JP5488171B2 - バイアス回路、電力増幅器及びカレントミラー回路 - Google Patents

バイアス回路、電力増幅器及びカレントミラー回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5488171B2
JP5488171B2 JP2010102403A JP2010102403A JP5488171B2 JP 5488171 B2 JP5488171 B2 JP 5488171B2 JP 2010102403 A JP2010102403 A JP 2010102403A JP 2010102403 A JP2010102403 A JP 2010102403A JP 5488171 B2 JP5488171 B2 JP 5488171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fet
current
current mirror
circuit
mirror circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010102403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011234117A (ja
Inventor
聡 田中
文雅 森沢
慎 田部井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2010102403A priority Critical patent/JP5488171B2/ja
Priority to US13/089,454 priority patent/US8471631B2/en
Publication of JP2011234117A publication Critical patent/JP2011234117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5488171B2 publication Critical patent/JP5488171B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/30Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
    • H03F1/301Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters in MOSFET amplifiers
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors
    • G05F3/262Current mirrors using field-effect transistors only
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/193High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only with field-effect devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/18Indexing scheme relating to amplifiers the bias of the gate of a FET being controlled by a control signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、2以上の周波数帯域を使用する携帯電話装置の電力増幅器、特にバイアス回路内で用いられるFETの閾値低下方法に関する。
カレントミラー回路は、参照電流IREFに対してFETのサイズの比で決まる電流を流すように制御する回路である。図1は、一般的なカレントミラー回路の構成を表す回路図である。
カレントミラー回路で一定電流Iを流す場合以下の数式が成り立つ。
Figure 0005488171
ここでβは係数、VG1は該カレントミラー回路のゲート端子電圧、Vthはカレントミラー回路を構成するFETの閾値電圧をそれぞれ表す。係数βは以下の式で表される。
Figure 0005488171
この式で、Wは図1のFETのゲート幅、Lはゲート長、μは移動度、Coxは酸化膜容量である。
(数1)を変形すると、ゲート端子電圧VG1は以下のように表される。
Figure 0005488171
これらの関係から、トランスコンダクタンスgmは以下のように求めることができる。
Figure 0005488171
以上のような式で記述される従来のバイアス方式では電流量を制御することで、正確なトランスコンダクタンスを制御することが理論上可能である。
しかし実際は、図2に見られるようなドレイン変調効果がFETに生じる。図2はFETのドレイン変調効果を表すグラフである。
ドレイン変調効果とは、ゲート電圧に比例してソース・ドレイン間における反転層の厚みを増すことでコンダクタンスがゲート電圧に比例して上がることを言う。
図2のグラフでは、横軸にソース・ドレイン間電圧VDS、縦軸にドレイン端子に流れる電流Iを表す。図2のグラフでは実線が理想値であり、破線が実測値である。
この図からも明らかな通り、理論的にはFETが飽和領域に達すると、一定の電流値を保つはずである。しかし、実際にはゲート・ドレイン間電圧の影響を受けてソース・ドレイン間電流Iも比例して増加することとなる。図2では、C点とB点との差が、理論値と実測値の差となる。
この実測値に基づく電流Iを表す数式は以下の通りになる。
Figure 0005488171
ここでVDSはドレイン・ソース間電圧、λはドレイン変調係数である。
ここからトランスコンダクタンスを導出すると以下のようになる。
Figure 0005488171
このような理想値と実測値の修正方法には種々の方法が提案されている。
従来から公知な手段としては、カスコードカレントミラー回路が上げられる。これは、参照電流IREFの入力されるFETと、参照電流IREFと等しい電流を出力するFETのソース・ドレイン間電圧を等しくすることで、ドレイン変調効果を打ち消すことを目的としている。このカスコードカレントミラーの利用は国際公開WO2009/037762A1でも述べられている通り、公知である。
国際公開 WO2009/037762A1
しかし、カスコードカレントミラー回路では、回路規模が大きくなり、最小許容電圧が高くなる。
また、単にカスコードカレントミラー回路を用いるだけでは、ドレイン変調効果の影響を反映して制御することはできない。
本発明の目的は、低電圧でも動作し、ドレイン電圧の変化を反映させた電流を制御できるバイアス回路を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
本発明の代表的な実施の形態に関わるバイアス回路は、オペアンプと、オペアンプの出力をゲート端子に入力し動作するFETと、FETのドレイン端子に流れる電流をオペアンプの一の入力端子に帰還するカレントミラー回路と、を含み、カレントミラー回路を構成する各FETはバックゲート端子を有する4端子型であり、各FETのバックゲート端子は同電位をとることを特徴とする。
このバイアス回路において、オペアンプの他の入力端子に定電流源が接続されていることを特徴としても良い。
このバイアス回路において、オペアンプの他の入力端子に可変電流源が接続されていることを特徴としても良い。
これらのバイアス回路において、カレントミラー回路はP型FETにより構成され、このカレントミラー回路を構成する各FETのバックゲート端子はこのカレントミラー回路を構成する各FETのソース端子の電位から生成されることを特徴としても良い。
これらのバイアス回路において、カレントミラー回路はP型のFETにより構成され、このカレントミラー回路を構成する各FETのバックゲート端子の電位はカレントミラー回路を構成する各FETのドレイン端子の電位にダイオード接続されたFETのソース端子から生成することを特徴としても良い。
本発明の代表的な実施の形態に関わる別のバイアス回路は、オペアンプと、オペアンプの出力をゲート端子に入力し動作する第1のFETと、第1のFETのドレイン端子に流れる電流をオペアンプの一の入力端子に帰還する第1のカレントミラー回路と、第1のカレントミラー回路と並列に接続される第2のカレントミラー回路と、を含み、第1のカレントミラー回路を構成する各FETには可変電圧が入力され、第2のカレントミラー回路を構成する各FETには固定電圧が入力されることを特徴とする。
このバイアス回路において、第1のカレントミラー回路を構成する各FET及び第2のカレントミラー回路を構成する各FETはバックゲート端子を有する4端子型であり、第1のカレントミラー回路を構成する各FET及び第2のカレントミラー回路を構成する各FETのバックゲート端子は略同電位となることを特徴としても良い。
これらのバイアス回路において、オペアンプの他の入力端子に定電流源が接続されていることを特徴としても良い。
これらのバイアス回路において、オペアンプの他の入力端子に可変電流源が接続されていることを特徴としても良い。
このバイアス回路において、該バイアス回路は更にオペアンプの出力とRF信号の交流成分とを加算した信号がゲート端子に入力される第2のFETを有し、第2のFETのドレイン端子電圧を可変電圧とすることを特徴としても良い。
このバイアス回路において、オペアンプの駆動電源電圧を固定電圧とすることを特徴としても良い。
これらのバイアス回路を利用した電力増幅器も本発明の射程に含まれる。
本発明に関わるカレントミラー回路は、バックゲート端子を有するP型FETを含み、P型FETのバックゲート端子を操作することでP型FETの閾値電圧を制御することが可能なことを特徴とする。
本発明のバイアス回路は、バックゲート効果を利用してP型のFETの閾値電圧を低くすることを利用する。これにより低電圧でも動作し、ドレイン電圧の変化を反映した電流を制御することが可能となる。
一般的なカレントミラー回路の構成を表す回路図である。 FETのドレイン変調効果を表すグラフである。 本発明の第1の実施の形態に関わるバイアス回路の基本的な動作を説明する回路図である。 第1の実施の形態に関わるバイアス回路のバックゲート効果を説明する回路図である。 FETのバックゲート端子・ドレイン端子間の抵抗接続の効果を表すグラフである。 バックゲート端子を入力電圧Vin側に接続した際の閾値電圧Vthの変化を表すグラフである。 バックゲート端子を接地した際の閾値電圧Vthの変化を表すグラフである。 第1の実施の形態に関わるバイアス回路の構成を表す回路図である。 入力電圧Vin1、Vin2の関係を表すグラフである。 定電流源Icontを可変にした場合のバイアス回路の出力変化を表すグラフである。 本発明の第3の実施の形態に関わるバイアス回路の構成を表す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に関わる別のバイアス回路の構成を表す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に関わる更に別のバイアス回路の構成を表す回路図である。 第1乃至第3の実施の形態のバイアス回路から構成されるマルチバンド用のバイアス回路のブロック図である。 低バンド側増幅器で求められる出力波形を表す概念図である。 高バンド側増幅器で求められる出力波形を表す概念図である。 FETM3のドレイン・ソース間電圧Vdとドレイン電流であるIdとの対応を表すグラフである。 現在広く適用されているリチウムイオン電池の放電容量と端子電圧の関係を表すグラフである。 本発明の第5の実施の形態に関わる電力増幅器の構成を表すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態に関わる別の電力増幅器の構成を表すブロック図である。 (a)はP型のMOSFETの断面図であり、(b)はこのMOSFETに流れる電流を特定するための概念図である。 第1乃至第3の実施の形態のバイアス回路から構成される電力増幅器周辺の構成を示す図である。
以下、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図3は本発明の第1の実施の形態に関わるバイアス回路の基本的な動作を説明する回路図である。
図3のバイアス回路は、バイアス用のオペアンプBIAS及びPBUFの縦続接続を基本構成とする。これらのオペアンプの電源は専用電源であるVbiasから供給される。
オペアンプBIASのそれぞれの入力端子にはダイオード接続されたFETM1、M2が接続される。これらのFETM1,M2は、ダイオード接続をしており、製造プロセスの都合でこのような構成となっている。なお「FETM1」は「FET M1」のように分解して理解されたい。他の「FET」についても同様である。
オペアンプBIASの一方の入力端子(+)には定電流源Icontが接続される。オペアンプBIASの他方の入力端子(−)にはカレントミラー回路CMの出力が入力される。
カレントミラー回路CMは、オペアンプBIASの出力に由来するFETM3のドレイン端子に流れる電流をオペアンプBIASの入力端子(−)に帰還するための電流複製回路である。
オペアンプBIASの出力端子には既述のFETM3のゲート端子、及びフィルタを介してオペアンプPBUFの入力端子(+)に接続される。
フィルタ回路FI1はオペアンプBIASから発する雑音を抑圧することを目的とした回路である。
オペアンプPBUFはオペアンプBIASの出力及びオペアンプPBUF自身の出力を比較することで、オペアンプBIASと同じ電位を出力するバッファ増幅器として機能するオペアンプである。オペアンプPBUFとRF信号が加算され、FETM4のゲート端子に入力される。
RF端子は直流成分を除去する容量を挟んで、FETM4のゲート端子に接続される。これにより、オペアンプPBUFの出力及びRFの交流成分が加算される形でFETM4のゲート端子に入力されることとなる。
FETM4は、該FETM4のゲート端子に掛かるRFの交流成分を増幅し、出力電力Poutを出力する増幅回路である。
カレントミラー回路CMは、FETM3のドレイン端子の電流をオペアンプBIASの入力端子に帰還するための電流複製回路である。このカレントミラー回路はP型のFETにより構成されている。このカレントミラー回路CMは2つのFETのソース端子が接続される。また2つのFETのゲート端子は同電位となる。
図3のバイアス回路は、カレントミラー回路CMを構成するFETのドレイン端子にかかる電圧の影響を強く受ける。具体的には入力電圧Vinが低下すると、FETM3に流れる電流もドレイン変調効果で低下する(図2のグラフで電圧が低電位に遷移する)。この結果FETM1の電位も変化する。
FETM3のドレイン電位が変化すると、FETM3のドレイン変調効果の影響を受け流れる電流が変わる。FETM3の電流の変化はカレントミラー回路CMを介してFEM1のドレインゲート端子に負帰還がかかり、FETM3にはFETM2に流れる電流に比例した電流が流れる。このため最終的には入力電圧Vinが変化しても一定の電流がFETM3に流れる。
オペアンプPBUFの一方の入力端子(+)の電位はFETM3のゲート端子の電位である。オペアンプPBUFの一方の入力端子(−)の電位はオペアンプPBUF自身の出力である。従って、オペアンプPBUFの出力の電位はほぼFETM3のゲート端子の電位といえ、FETM3のゲート端子とFETM4のゲート端子は共通の電位が与えられることとなる。
FETM3と共通の直流電位が与えられるFETM4にも一定のバイアス電流が流れる。消費電力低減のため、入力電圧VinはFETM4のドレインに印加され、出力電力Poutを減少させるため入力電圧Vinを減少させる。この際、カレントミラー回路CMに加えられる電圧も減少する。
図4は、第1の実施の形態に関わるバイアス回路のバックゲート効果を説明する回路図である。
本図では図3のカレントミラー回路CMを構成するFETにバックゲート端子つきの物を使用する。本発明においては、このカレントミラー回路を構成するFETのバックゲート端子をドレイン端子側に接続する点に特徴がある。本発明では、抵抗Rrを介してバックゲート電位を設定している。この抵抗Rrは各FETのバックゲート端子に電流が流れることを抑圧するために挿入されている。
図4中のバックゲートバイアス回路B1は、各FETのバックゲート電圧を決定する回路である。バックゲートバイアスB1の出力端子にはカレントミラー回路CMを構成するFETのバックゲート端子が抵抗を介して接続される。同時にバックゲートバイアス回路B1の出力は一定バイアス電位を印加した定電流動作をするFETによりバイアスされる。
図21(a)はバックゲートバイアス回路B1に用いるP型のFETの断面図である。
カレントミラー回路CMが動作する際には、バックゲートバイアス回路B1はダイオードとして通電する。一方、カレントミラー回路CMが動作しないときには、バックゲートバイアス回路B1の通電はなくなる。結果、バックゲート端子への常時通電による消費電力の増加を防ぐことが可能となる。
導通時には、バックゲートバイアス回路B1はダイオードの電圧降下量だけ電圧降下を発生させる(約0.6V)。電源電圧からこの値を引いた値が各カレントミラー回路を構成するFETのバックゲートに掛かる電圧となる。
このバックゲートに挿入した抵抗Rrの効果について図5及び図21(b)を用いて説明する。
図5はFETのバックゲート端子・ドレイン端子間の抵抗接続の効果を表すグラフである。図5(a)は、抵抗Rrが無い場合のグラフである。一方、同(b)は、5kΩの抵抗Rrをバックゲート端子・ドレイン端子間に挿入した場合のグラフである。両グラフとも縦軸はバックゲートバイアス回路B1に流れる電流の総量(#3)と、流れる電流のうちバックゲート端子から流れる電流(#2)と、ダイオード接続したFETに流れる電流(#1)を示す。また、横軸はソース端子電位を0V基準とした際のドレイン端子の電位を表す。
また、図21(b)は後述する図5の各グラフがFETのどこの電流を計測したものかを表す概念図である。図21(b)中の#1、#2、#3は、図5の各グラフの計測点を表す。
抵抗が無いときにはバックゲート端子・ドレイン端子間の電位差が開くほどに電流は流れる(図5(a))。しかし、5kΩの抵抗Rrを挿入することで、電流を最小限に抑えることが可能となる。これによりバックゲート接続を行う各FETにおける消費電力の低減を図ることが可能となる。
上記のバックゲート端子をバイアスする接続形態では、各FETの閾値電圧Vthを低下させることが可能となる。図6及び図7は各FETの閾値電圧Vthの対比を行うグラフである。
図6は、バックゲート端子を入力電圧Vin側に接続した際の閾値電圧Vthの変化を表すグラフである。図7は、バックゲート端子をドレイン電位にバイアスした際の閾値電圧Vthの変化を表すグラフである。それぞれ(a)は回路の構成を表し、(b)は閾値電圧の変化を表す。
図6の様に、バックゲート端子を入力電圧Vin側に接続した際、電流100μA時には閾値電圧Vthは0.62Vとなる。これに対し、図7の場合、すなわちバックゲート端子を接地した際には、電流100μA時には閾値電圧Vthは0.47Vとなる。
このようにバックゲート端子をドレイン電位にバイアスし閾値電圧Vthを低下させること、及びバックゲート端子・ドレイン端子間に抵抗を挿入し電流を抑制することで、消費電力を低下させ、あわせて帰還回路の低電圧動作マージンを拡大させる一助となる。
次に、ここまで説明した要素技術を組み合わせたバイアス回路について説明する。
図8は、本実施の形態に関わるバイアス回路の構成を表す回路図である。
このバイアス回路では、二つの入力電圧Vin1、Vin2に対応して二つのカレントミラー回路CM1、CM2を有する点に特徴がある。
入力電圧Vin1は、5.1Vから0.5Vまで電圧が変動する可変電圧であることを想定する。これは消費電力を削減するため、出力電力の増減に応じて増幅回路の電源に印加するVinを昇圧・降圧させ、必要十分な消費電力で動作させるためである。この値は、後述するW−CDMA、GSM兼用のバイアス回路で用いることを想定したものである。無論、用途によってはこの値以外の電圧を入力電圧としてもかまわない。
本実施の形態では、入力電圧Vin1の電位はRF増幅用FETM4のドレイン端子にも印加する。これにより、入力電圧Vin1を修正することで、FETM4の出力電力を調整することが可能となる。なお、入力電圧Vin1は本図では図示しないDCDCコンバータ101(図14記載)から供給を受けるものである。
これにより、FETM4の出力電力を小さくする際には、カレントミラー回路CM1に供給される電圧も小さくなる。また、FETM4の出力電力Poutを大きくする際には、カレントミラー回路CM1に供給される電圧も大きくなる。
一方、入力電圧Vin2は、2.7Vの固定電圧である。本実施の形態では、この入力電圧Vin2はオペアンプバイアス回路用電圧Vbiasと同じものとしている。後述するW−CDMA、GSM兼用のバイアス回路でこの値を用いているためである。しかし異なる一定の電圧をVin2に入力しても良い。
カレントミラー回路CM1は入力電圧Vin1を電源電圧としたカレントミラー回路である。またカレントミラー回路CM2は入力電圧Vin2を電源電圧としたカレントミラー回路である。カレントミラー回路CM1とCM2の入力端はいずれもFETM3ドレイン端子に接続される。一方、各カレントミラー回路の出力端はFETM1のドレイン端子に接続される。
2つのカレントミラー回路に入力される電流をIcin、カレントミラー回路CM1に流れる電流をIcm1、カレントミラー回路CM2に流れる電流をIcm2、2つのカレントミラー回路から出力される電流をIcoutと定義する。キルヒホッフの法則及びカレントミラー回路の電流の複製の性質より、以下のような関係になる。
Figure 0005488171
すなわち、カレントミラーCM1、CM2のいずれの電流量が大小したとしても、結果としてIcinとIcoutは等しくなる。
Icin、すなわちFETM3のドレイン電流は、カレントミラーCM1、CM2で折り返され、FETM1に加えられる。このFETM1のゲート電圧をFETM2のゲート電圧と同じにするように帰還を掛ける。
ここで2つの入力電圧Vin1、Vin2の影響を説明する。
2つのカレントミラー回路のバックゲート回路はそれぞれのバックゲートバイアス回路B1、B2のドレイン端子で接続されている(図8#A)。既に述べたとおり、入力電圧Vin2は2.7V固定である。従って図8の#Aは最低でも約2.1V(=入力電圧Vin2−ダイオード電圧降下量0.6V)の電圧が各カレントミラー回路のバックゲート端子に掛かることになる。
図9は、この入力電圧Vin1、Vin2の関係を表すグラフである。このグラフの縦軸が入力電圧Vin1、Vin2の電圧(V)を表し、横軸が増幅回路の出力(dBm)を表す。
入力電圧Vin1の電圧が比較的高い間、すなわち想定する出力電力Poutの値が高い間は、増幅回路の出力と入力電圧Vin1は正比例する。
上述の通り、増幅回路の電源電位は入力電圧Vin1と同じものを与える。このようにすると、例えばW−CDMAをアプリケーションとする場合は消費電力を低減するために、出力電圧が0.5V程度まで下がる場合がある。Vin1が0.7V程度まで低下すると、カレントミラー回路CM1の動作が不安定となり結果、図3で想定するFETM1への帰還動作をしなくなる。
しかし、併設するカレントミラーCM2は2.7Vで駆動している。入力電圧Vin1の低下により、カレントミラーCM1を構成するFETの閾値電圧Vthに近づく。一方で、電圧の変動しないカレントミラー回路CM2は安定して動作する。これによりカレントミラー回路CM1とカレントミラーCM2の負荷が変わりながらも動作する。結果、FETM3の電流を確実に帰還することが可能となる。
またバイアス回路の出力の調整に際しては、カレントミラー回路を構成するFETのバックゲートに接続される電位以上、すなわち2.1V以上であれば、入力電圧Vin1と出力が正比例していることが分かる。これを利用して出力の調整ができる。
以上のように、FETのバックゲートを抵抗で電流の流れを抑圧しながら閾値電圧を下げること、バックゲートの制御を電源側で無くドレイン側に接続して行うこと、固定の入力電圧で動作するカレントミラー回路と可変の入力電圧で動作するカレントミラー回路を併設することで、帰還回路の低電圧動作を確実に行うことを可能ならしめる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
上記第1の実施の形態では、入力電圧Vin1の入力電圧を変化させることで出力の調整ができることを説明した。これに対し、本実施の形態では、定電流源Icontを可変電流源とすることで、出力の調整を行えることを説明する。
図10は、定電流源Icont(図3、図8参照)を可変にした場合のバイアス回路の出力変化を表すグラフである。
このグラフのようにオペアンプBIASに入力される電流(FETM2経由)を変化させることで、35dBmから27dBmまで低下させることが可能である。このような性質を利用することで、入力電圧Vin1の電圧が変更できないときであっても、出力の調整が可能となる。特に本実施の形態は、W−CDMAの動作では、出力電力のダイナミックレンジが広い。ダイナミックレンジが74dB程度ある場合、最低出力は−47dBmの低電力に達する。このような場合に本実施の形態を利用することは有効である。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
この実施の形態では、カレントミラー回路を構成する各FETのバックゲートへのリーク誤差を打ち消すためにリファレンス電流(Icont)にリーク電流を加えてオフセットとし誤差を差し引く点に特長がある。
図11は、本発明の第3の実施の形態に関わるバイアス回路の構成を表す回路図である。
この回路では図8のカレントミラー回路CM1、CM2のバックゲート端子側の接続点(図8#A)と各入力電圧Vin1、Vin2の間にオフセット回路Offset1、Offset2を挿入する点を特徴とする。
このオフセット回路Offset1、Offset2は対応するカレントミラー回路CM1、CM2のバックゲート端子に生じるリーク電流を出力する構成を取る。このオフセット回路Offset1、Offset2から流れる検出したリーク電流が電流IO1、IO2である。
この検出したリーク電流IO1、IO2は定電流源Icontの出力に接続される。これにより定電流源Icontが出力するリファレンス電流にリーク電流を加えることとなる。
これにより、共通の基準電圧発生パスを設けることが可能となる。
図12は、本発明の第3の実施の形態に関わる別のバイアス回路の構成を表す回路図である。また、図13は、本発明の第3の実施の形態に関わる更に別のバイアス回路の構成を表す回路図である。
図12の構成では、バックゲート端子のリーク電流をFETM3のドレイン電流に足しこんでいる。また図13では、共通の定電流源で引き抜いている。
これらの回路構成に限られず、オフセット電流を検出し、誤差を最小化することで、図2に表す理想値に近づけることを可能とする。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について図を用いて説明する。
本実施の形態では、上記第1乃至第3の実施の形態の回路を用いてマルチバンド用のバイアス回路を構成することを想定する。
図14は、第1乃至第3の実施の形態のバイアス回路から構成されるマルチバンド用のバイアス回路のブロック図である。
このバイアス回路は1GHz近辺(800MHz、900MHzなど)の帯域を増幅する低バンド側と、2GHz近辺(1.9GHz、2GHz、2.1GHzなど)の高バンド側の2つの系統の増幅器を有する。
これらの2系統の増幅器は電源電圧Vddを変化させることでGSM方式(380MHz〜1.9GHz)、W−CDMA方式(850MHz〜2.1GHz)の2つの方式に対応することができる。
本発明においては、2系統の電源電圧の供給が必要である。DCDCコンバータ101から入力されるVin1は図8のVin1に対応する。また本図におけるVbiasは図8のVbiasおよびVin2に入力される。
定電流源Icontの電流値はバイアス回路の出力によって決定される。
図22は電力増幅器周辺の構成を示す図である。RFIC、モデム等から、Vcont、VDDの制御信号を発生し、電力増幅器の出力レベルに応じて必要最低限の電源電圧とバイアス電流で動作させる。
上記システムで、GSM方式、W−CDMA方式ではどのような出力値が求められるのかをまず説明する。
図15は、低バンド側増幅器で求められる出力波形を表す概念図である。また、図16は、高バンド側増幅器で求められる出力波形を表す概念図である。
GSMでは低バンド側では35dBm、高バンド側では33dBmの出力が必要である。一方帯域拡散されるW−CDMAでは、低バンド側、高バンド側問わず、ピーク時に31dBm、平均27dBmの出力が求められる。このように8dBの出力差が存在する。
GSMは振幅変調が一定のGMSK変調であるのに対し、平均電力とピーク電力との差が約4dBのHQPSK変調を採用するW−CDMAとの差を考慮したとしても、両方式に対応する飽和電力は4dBの差が存在する。高バンド側に限定したとしても、飽和電力は2dBの差がつく。
この対策にはロードラインに従って、電源電圧の変更が有効である。
図17は、図8のFETM4のドレイン・ソース間電圧Vdとドレイン電流であるIdとの対応を表すグラフである。このグラフはゲート・ソース間電圧(Vgs)ごとにグラフが記載されている。そして、各方式で要求される仕様に対応したロードラインを引くことで設定すべき電圧を定義することが可能となる。
Figure 0005488171
表1は、本発明の低バンド側、高バンド側の電圧設定の表である。本発明においては、入力電圧Vin1の値を送信方式及び使用する増幅器に従い、この表のように設定する。
なお、入力電圧Vin1の求める電圧値を生成する際に、DCDCコンバータ101(図14参照)が要る理由を説明する。
図18は現在広く適用されているリチウムイオン電池の放電容量と端子電圧の関係を表すグラフである。これを見ても分かるように、リチウムイオン電池は、おおよそ4.0−3.5Vの間で動作する。これは、表1のGSMでの使用に適さないこととなる。従って、実回路ではDCDCコンバータ101の挿入が必要となる。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について図を用いて説明する。
これまで説明したバイアス回路を、2段縦列構成としたパワーアンプの制御に用いることを本実施の形態では想定している。
図19は、本発明の第5の実施の形態に関わる電力増幅器の構成を表すブロック図である。また、図20は、本発明の第5の実施の形態に関わる別の電力増幅器の構成を表すブロック図である。
これらの電力増幅器は増幅器M1、M2、M3とバイアス回路BB1、BB2より構成される。バイアス回路BB1、BB2には本明細書でこれまで述べられてきた本発明に関わるバイアス回路が採用されている。
図19においてはバイアス回路BB1及びBB2は独立した電流源IREF、Icontによって制御される。また、図20においてはバイアス回路BB1、BB2は共通の電流源Icontによって制御されている。
いずれの電力増幅器でも利得は各段のトランスコンダクタンス(電流電圧変換利得)と整合回路のインピーダンスで決定される。
このように、制御用電流源を分離もしくは共通化することで、回路の実装規模あるいは
各段の温度特性などの詳細なバイアス制御の実現を可能ならしめる。
本発明は、マルチバンドに対応した携帯電話装置の電力増幅器及びそれに用いるバイアス回路への適用について説明した。しかし、携帯電話装置に限られず、PCなどの他の情報端末への適用も可能である。
また、1GHz周辺、2GHz周辺と言ったマルチバンドだけでなく、800MHz、1.7GHz、2GHzといった3つの周波数又はそれ以上の周波数に対応するものであっても本願のバイアス回路の適用が可能である。
更には、2以上の高周波を用いる電子機器、例えばPDP等の表示装置など、に対して、本願発明のバイアス回路を利用することも可能であろう。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは言うまでもない。
101…DCDC、B1、B2…バックゲートバイアス回路、
BB1、BB2…バイアス回路、M1、M2、M3…増幅器、
CM、CM1、CM2…カレントミラー回路、
Offset1、Offset2…オフセット回路、
BIAS、PBUF…オペアンプ、M1,M2、M3、M4…FET。

Claims (11)

  1. オペアンプと、前記オペアンプの出力をゲート端子に入力し動作するFETと、前記FETのドレイン端子に流れる電流を前記オペアンプに帰還するカレントミラー回路と、を含んで構成するバイアス回路であって、
    前記オペアンプのの入力端子には前記カレントミラー回路の出力電流が、他の入力端子には電流源の出力電流がそれぞれ入力され、
    前記カレントミラー回路を構成する各FETはバックゲート端子を有し、前記各FETのバックゲート端子には共通に接続され同時に制御され
    前記カレントミラー回路を構成する前記各FETは、P型のFETで構成され、
    前記カレントミラー回路を構成する前記各FETのバックゲート端子の電位は前記カレントミラー回路を構成する前記各FETのドレイン端子の電位にダイオード接続された別のFETのドレイン端子から生成することを特徴とするバイアス回路。
  2. 請求項1記載のバイアス回路において、前記電流源が定電流源であることを特徴とするバイアス回路。
  3. 請求項1記載のバイアス回路において、前記電流源が可変電流源であることを特徴とするバイアス回路。
  4. オペアンプと、前記オペアンプの出力をゲート端子に入力し動作するFETと、前記FETのドレイン端子に流れる電流を前記オペアンプに帰還するカレントミラー回路と、前記カレントミラー回路のバックゲート端子に流れる電流を引き抜くオフセット回路と、を含んで構成するバイアス回路であって、
    前記オペアンプのの入力端子には前記カレントミラー回路の出力電流と前記オフセット回路の出力電流が、他の入力端子には電流源の出力電流がそれぞれ入力され、
    前記カレントミラー回路を構成する各FETはバックゲート端子を有し、前記各FETのバックゲート端子は共通に接続され同時に制御することを特徴とするバイアス回路。
  5. オペアンプと、前記オペアンプの出力をゲート端子に入力し動作する第1のFETと、前記第1のFETのドレイン端子に流れる電流を前記オペアンプのの入力端子に帰還する第1のカレントミラー回路と、前記第1のカレントミラー回路と並列に接続される第2のカレントミラー回路と、を含んで構成するバイアス回路であって、
    前記第1のカレントミラー回路を構成する各FETには可変電圧が入力され、前記第2のカレントミラー回路を構成する各FETには固定電圧が入力されることを特徴とするバイアス回路。
  6. 請求項記載のバイアス回路において、前記第1のカレントミラー回路を構成する各FET及び前記第2のカレントミラー回路を構成する各FETはバックゲート端子を有し、
    前記第1のカレントミラー回路を構成する各FET及び前記第2のカレントミラー回路を構成する前記各FETのバックゲート端子は略同電位となることを特徴とするバイアス回路。
  7. 請求項またはに記載のバイアス回路において、前記オペアンプの他の入力端子に定電流源が接続されていることを特徴とするバイアス回路。
  8. 請求項またはに記載のバイアス回路において、前記オペアンプの他の入力端子に可変電流源が接続されていることを特徴とするバイアス回路。
  9. 請求項に記載のバイアス回路において、該バイアス回路は更に前記オペアンプの出力とRF信号の交流成分とを加算した信号をゲート端子に入力する第2のFETを有し、
    前記第2のFETのドレイン端子電圧を前記可変電圧とすることを特徴とするバイアス回路。
  10. 請求項に記載のバイアス回路において、前記オペアンプの駆動電源電圧を前記固定電圧とすることを特徴とするバイアス回路。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のバイアス回路を利用することを特徴とする電力増幅器。
JP2010102403A 2010-04-27 2010-04-27 バイアス回路、電力増幅器及びカレントミラー回路 Active JP5488171B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010102403A JP5488171B2 (ja) 2010-04-27 2010-04-27 バイアス回路、電力増幅器及びカレントミラー回路
US13/089,454 US8471631B2 (en) 2010-04-27 2011-04-19 Bias circuit, power amplifier, and current mirror circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010102403A JP5488171B2 (ja) 2010-04-27 2010-04-27 バイアス回路、電力増幅器及びカレントミラー回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011234117A JP2011234117A (ja) 2011-11-17
JP5488171B2 true JP5488171B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=44815299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010102403A Active JP5488171B2 (ja) 2010-04-27 2010-04-27 バイアス回路、電力増幅器及びカレントミラー回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8471631B2 (ja)
JP (1) JP5488171B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101803132B1 (ko) * 2014-04-28 2017-11-29 엘에스산전 주식회사 무 변압기형 태양광 인버터의 누설전류 감시 장치
US11309435B2 (en) * 2020-03-09 2022-04-19 Globalfoundries U.S. Inc. Bandgap reference circuit including vertically stacked active SOI devices
US20210286394A1 (en) * 2020-03-14 2021-09-16 Vidatronic, Inc. Current reference circuit with current mirror devices having dynamic body biasing
FR3124866B1 (fr) * 2021-06-30 2024-02-02 St Microelectronics Grenoble 2 Circuit Miroir de courant

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8001492A (nl) * 1980-03-13 1981-10-01 Philips Nv Stroomspiegelschakeling.
JPH05191170A (ja) * 1992-01-13 1993-07-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ソースフォロワ回路
US5606287A (en) * 1994-06-17 1997-02-25 Fujitsu Limited Operational amplifier having stable operations for a wide range of source voltage, and current detector circuit employing a small number of elements
JPH11312930A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 New Japan Radio Co Ltd 差動増幅器
JP4548562B2 (ja) * 2001-03-26 2010-09-22 ルネサスエレクトロニクス株式会社 カレントミラー回路及びアナログデジタル変換回路
JP2005110327A (ja) * 2001-12-12 2005-04-21 Renesas Technology Corp 高周波電力増幅用電子部品および高周波電力増幅システム
JP4301760B2 (ja) * 2002-02-26 2009-07-22 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
KR100455385B1 (ko) * 2002-05-07 2004-11-06 삼성전자주식회사 정지 전류의 제어가 가능한 ab급 버퍼 증폭기
JP2004193846A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Renesas Technology Corp 高周波電力増幅用電子部品および無線通信システム
JP2005123861A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Renesas Technology Corp 高周波電力増幅回路および高周波電力増幅用電子部品
US7236048B1 (en) * 2005-11-22 2007-06-26 National Semiconductor Corporation Self-regulating process-error trimmable PTAT current source
JP2007287095A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Nec Electronics Corp 基準電圧発生回路
US7385446B2 (en) * 2006-06-13 2008-06-10 Monolithic Power Systems, Inc. High-impedance level-shifting amplifier capable of handling input signals with a voltage magnitude that exceeds a supply voltage
JP5035350B2 (ja) 2007-09-20 2012-09-26 富士通株式会社 カレントミラー回路

Also Published As

Publication number Publication date
US20110260796A1 (en) 2011-10-27
US8471631B2 (en) 2013-06-25
JP2011234117A (ja) 2011-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10224880B2 (en) Power amplification circuit
US9602059B2 (en) Amplifier topology for envelope tracking
JP4087336B2 (ja) 能動バイアス回路
US8552803B2 (en) Amplifier with dynamic bias
US8040187B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
TWI639299B (zh) 電流補償電路
US9203368B2 (en) Power amplifier
US20070164824A1 (en) Amplifier
US7948318B2 (en) Amplifying circuit, AC signal amplifying circuit and input bias adjusting method
US8004350B2 (en) Impedance transformation with transistor circuits
TWI383581B (zh) 功率放大器和其功率放大方法
CN107994897B (zh) 一种偏置电流控制电路、方法以及功率放大控制电路
JP5488171B2 (ja) バイアス回路、電力増幅器及びカレントミラー回路
KR101419806B1 (ko) 고정 대역폭을 갖는 가변 이득 증폭기
US7777575B2 (en) Circuit with single-ended input and differential output
JP5454366B2 (ja) パワーアンプモジュール及び携帯情報端末
US7446608B2 (en) Variable gain amplifier with constant input referred third order intercept
US20130207723A1 (en) A gm-ratioed amplifier
US20060170497A1 (en) Gain variable amplifier
US7902901B1 (en) RF squarer
US9294044B2 (en) Bias circuit and amplifier
US8471636B2 (en) Differential pair with constant offset
JP5308407B2 (ja) 増幅回路
US8283980B2 (en) Amplifier circuit
WO2019215968A1 (ja) 増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120323

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5488171

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150