JP5487132B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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本発明は、イオンを乗りかご内に放出するエレベーター装置に係り、特に、イオン発生器を送風機能を有する他の機器と併用したエレベーター装置に関する。
近年、イオンを生成して放出することにより、ストレスや不快感を緩和したり、ウイルスやカビ、アレルギー疾患の原因となるアレルゲンを無害化したりできるイオン発生器がいろいろな用途に採用されており、例えば、不特定多数の人が利用するエレベーターにイオン発生器を設置する要求が高まってきている。しかしながら、エレベーターの乗りかごにイオン発生器を設置する場合に、利用者の利便性を考慮すると乗りかごの床に配置することは避ける必要があるので、イオン発生器を乗りかごの壁あるいは天井に実装することが必須となるとともに、乗りかご内の美観を損なわぬようできるだけ小型化する必要がある。
そこで、従来、イオン発生器をエアコンや空気清浄器などの送風機能を有する機器と併用し、ファンなどの送風部、及びこれを駆動するモータなどの駆動部を省いて小型化を図り、使い易くするとともにコストダウンが図れるものが提案されている。例えば、イオン発生器と換気装置を可とう性のあるチューブにより連結し、換気装置のファンを利用してイオンを乗りかご内に送出するようにしたり(例えば、特許文献1参照)、空気清浄機のファンの吹き出し口の下部にイオン発生器を固定したり(例えば、特許文献2参照)、空気清浄機のファンの吹き出し口内にイオン発生器を配置したりしたものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−91054(段落番号0026〜0029、図1) 特開2004−315189(段落番号0015〜0020、図1) 特開2005−89171(段落番号0009、図2)
しかしながら、前述したイオン発生器と換気装置を可とう性のあるチューブにより連結したものでは、チューブと換気装置の接続方法については特に考慮されておらず、発生させたイオンを効率良く乗りかご内に供給することができなかった。すなわち、イオン発生器で生成されるイオン自体には方向性がなく、換気装置の空気流に乗って乗りかご内に供給されるようにしたものであるが、チューブと換気装置が単に接続された構造であると、換気装置の空気流がイオンを逆流させる形となり、効率的に乗りかご内にイオンを供給することが難しかった。
また、空気清浄機のファンの吹き出し口近傍にイオン発生器を固定したり、空気清浄機のファンの吹き出し口内にイオン発生器を配置したりしたものも提案されているが、実際には、イオン発生部、電源部、及び制御部等から成るイオン発生器は比較的大きな機器となり、特に、積載量の大きなエレベーターの乗りかごに適用した場合、イオンの効果を目的に沿う程度まで得るためにイオン発生器を相対的に大きくする必要があり、意匠性の問題や設置スペースの問題から実用が難しかった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、発生させたイオンを効率良く乗りかご内に供給することができると共に、イオン発生器を効率良く設置することのできるエレベーター装置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明は、乗りかごの上部に配置され、イオンを発生するイオン発生器と、前記乗りかごの上部に配置され、送風機能を有する送風手段とを備え、前記イオン発生器で発生させたイオンを前記送風手段の送風機能により前記乗りかご内に供給するエレベーター装置において、前記送風手段からの気流は、前記乗りかごに設けられた風洞部に導入され、送風口より前記乗りかご内に導入される構成となっており、前記イオン発生器は、生成されたイオンに特定の方向性を付与しないものであり、前記イオン発生器を独立して配置するとともに、前記イオン発生器は前記イオン発生器から延設される送風管と、一端が前記送風管に連結されると共に、他端に設けられた解放口が前記風洞部に配置される経路変更部材とによって生成されたイオンを供給可能に接続され前記経路変更部材は水平方向、10度〜20度の傾きをもって下向きに配置されることを特徴としている。
このように構成した本発明では、イオン発生器で生成されたイオンは送風管を通り、経路変更部材の解放口から送風手段と乗りかご天井に形成された送風口との間に放出され、送風手段の送風機能により乗りかご内に供給される。このとき、経路変更部材の解放口が水平方向、10度〜20度の傾きをもって下向きに配置されることで、経路変更部材の解放口から放出されるイオンは送風手段の空気流に円滑に乗ることができ、これによって、発生させたイオンを効率良く乗りかご内に供給することができる。
また、本発明は、前記経路変更部材が、直角の曲がり角度を有することを特徴としている。
このように構成した発明では、イオン発生器から延設される送風管は、直角の曲げ角度を有する経路変更部材の一端に接続されると共に、この経路変更部材の他端は、送風手段と乗りかご天井に形成された送風手段の送風口との間に配置される。これによって、イオン発生器と送風手段と並列配置することができ、送風手段の一般的な配置位置を変更することなく、また、乗りかご上に配設される他の機器の一般的な配置を妨げることなく、イオン発生器を設置することができる。
本発明によれば、発生させたイオンを効率良く乗りかご内に供給することができ、これによって、高性能な装置とし、この種の装置を所望する顧客のニーズに応えることができる。また、送風手段の一般的な配置位置を変更することなく、また、乗りかご上に配設される他の機器の一般的な配置を妨げることなく、イオン発生器を設置することができ、これによって、装置の汎用性を高めることができる。
本発明が適用されるエレベーター装置の概略構成図である。 本発明に係るエレベーター装置の一実施例を示す乗りかごの上面図である。 図2のA−A断面図である。 本実施例におけるエレベーター装置の要部拡大上面図である。 図3のB−B断面図である。
以下、本発明に係るエレベーター装置の実施例を図に基づき説明する。
エレベーター装置は、図1に示すように、建屋に形成される昇降路を昇降する乗りかご1及びつり合いおもり2と、これらの乗りかご1及びつり合いおもり2に連結されるロープ3と、昇降路上部に設置されると共に、ロープ3の中間部が巻き掛けられ、乗りかご1及びつり合いおもり2を駆動する巻上機4とを備えている。
乗りかご1の天井1a上部には、図2に示すように、イオンを発生するイオン発生器5と、送風機能を有する送風手段、例えば、乗りかご1の奥行き側中央に配置され、長方形の断面形状を有する換気装置6と、図示しないかご照明が設置される照明ボックス7とが設けられている。
イオン発生装置5は、乗りかご1の奥行き側一方にあって換気装置6と並列するように配置されるイオン発生部5aと、図示しない制御部を有する電源部5bとから成っている。
そして、本実施例のエレベーター装置は、図3乃至図5に示すように、イオン発生器5のイオン発生部5aから直線状に延設され、天井1aの連結部1bを貫通する送風管8と、一端が送風管8に連結部14で連結されると共に、他端に設けられた解放口9aが、換気装置6と乗りかご天井に形成された送風口10との間、すなわち、風洞部11に配置され、かつ水平方向に対し、例えば、15度の傾きをもって下向きに配置される経路変更部材9とを備えている。
送風管8は、可とう性のある部材で形成されており、例えば、図3に示すような、イオン発生部5a側の送風管8の接続部と経路変更部材9側の送風管8の接続部との高さ位置の違いに対応可能としてある。
経路変更部材9は、直角の曲がり角度を有する塩ビ継手で形成されており、乗りかご天井1aに固定されたブラケット12へクリップナット13により装着されている。
風洞部11は、その上部に、換気装置6が取付けられると共に、その下面に、送風口10と対向する位置に第1の開口部11aが形成され、かつ、その側面には、経路変更部材9の一端が挿入される第2の開口部11bが形成されている。
本実施例にあっては、イオン発生器5のイオン発生部5aで生成されたイオンは送風管8を通り、経路変更部材9の解放口9aから換気装置6と乗りかご天井に形成された送風口10との間、すなわち、風洞部11に放出され、換気装置6の送風機能により乗りかご1内に供給される。このとき、経路変更部材9の解放口9aが水平方向に対し15度の傾きをもって下向きに配置されることで、経路変更部材9の解放口9aから放出されるイオンは換気装置6の空気流に円滑に乗り、効率良く乗りかご1内に供給される。また、経路変更部材9の解放口9aが風洞部11内に15度下向きに位置することから、仮に、換気装置6が動作していないときでも、乗りかご1の昇降に応じて生じる気流によりイオンが乗りかご1内に供給される。
本実施例によれば、発生させたイオンを効率良く乗りかご1内に供給することができ、これによって、高性能な装置とし、この種の装置を所望する顧客のニーズに応えることができる。また、直角の曲げ角度を有する経路変更部材9を送風管8と接続することで、イオン発生器5と換気装置6とを並列配置することができ、これによって、換気装置6の一般的な配置位置を変更することなく、また、乗りかご1上に配設される照明ボックス7等の他の機器の一般的な配置を妨げることなく、イオン発生器5を設置することができ、したがって、装置の汎用性を高めることができる。
なお、前述した実施例では、経路変更部材9の傾きを15度としたが、本発明ではこれに限らず10〜20度の間で任意の値に設定することができる。即ち、経路変更部材9の傾きを10度以下にした場合は、換気装置6からの空気流が経路変更部材9内に逆流してイオンが乗りかご1内に送風できない恐れがあり、また、20度以上の場合は、経路変更部材9の解放口9aから放出されるイオンが送風手段の空気流にうまく乗れないことが実験により明らかとなっている。
1 乗りかご
1a 天井
2 つり合いおもり
3 ロープ
4 巻上機
5 イオン発生器
5a イオン発生部
5b 電源部
6 換気装置(送風手段)
7 照明ボックス
8 送風管
9 経路変更部材
9a 解放口
10 送風口
11 風洞部
11a 第1の開口部
11b 第2の開口部
12 ブラケット
13 クリップナット

Claims (2)

  1. 乗りかごの上部に配置され、イオンを発生するイオン発生器と、前記乗りかごの上部に配置され、送風機能を有する送風手段とを備え、前記イオン発生器で発生させたイオンを前記送風手段の送風機能により前記乗りかご内に供給するエレベーター装置において、
    前記送風手段からの気流は、前記乗りかごに設けられた風洞部に導入され、送風口より前記乗りかご内に導入される構成となっており、
    前記イオン発生器は、生成されたイオンに特定の方向性を付与しないものであり、前記イオン発生器を独立して配置するとともに、前記イオン発生器は前記イオン発生器から延設される送風管と、一端が前記送風管に連結されると共に、他端に設けられた解放口が前記風洞部に配置される経路変更部材とによって生成されたイオンを供給可能に接続され前記経路変更部材は水平方向、10度〜20度の傾きをもって下向きに配置されることを特徴とするエレベーター装置。
  2. 前記経路変更部材が、直角の曲がり角度を有することを特徴とした請求項1記載のエレベーター装置。
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