JP5493169B2 - リベット及びファイリング用具 - Google Patents

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本発明は、分別廃棄が要求される被接続部材を締結するのに好適なリベット、及びこのリベットを用いたファイリング用具に関する。
従来、この種のリベットとして、被接続部材に設けられたリベット挿通孔に挿通される軸部と、この軸部の一端側に設けられた頭部とを具備してなり、前記軸部の他端側を変形させることにより被接続部材を締結するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
このリベットは、例えば、ファイルの表紙と綴じ具との締結のために用いられる。ところで、近時は、環境負荷の低減が強く要請されており、前述したようなファイルを廃棄する場合には、資源の再利用を促進するために材質の異なる表紙と綴じ具とを分離することが求められることが少なくない。
そのため、前記リベットは、ファイルの表紙と綴じ具とを分離可能にすべく、その頭部を折って軸部から切り離すための溝が形成されている。ところが、この溝は、軸方向に見て軸部の外側に形成されている。その結果、頭部を切り離した軸部の上端部には、切り離し跡が軸部の外周面よりも外側にささくれだって突出することになる。したがって、この軸部をリベット挿通孔から抜き取るのに、前記切り離し跡がリベット挿通孔にひっかかるために作業に手間がかかり、円滑な分別廃棄に支障をきたすという問題があった。
特許第4201667号公報
本発明は、頭部を軸部から分離した後に、軸部をリベット挿通孔から円滑に取り除くことが難しいという課題を解消することを目的とする。
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような構成を採用したものである。すなわち、本発明に係るリベットは、被接続部材に設けられたリベット挿通孔に挿通される軸部と、この軸部の一端側に設けられた頭部とを具備してなり、前記軸部の他端側を変形させることにより被接続部材を締結するようにしたものであって、前記頭部に有底穴を設け、その有底穴の平面視における底面の輪郭を、同平面視における前記軸部の輪郭と同じまたはその内側に収まる大きさに設定したことを前提とする。
ここで、「平面視」とは、軸部の軸心に沿ってリベットの頭部の頂面全体を観察する視線を意味する。「平面視における軸部の輪郭」とは、軸部の最も大径な部分、具体的には、軸部のリベット挿通孔に密に嵌り合う部分の外形を形作っている線を意味する。
このようなものであれば、前記頭部の底面と軸部の外周面との環状をなす境界部分と、前記有底穴の底面と内周面との環状をなす境界部分との間が他の部分よりも薄肉となる。そのため、リベットが外部から一定以上の力を受けた際に、その薄肉となった部分が破壊され、前記境界部分同士を結んだ部位で切り離されることとなる。その際、前記有底穴の底面の輪郭は前記軸部の輪郭と同じまたはその内側に収まる大きさであるため、前記境界部分同士を結んだ切り取り跡は、前記軸部の外周面よりも外側にリベット挿通孔にひっかかるほど突出することのないものになる。したがって、この軸部をリベット挿通孔から抜き取るのに、前記切り離し跡がリベット挿通孔にひっかかるという問題を生じることがなく、円滑な分別廃棄作業を行うことが可能となる。
前記有底穴は、その深さ寸法を前記頭部の高さ寸法内に収まる大きさに設定したものが好ましい。
前記軸部が、平面視円形をなす円柱状のものであり、前記有底穴が、平面視円形をなす竪穴状のものであるというリベットが好ましい。
本発明は、リベットの締結状態において、前記有底穴の底面に軸方向の打撃力を加えることによって、前記頭部と前記軸部とを分離することができるように構成したことを特徴とする。
被接続部材の好適な態様としては、表紙等の用具本体と、この用具本体に取り付けられる綴じ具であるものが挙げられる。
前述したようなリベットを用いた態様としては、前記被接続部材である表紙等の用具本体と、この用具本体に取り付けられる前記被接続部材である綴じ具とを締結しているファイリング用具が挙げられる。
本発明は、以上のような構成であるので、頭部を軸部から分離した後に、軸部をリベット挿通孔から円滑に取り除くことができるリベット、及びこのリベットを用いたファイリング用具を提供することができる。
本発明の一実施形態を示すファイルの要部を示す斜視図。 図1のX−X線断面図。 同実施形態のリベットを示す斜視図。 同実施形態のリベットを示す平面図。 図4のY−Y線断面図。 同実施形態のリベットを被接続部材から取り外す方法を示す説明図。 同実施形態のリベットを被接続部材から取り外す方法を示す説明図。 同実施形態のリベットを被接続部材から取り外す方法を示す説明図。 同実施形態のリベットを被接続部材から取り外す他の方法を示す説明図。 本発明の他の実施形態を示すリベットを示す図5に対応する断面図。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
この実施形態は、図1及び図2に示すように、本発明にかかるリベット3をファイリング用具であるファイル1に適応した場合のもので、そのファイル1を構成する用具本体4と、この用具本体4に取り付けられた綴じ具5とを締結するものである。すなわち、前記用具本体4と前記綴じ具5とが本発明の被接続部材2に相当する。
詳述すれば、このファイル1は、図1に示すように、表表紙41と、裏表紙42と、背表紙43とからなる用具本体4と、この用具本体4の背表紙43に取り付けられた綴じ具5とからなるものである。そして、前記用具本体4と前記綴じ具5とが、それら用具本体4及び綴じ具5にそれぞれ設けられたリベット挿通孔44、51に貫通させた複数のリベット3により締結されている。前記表表紙41、裏表紙42、及び背表紙43は例えば紙製のものであり、前記綴じ具5は金属製のものである。
リベット3は、図1ないし図5に示すように、例えばアルミニウム等の金属やポリプロピレン等の合成樹脂により一体に成形されたもので、被接続部材2たる背表紙43及び綴じ具5に設けられたリベット挿通孔44、51に挿通される軸部6と、この軸部6の一端側61に設けられた頭部7とを具備してなる。このリベット3は、前記リベット挿通孔44、51に軸部6を貫通させた後、その軸部6の他端側62を変形させることにより、前記用具本体4と綴じ具5とを締結するようにしたものである。
前記頭部7には、平面視における前記軸部6の輪郭の内側に収まる大きさの輪郭を有する底面72を備えた有底穴71を有している。詳述すれば、前記軸部6が、平面視円形をなす円柱状のものであり、前記有底穴71が、平面視円形をなす竪穴状のものであって、前記有底穴71の底面72の直径a2が、前記軸部6の直径a1よりも小さくなるように設定されている。なお、図4に示すように、「平面視における輪郭」には、製図法において実線で示されるような直接視認可能な輪郭のみならず、製図法においてかくれ線で示される輪郭も含まれる。
前記有底穴71は、図2ないし図5に示すように、円形をなす底面72と、この底面72から開口端にいたる円筒状の内周面73とを備えたものである。前記底面72と前記頭部7の底面との距離は、後述する打撃力等により頭部7と軸部6との分離を可能にする程度の小さな値に設定されている。換言すれば、前記頭部7の底面と軸部6の外周面との環状をなす境界部分8と、前記有底穴71の底面72と内周面73との環状をなす境界部分9との距離b1が、頭部7と軸部6とが分離できる程度の小さなもので、前記環状をなす境界部分8、9の間が他の部分よりも薄肉になっている。特に、このリベット3の有底穴71は、図5に示すように、その深さ寸法を前記頭部7の高さ寸法、換言すれば、頭部7の有底穴71の開口端付近の高さ位置から頭部7の底面の高さ位置までの軸心方向の寸法内に収まる大きさに設定したものとしている。
また、前記軸部6の他端側62は、空洞63を有しており、用具本体4と綴じ具5を締結するために、この軸部6の他端側62を熱や外力等により変形させることにより、前記軸部6よりも大きな径を有する抜け止め部64を形成するようにしている。
このリベット3は、締結状態において、前記有底穴71の底面72に軸方向の打撃力等を加えることによって、前記頭部7と前記軸部6とを分離することができるように構成しているものであり、以下の述べるような動作により、被接続部材2からリベット3を取り外す。以下、この動作について説明する。
まず、図6に示すように、例えばポンチ等の工具10の先端をリベット3の頭部7側から有底穴71の底面72に突き当てるようにセットする。そして、この工具10の頭をリベット3の軸方向にハンマー等で叩くことにより、工具10の先端が前記有底穴71の底面72を押して、この底面72に軸方向の打撃力が加えられることとなる。
すると、図7に示すように、底面72が軸部6の他端側62方向に押さえつけられるとともに、頭部7の周縁部が前記被接続部材2から浮き上がる。その際、前記頭部7の底面と軸部6の外周面との環状をなす境界部分8と、前記有底穴71の底面72と内周面73との環状をなす境界部分9との間が他の部分よりも薄肉になっているため、その部分に応力が集中して破断される。この破断によって、前記頭部7と軸部6とは分離され、頭部7及び軸部6にそれぞれ切り離し跡74、65が形成される。
詳述すれば、図8に示すように、前記頭部7は、有底穴71の底面72が抜けた状態になり、前記内周面73の下端部に切り離し跡74が形成される。一方、前記軸部6は、切り離し前の有底穴71の底面72と内周面73との環状をなす境界部分8と、頭部7と軸部6との環状をなす境界部分9との間にギザギザな切り離し跡65が形成される。その際、前記有底穴71の底面72の輪郭は、前記軸部6の輪郭の内側に収まる大きさであるため、前記境界部分8、9同士を結んだ切り離し跡65、74は、前記軸部6の外周面よりも外側に突出することのないものになる。したがって、この軸部6をリベット挿通孔44、51から抜き取るのに、前記切り離し跡65がリベット挿通孔44、51にひっかかるという問題を生じることがない。
しかも、このような動作により、頭部7と軸部6とを分離すれば、前述した打撃力により頭部7から分離された軸部6がリベット挿通孔44、51から抜け落ちるようにすることにもなり、一動作で前記頭部7と軸部6との分離と、軸部6のリベット挿通孔44、51からの抜き取りを一挙に行うことができる。そのため、従来のように、リベット3の頭部7と軸部6とを分離する作業とは別にリベット貫通孔44、51からリベット3の軸部6を抜き取る作業を必要とせず、綴じ具5及び背表紙43から効率よくリベット3を取り除いて、これら綴じ具5と背表紙43とを分離することができる。したがって、合成樹脂製のリベット3と金属製の綴じ具5と紙製の背表紙43とを、適切に分別廃棄することが可能となり、分別廃棄作業の効率を上げることが可能となる。
また、リベット3の頭部7と軸部6との分離方法は、図9に示すように、軸方向の打撃力を用いる以外の方法によるものであってもよい。すなわち、被接合部材2の間、具体的には、背表紙43と綴じ具5との間にマイナスドライバー等の工具11を差し込んで、リベット3を破壊するものであっても、前記切り離し跡65がリベット挿通孔44、51にひっかかるという問題を生じることがなく、この軸部6をリベット挿通孔44、51から抜き取ることができる。なお、前記工具11を用いる場合、リベット3の頭部7の底面と背表紙43との間に工具11を差し込んでリベット3を破壊させる方法によるものであってもよい。
以上に述べたように、本実施形態に係るリベット3は、背表紙43及び綴じ具5に設けられたリベット挿通孔44、51に挿通される軸部6と、この軸部6の一端側61に設けられた頭部7とを具備してなり、前記軸部6の他端側62を変形させることにより背表紙43及び綴じ具5を締結するようにしたものであって、前記頭部7に有底穴71を設け、その有底穴71の平面視における底面72の輪郭を、同平面視における前記軸部6の輪郭の内側に収まる大きさに設定しているので、この軸部6をリベット挿通孔44、51から抜き取るのに、前記切り離し跡65がリベット挿通孔44、51にひっかかるという問題を生じることがなく、円滑な分別廃棄作業を行うことが可能となる。
すなわち、本実施形態におけるリベット3は、前記頭部7の底面と軸部6の外周面との環状をなす境界部分8と、前記有底穴71の底面72と内周面73との環状をなす境界部分9との間が他の部分よりも薄肉となる。そのため、リベット3が外部から打撃力を受けた際に、その薄肉となった部分が破壊され、前記境界部分8、9同士を結んだ部位で切り離されることとなる。その際、前記有底穴71の底面72の輪郭は、前記軸部6の輪郭の内側に収まる大きさであるため、前記境界部分8、9同士を結んだ切り離し跡65は、前記軸部6の外周面よりも外側に突出することのないものになる。したがって、この軸部6をリベット挿通孔44、51からスムーズに抜き取ることができ、ファイル1の分別廃棄作業を円滑に行うことができる。
さらに、先行技術文献に示された溝とは異なり、頭部7に有底穴71を設けているので、この有底穴71を用いて工具10の位置決めがしやすい。すなわち、このような溝を有するリベット3に工具10を突き当てる場合に比べて、リベット3の頭部7で工具10の先端を滑らしてしまうという問題が生じるのを抑制することができる。そのため、リベット3の軸部6をリベット挿通孔44、51から効率よく取り外すことができ、ファイル1を分別廃棄する作業効率を上げることが可能となる。
また、前記有底穴71の底面72の輪郭は、前記軸部6の輪郭の内側に収まる大きさであるため、軸部6がその軸心方向に打撃力を受けることが可能になる。すなわち、リベット3に加えられる打撃力を、背表紙43及び綴じ具5から軸部6を打ち抜く力に変えやすい。
また、前記底面72に打撃力を加えたときに、頭部7に設けた有底穴71の開口端が縮径するように変形するので、頭部7の周縁部が背表紙43から離れる方向に浮き上がることになり、頭部7と軸部6とを引きちぎるように分離することができる。なお、先行技術文献に示されたような溝であると、溝の開口端が変形しにくいため、頭部の周縁部が背表紙から浮き上がることは考えにくい。
さらに、このリベット3の有底穴71は、その深さ寸法を前記頭部7の高さ寸法内に収まる大きさに設定しているので、有底穴71が頭部7内に収まる程度の大きさとなるため、強度を確保でき、長期間の使用にも耐え得るリベット3となる。
次に、本発明の他の実施形態にかかるリベットA3を、図10を参照して説明する。なお、以下の実施形態において上記実施形態に対応する構成要素には同様の符号を付して示すものとし、具体的な説明を省略する。
例えば、図10に示すリベットA3は、被接続部材2たる背表紙43及び綴じ具5に設けられたリベット挿通孔44、51に挿通される軸部A6と、この軸部A6の一端側A61に設けられた頭部A7とを具備してなり、前記軸部A6の他端側A62を変形させることにより背表紙43及び綴じ具5を締結するようにしたものであって、前記頭部A7に有底穴A71を設け、その有底穴A71の平面視における底面A72の輪郭を、同平面視における前記軸部A6の輪郭と同じ大きさに設定してなる。
詳述すれば、前記軸部A6が、平面視円形をなす円柱状のものであり、前記有底穴A71が、平面視円形をなす竪穴状のものであって、前記有底孔の直径Aa2が、前記軸部A6の直径Aa1と同じになるように設定されている。この有底穴A71は、円形をなす底面A72と、この底面A72から開口端にいたる円筒状の内周面A73とを備えたものであり、その底面A72と前記頭部A7の底面との距離が、後述する打撃力により頭部A7と軸部A6との分離を可能にする程度の小さな値に設定されている。換言すれば、前記頭部A7の底面と軸部A6の外周面との環状をなす境界部分A8と、前記有底穴A71の底面A72と内周面A73との環状をなす境界部分A9との距離Ab1が、頭部A7と軸部A6とが分離できる程度の小さなもので、前記環状をなす境界部分A8、A9の間が他の部分よりも薄肉になっている。
リベットA3は、このようなものであるため、この軸部A6をリベット挿通孔44、51から抜き取るのに、前記切り離し跡がリベット挿通孔44、51にひっかかるという問題を生じることがなく、円滑な分別廃棄作業を行うことが可能となる。すなわち、このリベットA3は、前記環状をなす境界部分A8と前記環状をなす境界部分A9との間が他の部分よりも薄肉となる。そのため、リベットA3が外部から打撃力を受けた際に、その薄肉となった部分が破壊され、前記境界部分A8、A9同士を結んだ部位で切り離されることとなる。その際、前記有底穴A71の底面A72の輪郭は、前記軸部A6の輪郭と同じ大きさであるため、前記境界部分A8、A9同士を結んだ部位に形成される切り離し跡は、前記軸部A6の外周面よりも外側にリベット挿通孔44、51にひっかかるほど突出することのないものになる。したがって、この軸部A6をリベット挿通孔44、51からスムーズに抜き取ることができ、ファイル1の分別廃棄作業を円滑に行うことができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
また、軸部に形成される切り離し跡は、リベット挿通孔よりも必ずしも内側に収まっているものに限られず、リベット挿通孔に著しくひっかからずに軸部を取り外すことができるようなものであれば、切り離し跡がリベット挿通孔よりも外側に突出する破片部を有するものであってもよい。
前記頭部を軸部から分離した後に、前記軸部をリベット挿通孔から円滑に取り除くことができるものであれば、上述した実施形態のリベットの材質、その形状、有底穴の形状、その深さ、有底穴の底面に加えられる打撃力等を適切に変更することが可能である。さらに、環状をなす境界部分についても、円環状以外の形状であってもよい。
また、綴じ具は、表表紙または裏表紙に取り付けられるものであってもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
1…ファイル(ファイリング用具)
2…被接続部材
3、A3…リベット
4…用具本体
5…綴じ具
44、51…リベット挿通孔
6、A6…軸部
7、A7…頭部
71、A71…有底穴
72、A72…底面

Claims (5)

  1. 被接続部材に設けられたリベット挿通孔に挿通される軸部と、この軸部の一端側に設けられた頭部とを具備してなり、前記軸部の他端側を変形させることにより被接続部材を締結するようにしたリベットであって、
    前記頭部に有底穴を設け、その有底穴の平面視における底面の輪郭を、同平面視における前記軸部の輪郭と同じまたはその内側に収まる大きさに設定し、
    締結状態において、前記有底穴の底面に軸方向の打撃力を加えることによって、前記頭部と前記軸部とを分離することができるように構成したことを特徴とするリベット。
  2. 前記有底穴が、その深さ寸法を前記頭部の高さ寸法内に収まる大きさに設定したことを特徴とする請求項1記載のリベット。
  3. 前記軸部が、平面視円形をなす円柱状のものであり、前記有底穴が、平面視円形をなす竪穴状のものである請求項1または2記載のリベット。
  4. 前記被接続部材が、表紙等の用具本体と、この用具本体に取り付けられる綴じ具である請求項1、2または3記載のリベット。
  5. 請求項1、2、3または4記載のリベットを用いて、前記被接続部材である表紙等の用具本体と、この用具本体に取り付けられる前記被接続部材である綴じ具とを締結していることを特徴とするファイリング用具。
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