JP5492590B2 - スライドドア装置 - Google Patents

スライドドア装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5492590B2
JP5492590B2 JP2010032671A JP2010032671A JP5492590B2 JP 5492590 B2 JP5492590 B2 JP 5492590B2 JP 2010032671 A JP2010032671 A JP 2010032671A JP 2010032671 A JP2010032671 A JP 2010032671A JP 5492590 B2 JP5492590 B2 JP 5492590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth
opening
sliding door
thick
pinion gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010032671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011168137A (ja
Inventor
隆 物井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2010032671A priority Critical patent/JP5492590B2/ja
Priority to US13/028,489 priority patent/US8939821B2/en
Priority to CN201110066932.2A priority patent/CN102161304B/zh
Priority to EP20110001271 priority patent/EP2357100B1/en
Publication of JP2011168137A publication Critical patent/JP2011168137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5492590B2 publication Critical patent/JP5492590B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H1/00692Damper doors moved by translation, e.g. curtain doors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、スライドドア装置に関するものである。
例えば、車両用空気調和装置においては、空気流が通過する開口の開口率を調節するためのダンパ装置として、例えば、ラックアンドピニオン方式でスライドドアをスライドするスライドドア装置を備えている。
例えば、このような車両用空気調和装置では、上記スライドドアがケースの内部に設置されており、ケース内部に形成されたガイド溝に沿ってスライドされる構成を採用している。
そして、車両用空気調和装置を組み立てる際には、特許文献1に示すように、まず先にケースを組立て、ケースに設けられた開口からスライドドアを差し入れることによってスライドドアをケース内部に収納している。
ところで、上述のようにラックアンドピニオン方式にてスライドドアをスライドさせる場合には、特許文献1に示すように、スライドドアに対してラックギアが形成され、当該ラックギアに噛合するピニオンギアを回転駆動することによってスライドドアをスライドさせる。
この際、ピニオンギアの回転角度に対するスライドドアの位置を正確に合わせるためには、ピニオンギアの回転方向におけるラックギアとの噛合位置を正確に合わせる必要がある。このため、従来の車両用空気調和装置においては、特許文献1に示すように、ラックギアの片側に位置する歯を厚歯とし、また当該厚歯が噛合されるべきピニオンギアの位置に大歯溝を形成とする構成を採用している。
このような構成を採用する従来の車両用空気調和装置によれば、ラックギアの厚歯がピニオンギアの大歯溝に噛合しない場合には、スライドドアをケース内部に完全に差し込むことができないため、ピニオンギアとラックギアとを正確に噛合することが可能となる。
特開2009−274708号公報
ところで、特許文献1に示す従来の車両用空気調和装置では、組立ての際にケースに形成された開口にスライドドアを本来差し込むべき方向と反対方向から差し込んだ場合には、ピニオンギアの厚歯が存在しない側からスライドドアが差し込まれることとなる。このため、スライドドアの差込時にはピニオンギアの厚歯とピニオンギアの歯とが干渉せず、スライドドアを挿入することが可能となっている。
しかしながら、このような場合には、ピニオンギアとラックギアとが正確に噛合されている保証はなくなる。
さらにはピニオンギアとラックギアとが正確に噛合されていない場合には、スライドドアをスライドさせる際に厚歯がピニオンギアの通常の歯溝に入り込もうとしてピニオンギアとラックギアとに無理な力が作用してピニオンギアとラックギアとが位置ズレを起こし、スライドドアを正確にスライドできないこととなる。
このようなことから、車両用空気調和装置を組み立てる際には、作業者がスライドドアの向きを正確に把握し、本来差し込むべき正しい方向からスライドドアをケースの開口に差し込む必要があり、このため確認作業が作業者の作業負担を増大させる原因となる。
なお、このようなスライドドアの差し込み方向の確認作業は、車両用空気調和装置の組立て時にのみに発生する問題ではなく、車両用空気調和装置以外においてスライドドア装置を組み立てる際にも同様に生じる問題である。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、スライドドア装置の組立て時において、作業者がスライドドアの差込方向を気にする必要性をなくし、作業者の作業負担を低減することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、開口の開口率を調節するスライドドアと、該スライドドアの幅方向両端を摺動可能に支持して前記スライドドアの移動を案内するガイド部と、前記スライドドアに設置されるラックギアと、該ラックギアと噛合するピニオンギアとを備え、組立ての際にスライド方向の一方向を差込方向として前記スライドドアが前記ガイド部へ差し込まれるスライドドア装置であって、前記ラックギアが、前記スライドドアのスライド方向における中心に対して対称に配置される厚歯を備え、前記ピニオンギアが、前記厚歯が噛合される大歯溝を一箇所にのみ備えると共に前記差込方向の後端側の前記厚歯の歯先が当たる歯の歯たけが他の歯に対して低く設定されているという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記厚歯の歯先が当たる歯の歯先面が、上記厚歯の歯先面と面接触可能に角度設定されていることを特徴とする請求項1記載のスライドドア装置。
本発明によれば、スライドドアに設けられるラックギアが、スライドドアのスライド方向における中心に対して対称に配置されている。このため、スライドドアをいずれの方向から差し込んだ場合であっても、差込方向先端側の厚歯をピニオンギアの大歯溝に噛合させることによって、ラックギアとピニオンギアとの位置関係が同様となる。つまり、本発明によれば、スライドドアをいずれの方向から差し込んだ場合であっても、スライドドアをピニオンギアに対して正確に位置決めすることができる。
さらに、本発明によれば、ピニオンギアにおいてスライドドアの差込方向の後端側の厚歯に当たる歯の歯たけが、他の歯に対して低く設定されているため、当該厚歯がピニオンギアに当接する場合であっても、ピニオンギアが厚歯に乗り上げてラックギア及びピニオンギアに無理な力が作用することを抑止することができる。したがって、ラックギアとピニオンギアの位置関係がずれてしまう事態や、スライドドアとピニオンギアとが外れてしまう事態を避けることができる。
このように、本発明によれば、組立て時にスライドドアをいずれの方向から差し込んだ場合であっても、スライドドアとピニオンギアとの位置関係を正確に合わせることができ、さらにはスライドドアをスムーズかつ正確に移動させることができ、組立て時におけるスライドドアの差し込み方向を特定させる必要がなくなる。
したがって、本発明によれば、スライドドア装置の組立て時において、作業者がスライドドアの差込方向を気にする必要性をなくし、作業者の作業負担を低減することが可能となる。
本発明の一実施形態におけるエアミックスダンパ装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるエアミックスダンパ装置が備える一対のラックギアとピニオンギアとを含む模式図である。 本発明の一実施形態におけるエアミックスダンパ装置が備えるピニオンギアの当接歯を拡大した模式図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るスライドドア装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
また、以下の説明においては、車両用空気調和装置に搭載されるエアミックスダンパ装置に、本発明に係るスライドドア装置を適用した例を挙げて説明を行う。ただし、本発明は、これに限定されるものではなく、スライドドアを備えるスライドドア装置であれば適用することが可能であり、例えば、車両用空気調和装置の吹出口の開口率を調節するモードダンパ装置や、ブロアの吸込口を内外気切替のために開閉制御する内外気切替ダンパ装置に適用することができる。また、車両用空気調和装置以外に用いられるスライドドア装置に適用することも可能である。
本実施形態のエアミックスダンパ装置S1(図1参照)は、ユニット化された車両空気調和装置(HVAC:Heating Ventilation Air Conditioning)に搭載され、ヒータコアやエバポレータが収容されるヒータケース内に収容されている。
そして、エアミックスダンパ装置S1(スライドドア装置)は、エバポレータから供給される冷風の加熱流路への供給量を調節し、これによって加熱流路で加熱されて得られる温風と、混合部にそのまま通気される冷風との混合割合を調節する。
図1は、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1は、フレームケース1と、エアミックスダンパ2(スライドドア)と、ラックギア3と、ピニオンギア4と、シャフト5と、駆動装置6とを備えている。
フレームケース1は、上記ヒータケースに固定されて支持されており、加熱流路に連通される加熱流路用開口1a(開口)と、そのまま混合部に冷風を通気する通気用開口1b(開口)とが設けられている。これらの開口(加熱流路用開口1a及び通気用開口1b)は、エバポレータから供給される冷風(空気流)が通過する。
また、フレームケース1は、加熱流路用開口1a及び通気用開口1bの両側に立設されると共にシャフト5を軸支するための軸受け7を支持する支持壁1cを有している。なお、実際にエアミックスダンパ装置S1を車両用空気調和装置に搭載する場合には、フレームケース1は、車両用空気調和装置が備えるケースの一部によって構成しても良い。
さらに、フレームケース1には、エアミックスダンパ2を案内するためのガイド溝1dが設けられている。このガイド溝1dは、支持壁1cに溝として形成されており、湾曲形状を有している。そして、ガイド溝1dは、自らの形状に沿ってエアミックスダンパ2を案内する。
また、図1に示すように、車両用空気調和装置のケースには、ガイド溝1dに連通する差込口10が形成されており、車両用空気調和装置を組み立てる際(すなわち本実施形態のエアミックスダンパ装置を組み立てる際)には、当該差込口10からエアミックスダンパ2が差し込まれる。
エアミックスダンパ2は、加熱流路用開口1aあるいは通気用開口1bを閉塞できる大きさを有する板形状を有している。そして、エアミックスダンパ2は、湾曲されてその両端がガイド溝1d(ガイド部)にスライド可能に嵌合されており、さらにラックギア3及びピニオンギア4から力を受けることによってガイド溝1dに沿ってスライドする。
ラックギア3は、図1に示すように、エアミックスダンパ2の両端側に当該エアミックスダンパ2と一体形成されて設けられており、スライド方向に沿って延在して設けられている。
ピニオンギア4は、ラックギア3に噛み合うギアであり、シャフト5に固定されている。このピニオンギア4は、シャフト5によって回転されることで、駆動ギアとして機能する。
図2は、一対のラックギア3とピニオンギア4とを含む模式図である。この図に示すように、ラックギア3は、エアミックスダンパ2のスライド方向に複数配列される標準歯3aと厚歯3bによって構成されている。
各ラックギア3において厚歯3bは、エアミックスダンパ2のスライド方向における中心Oに対して対称に2つ配置され、その間に標準歯3aが配置されている。このように本実施形態のエアミックスダンパ装置S1は、各ラックギア3において、エアミックスダンパ2のスライド方向における中心Oに対して対称に配置される厚歯3bを有している。
なお、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1において厚歯3bは、2つの標準歯3aとその歯溝を埋めることによって得られる形状を有しており、ラックギア3の両端に配置されている。そして、厚歯3bと当該厚歯3bと隣り合う標準歯3aとの間の歯溝間隔は、隣り合う標準歯3a同士の間の歯溝間隔と同一に設定されている。
ピニオンギア4は、ラックギア3と噛合するための歯4aが周方向に複数配列された歯車である。このピニオンギア4は、図2に示すように、ラックギア3の厚歯3bが噛合する大歯溝4bを一箇所のみに備えている。
なお、この大歯溝4bは、ピニオンギア4の歯4aの1つを削除することによって形成されている。このため、大歯溝4bがラックギア3の厚歯3b以外の部分を通過する際もスムーズに通過させることができる。
また、これらのピニオンギア4は、シャフト5に対して固定されている。
なお、ピニオンギア4の大歯溝4bにラックギア3の一方側(差込方向の先端側)の厚歯3bが噛合した状態(図1及び図2に示す状態)から、通気用開口1bを閉じる方向にエアミックスダンパ2を移動させるようにピニオンギア4を回転駆動すると、ラックギア3がエアミックスダンパ2のスライド方向に移動する。そして、エアミックスダンパ2は、通気用開口1bを完全に閉じる辺りにおいて、ラックギア3の他方側(差込方向の後端側)の厚歯3bがピニオンギア4に当たる前に不図示のストッパにより停止される。
そして、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1のピニオンギア4においては、図3に示すように、公差寸法のばらつきやストッパの不具合等の何らかの原因により、エアミックスダンパ2が上記他方側の厚歯3bにピニオンギア4の歯4aが当たるまで移動した場合にラックギア3の厚歯3bの歯先が当たる歯4a1(以下、当接歯4a1と称する)の歯たけが他の歯4aに対して低く設定されている。
また、当接歯4a1の歯先面は、ピニオンギアの他方側の厚歯3bと接触する瞬間に当該厚歯3bの歯先面と面接触するように角度設定されている。つまり、当接歯4a1の歯先面は、図3に示すように、ピニオンギア4の他方側の厚歯3bの歯先面と面接触可能に角度設定されることによって傾斜面とされている。
図1に戻り、シャフト5は、両端部にピニオンギア4が固定されており、上記支持壁1cに取り付けられた軸受け7によって軸支されている。
駆動装置6(例えばモータ)は、シャフト5と連結されている。そしてシャフト5は、駆動装置6から動力が伝達されることによって回転駆動される。
このような構成を有する本実施形態のエアミックスダンパ装置S1においては、不図示のモータによってシャフト5が回転駆動されると、ピニオンギア4が回転し、ラックギア3が進行し、さらにはエアミックスダンパ2が加熱流路用開口1aのみを完全に閉鎖する位置と通気用開口1bのみを完全に閉鎖する位置との間においてスライドされる。
そして、不図示の制御装置によってピニオンギア4の回転方向及び回転量が制御され、これによってエアミックスダンパ2のスライド位置が制御される。この結果、エアミックスダンパ2によって閉鎖される加熱流路用開口1a及び通気用開口1bの面積割合が調節され、冷風(そのまま混合部へ通気される冷風)と温風(加熱流路により加熱される冷風)との混合割合が調節される。
また、このような本実施形態のエアミックスダンパ装置S1を組み立てる際(すなわちエアミックスダンパ装置S1を搭載する車両用空気調和装置を組み立てる際)には、予め組み立てられたフレームケース1に対して図1に示す差込口10からエアミックスダンパ2を差し込むことによってエアミックスダンパ2を組み付ける。つまり、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1においては、組立ての際に、エアミックスダンパ2がスライド方向の一方向を差込方向としてガイド溝1dへ差し込まれる。
ここで、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1においては、エアミックスダンパ2に設けられるラックギア3が、エアミックスダンパ2のスライド方向における中心Oに対して対称に配置されている。このため、エアミックスダンパ2をいずれの方向から差し込んだ場合であっても、差込方向先端側の厚歯3bをピニオンギア4の大歯溝4bに噛合させることによって、ラックギア3とピニオンギア4との位置関係が同様となる。つまり、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1によれば、エアミックスダンパ2をいずれの方向から差し込んだ場合であっても、エアミックスダンパ2をピニオンギア4に対して正確に位置決めすることができる。
もし、当接歯4a1を完全に無くしてしまうと、本実施例においてはピニオンギア4に大歯溝4bと同等の大歯溝が形成されてしまうため、エアミックスダンパ2の組付け時にラックギア3とピニオンギア4の位置関係がずれてしまう可能性があり、また歯が減少する分だけ駆動力の伝達に影響を及ぼす。当接歯4a1は他の歯4aに対して短いだけであるため、エアミックスダンパ2の組付け時に誤組みの可能性を増やさず、当接歯4a1がラックギア3の厚歯以外の歯(標準歯3a)を通過する際には他の歯4aと同様に噛合うため駆動力の伝達に影響を及ぼすことは無い。
さらに、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1によれば、ピニオンギア4において厚歯3bに当たる歯(当接歯4a1)の歯たけが、他の歯4aに対して低く設定されているため、公差寸法のばらつきやストッパの不具合によってエアミックスダンパ2が通気用開口1bを完全に閉じる辺りにおいて厚歯3bがピニオンギア4に当接する場合であっても、ピニオンギア4が厚歯3bに乗り上げてラックギア3とピニオンギア4の位置関係がずれてしまう事態や、エアミックダンパ2とピニオンギア4とが外れてしまう事態を避けることができる。
このように、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1によれば、組立て時にエアミックスダンパ2をいずれの方向から差し込んだ場合であっても、エアミックスダンパ2とピニオンギア4との位置関係を正確に合わせることができ、さらにはエアミックスダンパ2をスムーズかつ正確に移動させることができ、組立て時におけるエアミックスダンパ2の差し込み方向を特定させる必要がなくなる。
したがって、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1によれば、組立て時において、作業者がエアミックスダンパ2の差込方向を気にする必要性をなくし、作業者の作業負担を低減することが可能となる。
また、本実施形態のエアミックスダンパ装置S1においては、ピニオンギア4における厚歯3bの歯先が当たる歯(当接歯4a1)の歯先面が、厚歯3bの歯先面と面接触可能に角度設定されている。
このため、当該当接歯4a1が厚歯3bに当たる際に当接歯4a1及び厚歯3bに局所的に作用する応力を低減させることができ、当接歯4a1及び厚歯3bの劣化を抑えることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、ラックギア3において厚歯3bが両端に配置されている構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、厚歯3bがラックギア3の両端に配置されておらず、当接歯4a1が厚歯3bを通過する構成を採用することも可能である。ただし、このような場合であっても、厚歯3bがエアミックスダンパ2のスライド方向における中心Oに対して対称に配置されている必要がある。
また、上記実施形態においては、ピニオンギア4における厚歯3bの歯先が当たる歯(当接歯4a1)の歯先面が、厚歯3bの歯先面と面接触可能に角度設定された構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、当接歯4a1の歯先面の形状を変更しても良い。
S1……エアミックスダンパ装置(スライドドア装置)、1a……加熱流路用開口(開口)、1b……通気用開口(開口)、1d……ガイド溝(ガイド部)、2……エアミックスダンパ(スライドドア)、3……ラックギア、3a……標準歯、3b……厚歯、4……ピニオンギア、4a……歯、4a1……当接歯、4b……大歯溝、10……差込口

Claims (2)

  1. 第1開口と、該第1開口と隣接する第2開口とを有するフレームケースと、
    前記第1開口と前記第2開口とが並んでいる方向に摺動することで、該第1開口と該第2開口の開口率を調節するスライドドアと、
    該スライドドアの幅方向両端を摺動可能に支持して前記スライドドアの移動を案内するガイド部と、
    前記スライドドアに設置されるラックギアと、
    前記第1開口と前記第2開口との境に配置されると共に該ラックギアと噛合するピニオンギアとを備え、
    組立ての際にスライド方向の一方向を差込方向として前記スライドドアが前記第1開口側から前記ガイド部へ差し込まれるスライドドア装置であって、
    前記ラックギアは、前記スライドドアのスライド方向における中心に対して対称に配置される厚歯を両端に備え、
    前記ピニオンギアは、前記厚歯が噛合される大歯溝を一箇所にのみ備えると共に、前記スライドドアが前記第2開口を閉塞する際に前記差込方向の後端側の前記厚歯の歯先と対向する1つの歯の歯たけが他の歯に対して低く設定されている
    ことを特徴とするスライドドア装置。
  2. 前記厚歯の歯先が当たる歯の歯先面は、前記厚歯の歯先面と面接触可能に角度設定されていることを特徴とする請求項1記載のスライドドア装置。
JP2010032671A 2010-02-17 2010-02-17 スライドドア装置 Expired - Fee Related JP5492590B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010032671A JP5492590B2 (ja) 2010-02-17 2010-02-17 スライドドア装置
US13/028,489 US8939821B2 (en) 2010-02-17 2011-02-16 Sliding door device
CN201110066932.2A CN102161304B (zh) 2010-02-17 2011-02-16 滑动门装置
EP20110001271 EP2357100B1 (en) 2010-02-17 2011-02-16 Sliding door device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010032671A JP5492590B2 (ja) 2010-02-17 2010-02-17 スライドドア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011168137A JP2011168137A (ja) 2011-09-01
JP5492590B2 true JP5492590B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=44063990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010032671A Expired - Fee Related JP5492590B2 (ja) 2010-02-17 2010-02-17 スライドドア装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8939821B2 (ja)
EP (1) EP2357100B1 (ja)
JP (1) JP5492590B2 (ja)
CN (1) CN102161304B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9381788B2 (en) * 2011-02-15 2016-07-05 Halla Visteon Climate Control Corporation Air conditioner for vehicle
JP5903262B2 (ja) * 2011-12-16 2016-04-13 株式会社ケーヒン スライドドア
KR101595244B1 (ko) * 2012-10-30 2016-02-18 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치
CN106382733B (zh) * 2016-10-17 2022-01-28 珠海格力电器股份有限公司 出风板固定装置、出风板固定结构和空调器
US10179415B2 (en) * 2017-03-30 2019-01-15 Ritesafety Products International, Llc Hand cutter with a retractable blade
TWI668135B (zh) * 2018-08-28 2019-08-11 信昌機械廠股份有限公司 電動車充電口開閉機構
TWI669227B (zh) * 2018-08-28 2019-08-21 信昌機械廠股份有限公司 電動車門蓋機構
DE102019219536A1 (de) * 2019-12-13 2021-06-17 Mahle International Gmbh Belüftungsvorrichtung

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2586280B1 (fr) * 1985-08-13 1990-04-13 Hovaguimian Jacques Mecanisme de transformation du mouvement alternatif d'un piston en mouvement circulaire d'un arbre
WO1998034805A1 (fr) * 1997-02-06 1998-08-13 Calsonic Corporation Mecanisme a volet pour conditionneur d'air d'automobile
JP4166393B2 (ja) * 1999-04-13 2008-10-15 カルソニックカンセイ株式会社 自動車用空気調和装置のドア駆動用歯車
US6609563B1 (en) * 1999-04-13 2003-08-26 Calsonic Kansei Corporation Vehicular air conditioning apparatus including a detachably installed mix door assembly
EP1092572B1 (en) * 1999-10-14 2005-12-07 Calsonic Kansei Corporation Slide door unit for use in automotive air conditioner
JP2009274708A (ja) * 2008-04-15 2009-11-26 Denso Corp 空気通路開閉装置
JP4596046B2 (ja) * 2008-06-19 2010-12-08 株式会社デンソー 空気通路開閉装置
CN201291732Y (zh) * 2008-07-18 2009-08-19 比亚迪股份有限公司 汽车空调送风模式的控制机构
JP2010032671A (ja) 2008-07-28 2010-02-12 Furukawa Electric Co Ltd:The アレイ導波路格子

Also Published As

Publication number Publication date
US8939821B2 (en) 2015-01-27
US20110197516A1 (en) 2011-08-18
JP2011168137A (ja) 2011-09-01
CN102161304A (zh) 2011-08-24
EP2357100B1 (en) 2013-08-28
CN102161304B (zh) 2015-01-21
EP2357100A1 (en) 2011-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5492590B2 (ja) スライドドア装置
JP5614963B2 (ja) 駆動力伝達機構
EP2357101A1 (en) Sliding door device
JP4832974B2 (ja) スライドドア装置
EP2594419A1 (en) Vehicular air conditioning unit
WO2011162232A1 (ja) スライドドア装置
JP7157572B2 (ja) ドア駆動装置
KR102635116B1 (ko) 차량용 공조장치
CN110654198A (zh) 门驱动装置
JP2001163029A (ja) スライドドア装置
JP5303382B2 (ja) ダンパ装置
JP7045162B2 (ja) 車両用空調装置
CN110239306B (zh) 车辆用空调装置
JP2020026223A (ja) 車両用空調装置
KR102603500B1 (ko) 차량용 공조장치
JP6955538B2 (ja) 車両用空調装置
JP2017114383A (ja) 車両用空調装置
JP2020026226A (ja) 車両用空調装置
JP5364479B2 (ja) ダンパ装置
JP2011020519A (ja) 駆動プレート
JP2001113933A (ja) 車両用空気調和ユニットのスライドドア組付構造
JP2001113936A (ja) スライドドア装置
JP2008094232A (ja) スライドドア装置
JP2001171330A (ja) スライドドア装置
JP2012001179A (ja) スライドドア装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5492590

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees