JP5492342B1 - シールドトンネル用床版、シールドトンネルの床版構築方法、及び、シールドトンネルの施工方法 - Google Patents

シールドトンネル用床版、シールドトンネルの床版構築方法、及び、シールドトンネルの施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 構造的に優れ、効率的に施工できるシールドトンネル用床版を提供する。
【解決手段】 床版200は、トンネル底部の幅方向中央部に設置されるボックスカルバート200Aと、トンネル底部の幅方向両端部にボックスカルバート200Aを挟んで設置される左右一対のコンクリートブロック200Bとから構成される。コンクリートブロック200Bは、下部材203と上部材204との2つに分割されていて、これらの分割面S2は水平である。コンクリートブロック200Bは、トンネル側壁部に空隙を隔てて対向する垂直面を有し、前記空隙に間詰コンクリート205が打設される。ボックスカルバート200A及びコンクリートブロック200Bの設置は、シールド機と後続台車との間で行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シールドトンネルの施工において、トンネルの床面(路面)を形成する床版に関し、特にその構造及び構築方法に関する。
シールドトンネルの施工においては、シールド機により、その先端部で地中を掘削し、後方部でセグメントを組み立てて掘削断面を支保する覆工を構築することを1リング毎に繰り返しながら、トンネルを構築する。また、構築したトンネルの底部に床版を設置して、床面を形成する。
特許文献1には、シールドトンネルの床部の構築方法として、トンネル底部の幅方向中央部にボックスカルバートを設置し、ボックスカルバートとトンネル側壁部との間に流動化処理土を充填して路盤を構築することが開示されている。
特許文献2には、シールドトンネルの床部の構築方法として、トンネル底部の幅方向中央部にボックスカルバートを設置し、ボックスカルバートとトンネル側壁部との間にこれらに橋渡しされる板状の部材を設置することが開示されている。
特開2009−150165号公報 特開2012−052289号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、現場でボックスカルバートの左右に流動化処理土を充填するため、所定の強度に固化するまでに時間がかかる。また、充填作業を1リング毎に行うのは非効率であり、まとめて行うことになる。従って、床部の構築が遅れ、それまでの間、台車等を走行させるのに制約となり、シールドトンネルの施工効率を向上させる上で、改善の余地があった。
また、特許文献2に記載の技術では、ボックスカルバートとトンネル側壁部との間に板状の部材を掛け渡す構造のため、地震などで揺れを受けた場合に脱落する恐れがあり、この点で改善の余地があった。
本発明は、このような実状に鑑み、構造的に優れ、しかも、床版の構築、更にはシールドトンネルの構築に際し、作業効率を改善できる、シールドトンネル用床版、及び、その構築方法を提供することを課題とする。
本発明に係るシールドトンネル用床版は、トンネル底部の幅方向中央部に設置されるボックスカルバートと、トンネル底部の幅方向両端部に前記ボックスカルバートを挟んで設置され、予め所定形状に成形された左右一対のコンクリートブロックと、を含んで構成されることを特徴とする。
また、好ましい態様として、前記コンクリートブロックは、上下方向に積層される複数の部材に分割されていて、これらの分割面は水平であるとよい。
また、本発明に係るシールドトンネルの床版構築方法は、トンネル底部の幅方向中央部にボックスカルバートを設置する第1工程と、トンネル底部の幅方向両端部に前記ボックスカルバートを挟んで予め所定形状に成形された左右一対のコンクリートブロックを設置する第2工程と、を含んで構成されることを特徴とする。
また、好ましい態様として、前記第2工程では、前記コンクリートブロックとして、水平な分割面により上下方向に複数に分割された部材を用意しておき、下側の部材から順に積層するとよい。
更に、本発明に係るシールドトンネルの施工方法は、先端部で地中を掘削し後方部でセグメントを組み立てるシールド機と、前記シールド機の後方に連結されて前記シールド機の掘進に伴って移動する後続台車と、を用いて、シールドトンネルを構築しつつ、前記シールド機と前記後続台車との間で、上記の方法により、床版を構築する。そして、前記後続台車は前記床版上を移動させることを特徴とする。
本発明に係るシールドトンネル用床版によれば、ボックスカルバート及びコンクリートブロックのいずれについてもプレキャスト部材であり、置くだけでよく、また置くだけでその上に台車等を走行させることが可能になるため、床版の構築、更にはシールドトンネルの構築に際し、作業効率を改善することができる。
また、ボックスルカルバートの左右に設置するコンクリートブロックは、重量物であり、セグメント坑の安定化を図ることができ、特に海底トンネルの施工においてセグメント坑の浮き上がり防止を図ることができる。
また、コンクリートブロックを上下一体型とした場合は、地震などの揺れを受けて、これが回転し、床面の平坦性を維持できなくなる恐れがあるが、上下方向に複数に分割し、分割面は水平とすることで、地震などの揺れを受けて、周面を有する下側の部材が回転しようとしても、上側の部材が重しとなって回転を抑制でき、あるいは、下側の部材が回転しても、上側の部材は独立していて引きずられることがないので、上側の部材により、床面の平坦性を維持することができる。よって、構造的に優れたものとなる。
また、シールドトンネルの施工において、シールド機と後続台車との間で床版を構築することにより、セグメントの組み立て後、速やかに床版を構築できる。これにより、セグメントの組み立て後、早期に、前述の浮き上がり防止を図ることができ、また後続台車の安定走行が可能となるなど、シールドトンネルの施工効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態として床版構造を示すシールドトンネルの断面図 コンクリートブロックの斜視図 床版構築位置を示すシールドトンネルのトンネル掘進方向に沿う断面図 図3のA−A断面図 床版構築工程1−1を示すシールドトンネルの断面図 床版構築工程1−2を示すシードルトンネルの断面図 床版構築工程2−1を示すシールドトンネルの断面図 床版構築工程2−2を示すシードルトンネルの断面図 本発明の他の実施形態として床版構造を示すシールドトンネルの断面図 床版のトンネル軸方向の配列を示す平面図 ボックスカルバートの側面図
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
先ず本発明に係るシールドトンネル用床版の一実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態として床版構造を示すシールドトンネルの断面図である。
シールドトンネル100は、掘削した坑の壁面に円周方向に複数に分割されたセグメントSGを組み付けることにより1リングずつ構築される。
床版200は、シールドトンネル(セグメント坑)100内に床面を形成するもので、本実施形態では、トンネル底部の幅方向中央部に配置されるボックスカルバート200Aと、トンネル底部の幅方向両端部にボックスルカルバート200Aを挟んで配置される左右一対のコンクリートブロック200B、200Bとから構成される。
ボックスカルバート200Aは、分割面S1により、トンネル底部に配置される上面開口のコ字型断面を有するボックスカルバート下部材201と、ボックスカルバート下部材201の上に配置される下面開口のコ字型断面を有するボックスカルバート上部材202と、に分割されている。
コンクリートブロック200Bは、ボックスカルバート200Aの側面とトンネル側壁部との間に挿入されて、ボックスカルバート200A(上部材202)の上面と面一に設置されるもので、図2に斜視図を示している。図2に示されるように、コンクリートブロック200Bは、ボックスカルバー200Aの側面に沿う略垂直な側面部aと、トンネル底部及び側壁部に沿う周面部bと、ボックスカルバート200Aの上面と面一な上面部cとを有する。
但し、周面部bは、トンネル底部及び側壁部の周面との正確な位置合わせが困難なことから、擬似的に複数の平面を周方向につなげて形成し、トンネル側の周面との間に後処理としてモルタルを流し込むようにしている。
また、コンクリートブロック200Bの周面部bと上面部cとの間の角部は垂直面dでカットしている。従って、コンクリートブロック200Bは、トンネル側壁部に空隙を隔てて対向する垂直面dを有する。この空隙には、後処理で、間詰コンクリート205が打設される。
コンクリートブロック200Bは、また、上下方向に積層される2つのブロック、すなわちブロック下部材203とブロック上部材204とに分割されている。ここで、ブロック下部材203とブロック上部材204との分割面S2は、水平方向に延在する。
また、コンクリートブロック200Bの下部材203と上部材204との分割面S2は、ボックスカルバート200Aの下部材201と上部材202との分割面S1に対し、高さを異ならせてある。具体的には、コンクリートブロック200Bの下部材203と上部材204との分割面S2は、ボックスカルバート200Aの下部材201と上部材202との分割面S1より、高位置に設定してある。
上記の部材201、202、203、204はいずれもプレキャスト部材であり、トンネル前後方向の寸法は、セグメントSGのトンネル前後方向の寸法(例えば2m)と一致している。
シールドトンネル100内での床版200の構築は、次のような手順で行う。
(1)第1工程
トンネル底部の幅方向中央部にボックスカルバート200Aを設置する。
より詳しくは、トンネル底部の幅方向中央部にボックスカルバート下部材201を設置し、その上にボックスカルバート上部材202と載置する。必要により、継手金具を用いて、ボルトで連結する。
(2)第2工程
ボックスカルバート200Aの左右にコンクリートブロック200B、200Bを設置する。
コンクリートブロック200Bの設置に際しては、ブロック下部材203を設置し、その上にブロック下部材204を載置する。
(3)第3工程
コンクリートブロック200Bの外側の垂直面(図2のd)とトンネル側壁部との間の空隙に、間詰コンクリート205を打設する。但し、第1工程と第2工程とで床版200はほぼ完成し、その上を台車等が走行することが可能になるので、第3工程は1リング毎に行う必要はなく、後でまとめて行うことができる。
本実施形態に係る床版200は、トンネル底部の幅方向中央部に設置されるボックスカルバート200Aと、トンネル底部の幅方向両端部にボックスカルバート200Aを挟んで設置され、予め所定形状に成形された左右一対のコンクリートブロック200B、200Bと、を含んで構成されることにより、次のような効果が得られる。
ボックスカルバート200A及びコンクリートブロック200Bのいずれについてもプレキャスト部材であり、置くだけでよく、また置くだけでその上に台車等を走行させることが可能になる。このため、床版の構築、更にはシールドトンネルの構築に際し、作業効率を改善することができる。
また、ボックスルカルバート200Aの左右に設置するコンクリートブロック200Bは、重量物であり、セグメント坑の安定化を図ることができる。特に海底トンネルの施工においてセグメント坑の浮き上がり防止を図ることができる。
また、本実施形態によれば、コンクリートブロック200Bは、上下方向に積層される複数の部材(ピース)203、204に分割されていて、これらの分割面S2は水平であることにより、次のような効果が得られる。
コンクリートブロック200Bを上下一体型とした場合は、地震などの揺れを受けて、これが回転し、床面の平坦性を維持できなくなる恐れがある。これに対し、上下方向に複数に分割し、分割面は水平とすることで、地震などの揺れを受けて、周面を有する下側の部材が回転しようとしても、上側の部材が重しとなって回転を抑制でき、あるいは、下側の部材が回転しても、上側の部材は独立していて引きずられることがないので、上側の部材により、床面の平坦性を維持することができる。
但し、上記の効果を損なわない範囲であれば、分割面(水平面)の一方に低めの凸部、他方に浅めの凹部を設けて、浅く嵌め合わせるようにしてもよく、これにより設置時の位置決めが容易となる。
また、本実施形態によれば、ボックスカルバート200Aは、下部材201と上部材202との2つに分割され、コンクリートブロック200Bも、下部材203と上部材204との2つに分割されているが、コンクリートブロック200Bの分割面S2は、ボックスカルバート200Aの分割面S1に対し、高さを異ならせてあることにより、次のような効果が得られる。
分割面S1、S2の高さが同じであると、一方の部材が横方向にずれたときに他方の部材も同方向にずれやすい。この点、高さを異ならせておくことで、一方の部材が横方向にずれようとしても、これを阻止できるか、少なくとも悪影響を受けるのを防止でき、横揺れに対する強度を向上させることできる。
尚、分割面の設定に際しては、重量配分も考慮することは言うまでもない。
また、本実施形態によれば、コンクリートブロック200Bは、トンネル側壁部に空隙を隔てて対向する垂直面dを有し、前記空隙に間詰コンクリート205が打設される構成により、次のような効果が得られる。
コンクリートブロック200Bとトンネルとの寸法誤差を吸収でき、管理が容易となる。また、垂直面dとすることで、トンネル側壁部(周面)との間の空隙は概略くさび状となり、間詰コンクリート205の打設が容易となる。
次に本発明に係る床版の構築を含むシールドトンネルの施工方法の一実施形態について説明する。
図3は本発明の一実施形態として床版構築位置を示すシールドトンネルのトンネル掘進方向に沿う断面図である。また、図4は図3のA−A断面図である。
このシールドトンネルの施工装置は、先端部で地中を掘削し後方部でセグメントを組み立てるシールド機1を主体として構成される。
シールド機1は、筒状本体の前端部に配置される掘削用のカッターヘッド2と、カッターヘッド2による掘削土を後方へ排出する排土機構(スクリューコンベア3、4)と、カッターヘッド2により掘削されたトンネルの壁面にセグメントを組み付けるセグメント組み付け機構(エレクタ5)と、筒状本体を掘削と共に前進させる推進機構(シールドジャッキ7)とを含んで構成される。
排土機構は、2本のスクリューコンベア3、4を主体として構成される。スクリューコンベア3はトンネル底部より天井部へ向かって後方に延び、これに連結されるスクリューコンベア4は天井部に沿って後方に延び、後端付近に排出口4aを有している。
セグメント組み付け機構は、トンネル径方向及び前後方向に移動しながら、セグメントSGを把持してトンネルの壁面に組み付けるエレクタ5を主体として構成され、更にこのエレクタ5へセグメントSGを供給するセグメント供給機構を含んで構成される。
セグメント供給機構は、構築済みのセグメント坑の底部を移動するセグメント搬送台車6と、この搬送台車6上で最後方のセグメント搬入位置から最前方のセグメント供給位置へセグメントSGを先送りする移送機構(図示せず)とを含んで構成される。
推進機構は、筒状本体の内面に沿ってほぼ等間隔で配置される複数のシールドジャッキ7を主体として構成され、構築済みのセグメントSGの端面を押すことで推力を発生させる。
このシールドトンネル施工装置は、更に、シールド機1の後方に連結ビーム8により連結されてシールド機1の前進に伴って移動する門型の後続台車(門型の架台)10と、この後続台車10に装備されるクレーン11、12と、後続台車10内の下部に設定されるセグメント及び床版用部材の置き場13と、シールド機1の排土機構(スクリューコンベア3、4)による掘削土を後続台車10の後方へ搬送する土砂搬送設備(ベルトコンベア14、ホッパー15)とを含んで構成される。
また、本実施形態では、シールド機1と後続台車10との間で床版200を構築するようにし、前記後続台車10は床版200上を移動する。また、前記置き場13は前記床版200上に設定される。
後続台車10は、本実施形態では、互いに連結される第1〜第4の台車10A、10B、10C、10Dにより構成され、第1の台車10Aが連結ビーム8によりシールド機1に連結され、各台車10A〜10Dも互いに連結されている。また、各台車10A〜10Dは、門型の脚部に走行輪を備え、セグメント坑内、本実施形態では構築済みの床版200上をスムーズに移動可能である。
後続台車10には第1及び第2のクレーン(本実施形態ではホイスト式天井クレーン)11、12が備えられる。
第1のクレーン11は、第3の台車10C、第2の台車10B、第1の台車10Aに跨って設けられる2本の走行レール11aと、走行レール11aに沿ってトンネル前後方向に移動可能な横行レール11bと、横行レール11bに沿ってトンネル幅方向に移動可能な吊り上げ用の電気ホイスト11cとを含んで構成される。
第2のクレーン12は、第1のクレーン11より低位置で、第2の台車10B、第1の台車10A及びシールド機1後方部に跨って設けられる2本の走行レール12aと、走行レール12aに沿ってトンネル前後に移動可能な横行レール12bと、横行レール12bに沿ってトンネル幅方向に移動可能な吊り上げ用の電気ホイスト12cとを含んで構成される。尚、図3には第2のクレーン12について横行レール12b及び電気ホイスト12cを2箇所に示しているが、これは走行レール12a方向の移動の様子を示している。
セグメント及び床版用部材の置き場13は、第1の台車10A及び第2の台車10B内の底部の床版200上に設定される。従って、置き場13にセグメント及び床版用部材を搬入するダンプトラック20の荷卸し位置は第3の台車10C内に設定される。尚、本実施形態では、置き場13を床版200上に設定したが、後続台車10(例えば第1の台車10Aと第2の台車10B)に荷台を設けて、この荷台上に置き場13を設定するようにしてもよい。
土砂搬送設備は、本実施形態では、ベルトコンベア14と、ホッパー15とから構成される。
ベルトコンベア14は、シールド機1による掘削土を後続台車10の後方部へ搬送する。このため、ベルトコンベア14は、シールド機1側の排土機構(スクリューコンベア3、4)の排出口4aの下方から、トンネル天井部に向かい、これに沿って、第1の台車10A、第2の台車10B及び第3の台車10C上を経て、第4の台車10D上まで延びている。尚、ベルトコンベア14に代えて、スクリューコンベアや、土砂圧送管を用いることもできる。
ホッパー15は、ベルトコンベア14の終端に設けられ、第4の台車10Dの上部に支持されている。尚、このホッパー15下部の排出口は開閉操作可能である。
従って、掘削土を搬出するダンプトラック20の積込み位置は第4の台車10D内のホッパー15の下方に設定される。これにより、ホッパー15は、置き場13より後方に配置され、ダンプトラック20の掘削土積込み位置は、ダンプトラック20のセグメント及び床版用部材の荷卸し位置より後方である。
上記のシールドトンネル施工装置を用いたシールドトンネルの施工について説明する。
本実施形態では、セグメント及び床版用部材の搬入と掘削土の搬出に、構築済みのトンネル坑内(床版200上)を走行するタイヤ式の搬送車両として、ダンプトラック20を用いる。
ダンプトラック20は、セグメントSG及び床版用部材201〜204を積込んで、又は交代でいずれか一方を積込んで、構築済みのトンネル坑内を立坑側から切羽側へ向けて走行する。
セグメントSG及び/又は床版用部材201〜204を積込んだダンプトラック20は、第3の台車10C内の荷卸し位置にて停車するが、荷卸し位置への走行路にターンテーブル(図示せず)を設け、荷卸し位置に到着する前に、車両の向きを反転させて、荷卸し位置にバックで進入させる。
荷卸し位置では、第1のクレーン11の電気ホイスト11cを用いて、ダンプトラック20から置き場13へ、セグメントSG及び/又は床版用部材201〜204を荷卸しする。
置き場13からは、第2のクレーン12の電気ホイスト12cを用いて、シールド機1にセグメントSGを供給する。より詳しくは、シールド機1のセグメント搬送台車6にセグメントSGを供給する。これにより、セグメントSGは搬送台車6上を移送機構(図示せず)により先送りされ、エレクタ5により、カッターヘッド2によって掘削されたトンネル壁面に組み付けられる。
第2のクレーン12はまた、シールド機1と後続台車10との間での床版200の組み立てに用いる。すなわち、第2のクレーン12の電気ホイスト12cにより、ボックスカルバート下部材201、ボックスカルバート上部材202、ブロック下部材203、ブロック上部材204の順で運搬して、組み立てる。
床版200の組み立ての様子を図5〜図8に示している。尚、図5〜図8は図3のB−B断面図に相当する。
工程1−1では、図5に示すように、第2のクレーン12によりボックスカルバート下部材201を運搬し、トンネル底部の幅方向中央部に設置する。
工程1−2では、図6に示すように、第2のクレーン12によりボックスカルバート上部材202を運搬し、設置済みのボックスカルバート下部材201の上に設置する。
工程2−1では、図7に示すように、第2のクレーン12によりブロック下部材203を運搬し、トンネル底部の幅方向両端部で、ボックスカルバート200Aとトンネル側壁部との間に設置する。
工程2−2では、図8に示すように、第2のクレーン12によりブロック上部材204を運搬し、設置済みのブロック下部材203の上に設置する。
本実施形態では、第1のクレーン11により、ダンプトラック20から置き場13にセグメント及び床版用部材を荷卸しし、第2のクレーン12により、置き場13からシールド機1へのセグメントの供給と床版200の組み立てとを実施することにより、2つのクレーンに仕事を分担させて、各クレーンの走行距離(トンネル前後方向の移動距離)を短くでき、作業時間の短縮を図ることができる。但し、1つのクレーンで、実施することも可能である。
一方、シールド機1による掘削土は、シールド機1において排土機構を構成するスクリューコンベア3、4により搬送され、スクリューコンベア4の後端付近の排出口4aから排出される。この排出口4aの直下には、土砂搬送設備を構成するベルトコンベア14の一端部を配置してあり、掘削土はベルトコンベア14により後続台車10の上部を通って後方へ搬送される。ベルトコンベア14の他端部は第4の台車10Dに支持されているホッパー15の上方に位置しているので、ベルトコンベア14により搬送される掘削土は最終的にはベルトコンベア14の他端部より落下してホッパー15内に貯留される。
第3の台車10C内の荷卸し位置にてセグメントSG及び/又は床版用部材201〜204の荷卸しを終えたダンプトラック20は、第4の台車10D内の掘削土積込み位置に移動する。
掘削土積込み位置では、ホッパー15の排出口を開操作して、運搬可能な重量の掘削土をダンプトラック20に積込む。尚、ホッパー15の排出側にスクリューコンベアを備え、スクリューコンベアの操作により、掘削土をダンプトラック20に積込むようにすることもできる。
掘削土の積込みを終えたダンプトラック20は、構築済みのトンネル坑内を切羽側から立坑側へ向けて走行する。
このように、本実施形態では、構築済みのトンネル坑内(床版200上)を走行するタイヤ式の搬送車両(ダンプトラック20)を用い、その往復移動で、セグメント及び床版用部材の搬入と掘削土の搬出とを効率的に行うことができる。但し、これらの搬送はタイヤ式の搬送車両に限るものではなく、バッテリーロコ等の軌道車両を用いて、これらの搬送を行うことも可能である。
本実施形態によれば、先端部で地中を掘削し後方部でセグメントを組み立てるシールド機1と、シールド機1の後方に連結されてシールド機1の掘進に伴って移動する後続台車10と、を用いて、シールドトンネル100を構築しつつ、シールド機1と後続台車10との間で、床版200を構築することにより、次のような効果が得られる。
セグメント坑の構築(セグメントSGの組み立て)後、速やかに床版200を構築できる。これにより、セグメント坑の構築後、早期に、コンクリートブロック200B(及びボックスカルバート200A)の重量で、海底トンネルなどでの浮き上がり防止を図ることができる。また、後続台車10を床版200上を移動させることができ、後続台車10の安定走行が可能となる。よって、シールドトンネルの施工効率を向上させることができる。
次に、本発明に係るシールドトンネル用床版、及び、床版の構築を含むシールドトンネルの施工方法の他の実施形態について説明する。
図9は本発明の他の実施形態として床版構造を示すシールドトンネルの断面図、図10は床版のトンネル軸方向の配列を示す平面図、図11はボックスカルバートの側面図である。
図9の実施形態では、ボックスカルバート200Aの下部材201の底部に猫足状の脚部211が複数設けられ、トンネル底部との間に20mm程度の空隙e1が形成されるようにしている。
また、コンクリートブロック200Bの下部材203の底部(図2の周面部b)にも猫足状の脚部212が複数設けられ、トンネル底部との間に20mm程度の空隙e2が形成されるようにしている。
また、コンクリートブロック200Bの下部材203のボックスカルバート200A側面に対向する側面(図2の側面部a)にも猫足状の突起部213が複数設けられ、ボックスルカルバート200Aとの互いの側面間に20mm程度の空隙e3が形成されるようにしている。
また、図10を参照し、ボックスカルバート200Aのトンネル軸方向の長さL1に対し、コンクリートブロック200Bのトンネル軸方向の長さL2は、20mm程度短く形成される。例えばL1=2000mmに対し、L2=1980mmとされる。尚。ボックスカルバート200Aの軸方向の長さL1は、セグメントのトンネル軸方向の長さと同じである。
従って、トンネル軸方向に、ボックスカルバート200Aを隙間無く並べ、これと同じピッチで、コンクリートブロック200Bを並べることで、隣接するコンクリートブロック200B、200B間に20mm程度の空隙e4が形成されるようにしている。尚、ボックスカルバート200Aのトンネル軸方向に隙間を設けてもよい。
前記空隙e1、e2、e3、e4には、後処理として、特殊モルタルを注入し、一体化する。
このように空隙をあけて設置し、モルタルを注入して一体化する構造とすることで、寸法誤差を吸収でき、結果的に設置精度を向上させることができる。
この特殊モルタルの注入は次のように行う。
シールド機と後続台車との間での床版の構築後に、後続台車にて、複数リング分の床版に対し、まとめて行う。例えば、トンネルの1日当たりの掘進がセグメントで8リングの場合、1日当たり2時間程度かけて、8リング分の床版の前記空隙e1〜e4に特殊モルタルをまとめて注入する。後続台車にて、後続台車の下方の床版に対しモルタル注入を行うことで、注入設備は後続台車に搭載できる。
このとき、モルタル注入範囲の最も前位のボックスルカルバート200A及びコンクリートブロック200Bの空隙には、図11にボックスカルバート200Aの例で示すように、独立気泡合成樹脂又は特殊発泡合成ゴム製の型枠シール部材(モルトメール)220を使用して、注入モルタルに対する堰止めを行わせる。この部材220は埋め殺しにすればよい。
このように、モルタル注入による床板の一体化を後処理としてまとめて実施しても、セグメント坑の構築後、早期にボックスカルバート及びコンクリートブロックを設置できるので、設置した段階で海底トンネルなどでの浮き上がりが防止できる。また、後続台車の走行が可能となるので、シールド機の掘進により牽引されて移動する後続台車の走行に支障が生じない。また、後処理としてモルタルを注入することで、シールド機と後続台車との間で作業が輻輳するのを回避できる。また、後続台車の下方の床版に対してモルタル注入することで、注入設備を後続台車に搭載した場合、注入ホース等の注入設備を省設備とすることができる。また、後続台車の下方でモルタル注入が完了すれば、後続台車へ資機材を運搬するダンプトラックの走行する区間は床版がセグメントと堅固に接合されるので、ダンプトラックのタイヤにより床版がずれたりすることがない。
尚、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
例えば、図示の実施形態では、コンクリートブロック200Bは、上下方向に積層される2つの部材(下部材203と上部材204)に分割されているが、2つに限らず、複数の部材に分割されていればよい。また、ボックスカルバート200Aについても同様で、図示の実施形態では、上下方向に積層される2つの部材(下部材201と上部材202)に分割されているが、2つに限らず、複数の部材に分割されていればよい。また、ボックスカルバート200Aの分割数とコンクリートブロック200Bの分割数とが同じである必要もない。
1 シールド機
2 カッターヘッド
3、4 スクリューコンベア(排土機構)
4a 排出口
5 エレクタ(セグメント組み付け機構)
6 セグメント搬送台車
7 シールドジャッキ(推進機構)
8 連結ビーム
10(10A〜10D) 後続台車
11 第1のクレーン
12 第2のクレーン
11a、12a 走行レール
11b、12b 横行レール
11c、12c 電気ホイスト
13 置き場
14 ベルトコンベア(土砂搬送設備)
15 ホッパー
20 ダンプトラック
100 シールドトンネル(セグメント坑)
SG セグメント
200 床版
200A ボックスカルバート
200B コンクリートブロック
201 ボックスカルバート下部材
202 ボックスカルバート上部材
203 ブロック下部材
204 ブロック上部材
205 間詰コンクリート
211、212 脚部
213 突起部
220 型枠シール部材

Claims (7)

  1. シールドトンネルの床面を形成する床版であって、
    トンネル底部の幅方向中央部に設置されるボックスカルバートと、
    トンネル底部の幅方向両端部に前記ボックスカルバートを挟んで設置され、予め所定形状に成形された左右一対のコンクリートブロックと、
    を含んで構成されることを特徴とする、シールドトンネル用床版。
  2. 前記コンクリートブロックは、上下方向に積層される複数の部材に分割されていて、これらの分割面は水平であることを特徴とする、請求項1記載のシールドトンネル用床版。
  3. 前記ボックスカルバートは、上下方向に積層される複数の部材に分割され、
    前記コンクリートブロックの分割面は、前記ボックスカルバートの分割面に対し、高さを異ならせてあることを特徴とする、請求項2記載のシールドトンネル用床版。
  4. 前記コンクリートブロックは、トンネル側壁部に空隙を隔てて対向する垂直面を有し、前記空隙に間詰コンクリートが打設されることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のシールドトンネル用床版。
  5. シールドトンネルの床版構築方法であって、
    トンネル底部の幅方向中央部にボックスカルバートを設置する第1工程と、
    トンネル底部の幅方向両端部に前記ボックスカルバートを挟んで予め所定形状に成形された左右一対のコンクリートブロックを設置する第2工程と、
    を含んで構成されることを特徴とする、シールドトンネルの床版構築方法。
  6. 前記第2工程では、前記コンクリートブロックとして、水平な分割面により上下方向に複数に分割された部材を用意しておき、下側の部材から順に積層することを特徴とする、請求項5記載のシールドトンネルの床版構築方法。
  7. 先端部で地中を掘削し後方部でセグメントを組み立てるシールド機と、前記シールド機の後方に連結されて前記シールド機の掘進に伴って移動する後続台車と、を用いて、シールドトンネルを構築しつつ、
    前記シールド機と前記後続台車との間で、請求項5又は請求項6記載の方法により、床版を構築し、
    前記後続台車は前記床版上を移動させることを特徴とする、シールドトンネルの施工方法。
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