JP5487840B2 - ロボットのストッパ装置 - Google Patents

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本発明は、アームの360度以上の回転を許容し許容範囲を超える回転に対しては強制的に停止させるロボットのストッパ装置に関する。
例えば、多関節型ロボットでは、複数のアームが回転関節によって連結されており、各アームは、関節を中心にして回転(旋回)するようになっている。各アームには予め可動範囲が設定されており、通常は、駆動源であるモータの回転数制御によって可動範囲内での回転動作に規制されるのであるが、何らかの原因でアームが可動範囲を超えて回転しようとした場合、その回転を機械的に阻止するために、ストッパ装置が設けられている(例えば特許文献1)。
上記特許文献1のストッパ装置は、一のアームと、このアームに回動可能に支持された他のアームのうち、一のアームにストッパ用ボルトを固定し、他のアームに衝当部材をボルトによって固定し、他のアームが可動範囲を超えて回転しようとしたとき、衝当部材がストッパ用ボルトに衝突することによって当該他のアームがそれ以上回動しないように規制するという構成のものである。
ところで、アームを360度以上回転させたい場合がある。この場合、360度以上の角度範囲でアームを機械的に停止させることが必要であるが、特許文献1の構成では、360度未満の角度範囲となってしまう。
360度以上の角度範囲で回転体の回転を規制できるストッパ装置もある。特許文献2に記載されたストッパ装置は、回転軸を支持する本体に、広幅の円弧状溝と、この広幅の円弧状溝の両端に連なる狭幅の円弧状溝とを設け、広幅の円弧状溝内に当該広幅の円弧状溝内でのみ往復移動可能なボールを設けると共に、回転軸側に、回転軸の回転に伴って広幅の円弧状溝と狭幅の円弧状溝の内側を移動可能なストッパピンを設けている。このものでは、回転軸の一方向の回転によりストッパピンが広幅の円弧状溝の一端部に係止されたボールに当たった位置から、回転軸が他方向に回転すると、ストッパピンが幅広の円弧状溝の一端部に位置するボールに当たるが、その後、ボールが広幅の円弧状溝の他端部に係止されるまで回転するので、結局、回転軸としては360度以上の回転が可能になるというものである。
また、特許文献3に記載されたストッパ装置は、回転部と固定部にそれぞれ円弧状の凹溝を形成し、回転部と固定部との間にピンを起立状態に位置させて当該ピンの一端部を回転部の凹溝に遊動可能に係合させると共に他端部を固定部の凹溝に遊動可能に嵌合させた構成のものである。このものでは、2つの凹溝の形成範囲が角度にして270度とした場合、回転部の凹溝の一端部がピンに当接しピンが固定部の一端部に当接した状態から、回転軸の凹部の他端部がピンに当接しピンが固定部の他端部に当接するまでの範囲で回転可能であるから、回転部は1回転以上、具体的には540度に近い角度での回転が可能となるものである。
特開2007−50499号公報 実公平6−30385号公報 特開平8−252734号公報(段落「0027」〜「0031および図6〜図9参照)
しかしながら、特許文献2のものでは、ボールは広幅の円弧状溝内で自由に移動できる。このため、ボールは、常に広幅の円弧状溝の一端部または他端部に係止された位置でストッパピンが来るのを待っているわけではなく、広幅の円弧状溝の途中にある場合が通常と考えられるので、回転体の回転途中でストッパピンがボールに衝突することがある。すると、その衝突時に衝突音を発する
特許文献3のものも同様に、ピンは、固定部の凹溝の一端部または他端部に当接した位置にあって回転部の凹溝の一端部または他端部が来るのを待っているわけではないので、回転部の回転途中で当該回転部の凹溝の一端部または他端部がピンに衝突することがあり、衝突音を発することがある。
このように特許文献2,3の構成では、回転体或は回転部が可動範囲を超えなくても、その回転途中でボール或はピンに衝突することがあり、その衝突時には衝突音を発する。ロボットの場合、アームは比較的高速度で回転動作し、しかも、連続動作時間が長く、何回も往復動作が繰り返されるので、衝突音が頻繁に発生し、その衝突音に煩わされることになる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、アームの360度以上の回転範囲を確保することができると共に、アームが回転範囲内で回転する限りにおいては衝突音の発生の恐れがないロボットのストッパ装置を提供することにある。
本発明によれば、支持部の第1の円弧状溝とアームの第2の円弧状溝とに跨って転動体が設けられているので、アームは、転動体が第1の円弧状溝の一端部と第2の円弧状溝の一端部とに挟まれた位置から第1の円弧状溝の他端部と第2の円弧状溝の他端部とに挟まれた位置となるまでの間で回転可能である。そして、第1の円弧状溝および第2の円弧状溝が共に180度を超える角度範囲にわたって形成されているので、アームは360度以上の範囲で回転可能となる。しかも、転動体は予圧手段により第1の円弧状溝および前記第2の円弧状溝の両底部に押し付けられているので、自由に転動することが防止される。このため、アームの第2の円弧状溝の端部がボールに当接する時期と、転動体が支持部の第1の円弧状溝の端部に当接する時期とが一致するので、アームが回転許容範囲内で回転しているとき、第1の円弧状凹溝の端部が転動体に衝突することがなく、衝突音を発することがない。
本発明の第1の実施形態を示す要部の縦断面図 円弧状溝を示す斜視図 要部の部分的な断面図 作用説明用の図その1で、(a)は平面図、(b)は展開した断面図 作用説明用の図その2で、(a)は平面図、(b)は展開した断面図 作用説明用の図その3で、(a)は平面図、(b)は展開した断面図 作用説明用の図その4で、(a)は平面図、(b)は展開した断面図 作用説明用の図その5で、(a)は平面図、(b)は展開した断面図 作用説明用の図その6で、(a)は平面図、(b)は展開した断面図 作用説明用の図その7で、(a)は平面図、(b)は展開した断面図 作用説明用の図その8で、(a)は平面図、(b)は展開した断面図 ロボットの斜視図 本発明の第2の実施形態を示す断面図 本発明の第3の実施形態を示す断面図
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図12を参照しながら説明する。図12には、産業用ロボット1が示されている。この産業用ロボット1は、例えば6軸の垂直多関節型ロボットからなるもので、ベース2と、このベース2に水平方向に旋回可能に支持されたショルダ3と、このショルダ3に上下方向に旋回可能に支持された下アーム4と、この下アーム4に上下方向に旋回可能に支持された第1の上アーム5と、この第1の上アーム5の先端部に捻り回転可能に支持された第2の上アーム6と、この第2の上アーム6に上下方向に回転可能に支持された手首7と、この手首7に回転(捻り動作)可能に支持されたフランジ8とから構成されている。上記ベース2、ショルダ3、下アーム4、第1の上アーム5、第2の上アーム6、手首7、フランジ8は、ロボットにおけるアームとして機能し、ベース2を除く各アーム3〜8は、下段のアームに対し回転関節によって順次回転可能に連結されている。
図1には、ベース2上にショルダ3を軸受、例えばクロスローラベアリング9によって回転可能に支持するショルダ3の回転関節が示されている。このショルダ3の回転関節につき詳述するに、まず、上記クロスローラベアリング9は、外輪10と内輪11との間に複数個のローラ12を互いに直交するように向きを交互に違えて配列してなる。なお、外輪10は2個のリング状部材10a,10bをボルト13により結合して構成されている。
このクロスローラベアリング9に対し、ベース2の上面部には支持部としての受け座14が設けられており、この受け座14の上面に位置決め用のリング状突部14aが形成されていると共に、リング状突部14aの内側に円筒状突部14bがリング状突部14aと同心となるように突設されている。そして、クロスローラベアリング9は、外輪10をリング状突部14aの内側に嵌合することによって受け座14上に位置決め状態に配置され、この位置決め状態の下で外輪10がボルト15により受け座14に固定されている。なお、外輪10と受け座14の上面および円筒状突部14bの外周面との間には隙間が存在しており、この隙間により外輪10が受け座14に接触しないようになっている。
一方、ショルダ3の下面部には、回転基部16が設けられており、この回転基部16の下面部には、円筒状の位置決め突部16aが突設されている。そして、回転基部16は、位置決め突部16aをクロスローラベアリング9の内輪11の内周面に嵌合することによって内輪11上に位置決め状態に配置され、この位置決め状態の下で回転基部16がボルト17によって内輪11に固定されている。なお、回転基部16とクロスローラベアリング9の外輪10との間には隙間が存在しており、この隙間により回転基部16が外輪10に接触しないようになっている。
ショルダ3は以上のような回転関節によりベース2上に回転可能に支持されている。そして、図示はしないが、ベース2内には、モータ、このモータの回転を減速する減速装置が設けられ、そして、減速装置の出力部が受け座14の円筒状突部14b内および回転基部16の筒状の位置決め突部16a内を通じてショルダ3内へ導入され、当該ショルダ3に連結される。これにより、モータの回転が減速装置により減速されて回転基部16に伝達され、ショルダ3が回転(旋回)する。
ショルダ3(回転基部16)は、360度(1回転)を越え、720度(2回転)未満の所定の角度範囲で回転可能となっている。そして、ショルダ3がこの回転可能範囲(回転許容範囲)を超えて回転しようとした場合には、その回転がストッパ装置18により強制的に停止されるようになっている。
上記ストッパ装置18は、受け座14および回転基部16の互いに対向する部分に形成された第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20、転動体としてのボール21を備えて構成されている。即ち、受け座14の円筒状突部14bの上端面と回転基部16の位置決め突部16aの下端面とは、内輪11内において、僅かな隙間を存して互いに対向している。そして、前記第1の円弧状溝19は、受け座14の円筒状突部14bの上端面に、ショルダ3の回転基部16の回転中心軸線Sと同心に、所定の角度範囲、例えば、約315度の角度範囲にわたって形成されている。また、前記第2の円弧状溝20は、回転基部16の位置決め突部16aの下端面に、当該回転基部16の回転中心軸線Sと同心に、第1の円弧状溝19と同径且つ同一深さで、同一の角度範囲(約315度の角度範囲)にわたって形成されている。このような第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20は、図2に示すように、共にC字状(有端の円弧状)をなし、同一の円弧長を有している。
前記ボール21は、第1の円弧状溝19と第2の円弧状溝20とに跨って1個だけ配設され、ショルダ3(回転基部16)の回転に伴って第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20内を転動する。このボール21には、予圧が与えられている。この予圧は、円筒状突部14bと位置決め突部16aとの間の隙間寸法G(図3に示す)と、第1の円弧状溝19の深さ寸法Fと、第2の円弧状溝20の深さ寸法Fとの合計を、ボール21の直径Dよりも若干小さくすることによって付与しており、ボール21の直径Dより小さくする程度によって予圧の大きさを変えることができる。
この予圧が与えられたボール21は、第1の円弧状溝19の底面および第2の円弧状溝20の底部に押し付けられ、それらの底部との摩擦によって自由な転動が防止される。この自由に転動しないように拘束されたボール21は、回転基部16が回転したとき、回転基部16の回転角度に応じた距離だけ移動する。つまり、回転基部16がある角度回転し、これにより、第2の円弧状溝20が静止している第1の円弧状溝19に対して長さLだけ移動したとすると、ボール21は第1の円弧状溝19に対して第2の円弧状溝20の移動長さLの半分の長さL/2だけ移動する。
ここで、図3に示すように、第1の円弧状溝19の底面および第2の円弧状溝20の溝幅をWとしたとき、その溝幅Wは、D>W>2[(D/2)−(D/2−F)]1/2に定める。特には、2[(D/2)−(D/2−F)]1/2より若干大きく定めることにより、ボール21が余り溝幅方向に動かないようにすることができる。
ショルダ3(回転基部16)の回転角度は、前述のように360度を越え、720度未満の所定の角度範囲で回転可能、具体的には、630度の角度範囲で回転可能となっている。なお、ショルダ3の回転角度が630度であるのに対し、第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20が形成されている角度範囲を正確に315度と述べず、約315度としたが、これは、ボール21収容分だけ余分に形成しないと、ショルダ3の回転角度範囲が630度とならないので、この「約」はボール21が占める分を見込んだ角度範囲で形成されていることを意味しているものである。
従って、ショルダ3を360度以上回転させるには、ボール21の大きさ(直径)を第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20の角度に換算したとき、この換算した角度値を、第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20の形成角度から減じた角度範囲が180度以上となるようにすれば良い。勿論、ショルダ3を360度を越えた角度回転させるには、ボール21の大きさを上記のように角度換算した角度値を、第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20の形成角度から減じた角度範囲が180度を越えるようにするものである。
ここで、ショルダ3の630度の回転に伴うストッパ装置18の動作を説明する。なお、以下では、ショルダ3の回転を回転基部16の回転として説明する。回転基部16が回転角0度の位置にあるとき、図4に示すように、ボール21が受け座14の第1の円弧状溝19の一端19aに当接しており、このボール21に回転基部16の第2の円弧状溝20の一端20aが当接している。この回転角0度の位置から回転基部16が図4に矢印Aで示す時計回り方向に回転し始めたとする。すると、この回転基部16の回転に伴ってボール21も第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20内で自転しながら第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20の円弧に沿って移動(公転)する。このときのボール21の移動量は、常に、第2の円弧状溝20の第1の円弧状溝19に対する移動量の半分となる。以下では、第2の円弧状溝20の移動量およびボール21の移動量を角度で表すこととする。
さて、ボール21の移動量は第2の円弧状溝20の移動量の半分となるから、回転基部16が回転角0度の位置から時計回り方向に90度回転すると、ボール21は図5に示すように45度だけ時計回り方向に移動する。以下、同様に、回転基部16が回転角0度の位置から時計回り方向に180度、270度、360度、450度、540度、630度と回転すると、ボール21は図6〜図11に示すようにそれぞれ90度、135度、180度、225度、270度、315度だけ時計回り方向に移動する。そして、回転基部16が630度だけ時計回り方向に回転したところで、図11に示すように、ボール21が第1の円弧状溝19の他端19bに当接すると同時に第2の円弧状溝20の他端20bがボール21に当接する。
回転基部16が315度の回転位置から反時計回り方向に回転すると、ボール21は、上述したとは逆に、第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20の底面に対して滑ることなく回転して第1の円弧状溝19内を反時計回り方向に移動する。そして、回転基部16が回転位置0度に戻ると、図4に示すように、ボール21が第1の円弧状溝19の一端19aに当接すると同時に第2の円弧状溝20の一端20aがボール21に当接する。
このように、回転基部16が0度の回転位置と630度の回転位置との間で回転する場合には、ボール21は0度の回転位置と315度の回転位置との間で移動する。この移動時、ボール21は第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20の底部に対して滑ることがないので、第2の円弧状溝20の一端および他端は、回転基部16が0度の回転位置および630度の回転位置に回転したときにだけボール21に当たることになる。しかしながら、通常は、回転基部16の回転角度範囲は、0度よりも大きく630度よりも小さい角度範囲に定められるので、その角度範囲内で回転基部16(ショルダ3)が回転する限り第2の円弧状溝20の一端および他端がボール21に衝突することはない。従って、産業用ロボット1の運転時にボール21への衝突音を発生することがなく、低騒音運転が可能となる。
ところで、何等かの原因で、回転基部16が回転許容範囲である0度或は630度の回転位置を越えて更に回転しようとすることがある。すると、回転基部16が0度或は630度の回転位置に至ると、同時に、第2の円弧状溝20の一端20a或は他端20bが第1の円弧状溝19の一端19a或は他端19bに当たって移動を止められたボール21に当たる。このため、回転基部16が0度或は630度の回転位置を越えて回転することはなく、0度或は630度の位置で止められるようになる。
このように本実施形態によれば、回転基部16が回転許容範囲として定められた0度および630度の回転位置を越えて回転しようとした場合には、ボール21に衝突することによって回転基部16のそれ以上の回転を止めることができる。しかも、回転基部16が回転許容範囲内において設定された回転角度範囲で回転している限り、ボール21への衝突音を発生する恐れがなく、低騒音で産業用ロボット1を動かすことができる。
図13は本発明の第2の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20の底部にゴム板などの弾性板22を接着などによって固定し、この弾性板22の弾性によりボール21に予圧を付与、つまりボール21が第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20の底部に押し付けられるようにしたものである。
図14は本発明の第3の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、ボール21に替えてローラ23を用いたところにある。この場合、ローラ23は第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20の内周側から外周側に向かって次第に径大となるテーパ状をなすもので、これにより、転動時の内周側と外周側との間で生ずる移動距離の差を吸収するようにしている。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張或は変更が可能である。
第1の円弧状溝19および第2の円弧状溝20の断面形状はコ字形に限られず、ボール21よりも径大な円形のものであっても良い。
ショルダ3のストッパ装置18に限られず、360度以上の回転角度を必要とする他のアームのストッパ装置に適用しても良い。
図面中、2はベース、3はショルダ(アーム)、9はクロスローラベアリング、10は外輪、11は内輪、14は受け座(支持部)、16は回転基部、18はストッパ装置、19は第1の円弧状溝、20は第2の円弧状溝、21はボール(転動体)、22は弾性板、23はローラを示す。

Claims (1)

  1. 支持部に回転可能に支持されたアームの回転を一定の範囲に制限するロボットのストッパ装置において、
    前記支持部の前記アームと対向する部分に、前記アームの回転中心軸線と同心に、180度を超える角度範囲にわたって形成されたC字状の第1の円弧状溝と、
    前記アームの前記支持部と対向する部分に、前記アームの回転中心軸線と同心に、前記第1の円弧状溝と同径で且つ同一の角度範囲にわたって形成された第2の円弧状溝と、
    前記第1の円弧状溝内と前記第2の円弧状溝内とに跨って設けられ前記アームの回転に伴って転動する1個の転動体と、
    前記転動体を前記第1の円弧状溝および前記第2の円弧状溝の両底部に押し付ける予圧手段と、
    を備えてなるロボットのストッパ装置。
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