溜まった洗濯水は循環ポンプ5によって汲水され、第一の三方弁6、第2の循環水路9を経て、第2の吐出口14より洗濯槽2内の衣類に向けて噴射される。ここで第2の吐出口14の形状は、広角に洗濯水が吐出できる形状としていれば、短時間で衣類全体を洗濯水によって濡らすことができる。
また、第2の吐出口14からの吐出方法としては、洗濯槽2の前面下部から直接吐出する形態であっても、受け筒3内に一旦吐出した後、受け筒3前面下部の形状を洗濯槽2の内側に向けた構造とし、受け筒3の壁面に沿って流れながら洗濯槽2内に流れ込む方式であっても特に問題はない。
洗い行程の初期段階において、第2の吐出口14からの洗濯水の吐出を所定時間行なった後、第一の三方弁6を切り替え、第二の三方弁7と連通させて洗濯水を第1の循環水路8へと循環させる。洗濯水は第1の循環水路8へと導かれ、第1の吐出口13より洗濯槽2内の衣類に向けて吐出される。この時の第1の吐出口13の形状は、大きな運動エネルギーを有する高圧で洗濯水が吐出できる形状としていれば、上方からの強力な噴射力で衣類の汚れを落とし洗浄力を高めることができる。
図2は本発明の吐出口形状の断面概略図を示したものである。図2の(ア)における高圧吐出口管路18は、循環水路を流れてきた洗濯水あるいはすすぎ水の水圧を吐出口の径を小さくすることによって流路を絞り、高圧にすることが可能であり、図2の(イ)における広角吐出口管路19は、流路を拡げることによって水を拡散させて吐出させることが可能となる。
さらに、吐出する洗濯水の吐出圧力を高める手段としては、吐出口の径を小さくして流路を絞るほかに、循環ポンプの回転数を高めて同一の吐出口径のまま循環水量を増やす手段もある。また、高圧で洗濯水を吐出する吐出口や広角で洗濯水を吐出する吐出口の数は各々複数あってもよい。また、本発明における高圧とは吐出口近傍での吐出水の静圧であり、特に40kPa以上であれば問題は無く、好ましくは100kPa以上である。
さらに本発明における広角とは、吐出される洗濯水が吐出後に管路の直径よりも相当程度広がるように噴射される程度であれば効果がえられる。
したがって、洗い行程の初期においては広角に洗濯水を洗濯槽内に吐出する図2の(イ)の形状の吐出口を用いることで、広範囲の衣類を洗濯水で速やかに濡らすことができ、その後、高圧で洗濯水を洗濯槽内に吐出する(ア)の形状の吐出口を用いることで、汚れを衣類より剥ぎ取ることにより洗浄性能の向上が可能となる。
次にすすぎ行程においては、水を受け筒3に溜めてすすぐ溜めすすぎ、水を受け筒3に給水しながらすすぐ注水すすぎ、及びシャワーすすぎが行なわれており、本発明で関連するものは注水すすぎの行程である。
シャワーすすぎは、洗濯槽2を回転させながら衣類にシャワー状にすすぎ水をふりかけ、洗剤を含んだ水分を遠心力によって衣類から除く方式で、本発明における広角に洗濯水を吐出する吐出口を用いることによって広範囲の衣類にすすぎ水を浴びせることで短時間かつ偏りなくすすぎを行なうことができ、すすぎ性能を向上させることが可能となる。
図1において、第1の吐出口13に高圧で洗浄水を吐出する吐出口を採用し、第2の吐出口14に広角で洗濯水を吐出する吐出口を採用し、定格容量9kgの洗濯機を実験用に準備して、下着やパジャマ等、実使用衣類で4.5kgに調整された洗濯試験用衣類を用い洗浄試験を実施した。洗浄性能の評価は(財)洗濯科学協会にて販売しているJIS標準汚染布15枚を試験用衣類に貼付し、洗濯前後での光の反射率を色差計ZE−2000(日本電色工業(株))を用いて測定し、以下の式1に定義される洗浄度を算出し、試験毎の比較を行なった。
(式1)・・・ D=(Rw−R1)/(R0−R1)
式1において、Dは洗浄度、Rwは汚染布洗濯後の反射率、R1は汚染布洗濯前の反射率、R0は原布の反射率を示す。
試験は高圧用の吐出口の径を変化させて吐出圧を変え、円形形状のものを用いて行なった。水温は20℃で行い、洗濯の洗い時間は17分とした。その結果を図4に示す。洗浄度の測定結果(平均値)としては、それぞれ吐出圧が8.5kPaで洗浄度が0.571、48kPaで0.614、88kPaで0.614、130kpaで0.659であった。このように吐出圧力が高くなるにつれて洗浄度が大きくなり、洗浄性能が向上していることが確認された。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2において、洗濯機の基本構成は実施の形態1と同様のものである。図3に図2とは形状の異なる吐出口を示した。
図3の(ア)は吐出口を円形形状とし、洗濯水は吐出口からの距離が離れるほど少しずつ拡がる傾向を示すが、ほぼ円柱状に衣類と衝突する。また、図中(イ)は紡錘形状の吐出口とし、洗濯水が長手方向に拡散するよう指向したものである。(イ)の形状の吐出口では、洗濯水が吐出後に拡散するため(ア)の形状ほど衣類に当たった時の吐出水の衣類に与える運動エネルギーは大きくならず、衣類から汚れを剥ぎ取る効果は小さくなるものの、循環ポンプの出力を変えることにより、循環水量を制御することによって一種類の吐出口で広角及び高圧での効果を得ることが可能となる。
洗濯槽内に入れる衣類の量を変化させた際に、洗濯水の吐出方法を広角のみで洗い行程を行った場合と、洗い行程初期には広角の吐出口を用いその後高圧の吐出口用いて洗濯を行なった場合の比較を検討した。水温は20℃で行い、洗濯の洗い時間は3kg及び4.5kgで22分、7kgでは25分とした。本実験での高圧の吐出口形状はφ6.0mmの円形形状とし、広角の吐出口形状は図2(イ)に示されるような吐出口開口部が5×25mmで管路が拡大する形式とした。
その結果を表1に示す。衣類の負荷量は3kg、4.5kg、7kgの3点で行なった。衣類に貼付するJIS標準汚染布の枚数は負荷量によって異なり、3kgでは10枚、4.5kg及び7kgでは15枚とした。洗浄度の測定値(平均値)を表1にまとめた。
上記の結果より、容量が多い条件も含め、いずれの負荷量においても広角だけの吐出方法よりも広角と高圧の吐出方法を組み合わせて洗濯を行なうことで洗浄性能が向上することが確認された。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、洗濯衣類の容量が多くなった場合においても洗浄性能及びすすぎ性能に優れるので、洗濯機分野において有用である。
2 洗濯槽
3 受け筒
4 モーター
5 循環ポンプ
6 第一の三方弁
7 第二の三方弁
8 第1の循環水路
9 第2の循環水路
13 第1の吐出口
14 第2の吐出口
18 高圧吐出口管路
19 広角吐出口管路

Claims (3)

  1. 洗濯物を収容して回転する洗濯槽と、前記洗濯槽を収容する受け筒と、前記洗濯槽を回転させるモーターと、前記洗濯槽または受け筒に注水するための注水機構と、前記受け筒底部に溜まる洗濯水やすすぎ水を汲水して洗濯槽内に送水する循環ポンプと、前記受け筒から前記循環ポンプを経由して前記洗濯槽内に再び吐出するための循環水路とを備え、前記循環水路より前記洗濯槽内に洗濯水やすすぎ水を吐出する吐出口が、広角に洗濯水またはすすぎ水を吐出する形状のものと高圧で洗濯水またはすすぎ水を吐出する形状のものからなる複数の吐出口を有し、少なくとも洗い、すすぎからなる洗濯行程において前記吐出口からの洗濯水またはすすぎ水の吐出を切り換え可能に構成し、洗濯行程において、洗いの初期段階においては広角に洗濯槽内の衣類に洗濯水を吐出する吐出口を用い、その後高圧で洗濯槽内の衣類に洗濯水を吐出する吐出口へ切り換えて洗濯を行うようにした洗濯機。
  2. 高圧で洗濯水またはすすぎ水を吐出する形状の吐出口が洗濯槽の回転軸より上半分の領域に設けられた請求項1記載の洗濯機。
  3. 洗濯行程において、すすぎ時には広角に洗濯槽内の衣類にすすぎ水を吐出する吐出口を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の洗濯機。
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