JP5487657B2 - アンダーカット部を有する射出成形品用金型及びそれを用いた製造方法 - Google Patents

アンダーカット部を有する射出成形品用金型及びそれを用いた製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、アンダーカット部を有する射出成形品用金型及びそれを用いた製造方法に関するものである。
金型から取出すときにそのままの状態では離型できないアンダーカット部を有する射出成形品の製造方法、並びにその金型が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の金型は、射出成形品の外形が成形されるキャビティと、このキャビティ内にキャビティの開口部より広い内部空間となるアンダーカット部を有するコアとから構成されている。
コアは、キャビティ内で成形された射出成形品からコアを抜き出すために複数に分割されており、これら分割されたコアは、アンダーカット部から抜出す方向に移動可能な構成とされている。
特開2008−110497号公報
しかしながら、特許文献1に係る金型は、互いに接触して摺動可能に移動する第一、第二スライドコアと、第一、第二スライドコアを斜めに案内するアンギュラピンと、第一、第二キャビティ形成部材とからなる複数の部材から構成されている。
この結果、部品点数の増大により成形費や金型のコストがかさむ、また、コアの複雑な動きを伴うため成形能率が低下する等の問題を有していた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、金型構成の簡素化・低コスト化と製造工程の単純化を図ることができる、アンダーカット部を有する射出成形品用金型及びそれを用いた製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るアンダーカット部を有する射出成形品用金型及びそれを用いた製造方法では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
第一の発明は、キャビティを有する雌型とコアを有する雄型とにより、互いに背向する一対のアンダーカット部を有する射出成形品を成形する金型であって、前記コアは、先端側が先細りとなるように傾斜する第一傾斜面が形成されると共に前記キャビティに対して進退移動する一対のクサビ部材と、前記アンダーカット部を成形するアンダーカット成形部位と前記第一傾斜面に対して摺動可能に連接する第二傾斜面が形成されると共に前記クサビ部材の進退移動に伴って前記進退移動の方向に直交する方向に平行移動する一対のスライドコアと、からなり、前記一対のクサビ部材同士は、前記第一傾斜面同士が対向して配置され、前記一対のスライドコア同士は、前記第二傾斜面に背向して前記進退移動の方向に沿う面同士を密着可能に配置されることを特徴とする。
また、前記クサビ部材にはそれぞれ前記第一傾斜面が複数形成され、前記第一傾斜面のそれぞれに前記スライドコアが連結されることを特徴とする。
また、前記第一傾斜面及び前記第二傾斜面には、互いに嵌り合うと共に抜け止め形状を有する係合手段と被係合手段が形成され、前記係合手段と前記被係合手段を介して前記クサビ部材と前記スライドコアとが連結されることを特徴とする。
また、前記クサビ部材は、背向する一対の前記第一傾斜面を有し、前記第一傾斜面の一方に第一係合手段及び第一被係合手段を介して第一スライドコアが連結され、前記第一傾斜面の他方に第二係合手段及び第二被係合手段を介して第二スライドコアが連結され、前記第一係合手段及び第一被係合手段と前記第二係合手段と第二被係合手段とは、互い違いとなる位置に形成されることを特徴とする。
第二の発明は、キャビティを有する雌型とコアを有する雄型とにより、互いに背向する一対のアンダーカット部を有する射出成形品を製造する製造方法であって、前記コアは、先端側が先細りとなるように傾斜する第一傾斜面が形成されると共に前記キャビティに対して進退移動する一対のクサビ部材と、前記アンダーカット部を成形するアンダーカット成形部位と前記第一傾斜面に対して摺動可能に連接する第二傾斜面が形成されると共に前記クサビ部材の進退移動に伴って前記進退移動の方向に直交する方向に平行移動するスライドコアと、からなり、前記一対のクサビ部材同士は、前記第一傾斜面同士が対向して配置され、前記一対のスライドコア同士は、前記第二傾斜面に背向して前記進退移動の方向に沿う面同士を密着可能に配置され、前記雌型と前記雄型からなる金型を閉じると共に前記一対のクサビ部材を前記キャビティに対して前進して前記一対のスライドコアを前記キャビティの中心側に平行移動させて互いに密着させる工程と、前記キャビティと前記コアにより形成される内部空間に成形品材料を充填する工程と、前記一対のクサビ部材を前記キャビティに対して後退して前記一対のスライドコアを前記キャビティの外周側に平行移動させて互いに離間させる工程と、前記雌型と前記雄型からなる金型を開く工程と、を有することを特徴とする。
本発明の第一実施形態に係る金型で製造された射出成形品の斜視図である。 射出成形品の平面図及び断面図である。 雄型のコアと射出成形品との関係を示す断面斜視図である。 雄型のコアを雌型側から視た分解斜視図である。 雄型のスライドコアをクサビ部材の前進移動により外側横方向に移動させた状態を示す断面図である。 雄型の前進移動でキャビティに形成される内部空間で射出成形品が製造された状態を示す動作説明図(斜視図)である。 雄型のスライドコアをクサビ部材の後退移動により内側横方向に移動させた状態を示す断面図である。 射出成形後にクサビ部材の後退移動によりスライドコアを内側横方向に移動させた状態を示す動作説明図(斜視図)である。 雄型の後退移動により射出成形品の開口からコアを外部に抜き出した状態を示す動作説明図である。
以下、本発明に係るアンダーカット部を有する射出成形品用金型及びそれを用いた製造方法の実施形態につき図面を参照して説明する。
図1、図2には、後述する金型M(雌型M1、雄型M2)により成形(製造)された射出成形品1が示されている。この射出成形品1は、開口を有する有底の箱体として成形される。更に、射出成形品1の表面に形成された2つの開口3a,3bは、両側の枠体2aと中間の枠体2bとの互いに対面する内壁4a,4bより内側に突出した庇状のアンダーカット部Kが成形されている。
図2(b)に示すように、射出成形機(不図示)の固定盤に固定された雌型M1に対し、前進移動した雄型M2をパーティング面(parting line面)となる合せ面Lで互いに合わせることで、雌型M1のキャビティCAに雄型M2のコア6が位置決めされる。
そして、キャビティCAと雄型M2のコア6の外側周壁によって形成された内部空間に不図示のゲートから樹脂を注入することで、開口3a,3bの対面する枠体2a,2bの縁にアンダーカット部Kを有する射出成形品1が成形される。
次に、雄型M2のコア6の詳細構造に付き、図3、図4を参照して詳述する。
図3において、コア6は、先端側が先細りとなる外側傾斜面10S1,10S2を両側に形成した板状のクサビ部材10と、クサビ部材10両側の外側傾斜面10S1,10S2に摺動可能に連接する内側傾斜面12T,13Tを形成した一対のスライドコア12,13から構成されている。
更に、図4に示されるように、クサビ部材10の外側傾斜面10S1,10S2の両面には、第一係合手段24と第二係合手段25が形成されている。これに対して、クサビ部材10の両側に配設されるスライドコア12,13の内側傾斜面12T,13Tには、第一係合手段24と係合可能な第一被係合手段26,第二係合手段25と係合可能な第二被係合手段27が配設されている。
第一係合手段24は、クサビ部材10の一方の外側傾斜面10S1に沿う第一突条部R1として突設され、第二係合手段25は、クサビ部材10の他方の外側傾斜面10S2に沿う第一凹条部T1として凹設されている。
つまり、第一係合手段24と係合可能な第一被係合手段26は、一方のスライドコア12の内側傾斜面12Tに沿う第二凹条部T2として凹設される。また、第二係合手段25と係合可能な第二被係合手段27は、他方のスライドコア13の内側傾斜面13Tに沿う第二突条部R2として突設されている。
また、第一突条部R1と第二突条部R2の両側面には、それぞれ凹溝14,18が形成され、第一凹条部T1と第二凹条部T2の両内壁には、凹溝14,18とそれぞれ係合可能な突出部15,16が形成されている。これにより、第一係合手段24と第一被係合手段26、第二係合手段25と第二被係合手段27がそれぞれ嵌合し、凹溝14,18と突出部15,16が互いに抜け止め(アンダーカット形状)となって機能する。
更に、スライドコア12,13の先端外側縁には、射出成形品1のアンダーカット部Kを成形する部位となる凹溝G1,G2が形成されており、凹溝G1,G2の更に先端縁には突出部F1,F2が形成されている。
クサビ部材10の基部両側面には係合突起22が設けられており、この係合突起22は、後述する雄型M2の内部空間に装着されたガイドブロックBを介して進退移動可能に配置された可動ブロック28に、係止している。
また、スライドコア12,13の基部両側面には係止突起20が形成されており、これら係止突起20は、雄型M2の内部に形成された内部空間32の下端の段部Nに横移動可能に係合保持されている(図7参照)。
次に、アンダーカット部を有する射出成形品1を製造する製造方法に付き図5〜図9を参照して説明する。
先ず、クサビ部材10の前進移動によりスライドコア12,13が外側横方向に移動するコア6の動作に付き説明する。
クサビ部材10を係合保持する連結部材30は、雄型M2の内部空間32内において、不図示の駆動手段により進退移動するようになっている。
クサビ部材10は、内部空間32内に装着されたガイドブロックBに形成されて挿通孔34内で進退移動可能に挿嵌保持されている。
図5に示すように、雄型M2を雌型M1との合せ面Lで互いに接合する。また、クサビ部材10を先端側(キャビティCA側)に押圧してスライドコア12,13をキャビティCAの外周側に移動させる。これにより、クサビ部材10及びスライドコア12,13の先端が雌型M1のキャビティCA内に位置決めされる。
そして、図6に示すように、ゲートGAを介して樹脂をキャビティに注入すると、射出成形品1が成形される。
次いで、図7に示すように、可動ブロック28に係止しているクサビ部材10を不図示の駆動手段により連結部材30を介してキャビティCAに対して後退移動する。
すると、図8(a),(b)に示すように、クサビ部材10の両側に配設されている一対のスライドコア12,13は、クサビ部材10の第一突条部R1,第一凹条部T1に係合する第二突条部R2,第二凹条部T2によって射出成形品1の開口3a,3b(キャビティCA)の内方に向けて横移動する。
このようにして、スライドコア12,13の先端外側縁に形成された凹溝G1,G2は、内壁4a,4bより内側に突出したアンダーカット部Kから内方に向けて退避する。
そして最後に、図9に示すように、雄型M2を雌型M1から後退移動することで、コア6は射出成形品1の開口3a,3bを抜けて射出成形品1から離間する。
これにより、射出成形品1は雌型M1から取り出すことが可能となる。
本発明に係る射出成形品用金型Mによれば、コア6が、先端側が先細りとなるように傾斜する外側傾斜面10S1,10S2が形成されると共にキャビティCAに対して進退移動するクサビ部材10と、アンダーカット部Kを成形する凹溝G1,G2と、外側傾斜面10S1,10S2に対して摺動可能に連接する内側傾斜面12T,13Tが形成されると共にクサビ部材10の進退移動に伴ってキャビティCAの内方に向けて横移動するスライドコア12,13と、から構成されるので、簡単な構造によりアンダーカット部Kを成形できる。具体的には、アンギュラピンやコア戻し用スプリング等が不要となるので、金型Mの構造の簡素化と低コスト化を実現することができる。更に、アンダーカット部Kを有する射出成形品1の低コスト化を図ることができる。
また、クサビ部材10に外側傾斜面10S1,10S2が複数形成され、スライドコア12,13が複数設けられるので、複数のアンダーカット部Kを有する射出成形品1を一度に製造することができる。
また、外側傾斜面10S1,10S2及び内側傾斜面12T,13Tには、互いに嵌り合うと共に抜け止め形状(凹溝14,18、突出部15,16)を有する第一係合手段24,第一被係合手段26、第二係合手段25,第二被係合手段27が形成され、これらを介してクサビ部材10とスライドコア12,13とが連結されるので、簡単な構造によりクサビ部材10とスライドコア12,13を確実に連結して連動させることができる。
また、クサビ部材10は、背向する一対の外側傾斜面10S1,10S2を有し、外側傾斜面10S1に第一係合手段24,第一被係合手段26を介してスライドコア12が連結され、外側傾斜面10S2に第二係合手段25,第二被係合手段27を介してスライドコア13が連結され、第一係合手段24,第一被係合手段26と第二係合手段25,第二被係合手段27とは、互い違いとなる位置に形成されるので、クサビ部材10に対して効率的に複数のスライドコア12,13を連結することができる。したがって、比較的小さい射出成形品1であっても、複数のアンダーカット部Kを成形することができる。
また、本発明に係る製造方法によれば、雌型M1と雄型M2からなる金型Mを閉じると共に、クサビ部材10をキャビティCAに対して前進してスライドコア12,13をキャビティCAの外周側に平行移動させる工程と、キャビティCAとコア6により形成される内部空間に成形品材料を充填する工程と、クサビ部材10をキャビティCAに対して後退して凹溝G1,G2をキャビティCAの中心側に平行移動させる工程と、雌型M1と雄型M2からなる金型Mを開く工程と、を有するので、単純かつ簡単な動作によりアンダーカット部Kを成形できる。したがって、アンダーカット部Kを有する射出成形品1の低コスト化を図ることができる。
前述した実施の形態で示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
本実施形態では、クサビ部材10における背向する一対の外側傾斜面10S1,10S2にスライドコア12,13を連結した例に付き説明したが、これに限らない。
例えば、外側傾斜面を3つ以上形成して3つ以上のスライドコアを連結する場合であってもよいし、クサビ部材10に1つの外側傾斜面を形成して1つのスライドコアを連結する場合であってもよい。
また、例えば、クサビ部材10とその両側に配設されるスライドコア12,13の第一係合手段24,第二係合手段25及び第一被係合手段26,第二被係合手段27は、クサビ部材10の中心に対し非対称の位置に配設されているが、対称の位置に配設することもできる。
1…射出成形品、 6…コア、 10…クサビ部材、 10S1,10S2…外側傾斜面(第一傾斜面) 12,13…スライドコア(第一,第二スライドコア)、 12T,13T…内側傾斜面(第二傾斜面)、 14,18…凹溝(抜け止め形状)、 15,16…突出部(抜け止め形状)、 24…第一係合手段、 25…第二係合手段、 26…第一被係合手段、 27…第二被係合手段、 M…金型(射出成形品用金型)、 M1…雌型、 M2…雄型、 CA…キャビティ、 G1,G2…凹溝(アンダーカット成形部位) K…アンダーカット部

Claims (5)

  1. キャビティを有する雌型とコアを有する雄型とにより、互いに背向する一対のアンダーカット部を有する射出成形品を成形する金型であって、
    前記コアは、
    先端側が先細りとなるように傾斜する第一傾斜面が形成されると共に前記キャビティに対して進退移動する一対のクサビ部材と、
    前記アンダーカット部を成形するアンダーカット成形部位と前記第一傾斜面に対して摺動可能に連接する第二傾斜面が形成されると共に前記クサビ部材の進退移動に伴って前記進退移動の方向に直交する方向に平行移動する一対のスライドコアと、
    からなり、
    前記一対のクサビ部材同士は、前記第一傾斜面同士が対向して配置され、
    前記一対のスライドコア同士は、前記第二傾斜面に背向して前記進退移動の方向に沿う面同士を密着可能に配置されることを特徴とする射出成形品用金型。
  2. 前記クサビ部材にはそれぞれ前記第一傾斜面が複数形成され、前記第一傾斜面のそれぞれに前記スライドコアが連結されることを特徴とする請求項1に記載の射出成形品用金型。
  3. 前記第一傾斜面及び前記第二傾斜面には、互いに嵌り合うと共に抜け止め形状を有する係合手段と被係合手段が形成され、
    前記係合手段と前記被係合手段を介して前記クサビ部材と前記スライドコアとが連結されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の射出成形品用金型。
  4. 前記クサビ部材は、背向する一対の前記第一傾斜面を有し、
    前記第一傾斜面の一方に第一係合手段及び第一被係合手段を介して第一スライドコアが連結され、
    前記第一傾斜面の他方に第二係合手段及び第二被係合手段を介して第二スライドコアが連結され、
    前記第一係合手段及び第一被係合手段と前記第二係合手段と第二被係合手段とは、互い違いとなる位置に形成されることを特徴とする請求項3に記載の射出成形品用金型。
  5. キャビティを有する雌型とコアを有する雄型とにより、互いに背向する一対のアンダーカット部を有する射出成形品を製造する製造方法であって、
    前記コアは、
    先端側が先細りとなるように傾斜する第一傾斜面が形成されると共に前記キャビティに対して進退移動する一対のクサビ部材と、
    前記アンダーカット部を成形するアンダーカット成形部位と前記第一傾斜面に対して摺動可能に連接する第二傾斜面が形成されると共に前記クサビ部材の進退移動に伴って前記進退移動の方向に直交する方向に平行移動するスライドコアと、
    からなり、
    前記一対のクサビ部材同士は、前記第一傾斜面同士が対向して配置され、
    前記一対のスライドコア同士は、前記第二傾斜面に背向して前記進退移動の方向に沿う面同士を密着可能に配置され、
    前記雌型と前記雄型からなる金型を閉じると共に前記一対のクサビ部材を前記キャビティに対して前進して前記一対のスライドコアを前記キャビティの中心側に平行移動させて互いに密着させる工程と、
    前記キャビティと前記コアにより形成される内部空間に成形品材料を充填する工程と、
    前記一対のクサビ部材を前記キャビティに対して後退して前記一対のスライドコアを前記キャビティの外周側に平行移動させて互いに離間させる工程と、
    前記雌型と前記雄型からなる金型を開く工程と、
    を有することを特徴とするアンダーカット部を有する射出成形品の製造方法。
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