JP5493268B2 - 排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システム - Google Patents

排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システム Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関の排気ガス中の微粒子状物質(PM)を浄化するディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)の再生の開始を判定する場合に、PMの堆積推定量を算出し、この堆積推定量が再生開始用閾値を超えたときに、再生開始と判定する排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システムに関する。
車両搭載の内燃機関の排気通路に設けたディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)の再生の要否の判断に際しては、図8に示すように、DPFの前後の差圧や車両の走行距離を使用している。PM堆積量が増加すると、それに伴ってDPF前後差圧aが上昇するので、このDPF前後差圧aが所定のDPF再生要求用差圧閾値bを超えたときに、フィルタをPMの燃焼温度以上に上昇させる再生制御が必要であると判断したり、あるいは、車両の走行距離cが所定のDPF再生要求用走行距離閾値dを超えたときに、再生制御が必要であると判断し、再生方法を決定した後DPF再生要求を出力している。また、再生制御の終了の判断に際しては、再生制御のDPF再生時間eが所定のDPF再生終了用時間閾値fを超えた場合に再生終了と判断し、DPF再生終了を出力している。
例えば、特開2006−316733号公報に記載された内燃機関の排ガス浄化装置では、エンジン回転数と燃料噴射量とからPM排出量マップを参照して求めたPMの排出量と燃焼するPMの再生量との差を積算して求めたPM堆積量が、所定の第1しきい値に達したときに、フィルタの再生を行い、また、内燃機関の回転数を所定の回転数に上昇させたときの差圧を計測して、この計測差圧値から推定したPM堆積量が、所定の第2しきい値以上のときには、PMが過剰に堆積しているとして、再生を禁止している(例えば、特許文献1参照。)。この排ガス浄化装置では、内燃機関の回転数を増加させて排ガス量を増加し、排圧及び差圧を大きくすることで、計測差圧値に基づくPMの堆積量の推定精度を上げている。
しかしながら、これらの従来技術においては、PM堆積量の増減とDPF前後の差圧の増減との相関関係は高いとの考えに基づいているが、本発明者らの実験結果によれば、実験結果をモデル化した図6に示すように、PMの堆積量が増加する時(実線)とDPFの再生処理によってPMの堆積量が減少する時(点線)とでは、PM堆積量とDPF前後差圧の関係にヒステリシスがあり、1対1対応では無いことが見出され、直接の相関関係は低い傾向にあることが分かった。
この結果によると、DPF前後の計測差圧値からPM堆積量を推定して再生制御を開始する制御を行う場合には、計測差圧値が高いにも拘らず、実際のPM堆積量が少ないという場合や、計測差圧値が低いにも拘らず、実際のPM堆積量が多いという場合が発生する恐れがある。このような事態が生じると、無用な再生制御の頻度が増えたり、PMの過捕集が生じて、その後の再生時の熱暴走によるフィルタの破損が生じたりする。
また、PM堆積量の推定精度が悪い状態において、このPM堆積推定量を用いた再生制御の終了の判断を行う場合は、終了判定が早いときには、PM燃焼が未完了の状態で再生終了するので、排気圧力の増加による燃費の悪化の問題が発生し、終了判定が遅いときには、PMの燃焼の完了後も再生制御が継続するので、この無用な再生制御による燃費の悪化の問題が発生する。
これに関連して、DPFの再生処理でも燃焼できずに残るアッシュの堆積量の推定値に基づいて、フィルタの有効容積の変化を判定し、この判定結果とフィルタの前後差圧の検出値とからPMの堆積を推定するパティキュレート堆積量推定装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
このパティキュレート堆積量推定装置では、PMの堆積量が増大変化するときの堆積量に対する差圧の変化と、堆積量が減少するときの差圧の変化とが同一軌跡を辿らないとの考えのもと、差圧と堆積量のヒステリシス特性を実験的に求めて、増大変化時と減少変化時で差圧分をPM堆積量に変換する特性を切り換えるようにして、推定精度を高めようとしている。この装置では、差圧と堆積量のヒステリシス特性として閉ループのヒステリシスを考えているために、単に特性の切り換えで対応している。
しかしながら、DPFの再生では、その時の内燃機関の運転状態の影響を受けるために、いつも同じPM堆積状態になってから再生を開始できるとは限らず、また、同じPM堆積状態になるまで再生を継続できるとは限らないので、必ずしも、同じヒステリシスの閉ループ内を移動しない。そのため、閉ループを考慮した差圧とPM堆積量との対応関係を用いても、精度よくPMの堆積量を推定することは難しい。更に、DPFの製品の個体差によっても、差圧とPM堆積量との関係にはバラツキがあるため、差圧計測値からPM堆積量を推定する場合には誤差が大きくなるという問題がある。
特開2006−316733号公報 特開2007−16684号公報
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、DPFを備え、PMの堆積量の推定値が所定の再生開始用閾値を超えたときに再生制御を開始する排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システムにおいて、PMの堆積中と再生制御中でのPMの堆積量を精度よく推定できて、DPF再生のための燃料消費量の抑制とPMの過剰堆積に起因するフィルタの破損の防止を図ることができる排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システムを提供することにある。
上記のような目的を達成するための排気ガス浄化システムの制御方法は、内燃機関の排気ガス中の微粒子状物質を浄化するディーゼルパティキュレートフィルタを内燃機関の排気通路に備え、このディーゼルパティキュレートフィルタの再生の開始を判定する場合に、微粒子状物質の堆積推定量を算出し、この堆積推定量が再生開始用閾値を超えたときに、再生開始と判定すると共に、エンジン運転状態に基づいて算出した堆積量増加速度に、予め設定された複数の異なる所定値から差圧推定値に基づいて1つ選択された差圧増加時用の所定値である第1係数を乗じて差圧増加速度を算出し、フィルタ温度指標温度に基づいて算出した差圧減少速度に、予め設定された複数の異なる所定値から前記差圧推定値に基づいて1つ選択された差圧減少時用の所定値である第2係数を乗じて堆積量減少速度を算出し、前記差圧増加速度と前記差圧減少速度の差に所定のインターバルの時間を乗算した結果を前記所定のインターバルごとに積算して、前記所定のインターバルの時間における差圧変化を反映した差圧推定値を算出すると共に、前記堆積量増加速度と前記堆積量減少速度の差に所定のインターバルの時間を乗算した結果を前記所定のインターバルごとに積算して、前記堆積推定量を算出する排気ガス浄化システムの制御方法であって、前記第1係数と前記第2係数は所定の差圧推定値において異なる値に設定されることを特徴とする方法である。
この方法では、差圧とPMの堆積量との直接の関係ではなく、差圧増加速度と堆積量増加速度の関係と、差圧減少速度と堆積量減少速度との関係を用いて、PMの堆積推定量を算出する。これらの両速度間の関係は、予め、実験などによって求めておき、再生制御装置に入力しておく。また、エンジン運転状態は、通常は主としてエンジン回転数と燃料噴射量(又は、この燃料噴射量に直接関係する負荷)で表される。
この方法によれば、差圧センサ等で実測される差圧計測値を用いることなく、差圧推定値を媒介にして、PMの堆積推定量を算出するので、差圧とPMの堆積量との関係を精度よく把握できなくても、PMの堆積量を高精度で推定できる。従って、不要なDPF再生制御の頻度を減少することができて、再生のための燃料消費量を減少することができ、燃費の悪化を抑制することができる。また、PMの過捕集を回避して熱暴走によるDPFの溶損を防止できる。
また、エンジン回転数と燃料噴射量とフィルタ温度指標温度の3つのパラメータでPMの堆積推定量を算出するので、算出方法がシンプルな構成となり、再生制御装置における計算負荷が軽くなる。その上、差圧計測値を用いずに堆積推定量を算出するので、差圧センサが不要になり、システムが単純化すると共に、差圧センサ分のコストも低減できる。
更に、前記第1係数と前記第2係数を前記差圧推定値に従って変化させると、差圧増加速度と堆積量増加速度の関係と、差圧減少速度と堆積量減少速度との関係をより精密に表現できるので、PMの堆積量をより精度よく推定できるようになる。
上記の排気ガス浄化システムの制御方法において、前記堆積量増加速度を、フィルタ温度指標温度が所定の温度閾値以上のときにゼロとする。この所定の温度閾値としては、この温度より低い温度では、PMは堆積するが、この温度を超えるとPMは燃焼して、堆積しなくなるという温度、所謂バランスポイント温度を採用する。
このフィルタ温度指標温度は、DPF(フィルタ)の温度を表すための温度であり、DPFの内部で測定した温度を用いることが望ましいが、実際には内部温度の測定が難しいので、DPFに流入する排気ガスの温度で代用したり、DPFから流出する排気ガスの温度で代用したり、両者の温度の平均温度で代用したりする。
また、上記のような目的を達成するための排気ガス浄化システムは、内燃機関の排気ガス中の微粒子状物質を浄化するディーゼルパティキュレートフィルタを内燃機関の排気通路に備えると共に、このディーゼルパティキュレートフィルタの再生のための制御を行う再生制御装置を備え、この再生制御装置が、再生制御の開始を判定する場合に、微粒子状物質の堆積推定量を算出し、この堆積推定量が再生開始用閾値を超えたときに、再生開始と判定すると共に、前記再生制御装置が、エンジン運転状態に基づいて算出した堆積量増加速度に、予め設定された複数の異なる所定値から差圧推定値に基づいて1つ選択された差圧増加時用の所定値である第1係数を乗じて差圧増加速度を算出し、フィルタ温度指標温度に基づいて算出した差圧減少速度に、予め設定された複数の異なる所定値から前記差圧推定値に基づいて1つ選択された差圧減少時用の所定値である第2係数を乗じて堆積量減少速度を算出し、前記差圧増加速度と前記差圧減少速度の差に所定のインターバルの時間を乗算した結果を前記所定のインターバルごとに積算して、前記所定のインターバルの時間における差圧変化を反映した差圧推定値を算出すると共に、前記堆積量増加速度と前記堆積量減少速度の差に所定のインターバルの時間を乗算した結果を前記所定のインターバルごとに積算して、前記堆積推定量を算出する排気ガス浄化システムであって、前記再生制御装置は、前記第1係数と前記第2係数は所定の差圧推定値において異なる値に設定されるように構成される。
この排気ガス浄化システムでは、PM堆積中とDPF再生制御中におけるPM堆積量の増減速度とDPF前後差圧の増減速度との関係を考慮したPMの堆積量の推定計算を行い、PMの堆積推定量が再生開始用閾値を超えたときにDPFの再生制御が必要であると判定する。
このシステムによれば、実測される差圧計測値を用いることなく、差圧推定値を媒介にして、微粒子状物質(PM)の堆積推定量を算出するので、差圧計測値とPMの堆積量との関係が正確に把握できなくても、正確にPMの堆積量を推定できる。
更に、前記再生制御装置が、前記第1係数と前記第2係数を前記差圧推定値に従って変化させるように構成したり、前記堆積量増加速度を、フィルタ温度指標温度が所定の温度閾値以上のときにゼロとするように構成したりすると、PMの堆積量をより精度よく推定できるようになる。
本発明に係る排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システムによれば、実測される差圧計測値を用いることなく、堆積速度と差圧変化速度との関係がPM堆積時とDPF再生時とで異なることを考慮して、差圧推定値を媒介にして、PMの堆積推定量を算出するので、差圧計測値とPMの堆積量との直接の関係が正確に把握できなくても、PMの堆積量を精度よく推定できる。
従って、不要なDPF再生制御の頻度を減少することができて、再生のための燃料消費量を減少することができ、燃費の悪化を抑制することができる。また、PMの過捕集を回避して熱暴走によるDPFの溶損を防止できる。
以下、本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1に、本発明の実施の形態の排気ガス浄化システム1の構成を示す。この排気ガス浄化システム1は、エンジン(E)2の排気通路3に、排気ガス中の微粒子状物質(以下PM)を捕集するディーゼルパティキュレートフィルタ(以下、DPF)10aを有する排気ガス処理装置10を設けて構成される。この排気ガス処理装置10には、DPF10aの他に、上流側酸化触媒やNOx浄化触媒や下流側酸化触媒等を配設する場合もある。
このDPF10aは、多孔質のセラミックのハニカムのチャンネル(排気ガス通路)の入口と出口を交互に目封じしたモノリスハニカム型ウォールフロータイプのフィルタ等で形成され、必要に応じて、このフィルタの部分に白金や酸化セリウム等の触媒が担持される。排気ガス中のPMは、このフィルタの多孔質セラミックの壁で捕集される。
このDPF10aの上流側に、排気ガス温度センサ11を設けて、DPF10aに流入するフィルタ入口排気ガス温度Tiを測定する。この測定値TiをDPF10aの温度を示すフィルタ温度指標温度として使用する。このフィルタ温度指標温度は、DPF10aの温度を代表する温度であり、DPF10aの内部で測定した温度を用いることが望ましいが、実際には内部温度の測定が難しいので、DPF10aに流入する排気ガスの温度Tiで代用する。なお、DPF10aから流出する排気ガスの温度を用いてもよく、DPF10aに流入する排気ガスの温度TiとDPF10aから流出する排気ガスの温度の平均を用いてもよい。
このフィルタ温度指標温度としてのフィルタ入口排気ガス温度Tiは、DPF10aの再生制御を行う再生制御装置21に入力される。本発明では、DPF10aの前後の差圧の計測値を再生制御に用いないので、DPF10aの前後の差圧を計測するための差圧センサは設けない。しかし、DPF10aの捕集限界を検出して警告を発生するような場合等で、差圧センサの検出値を再生開始や再生終了等とは別の用途で使用する場合には、その用途に応じて差圧センサを設ける。また、エンジンの運転状態等から高い計測精度で差圧計測値が得られる場合に限って、この計測精度の高い差圧計測値で、適宜、次に述べるようにして算出された差圧推定値ΔPeを補正するようにしてもよい。
この再生制御装置21は、エンジン2の全体の運転制御を行うECMやECUと呼ばれる制御装置(ECM)20に組み込まれて構成される。この再生制御装置21は、エンジン2の運転状態を表すエンジン回転数Ne、燃料噴射量(又は負荷)Q、フィルタ入口排気ガス温度Ti等を入力し、次に述べるようなPMの堆積推定量Aeの算出を行って、再生制御を開始したり、終了したりする。
この再生制御は、DPF10aの温度をPMの燃焼温度以上に昇温させる制御であり、シリンダ内燃焼噴射制御でマルチ噴射(多段遅延噴射)を行ってシリンダから排出される排気ガスの温度を上昇させたり、ポスト噴射(後噴射)を行ってシリンダ内では燃焼しない未燃燃料を排気管内に供給して、この未燃燃料を上流側酸化触媒や、DPF10aに担持した酸化触媒で酸化して、この酸化熱により排気ガスやDPF10aの温度を上昇させたりする。なお、この再生制御では、排気ガスの温度を効率よく上昇させるために、吸気弁やEGR弁や排気弁等の操作を併用して、排気ガス流量を減少したり、排気ガスの空燃比をリッチ状態やストイキ状態にしたりする。
次に、この排気ガス浄化システム1の制御方法で用いる再生制御のためのPMの堆積量の推定方法について、図2のPMの堆積推定量の算定用フローと図3の算定用回路を参照しながら説明する。この算定用フローは、DPF10aの差圧推定値ΔPeを媒介にしてPMの堆積推定量Aeを推定するためのフローであり、差圧推定値ΔPeと堆積推定量Aeの簡易推定モデルとなっている。なお,このPMの堆積推定量Aeの推定方法では、DPF10aの差圧の計測値を使用しない点が大きな特徴となっている。
この図2の算定用フローは、エンジン2の運転開始と共にスタートする再生制御用のフローと並行し実施されるフローとして示してある。この算定用フローがスタートすると、ステップS11で、前回のデータを所定の記憶場所から入力する。このデータとしては、前回の算定用フローの終了時のPMの堆積推定量Ae、差圧推定値ΔPe等がある。
次のステップS12の算出用のデータの入力で、エンジン2の運転状態を表すエンジン回転数Ne、燃料噴射量Q、フィルタ入口排気ガス温度Tiを入力する。
次のステップS13で、このエンジン回転数Neと燃料噴射量Qとから、予め用意した第1マップデータM1を使用して堆積量増加速度Vaiを算出する。即ち、エンジン運転状態に基づいて堆積量増加速度Vaiを算出する。この堆積量増加速度Vaiは、エンジン回転数Neと燃料噴射量Qとをベースとする3次元の基本堆積量増加速度算出用マップデータM1を使用して、基本堆積量増加速度Vai0(=M1(Ne,Q))を求め、これにフィルタ入口排気ガス温度Tiをベースとする2次元の補正係数用マップデータM2から求めた補正係数C1(=M2(Ti))を乗じて補正して算出する。つまり、Vai=Vai0(Ne,Q)×C1(Ti)で算出する。これは、堆積増加速度Vaiを、エンジンの運転状態を表すエンジン回転数Neと燃料噴射量Qとフィルタ入口排気ガス温度Tiとから算出することを意味する。
フィルタ温度指標温度であるフィルタ入口排気ガス温度Tiが、バランスポイント温度Tbより高ければ、PMは燃焼して堆積しないとして、C1=0とし、バランスポイント温度Tb以下であれば、PMは燃焼せず堆積するとして、0<C1≦1とする。つまり、堆積量増加速度Vaiを、フィルタ入口排気ガス温度Tiが所定の温度閾値Tb以上のときにゼロとする。このバランスポイント温度Tbは、実験的に、フィルタ入口排気ガス温度Tiを上昇して行ったときに、計測される差圧ΔPの上昇が止まった時の温度Tbから求められ、上流側酸化触媒やDPFに担持させる触媒等にもよるが、例えば、360℃前後になる。
次のステップS14で、この堆積量増加速度Vaiに、第1係数K1を乗じて差圧増加速度Vpiを算出する。この第1係数K1を、差圧推定値ΔPeに従って変化させる。Vpi=Vai×K1(ΔPe)となる。この第1係数K1は、例えば、図6に示す例では、差圧推定値ΔPeがΔP2以下では、K1=a1とし、差圧推定値ΔPeがΔP2より高い場合には、K1=a2とする。言い換えれば、図6の実線部分の傾斜の差を比例係数K1の変化で取り入れる。
これは、差圧ΔP(差圧推定値ΔPe)に関して部分的な狭い範囲で見れば、差圧増加速度Vpiが堆積増加速度Vaiに比例するが、この比例係数K1は、全体的にみれば、差圧ΔP(差圧推定値ΔPe)に依存して変化することを意味する。
次のステップS15では、フィルタ入口排気ガス温度(フィルタ温度指標温度)Tiに基づいて差圧減少速度Vpdを算出する。つまり、フィルタ入口排気ガス温度Tiをベースとする2次元のマップデータ(差圧減少速度算出用マップ)M3から、差圧減少速度Vpd(=M3(Ti))を算出する。これはPMの燃焼速度がフィルタ入口排気ガス温度Tiに関係することから実験的に導かれている。
次のステップS16では、差圧減少速度Vpdに、第2係数K2を乗じて堆積量減少速度Vadを算出する。この第2係数K2を差圧推定値ΔPeに従って変化させる。Vad=Vpd×K2(ΔPe)となる。この比例係数K2は、例えば、図6に示す例では、差圧推定値ΔPeが、ΔP1以下では、K2=b1とし、ΔP1より高くΔP3以下の場合には、K2=b2とし、ΔP3より高い場合には、K2=b3とする。言い換えれば、図6の点線部分の傾斜の差を比例係数K2の変化で取り入れる。
これは、差圧ΔPに関して部分的な狭い範囲で見れば、堆積減少速度Vadが差圧増加減少速度Vpdに比例するが、この比例係数K2は、全体的にみれば、差圧ΔPに依存して変化することを意味する。
次のステップS17で、差圧増加速度Vpiと差圧減少速度Vpdの差(Vpi−Vpd)を積算して、差圧推定値ΔPeを算出する。また、ステップS18で、堆積量増加速度Vaiと堆積量減少速度Vadの差(Vai−Vad)を積算して、堆積推定量Aeを算出する。図2のΔtは、これらの数値の算出のインターバルの時間である。
ステップS19では、ステップS17とステップS18で算出した差圧推定値ΔPeと堆積推定量Aeを前回の値と置き換えて、所定の記憶場所に出力して記憶する。これにより、次回のステップS11で最初に入力される差圧推定値ΔPeと堆積推定量Aeとが置き換えられて最新のデータとなる。
このステップS19が終了すると、ステップS12に戻り、エンジン2の運転が終了するまで、繰り返しステップS12〜ステップS19を実施する。この実施により、差圧推定値ΔPeと堆積推定量Aeとが最新のデータとなって、記憶場所に出力されることになる。そして、エンジン2の運転が終了すると、この算出用フローに割り込みが発生して、再生制御のフローの終了と共に終了する。
なお、上記の第1〜第3のマップデータM1,M2,M3や補正係数C1や第1係数K1、第2係数K2等は、事前の実験等によって得られたデータを基に、予め設定し、再生制御装置21に入力されている。
次に、この図2の算出用フローで算出された堆積推定量Aeを用いて再生制御の開始及び終了を行う再生制御について説明する。この再生制御用フローを図4に示す。また、図5に、この再生制御用回路を示す。この再生制御用フローは、エンジン2の運転を全般的に制御するエンジン制御用のフローと並行し実施されるフローとして示してある。通常は、エンジン2の運転開始と共に、この再生制御用フローも並行してスタートする。
この再生制御用フローがスタートすると、ステップS21のデータ入力で再生開始用閾値Ac1と再生終了用閾値Ac2を入力する。この再生開始用閾値Ac1,再生終了用閾値Ac2は、事前の実験等によって得られたデータを基に、予め設定し、再生制御装置21に入力されている。
次のステップS22の堆積量のチェックでは、算定用フローで堆積推定量Aeを出力した記憶場所から堆積推定量Aeを入力し、堆積推定量Aeが所定の再生開始用閾値Ac1以上か否かを判定する。以上である(YES)ときに、再生開始と判定し、ステップS30の再生制御に行く。また、堆積推定量Aeが所定の再生開始用閾値Ac1より少ない(NO)の場合は再生開始ではないと判断して、ステップS23で、所定の時間(再生開始の判定のインターバルに関係する時間)経過させた後にステップS22に戻る。
ステップS30のステップS31では、フィルタ温度のフィードバック制御の実行により、フィルタ昇温及びフィルタ温度を維持する。ステップS32の条件成立までは、フィルタ温度のフィードバック制御を維持する。
ステップS32の堆積量のチェックでは、記憶場所から堆積推定量Aeを入力して、堆積推定量Aeが所定の再生終了用閾値Ac2以下になったか否かを判定する。堆積推定量Aeが所定の再生終了用閾値Ac2より大きい場合(NO)は再生終了ではないと判断して、フィルタ温度フィードバック制御を維持する。この堆積推定量Aeが所定の再生終了用閾値Ac2以下になった場合(YES)は、再生終了と判定し、ステップS33の再生制御終了作業に行く。
このステップS33で再生制御のための燃料噴射やEGR制御、吸気絞り制御、排気絞り制御等を元の通常運転用の制御に戻す終了作業が終了すると、ステップS22に戻り、エンジン2の運転が終了するまで、繰り返しステップS22〜ステップS33を実施する。この実施により、堆積推定量Aeの値に応じて再生制御を開始したり終了したりして、DPF10aのPMを燃焼除去して、DPF10aを再生する。そして、エンジン2の運転が終了すると、この再生制御フローに割り込みが発生して、リターンし、エンジンの制御フローの終了と共に終了する。
この図2及び図4の制御フローに従った再生制御方法及びこれを含む排気ガス浄化システムの制御方法によれば、PM堆積時とDPF再生時のPM堆積量の増減とDPF前後差圧の増減を考慮したPM堆積量推定計算を行い、PMの堆積推定量AeがDPF10aの再生開始用閾値Ac1以上になったときにDPF10aの再生制御が必要であると判断して再生制御を開始し、堆積推定量AeがDPF10aの再生終了用閾値Ac2以下になったときにDPF10aの再生制御は終了と判断して再生制御を終了する。
なお、再生制御でも燃焼除去できないアッシュは、DPF10aのフィルタ洗浄を定期的に行うことにより除去できるので、堆積推定量Aeの算出におけるアッシュの影響もフィルタ洗浄で除去できる。
上記の排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システム1では、エンジン(内燃機関)2の排気ガス中のPM(微粒子状物質)を浄化するDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)10aをエンジン2の排気通路3に備え、このDPF10aの再生の開始を判定する場合に、PMの堆積推定量Aeを算出し、この堆積推定量Aeが再生開始用閾値Ac1を超えたときに、再生開始と判定する。
更に、この排気ガス浄化システム1の制御方法において、エンジン運転状態Ne,Qに基づいて算出した堆積量増加速度Vaiに、第1係数K1を乗じて差圧増加速度Vpiを算出し、フィルタ温度指標温度Tiに基づいて算出した差圧減少速度Vpdに、第2係数K2を乗じて堆積量減少速度Vadを算出し、差圧増加速度Vpiと差圧減少速度Vpdの差を積算して、差圧推定値ΔPeを算出すると共に、堆積量増加速度Vaiと堆積量減少速度Vadの差を積算して、堆積推定量Aeを算出する。また、第1係数K1と第2係数K2を差圧推定値ΔPeに従って変化させる。また、堆積量増加速度Vaiを、フィルタ温度指標温度Tiが所定の温度閾値Tb以上のときにゼロとする。
この排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システム1によれば、実測される差圧計測値を用いることなく、差圧推定値を媒介にして、PMの堆積推定量を算出するので、差圧計測値とPMの堆積量との関係が正確に把握できなくても、正確にPMの堆積量を推定できる。従って、PMの過捕集を回避して熱暴走によるDPF10aの溶損を防止できると共に、不要なDPF再生制御の頻度を減少することができて、再生のための燃料消費量を減少することができ、燃費の悪化を抑制することができる。
なお、図7に、上記の制御方法を使用して計算シミュレーションした結果を示す、フィルタ入口排気ガス温度Tiを変化させたときの差圧推定値ΔPeとPMの堆積推定量Aeの変化を示す。フィルタ入口排気ガス温度Tiの上昇により、差圧推定値ΔPeとPMの堆積推定量Aeが減少するのを確認できた。なお、エンジン回転数Neと燃料噴射量Qは一定としている。
本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システムの構成を示す図である。 本発明に係るPMの堆積推定量の算定用フローの一例を示す図である。 本発明に係るPMの堆積推定量の算定用回路を示す図である。 本発明に係るDPFの再生制御用フローの一例を示す図である。 本発明に係るDPFの再生制御用回路を示す図である。 本発明に係るPMの堆積推定量の算定方法の説明のための、DPF前後差圧とPM堆積量との関係を模式的に示す図である。 本発明に係るPMの堆積推定量の計算シミュレーションの結果を示す図である。 従来技術におけるDPFの再生制御用回路を示す図である。
符号の説明
1 排気ガス浄化システム
2 エンジン(内燃機関)
3 排気通路
10 排気ガス処理装置
10a DPF(フィルタ)
11 排気ガス温度センサ
20 制御装置(ECM)
21 再生制御装置
Ae 堆積推定量
Ac1 再生開始用閾値
Ac2 再生終了用閾値
C1 補正係数
K1 第1係数
K2 第2係数
Ne エンジン回転数
M1 第1マップデータ(堆積量増加速度算出用マップ)
M2 第2マップデータ(補正係数用マップ)
M3 第3マップデータ(差圧減少速度算出用マップ)
Q 燃料噴射量
Tb バランスポイント温度
Ti フィルタ入口温度
Vai 堆積量増加速度
Vai0 基本堆積量増加速度
Vad 堆積量減少速度
Vpi 差圧増加速度
Vpd 差圧減少速度
ΔP 差圧
ΔPe 差圧推定値

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気ガス中の微粒子状物質を浄化するディーゼルパティキュレートフィルタを内燃機関の排気通路に備え、このディーゼルパティキュレートフィルタの再生の開始を判定する場合に、微粒子状物質の堆積推定量を算出し、この堆積推定量が再生開始用閾値を超えたときに、再生開始と判定すると共に、
    エンジン運転状態に基づいて算出した堆積量増加速度に、予め設定された複数の異なる所定値から差圧推定値に基づいて1つ選択された差圧増加時用の所定値である第1係数を乗じて差圧増加速度を算出し、
    フィルタ温度指標温度に基づいて算出した差圧減少速度に、予め設定された複数の異なる所定値から前記差圧推定値に基づいて1つ選択された差圧減少時用の所定値である第2係数を乗じて堆積量減少速度を算出し、
    前記差圧増加速度と前記差圧減少速度の差に所定のインターバルの時間を乗算した結果を前記所定のインターバルごとに積算して、前記所定のインターバルの時間における差圧変化を反映した差圧推定値を算出すると共に、
    前記堆積量増加速度と前記堆積量減少速度の差に所定のインターバルの時間を乗算した結果を前記所定のインターバルごとに積算して、前記堆積推定量を算出する排気ガス浄化システムの制御方法であって、
    前記第1係数と前記第2係数は所定の差圧推定値において異なる値に設定されることを特徴とする排気ガス浄化システムの制御方法。
  2. 前記堆積量増加速度を、フィルタ温度指標温度が所定の温度閾値以上のときにゼロとすることを特徴とする請求項1記載の排気ガス浄化システムの制御方法。
  3. 内燃機関の排気ガス中の微粒子状物質を浄化するディーゼルパティキュレートフィルタを内燃機関の排気通路に備えると共に、このディーゼルパティキュレートフィルタの再生のための制御を行う再生制御装置を備え、この再生制御装置が、再生制御の開始を判定する場合に、微粒子状物質の堆積推定量を算出し、この堆積推定量が再生開始用閾値を超えたときに、再生開始と判定すると共に、
    前記再生制御装置が、
    エンジン運転状態に基づいて算出した堆積量増加速度に、予め設定された複数の異なる所定値から差圧推定値に基づいて1つ選択された差圧増加時用の所定値である第1係数を乗じて差圧増加速度を算出し、
    フィルタ温度指標温度に基づいて算出した差圧減少速度に、予め設定された複数の異なる所定値から前記差圧推定値に基づいて1つ選択された差圧減少時用の所定値である第2係数を乗じて堆積量減少速度を算出し、
    前記差圧増加速度と前記差圧減少速度の差に所定のインターバルの時間を乗算した結果を前記所定のインターバルごとに積算して、前記所定のインターバルの時間における差圧変化を反映した差圧推定値を算出すると共に、
    前記堆積量増加速度と前記堆積量減少速度の差に所定のインターバルの時間を乗算した結果を前記所定のインターバルごとに積算して、前記堆積推定量を算出する排気ガス浄化システムであって、
    前記再生制御装置は、
    前記第1係数と前記第2係数は所定の差圧推定値において異なる値に設定されることを特徴とする排気ガス浄化システム。
  4. 前記再生制御装置が、前記堆積量増加速度を、フィルタ温度指標温度が所定の温度閾値以上のときにゼロとすることを特徴とする請求項3記載の排気ガス浄化システム。
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