JP5490434B2 - 熱処理油組成物 - Google Patents
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Description
冷却能力に非常に優れた液体は水であるが、水系の熱処理液では、冷却性能が高過ぎて金属材料に焼割れを生ずる危険性があり、焼入れ歪みも大きい。それゆえ、金属材料の焼入れに関しては、油系の熱処理液、すなわち熱処理油が汎用的に使用されている。
熱処理油は、低い油温で使用するコールド油、高い油温で使用できるホット油に区分され、コールド油はJIS K2242の1種、ホット油は2種に相当する。ホット油は一般に100℃の動粘度がおよそ10〜30mm2/sであり、コールド油はおよそ6mm2/s以下のものである。
コールド油のほうがホット油よりも冷却性能が高いが、さらに冷却性能が求められる場合は、水系の熱処理液を用いるしかなく、その場合前記したような問題がある。さらに、熱処理を行う材料面においても、合金元素の添加量が少ない安価な材料は、焼入れ性が悪く、従来のコールド油でも十分な硬さが得られないという問題がある。
そこで、冷却性能の向上を目的として各種の熱処理油が提案されている。例えば、40℃粘度が40mm2/s以上である蒸気膜破断剤を配合してなる減圧焼入れ用焼入れ油が提案されている(特許文献1参照)。また、基油に金属系清浄分散剤と炭素数6〜30の脂肪族カルボン酸を配合してなる熱処理油組成物も提案されている(特許文献2参照)。
そこで、本発明の目的は、金属材料の焼入れ等の熱処理時において高い冷却性能を発揮できる熱処理油組成物を提供することにある。
〔1〕40℃における動粘度が4mm2/s以上、20mm2/s以下の基油に(A)アルケニル若しくはアルキルコハク酸イミドを配合してなり、前記(A)成分の配合量が組成物全量基準で6質量%以上、15質量%以下であることを特徴とする熱処理油組成物。
〔2〕上述の〔1〕に記載の熱処理油組成物において、前記(A)成分が(A−1)アルケニル若しくはアルキルコハク酸モノイミドおよび(A−2)アルケニル若しくはアルキルコハク酸ビスイミドの少なくともいずれかであることを特徴とする熱処理油組成物。
〔3〕上述の〔2〕に記載の熱処理油組成物において、前記(A−1)成分が下記式(1)で示され、前記(A−2)成分が下記式(2)で示されることを特徴とする熱処理油組成物。
(上記式(1)および式(2)において、R1、R3およびR4は、アルケニル基若しくはアルキル基である。R2、R5およびR6は、アルキレン基であり、R5およびR6は同一でも異なっていてもよい。mは1〜10の整数を示し、nは0または1〜10の整数を示す。)
〔5〕上述の〔1〕から〔4〕までのいずれか1つに記載の熱処理油組成物において、さらに(B)ホスホン酸を組成物全量基準で0.1質量%以上、1質量%以下配合してなることを特徴とする熱処理油組成物。
本発明で用いられる基油としては、特に制限されず各種の鉱油あるいは合成油を用いることができる。鉱油としては、例えばパラフィン基系鉱油、中間基系鉱油、ナフテン基系鉱油などが挙げられる。また、合成油としては、例えばα−オレフィンオリゴマー(炭素数6〜16のα−オレフィンをオリゴマー化したもの、およびそれを水素添加したもの)、炭素数2〜16のオレフィンの(共)重合物、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン、ポリフェニル系炭化水素、各種エステル類、例えばネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの多価アルコールの脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリコール誘導体などを用いることができる。
なお、鉱油の場合は、硫黄分が300質量ppm以下のいわゆる高精製度鉱油が好適に使用できる。このような高精製度鉱油は、原油から得られる重質留分に溶剤精製、水素化精製あるいは水素化分解を施して得られる。
さらに基油の粘度指数は85以上であることが好ましく、95以上がより好ましい。また、芳香族分(%CA)が10以下であることが好ましく、7以下がより好ましく、さらには3以下、特に1以下のものが好ましい。粘度指数が85以上であり、芳香族分(%CA)が10以下であると、熱処理油組成物の酸化安定性が良好となる。
上述の鉱油および合成油は、1種のみを単独で用いることもできるが、2種以上を任意の割合で混合して用いてもよい。
このような(A)成分としては、例えば、(A−1)アルケニル若しくはアルキルコハク酸モノイミドや、(A−2)アルケニル若しくはアルキルコハク酸ビスイミドなどが挙げられる。(A−1)成分としては、例えば下記式(1)で示されるものが挙げられ、(A−2)成分としては、例えば下記式(2)で示されるものが挙げられる。
上記したR1、R3およびR4の質量平均分子量が500未満であると、基油への溶解性が低下するおそれがある。一方、質量平均分子量が3,000を超えると、熱処理油組成物としての冷却安定性が低下するおそれがある。R3およびR4は同一でも異なっていてもよい。
R2、R5およびR6は、好ましくは炭素数2〜5のアルキレン基であり、R5およびR6は同一でも異なっていてもよい。mは1〜10の整数を示し、nは0または1〜10の整数を示す。ここで、mは、好ましくは2〜5、より好ましくは3〜4である。mが2以上であると、冷却性能が良好であり、mが5以下であると、基油に対する溶解性が良好となる。
上記式(2)において、nは好ましくは1〜4であり、より好ましくは2〜3である。モノイミドと異なり、nが1以上であれば冷却性能が良好であり、nが4以下であると、基油に対する溶解性が良好となる。
また、(A)成分における窒素含有量は、0.1〜10質量%が好ましい。
また、上記したコハク酸モノイミドおよびコハク酸ビスイミドは、アルケニルコハク酸無水物若しくはアルキルコハク酸無水物とポリアミンとの反応比率を変えることによって製造することができる。
上記したポリオレフィンを形成するオレフィン単量体としては、炭素数2〜8のα−オレフィンの1種または2種以上を混合して用いることができるが、イソブテンとブテン−1の混合物を好適に用いることができる。
一方、ポリアミンとしては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、ペンチレンジアミン等の単一ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ジ(メチルエチレン)トリアミン、ジブチレントリアミン、トリブチレンテトラミン、およびペンタペンチレンヘキサミン等のポリアルキレンポリアミンを挙げることができる。
このようなホウ素化物は、常法により製造したものを使用することができる。例えば、上記のポリオレフィンを無水マレイン酸と反応させてアルケニルコハク酸無水物とした後、更に上記のポリアミンと酸化ホウ素、ハロゲン化ホウ素、ホウ酸、ホウ酸無水物、ホウ酸エステル、ホウ素酸のアンモニウム塩等のホウ素化合物を反応させて得られる中間体と反応させてイミド化させることによって得られる。(A)成分におけるホウ素含有量は、0.1〜10質量%が好ましい。
ホスホン酸としては、無機ホスホン酸(H2PHO3)でもよく有機ホスホン酸(R−P(=O)(OH)2でもよい。有機ホスホン酸の場合、Rはヒドロカルビル基であり、好ましくはアルキル基若しくはアルケニル基である。ヒドロカルビル基としての炭素数は好ましくは1〜24である。
なお、無機ホスホン酸は、溶液中においては亜リン酸(P(OH)3)との互変異性を示し、平衡混合物となっている。その平衡の中ではホスホン酸が優位に存在することが知られている。また、無機ホスホン酸は、亜リン酸として市販されることも多い。
蒸気膜破断剤を配合することにより、蒸気膜段階が短く、かつ沸騰段階の冷却性能の増加が抑制されることから、冷却むらによる焼入れ歪を低減することができる。また、沸騰段階の温度範囲が広く、処理物の硬さを確保することができる。このような蒸気膜破断剤としては、高分子化合物が用いられ、例えば、エチレン-プロピレン共重合体などのエチレン-α-オレフィン共重合体(α-オレフィンの炭素数は3〜20)、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセンなど炭素数5〜20のα-オレフィンの重合体、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブチレンなど炭素数3または4のオレフィン重合体、などの各種ポリオレフィン類およびそれらポリオレフィン類の水素添加物、ポリメタクリレート、ポリメタアクリレート、ポリスチレン、石油樹脂などの高分子化合物、並びにアスファルトなどを挙げることができる。これらの中でも、特に、冷却性能の観点からは、アスファルトが好ましい。また、光輝性の向上も期待する場合はエチレン-プロピレン共重合体などのエチレン-α-オレフィン共重合体(オレフィンコポリマー)、ポリブテン、ポリイソブチレンなどが好ましく用いられる。これら蒸気膜破断剤の数平均分子量は、800〜100,000であることが好ましい。またその配合量は、熱処理油組成物全量基準で、0.5〜10質量%の範囲が好ましい。この含有量が0.5質量%以上であると、蒸気膜破断剤の効果が発揮されるが、10質量%を超えると、熱処理油組成物の粘度が高くなりすぎ、熱処理効果が低下しやすくなる。
フェノール系酸化防止剤としては、例えば2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール;2,6−ジ−tert−ブチル−4−エチルフェノール;2,4,6−トリ−tert−ブチルフェノール;2,6−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシメチルフェノール;2,6−ジ−tert−ブチルフェノール;2,4−ジメチル−6−tert−ブチルフェノール;2,6−ジ−tert−ブチル−4−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェノール;2,6−ジ−tert−アミル−4−メチルフェノール;n−オクタデシル3−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ブチルフェニル)プロピオネートなどの単環フェノール類、4,4’−メチレンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール);4,4’−イソプロピリデンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール);2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール);4,4’−ビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール);4,4’−ビス(2−メチル−6−tert−ブチルフェノール);2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−tert−ブチルフェノール);4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール);2,2’−チオビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール);4,4’−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)などの多環フェノール類などが挙げられる。
本発明においては、酸化防止剤として、前記フェノール系酸化防止剤及びアミン系酸化防止剤の中から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。また、その配合量は、酸化防止効果および経済性のバランスなどの面から、組成物全量基準で、0.01〜5質量%程度である。
これらの清浄分散剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。前記した清浄分散剤は、熱処理油組成物を繰り返して使用した際に生じるスラッジの分散効果を有するが、金属系清浄剤は、さらに劣化酸の中和剤としての作用も有している。また、清浄分散剤の配合量は、効果および経済性のバランスなどの面から、組成物全量基準で、0.01〜5質量%程度である。
また、本発明の組成物を用いて、鋼材等の金属材料を焼入れ処理するには、熱処理油である組成物の温度を、通常の焼入れ処理の温度(60〜150℃程度)に設定してもよいし、170〜250℃の高温に設定してもよい。
(1)試料油の調製
以下に示す基油と添加剤を所定量配合して熱処理油組成物を調製し、試料油とした。配合組成を表1〜4に示す。
基油1:40℃粘度 9.8mm2/s(本発明の基油)
基油2:40℃粘度 20.4mm2/s
基油3:40℃粘度 31.2mm2/s
基油4:40℃粘度 75.2mm2/s
基油5:40℃粘度 90.0mm2/s
基油6:40℃粘度 455.0mm2/s
(1.2.1)A成分
エンジン油の清浄分散剤として市販されているものを用いた。
A−1;ポリブテニルコハク酸イミド(ポリブテニル基の質量平均分子量:950、モノタイプ、窒素含有量2質量%)
A−2;ポリブテニルコハク酸イミドのホウ素化物(A−1のホウ素化物、ホウ素含有量2質量%)
A−3;アルキルコハク酸イミド(A−1の水素化物)
試薬として市販されている亜リン酸を用いた。ただし、亜リン酸は、鉱油には溶けにくいので、A成分と同時に鉱油に添加して撹拌しながら100℃以上で30分間加熱して調製した。
従来より知られている冷却性向上剤として、カプリル酸、ラウリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、およびリノール酸を用いた。
アスファルト、ポリブテンおよびオレフィンコポリマーを用いた。
以下に示す方法で、上記各試料油について冷却性能を評価した。結果を、表1〜4に示す。なお、参考例として、市販の熱処理油(コールド油)についての評価結果を表1に併せて示す。
JIS K2242に規定される冷却性能試験に準拠して、810℃に加熱した規定の銀試片を試料油に投入し、銀試片の冷却曲線を測定した。この冷却曲線に基づいて、800℃から300℃まで冷却されるのに要する冷却時間(300℃秒数)、および800℃から200℃まで冷却されるのに要する冷却時間(200℃秒数)を求め、冷却性能として評価した。この秒数が小さい程冷却性能が高いことを示す。
(2.2)特性秒数
上記(2.1)のJIS K2242で測定した冷却曲線における特性温度(蒸気膜段階が終了する温度)に到達するまでの時間(秒数)を測定した。
冷却性能が高いことで知られる市販コールド油の結果を表1に参考例として示したが、300℃秒数が5秒、200℃秒数が14秒である。
これに対して表1、2の結果より、所定の基油にポリブテニルコハク酸イミドやアルキルコハク酸イミドを配合してなる本発明の熱処理油組成物(実施例1〜12)は、水を含まない油タイプでありながら、300℃秒数を4.1秒以下、200℃秒数を12秒以下と非常に短くできることがわかる。さらに、ホスホン酸を配合した実施例6,7では、300℃秒数が3.3〜3.5秒、200℃秒数が5.8〜8.5秒と極めて優れた冷却性能を示す。
一方、比較例1〜12では、基油に、従来知られた冷却性向上剤や蒸気膜破断剤を配合してなる試料油であるが、冷却性能が本発明の熱処理油組成物より劣っていることがわかる。
以上の結果より、大きな部品や焼入れ性の悪い材料(合金元素が少なく安価な材料)であっても、本発明の熱処理油組成物を用いて焼き入れを行うことで、高い硬度を得ることができることが理解される。
Claims (5)
- 40℃における動粘度が4mm2/s以上、20mm2/s以下の基油に、
(A)アルケニル若しくはアルキルコハク酸イミドを配合してなり、
前記(A)成分の配合量が組成物全量基準で6質量%以上、15質量%以下である
ことを特徴とする熱処理油組成物。 - 請求項1に記載の熱処理油組成物において、
前記(A)成分が(A−1)アルケニル若しくはアルキルコハク酸モノイミドおよび(A−2)アルケニル若しくはアルキルコハク酸ビスイミドの少なくともいずれかである
ことを特徴とする熱処理油組成物。 - 請求項2に記載の熱処理油組成物において、
前記(A−1)成分が下記式(1)で示され、前記(A−2)成分が下記式(2)で示されることを特徴とする熱処理油組成物。
(上記式(1)および式(2)において、R1、R3およびR4は、アルケニル基若しく
はアルキル基である。R2、R5およびR6は、アルキレン基であり、R5およびR6は同一でも異なっていてもよい。mは1〜10の整数を示し、nは0または1〜10の整数を示す。) - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の熱処理油組成物において、
前記(A)成分がホウ素化物である
ことを特徴とする熱処理油組成物。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の熱処理油組成物において、
さらに(B)ホスホン酸を組成物全量基準で0.1質量%以上、1質量%以下配合してなる
ことを特徴とする熱処理油組成物。
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