JP5491424B2 - Led照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源にLEDを用いたLED照明装置に関し、例えば、ベランダの手摺り等の建築部材に取り付けて使用されるLED照明装置に関する。
従来のLED照明装置として、例えば下記特許文献1に記載されたようなものがある。これは、透光ケースと、この透光ケースに内に保持されようにその内部に収容され、複数のLEDがその面上に実装されるLED基板とからなるもので、透光ケースの両端部には従来の蛍光灯用照明装置の受口に挿入して電気的に接続するための端子を備えている。
特許文献1に開示されているようなLED照明装置は、従来用いられていた蛍光灯照明具に代わるもので、外部構造的には蛍光ランプと同様であって、透光ケースの両端部に設けてある端子を既設の蛍光灯用照明装置の受口に接続させるようにしたものであるから、例えばベランダの手摺りの全長に亘って複数のLED照明装置を一列状に取り付けようとすれば、手摺りに蛍光灯用照明装置の受口を設置する必要があり、その受口を設置するには一定のスペースを必要とするため、受口を設置した領域では照明が分断される、という不都合があるうえ、施工に非常に手間がかかるという問題が考えられる。
特開2010−97763号公報
本発明は、上記の問題点に鑑み、照明装置を一列状に連続的に設置できると共に、施工が簡単に行えるLED照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、LED6を用いてこのLED6を発光させるようにしたLED照明装置7であって、
手摺り笠木2等の建築部材に設けられた照明装置取付用凹溝10に嵌合固定される金属形材からなる本体ケース12と、この本体ケース12内にその長手方向に一定間隔に取り付けられ、夫々の定位置に複数のLED6を実装した複数のLED基板14と、これらLED基板14を電気的に接続する接続配線15と、この接続配線15の両端部に設けられたジョイントコネクター26,27とを備え
本体ケース12は、両側壁部17,18と、両側壁部17,18の下端部側どうしをつなぐ連結壁部19と、連結壁部17の下面の両側端部にLED基板14の両側端部が嵌合するように形成された両側一対の嵌合凹部20,21と、両側壁部17,18の夫々上側端部に夫々外向きに突設されていて、照明装置取付用凹溝10の対向壁面10a,10bの夫々奥部に設けられた係嵌凹部22,23に係嵌する両側一対の係嵌突起24,25とからなるもので、連結壁部19の下面と両側一対の嵌合凹部20,21との間にLED基板14を嵌合保持して、LED基板14の下面に実装したLED6を両側一対の嵌合凹部20,21の間から発光できるようにしたことを特徴とする。
請求項は、請求項に記載のLED照明装置において、本体ケース12の連結壁部19は両側壁部17,18と直交するように形成されていることを特徴とする。
請求項は、請求項に記載のLED照明装置において、本体ケース12の連結壁部19は両側壁部17,18と斜交するように形成されていることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明のLED照明装置7は、手摺り笠木2等の建築部材に設けられた照明装置取付用凹溝10に嵌合固定される金属形材からなる本体ケース12と、この本体ケース12内にその長手方向に一定間隔に取り付けられ、夫々の定位置に複数のLED6を実装した複数のLED基板14と、これらLED基板14を電気的に接続する接続配線15と、この接続配線15の両端部に設けられたジョイントコネクター26,27とを備えたLEDユニットからなるため、LED照明装置7の設置にあたって、これを工場生産し、設置現場において、手摺り笠木2等の建築部材の照明装置取付用凹溝10にワンタッチで嵌め込みでき、また現場での設置長さに応じてLED照明装置7を所要本数使用すると共に、本体ケース12を適当長さにカットして、夫々の両端部のあるジョイントコネクター26,27を接続すればよいから、簡単な施工によってLED照明装置7を一列状に連続的に設置することができる。
加えて、本体ケース12は、両側壁部17,18と、両側壁部17,18の下端部側どうしをつなぐ連結壁部19と、連結壁部17の下面の両側端部にLED基板14の両側端部が嵌合するように形成された両側一対の嵌合凹部20,21と、両側壁部17,18の夫々上側端部に夫々外向きに突設されていて、照明装置取付用凹溝10の対向壁面10a,10bの夫々奥部に設けられた係嵌凹部22,23に係嵌する両側一対の係嵌突起24,25とからなるもので、連結壁部19の下面と両側一対の嵌合凹部20,21との間にLED基板14を嵌合保持して、LED基板14の下面に実装したLED6を両側一対の嵌合凹部20,21の間から発光できるようにしたから、本体ケース12の両側壁部17,18を手摺り笠木2等建築部材側の照明装置取付用凹溝10に押し込むことにより、係嵌突起24,25が壁面10a,10bの奥部に設けられた係嵌凹部22,23に係嵌して、本体ケース12を、凹溝10に対し抜け出し不能に簡単に固定することができる。
請求項に係る発明のように、本体ケース12の連結壁部19が両側壁部17,18と直交するように形成される場合には、連結壁部19の下面に沿って取り付けられるLED基板14も水平に位置し、このLED基板14の下面に配設されるLED6も水平に位置するから、LED6から発光される光は、ほぼ垂直下向きに投射されることになる。
請求項に係る発明のように、本体ケース12の連結壁部19が両側壁部17,18と斜交するように形成される場合には、連結壁部19の下面に沿って取り付けられるLED基板14は水平面に対し所定角度傾斜し、従ってLED基板14の下面に配設されるLED6も連結壁部19に対し所定角度傾斜するから、LED6から発光される光は、斜め下向きに投射されることになる。
(a) は本発明に係るLED照明装置を備えた手摺りを室外側から見た正面図、(b) は(a) のA−A線拡大断面図である。 図1の(a) のB−B線拡大断面図である。 (a) は図2の矢印Cで示す部分の拡大図、(b) は(a) に示すLEDユニットを照明装置取付用凹溝に嵌め込もうとしている状態を示す拡大斜視図である。 LED照明装置を示す拡大斜視図である。 (a) は他の形態のLED照明装置を備えた手摺りを示す図2と同様な断面図、(b) は(a) に示すLED照明装置を照明装置取付用凹溝から取り外した状態の断面図である。 手摺り笠木の室内側下方に設けられた補助手摺りを室内側から見た正面図で、この補助手摺りに本発明に係るLED照明装置を装備している。 図8の一部拡大図である。 図6のD−D線拡大断面図である。 (a) は補助手摺りの取付アームの他の例を示す図7と同様な断面図、(b) は(a) に示す補助手摺りを示す断面図である。
以下に本発明の好適な実施形態を図面にもとづいて説明すると、図1及び図2にはベランダの室外側端部に設置された手摺り40を室外側から見たもので、この手摺り40は、ベランダ通路Tの室外側端部に設けられた堰壁S上に沿って支柱1を一定間隔に立設し、これら支柱1・・・の上端部に手摺り笠木2を架け渡すと共に、隣り合う支柱1,1の下端部どうしを下枠3によって連結し、隣り合う両支柱1,1と手摺り笠木2と下枠3とで形成される区画4内にガラス板(パネル)5を嵌装してなるものである。
手摺り笠木2は、図2に示すように、その通路T側端部2aが支柱1の通路側側面1aよりベランダ通路T側へ出っ張るように形成されると共に、通路Tと反対側の端部である屋外側端部2bが支柱1の屋外側側面1bよりも屋外側へ若干出っ張るように形成され、通路T側の出っ張り端部2aの下面側には、多数のLED6を笠木長手方向に一定間隔に配設してなる本発明のLED照明装置7が装備され、このLED照明装置7によってベランダ通路Tを照らすことができるようになっている。そして、手摺り笠木2の屋外側端部2bと下枠3と隣り合う両支柱1,1とによって形成される区画4内に前記ガラス板5が嵌装されている。
また手摺り笠木2は、図2に示すように、支柱1の上端面に載設固定されるアルミ押出形材製の基枠8と、この基枠8の上面側を覆うように流線型状に形成されてい、基枠8に対し取外し可能に係嵌固定されるアルミ押出形材製の笠木本体9とからなるもので、手摺り笠木2全体の横断面形状において、通路側出っ張り端部2aが比較的細い流線型に形成され、その反対側の屋外側端部2bが比較的太い流線型に形成されている。
また図2に示すように、手摺り笠木2を形成する基枠8の下面には、手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2aに、照明装置取付用凹溝10が笠木長手方向に沿ってその全長に亘り凹設され、それと反対側の屋外側端部2bにはガラス板嵌合部11が凹設されている。基枠8の両側端部に被係嵌部8a,8bが形成され、笠木本体9の両側端には、基枠8の被係嵌部8a,8bに係嵌可能な係嵌部9a,9bが形成され、しかして笠木本体9は、その係嵌部9a,9bを基枠8の被係嵌部8a,8bに係嵌させることにより、基枠8に対し取外し可能に係嵌固定される。
本発明に係るLED照明装置7は、図3の(a) ,(b) 及び図4に示すように、手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2aの下面に笠木長手方向に沿って凹設された照明装置取付用凹溝10に嵌合固定され、所定長さに切断可能なアルミ押出形材からなる本体ケースと、この本体ケース12内にその長手方向に一定間隔に保持されて、夫々複数のLED6を定位置に実装した複数のLED基板14と、これらLED基板14を電気的に接続する接続配線15と、この接続配線15の両端部に設けられたジョイントコネクター26,27とを備えたLEDユニットからなるもので、図示しない電源用電線から前記接続配線15により給電され、図示しない制御装置によって点灯/消灯制御されるようになっている。
前記本体ケース12は、アルミ押出形材からなるもので、図3の(a) ,(b) 及び図4に示すように、両側壁部17,18と、両側壁部17,18の下端部側どうしをつなぐ連結壁部19と、この連結壁部19の下面側の両側端部にLED基板14の両側端部が嵌合するように対向形成された両側一対の嵌合凹部20,21と、両側壁部17,18の夫々上端部に夫々外向きに突設されていて、前記照明装置取付用凹溝10の対向壁面10a,10bの夫々奥部に設けられた係嵌凹部22,23に係嵌する両側一対の係嵌突起24,25とによって構成され、連結壁部19の下面と両側一対の嵌合凹部20,21との間にLED基板14を嵌合保持して、このLED基板14の下面側に取り付けられたLED6を両側一対の嵌合凹部20,21の間から下方へ向けて発光できるようになっている。尚、両側壁部17,18は、図3の(b) に示すように、上端部に形成された両係嵌突起24,25の外法幅Waが照明装置取付用凹溝10の対向壁面10a,10bの内法幅Wbよりも僅かに大きくなるように形成されている。
前記LED照明装置7をLEDユニットとして組み立てるには、各LED基板14の表面側所定位置に、例えば2個のLED6(図4参照)と1個の抵抗(図示省略)とを実装して、この基板14の裏面側にプリントされている配線(図示省略)と接続する。そして、本体ケース12を図4に示すように逆様に引っ繰り返した状態で、この本体ケース12の一端側から、所要数個のLED基板14・・・を、連結壁部19と両側一対の嵌合凹部20,21との間に挿入嵌合して、これらのLED基板14・・・を同図に示すように所定間隔に位置決めし、連結壁部19の背面側に逃がした接続配線15によってこれらのLED基板14・・・を電気的に接続する。また、図4に示すように、接続配線15の両端部には夫々、ジョイントコネクターのオス端子26とメス端子27を取り付ける。また、LED基板14を配設した本体ケース12の連結壁部19の下部側には、図3の(a) に少しだけ示すように、シール材36を、LED基板14が埋め尽くされると共にLED6の表面のみが下向きに露出する状態となるように装填して、防水処理を施す。このシール材36としては、液状又は半液状の硬化性シリコン樹脂等を使用する。この硬化性シリコン樹脂を使用する場合、シール材36はLED基板14を連結壁部19の下部側に固定するための保持部材としても利用可能である。
上記のようにしてユニットに組み立てられるLED照明装置7は、例えば図1の(a) に示す手摺りの隣り合う支柱1,1間のピッチに相当する長さに形成されていて、所要本数のLED照明装置7を、手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2aの照明装置取付用凹溝10に対して、この凹溝10の一端部側から順次、図3の(b) に示すような状態で嵌め込んでいき、手摺り笠木2の全長に亘ってその照明装置取付用凹溝10内で本体ケース12の端面どうしが当接し合う状態に取り付ける。この取付けの際に、各LED照明装置7は、図4に示すようなジョイントコネクターのオス端子26とメス端子27とを、本体ケース12内で互いに他のLED照明装置7のジョイントコネクターのオス端子26とメス端子27とに凹凸嵌合することよって相互に電気的に接続し、手摺り笠木2の全長に形成されている照明装置取付用凹溝10に亘って一連のLED照明装置7・・・を間断なく連続的に取り付ける。そして、この一連のLED照明装置7・・・の一端側のジョイントコネクター26,27を電源側配線のメス端子とオス端子とに接続して給電可能な状態とする。尚、この一連のLED照明装置7の他端側では、ジョイントコネクターのオス端子26とメス端子27と互いに係合させればよい。
また、上記のように、一定長さのLED照明装置7を所要本数、手摺り笠木2の照明装置取付用凹溝10の一端側から他端側へその全長に亘って順次嵌め込んでいって、最後に嵌め込むLED照明装置7が残りの凹溝10部分よりも長くなる場合は、その長い分だけその照明装置7の本体ケース12を切断し、不要のLED基板14を適宜に取り外して、接続配線15を適宜調整すればよく、また逆に残りの凹溝10部分の長さが1本のLED照明装置7より短い場合は、本体ケース12を所要長さに切断し、不要のLED基板14を取り外して、接続配線15を適宜調整したLED照明装置7を嵌め込むことによって、手摺り笠木2の照明装置取付用凹溝10の全長に亘ってLED照明装置7を一列状に間断なく連続的に取り付けることができる。
また、LED照明装置7の本体ケース12を手摺り笠木2の照明装置取付用凹溝10に嵌合するにあたって、両側壁部17,18上端部の両係嵌突起24,25は図3の(b) に示すように外法幅Waが照明装置取付用凹溝10の対向壁面10a,10bの内法幅Wbよりも僅かに大きいため、両側壁部17,18の上端部側を凹溝10の対向壁面10a,10bに対して若干傾斜させた状態から照明装置取付用凹溝10に突入させて、係嵌突起24,25を凹溝10の壁面10a,10bに添わせながら押し込むことにより、係嵌突起24,25が壁面10a,10bの奥部に設けられた係嵌凹部22,23に係嵌し、本体ケース12は、凹溝10に対し抜け出し不能に固定される。
また、図3に示すように、本体ケース12の連結壁部19は両側壁部17,18に対し所定角度で斜交するように形成されていることから、この連結壁部19の下面に沿って取り付けられるLED基板14は水平面に対し所定角度(例えば水平面に対し室内側上り傾斜30°)傾斜し、従ってLED基板14の下面に配設されるLED6も水平面に対して所定角度傾斜することになるため、手摺りの使用においてLED照明装置7のLED基板14のLED6から発光される光は、図2に示すように、手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2aから室内側へ例えば30°の傾斜角度でベランダ通路を照らすようになる。後記のように本体ケース12の連結壁部19が両側壁部17,18と直交するように形成されるならば、LED6からの光はベランダ通路Tの室外寄り部分を照らすことになる。
以上、図1〜図4によって説明した実施形態の手摺りのように、手摺り笠木2を、その通路側端部2aが支柱1よりベランダ通路T側へ出っ張るように形成し、この手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2a下面側に多数のLED6を笠木長手方向に一定間隔に配設してなるLED照明装置7を取り付け、このLED照明装置7によって通路T部分を照らすようにしたから、例えばベランダで夜間に洗濯物を干すような場合に、LED6を発光させることにより、室内の照明がカーテン等で遮断されていても、ベランダが明るくなって物干しが非常にやり易くなる。また、LED6が手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2a下面側に設けてあるため、多層階集合住宅の場合には、LED6からの光が、手摺りを越えて下階のベランダに漏れ出るような不都合がない。また手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2a下面側に設けたLED照明装置7の使用によって、ベランダ以外の段差のある通路や階段では、歩行者の足元を的確に照らすことができるため、歩行者の安全を十分に確保できる。
また、LED照明装置7は、手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2aの下面に笠木長手方向に沿って凹設された照明装置取付用凹溝10に嵌合固定される長尺状の本体ケース12と、本体ケース12内にその長手方向に一定間隔に保持されて、夫々複数のLED6を定位置に配設した複数のLED基板14と、これらLED基板14を電気的に接続する接続配線15と、接続配線15の両端部に設けられたジョイントコネクター26,27とを備えたLEDユニットからなるため、LED照明装置7の設置にあたっては、このLEDユニットを工場生産し、このLEDユニットを設置現場において、手摺りの取付け後に、手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2aに設けてある照明装置取付用凹溝10にワンタッチで嵌合固定でき、また現場での手摺り笠木2の長さに応じてLED照明装置7を所要数使用すると共に、本体ケース12を適当長さにカットして、夫々の両端部のあるジョイントコネクター26,27を接続すればよいから、簡単な施工によってLED照明装置7を一列状に連続的に設置することができる。
そして、上記LED照明装置7の本体ケース12は、両側壁部17,18と、両側壁部17,18の下端部側どうしをつなぐ連結壁部19と、連結壁部19の下面の両側端部にLED基板14の両側端部が嵌合するように形成された両側一対の嵌合凹部20,21と、両側壁部20,21の夫々上側端部に外向きに突設されていて、照明装置取付用凹溝10の対向壁面10a,10bの夫々奥部に設けられた係嵌凹部22,23に係嵌する両側一対の係嵌突起24,25とからなるもので、連結壁部19の下面と両側一対の嵌合凹部20,21との間にLED基板14を嵌合して保持し、LED基板14の下面に取り付けたLED6を両側一対の嵌合凹部20,21の間から発光できるようにしたから、本体ケース12の両側壁部17,18を手摺り笠木2側の照明装置取付用凹溝10に押し込むことにより、係嵌突起24,25が壁面10a,10bの奥部に設けられた係嵌凹部22,23に係嵌して、本体ケース12を、凹溝10に対し抜け出し不能に簡単に固定することができる。
上述した実施形態の手摺りにおいて、隣り合う両支柱1,1と手摺り笠木2と下枠3とで形成される区画4内でのガラス板5の取付構造について説明すると、左右各支柱1は、図1の(b) 及び図2に示すように、角筒状の支柱本体28と、この支柱本体28の室外側面に突設された目地枠29とからなり、下枠3は、左右に対向する支柱1,1の目地枠29,29間に介装されていて、下枠3の端部が支柱本体28にビス30で固定され、そして、ガラス板5は、その上端部が手摺り笠木2の基枠8のガラス嵌合部11に嵌合され、左右各端部が目地枠29のガラス嵌合部32に嵌合された状態で、区画4内に嵌装されている。尚、図1の(b) 及び図2において、33は、支柱1の目地枠29を挟んで対向する両側の区画4,4の両下枠3,3の対向端面間の隙間34を覆う化粧カバーで、ビス35によって両下枠3,3に固定されている。
図5の(a) は他の形態のLED照明装置7を備えた手摺りを示す図2と同様な断面図、(b) は(a) に示すLED照明装置7を手摺り笠木2側の照明装置取付用凹溝10から取り外した状態の断面図である。ここに示すLED照明装置7は、図2〜図4により説明したものとほとんど同様であって、図2〜図4に示すLED照明装置7では本体ケース12の連結壁部19がその両側壁部17,18と斜交するように形成されているのに対し、この図5の(a) に示すLED照明装置7では本体ケース12の連結壁部19が両側壁部17,18と直交するように形成されている点が異なる。
即ち、図5の(b) に示すLED照明装置7の本体ケース12は、両側壁部17,18と、両側壁部17,18と直交するように形成され、両側壁部17,18の下端部側どうしをつなぐ連結壁部19と、この連結壁部19の下面の両側端部にLED基板14の両側端部が嵌合するように対向形成された両側一対の嵌合凹部20,21と、両側壁部17,18の夫々上端部に夫々外向きに突設されていて、照明装置取付用凹溝10の対向壁面10a,10bの夫々奥部に設けられた係嵌凹部22,23に係嵌する両側一対の係嵌突起24,25とからなるもので、連結壁部19の下面と両側一対の嵌合凹部20,21との間にLED基板14を嵌合保持し、このLED基板14の下面側に取り付けられたLED6を両側一対の嵌合凹部20,21の間から下方へ向けて発光できるようにしている。尚、図5の(b) において、36はシール材で、図3のLED照明装置7に示されるものと同じである。
従って、図5の(a) に示すようにLED照明装置7の本体ケース12を手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2aに設けた照明装置取付用凹溝10に嵌合固定した状態において、本体ケース12の連結壁部19が両側壁部17,18と直交して、水平に位置するため、この連結壁部19の下面に沿って取り付けられるLED基板14も水平に位置し、このLED基板14の下面に配設されるLED6も水平に位置することになり、従ってLED基板14のLED6から発光される光は、図示のようにほとんど垂直下方に投射され、ベランダ通路Tの室外寄り部分を照らすことになる。この場合も、LED6が手摺り笠木2の通路側出っ張り端部2aに設けてあるため、多層階集合住宅の場合でも、LED6からの光が、手摺りを通って下階のベランダに漏れ出るような不都合がない。
図6は、手摺り50に補助手摺り枠51を設けた状態を室内側から見た正面図で、この補助手摺枠51に本発明に係るLED照明装置7が装備されている。この手摺り50は、ベランダ通路の室外側端部に設けられた堰壁Sの上に沿って支柱1を一定間隔に立設し、これら支柱1・・・の上端部に手摺り笠木2を架け渡すと共に、隣り合う支柱1,1の下端部どうしを下枠3によって連結し、隣り合う両支柱1,1と手摺り笠木2と下枠3とで形成される区画4内に縦桟37を格子状に配設してなるもので、この手摺り50の室内側には手摺り50の全長に亘って、補助手摺り枠51が、手摺り笠木2より低い位置で、支柱1に取り付けられた取付金具52によって固定されている。
補助手摺り枠51は、図7から分かるように、アルミ押出形材からなるもので、下側部が全長に亘って開口した円筒状本体53と、この円筒状本体53内に一体に形成された断面略下向きコ字状のコ字枠部54とからなり、円筒状本体53の開口部53aと下向きコ字状のコ字枠部54とによって照明装置取付用凹溝10を形成しており、この照明装置取付用凹溝10にLED照明装置7が嵌合固定されるようになっている。このLED照明装置7は、図5によって説明したものと全く同じ構造のLEDユニットであるため、同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
取付金具52は、側面視が図7、図8に示すような略々N字状のアルミ製取付金具で、横断面略々N字状のアルミ押出形材を一定幅に切断して形成されたものであって、図8に示すように下部側の取付板部52aと、取付板部52aの上端から下向き傾斜状に延びた中間板部52bと、中間板部52b上端から上向きに延びた支持板部52cとからなり、支持板部52cの上部側には、補助手摺り枠51の円筒状本体52の横側面部に係合する円弧状係合部52dが形成されている。
従って、LED照明装置7を補助手摺り枠51に装備するにあたり、上記取付金具52によって補助手摺り枠51を支柱1に固定するには、例えば、取付金具52の上部側円弧状係合部52dを、補助手摺り枠51の横側面所要部位(支柱1と対向する部位)に係合させて、ビス55で固定した後、補助手摺り枠51を所定高さに保持した状態で、各取付金具52の下部側取付板部52aをビス56で各支柱1の室内側側面の所要高さ位置に固定する。
上記のようにして補助手摺り枠51を手摺り50の室内側所定高さ位置に固定した後、LED照明装置7を、図7に示すような状態から、この補助手摺り枠51の照明装置取付用凹溝10に嵌め込んで固定する。LED照明装置7を照明装置取付用凹溝10に嵌め込む時は、両側壁部17,18上端部の両係嵌突起24,25の外法幅が照明装置取付用凹溝10の対向壁面10a,10bの内法幅よりも僅かに大きいので、両側壁部17,18の上端部側を対向方向に押圧変形させた状態で、照明装置取付用凹溝10に突入させて、係嵌突起24,25を凹溝10の壁面10a,10bに添わせつつ押し込むことにより、係嵌突起24,25が壁面10a,10bの奥部に設けられた係嵌凹部22,23に係嵌し、それによって本体ケース12は、凹溝10に対し抜け出し不能に固定される。
この場合も、所要本数のLED照明装置7を、補助手摺り枠51の照明装置取付用凹溝10に対し、この凹溝10の一端部側から順次嵌め込んでいき、補助手摺り枠51の全長に亘ってその照明装置取付用凹溝10内で本体ケース12の端面どうしが当接し合う状態に取り付ける。この取付けの際、各LED照明装置7は、図4に示すようなジョイントコネクターのオス端子26とメス端子27とを、本体ケース12内で互いに他のLED照明装置7のジョイントコネクターのオス端子26とメス端子27とに凹凸嵌合することよって相互に電気的に接続し、手摺り笠木2の全長に形成されている照明装置取付用凹溝10に亘って一連のLED照明装置7・・・を間断なく連続的に取り付ける。
図8は、上記のようにして補助手摺り枠51に装備したLED照明装置7の使用状態を示したもので、これによると、手摺り50の手摺り笠木2よりも低い位置からLED6の光がランダ通路Tの室外寄り部分を照らすことができる。また、補助手摺り枠51を手摺り40の支柱1に固定している取付金具52は、その上部側円弧状係合部52dが補助手摺り枠51の横側部に係合固定されているから、LED照明装置7のLED6から発光される光は、取付金具52によって部分的にも遮られることがなく、補助手摺り枠51の全長に亘ってその下方へ有効に照らすことができる。
図7及び図8に示す補助手摺り枠用取付金具52は、上部側円弧状係合部52dを補助手摺り枠51の横側部に係合固定させるようにしたものであるが、図9の(a) は、補助手摺り枠51の下面側を受ける受部57dを備えた取付金具57を示している。即ち、この取付金具57は、下部側の取付板部57aと、取付板部57aの上端から下向き傾斜状に延びた中間板部57bと、中間板部57bの上端から上向きに延びた支持板部52cと、この支持板部52cの上端から略水平に延びて補助手摺り枠51の円筒状本体52の下側面部に係合する円弧状係合部57dとからなるもので、下部側取付板部57aをビス56で支柱1に固定する点は前記取付金具52と同じであるが、円弧状係合部57dを補助手摺り枠51の円筒状本体52の下側面部に係合させて、ビス58を、照明装置取付用凹溝10内に嵌合されたLED照明装置7の本体ケース12にねじ込むことにより、本体ケース12を固定するようにした点で若干異なる。
上記取付金具57によれば、円弧状係合部57dを補助手摺り枠51の円筒状本体52の下側面部に係合固定するようにしたから、LED照明装置7のLED6から発光される光は取付金具52の円弧状係合部57dで若干遮られるが、補助手摺り枠51を安定良く保持することができる。
6 LED
7 LED照明装置
12 本体ケース
14 LED基板
15 接続配線
17,18 本体ケースの側壁部
19 本体ケースの連結壁部
20,21 本体ケースの嵌合凹部
27,27 ジョイントコネクター
40,50 手摺り
51 補助手摺り枠
52 取付金具

Claims (3)

  1. LEDを用いてこのLEDを発光させるようにしたLED照明装置であって、
    手摺り笠木等の建築部材に設けられた照明装置取付用凹溝に嵌合固定される金属形材からなる本体ケースと、この本体ケース内にその長手方向に一定間隔に取り付けられ、夫々の定位置に複数のLEDを実装した複数のLED基板と、これらLED基板を電気的に接続する接続配線と、この接続配線の両端部に設けられたジョイントコネクターとを備え、 本体ケースは、両側壁部と、両側壁部の下端部側どうしをつなぐ連結壁部と、連結壁部の下面の両側端部にLED基板の両側端部が嵌合するように形成された両側一対の嵌合凹部と、両側壁部の夫々上側端部に夫々外向きに突設されていて、照明装置取付用凹溝の対向壁面の夫々奥部に設けられた係嵌凹部に係嵌する両側一対の係嵌突起とからなるもので、連結壁部の下面と両側一対の嵌合凹部との間にLED基板を嵌合保持して、LED基板の下面に実装したLEDを両側一対の嵌合凹部の間から発光できるようにしたことを特徴とするLED照明装置。
  2. 本体ケースの連結壁部は両側壁部と直交するように形成されている請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 本体ケースの連結壁部は両側壁部と斜交するように形成されている請求項1に記載のLED照明装置。
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