JP5493367B2 - 電池ハイブリッドシステム - Google Patents

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Description

本発明は、電池ハイブリッドシステムに関するものである。
従来、電動車両には、ハイブリッド型車両、電気自動車等があり、例えば、ハイブリッド型車両は、エンジン及び駆動モータを備え、市街地において、駆動モータを駆動し、郊外において、エンジンを駆動し、必要に応じて駆動モータを駆動することによって走行させられるようになっている。また、電気自動車は、駆動モータを備え、該駆動モータを駆動することによって走行させられる。
前記電動車両においては、電源としてリチウムイオン電池等の充電可能な二次電池が使用される。そして、駆動モータは、電動車両を加速したり、定常走行(定地走行)させたりする際に、前記二次電池から出力(力行出力)された電力を受けて駆動され、電動車両を減速する際に、電力を回生し、二次電池に入力(回生入力)する。
すなわち、二次電池から電力が出力されるのに伴って、二次電池は放電され、二次電池に電力が入力されるのに伴って、二次電池は充電される。
ところが、前記構成の電動車両においては、二次電池の単位重量当たりの容量を表す重量エネルギー密度が低いので、航続距離を長くすることができない。
そこで、例えば、二次電池と並列に重量エネルギー密度の高い二つの一次電池を接続し、各一次電池の出力を利用して、二次電池の残容量が小さくなったときに、一次電池の電力を二次電池に供給したり、一次電池及び二次電池の電力を駆動モータに供給したりすることによって電動車両の航続距離を長くすることが考えられる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−283210号公報
しかしながら、前記従来の電動車両においては、各一次電池の残容量が小さくなると、運転者は各一次電池を新しいものと交換する必要があるが、各一次電池の残容量に差があると、交換する時期にばらつきが生じてしまう。
その結果、運転者は、交換する時期を常に考慮しながら電動車両を走行させる必要があり、例えば、長距離を走行させる場合、走行計画を立てるのが困難になってしまう。
また、各一次電池の残容量が同時に小さくなると、一度に二つの一次電池を交換する必要が生じ、その作業が煩わしい。
本発明は、前記従来の電動車両の問題点を解決して、一次電池を交換する時期にばらつきが生じるのを防止することができ、運転者にとって走行計画を容易に立てることができ、交換のための作業を簡素化することができる電池ハイブリッドシステムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の電池ハイブリッドシステムにおいては、電動機械と、第1の電池と、該第1の電池と並列に接続された二つの第2の電池と、前記第1、第2の電池のうちの第2の電池だけの出力を変更するための出力変更部と、制御装置とを有する。
そして、該制御装置は、前記出力変更部において、各第2の電池の各出力のうちの一方の出力を制御することによって、各第2の電池の使用を開始してから終了するまでの間、各第2の電池のうちの一方の第2の電池の残容量と、各第2の電池のうちの他方の第2の電池の残容量との差が一定の目標値になるようにする電池出力制御処理手段を備える。
本発明の他の電池ハイブリッドシステムにおいては、さらに、前記制御装置は、前記電動機械を駆動するのに必要な要求電力を取得する要求電力取得処理手段、及び第2の電池の目標出力を算出する目標出力算出処理手段を備える。
そして、前記電池出力制御処理手段は、第2の電池の出力が目標出力になるように各第2の電池の各出力のうちの一方の出力を制御する。
本発明の更に他の電池ハイブリッドシステムにおいては、さらに、前記電池出力制御処理手段は、前記差が電池容量の50〔%〕になるように各第2の電池の各出力のうちの一方の出力を制御する。
本発明の更に他の電池ハイブリッドシステムにおいては、さらに、前記電池出力制御処理手段は、前記差が閾(しきい)値になるように各第2の電池の各出力のうちの一方の出力を制御する。
本発明によれば、電池ハイブリッドシステムにおいては、電動機械と、第1の電池と、該第1の電池と並列に接続された二つの第2の電池と、前記第1、第2の電池のうちの第2の電池だけの出力を変更するための出力変更部と、制御装置とを有する。
そして、該制御装置は、前記出力変更部において、各第2の電池の各出力のうちの一方の出力を制御することによって、各第2の電池の使用を開始してから終了するまでの間、各第2の電池のうちの一方の第2の電池の残容量と、各第2の電池のうちの他方の第2の電池の残容量との差が一定の目標値になるようにする電池出力制御処理手段を備える。
この場合、前記出力変更部において、各第2の電池のうちの一方の第2の電池の残容量と、各第2の電池のうちの他方の第2の電池の残容量との差が一定の目標値になるように、各第2の電池の各出力のうちの一方が変更される。
その結果、運転者は、各第2の電池を交換する時期を考慮しながら電動車両を走行させる必要がなくなるので、例えば、長距離を走行させる場合、走行計画を容易に立てることができる。
また、二つの第2の電池の残容量が同時に小さくならないので、二つの第2の電池を同時に交換する必要がなくなり、交換のための作業を簡素化することができる。
本発明の他の電池ハイブリッドシステムにおいては、さらに、前記制御装置は、前記電動機械を駆動するのに必要な要求電力を取得する要求電力取得処理手段、及び第2の電池の目標出力を算出する目標出力算出処理手段を備える。
そして、前記電池出力制御処理手段は、第2の電池の出力が目標出力になるように各第2の電池の各出力のうちの一方の出力を制御する。
この場合、各第2の電池の各出力のうちの一方の出力が変更されるので、各第2の電池の各出力を目標出力にすることができる。
本発明の第1の実施の形態における電池ハイブリッドシステムを示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるインバータ制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における電池ハイブリッドシステムの動作を示すメインフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における一次電池出力制御処理のサブルーチンを示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態における一次電池出力制御処理のサブルーチンを示す第2の図である。 本発明の第2の実施の形態における一次電池出力制御処理のサブルーチンを示す第1の図である。 本発明の第2の実施の形態における一次電池出力制御処理のサブルーチンを示す第2の図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における電池ハイブリッドシステムを示す図である。
図において、10は制御装置としての、かつ、第1の制御部としての昇圧回路制御部、11は電動機械としての駆動モータ、13は該駆動モータ11に接続された負荷としての、かつ、電流変換部としてのインバータ、14は該インバータ13に接続された電源部、90は前記駆動モータ11を駆動するためにインバータ13の制御を行う第2の制御部としてのインバータ制御部である。本実施の形態において、前記インバータ制御部90は、インバータ13に内蔵されるが、インバータ13と独立させて配設することもできる。
前記駆動モータ11は、図示されない出力軸を介して図示されない駆動輪と機械的に連結され、力行時にインバータ13を介して電源部14から電力が供給されて駆動され、駆動モータ11のトルク、すなわち、駆動モータトルクを発生させて駆動輪に伝達し、回生時に駆動輪からの回転を受けて電力を回生し、インバータ13を介して電源部14に供給する。
前記インバータ13は、電圧変換部としての図示されないDC/DCコンバータ、及び複数の、例えば、6個のスイッチング素子としての図示されないトランジスタを備え、前記DC/DCコンバータは、電源部14の出力電圧を所定の電圧に変更し、前記各トランジスタは、一対ずつユニット化されて各相のトランジスタモジュール(IGBT)を構成し、昇圧回路制御部10から送られた駆動信号によってオン・オフさせられ、電源部14から供給された直流の電流を3相の交流の電流に変換し、駆動モータ11に供給する。なお、本実施の形態において、DC/DCコンバータはインバータ13に内蔵されるが、インバータ13とは独立させて配設することができる。
また、前記電源部14は、充電可能な第1の電池としての、かつ、主電池としての二次電池15、充電不能な第2の電池としての、かつ、補助電池としての複数の、本実施の形態においては、第1、第2の一次電池16a、16b、及び該第1、第2の一次電池16a、16bの各電圧Vsa、Vsbを変更するための出力変更部としての、かつ、電圧変更部としての昇圧回路18を備え、二次電池15、第1、第2の一次電池16a、16b及び昇圧回路18は、互いに、かつ、前記インバータ13に対して並列に接続される。前記昇圧回路制御部10は、第1の電池情報として二次電池15の残容量SOCmを、第2の電池情報として第1、第2の一次電池16a、16bの各残容量SOCsa、SOCsbを読み込む。なお、残容量SOCm、SOCsa、SOCsbは、二次電池15及び第1、第2の一次電池16a、16bの各容量(電池容量)に対する充電された電気量を百分率で表したものである。
なお、昇圧回路制御部10、駆動モータ11、インバータ13、電源部14、二次電池15、第1、第2の一次電池16a、16b、昇圧回路18、インバータ制御部90等によって、電池ハイブリッドシステムが構成される。
本実施の形態においては、二次電池15として、エネルギー密度、本実施の形態においては、重量エネルギー密度が低く、出力密度が高い電池、例えば、リチウムイオン電池が使用され、第1、第2の一次電池16a、16bとして、出力密度が低く、重量エネルギー密度が高い電池、例えば、空気電池が使用される。
本実施の形態においては、第1の電池として、かつ、主電池として二次電池15が使用されるようになっているが、二次電池15に代えて、前記第1、第2の一次電池16a、16bとは別の一次電池を使用することができる。また、本実施の形態においては、第2の電池として、かつ、補助電池として第1、第2の一次電池16a、16bが使用されるようになっているが、第1、第2の一次電池16a、16bに代えて、前記二次電池15とは別の二次電池又は同じもので、容量の異なる二次電池を使用することができる。
なお、第1、第2の一次電池16a、16bは、重量エネルギー密度が高い分だけ寸法が小さく、軽量であり、電動車両の本体、すなわち、車両本体に対して着脱自在に配設される。また、第1、第2の一次電池16a、16bの出力密度は、二次電池15に比べて低いので、大きな電力が必要となる場合には二次電池15から、又は第1、第2の一次電池16a、16b及び二次電池15から電力を供給するのが望ましい。
そして、車両本体には、電池検出部としての図示されない近接スイッチが配設され、近接スイッチのセンサ出力によって、第1、第2の一次電池16a、16bが車両本体にセットされているかどうかを判断することができる。また、空気電池においては、正極に空気が、負極に金属、例えば、アルミニウム、亜鉛等が使用され、空気中の酸素と金属とが化学反応を起こすことによって、電力を発生させる。
本実施の形態においては、インバータ13と昇圧回路18とが独立させて配設され、二次電池15又は第1、第2の一次電池16a、16bと昇圧回路18とが独立させて配設されるが、インバータ13と昇圧回路18とを一体にしてインバータユニットを形成したり、二次電池15と昇圧回路18とを一体にして二次電池ユニットを形成したり、第1、第2の一次電池16a、16bと昇圧回路18とを一体にして一次電池ユニットを形成したりすることもできる。
また、昇圧回路18は、昇圧回路制御部10から出力変更用の駆動信号としてのPWM指令を受け、各電圧Vsa、Vsbを変更し、変更された電圧を出力電圧としてインバータ13に印加する。この場合、変更される前の電圧Vsa、Vsbは第1、第2の一次電池16a、16bの端子間電圧を表し、変更された後の電圧は昇圧回路18の出力端子tm1に発生する電圧を表す。
なお、第1、第2の一次電池16a、16bの電圧Vsa、Vsbの変更に伴って第1、第2の一次電池16a、16bの出力Wsa、Wsbも変更され、電圧Vsa、Vsbが高く(昇圧)されると、出力Wsa、Wsbが大きくされ、電圧Vsa、Vsbが低く(降圧)されると、出力Wsa、Wsbが小さくされる。
そのために、昇圧回路18は、第1の一次電池16aに対応させて、コイルLa、ダイオードDa及びスイッチング素子としての電界効果トランジスタTraを、第2の一次電池16bに対応させて、コイルLb、ダイオードDb及びスイッチング素子としての電界効果トランジスタTrbを備えるとともに、第1、第2の一次電池16a、16bに共通のコンデンサCを備える。本実施の形態において、第1、第2の一次電池16a、16bに、共通のコンデンサCが配設されるようになっているが、それぞれコンデンサを配設することができる。
そして、前記二次電池15及び第1の一次電池16aの各正極側の端子間に、前記コイルLa及びダイオードDaが直列に配設され、コイルLaの一端と一次電池16aの正極側の端子とが、コイルLaの他端とダイオードDaのアノードとが、ダイオードDaのカソードと二次電池15の正極側の端子とが接続される。また、前記コイルLaの他端とダイオードDaのアノードとの間の結線部pa1とグラウンドGNDとの間に、前記電界効果トランジスタTraが配設され、電界効果トランジスタTraのドレーンと前記結線部pa1とが、電界効果トランジスタTraのソースとグラウンドGNDとが、電界効果トランジスタTraのゲートと前記昇圧回路制御部10とが接続される。さらに、ダイオードDaのカソードと二次電池15の正極側の端子との間の結線部pa3とグラウンドGNDとの間に、前記コンデンサCが配設され、コンデンサCの一端と結線部pa3とが、コンデンサCの他端とグラウンドGNDとが接続される。
また、前記二次電池15及び第2の一次電池16bの各正極側の端子間に、前記コイルLb及びダイオードDbが直列に配設され、コイルLbの一端と一次電池16bの正極側の端子とが、コイルLbの他端とダイオードDbのアノードとが、ダイオードDbのカソードと二次電池15の正極側の端子とが接続される。また、前記コイルLbの他端とダイオードDbのアノードとの間の結線部pb1とグラウンドGNDとの間に、前記電界効果トランジスタTrbが配設され、電界効果トランジスタTrbのドレーンと前記結線部pb1とが、電界効果トランジスタTrbのソースとグラウンドGNDとが、電界効果トランジスタTrbのゲートと前記昇圧回路制御部10とが接続される。
なお、前記第1の一次電池16aと直列に電流検出部としての電流センサ22a(A)が、第1の一次電池16aと並列に電圧検出部としての電圧センサ23a(V)が接続され、電流センサ22aによって、第3の電池情報としての第1の一次電池16aの電流、すなわち、コイルLaを流れる電流Isaが検出され、電圧センサ23aによって、第4の電池情報としての第1の一次電池16aの電圧Vsaが検出される。また、前記第2の一次電池16bと直列に電流検出部としての電流センサ22b(A)が、第2の一次電池16bと並列に電圧検出部としての電圧センサ23b(V)が接続され、電流センサ22bによって、第5の電池情報としての第2の一次電池16bの電流、すなわち、コイルLbを流れる電流Isbが検出され、電圧センサ23bによって、第6の電池情報としての第2の一次電池16bの電圧Vsbが検出される。さらに、前記二次電池15と直列に電流検出部としての電流センサ24(A)が、二次電池15と並列に電圧検出部としての電圧センサ25(V)が接続され、電流センサ24によって、第7の電池情報としての二次電池15の電流Imが検出され、電圧センサ25によって、第8の電池情報としての二次電池15の電圧Vmが検出される。さらに、前記インバータ13と直列に電流検出部としての電流センサ26(A)が、インバータ13と並列に電圧検出部としての電圧センサ27(V)が接続され、電流センサ26によって、第9の電池情報としてのインバータ13に入力される電流、すなわち、インバータ電流Iiが検出され、電圧センサ27によって、第10の電池情報としてのインバータ13に入力される電圧、すなわち、インバータ電圧Viが検出される。
ところで、前記昇圧回路制御部10は、前記電界効果トランジスタTra、Trbをスイッチングするためのデューティ比を算出すると、該デューティ比に基づいてPWM指令を算出し、前記電界効果トランジスタTra、Trbのゲートに送る。
そして、前記電界効果トランジスタTra、Trbがオンになると、コイルLa、Lbを電流Isa、Isbが流れ、電界効果トランジスタTra、Trbがオフになると、コイルLa、Lbを電流Isa、Isbが流れなくなるが、このとき発生する磁束の変化を妨げるように、ダイオードDa、Dbのカソードに高電圧が発生する。そして、前記電界効果トランジスタTra、Trbのスイッチング、すなわち、オン・オフが繰り返されると、ダイオードDa、Dbのカソード側に高電圧が繰り返し発生し、高電圧がコンデンサCによって平滑され、昇圧回路18の出力端子tm1に、スイッチングのデューティ比が高いほど高く、デューティ比が低いほど低い出力電圧が発生させられる。
次に、前記駆動モータ11を駆動する際のインバータ制御部90の動作について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるインバータ制御部の動作を示すフローチャートである。
まず、インバータ制御部90の図示されない情報取得処理手段は、情報取得処理を行い、加速指標としてのアクセル開度αを読み込む。そのために、図示されないアクセルペダルに加速指標検出部としてのアクセル開度センサが配設され、該アクセル開度センサによってアクセル開度αが検出される。次に、インバータ制御部90の図示されない車両要求トルク算出処理手段は、車両要求トルク算出処理を行い、図示されないレゾルバ等の位置検出部によって検出された駆動モータ11の磁極位置θMを読み込み、該磁極位置θMに基づいて車速vを算出する。続いて、前記車両要求トルク算出処理手段は、前記車速v及び前記アクセル開度αに基づいて車両要求トルクを算出する。
次に、インバータ制御部90の図示されない電流指令値算出処理手段は、電流指令値算出処理を行い、電圧センサ25によって検出されたインバータ電圧Viを読み込むとともに、前記磁極位置θMに基づいて算出された駆動モータ回転速度NMを読み込み、前記インバータ電圧Vi及び駆動モータ回転速度NMに基づいて電流指令値を算出する。
そして、インバータ制御部90の図示されないIGBT制御処理手段は、IGBT制御処理を行い、電流指令値に基づいてインバータ13を駆動する。その結果、駆動モータ11にU相、V相及びW相の3相の電流が供給され、駆動モータ11が駆動される。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 アクセル開度αを読み込む。
ステップS2 車両要求トルクを算出する。
ステップS3 インバータ電圧Viを読み込む。
ステップS4 駆動モータ回転速度NMを読み込む。
ステップS5 電流指令値を算出する。
ステップS6 IGBT制御処理を行い、処理を終了する。
ところで、第1、第2の一次電池16a、16bの残容量SOCsa、SOCsbが小さくなると、第1、第2の一次電池16a、16bを新しい一次電池と交換する必要があるが、残容量SOCsa、SOCsbの差にばらつきがあると、交換する時期にばらつきが生じてしまう。
その場合、操作者である運転者は、交換する時期を常に考慮しながら電動車両を走行させる必要があり、例えば、長距離を走行させる場合、走行計画を立てるのが困難になってしまう。
また、残容量SOCsa、SOCsbが同時に小さくなると、一度に第1、第2の一次電池16a、16bを交換する必要が生じ、その作業が煩わしい。
そこで、本実施の形態においては、第1、第2の一次電池16a、16bのうちの一方の一次電池の残容量が0〔%〕になったときに、他方の一次電池の残容量が50〔%〕になるように、すなわち、残容量SOCsa、SOCsbの差が目標値である50〔%〕になるように、第1、第2の一次電池16a、16bの出力Wsa、Wsbのうちの少なくとも一方、本実施の形態においては、出力Wsa、Wsbのうちの一方が制御される。
図3は本発明の第1の実施の形態における電池ハイブリッドシステムの動作を示すメインフローチャート、図4は本発明の第1の実施の形態における一次電池出力制御処理のサブルーチンを示す第1の図、図5は本発明の第1の実施の形態における一次電池出力制御処理のサブルーチンを示す第2の図である。
まず、昇圧回路制御部10の図示されない電池情報取得処理手段は、電池情報取得処理を行い、二次電池15の残容量SOCm、第1、第2の一次電池16a、16bの残容量SOCsa、SOCsb、並びに第1、第2の一次電池16a、16bの電流Isa、Isb及び電圧Vsa、Vsbを読み込むことによって取得する。
続いて、前記昇圧回路制御部10の図示されない第1の電池使用処理手段は、第1の電池使用処理を行い、二次電池15の使用を開始する。そして、前記昇圧回路制御部10の図示されない残容量判断処理手段は、残容量判断処理を行い、残容量SOCmが閾値としての上限値SOCH、本実施の形態においては、40〔%〕より大きいかどうかを判断する。残容量SOCmが40〔%〕以下である場合、前記残容量判断処理手段は、残容量SOCmが閾値としての下限値SOCL、本実施の形態においては、20〔%〕より小さいかどうかを判断する。
二次電池15の使用に伴って、残容量SOCmが20〔%〕より小さくなった場合、昇圧回路制御部10の図示されない第2の電池使用処理手段は、第2の電池使用処理を行い、第1、第2の一次電池16a、16bの使用を開始する。
そして、前記昇圧回路制御部10の図示されない電池出力制御処理手段としての一次電池出力制御処理手段は、電池出力制御処理としての一次電池出力制御処理を行い、第1、第2の一次電池16a、16bの出力Wsa、Wsbを制御する。
そして、第1、第2の一次電池16a、16bの使用の開始に伴って、残容量SOCmが40〔%〕より大きくなると、前記第2の電池使用処理手段は、第1、第2の一次電池16a、16bの使用を停止する。
次に、図3のフローチャートについて説明する。
ステップS11 二次電池15の残容量SOCmを読み込む。
ステップS12 残容量SOCmが40〔%〕より大きいかどうかを判断する。残容量SOCmが40〔%〕より大きい場合はステップS13に、残容量SOCmが40〔%〕以下である場合はステップS14に進む。
ステップS13 第1、第2の一次電池16a、16bの使用を停止し、処理を終了する。
ステップS14 残容量SOCmが20〔%〕より小さいかどうかを判断する。残容量SOCmが20〔%〕より小さい場合はステップS15に、残容量SOCmが20〔%〕以上である場合はステップS16に進む。
ステップS15 第1、第2の一次電池16a、16bの使用を開始する。
ステップS16 一次電池出力制御処理を行い、処理を終了する。
次に、前記一次電池出力制御処理手段の動作について説明する。なお、この場合、残容量SOCsaが残容量SOCsbより50〔%〕小さい場合について説明する。
まず、前記一次電池出力制御処理手段の電池情報取得処理手段は、電池情報取得処理を行い、残容量SOCsa、SOCsbを読み込むことによって取得し、前記一次電池出力制御処理手段の出力算出処理手段は、出力算出処理を行い、第1の一次電池16aの電流Isa及び電圧Vsaを読み込み、第1の一次電池16aの出力Wsa
Wsa=Isa・Vsa
を算出する。
そして、前記一次電池出力制御処理手段の出力判断処理手段は、出力判断処理を行い、出力Wsaがあらかじめ設定された閾値としての下限出力WsLより小さいかどうかを判断する。出力Wsaが下限出力WsLより小さい場合、前記一次電池出力制御処理手段の電池使用処理手段は、電池使用処理を行い、第1の一次電池16aの使用を終了する。そして、前記第一次電池出力制御処理手段の通知処理手段は、通知処理を行い、第1の一次電池16aの使用を終了したことを電動車両のインストルメントパネルに配設された図示されない表示部に表示し、運転者に通知する。
出力Wsaが下限出力WsL以上である場合、前記出力算出処理手段は、第2の一次電池16bの電流Isb及び電圧Vsbを読み込み、第2の一次電池16bの出力Wsb
Wsb=Isb・Vsb
を算出する。
続いて、前記一次電池出力制御処理手段の要求電力取得処理手段としてのインバータ要求電力取得処理手段は、要求電力取得処理としてのインバータ要求電力取得処理を行い、駆動モータ11を駆動するのに必要な要求電力としてのインバータ要求電力Wiをインバータ制御部90から読み込むことによって取得する。
そのために、該インバータ制御部90の図示されない要求電力算出処理手段としてのインバータ要求電力算出処理手段は、要求電力算出処理としてのインバータ要求電力算出処理を行い、インバータ電圧Vi及びインバータ電流Iiを読み込み、前記インバータ要求電力Wi
Wi=Vi・Ii
を算出する。本実施の形態においては、インバータ制御部90においてインバータ要求電力Wiが算出されるようになっているが、昇圧回路制御部10においてインバータ要求電力Wiを算出することもできる。
そして、前記一次電池出力制御処理手段の目標出力算出処理手段は、目標出力算出処理を行い、インバータ要求電力Wiを読み込み、該インバータ要求電力Wiの移動平均値(時間の経過に伴って算出されるインバータ要求電力Wiの平均値)を算出し、前記移動平均値を第1、第2の一次電池16a、16bの目標出力Wsrとする。
次に、前記一次電池出力制御処理手段の出力差分算出処理手段は、出力差分算出処理を行い、目標出力Wsrと第1、第2の一次電池16a、16bの出力Wsa、Wsbとの出力差分δWs
δWs=Wsr−(Wsa+Wsb)
を算出する。また、前記一次電池出力制御処理手段の残容量偏差算出処理手段は、残容量偏差算出処理を行い、残容量SOCsa、SOCsbの差が50〔%〕になるように、残容量偏差ΔSOCs
ΔSOCs=50−(SOCsb−SOCsa)
を算出する。
続いて、一次電池出力制御処理手段の残容量偏差判断処理手段は、残容量偏差判断処理を行い、残容量SOCsa、SOCsbの差が50〔%〕より大きいかどうかを、残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕より小さいかどうかによって判断する。また、前記一次電池出力制御処理手段の出力差分判断処理手段は、出力差分判断処理を行い、出力Wsa、Wsbが目標出力Wsrより大きいかどうかを、出力差分δWsが0〔W〕より小さいかどうかによって判断する。
そして、残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕より小さく、出力差分δWsが0〔W〕より小さい場合、残容量SOCsa、SOCsbの差が50〔%〕より大きく、出力Wsa、Wsbが目標出力Wsrより大きいので、一次電池出力制御処理手段の出力変更処理手段としてのデューティ比算出処理手段は、出力変更処理としてのデューティ比算出処理を行い、出力Wsaを小さくすることによって残容量SOCsa、SOCsbの差を50〔%〕にする。そのために、前記デューティ比算出処理手段は、残容量偏差ΔSOCs及び出力差分δWsrを読み込み、電界効果トランジスタTraをスイッチングするためのデューティ比Dutyaを変更し、小さくする。小さくされた後のデューティ比Dutyaの値をDutya’とし、比例定数をk1、k2とすると、値Dutya’は、
Dutya’=Dutya+k1・ΔSOCs+k2・δWs
にされる。このように、残容量SOCsa、SOCsbの差が過大であり、出力Wsa、Wsbが過大である場合、出力Wsaが小さくされるので、出力Wsa、Wsbを目標出力Wsrにし、残容量SOCsa、SOCsbの差を50〔%〕にすることができる。
また、残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕より小さく、出力差分δWsが0〔W〕以上である場合、残容量SOCsa、SOCsbの差が50〔%〕より大きく、出力Wsa、Wsbが目標出力Wsr以下であるので、デューティ比算出処理手段は、出力Wsbを大きくすることによって残容量SOCsa、SOCsbの差を50〔%〕にする。そのために、前記デューティ比算出処理手段は、残容量偏差ΔSOCs及び出力差分δWsを読み込み、電界効果トランジスタTrbをスイッチングするためのデューティ比Dutybを変更し、大きくする。変更された後のデューティ比Dutybの値をDutyb’とし、比例定数をk3、k4とすると、値Dutyb’は、
Dutyb’=Dutyb−k3・ΔSOCs+k4・δWs
にされる。このように、残容量SOCsa、SOCsbの差が過大であり、出力Wsa、Wsbが過小である場合、出力Wsbが大きくされるので、出力Wsa、Wsbを目標出力Wsrにし、残容量SOCsa、SOCsbの差を50〔%〕にすることができる。
そして、残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕以上であり、出力差分δWsが0〔W〕より小さい場合、残容量SOCsa、SOCsbの差が50〔%〕以下であり、出力Wsa、Wsbが目標出力Wsrより大きいので、前記デューティ比算出処理手段は、出力Wsbを小さくすることによって残容量SOCsa、SOCsbの差を50〔%〕にする。そのために、前記デューティ比算出処理手段は、残容量偏差ΔSOCs及び出力差分δWsを読み込み、デューティ比Dutybを変更し、小さくする。小さくされた後のデューティ比Dutybの値をDutyb’とし、比例定数をk5、k6とすると、値Dutyb’は、
Dutyb’=Dutyb−k5・ΔSOCs+k6・δWs
にされる。このように、残容量SOCsa、SOCsbの差が過小であり、出力Wsa、Wsbが過大である場合、出力Wsbが小さくされるので、出力Wsa、Wsbを目標出力Wsrにし、残容量SOCsa、SOCsbの差を50〔%〕にすることができる。
また、残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕以上であり、出力差分δWsが0〔W〕以上である場合、残容量SOCsa、SOCsbの差が50〔%〕以下であり、出力Wsa、Wsbが目標出力Wsr以下であるので、デューティ比算出処理手段は、出力Wsaを大きくすることによって残容量SOCsa、SOCsbの差を50〔%〕にする。そのために、前記デューティ比算出処理手段は、残容量偏差ΔSOCs及び出力差分δWsを読み込み、電界効果トランジスタTraをスイッチングするためのデューティ比Dutyaを変更し、大きくする。変更された後のデューティ比Dutyaの値をDutya’とし、比例定数をk7、k8とすると、値Dutya’は、
Dutya’=Dutya−k7・ΔSOCs+k8・δWs
にされる。このように、残容量SOCsa、SOCsbの差が過小であり、出力Wsa、Wsbが過小である場合、出力Wsaが大きくされるので、出力Wsa、Wsbを目標出力Wsrにし、残容量SOCsa、SOCsbの差を50〔%〕にすることができる。
このように、残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕より小さいかどうかが判断され、残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕より小さい場合に、出力Wsaが小さくされるか、又は出力Wsbが大きくされ、残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕以上である場合に、出力Wsbが小さくされるか、又は出力Wsaが大きくされるので、残容量SOCsa、SOCsbの差を50〔%〕にすることができる。
また、出力差分δWsが0〔W〕より小さいかどうかが判断され、出力差分δWsが0〔W〕より小さい場合に出力Wsa又は出力Wsbが小さくされ、出力差分δWsが0〔W〕以上である場合に、出力Wsa又は出力Wsbが大きくされるので、出力Wsa、Wsbを目標出力Wsrにすることができる。
したがって、残容量SOCsa、SOCsbの差が50〔%〕にされ、ばらつきがなくなるので、第1、第2の一次電池16a、16bを交換する時期にばらつきが生じるのを防止することができる。
その結果、運転者は、第1、第2の一次電池16a、16bを交換する時期を考慮しながら電動車両を走行させる必要がなくなるので、例えば、長距離を走行させる場合、走行計画を容易に立てることができる。
また、残容量SOCsa、SOCsbが同時に小さくならないので、第1、第2の一次電池16a、16bを同時に交換する必要がなくなり、交換のための作業を簡素化することができる。
次に、図4及び5のフローチャートについて説明する。
ステップS16−1 第1の一次電池16aの残容量SOCsaを読み込む。
ステップS16−2 第2の一次電池16bの残容量SOCsbを読み込む。
ステップS16−3 第1の一次電池16aの出力Wsaを算出する。
ステップS16−4 出力Wsaが下限出力WsLより小さいかどうかを判断する。出力Wsaが下限出力WsLより小さい場合はステップS16−5に、出力Wsaが下限出力WsL以上である場合はステップS16−7に進む。
ステップS16−5 第1の一次電池16aの使用を終了する。
ステップS16−6 通知処理を行い、リターンする。
ステップS16−7 第2の一次電池16bの出力Wsbを算出する。
ステップS16−8 インバータ要求電力取得処理を行う。
ステップS16−9 第1、第2の一次電池16a、16bの目標出力Wsrを算出する。
ステップS16−10 出力差分δWsを算出する。
ステップS16−11 残容量偏差ΔSOCsを算出する。
ステップS16−12 残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕より小さいかどうかを判断する。残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕より小さい場合はステップS16−13に、残容量偏差ΔSOCsが0〔%〕以上である場合はステップS16−16に進む。
ステップS16−13 出力差分δWsが0〔w〕より小さいかどうかを判断する。出力差分δWsが0〔w〕より小さい場合はステップS16−14に、出力差分δWsが0〔w〕以上である場合はステップS16−15に進む。
ステップS16−14 第1の一次電池16aの出力Wsaを小さくし、ステップS16−1に戻る。
ステップS16−15 第2の一次電池16bの出力Wsbを大きくし、ステップS16−1に戻る。
ステップS16−16 出力差分δWsが0〔w〕より小さいかどうかを判断する。出力差分δWsが0〔w〕より小さい場合はステップS16−17に、出力差分δWsが0〔w〕以上である場合はステップS16−18に進む。
ステップS16−17 第2の一次電池16bの出力Wsbを小さくし、ステップS16−1に戻る。
ステップS16−18 第1の一次電池16aの出力Wsaを大きくし、ステップS16−1に戻る。
次に、残容量SOCsa、SOCsbの差があらかじめ設定された目標値としての閾値SOCthになるように、出力Wsa、Wsbのうちの少なくとも一方、本実施の形態においては、出力Wsa、Wsbのうちの一方を制御するようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、この場合、残容量SOCsaが残容量SOCsbより閾値SOCthだけ小さい場合について説明する。また、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図6は本発明の第2の実施の形態における一次電池出力制御処理のサブルーチンを示す第1の図、図7は本発明の第2の実施の形態における一次電池出力制御処理のサブルーチンを示す第2の図である。
まず、前記一次電池出力制御処理手段の前記電池情報取得処理手段は、第2の電池としての、かつ、補助電池としての第1、第2の一次電池16a、16bの残容量SOCsa、SOCsbを読み込むことによって取得し、前記一次電池出力制御処理手段の前記出力算出処理手段は、第1の一次電池16aの電流Isa及び電圧Vsaを読み込み、第1の一次電池16aの出力Wsa
Wsa=Isa・Vsa
を算出する。
そして、前記一次電池出力制御処理手段の前記出力判断処理手段は、出力Wsaがあらかじめ設定された閾値としての下限出力WsLより小さいかどうかを判断する。出力Wsaが下限出力WsLより小さい場合、前記一次電池出力制御処理手段の前記電池使用処理手段は、第1の一次電池16aの使用を終了する。そして、前記一次電池出力制御処理手段の前記通知処理手段は、第1の一次電池16aの使用を終了したことを表示部に表示し、運転者に通知する。
出力Wsaが下限出力WsL以上である場合、前記出力算出処理手段は、第2の一次電池16bの電流Isb及び電圧Vsbを読み込み、第2の一次電池16bの出力Wsb
Wsb=Isb・Vsb
を算出する。
続いて、前記一次電池出力制御処理手段の前記インバータ要求電力取得処理手段は、インバータ要求電力Wiをインバータ制御部90から読み込むことによって取得する。
そして、前記一次電池出力制御処理手段の前記目標出力算出処理手段は、インバータ要求電力Wiを読み込み、該インバータ要求電力Wiの移動平均値を算出し、移動平均値を第1、第2の一次電池16a、16bの目標出力Wsrとする。
次に、前記一次電池出力制御処理手段の前記出力差分算出処理手段は、出力差分算出処理を行い、目標出力Wsrと第1、第2の一次電池16a、16bの出力Wsa、Wsbとの出力差分δWs
δWs=Wsr−(Wsa+Wsb)
を算出する。また、前記一次電池出力制御処理手段の残容量差分算出処理手段は、残容量差分算出処理を行い、残容量SOCsa、SOCsbの残容量差分δSOCs
δSOCs=SOCsb−SOCsa
を算出する。
次に、前記一次電池出力制御処理手段の前記残容量差分判断処理手段は、残容量SOCsa、SOCsbの差が閾値SOCthより大きいかどうかを、残容量差分δSOCsが閾値SOCthより大きいかどうかによって判断する。また、前記一次電池出力制御処理手段の前記出力差分判断処理手段は、出力Wsa、Wsbが目標出力Wsrより大きいかどうかを、出力差分δWsが0〔W〕より小さいかどうかによって判断する。
そして、残容量差分δSOCsが閾値SOCthより小さく、出力差分δWsが0〔W〕より小さい場合、残容量SOCsa、SOCsbの差が閾値SOCthより大きく、出力Wsa、Wsbが目標出力Wsrより大きいので、前記一次電池出力制御処理手段の前記デューティ比算出処理手段は、出力Wsaを小さくすることによって残容量SOCsa、SOCsbの差を閾値SOCthにする。そのために、前記デューティ比算出処理手段は、出力差分δWsを読み込み、スイッチング素子としての電界効果トランジスタTra(図1)をスイッチングするためのデューティ比Dutyaを変更し、小さくする。小さくされた後のデューティ比Dutyaの値をDutya’とし、比例定数をk11とすると、値Dutya’は、
Dutya’=Dutya+k11・δWs
にされる。このように、残容量SOCsa、SOCsbの差が過大であり、出力Wsa、Wsbが過大である場合、出力Wsaが小さくされるので、出力Wsa、Wsbを目標出力Wsrにし、残容量SOCsa、SOCsbの差を閾値SOCthにすることができる。
また、残容量差分δSOCsが閾値SOCthより小さく、出力差分δWsが0〔W〕以上である場合、残容量SOCsa、SOCsbの差が閾値SOCthより大きく、出力Wsa、Wsbが目標出力Wsr以下であるので、前記デューティ比算出処理手段は、出力Wsbを大きくすることによって残容量SOCsa、SOCsbの差を閾値SOCthにする。そのために、前記デューティ比算出処理手段は、出力差分δWsを読み込み、スイッチング素子としての電界効果トランジスタTrbをスイッチングするためのデューティ比Dutybを変更し、大きくする。変更された後のデューティ比Dutybの値をDutyb’とし、比例定数をk12とすると、値Dutyb’は、
Dutyb’=Dutyb+k12・δWs
にされる。このように、残容量SOCsa、SOCsbの差が過大であり、出力Wsa、Wsbが過小である場合、出力Wsbが大きくされるので、出力Wsa、Wsbを目標出力Wsrにし、残容量SOCsa、SOCsbの差を閾値SOCthにすることができる。
そして、残容量差分δSOCsが閾値SOCth以上であり、出力差分δWsが0〔W〕より小さい場合、残容量SOCsa、SOCsbの差が閾値SOCth以下であり、出力Wsa、Wsbが目標出力Wsrより大きいので、前記デューティ比算出処理手段は、出力Wsbを小さくすることによって残容量SOCsa、SOCsbの差を閾値SOCthにする。そのために、前記デューティ比算出処理手段は、出力差分δWsを読み込み、デューティ比Dutybを変更し、小さくする。小さくされた後のデューティ比Dutybの値をDutyb’とし、比例定数をk13とすると、値Dutyb’は、
Dutyb’=Dutyb+k13・δWs
にされる。このように、残容量SOCsa、SOCsbの差が過小であり、出力Wsa、Wsbが過大である場合、出力Wsbが小さくされるので、出力Wsa、Wsbを目標出力Wsrにし、残容量SOCsa、SOCsbの差を閾値SOCthにすることができる。
また、残容量差分δSOCsが閾値SOCth以上であり、出力差分δWsが0〔W〕以上である場合、残容量SOCsa、SOCsbの差が閾値SOCthより大きく、出力Wsa、Wsbが目標出力Wsr以下であるので、前記デューティ比算出処理手段は、出力Wsaを大きくすることによって残容量SOCsa、SOCsbの差を閾値SOCthにする。そのために、前記デューティ比算出処理手段は、出力差分δWsを読み込み、電界効果トランジスタTraをスイッチングするためのデューティ比Dutyaを変更し、大きくする。変更された後のデューティ比Dutyaの値をDutya’とし、比例定数をk14とすると、値Dutya’は、
Dutya’=Dutya+k14・δWs
にされる。このように、残容量SOCsa、SOCsbの差が過小であり、出力Wsa、Wsbが過小である場合、出力Wsaが大きくされるので、出力Wsa、Wsbを目標出力Wsrにし、残容量SOCsa、SOCsbの差を閾値SOCthにすることができる。
このように、残容量差分δSOCsが閾値SOCthより小さいかどうかが判断され、残容量差分δSOCsが閾値SOCthより小さい場合に、出力Wsaが小さくされるか、又は出力Wsbが大きくされ、残容量差分δSOCsが閾値SOCth以上である場合に、出力Wsbが小さくされるか、又は出力Wsaが大きくされるので、残容量SOCsa、SOCsbの差を閾値SOCthにすることができる。
また、出力差分δWsが0〔W〕より小さいかどうかが判断され、出力差分δWsが0〔W〕より小さい場合に出力Wsa又は出力Wsbが小さくされ、出力差分δWsが0〔W〕以上である場合に、出力Wsa又は出力Wsbが大きくされるので、出力Wsa、Wsbを目標出力Wsrにすることができる。
したがって、残容量SOCsa、SOCsbの差が閾値SOCthにされ、ばらつきがなくなるので、第1、第2の一次電池16a、16bを交換する時期にばらつきが生じるのを防止することができる。
その結果、運転者は、第1、第2の一次電池16a、16bを交換する時期を考慮しながら電動車両を走行させる必要がなくなるので、例えば、長距離を走行させる場合、走行計画を容易に立てることができる。
また、残容量SOCsa、SOCsbが同時に小さくならないので、第1、第2の一次電池16a、16bを同時に交換する必要がなくなり、交換のための作業を簡素化することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS16−21 第1の一次電池16aの残容量SOCsaを読み込む。
ステップS16−22 第2の一次電池16bの残容量SOCsbを読み込む。
ステップS16−23 第1の一次電池16aの出力Wsaを算出する。
ステップS16−24 出力Wsaが下限出力WsLより小さいかどうかを判断する。出力Wsaが下限出力WsLより小さい場合はステップS16−25に、出力Wsaが下限出力WsL以上である場合はステップS16−27に進む。
ステップS16−25 第1の一次電池16aの使用を終了する。
ステップS16−26 通知処理を行い、リターンする。
ステップS16−27 第2の一次電池16bの出力Wsbを算出する。
ステップS16−28 インバータ要求電力取得処理を行う。
ステップS16−29 第1、第2の一次電池16a、16bの目標出力Wsrを算出する。
ステップS16−30 出力差分δWsを算出する。
ステップS16−31 残容量差分δSOCsを算出する。
ステップS16−32 残容量差分δSOCsが閾値SOCthより小さいかどうかを判断する。残容量差分δSOCsが閾値SOCthより小さい場合はステップS16−33に、残容量差分δSOCsが閾値SOCth以上である場合はステップS16−36に進む。
ステップS16−33 出力差分δWsが0〔w〕より小さいかどうかを判断する。出力差分δWsが0〔w〕より小さい場合はステップS16−34に、出力差分δWsが0〔w〕以上である場合はステップS16−35に進む。
ステップS16−34 第1の一次電池16aの出力Wsaを小さくし、ステップS16−21に戻る。
ステップS16−35 第2の一次電池16bの出力Wsbを大きくし、ステップS16−21に戻る。
ステップS16−36 出力差分δWsが0〔w〕より小さいかどうかを判断する。出力差分δWsが0〔w〕より小さい場合はステップS16−37に、出力差分δWsが0〔w〕以上である場合はステップS16−38に進む。
ステップS16−37 第2の一次電池16bの出力Wsbを小さくし、ステップS16−21に戻る。
ステップS16−38 第1の一次電池16aの出力Wsaを大きくし、ステップS16−21に戻る。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 昇圧回路制御部
11 駆動モータ
14 電源部
15 二次電池
16a、16b 第1、第2の一次電池
18 昇圧回路
90 インバータ制御部
SOCsa、SOCsb 残容量
SOCth 閾値
Wsa、Wsb 出力

Claims (7)

  1. 電動機械と、
    第1の電池と、
    該第1の電池と並列に接続された二つの第2の電池と、
    前記第1、第2の電池のうちの第2の電池だけの出力を変更するための出力変更部と、
    制御装置とを有するとともに、
    該制御装置は、前記出力変更部において、各第2の電池の各出力のうちの一方の出力を制御することによって、各第2の電池の使用を開始してから終了するまでの間、各第2の電池のうちの一方の第2の電池の残容量と、各第2の電池のうちの他方の第2の電池の残容量との差が一定の目標値になるようにする電池出力制御処理手段を備えることを特徴とする電池ハイブリッドシステム。
  2. 前記出力変更部は前記第1、第2の電池間に接続される請求項1に記載の電池ハイブリッドシステム。
  3. 前記制御装置は、各第2の電池の残容量を取得する電池情報取得処理手段、並びに前記出力変更部において、前記各第2の電池のうちの一方の第2の電池の残容量と他方の第2の電池の残容量との差、及び各第2の電池の出力に基づいて、該各出力のうちの一方の出力を制御することによって、前記差が前記目標値になるようにする電池出力制御処理手段を備える請求項1又は2に記載の電池ハイブリッドシステム。
  4. 前記制御装置は、前記電動機械を駆動するのに必要な要求電力を取得する要求電力取得処理手段、及び第2の電池の目標出力を算出する目標出力算出処理手段を備えるとともに、
    前記電池出力制御処理手段は、第2の電池の出力が目標出力になるように各第2の電池の各出力のうちの一方の出力を制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池ハイブリッドシステム。
  5. 前記電池出力制御処理手段は、前記差が電池容量の50〔%〕になるように各第2の電池の各出力のうちの一方の出力を制御する請求項1〜4のいずれか1項に記載の電池ハイブリッドシステム。
  6. 前記電池出力制御処理手段は、前記差が閾値になるように各第2の電池の各出力のうちの一方の出力を制御する請求項1〜5のいずれか1項に記載の電池ハイブリッドシステム。
  7. 前記第1の電池は充電可能な電池であり、
    前記第2の電池は充電不能な電池である請求項1〜6のいずれか1項に記載の電池ハイブリッドシステム。
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