JP5490291B2 - 旋回燃焼ボイラ - Google Patents

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本発明は、たとえば微粉炭等の粉体燃料を焚くボイラに適用される旋回燃焼ボイラに関する。
従来、微粉炭焚きボイラとしては、旋回燃焼ボイラ及び対向燃焼ボイラが知られている。
このうち、微粉炭焚きの旋回燃焼ボイラにおいては、燃料の微粉炭とともに石炭バーナから投入される1次空気の上下に2次空気投入用の2次空気投入ポートを設置し、石炭バーナ周囲の2次空気について流量調整を行っている。なお、2次空気投入用の2次空気投入ポートは、オイルバーナを兼ねる場合もある。
上述した1次空気は、燃料の微粉炭を搬送するために必要な空気量であり、石炭を粉砕して微粉炭とするローラミル装置において空気量が規定される。
上述した2次空気は、旋回燃焼ボイラ内において火炎全体を形成するために必要となる空気量を吹き込むものである。従って、旋回燃焼ボイラの2次空気量は、概ね微粉炭の燃焼に必要な全空気量から1次空気量を差し引いたものとなる。
一方、対向燃焼ボイラのバーナにおいては、1次空気(微粉炭供給)の外側に2次空気及び3次空気を導入して空気導入量の微調整を行うことが提案されている。(たとえば、特許文献1参照)
特開2006−189188号公報
ところで、上述した従来の旋回燃焼ボイラにおいては、石炭バーナの上下に設けられる2次空気投入用の2次空気投入ポートが各々1本とされ、2次空気投入ポートから投入される2次空気量の微調整はできない構成となっている。このため、火炎の外周には高温酸素残存領域が形成されることとなり、特に2次空気が集中する領域では、高温酸素残存領域が強くなってNOx発生量を増加させる要因となるため好ましくない。
一方、対向燃焼ボイラにおいては、バーナの周囲にさらに3次空気を設置し、2次空気あるいは3次空気に旋回をかけることで、より外周に空気を拡散させる工夫がなされてきたが、流量調整に加え、旋回角度を微調整する必要があった。
このような背景から、従来の旋回燃焼ボイラにおいては、火炎の外周に形成される高温酸素残存領域を抑制し、NOx発生量を低減することが望まれる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、火炎の外周に形成される高温酸素残存領域を抑制(弱く)することにより、NOx発生量の低減を可能にした旋回燃焼ボイラを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係る旋回燃焼ボイラは、粉体燃料及び空気を炉内へ投入するバーナが各段の各コーナ部あるいは壁面部に配置される旋回燃焼方式のバーナ部とされ、各段にそれぞれ1または複数の旋回火炎が形成される旋回燃焼ボイラにおいて、前記バーナが、1次空気により搬送された粉体燃料を投入するコール1次ポートと、該コール1次ポートの周囲を取り囲むように設けられて2次空気の一部を投入するコール2次ポートとを備えて粉体燃料及び空気を投入する燃料バーナと、該燃料バーナの上下に各々配置され、流量調整手段を有するとともに前記燃料バーナの上下方向に多段の独立した複数の流路に分割された2次空気投入用の2次空気投入ポートとを備え、前記2次空気投入ポートから投入する前記2次空気は、2次空気量を所望の値に流量配分して前記粉体燃料及び空気と同方向へ向けて火炎の外周に投入されることを特徴とするものである。
このような旋回燃焼ボイラによれば、バーナが、1次空気により搬送された粉体燃料を投入するコール1次ポートと、該コール1次ポートの周囲を取り囲むように設けられて2次空気の一部を投入するコール2次ポートとを備えて粉体燃料及び空気を投入する燃料バーナと、該燃料バーナの上下に各々配置され、流量調整手段を有するとともに燃料バーナの上下方向に多段の独立した複数の流路に分割された2次空気投入用の2次空気投入ポートとを備え、2次空気投入ポートから投入する2次空気は、2次空気量を所望の値に流量配分して粉体燃料及び空気と同方向へ向けて火炎の外周に投入されるので、火炎の外周に投入される2次空気量について、複数に分割された流路毎に流量調整手段を操作して所望の値となるよう流量配分を行うことが可能になる。従って、火炎外周に投入される2次空気量の適正化により、高温酸素残存領域の形成を抑制または防止することができる。
本発明の旋回燃焼ボイラにおいて、前記バーナは、前記燃料バーナの左右に1または複数の2次空気投入ポートを備えていることが好ましく、これにより、2次空気を火炎の左右にも分配可能となる。従って、2次空気が火炎の上下で過剰になることを防止し、火炎の外周に投入される2次空気量のより精密な流量配分が可能になる。
本発明の旋回燃焼ボイラにおいて、前記燃料バーナは、ノズル先端部にスプリットを備えていることが好ましく、これにより、保炎を強化して高温酸素残存領域の形成を防止または抑制することができる。
本発明の旋回燃焼ボイラにおいて、前記2次空気投入ポートは角度調整機構を備えていることが好ましく、これにより、火炎のさらに外側への2次空気供給が可能となる。また、旋回を利用しないため、火炎の過剰な拡がりを防止しながら、高温酸素残存領域の形成を防止または抑制することができる。
本発明の旋回燃焼ボイラにおいて、前記2次空気投入ポートから投入される空気量の配分については、未燃分及び窒素酸化物(NOx)排出量に基づいてフィードバック制御されることが好ましく、これにより、2次空気の配分を自動的に最適化することができる。この場合、未燃分が多い場合には、火炎の外周面に近い内側への2次空気配分を増加させ、窒素酸化物の排出量が高い場合には、火炎の外周面から遠い外側への2次空気配分を増加させる。なお、未燃分の計測については、たとえばレーザー光の散乱から炭素濃度を測定する計器を採用すればよい。
本発明の旋回燃焼ボイラにおいて、前記2次空気投入ポートから投入される空気量は、前記バーナ部から追加空気投入部までの領域を還元雰囲気とする空気の多段投入との間で分配されることが好ましく、これにより、火炎外周に形成される高温酸素残存領域の抑制による窒素酸化物低減と、還元雰囲気にして燃焼排ガス中の窒素酸化物を低減することとの相乗効果により、窒素酸化物の発生量をより一層低減することができる。
上述した本発明の旋回燃焼ボイラによれば、2次空気の投入を調整することにより、火炎外周に対する2次空気の集中を防止または抑制できるようになり、この結果、火炎の外周に形成される高温酸素残存領域を抑制して窒素酸化物(NOx)の発生量を低減することが可能になる。
本発明に係る旋回燃焼ボイラの一実施形態を示す図で、(a)はバーナの構成例を示す縦断面図、(b)は(a)のバーナを火炉内から見た正面図、(c)は空気の供給系統を示す図である。 図1に示した旋回燃焼ボイラの第1変形例として、(a)はスプリットを備えたバーナの構成例を示す縦断面図、(b)は(a)のバーナを火炉内から見た正面図である。 図1に示した旋回燃焼ボイラの第2変形例として、側部2次空気ポートを備えたバーナを火炉内から見た正面図である。 図1(a)に示すバーナの2次空気投入ポートがチルト機構を備えている構成例を示す縦断面図である。 追加空気投入部を備えて空気を多段投入する旋回燃焼ボイラの構成例を示す図である。
以下、本発明に係る旋回燃焼ボイラの一実施形態を図面に基づいて説明する。
図5に示す旋回燃焼ボイラ10は、火炉11内へ空気を多段で投入することにより、バーナ部12から追加空気投入部(以下、「AA部」と呼ぶ)14までの領域を還元雰囲気にして燃焼排ガスの低NOx化を図っている。還元雰囲気となるバーナ部12からAA部14までの距離については、すなわち、還元燃焼ゾーンの距離(高さ)については、長くなるほど燃焼ガスの滞留時間が長くなってNOx発生量は小さくなる。なお、図中の符号20は微粉炭等の粉体燃料及び空気を投入するバーナ、15は追加空気を投入する追加空気投入ノズルであり、以下の説明では、旋回燃焼ボイラ10が、粉体燃料として微粉炭を使用する微粉炭焚きとする。
このように、上述した旋回燃焼ボイラ10は、微粉炭(粉体燃料)及び空気を火炉11内へ投入するバーナ20が各段の各コーナ部に配置される旋回燃焼方式のバーナ部12とされ、各段にそれぞれ1または複数の旋回火炎が形成される旋回燃焼方式を採用している。そして、バーナ部12の各バーナ20は、たとえば図1に示すように、微粉炭及び空気を投入する微粉炭バーナ21と、該微粉炭バーナ21の上下に各々配置されて2次空気を投入する2次空気投入ポート30とを備えている。
微粉炭バーナ21は、1次空気により搬送された微粉炭を投入する矩形状のコール1次ポート22と、コール1次ポート22の周囲を取り囲むように設けられて2次空気の一部を投入するコール2次ポート23とを備えている。
微粉炭バーナ21の上下には、2次空気投入用として2次空気投入ポート30が設けられている。この2次空気投入ポート30は、各々が独立した複数の流路及びポートに分割されており、各流路には、2次空気の流量調整手段として開度調整可能なダンパ40が設けられている。
図示の構成例では、微粉炭バーナ21の上下に配置された2次空気投入ポート30がいずれも上下方向に3分割されており、微粉炭バーナ21に近い内側から外側へ向けて、内部2次空気ポート31a,31b、中間2次空気ポート32a,32b及び外部2次空気ポート33a,33bの順に配置されている。なお、このような2次空気投入ポート30の分割数は3分割に限定されることはなく、諸条件に応じて適宜変更可能である。
上述したコール2次ポート23、内部2次空気ポート31a,31b、中間2次空気ポート32a,32b及び外部2次空気ポート33a,33bは、たとえば図1(c)に示すように、各ポートが図示しない空気供給源を有する空気供給ライン50に接続されており、各ポートに連通する流路に各々設けられているダンパ40の開度を調整することにより、ポート毎に独立した2次空気供給量の調整が可能となっている。
このような旋回燃焼ボイラ10によれば、各バーナ20が、微粉炭及び空気を投入する微粉炭バーナ21及び微粉炭バーナ21の上下に配置された3分割の2次空気投入ポートを備えているので、3分割した2次空気投入ポート30のポート毎にダンパ40の開度を調整することにより、火炎Fの外周に投入される2次空気量を所望の値に流量配分することができる。従って、たとえば火炎Fの外周に最も近い内部2次空気ポート31a,31bの2次空気投入量について配分割合を小さくし、その分中間2次空気ポート32a,32b及び外部2次空気ポート33a,33bへ投入する2次空気量の投入割合を順次大きくすれば、火炎Fの外周に形成されていた局所的な高温酸素残存領域(図中のハッチング部)Hを抑制することができる。
すなわち、火炎Fから離間した外側に対する2次空気量の投入割合を増し、火炎Fの外周近傍に投入される2次空気量の投入割合を小さくすることにより、2次空気の拡散を遅くすることができる。この結果、火炎Fの周辺に2次空気が集中することを防止または抑制できるようになり、従って、局所的な高温酸素残存領域Hは弱く小さなものとなるため、旋回燃焼ボイラ10のNOx発生量を低減することができる。換言すれば、火炎Fの外周に投入される2次空気量の適正化により、高温酸素残存領域Hの形成を抑制または防止し、旋回燃焼ボイラ10の低NOx化を達成することができる。
一方、微粉炭の性状等により2次空気の拡散が必要となる場合には、2次空気投入ポート30の流量配分について、内外を逆転させて内部2次空気ポート31a,31bの配分割合を大きくすればよい。すなわち、たとえば揮発分が多いなど燃料比が異なる石炭を粉砕した微粉炭を使用する場合でも、複数に分割された2次空気投入ポート30の各ポートから投入する2次空気の流量配分を適宜調整することにより、NOxまたは未燃分を低減した適正な燃焼を選択することができる。
ところで、上述した微粉炭バーナ21は、たとえば図2に示す第1変形例のように、ノズル先端部に開口面積を上下に分割するスプリット24を備えたものが望ましい。図示のスプリット24は三角形断面を有しており、ノズル内部を流れる微粉炭及び一次空気を上下方向に分離・拡散させるように配置されることにより、保炎が強化されるとともに高温酸素残存領域Hの形成を抑制または防止している。
すなわち、スプリット24を通過することにより、微粉炭濃度の高い流れがスプリット24の外周で形成され、保炎の強化に有効となる。また、スプリット24を通過した微粉炭濃度の流れは、図中に破線矢印faで示すように、スプリット24の下流側に形成される負圧領域に流れ込む。この結果、この空気の流れにより火炎Fも負圧領域に引き込まれるので、保炎がさらに強化される結果、燃焼が促進されて酸素を早く消費することができる。なお、スプリット24は複数体で形成されてもよいし、適宜形状を工夫してもよい。
また、上述したバーナ20は、たとえば図3に示す第2変形例のように、微粉炭バーナ21の左右に1または複数の側部2次空気ポート34L、34Rを備えていることが好ましい。図示の構成例では、微粉炭バーナ21の左右に対して各々がダンパ(不図示)を備えた1つの側部2次空気ポート34L,34Rを設けてあるが、複数に分割してそれぞれの流量制御を実施できるようにしてもよい。
このような構成とすれば、2次空気を火炎Fの左右にも分配可能となるので、2次空気が火炎Fの上下で過剰になることを防止することができる。すなわち、火炎Fの外周に投入される2次空気量について、上下及び左右の分配を適宜調整することができるので、より精密な流量配分が可能になる。
また、上述した旋回燃焼ボイラ10において、2次空気投入ポート30は、たとえば図4に示すように、火炉11内へ向けた2次空気の投入方向を上下に変化させる角度調整機構として、チルト機構を備えていることが望ましい。このチルト機構は、水平を基準とした2次空気投入ポート30のチルト角度θを上下に変化させるものであり、2次空気の拡散を促進して高温酸素残存領域Hの形成を防止または抑制することができる。なお、この場合に好適なチルト角度θは、±30度程度となる。
このようなチルト機構を備えることにより、2次空気投入ポート30から火炉11内の火炎Fに向けて投入される2次空気の角度調整が可能になるので、火炉11内における空気拡散のより精密なコントロールが可能になる。特に、微粉炭燃料の炭種が極端に変わった場合など、2次空気の投入角度を変えることで、より低NOx化の効果を向上させることができる。
また、上述した旋回燃焼ボイラ10において、2次空気投入ポート30から投入される空気量の配分は、未燃分及びNOx排出量に基づいてダンパ40の開度をフィードバック制御して調整されることが望ましい。すなわち、旋回燃焼ボイラ10において未燃分が多い場合には、火炎Fの外周面に近い内部2次空気ポート31a,31bの2次空気配分を増加させ、NOx排出量が高い場合には、火炎Fの外周面から遠い外部2次空気ポート33a,33bの2次空気配分を増加させる。この場合、未燃分の計測については、レーザー光の散乱から炭素濃度を測定する計器を採用すればよく、NOx排出量については、公知の測定機器を採用すればよい。
このようなフィードバック制御を行うことにより、2次空気の配分を燃焼状況に応じて自動的に最適化することができる旋回燃焼ボイラ10となる。
また、上述した旋回燃焼ボイラ10において、2次空気投入ポート30から投入される2次空気量は、バーナ部12からAA部14までの領域を還元雰囲気とする空気の多段投入との間で分配されることが望ましい。すなわち、複数に分割された2次空気投入ポート30から投入する2次空気量については、AA部14から空気を多段投入する二段燃焼との併用により、2次空気投入ポート30から投入される2次空気量を低減できる。従って、火炎Fの外周に形成される高温酸素残存領域Hの抑制による低NOx化と、還元雰囲気にして燃焼排ガスの低NOx化を図ることとの相乗効果により、NOxの発生量をより一層低減することができる。
このように、上述した本発明の旋回燃焼ボイラ10によれば、複数に分割した2次空気投入ポート30から投入する2次空気量をポート毎に調整することにより、火炎Fの外周に対する2次空気の集中を防止または抑制できるようになり、この結果、火炎Fの外周に形成される高温酸素残存領域Hを抑制してNOxの発生量を低減することができる。
また、上述した実施形態では、バーナ部12からAA部14までの領域を還元雰囲気とする空気の多段投入の旋回燃焼ボイラ10として説明したが、本発明はこれに限定されることはない。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、たとえば粉体燃料が微粉炭に限定されないなど、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
10 旋回燃焼ボイラ
11 火炉
12 バーナ部
14 追加空気投入部(AA部)
20 バーナ
21 微粉炭バーナ
22 コール1次ポート
23 コール2次ポート
24 スプリット
30 2次空気投入ポート
31a,31b 内部2次空気ポート
32a,32b 中間2次空気ポート
33a,33b 外部2次空気ポート
34L,34R 側部2次空気ポート
40 ダンパ
F 火炎
H 高温酸素残存領域

Claims (6)

  1. 粉体燃料及び空気を炉内へ投入するバーナが各段の各コーナ部あるいは壁面部に配置される旋回燃焼方式のバーナ部とされ、各段にそれぞれ1または複数の旋回火炎が形成される旋回燃焼ボイラにおいて、
    前記バーナが、1次空気により搬送された粉体燃料を投入するコール1次ポートと、該コール1次ポートの周囲を取り囲むように設けられて2次空気の一部を投入するコール2次ポートとを備えて粉体燃料及び空気を投入する燃料バーナと、
    該燃料バーナの上下に各々配置され、流量調整手段を有するとともに前記燃料バーナの上下方向に多段の独立した複数の流路に分割された2次空気投入用の2次空気投入ポートとを備え、
    前記2次空気投入ポートから投入する前記2次空気は、2次空気量を所望の値に流量配分して前記粉体燃料及び空気と同方向へ向けて火炎の外周に投入されることを特徴とする旋回燃焼ボイラ。
  2. 前記バーナが、前記燃料バーナの左右に1または複数の2次空気投入ポートを備えていることを特徴とする請求項1に記載の旋回燃焼ボイラ。
  3. 前記燃料バーナが、ノズル先端部にスプリットを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の旋回燃焼ボイラ。
  4. 前記2次空気投入ポートが、角度調整機構を備えていることを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の旋回燃焼ボイラ。
  5. 前記2次空気投入ポートから投入される空気量の配分が、未燃分及び窒素酸化物(NOx)排出量に基づいてフィードバック制御されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の旋回燃焼ボイラ。
  6. 前記2次空気投入ポートから投入される空気量が、前記バーナ部から追加空気投入部までの領域を還元雰囲気とする空気の多段投入との間で分配されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の旋回燃焼ボイラ。
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