JP3124041U - 高欄 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明具を有する高欄の設置を簡単かつ容易にし、設置期間の短縮やコスト低減を可能とする高欄の提供。
【解決手段】予め定めた長さを有する高欄のユニットを複数連接することによって所望の長さの照明を有する高欄を設置するものであり、少なくとも一の高欄のユニットの内部には照明のための電気配線のケーブル類を有すると共に他の高欄のユニットとの連設部分において該ケーブルの端部に電気的接続可能な連結部材を有し、一の高欄のユニットと他の高欄のユニットとを連設するに際してそれぞれの高欄ユニット内に配設した該ケーブル類を電気的接続可能な連結部材によって結線することによって配線する。
【選択図】図1
Description
この場合、高欄に別途照明具を配設し、照明具を取り付け器具によって高欄に配設すると共に別途電気工事によってその配線を確保するものであった。
即ち、高欄用照明の結線は電気工事において配線コードを結線し、例えば絶縁用テープ等で漏電を防ぐ等をして設置するものであり、高欄や照明器具自体の設置の設置工事のほかに電気工事として各専門的工事を行っているものである。
この構造においては笠木の外側や或いは設置後笠木内等に配線するものであり、配管工事や配線工事等が必要となるものであり、又必要に応じて埋設工事等の必要もでるものである。
従って、照明具を有する高欄の設置に際しては単なる設置工事だけではなく、かかる配線に関しては電気工事、或いはその他の各種工事を行うことによって配設するものであった。
従って、高欄の設置においては別途専門的な電気工事屋その他の工事を必要とし、安全性は確保できるが極めて手数がかかると共に設置費用も高額となってしまうものである。
これに対して、照明具を有する高欄に関し、その設置の段階で極めて簡単に配線処理を可能とする高覧の提供はもとより望まれているものであり、この際に安全に設置できると共に漏電等の心配をなくすことの出来る何らかの照明具を有する高欄の提供が望まれるものである。
特に、専門的な工事である電気工事を行わずとも簡単かつ安全に設置可能な高欄の提供が望まれているものである。
これらの場合、請求項5にかかる考案のように照明具がLEDか、蛍光灯か、或いは電球のうちのいずれか一以上よりなる高欄でもよい。
この場合、請求項6に係る考案のように照明具の照射方向に照射用の開口部を有し、該開後部が覆い板で覆われている高欄でもよい。
更に、請求項10に係る考案のように電気的接続可能な連結部材がコネクター又はプラグである高欄でも、更には請求項11にかかる考案のようにこれらが防水コネクター又は防水プラグである高欄を用いてもよい。
更に、予め横桟や笠木、或いは手すり内に配置しておくことによって簡単に製造でき、更には長さ方向に連設する高欄においては最短のケーブル類の配設で足りることとなる。
又、これらは連設時においても順次連接されるものであり、該箇所において連結部材で簡単に連設できるものである。
更には該コネクターやプラグを防水コネクターや防水プラグとすることで漏電の防止を簡単に図ることができることとなり、更なる安全性を簡単に得ることができる。
該高欄は一ユニットを構成するものであり、この様な高欄ユニットを順次接続することにより、必要な長さの高欄を設置できるものである。
或いは、これを高欄を構成する高欄部材として捉えるものであってもよい。
次に、かかる高欄1には笠木10の任意箇所の下面方向に照明具15を有している。
本図に示す照明具は複数のLEDを有する照明具15からなる。
この場合、この高欄のユニット1の笠木10の両端部は他のユニットの笠木と連設するものであることからそれぞれジョイント16を有しているものである。
笠木10部分内には予め配線を内蔵しているものである。
即ち該笠木10の空洞内部にケーブル2を予め配設しておき、該高欄のユニットの笠木10の両端部からケーブル2の両端部分が出ているものである。
これによって単にコネクター3の連結をすれば笠木10内のキャプタイヤコード2をつなげることが出来、例えば両端に位置する高欄ユニットを電源に接続することによって通電状態を得ることができる。
尚、図1に示すLEDを有する照明具15は、笠木10内のケーブル類2に連接しているものであって必要に応じて点灯できるものである。
又、LEDを有する照明具15は、予め設置しているものであってもよく、或いはコネクター等によって着脱可能なLEDを有する照明具15を用いるものであってもよい。
例えば雄型プラグと雌型プラグによって結線可能なものであればよい。
図2は、笠木10内のケーブル類2の配線状態の一例を示す図であって、特に図1に示すLEDを有する照明具15を所定の箇所に有する高欄のユニット内の一例を示す。
まず、一のキャプタイヤコード2の一端には雌型プラグ30を有しており、他端には雄型プラグ31を有している。
この場合一のキャプタイヤコード2の一端の雄型プラグ31と、他のキャプタイヤコード2の一端の雌型プラグ30とが並んで配置されており、この雄型プラグ31と雌型プラグ30にコネクター接続150,151可能なLEDを有する照明具のユニット15が着脱自在に配設できるものである。
尚、本図ではLEDを有する照明具15を示すがこれに限らず電球などからなる照明具や蛍光灯などからなる照明具を用いてももちろんよいものである。
又、本図では該照明具15を着脱自在に配したものとして明示するが、予め照明具を結線してケーブル2の途中に照明を有する構成を有しているものであってもよい。
この場合、笠木10の一部内に下部方向に向けて照射用開口部を有する蛍光灯からなる照明具17が配設されているものである。
この様に構成するものであっても、高欄に照明具17を配置できると共に、笠木10内の両端部分に電気的接続可能なコネクター類3即ち着脱自在な連結部材3例えばプラグ30,31などを有しているものであり、これによって他の高欄ユニットと電気的に接続できるものである。
図4は、図3の笠木10内のケーブル類2の配線状態の一例を示す図であって、特に図3に示す蛍光灯を有する照明具17を所定の箇所に有する高欄のユニット内の一例を示す。
従って、蛍光灯の交換を可能とする。
図5は、図1に係る高欄ユニットを複数連設した状態を示す図である。
尚、この場合高欄部材の連設としても同様である。
この様に構成することによって、任意の長さの道路や橋脚など必要な場所に設置できると共に、単にユニットをつなげればよいことから単に設置することによって配置できるものとなる。
図6は、一の高欄のユニットに複数の照明具例えばLEDを有する照明具15を配設した状態の一例を示す図である。
この様に高欄には任意の照明具15を設置することが可能であり、必要に応じて任意の照明具15を必要箇所に必要個数設置したものを用いることが出来、これを複数乃至多数連接することによって所望の照明付き高欄を設置できる。
図7は、笠木10内にキャプタイヤコード等2の電源ケーブル類2を配設し、笠木10の両端部分においてコネクターやプラグ等30,31の電気的接続可能な連結部材3を有しているものである。
図8は、高欄の立ち上げ部分即ち例えば最も端に位置する高欄の一例を示す図であり、一の支柱11内から笠木10にかけてキャプタイヤコード等の電源ケーブル類2を有しており、更にそのケーブル類2の両端部分にはコネクターやプラグ等の電気的接続可能な連結部材3を有しているものである。
例えば支柱内11に延設しているケーブル類2は更に該ケーブルに電力を供給する電源に接続することが出来、例えば予め電源ボックスを道路や橋脚の端部分に設けておき、ここに該プラグ等の連設部材3で連接するものであってもよい。
この様にすれば、そもそも電源用の分電板などを予め設置してある位置にまでキャプタイヤコード等の電源ケーブル類2を引き回して接続すれば足りることとなる。
この様に簡単にかつ任意の長さの照明具を有する高欄を設置できるものである。
図10は、笠木10に代えて例えば空洞部を有する横桟18内にキャプタイヤコード等の電源ケーブル類2を配設した他の一例を示す図である。
この場合も同様に両端部にはキャプタイヤコード等のケーブル類2を電気的接続可能な連結部材3例えばコネクターやプラグ等30,31を有しているものである。
更には例えば前記と同様に防水可能なパッキング等がなされる連結部材を用いることによって漏電などを防止できるものである。
図11は、手すり19内に蛍光灯17を配設した一例を示す図である。
この他例えば照明具として電球類を用いたものであってもよく、更には笠木、横桟、手すりの他、例えば下桟12内や小桟13内に電源コードやケーブル類2を有すると共に任意に必要となる照明具15,17を有し、他の高欄のユニットとの連設部分に該電源コードやケーブル類2を電気的に接続可能な連結部材3例えばコネクターやプラグ等を有する高欄のユニットであってもよい。
従って、特段の電気工事や配管工事などを行わずとも簡単に高欄の照明配線を可能とするものである。
即ち、図1・図2などに示すLEDを有する照明具15の嵌着可能なユニットの一例を示す図である。
例えば歩道方向の斜め下方向に開口部を有し、必要方向を照射可能とする開口を有しているものである。
覆い板152に関しては樹脂製やガラス製などでよく、この他覆い板がないものであってももちろんよい。
10 笠木
11 支柱
12 下桟
13 小桟
15 LEDを有する照明具
150 照明具の雌型プラグ
151 照明具の雄型プラグ
152 覆い板
16 ジョイント
17 蛍光灯を有する照明具
170 蛍光灯照明具の雌型プラグ
171 蛍光灯照明具の雄型プラグ
18 横桟
19 手すり
2 電源コードなどのケーブル類
3 連結部材
30 雌型プラグ
31 雄型プラグ
Claims (11)
- 橋や道路に設置する照明を有する高欄1であって、
該高欄は、予め定めた長さを有する高欄部材を連設することによって構成するものであり、
少なくとも一の高欄部材の内部には電気配線のためのケーブル類2を有すると共に他の高欄部材との連設部分において該ケーブルの端部に電気的接続可能な連結部材3を有し、
一の高欄部材と他の高欄部材とを連設するに際してそれぞれの高欄部材内に配設した該ケーブル類2を電気的接続可能な連結部材3によって結線することによって配線することを特徴とする高欄。 - 橋や道路に設置する照明を有する高欄1であって、
該高欄は、予め定めた長さを有する高欄のユニットを複数連接することによって所望の長さの高欄を設置するものであり、
少なくとも一の高欄のユニットの内部には電気配線のためのケーブル類2を有すると共に他の高欄のユニットとの連設部分において該ケーブル2の端部に電気的接続可能な連結部材3を有し、
一の高欄のユニットと他の高欄のユニットとを連設するに際してそれぞれの高欄ユニット内に配設した該ケーブル類2を電気的接続可能な連結部材3によって結線することによって配線することを特徴とする高欄。 - 高欄部材の任意箇所に照明具を有することを特徴とする請求項1記載の高欄。
- 高欄ユニットの任意箇所に照明具を有することを特徴とする請求項2記載の高欄。
- 照明具がLEDか、蛍光灯か、或いは電球のうちのいずれか一以上よりなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の高欄。
- 照明具の照射方向に照射用の開口部を有し、該開後部が覆い板で覆われていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の高欄。
- 電気配線のためのケーブル類2を予め横桟18内に配設することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の高欄。
- 横桟が笠木10であることを特徴とする請求項7に記載の高欄。
- 横桟が手すり19であることを特徴とする請求項7に記載の高欄。
- 電気的接続可能な連結部材3がコネクター又はプラグであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の高欄。
- 電気的接続可能な連結部材3が防水コネクター又は防水プラグであることを特徴とする請求項10記載の高欄。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006003944U JP3124041U (ja) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | 高欄 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006003944U JP3124041U (ja) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | 高欄 |
Publications (1)
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JP3124041U true JP3124041U (ja) | 2006-08-03 |
Family
ID=43474007
Family Applications (1)
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JP2006003944U Expired - Lifetime JP3124041U (ja) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | 高欄 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3124041U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016217070A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 株式会社住軽日軽エンジニアリング | バラスター、柵、改修ユニットおよび改修方法 |
-
2006
- 2006-05-24 JP JP2006003944U patent/JP3124041U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016217070A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 株式会社住軽日軽エンジニアリング | バラスター、柵、改修ユニットおよび改修方法 |
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