JP5485578B2 - 密閉式角形電池を用いた電池モジュール - Google Patents

密閉式角形電池を用いた電池モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP5485578B2
JP5485578B2 JP2009093293A JP2009093293A JP5485578B2 JP 5485578 B2 JP5485578 B2 JP 5485578B2 JP 2009093293 A JP2009093293 A JP 2009093293A JP 2009093293 A JP2009093293 A JP 2009093293A JP 5485578 B2 JP5485578 B2 JP 5485578B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
battery module
elastic body
plate
binding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009093293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010244894A (ja
Inventor
高広 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP2009093293A priority Critical patent/JP5485578B2/ja
Publication of JP2010244894A publication Critical patent/JP2010244894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5485578B2 publication Critical patent/JP5485578B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は、密閉式の角形電池を複数積層して構成した電池モジュールに関する。
従来、密閉式電池の形状として、円筒形が一般的に採用されてきた。円筒形電池においては、電極体として、正極体と負極体とをセパレータを介して円筒形に巻き取った簡易な構造のものを使用することができると同時に、電池の内部圧力に対する耐圧性に優れるという利点がある。
ところで、近年、省エネルギーやCO削減への配慮から、自動車や電車などの車両に搭載する充放電可能な二次電池が開発されている。車両に二次電池を搭載した場合には、ブレーキ時の回生電力をこの搭載電池に蓄えておき、車両の動力源として使用することができるので、車両運行のエネルギー効率を高めるとともに、COの排出量を削減することができる。
車両用の電池には、設置スペースが制限される都合上、従来の携帯機器等に用いられるものに比べて、高電圧および高エネルギー容量が要求されるため、大型の電池を複数組み合わせて構成した電池モジュールを使用することが一般的である。大型電池を使用する場合には、電池性能や生産性の観点から、円筒形電池に用いられる巻取り式の電極体よりも、正極体と負極体を交互に積層した電極体の方が適していること、および、電池が設置されるスペースを効率的に利用する必要性が大きいことから、円筒形よりも角形の電池とすることが望ましい(特許文献1)。
このように、複数の角形電池を組み合わせた電池モジュールの構造として、例えば、対向配置された正・負極それぞれの端子板間に、絶縁素材からなる矩形の枠形部材を介在させて形成したケーシングを有する単位電池を、隣接する単位電池の一方の正極端子板と他方の負極端子板とが互いに接触するように積層させたものが提案されている(特許文献2)。このような構造を有する電池モジュールでは、単位電池を前後方向に積層するだけで、複数の単位電池が直列に接続されるので、電池モジュールの構造が簡単になり、かつ組立作業が容易になる。
特開2001−110381号公報 特願2008−103901号明細書
しかしながら、この電池モジュールで使用している単位電池は、単独での密閉性が不十分である。したがって、単位電池間の接触を保持するのみならず、各単位電池の密閉を確保するために、単位電池の積層体を積層方向に締め付けるための締付部材が設けられている。積層された複数の単位電池の密閉を維持するには、大きな締付力を長期にわたって維持する必要があるので、電池モジュールの前後に渡って締付力を負担する締付部材を厚肉に形成して剛性を確保しなければならない。さらには、締付部材を電池積層体に固定するための固定部材を多数使用する必要がある。このため、電池モジュールの重量および体積が増大し、その結果、電池モジュールのエネルギー密度が等価的に低下する。
本発明の目的は、上記の課題を解決するために、複数の角形電池を積層した電池モジュールの組立てを容易化しながら、電池モジュールの重量エネルギー密度および体積エネルギー密度を向上させることにある。
前記した目的を達成するために、本発明に係る電池モジュールは、互いに対向して配置された導電性の板材からなる正極端子板および負極端子板を有する密閉式の角形電池を、両端子板の対向方向に複数個積層してなる電池積層体と、前記電池積層体の積層方向の一端部および他端部にそれぞれ配置された正極端板および負極端板と、前記電池積層体、前記正極端板および前記負極端板を結束する帯状の結束部材とを備えている。前記電池積層体を構成する前記角形電池としては、例えば、ニッケル水素二次電池を用いることができる。
この構成によれば、対向配置された正極端子板および負極端子板を備える単位電池を使用することにより、複数の単位電池を一定方向に積層させるだけで直列に接続することができるので、電池モジュールの構造が簡単になる。しかも、単位電池を積層させた電池積層体と、電池モジュールの端子となる正極および負極の端板を、帯状の結束部材で結束し、結束部材の結束力のみによって電池間の接触を保持しているので、電池モジュール全体を強固に締め付ける締付部材や、これを電池積層体に固定する固定部材を省いて、電池モジュールの軽量化および小型化を図ることができる。
本発明に係る電池モジュールにおいて、前記帯状の結束部材が、前記電池積層体の積層方向に伸縮可能な弾性を有する結束部材として形成されていてもよい。このように構成することで、単位電池同士の接触を長期に渡ってより良好に確保することが可能となり、電池モジュールの電気抵抗が低減されて電池性能が向上する。
本発明に係る電池モジュールにおいて、前記積層方向における前記結束部材と前記電池積層体との間に、前記積層方向に収縮した状態で位置して、前記角形電池同士の接触を保持する弾性体をさらに備えていてもよい。このような構成によっても、単位電池同士の接触を長期に渡ってより良好に確保することが可能となり、電池モジュールの電気抵抗が低減されて電池性能が向上する。特に、この場合の弾性体には結束部材としての機能が要求されないので、弾性体の材質および構造の設定の自由度が増し、より適切な結束力を設定することができる。
上記のように弾性体を備える電池モジュールにおいて、前記弾性体が、前記結束部材と前記正極端板および前記負極端板の少なくともいずれか一方との間に介在していてもよい。このように構成することにより、簡単な構造で効果的に単位電池同士の接触を確保することができる。
上記のように弾性体を備える電池モジュールにおいて、さらに、前記結束部材と前記弾性体との間に介在する弾性体固定板を備えていてもよい。このように構成することにより、弾性体を結束部材で直接締め付ける場合よりも安定的に保持することが可能になる。また、弾性体固定板の寸法を調整することにより、弾性体の数および位置を設定する自由度が増し、弾性体をより適切に保持することが可能になる。
本発明に係る電池モジュールにおいて、前記電池積層体の、前記弾性体が設けられている側の端板と、前記電池積層体との間に、該電池積層体の端面に接触して前記弾性体の弾性力を前記電池積層体に伝達する圧縮サポート板が配設されていることが好ましい。このように構成することにより、弾性体の弾性力が、電池積層体の端部に位置する単位電池に、単位電池の積層方向に直交する面方向に分散して伝達されるので、端部に位置する単位電池に機械的な故障が発生することを効果的に防止して、電池モジュールの寿命を向上させることができる。
上記のように、圧縮サポート板を設ける場合、前記圧縮サポート板に、前記積層方向に直交して延びる貫通孔が形成されていることが好ましい。この構成によれば、圧縮サポート板に設けた貫通孔に冷却用空気を通過させることにより、電池積層体の端部に位置する単位セルの表面を冷却することができるので、電池積層体の充放電性能が向上する。
また、本発明に係る電池モジュールにおいて、前記電池積層体の前記単位電池間に、前記積層方向に直交する方向に貫通する冷却通路を形成する放熱部材が介在していることが好ましい。このように構成することにより、電池積層体の端部に位置する単位電池のみならず、電池積層体を構成する各単位電池を効果的に冷却することができるので、電池積層体の充放電性能が向上する。
本発明に係る電池モジュールにおいて、前記正極端板、負極端板、電池積層体、弾性体固定板および圧縮サポート板の少なくともいずれかに、前記結束部材を受け入れる結束用凹部が設けられていてもよい。このように構成することにより、電池モジュールが、例えば車両のような、振動の多い設置環境で使用されても、結束部材の位置ずれや脱落を防止することができるので、電池モジュールの信頼性が向上する。
本発明に係る電池モジュールにおいて、前記弾性体に接する板部材の少なくともいずれかに、前記弾性体を受け入れる圧縮用凹部が形成されている。このように構成することにより、電池モジュールが、例えば車両のような、振動の多い設置環境で使用されても、弾性体の位置ずれや脱落を防止することができるので、電池モジュールの信頼性が向上する。
上記のように、本発明に係る電池モジュールに圧縮用凹部を設ける場合、前記弾性体固定板に、前記積層方向に貫通する貫通孔が設けられ、該貫通孔のねじ部に電池モジュールの外方から螺合されて貫通孔の一部分を塞ぐねじ体の先端面と、前記貫通孔の他部分の内周面とによって前記圧縮用凹部が形成されており、前記弾性体の一端部が、前記ねじ体の先端面に圧接していてもよい。このように構成することにより、電池モジュールの組立工程や、使用途中において、ねじ体のねじ込み位置を調整することにより、電池モジュールを分解することなく容易に圧縮力を調整できるので、組立作業やメンテナンス作業が容易になる。
上記のように、端板にねじ体を螺合させる場合、前記ねじ体が、頭部を有しない軸部のみからなるねじ体であってもよい。このように、頭部を有しないねじ体を使用することにより、電池モジュールをコンパクトに構成することができる。
本発明に係る電池モジュールにおいて、前記結束部材を絶縁性素材で形成してもよい。この構成によれば、正極端板および負極端板と結束部材との間に絶縁部材を設ける必要がないので、電池モジュールを一層コンパクトに構成することができる。
以上のように、本発明に係る電池モジュールによれば、電池モジュールの組立てを容易にする構造を有する電池を用い、電池モジュール全体を強固に締め付ける締付部材や、これを電池積層体に固定する固定部材を省いて、組立作業の容易化、電池モジュールの軽量化および小型化を図ることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図である。 図1の電池モジュールに使用される単位電池を示す斜視図である。 図2の単位電池の内部構造を示す断面図である。 図1の電池モジュールの構造を示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。 図1の電池モジュールに用いられる結束部材の構造の例を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る電池モジュールの構造を示す側面図である。 本発明の第3実施形態に係る電池モジュールの構造を示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。 図7の電池モジュールの要部を示す、図7(a)のVIII−VIII線に沿った断面図である。 図7の電池モジュールに用いられるねじ体の一例を示す概略図である。 本発明の第4実施形態に係る電池モジュールの構造を示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。 本発明に係る電池モジュールに使用される放熱板を示す斜視図である。 本発明に係る電池モジュールに使用される放熱部材の変形例を示す平面図である。 本発明に係る電池モジュールに使用されるハウジングの冷却構造を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に従って説明するが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電池モジュールBを示す斜視図である。この電池モジュールBは、密閉式の角形電池である単位電池Cを複数個使用して構成したものであり、単位電池Cを複数個積層した電池積層体1と、電池モジュールB全体の端子となる正極端板3および負極端板5と、帯状の結束部材7とを主要な構成要素として備えている。単位電池Cは、水酸化ニッケルを主要な正極活物質とし、水素吸蔵合金を主要な負極活物質とし、アルカリ系水溶液を電解液とするニッケル水素二次電池として構成されている。なお、以下の説明では、単位電池Cの積層方向Xにおける正極側を前側と呼び、負極側を後側と呼ぶ。
本実施形態に用いる単位電池Cは、対向して配置された導電性の板材からなる正極端子板および負極端子板を有する密閉式の角形電池であれば、どのような構造を有していてもよいが、例えば、図2の斜視図に示すような構造とすることができる。この単位電池Cは、互いに平行に対向配置された正極端子板13および負極端子板15と、両端子板13,15に固定された絶縁素材からなる矩形の枠形部材17とによって形成された角形のケーシング19を有している。ケーシング19は、両端子板13,15を枠形部材17にインサート成形して形成されたものであり、枠形部材17が、ケーシング19の外周部19aを形成している。
図3は、図2の単位電池Cの内部構造を示す断面図である。ケーシング19の内方には、セパレータ21、正極を構成する正極体23および負極を構成する負極体25を含む電極体27が、電解液とともに収納されている。電極体27は、プリーツ状に折り曲げられたセパレータ21を介して、平板状の正極体23および負極体25が交互に積層されて対向するプリーツ構造を有している。本実施形態において、電極体27は、矩形の枠形部材17の互いに対向する2組の辺の一方の対向方向である横方向Yに積層されている。
電極体27の外周は、絶縁性素材からなる矩形の内部枠体29で覆われている。また、正極端子板13および負極端子板15の外縁部13a、15aが、対向方向Xに折り曲げられた折り曲げ部33,35として形成されており、これら折り曲げ部33,35が、枠形部材17と内部枠体29との間に介在している。枠形部材17は、本体部17aの対向方向Xにおけるほぼ中央部に、内周側に突出する内周凸部17bを有しており、この内周凸部17bと、折り曲げ部33,35が内枠部材29の外周面29aを覆っている。
枠形部材17は、インサート成形に適し、かつ耐アルカリ水溶液性を有する樹脂、例えば、ポリフェニレンサルファイド、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンオキサイド、ポリプロピレンおよびポリエチレンのいずれか1種類またはこれらの混合物によって形成されている。正極端子板13および負極端子板15は、本実施形態では、ニッケルめっきを施した鋼板によって形成されている。両端子板13,15の各折り曲げ部33,35の外周面は、枠形部材17に接合される接合面31であり、エッチングのような表面処理を施すことにより、微細な凹凸が形成されている。この接合面31は短いハッチングで示されている。
次に、本実施形態に係る電池モジュールBの構造について詳細に説明する。図4(b)の側面図に示すように、この電池モジュールBにおいて、複数の単位電池Cが、導電性素材からなる放熱板37を介して、破線で示す両端子板13,15の対向方向Xに積層されて電池積層体1を形成している。隣接する単位電池C,Cの一方の正極端子板13と他方の負極端子板15とが対向する向きに配置されて積層されることにより、これら複数の単位電池Cが直列に接続されている。
電池積層体1の正極側端には、電池モジュールBの正極端子となる正極端板3が配置されており、一方、電池積層体1の負極側端には、電池モジュールBの負極端子となる負極端板5が配置されている。
単位電池C,および両端板3,5の、積層方向Xに直交する縦方向Yの寸法はほぼ同一に設定されており、同様に、積層方向Xおよび横方向Yに直交する縦方向Zの寸法もほぼ同一に設定されている。これらの各要素C,3,5を、2つの帯状の結束部材7が、積層方向Xに締め付けて結束している。
結束部材7を形成する素材は、長期間にわたって結束力に耐える強度を有するものであれば特に限定されないが、本実施形態のように、結束部材7が正負極両方の端子板に接触する構造においては、絶縁性素材である必要がある。また、本実施形態では、結束部材7が、積層方向Xに伸縮可能な弾性を有する結束部材として構成されており、伸長状態にある結束部材7の収縮力によって、電池積層体1が積層方向Xに締め付けられている。
より具体的には、結束部材7は、その全体を弾性材料、例えば、アラミド繊維やカーボンファーバーなどを用いた繊維強化プラスチック(FRP)、ゴムなどで形成することにより弾性を有していてもよいが、本実施形態では、図4(b)に示すように、結束部材7の積層方向Xにおける一部のみを弾性材料からなる弾性部7aとして形成している。この場合の弾性部7aは、例えば、上記のようなFRPやゴムなどの弾性素材で形成してもよく、あるいは、図5(a)に示すように、コイルばねのようなばね部材で形成してもよい。さらには、図5(b)に示すように、弾性部7aを、結束部材7の他の部分と同一の非弾性材料を波形形状とすることで弾性を有するように形成してもよい。
両端板3,5の、外方に露出する正極端子面3aおよび負極端子面5aと各外周側面3b、5b、および各単位電池Cのケーシング19の外周部19aの、互いに対応する位置に、結束部材7の幅寸法よりも若干大きい幅寸法を有する積層方向Xに延びる溝として形成された、結束用凹部43が設けられている。結束部材7は、この結束用凹部43に受け入れられることにより、車両のような振動の多い使用環境においても、結束位置がずれたり脱落したりすることなく、長期にわたって安定的に結束することができる。
結束用凹部43は、両端板3,5およびケーシング19のすべてに設けられることが好ましいが、これらのうちの少なくとも一つに設けられていればよい。また、結束用凹部43は、これらの部材3,5,19に限らず、結束部材7によって結束される部材のうちで、結束部材7に接する部材であればどのような部材に設けてもよい。
図6は、本発明の第2実施形態に係る電池モジュールBを示す概略構成図である。本実施形態では、図6(a)に示すように、結束部材7とは別体の、積層方向Xに伸縮可能な弾性体38を、積層方向Xにおける電池積層体1と結束部材7との間に配設している。より具体的には、結束部材7と正極端板3との間に弾性体38を介在させている。そのほかの構成は、図1の第1実施形態と同様である。
弾性体38は、積層方向Xに収縮した状態で結束部材7と正極端板3との間に介在しており、弾性体38の復元力により、結束部材7を介して電池積層体1が積層方向Xに締め付けられて、単位電池C同士の接触が保持されている。これにより、単位電池C同士の接触を長期に渡ってより良好に確保することが可能となり、電池モジュールBの電気抵抗が低減されて電池性能が向上する。特に、弾性体38には結束部材7としての機能が要求されないので、弾性体38の材質および構造の設定の自由度が増し、より適切な結束力を設定することができる。
弾性体38は、積層方向Xに伸縮可能であって、かつ結束部材7と正極端板3との間に安定的に設置することができればどのような材質、構造のものであってもよく、絶縁性素材であってもよい。例えば、図6(b)に示す板ばねや、コイルばね、ゴムなどを、弾性体38として使用することができる。また、結束部材7は、本実施形態においても絶縁性素材である必要がある。
なお、弾性体38は、結束部材7と正極端板3との間に限らず、結束部材7と負極端板5との間に介在させてもよく、結束部材7と両端板3,5との間にそれぞれ介在させてもよい。また、本実施形態における結束部材7は、非弾性部材であるものとして説明したが、第1実施形態と同様に、弾性部材として形成してもよい。
図7に、本発明の第3実施形態に係る電池モジュールBを示す。この電池モジュールBは、図6の第2実施形態と同様に、結束部材7とは別体の、積層方向Xに伸縮可能な弾性体38が、積層方向Xにおける電池積層体1と結束部材7との間に配設されている。本実施形態では、さらに、図7(b)の側面図に示すように、結束部材7と弾性体38との間に弾性体固定板39が介在している。
換言すれば、正極端板3よりも前側に、正極端板3とほぼ同一の縦方向寸法および横方向寸法を有する板材からなる弾性体固定板39が配設されており、正極端板3と弾性体固定板39との間に弾性体38が介在している。図7(a)の正面図に示すように、本実施形態においては、4つの弾性体38が、矩形の正極端板3の各角部の近傍に配置されている。
このように、結束部材7と弾性体38との間に板材からなる弾性体固定板39を介在させたことにより、結束部材7で直接弾性体38を締め付ける場合に比べて、安定的に弾性体38を保持することが可能になる。板材からなる弾性体固定板39を用いれば、後述するように、弾性体38をより安定的に保持するための凹部のような機構を設けることも容易となる。なお、正極端板3と弾性体38との間に、放熱板37をさらに配設して、弾性体固定板39と放熱板37との間に弾性体38が介在する構成としてもよい。
弾性体固定板39の縦方向寸法および横方向寸法は、正極端板3の両寸法よりも小さくてもよいが、帯状の結束部材7の幅方向の寸法(図7の例では縦方向Yの寸法)よりも大きく設定することが好ましい。さらに、弾性体38をグリッド状に配置してもよく、円形状または同心円形状に並べて配置してもよい。また、弾性体38の形状は、角形や円形など、適宜選択することができ、大きさも上述のように適宜変更してよい。このように、弾性体38の寸法および形状を選択することにより、弾性体38に作用する面圧を適切な値に設定することが可能となる。
なお、本実施形態では、弾性体固定板39の前面39aおよび側面39bに結束用凹部43を設けている。
図8は、本実施形態の要部を拡大して示す、図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。図8に示すように、弾性体固定板39の、弾性体38に対応する位置には、積層方向Xに貫通する貫通孔45が設けられている。この貫通孔45の内周面に形成されたねじ部45aに、頭部を有しない頂面47aにマイナス溝47bが設けられている、すりわり付き止めねじとして形成されたねじ体47が、前側外方から螺合して貫通孔45の一部分を塞いでいる。このようにして、ねじ体47の先端面47cと、貫通孔45の後側の他部分の内周面とによって、弾性体38の一端部38aを受け入れる第1圧縮用凹部49が形成されており、第1圧縮用凹部49の底面を形成するねじ体47の先端面47cに、弾性体38の一端部38aが圧接している。また、正極端板3の前側の、弾性体38に対応する位置に、積層方向Xに凹となって弾性体38の他端部38bを受け入れる第2圧縮用凹部50が設けられている。
本実施形態において、ねじ体47が、弾性体38に電池積層体1の接触を保持するのに十分な弾性力を与える位置までねじ込まれた状態で、ねじ体47の頂面47aが、弾性体固定板39の端面39aよりも前側に突出しないように設定されている。これにより、電池モジュールBの寸法の増大を防止できる。
ねじ体47としては、頭部を有するねじ部材を使用してもよいが、上述のように電池モジュールBの寸法増大を抑制する観点から、頭部を有しない軸部のみからなるねじ部材、いわゆるイモねじを使用することが好ましい。このようなねじ体47として、図8に示したすりわり付き止めねじのほかにも、例えば、図9に示す六角穴付き止めねじを使用することができる。
図8に示した第1および第2の圧縮用凹部49,50は、いずれか一方のみ設けてもよく、あるいは、両方省略してもよいが、このように凹部49,50を設けることにより、弾性体38の位置ずれや脱落が防止される。特に、弾性体固定板39に、貫通孔45とねじ体47の先端面47cによって形成した第1圧縮用凹部49を設け、先端面47cに弾性体38の一端部38aを圧接させているので、電池モジュールBの組立て時やメンテナンス時に、ねじ体47のねじ込み位置を調整することによって、電池モジュールBを分解することなく、容易に圧縮力を調整することができる。ねじ体47および弾性体38としては、電気抵抗の小さい素材で形成することが好ましい。
本実施形態において、弾性体38、弾性体固定板39およびねじ体47は、導電性素材で形成されていても絶縁性素材で形成されていてもよいが、これらの部材を導電性素材で形成した場合には、弾性体固定板39を正極端板3としても利用できるので、弾性体38と電池積層体1との間の正極端板は省略することができる。
この場合、弾性体38としては、図8に示したにコイルばねに限らず、導電性材料からなるいかなる弾性部材、例えば、板ばねを用いてもよく、導電性ゴムのような弾性材料を使用してもよい。もっとも、弾性体38は電気抵抗の小さい材料で形成されていることが好ましい。
図10は、本発明の第4実施形態に係る電池モジュールBを示す概略構成図である。この第4実施形態では、図7の第3実施形態と同様に、結束部材7と弾性体38との間に弾性体固定板39を介在させている。これに加えて、図10に示すように、弾性体固定板39の中央部に、積層方向Xに貫通する貫通孔39cを設けるとともに、正極端板3に、正極端板3から積層方向Xに突出する正極端子突起51を設け、その先端部51aを、貫通孔39cを介して弾性体固定板39よりも前側に突出させている。
本実施形態では、正極端子突起51を、正極端板3の中央部に設けたボルト孔3cに螺合させることによって正極端板3に接触固定された端子ボルトによって形成し、その先端部51aである頭部を弾性体固定板39よりも前側に突出させて、電池モジュールBの正極端子として利用する。負極端板5にも、同様にして端子ボルトとして形成した負極端子突起53を螺合させている。
このように、弾性体固定板39の中央部に貫通孔39cを形成し、正極端板3に、積層方向Xに突出する端子突起51を設けることにより、弾性体38を介在させる積層方向Xのスペースを有効に利用することができ、端子を、正極端板3から縦方向Yや横方向Zに突設する場合に比べて電池モジュールBの小型化を図ることができる。
また、図7に示す第3実施形態では、弾性体38の弾性性能を確保するために、弾性体38の材質や形状の設定に制約があり、十分な導電性を確保することが困難な場合がある。これに対して、図10の第4実施形態では、弾性体38とは独立に端子突起51を設けるので、端子突起51の材質や形状を、電池モジュールBの電気抵抗を低減するために自由に設定できる。
特に、本実施形態のように、端子突起51を、正極端板3に螺合させた端子ボルトとして形成することにより、簡単な構造および容易な組立て作業によって、上記のような効果を得ることができる。
また、本実施形態では、正極端板3と電池積層体1との間に、板状の導電性部材である圧縮サポート板55を介在させている。圧縮サポート板55を正極端子板3および電池積層体1に接触させて配設することにより、弾性体38の弾性力が、単位電池Cに、積層方向Xに直交する面方向に分散して伝達される。したがって、単位電池Cに局所的な応力が付加されることによる機械的な故障が効果的に防止され、電池モジュールBの寿命が向上する。なお、圧縮サポート板55は省略してもよく、また、上記で説明したいずれの実施形態においても設けることができる。
次に、本発明に係る電池モジュールBの冷却構造について、代表として図10を参照しながら説明する。上述のように、図10に示す電池積層体1の単位電池C間には、導電性素材からなる、冷媒通路61を有する放熱部材である放熱板37が介在している。放熱板37は、電気抵抗の小さい素材で形成することが好ましい。より具体的には、本実施形態に係る放熱板37は、アルミニウム素材にニッケルめっきを施したものであり、隣接する単位電池Cの一方の正極端子板13と他方の負極端子板15との間に介在するように積層されている。放熱板37には、積層方向Xに直交する方向に延びる複数の貫通孔37aが設けられており、貫通孔37aの内方が、冷却用の空気を通すための複数の冷媒通路61として機能する。
また、本実施形態の放熱板37の、縦方向Yの寸法Dhを、単位電池Cの寸法よりも小さく設定しており、同様に、放熱板37の横方向Zの寸法(図示せず)も、単位電池Cの寸法よりも小さく設定している。つまり、導電性部材からなる放熱板37が、絶縁性の外周部19aを有する単位電池Cよりも電池積層体1の外方に突出しないように設定している。より詳細には、例えば、図10に示すように、放熱板37の平面方向寸法Dhを、単位電池Cの両端子板13,15の平面方向寸法Dtにほぼ合致させている。このように、放熱板37の寸法を、効率的に電池Cを冷却し、かつ電池C間の導通を確保するために必要最小限の大きさとすることにより、電池モジュールBの重量および体積の増大を抑制することができる。もっとも、放熱板37の寸法は、単位電池Cの構成や電池モジュールB全体の構成に応じて、適宜設定してよい。例えば、放熱板37の平面方向寸法Dhを、単位電池Cにほぼ合致させてもよく、この場合には、放熱板37の側面に、結束部材7を受け入れる結束用凹部(図示せず)を設けてもよい。
本実施形態では、さらに、圧縮サポート板55に、積層方向Xに直交する方向に延びる複数の貫通孔55bを形成し、この貫通孔55bを冷媒通路61Aとして利用することにより、圧縮サポート板55が放熱部材としても機能するように構成しているが、圧縮サポート板55に貫通孔55bを設けずに、圧縮サポート板55と単位電池Cとの間にも放熱板37を介在させてもよい。
また、放熱板37は、隣接する単位電池Cの一方の正極端子板13と、他方の負極端子板15との間に介在するので、これら2つの単位電池Cを電気的に接続するべく、電気伝導性を有することが必要である。この点において、アルミニウムは電気抵抗が比較的低く、熱伝導率が比較的大きいので、放熱板37を形成する素材として好ましい特性を有している。しかしながら、アルミニウムは酸化しやすく、接触抵抗が増大しやすい。そこで、アルミニウム板に接触抵抗の小さいニッケルのめっきを施すことにより、接触抵抗の低減を図っている。
なお、放熱部材としては、図11に示した貫通孔37aを有する放熱板37に限らず、積層方向Xに直交する方向に延びる冷媒通路61を形成し、かつ、単位電池C間の導通を確保することができるものであれば、いかなる態様のものを使用してもよい。例えば、図12(a)の平面図に示す変形例のように、単位電池C間に、複数のレール状の放熱部材37Aを配設して、放熱部材37A間に形成される隙間を冷媒通路61として利用してもよい。あるいは、図12(b)の平面図に示す他の変形例のように、単位電池Cの両端子板13,15のうちの一方に、単位電池Cに一体的に形成された放熱部材として、複数の平行に延びる凸部37Bを設け、これら凸部37B間の隙間を冷媒通路61として利用してもよい。
電池モジュールBは、例えば、図13に示すような絶縁性素材からなるハウジング83を備えている。ハウジング83の上部83aおよび底部83bの内方には、冷却媒体となる空気Aを流通させるための流入路91および流出路93が形成されており、上部83aの前端壁および後端壁に、それぞれ、強制冷却のための排気ファン95が設置されている。各排気ファン95の排気圧力によって底部83bの前後の開口から流入路91に導入された空気Aは、上部83aの流出路93を通って前後の排気ファン95から外部に排出されるまでの途中で、図11の放熱板37の冷媒通路61に入り込み、放熱板37を介して単位電池Cを冷却する。このようにして、冷媒通路61が単位電池Cを冷却するための冷却媒体通路として機能する。
なお、図13の排気ファン95の代わりに、底部83bの前端壁および後端壁に、外部からケーシング9内に空気を導入する吸気ファン(図示せず)を設けてもよい。また、本実施形態では、放熱板37を、各単位電池C間に1つの割合で介在させているが、放熱板37を介在させる位置や数は適宜変更してよい。さらに、冷媒としては、空気Aの他に、一般的に用いられているもの、例えば油を使用してもよい。
電池モジュールBにこのような冷却構造を設けることにより、単位電池Cのそれぞれを、簡単な構造によって効果的に冷却することができるので、電池性能、特に長期充放電サイクル性能が向上する。
上記の各実施形態に係る電池モジュールBによれば、以下の効果が得られる。
上記実施形態に係る電池モジュールBは、単位電池Cとして、対向配置された正極端子板13および負極端子板15を備える角形のものを使用しているので、複数の単位電池Cを一定方向Xに積層させるだけで直列に接続することができる。したがって、電池モジュールBの構造が簡単であり、その組立作業が容易になる。
しかも、電池積層体1の積層方向Xの一端部および他端部にそれぞれ配置された正極端板3および負極端板5と、電池積層体1、正極端板3および負極端板5を帯状の結束部材7によって結束して単位電池C同士の接触を保持している。すなわち、電池積層体1の締付固定を、結束部材7のみによって行っている。
これにより、電池モジュールB全体を締め付ける厚肉の締付部材や、これを電池積層体に固定する多数の固定部材を用いることなく、電池モジュールBを軽量かつコンパクトに構成することができるので、電池モジュールBの重量エネルギー密度および体積エネルギー密度が向上する。
なお、上記の各実施形態の説明において、弾性体38を、正極端板3側にのみ設けた例を示したが、弾性体38は、負極端板5側にのみ設けてもよく、あるいは、両端板3,5側にそれぞれ設けてもよい。
また、電池積層体1の、弾性体38が設けられている側の端部に位置する単位電池Cと弾性体38との間に、圧縮サポート板55が配設されているので、弾性体38の弾性力が、単位電池Cに、積層方向Xに直交する面方向に分散して伝達される。したがって、単位電池Cに局所的な応力が付加されることによる機械的な故障が効果的に防止され、電池モジュールBの寿命が向上する。
なお、上記の各実施形態においては、結束部材7として絶縁性素材で形成した例を説明したが、結束部材7によって結束される単位電池Cや正負極端板3,5、弾性体38、弾性体固定板39などの部材のうち、結束部材7に接触する部材の接触する部分を絶縁性材料によって形成すれば、結束部材7を導電性部材で形成してもよい。また、結束部材7や弾性体38の数や位置は、上記で説明した例に限定されず、適宜設定してよい。
以上のとおり、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
1 電池積層体
3 正極端板
5 負極端板
7 結束部材
13 正極端子板
15 負極端子板
38 弾性体
39 弾性体固定板
B 電池モジュール
C 単位電池
X 積層方向(端子板の対向方向)

Claims (13)

  1. 互いに対向して配置された導電性の板材からなる正極端子板および負極端子板を有する角形電池を、両端子板の対向方向に複数個積層してなる電池積層体と、
    前記電池積層体の積層方向の一端部および他端部にそれぞれ配置された正極端板および負極端板と、
    前記電池積層体、前記正極端板および前記負極端板を結束する帯状の結束部材と、
    を備える電池モジュール。
  2. 請求項1において、前記電池積層体を構成する角形電池がニッケル水素二次電池である電池モジュール。
  3. 請求項1または2において、前記帯状の結束部材が、前記電池積層体の積層方向に伸縮可能な弾性を有する結束部材として形成されている電池モジュール。
  4. 請求項1から3のいずれか一項において、前記積層方向における前記結束部材と前記電池積層体との間に、前記積層方向に収縮した状態で位置して、前記角形電池同士の接触を保持する弾性体をさらに備える電池モジュール。
  5. 請求項4において、前記弾性体が、前記結束部材と前記正極端板および前記負極端板の少なくともいずれか一方との間に介在している電池モジュール。
  6. 請求項4において、さらに、前記結束部材と前記弾性体との間に介在する弾性体固定板を備える電池モジュール。
  7. 請求項5において、前記正極端板および負極端板のうち前記弾性体が設けられている側の端板と、前記電池積層体との間に、該電池積層体の端面に接触して前記弾性体の弾性力を前記電池積層体に伝達する圧縮サポート板が配設されている電池モジュール。
  8. 請求項7において、前記圧縮サポート板に、前記積層方向に直交して延びる貫通孔が形成されている電池モジュール。
  9. 請求項4から8のいずれか一項において、前記弾性体に接する板部材の少なくともいずれかに、前記弾性体を受け入れる圧縮用凹部が形成されている電池モジュール。
  10. 請求項6を引用する請求項9において、前記弾性体固定板に、前記積層方向に貫通する貫通孔が設けられ、該貫通孔のねじ部に電池モジュールの外方から螺合されて貫通孔の一部分を塞ぐねじ体の先端面と、前記貫通孔の他部分の内周面とによって前記圧縮用凹部が形成されており、前記弾性体の一端部が、前記ねじ体の先端面に圧接している電池モジュール。
  11. 請求項10において、前記ねじ体が、頭部を有さない軸部のみからなるねじ体である電池モジュール。
  12. 請求項1から11のいずれか一項において、前記電池積層体の前記角形電池間に、前記積層方向に直交する方向に貫通する冷却通路を形成する放熱部材が介在している電池モジュール。
  13. 請求項1から12のいずれか一項において、前記結束部材が絶縁性素材で形成されている電池モジュール。
JP2009093293A 2009-04-07 2009-04-07 密閉式角形電池を用いた電池モジュール Expired - Fee Related JP5485578B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093293A JP5485578B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 密閉式角形電池を用いた電池モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093293A JP5485578B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 密閉式角形電池を用いた電池モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010244894A JP2010244894A (ja) 2010-10-28
JP5485578B2 true JP5485578B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=43097682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009093293A Expired - Fee Related JP5485578B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 密閉式角形電池を用いた電池モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5485578B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5515028B2 (ja) * 2011-06-15 2014-06-11 国立大学法人 東京大学 リバーシブル燃料電池およびリバーシブル燃料電池モジュール
JP5863417B2 (ja) * 2011-11-28 2016-02-16 川崎重工業株式会社 積層型電池モジュールおよびこれに用いられる電池
JP6271178B2 (ja) * 2013-07-23 2018-01-31 三洋電機株式会社 バッテリ装置とこのバッテリ装置を備える電動車両及び蓄電装置
JP6428176B2 (ja) * 2014-11-10 2018-11-28 株式会社豊田自動織機 電池モジュール
US10243244B2 (en) * 2015-11-04 2019-03-26 Johnson Controls Technology Company Systems and methods for bonding metal parts to the polymer packaging of a battery module
JP2017103158A (ja) * 2015-12-03 2017-06-08 株式会社豊田自動織機 電池パック
JP6646427B2 (ja) 2015-12-15 2020-02-14 豊田鉄工株式会社 電池ケース
CN111133627B (zh) * 2017-09-29 2023-11-10 松下新能源株式会社 电源装置
JP6948564B2 (ja) * 2017-12-12 2021-10-13 トヨタ自動車株式会社 電池モジュール
JP7056142B2 (ja) 2017-12-25 2022-04-19 トヨタ自動車株式会社 電池モジュール
KR102083462B1 (ko) * 2018-03-26 2020-03-02 인지컨트롤스 주식회사 배터리 모듈용 방열판 및 이 제조방법
JP2021180063A (ja) * 2018-07-31 2021-11-18 三洋電機株式会社 バッテリシステムとバッテリシステムを備える電動車両及び蓄電装置
KR20200058136A (ko) * 2018-11-19 2020-05-27 주식회사 엘지화학 배터리 모듈
JP7466525B2 (ja) 2019-03-29 2024-04-12 三洋電機株式会社 電源装置及びこれを用いた電動車両並びに蓄電装置
JP7131523B2 (ja) 2019-10-16 2022-09-06 トヨタ自動車株式会社 モジュール
CN211017198U (zh) * 2019-12-31 2020-07-14 宁德时代新能源科技股份有限公司 电池模块、电池组及装置
JP7400577B2 (ja) 2020-03-23 2023-12-19 トヨタ自動車株式会社 組電池の製造方法及び組電池
KR20220101313A (ko) * 2021-01-11 2022-07-19 주식회사 엘지에너지솔루션 전지 모듈 및 이를 포함하는 전지팩
JP7323570B2 (ja) * 2021-04-08 2023-08-08 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 蓄電モジュール
CN113437424B (zh) * 2021-07-01 2023-09-15 湖南兆科动力新能源有限公司 一种新能源汽车的单体式锂电池组

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3333606B2 (ja) * 1993-11-15 2002-10-15 本田技研工業株式会社 バッテリ
JPH103899A (ja) * 1996-06-12 1998-01-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd バッテリ
JP4593057B2 (ja) * 2002-05-07 2010-12-08 富士重工業株式会社 板状電池の組付構造
JP2008277085A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Sanyo Electric Co Ltd パック電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010244894A (ja) 2010-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5485578B2 (ja) 密閉式角形電池を用いた電池モジュール
KR101150247B1 (ko) 모듈의 구조 설계에 유연성을 가진 전지모듈 및 이를 포함하는 중대형 전지팩
JP5764641B2 (ja) 密閉式角形電池およびこれを用いた電池モジュール
KR101089086B1 (ko) 전지 카트리지와 이를 포함하는 전지모듈
KR101145719B1 (ko) 우수한 방열 특성의 전지모듈 및 중대형 전지팩
KR101047937B1 (ko) 탄성 가압부재를 포함하는 전지 카트리지, 및 이를 포함하는 전지모듈
US9203065B2 (en) Battery module
JP6090711B2 (ja) 2次電池及び電池モジュール
KR101095346B1 (ko) 우수한 방열 특성의 전지모듈 및 중대형 전지팩
JP6001547B2 (ja) 強化された安全性を有する電池モジュール
KR101326182B1 (ko) 외장부재와 카트리지를 포함하는 단위모듈에 기반한 전지모듈
JP5457057B2 (ja) バッテリパック
KR20130125341A (ko) 높은 효율성의 냉각 구조를 포함하는 전지모듈
JP2015207341A (ja) 電源装置及び電源装置を備える電動車両並びに蓄電装置
JP6346084B2 (ja) 電池パック
KR20140144784A (ko) 간접 냉각 구조를 포함하는 전지모듈
WO2016151972A1 (ja) 電池モジュール
KR20140040327A (ko) 가압 탄성부재를 포함하는 전지모듈
KR101305229B1 (ko) 외장부재와 방열부재를 포함하는 단위모듈 및 이를 포함하는 전지모듈
KR20140037452A (ko) 전지모듈
KR102028916B1 (ko) 이차 전지용 배터리 팩
KR20220039158A (ko) 전지셀의 수명이 향상된 전지 팩 및 이를 포함하는 디바이스
CN115336092B (zh) 电池组和包括该电池组的装置
KR102669890B1 (ko) 돌출형 전극리드를 포함하는 전기 에너지 저장 장치
CN219329354U (zh) 电池组和用电装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5485578

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees