JP5487680B2 - 半導体装置の評価方法、半導体装置の製造方法、及びプローブ - Google Patents

半導体装置の評価方法、半導体装置の製造方法、及びプローブ Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の評価方法、半導体装置の製造方法、及びプローブに関する。
LSI等の半導体装置は、半導体基板上に導電膜や絶縁膜を成膜した後、その半導体基板をダイシングして個片化することにより作製される。そのようにして作製された半導体装置は、製品として出荷する前に設計通りに機能するかどうかの試験が行われる。その試験で不良と判定された場合には、不良の原因を再現してそれを半導体装置の量産工程にフィードバックし、今後の半導体装置の製造に役立てることが望ましい。
特開昭54−84485号公報 特開昭64−69024号公報
半導体装置の評価方法、半導体装置の製造方法、及びプローブにおいて、不良の原因を再現することを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、素子を備えた半導体装置の絶縁膜上に導電性塗膜を塗布する工程と、前記導電性塗膜にプローブを接触させ、前記半導体装置が備える半導体基板と前記プローブとの間に電位差を与える工程と、前記電位差が与えられた状態で、前記半導体基板の不純物拡散領域と電気的に接続された第1の電極と、前記半導体基板の面内方向に沿って前記不純物拡散領域と協働して形成された寄生トランジスタに電気的に接続された第2の電極との間を流れる電流を測定し、該電流が許容値を超えたときの前記電位差を前記素子の耐電圧と判断する工程とを有する半導体装置の評価方法が提供される。
また、その開示の別の観点によれば、半導体基板の上に、不純物拡散領域を備えた素子を形成する工程と、前記半導体基板の上に、前記不純物拡散領域と電気的に接続された第1の電極を形成する工程と、前記半導体基板の面内方向に沿って前記不純物拡散領域と協働して形成された寄生トランジスタと電気的に接続された第2の電極を前記半導体基板の上に形成する工程と、前記素子を覆う絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の上に導電性塗膜を塗布する工程と、前記導電性塗膜にプローブを接触させ、該プローブと前記半導体基板との間に電位差を与えながら、前記第1の電極と前記第2の電極との間を流れる電流を測定し、該電流が許容値を超えたときの前記電位差を前記素子の耐電圧と判断する工程とを有する半導体装置の製造方法が提供される。
以下の開示によれば、プローブと半導体基板との間に電位差を与えることにより、絶縁膜が擬似的に帯電した状態を作り出すことができる。
よって、この状態で半導体装置のリーク電流を測定することで、どの程度の帯電量でリーク電流が発生するかを把握することができ、その結果に基づいて半導体装置の故障解析を行ったり、リーク電流等の不具合の改善に寄与したりすることができる。
図1(a)〜(c)は、第1実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その1)である。 図2(a)〜(c)は、第1実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その2)である。 図3(a)、(b)は、第1実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その3)である。 図4は、第1実施形態に係る拡散抵抗とその周囲の拡大平面図である。 図5は、第1実施形態に係る半導体装置が備える回路の等価回路図である。 図6は、各実施形態で使用される評価装置の構成図である。 図7は、各実施形態で使用される第3のプローブの拡大平面図である。 図8(a)、(b)は、第1実施形態に係る半導体装置の評価方法について説明するための断面図である。 図9は、第1実施形態において、第1の電極パッドと第2の電極パッドとの電位差と、これらの電極パッドを流れるリーク電流との関係をカーブトレーサにより測定して得られたグラフである。 図10は、第1実施形態において、バイポーラトランジスタを評価する場合の断面図である。 図11(a)〜(c)は、第2実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その1)である。 図12(a)〜(c)は、第2実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その2)である。 図13(a)〜(c)は、第2実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その3)である。 図14(a)、(b)は、第2実施形態に係る半導体装置の評価方法について説明するための断面図である。 図15は、第3実施形態に係る半導体装置の拡大平面図である。 図16は、第3実施形態に係る半導体装置を評価するときの拡大平面図である。
以下に、本実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
LSI等の半導体装置は、製造途中での帯電が原因で様々な不具合を起こし得る。例えば、帯電によって半導体基板の寄生トランジスタがオン状態になり、その寄生トランジスタを通じてリーク電流が流れることがある。
半導体装置に不具合が発生したときに、その原因が帯電にあるのかどうかを調べる方法として、半導体装置を除電する方法がある。この方法では、除電によって不具合が解消されれば、その不具合の原因は帯電にあると特定できる。除電の方法としては、半導体装置に紫外線を照射したり、半導体装置を高温雰囲気中に放置する方法がある。更に、帯電している半導体装置の最上層のカバー絶縁膜を除去することにより、除電を行う方法もある。
但し、帯電量にはばらつきがあるので、帯電が原因で常に半導体装置に不具合が発生するわけではない。また、品種によっては、帯電量が多くても不具合が発生しないものもある。
どの程度の帯電量で半導体装置に不具合が発生するかが分かれば、その帯電量を超えないような対策を製造ラインに施すことで、不具合の発生頻度を低減できる。
そこで、本実施形態では、以下のようにして半導体装置に許容される帯電量を求めるようにする。
図1〜図3は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図である。
この半導体装置は、拡散抵抗とバイポーラトランジスタとを混載してなるものであり、以下のようにして製造される。
まず、図1(a)に示すように、p型シリコン基板10の上にマスク膜11としてCVD法により酸化シリコン膜を形成し、そのマスク膜11をパターニングして開口11aを形成する。
そして、その開口11aを通じてシリコン基板10に砒素等のn型不純物をイオン注入することにより、シリコン基板10の表層にn型埋没層13を形成する。
この後に、マスク膜11は除去される。
次いで、図1(b)に示すように、MOVPE(Metal Organic Vapor Phase Epitaxy)法によりシリコン基板10の上にn型エピタキシャルシリコン層14を2nm〜17nm程度の厚さに形成する。このとき、n型埋没層13中のn型不純物がシリコン層14内に拡散するので、n型埋没層13がシリコン層14中に這い上がる。
次いで、図1(c)に示すように、窒化シリコン膜等の不図示のマスク膜を用いてn型エピタキシャルシリコン層14の表面を選択的に熱酸化することにより、フィールド酸化膜16と熱酸化膜17とを形成する。
そして、その熱酸化膜17をスルー膜にしながら、n型エピタキシャルシリコン層14にボロン等のp型不純物をイオン注入して、シリコン基板10に達する深さのp型分離領域18を形成する。
更に、図2(a)に示すように、n型埋没層13の上のn型エピタキシャルシリコン層14に砒素やリン等のn型不純物をイオン注入してn型コレクタコンタクト領域27を形成する。
なお、各領域18、21の不純物の打ち分けは不図示のレジストパターンを用いて行われ、n型コレクタコンタクト領域27の形成後にそのレジストパターンは除去される。
続いて、図2(b)に示すように、n型エピタキシャルシリコン層14にボロン等のp型不純物をイオン注入して、第1のp型不純物拡散領域23と第2のp型不純物拡散領域25とを形成する。
これらの不純物拡散領域のうち、第1のp型不純物拡散領域23は拡散抵抗の抵抗体として機能し、第2のp型不純物拡散領域25はnpnバイポーラトランジスタのベースとして機能するものである。
その後、n型エピタキシャルシリコン層14の表層に砒素やリン等のn型不純物をイオン注入することにより、第2のp型不純物拡散領域25によって囲まれたn型のエミッタ領域26を形成する。
次いで、図2(c)に示すように、上記の各イオン注入でスルー膜として使用した熱酸化膜17をフッ酸溶液でウエットエッチングして除去する。
次に、図3(a)に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
まず、フィールド酸化膜16とn型エピタキシャルシリコン層14のそれぞれの上に、層間絶縁膜28として酸化シリコン膜を約1μmの厚さに形成する。
そして、その層間絶縁膜28をパターニングして各領域23、25〜27に達する深さのコンタクトホールを形成した後、そのコンタクトホールの内面と層間絶縁膜26の上面にスパッタ法によりアルミニウム膜を形成する。その後、このアルミニウム膜をパターニングして電極30を形成する。
ここまでの工程により、拡散抵抗RとnpnバイポーラトランジスタTRBの基本構造が完成したことになる。
そのnpnバイポーラトランジスタTRBにおいては、ベース、エミッタ、及びコレクタとして機能する各領域25〜27がそれぞれ独立して電極30と電気的に接続される。
図4は、拡散抵抗Rとその周囲の拡大平面図である。なお、上記の図3(a)における拡散抵抗Rの断面図は、図4のI−I線に沿う断面図に相当する。
図4に示されるように、抵抗体として機能する第1のp型不純物拡散領域23は矩形状の平面形状を有し、その両端において電極30と電気的に接続される。また、その電極30の一端には、後で半導体装置の電気的特性の評価をする際に使用される第1のパッド30aが設けられる。
その後、図3(b)に示すように、拡散抵抗RやトランジスタTRBを外部雰囲気中の水分等から保護するために、層間絶縁膜28と電極30のそれぞれの上にカバー絶縁膜34を形成する。そのカバー絶縁膜34は、例えば、CVD法により順に形成された窒化膜とPSG(Phospho Silicate Glass)膜であり、そのトータルの膜厚は約1.3μm程度である。
以上により、本実施形態に係る半導体装置50の基本構造が完成したことになる。
図5は、その半導体装置50が備える回路の等価回路図である。
図5に示されるように、半導体装置50では、二つのバイポーラトランジスタTRBのエミッタとコレクタとが電気的に接続され、一つのバイポーラトランジスタTRBのベースに拡散抵抗Rが電気的に接続される。
そして、拡散抵抗Rの一端と一つのバイポーラトランジスタTRBのエミッタには、それぞれ電極30の一部である第1のパッド30aと第2のパッド30bが接続される。このうち、第2のパッド30bは、p型分離領域18(図3(b)参照)を介してシリコン基板10にも電気的に接続される。
ところで、その半導体装置50には、製造途中での帯電が原因で様々な不具合が起こりうる。その不具合として、例えば、帯電により寄生トランジスタがオン状態になることが原因で発生するリーク電流がある。
そこで、この半導体装置50がどの程度の帯電量でリーク電流が発生するのかを判断すべく、以下のようにして半導体装置50に対して評価を行う。
図6は、その評価に使用される評価装置の構成図である。
この評価装置100は、シリコン基板10に形成された半導体装置50をウエハレベルで評価するものであって、半導体装置50に電圧を与えるための第1〜第3のプローブ101〜103を備える。
このうち、第2のプローブ102は、既述の第2のパッド30b(図5参照)に当接して、シリコン基板10とp型分離領域18とを接地するのに使用される。
また、第1のプローブ101は、第1のパッド30aに当接して、カーブトレーサ105で発生した電圧を第1のパッド30aに与えるのに使用される。カーブトレーサ105は、第1のプローブ101と第2のプローブ102との間の電圧と、これらのプローブ101、102との間を流れる電流とを測定し、半導体装置50の電圧−電流特性を測定する。
一方、第3のプローブ103は、直流電源104により電圧Vが印加されており、後述のようにしてカバー絶縁膜34を帯電させるのに使用される。
図7は、第3のプローブ103の拡大平面図である。
第3のプローブ103はタングステン等の金属よりなり、線状の本体103aと、当該本体103aの先端に設けられたリング103bとを有する。そのようなリング103bは、例えば、線状の本体103aの先端を機械的に潰して押し広げ、その中心を開口することで形成され得る。
また、各部の寸法は特に限定されないが、本実施形態では本体103aの幅Wを約10μmとし、リング103bの直径Dを約100μmとする。
図8(a)、(b)は、この評価装置100を用いた半導体装置50の評価方法について説明するための断面図である。
評価に際しては、図8(a)に示すように、拡散抵抗Rの上方のカバー絶縁膜34上に、導電性塗膜40として銀ペーストを塗布する。
その導電性塗膜40の形成エリアは特に限定されず、図示のように評価対象の拡散抵抗Rの上方のみに局所的に10μm程度の幅で形成してもよいし、チップ領域の全体に導電性塗膜40を形成してもよい。
また、導電性塗膜40の材料も銀ペーストに限定されず、導電性を示す任意のペーストを使用して導電性塗膜40を形成し得る。
次いで、図8(b)に示すように、導電性塗膜40に第3のプローブ103を接触させると共に、図5に示した第1のパッド30aと第2のパッド30bのそれぞれに第1のプローブ101と第2のプローブ102を接触させる。
このとき、図7に示したように、第3のプローブ103の先端にリング103bを設けたので、導電性塗膜40がその表面張力によってリング103bの内側に安定的に保持されるようになる。よって、導電性塗膜40がその下方の抵抗素子Rに対して多少の位置ずれを起こしても、その位置ずれの量だけ第3のプローブ103を移動させることで、リング103b内に保持された導電性塗膜40を抵抗素子Rの上に位置させることが可能となる。
更に、第3のプローブ103の本体103aを線状にしたので、第3のプローブ103が可撓性を有するようになり、第3のプローブ103を導電性塗膜40に接触させたときにカバー絶縁膜34に加わる力を和らげることができる。これにより、カバー絶縁膜34にクラックが入るのを防止でき、半導体装置50の評価時に不良が発生する危険性を低減できる。
そして、この状態で、直流電源104(図6参照)で発生した電圧Vを第3のプローブ103を介して導電性塗膜40に与えると共に、第2のプローブ102を介してシリコン基板10を接地して、シリコン基板10とカバー絶縁膜34との間に電位差Vを与える。
このようにすると、カバー絶縁膜34が帯電したのと同じ状態が得られ、同図の点線円内に示すように、カバー絶縁膜34に帯電しているのとは逆の導電型のキャリア(正孔)Cがシリコン層14の表層に引き付けられることになる。
その結果、キャリアCによりシリコン層14の表層にチャンネルが形成され、pnp寄生トランジスタTR1がオン状態となる。そのpnp寄生トランジスタTR1は、拡散抵抗Rの第1のp型不純物拡散領域23が、n型エピタキシャルシリコン層14及びp型分離領域18と協働して形成するものであり、シリコン基板10の面内方向に沿って形成される。
そして、この状態で各p型領域18、23に電位差を与えると、オン状態の寄生トランジスタTR1にリーク電流Pが流れ、その電流値がカーブトレーサ105により測定される。
各領域18、23への電位差の付与は、例えば、これらの領域に電気的に接続されている各パッド30a、30b(図5参照)に対し、第1のプローブ101と第2のプローブ102を接触させて行われる。
図9は、第1の電極パッド30aと第2の電極パッド30bとの電位差と、これらの電極パッドを流れるリーク電流Pとの関係をカーブトレーサ105により測定して得られたグラフである。
そのグラフは、第3のプローブ103の電圧Vを変えることにより複数本取得した。
図9に示されるように、電圧Vの値が0V、−30V、−40V、+50Vの場合には、電極パッド30a、30bの電位差が−0.5V以上の範囲ではリーク電流は実質的に0Aである。
これに対し、電極パッド30a、30bの電位差が−50Vの場合は、電極パッド30a、30bの電位差が−0.5V以上の範囲でリーク電流が増大する。
そのリーク電流は、拡散抵抗Rの抵抗体として機能するp型不純物拡散領域23からリークするものであるから、拡散抵抗Rの電気的特性である耐電圧を把握する目安となる。
そこで、本実施形態では、各電極パッド30a、30b間の電位差が所定値V0のときに、これらの電極30b、30a間を流れるリーク電流が許容値I0を超えたときの第3のプローブ103の電圧Vを拡散抵抗Rの耐電圧と判断する。
例えば、図9の例では、−50Vが拡散抵抗Rの耐電圧となる。
以上により、本実施形態に係る半導体装置の評価方法の主要工程を終了する。
上記した本実施形態によれば、図8(b)に示したように、カバー絶縁膜34上に導電性塗膜40を塗布し、その導電性塗膜40とシリコン基板10との間に電位差を与えることで、カバー絶縁膜34を擬似的に帯電させることができる。
よって、リーク電流が許容値を超えて流れるときの導電性塗膜40とシリコン基板10との電位差を拡散抵抗Rの耐電圧と同定することが可能となる。これにより、この耐電圧に相当する帯電量が半導体装置50に溜まらないように注意を喚起することができ、帯電が原因の不具合が発生するのを抑制することができる。
また、帯電した状態を簡単に再現できるので、半導体装置の故障解析の幅も広がり、リーク電流等の不具合の改善につなげることもできる。
しかも、導電性塗膜40を介して第3のプローブ103により直接カバー絶縁膜34を帯電させるので、第3のプローブ103の電位を調節することにより帯電量を簡単に制御できる。そのため、コロナ放電等によりカバー絶縁膜34を間接的に帯電させる方法と比較して、カバー絶縁膜34の帯電量の制御が容易となり、様々な帯電量に対応するリーク電流の値を把握することができる。
更に、第3のプローブ103の先端にリング103bを形成したので、リング103bがない場合と比較して第3のプローブ103と導電性塗膜40との接触面積を広くすることができ、カバー絶縁膜34を良好に帯電させることができる。
なお、上記では、評価対象の素子として拡散抵抗Rを用いたが、バイポーラトランジスタTRBに対しても上記と同様な評価を行ってもよい。
図10は、そのバイポーラトランジスタTRBを評価する場合の断面図である。
そのバイポーラトランジスタTRBは、既述の図1〜図3に従って作製されるので、その製造方法については以下では省略する。
図10に示すように、この場合は、バイポーラトランジスタTRBの上方のカバー絶縁膜34上に導電性塗膜40として銀ペーストを塗布する。
そして、この状態で上記と同様にして第3のプローブ103とシリコン基板10との間に電位差Vを与えることにより、カバー絶縁膜34が擬似的に帯電した状態を作り出す。
このようにすると、シリコン層14の表層に現れたキャリアCにより、第2のp型不純物拡散領域25、n型エピタキシャルシリコン層14、及びp型分離領域18よりなるpnp寄生トランジスタTR2がオン状態となる。この状態で電位差Vを変えながら寄生トランジスタTR2を流れるリーク電流を測定することで、拡散抵抗Rの場合と同様にバイポーラトランジスタTRBの耐電圧を測定することができる。
なお、上記では、基板の面内方向に沿って形成された寄生トランジスタTR1、TR2は、いずれもp型領域、n型領域、及びp型領域がこの順に面内方向に並んでなるpnp型であるが、リーク電流が発生する寄生トランジスタはそのようなpnp型とは限らない。
例えば、n型領域、p型領域、及びn型領域がこの順に面内方向に並んでなるnpn型の寄生トランジスタにおいてもリーク電流が発生し得る。その場合も、上記と同様にしてカバー絶縁膜34を擬似的に帯電させることで、そのリーク電流を意図的に発生させ、バイポーラトランジスタや拡散抵抗等の素子の耐電圧を評価することができる。これについては後述の第2実施形態でも同様である。
(第2実施形態)
第1実施形態では、評価対象の素子として拡散抵抗やバイポーラトランジスタを用いた。
これに対し、本実施形態では、評価対象の素子としてMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタを用いる。これ以外は第1実施形態と同じである。
図11〜図13は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図である。
まず、図11(a)に示すように、p型シリコン基板10の上にマスク膜71としてCVD法により酸化シリコン膜を形成し、そのマスク膜71をパターニングして開口71aを形成する。
そして、その開口71aを通じてシリコン基板10に砒素等のn型不純物をイオン注入することにより、シリコン基板10の表層にn型埋没層73を形成する。
この後に、マスク膜71は除去される。
次いで、図11(b)に示すように、MOVPE法によりシリコン基板10の上にn型エピタキシャルシリコン層74を2μm〜17μm程度の厚さに形成する。そのシリコン層74の成膜のとき、n型埋没層73中のn型不純物がシリコン層74内に拡散し、n型埋没層73はシリコン層74中に這い上がる。
次いで、図11(c)に示すように、窒化シリコン膜等の不図示のマスク膜を用いてn型エピタキシャルシリコン層74の表面を選択的に熱酸化することにより、フィールド酸化膜76と熱酸化膜77とを形成する。
そして、その熱酸化膜77をスルー膜にしながら、n型エピタキシャルシリコン層74にホウ素等のp型不純物をイオン注入して、シリコン基板10に達する深さのpウェル78を形成する。
次に、図12(a)に示すように、n型埋没層73の上のn型エピタキシャルシリコン層74にボロン等のn型不純物をイオン注入してnウェル80を形成する。
なお、各ウェル78、80を形成するときの不純物の打ち分けは不図示のレジストパターンを用いて行われ、nウェル80の形成後にそのレジストパターンは除去される。
続いて、図12(b)に示すように、上記の各イオン注入でスルー膜として使用した熱酸化膜77をフッ酸溶液でウエットエッチングして除去する。
次に、図12(c)に示すように、各ウェル78、80の表層に熱酸化膜よりなるゲート絶縁膜81を形成した後、そのゲート絶縁膜81の上にCVD法でポリシリコン膜を形成し、そのポリシリコン膜をパターニングしてゲート電極82を形成する。
更に、シリコン基板10の上側全面に絶縁膜を形成し、それをエッチバックしてゲート電極82の横に絶縁性サイドウォール83として残す。その絶縁膜は、例えば、CVD法により形成された酸化シリコン膜である。
次いで、図13(a)に示すように、pウェル78に不純物をイオン注入することにより、第1のn型不純物拡散領域85と第1のp型不純物拡散領域86とを形成する。このとき、p型不純物とn型不純物の打ち分けは不図示のレジストパターンを用いて行われる。
これらの不純物拡散領域のうち、第1のn型不純物拡散領域85はn型MOSトランジスタTRnのソース/ドレイン領域となり、第1のp型不純物拡散領域86はpウェル78にバックゲート電圧を印加するためのp型ウェルコンタクト領域となる。
また、これと同様に、p型MOSトランジスタTRpのソース/ドレイン領域となる第2のp型不純物拡散領域87をnウェル80にイオン注入で形成すると共に、nウェル80にバックゲート電圧を印加するための第2のn型不純物拡散領域88を形成する。
ここまでの工程により、シリコン基板10の上にn型MOSトランジスタTRnとp型MOSトランジスタTRpの基本構造が完成したことになる。
次に、図13(b)に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
まず、フィールド酸化膜76とn型エピタキシャルシリコン層74のそれぞれの上に、層間絶縁膜90として酸化シリコン膜を約1μmの厚さに形成する。
そして、その層間絶縁膜90をパターニングして各領域85〜88に達する深さのコンタクトホールを形成した後、そのコンタクトホールの内面と層間絶縁膜90の上面にスパッタ法によりアルミニウム膜を形成する。その後、このアルミニウム膜をパターニングして電極92を形成する。
その後、図13(c)に示すように、各MOSトランジスタTRn、TRpを外部雰囲気中の水分等から保護すべく、層間絶縁膜90と電極92のそれぞれの上にカバー絶縁膜93を形成する。
そのカバー絶縁膜93の材料は特に限定されないが、本実施形態では窒化シリコン膜とPSG膜とをこの順に形成してなるトータルの膜厚が約1.3μm程度の積層膜をカバー絶縁膜93として形成する。
以上により、本実施形態に係る半導体装置98の基本構造が完成したことになる。
そのような半導体装置98においても、第1実施形態と同様に、帯電が原因のリーク電流が発生することがある。
そこで、この半導体装置98がどの程度の帯電量でリーク電流が発生するのかを判断するために、以下のようにして半導体装置98に対して評価を行う。
図14(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の評価方法について説明するための断面図である。
まず、図14(a)に示すように、カバー絶縁膜93の上に銀ペーストを塗布して導電性塗膜40を形成する。
次に、図14(b)に示すように、導電性塗膜40とシリコン基板10との間に電位差Vを付与し、半導体装置98が擬似的に帯電した状態を作り出す。電位差の付与に際しては、第1実施形態と同様に評価装置100(図6)を用い、導電性塗膜40に第3のプローブ103を接触させる。そして、シリコン基板10と電気的に接続された電極(不図示)を接地電位とすることで、導電性塗膜40とシリコン基板10との間に電位差Vが付与される。
ここで、シリコン基板10の上には、図14(b)の点線円内に示されるようなpnp寄生トランジスタTR3が形成されている。
そのpnp寄生トランジスタTR3は、p型MOSトランジスタTRpのソース/ドレイン領域である第2のp型不純物拡散領域87が図示のように他の領域74、78、80、86と協働して形成するものである。そして、そのpnp寄生トランジスタTR3においては、第1のp型不純物拡散領域86とpウェル78が一方のp型領域として機能し、第2のp型不純物拡散領域87が他方のp型領域として機能する。そして、n型エピタキシャルシリコン層74とnウェル80がn型領域として機能する。
上記のように半導体装置を擬似的に帯電させると、カバー絶縁膜93に帯電しているのとは逆の導電型のキャリア(正孔)Cがシリコン層74の表層に引き付けられ、pnp寄生トランジスタTR3がオン状態となる。よって、この状態で各不純物拡散領域86、87に接続されている各電極92に電位差を与えることで、これらの不純物拡散領域86、87の間にリーク電流Pが流れることになる。
そのリーク電流Pは、p型MOSトランジスタTRpのソース/ドレイン領域である第2のp型不純物拡散領域87からリークするものであるから、p型MOSトランジスタTRpの耐電圧を把握する目安となる。
よって、そのリーク電流Pと各領域86、87の電位差との関係を示すグラフを図9と同様にして取得することで、第1実施形態と同様にしてp型MOSトランジスタTRpの耐電圧を把握することができる。
以上により、本実施形態に係る半導体装置の評価方法の主要工程が終了した。
上記した本実施形態でも、半導体装置98を擬似的に帯電させることで、その半導体装置98が備えるp型MOSトランジスタTRpの耐電圧を測定することが可能となる。
(第3実施形態)
本実施形態では、特性評価に好適な素子の平面レイアウトについて説明する。
図15は、本実施形態に係る半導体装置の拡大平面図である。
本実施形態では、図15に示すように、シリコン基板10のチップ領域Rcの中心にモニター領域Rmを設ける。そのモニター領域Rmには、互いに電気的に分離されたMOSトランジスタ専用領域121、拡散抵抗専用領域122、バイポーラトランジスタ専用領域123、及び組み合わせ領域124が設けられる。
これらの領域のうち、各専用領域121〜123は、同一種類の素子が一個又は複数個設けられる領域である。例えば、MOSトランジスタ専用領域121にはMOSトランジスタのみが形成され、拡散抵抗専用領域122には拡散抵抗のみが形成される。そして、バイポーラトランジスタ専用領域123にはバイポーラトランジスタのみが形成される。
一方、組み合わせ領域124は、同種又は異種の素子を組み合わせた回路が設けられ、例えばインバータ回路等が形成される。
特性評価に際しては、図16の平面図に示すように、各領域121〜124を共通に覆うように導電性塗膜40を形成する。
そして、第1実施形態で説明したように第3のプローブ103をその導電性塗膜40に接触させることで、各領域121〜124を同時に帯電させることができる。
これにより、各専用領域121〜123内の素子の種類毎に耐電圧の判断が可能になると共に、組み合わせ領域124内で各素子を組み合わせてなる回路の耐電圧の判断も可能となる。
なお、このようにモニター領域Rmを設けるのではなく、チップ領域Rc内においてリーク電流が発生している部分をEMS(Electro Micro Scope)により観察するようにしてもよい。そして、リークが確認された部分にのみ導電性塗膜40を形成し、その部分に形成されている素子の耐電圧をピンポイントで測定してもよい。
以上、各実施形態について詳細に説明したが、各実施形態は上記に限定されない。例えば、上記ではウエハレベルで耐電圧を測定したが、ダイシングによりシリコン基板10を個片化した後に耐電圧を測定するようにしてもよい。
以上説明した各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 素子を備えた半導体装置の絶縁膜上に導電性塗膜を塗布する工程と、
前記導電性塗膜にプローブを接触させ、前記半導体装置が備える半導体基板と前記プローブとの間に電位差を与える工程と、
前記電位差が与えられた状態で、前記素子の電気的特性を評価する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の評価方法。
(付記2) 前記素子の電気的特性を評価する工程において、
前記素子が備える前記半導体基板の不純物拡散領域と電気的に接続された第1の電極と、前記半導体基板の面内方向に沿って前記不純物拡散領域と協働して形成された寄生トランジスタに電気的に接続された第2の電極との間を流れる電流を測定し、該電流が許容値を超えたときの前記電位差を前記素子の耐電圧と判断することを特徴とする付記1に記載の半導体装置の評価方法。
(付記3) 半導体基板の上に、不純物拡散領域を備えた素子を形成する工程と、
前記半導体基板の上に、前記不純物拡散領域と電気的に接続された第1の電極を形成する工程と、
前記半導体基板の面内方向に沿って前記不純物拡散領域と協働して形成された寄生トランジスタと電気的に接続された第2の電極を前記半導体基板の上に形成する工程と、
前記素子を覆う絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜の上に導電性塗膜を塗布する工程と、
前記導電性塗膜にプローブを接触させ、該プローブと前記半導体基板との間に電位差を与えながら、前記第1の電極と前記第2の電極との間を流れる電流を測定し、該電流が許容値を超えたときの前記電位差を前記素子の耐電圧と判断する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記4) 前記素子として、前記不純物拡散領域を抵抗体とする拡散抵抗を形成することを特徴とする付記3に記載の半導体装置の製造方法。
(付記5) 前記素子として、前記不純物拡散領域をベースとするバイポーラトランジスタを形成することを特徴とする付記3に記載の半導体装置の製造方法。
(付記6) 前記素子として、前記不純物領域をソース/ドレイン領域とするMOSトランジスタを形成することを特徴とする付記3に記載の半導体装置の製造方法。
(付記7) 前記半導体基板にモニター領域を設け、該モニター領域に前記素子を形成することを特徴とする付記3〜6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記8) 前記モニター領域に、同一種類の前記素子が形成される専用領域を設け、前記素子の耐電圧を判断する工程において、前記素子の種類毎に該耐電圧を判断することを特徴とする付記3〜7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記9) 前記寄生トランジスタは、寄生pnpトランジスタ又は寄生npnトランジスタであって、
前記第2の電極は、前記寄生pnpトランジスタ又は前記寄生npnトランジスタにおいて、前記不純物拡散領域と同じ導電型の領域に電気的に接続されることを特徴とする付記3〜7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記10) 半導体装置に電位を付与するプローブであって、
線状の本体と、
前記本体の先端に設けられたリングと、
を有することを特徴とするプローブ。
10…シリコン基板、11、71…マスク膜、11a、71a…開口、13、73…n型埋没層、14、74…n型エピタキシャルシリコン層、16、76…フィールド酸化膜、17、77…熱酸化膜、18…p型分離領域、23…第1のp型不純物拡散領域、25…第2のp型不純物拡散領域、26…エミッタ領域、27…n型コレクタコンタクト領域、28…層間絶縁膜、30…電極、30a…第1のパッド、30b…第2のパッド、34…カバー絶縁膜、40…導電性塗膜、50…半導体装置、78…pウェル、80…nウェル、81…ゲート絶縁膜、82…ゲート電極、83…絶縁性サイドウォール、85…第1のn型不純物拡散領域、86…第1のp型不純物拡散領域、87…第2のp型不純物拡散領域、88…第2のn型不純物拡散領域、90…層間絶縁膜、92…電極、93…カバー絶縁膜、100…評価装置、101〜103…第1〜第3のプローブ、103a…本体、103b…リング、104…直流電源、105…カーブトレーサ、121…MOSトランジスタ専用領域、122…拡散抵抗専用領域、123…バイポーラトランジスタ専用領域、124…組み合わせ領域、R…拡散抵抗、TRB…バイポーラトランジスタ、TRn…n型MOSトランジスタ、TRp…p型MOSトランジスタ、TR1〜TR3…寄生トランジスタ。

Claims (4)

  1. 素子を備えた半導体装置の絶縁膜上に導電性塗膜を塗布する工程と、
    前記導電性塗膜にプローブを接触させ、前記半導体装置が備える半導体基板と前記プローブとの間に電位差を与える工程と、
    前記電位差が与えられた状態で、前記半導体基板の不純物拡散領域と電気的に接続された第1の電極と、前記半導体基板の面内方向に沿って前記不純物拡散領域と協働して形成された寄生トランジスタに電気的に接続された第2の電極との間を流れる電流を測定し、該電流が許容値を超えたときの前記電位差を前記素子の耐電圧と判断する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の評価方法。
  2. 前記半導体基板にモニター領域を設け、前記モニター領域に複数種類の前記素子を形成する工程を更に有し、
    前記導電性塗膜を塗布する工程において、複数種類の前記素子を覆うように前記導電性塗膜を形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の評価方法。
  3. 半導体基板の上に、不純物拡散領域を備えた素子を形成する工程と、
    前記半導体基板の上に、前記不純物拡散領域と電気的に接続された第1の電極を形成する工程と、
    前記半導体基板の面内方向に沿って前記不純物拡散領域と協働して形成された寄生トランジスタと電気的に接続された第2の電極を前記半導体基板の上に形成する工程と、
    前記素子を覆う絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の上に導電性塗膜を塗布する工程と、
    前記導電性塗膜にプローブを接触させ、該プローブと前記半導体基板との間に電位差を与えながら、前記第1の電極と前記第2の電極との間を流れる電流を測定し、該電流が許容値を超えたときの前記電位差を前記素子の耐電圧と判断する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記素子を形成する工程において、前記半導体基板にモニター領域を設け、該モニター領域に複数種類の前記素子を形成し、
    前記導電性塗膜を塗布する工程において、複数種類の前記素子を覆うように前記導電性塗膜を形成することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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