JP6346084B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、複数の薄板状の電池セルが積み重ねられたコアパックをハウジング内に収納した電池パックに関する。
リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池は、エネルギー密度が高いという特徴から、自動車やバイク等の各種移動機器、携帯情報端末、無停電電源装置(UPS(Uninterruptible Power Supply))、蓄電装置等の電源として利用されている。更に、所望する電池容量を得るために、直列に接続した複数の二次電池(電池セル)を積層したコアパック(電池積層体)をハウジング(筐体)内に収納した電池パックも実用されている。
電池パックに使用される電池セルとしては、可撓性を有するラミネートシートで薄板状の発電要素を外装したラミネート型電池セルが多用されている。ラミネート型電池セルは、外形が略矩形であるので、円柱状の発電要素を円筒形の金属容器に収納した筒型電池セルに比べて実装効率が高い。また、外装がシートであるので、軽量である。従って、同体積で比較した場合には、ラミネート型電池セルを用いた電池パックは、筒型電池セルを用いた電池パックに比べて、電池容量が大きく、軽量である。
薄板状のラミネート型電池セルを用いた電池パックとしては、複数の電池セルを積み重ねて粘着テープを用いて一体化させたコアパックをハウジング内に収納する構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−89470号公報(図10)
従来の電池パックは、以下の課題を有している。
ラミネート型電池セルは、発電要素をラミネートシートでシールしたものであるため、筒型電池セルに比べて強度や寸法精度に劣る。従って、複数のラミネート型電池セルを精度よく積み重ねてコアパックを得ることは困難である。
また、電池パックに振動や衝撃が加わった場合に、個々のラミネート型電池セルが移動することによりラミネートシートにシワが入ることがある。ラミネートシートのシワは、発電要素を構成する集電体を損傷させ、内部短絡を生じさせる可能性がある。
本発明は上記の従来の電池パックが有する課題を解決するものである。本発明は、組立が容易で、耐振動特性や耐衝撃特性に優れた電池パックを提供することを目的とする。
本発明の電池パックは、複数の電池ユニットが積層されたコアパックと、前記コアパックを収納したハウジングとを備える。各電池ユニットは、上方に向かって開口したトレイと、前記トレイに収納された薄板状の電池セルとを備える。前記電池セルは、前記トレイの底板に粘着剤を介して固定されている。前記コアパックを構成する前記複数の電池ユニットは、その積層方向に前記トレイを貫通する第1連結部材により一体化されている。前記ハウジングの内面には、前記第1連結部材が前記コアパックから脱落しないように前記第1連結部材に対向するリブが形成されている。
本発明の電池パックでは、電池セルがトレイに収納され、両者は粘着剤を介して固着されて電池ユニットを構成する。これにより、電池セルの取り扱い性が向上し、電池パックの組立が容易になる。
電池セルがトレイに固着されているので、振動や衝撃が加えられても電池セルが移動することはない。これにより、電池パックの耐振動特性及び耐衝撃特性が向上する。
複数の電池ユニットを一体化させる第1連結部材がコアパックから脱落しないようにハウジングの内面にリブが形成されているので、振動等によって電池ユニットが分離することはない。これにより、電池パックの耐振動特性が向上する。
図1Aは、本発明の一実施形態にかかる電池パックを構成する電池セルの表面側から見た斜視図、図1Bは、その裏面側から見た斜視図である。 図2Aは、本発明の一実施形態にかかる電池パックを構成するトレイの上方から見た斜視図である。 図2Bは、本発明の一実施形態にかかる電池パックを構成するトレイの下方から見た斜視図である。 図3Aは、本発明の一実施形態にかかる電池パックを構成する第1電池ユニットの分解斜視図である。 図3Bは、本発明の一実施形態にかかる電池パックを構成する第2電池ユニットの分解斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態にかかる電池パックを構成するコアパックの分解斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態にかかる電池パックの分解斜視図である。 図6は、本発明の一実施形態にかかる電池パックを構成するハウジング半体の内面を示した斜視図である。 図7は、本発明の一実施形態にかかる電池パックの斜視図である。 図8は、本発明の一実施形態にかかる電池パックの、リブを通る面での断面斜視図である。 図9Aは、図8の部分9Aの拡大斜視断面図である。 図9Bは、図8の部分9Bの拡大斜視断面図である。
本発明の上記の電池パックにおいて、前記ハウジングは、前記コアパックを収納する空間が形成されるように接合された2つのハウジング半体を含みうる。この場合、前記2つのハウジング半体が接合される方向と、前記複数の電池ユニットの積層方向とが直交することが好ましい。これにより、電池セルが使用により膨らむことによりコアパックの厚みが増大しても、2つのハウジング半体が分離してしまう事故が発生する可能性を低減することができる。
本発明の上記の電池パックは、前記コアパックを前記ハウジングに固定する第2連結部材を更に備えうる。この場合、前記第2連結部材は、前記2つのハウジング半体が接合される方向と平行に前記ハウジング半体の外側から前記ハウジング半体を貫通して前記コアパックに固定されていることが好ましい。これにより、コアパックをハウジングに強固に固定することができる。また、2つのハウジング半体の接合強度を向上させることができる。
前記ハウジング及び前記トレイは、樹脂からなることが好ましい。これにより、組立誤差が生じたとしても、ハウジング又はトレイが弾性変形することにより当該組立誤差を吸収させることができる。よって、電池パックの組立が容易になる。
前記リブは、前記コアパックに当接することにより、前記コアパックの前記積層方向における位置を規制することが好ましい。これにより、電池パックの組立が容易になる。
隣り合う電池ユニット間に、被圧縮性を有するクッションシートが設けられていることが好ましい。クッションシートは、振動や衝撃が加えられたときに、電池セルとトレイとの分離を防止する。これにより、電池パックの耐振動特性及び耐衝撃特性が更に向上する。また、クッションシートは、電池セルの使用による膨らみを吸収して、コアパックの厚みが増大するのを防止する。
以下に、本発明を好適な実施形態を示しながら詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。以下の説明において参照する各図は、説明の便宜上、本発明の実施形態を構成する部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、本発明は以下の各図に示されていない任意の部材を備え得る。以下に示す図において、同一の又は対応する部材には同一の符号をしており、それらについての重複する説明を省略する。
本発明の電池パック1は、ハウジング5内に収納されたコアパック4を有する。コアパック4は、複数の電池ユニット2a,2bの積層体である。各電池ユニット2a,2bは、トレイ20に収納された電池セル10を備える。以下に、電池パック1の構成を順に説明する。
<電池セル>
本発明の一実施形態にかる電池パック1を構成する電池セル10を説明する。
図1Aは、電池セル10の一方の側から見た斜視図、図1Bは、その他方の側から見た斜視図である。電池セル10は、平面視形状が略矩形であり、当該略矩形の縦横寸法に比べて厚みが薄い薄板形状を有する。この電池セル10では、ラミネートシート13からなる外装内に、略矩形の平面視形状を有する薄板状の発電要素(図示せず)が電解液とともに封入されている。発電要素は、正極集電体の所定領域の両面に正極活物質を含む正極合剤層が塗布形成された正極と、負極集電体の所定領域の両面に負極活物質を含む負極合剤層が塗布形成された負極とが、セパレータを介して交互に積層されてなる電極積層体である。電池の種類は特に制限はないが、二次電池、中でもリチウムイオン二次電池が好ましい。
ラミネートシート13は、発電要素に比べて薄く、且つ、可撓性を有している。ラミネートシート13は、例えば、アルミニウム等からなる基層の、発電要素に対向する側の面に熱融着性樹脂層(例えば変性ポリオレフィン層)が積層された可撓性を有する多層シートであってもよい。1枚の矩形のラミネートシート13が、発電要素を挟むように後辺(一方の短辺)12bで二つ折りにされ、後辺12b以外の三辺12a,12s,12sに沿って重ね合わされる。そして、三辺12a,12s,12sに沿ったシール領域16にて、重ね合わされたラミネートシート13がヒートシール法などによりシールされている。
後辺12bに対向する前辺(他方の短辺)12aから、正極タブ11p及び負極タブ11nが導出されている。正極タブ11p及び負極タブ11nは、短冊形状を有し、前辺12aに対して直交する方向(即ち、前辺12aに隣接する一対の側辺(長辺)12sと平行な方向)に沿って延びている。正極タブ11pは、例えばアルミニウムの薄板からなり、発電要素を構成する複数の正極集電体(図示せず)と電気的に接続されている。また、負極タブ11nは、例えば銅の薄板、ニッケルメッキされた銅の薄板、または銅/ニッケルのクラッド材等からなり、発電要素を構成する複数の負極集電体(図示せず)と電気的に接続されている。以下の説明において、正極タブ11p及び負極タブ11nの極性を区別する必要がない場合には、これらを「電極タブ」と称することがある。
図1Aに示されているように、発電要素に起因して長方形の領域が、電池セル10の三辺12a,12s,12sに沿ったシール領域16に対して突出して突出部15が形成されている。本発明では、シール領域16に対して突出部15が突出する方向を、電池セル10の「厚さ方向」と呼ぶ。電池セル10の、突出部15が突出した側の面を「表面(おもてめん)」といい、これとは反対側の面を「裏面」という。電池セル10の裏面は、図1Bに示すように、実質的に凹凸がない一平面をなす。
本発明において、電池セルの構成は上記に限定されない。例えば、発電要素を2枚の矩形状のラミネートシートで挟み、4辺に沿って2枚のラミネートシートをシールした四方シールタイプの電池セルであってもよい。正極タブ11p及び負極タブ11nは、図1A及び図1Bとは逆に配置されていてもよい。
<電池ユニット>
電池セル10は、トレイ20に収納されて電池ユニット2a,2bを構成する。
図2Aはトレイ20の上方から見た斜視図、図2Bはトレイ20の下方から見た斜視図である。以下の説明の便宜のために、トレイ20の長辺方向、短辺方向をそれぞれX軸、Y軸とするXYZ直交座標系を設定する。X軸方向を「前後方向」、Z軸方向を「上下方向」、Z軸に直交する平面に水平な方向を「水平方向」という。X軸の矢印が向いた側を「前」側、その反対側を「後ろ」側という。但し、これらの方向は、本発明の電池パックの使用時の向きを意味するものではない。上下方向(Z軸方向)の寸法を、「厚み」という。
トレイ20は、平面視形状が略矩形の底板21と、底板21の4辺から上方に向かって立設した側壁22とを備えた、上方に向かって開放された略箱形状を有している。X軸方向及びY軸方向に互いに対向する側壁22間の内寸法は、電池セル10の対応する方向の寸法(電極タブ11p,11nを除く)よりわずかに大きく設定されている。
トレイ20の前側の一部(底板21の一部及び側壁22の一部)を切り欠くことによって切り欠き23が形成されている。
トレイ20の各四隅の近傍に、トレイ20を上下方向に貫通する貫通孔25が設けられている。貫通穴25は、Y軸方向に平行な側壁22より外側に配置されている。図2Aに示されているように、貫通孔25の上方を向いた開口の端縁には、上方に向かって突出した円筒形状の凸部25aが形成されている。図2Bに示されているように、貫通孔25の下方を向いた開口の端縁には、環状の凹部25bが形成されている。各貫通孔25の近傍に、ネジ孔(第2ネジ孔)27が形成されている。ネジ孔27は、Y軸方向と平行に延び、XZ面と平行な面に開口している。
図3Aは、第1電池ユニット2aの分解斜視図である。トレイ20の底板21上に、粘着剤27及び電池セル10が順に載置される。電池セル10の電極タブ11p,11nは、前側に向けられる。電池セル10は、その表面を上にしてトレイ20内に収納される。これにより、電池セル10の裏面が、粘着剤27を介して底板21に固定される。電池セル10のラミネートシート13の4辺12a,12b,12s,12s(図1A、図1B参照)は、トレイ10の側壁22より内側に、側壁22からわずかに離間して配置される。
粘着剤27としては、好ましくは樹脂等のシートの両面に粘着剤が塗布された両面粘着シートを用いうる。あるいは、底板21又は電池セル10に粘着剤を塗布し、電池セル10を底板21に固定してもよい。
更に、電池セル10の表面に、クッションシート28が積層される。クッションシート28は、押力を加えると容易に圧縮変形し、当該押力を解除すると直ちに初期の状態に戻る特性(非圧縮性)を有している。クッションシート28の材料は、このような特性を有していれば特に制限はないが、例えば、柔軟な多孔質材料、いわゆるスポンジを用いることができる。具体的には、ウレタンフォーム、発泡ポリエチレン、ゴムスポンジなどを用いることができる。クッションシート28の厚さは、電池セル10の使用による膨らみ(厚みの増加)の程度等を考慮して設定しうる。一般に、電池セル10の厚みが10%増加した場合にクッションシート28が25%〜60%の厚み減少をしてこれを吸収できるようにクッションシート28の厚さが設定される。具体的には、クッションシート28の厚さの下限は、0.8mm以上、更には1.0mm以上であることが好ましく、その上限は、10mm以下、更には8mm以下であることが好ましい。クッションシート28が薄すぎると、電池セル10の厚みの増加を吸収する能力(厚み増加吸収能)が不足するので、電池セル10の厚みの増加によりコアパック4の厚みが増加する。クッションシート28が厚すぎると、電池セル10の厚み増加の吸収能が向上しないばかりか、コアパック4の全体厚みが増加する。
クッションシート28が位置ずれしないように、クッションシート28は好ましくは粘着剤を介して電池セル10に固定される。粘着剤は、例えば直接塗布することにより、あるいは、両面粘着シートを貼付することにより、クッションシート28又は電池セル10に付与することができる。両面粘着シートテープを介してクッションシート28を固定する方法は、クッションシート28の固定及び後述するコアパック4の組立を簡単且つ迅速に行うことができるので好ましい。粘着剤は、クッションシート28と電池セル10との間に付与される。クッションシート28の電池セル10とは反対側の面にも粘着剤が付与されていてもよい。
図3Bは、第2電池ユニット2bの分解斜視図である。第2電池ユニット2bは、電池セル10が表裏反転している点で、図3Aに示した第1電池ユニット2aと異なる。即ち、第2電池ユニット2bでは、電池セル10は、その裏面を上にしてトレイ20内に収納される。従って、電池セル10の表面が、粘着剤27を介して底板21に固定される。電池セル10の裏面に、クッションシート28が積層される。
図4は、コアパック4の分解斜視図である。図3Aに示した第1電池ユニット2aと図3Bに示した第2電池ユニット2bとが交互に上下方向に積層される。上下方向に隣り合う電池ユニット2aと電池ユニット2bは、凸部25a(図2A参照)と凹部25b(図2B参照)とが嵌合することにより、水平方向(X軸方向及びY軸方向)に相互に位置合わせされる。本実施形態のコアパック4は4つの第1電池ユニット2aと3つの第2電池ユニット2bとで構成されているが、コアパック4を構成する第1電池ユニット2aの数及び第2電池ユニット2bの数は、これより多くても少なくてもよい。
上述したように、第1電池ユニット2aと第2電池ユニット2bとは、収納されている電池セル10の向きのみが異なる。従って、上下方向(積層方向)に隣り合う2つの電池セル10に着目すると、下側の電池セル10の正極タブ11pと上側の電池セル10の負極タブ11nとが上下方向に対向し、また、下側の電池セル10の負極タブ11nと上側の電池セル10の正極タブ11pとが上下方向に対向する。コアパック4を構成する全ての電池セル10(本実施形態では7個の電池セル10)が直列に接続されるように、上下方向に対向する正極タブ11pと負極タブ11nとが電気的に接続される。正極タブ11pと負極タブ11nとの接続は、トレイ20に形成された切り欠き23を介して行うことができる。接続された正極タブ11p及び負極タブ11nは、突出部15の側に折り曲げられて、前辺12aに沿ったシール領域16の上方の空間に収納される。Z軸方向に沿って見たとき、相互に接続された正極タブ11pと負極タブ11nは、好ましくはトレイ20を内包する最小の矩形(換言すれば、トレイ20に外接する矩形)より外側にはみ出さない。
最上の第1電池ユニット2a上に、トレイ20と略同一形状を有する基板用トレイ30が載置されている。トレイ30内には、回路基板31が収納される。回路基板31には、各電池セル10の電圧を監視する電圧監視回路、電池セル10の温度を監視する温度監視回路、電池パック1に接続された外部機器との間の電流を監視する電流監視回路、異常を検知すると外部機器との導通を遮断する制御回路など、電池パック1に必要な保護回路や制御回路などの任意の回路を構成するデバイスを搭載することができる。回路基板31は、ビス33を用いてトレイ30に固定される。
基板用トレイ30の四隅には、上下方向にトレイ30を貫通する貫通孔であるネジ孔(第1ネジ孔)35が形成されている。更に、トレイ20と同様にネジ孔(第2ネジ孔)27が形成されている。図示を省略するが、トレイ30のネジ孔35の下方を向いた開口の端縁には、トレイ20の凹部25b(図2B参照)と同様の環状の凹部が形成されている。トレイ30のネジ孔35の位置は、トレイ20の貫通孔25の位置と同じである。
トレイ20,30の材料は、制限はないが、絶縁性を有する樹脂材料を用いることができる。トレイ20,30は、このような樹脂材料を用いて射出成形法等により一体的に作成することができる。
図4のように複数のトレイ20とトレイ30とを積み重ねると、トレイ20の貫通孔25とトレイ30のネジ孔35が上下方向に連続する。この連続した貫通孔25及びネジ孔35に、下からネジ(第1連結部材)41が挿入される。ネジ41の拡径した頭部41aは、最下のトレイ20の凹部25b内に収納される(後述する図9A参照)。ネジ41の先端の雄ネジ部41bは、最上のトレイ30のネジ孔35に達する。ネジ孔35の内径は、トレイ20の貫通孔25の内径よりわずかに小さい。雄ネジ部41bは、トレイ30のネジ孔35の内面に螺合される(後述する図9B参照)。このようにして、電池ユニット2a,2b及びトレイ30が4本のネジ41により一体化されて、コアパック4が構成される。
図3A及び図3Bで説明したように、電池セル10は、トレイ20に粘着剤27を介して固定される。一旦、電池セル10をトレイ20に固定してしまうと、その後は、可撓性を有するラミネートシート13で外装された電池セル10を、硬質のトレイ20に収納した状態で取り扱うことができる。これにより、変形し易いラミネート型電池セル10の取り扱い性が向上するので、コアパック4の組立が容易になる。更に、ネジ41で一体化されたコアパック4の取り扱い性も向上する。
また、トレイ20に設けた相互に嵌合し合う凸部25aと凹部25bを利用して電池ユニット2a,2bを精度よく位置決めすることができる。従って、電池セル10に寸法誤差があったとしても、また、電池セル10が可撓性を有するラミネートシート13で外装されているにも関わらず、電池セル10を簡単且つ正確に位置決めすることができる。これにより、コアパック4の組立精度が向上する。
電池セル10の表面又は裏面が、トレイ20の底板に粘着剤27で固定されているので、電池パック1(後述する図7参照)に振動や衝撃が加わっても、電池セル10はトレイ20に対して移動しない。従って、ラミネートシート13にシワが入ることがない。これは、電池パック1の耐振動特性及び耐衝撃特性の向上に有利である。
クッションシート28は電池セル10とトレイ20とに挟まれて上下方向にわずかに圧縮される。クッションシート28の反発力が、電池セル10をトレイ20の底板21に押し付ける。このため、電池パック1(後述する図7参照)に振動や衝撃が加わっても、粘着剤27を介して結合された電池セル10とトレイ20とが分離することはない。これは、電池パック1の耐振動特性及び耐衝撃特性の向上に有利である。
電池ユニット2a,2bの積層方向に沿ったネジ41がコアパック4を一体化させている。従来の粘着テープを用いて複数の電池セルを一体化させたコアパックに比べて、コアパック4の製造がはるかに容易になり、また、複数の電池ユニット2a,2bの連結強度が向上する。これは、電池セル1の耐振動特性及び耐衝撃特性の向上に有利である。
電池セル10に対して充放電を繰り返すと、電池セル10の表面及び裏面の発電要素に対応する領域がドーム状に膨らむことがある。このような電池セル10の膨らみ(厚みの増加)を、電池ユニット間のクッションシート28が適宜圧縮変形することにより吸収する。クッションシート28は、電池セル10の厚みの増加を吸収する「厚み増加吸収手段」として機能するので、電池セル10の厚みが増加したとしても、コアパック4の厚みの増加を抑えることができる。
<電池パック>
図5は、本発明の一実施形態にかかる電池パック1の分解斜視図である。電池パック1は、ハウジング5内にコアパック4を収納して構成される。ハウジング5は、2つのハウジング半体5a,5bを含む。2つのハウジング半体5a,5bを接合することによって形成される空間内にコアパック4が収納される。ハウジング半体5aとハウジング半体5bとが接合される方向(Y軸方向)は、コアパック4を構成する電池ユニット2a,2bの積層方向(Z軸方向)と直交する。好ましくは、ハウジング半体5aとハウジング半体5bとが接合される方向は、電池セル10の短辺12a,12bと平行である。ハウジング半体5aとハウジング5bとは、互いの接合面に対して略対称形状を有している。ハウジング半体5a,5bは、相手方側が開口した略箱形状を有している。ハウジング半体5a,5bの材料は、制限はないが、絶縁性を有する樹脂材料を用いることができる。ハウジング半体5a,5bは、このような樹脂材料を用いて射出成形法等により一体的に作成することができる。
図6は、ハウジング半体5aの内面を示した斜視図である。ハウジング半体5aは、XZ面と平行な側壁55と、側壁55に隣接しXY面に平行な上壁56及び下壁57とを備える。2つのリブ(突起)51が、下壁57の内面から、対向する上壁56に向かって突出している。同様に、2つのリブ51が、上壁56の内面から、下壁57に向かって突出している。上壁56に設けられた2つのリブ51と、下壁57に設けられた2つのリブ51とは、互いに対向する位置に設けられている。
コアパック4をハウジングに固定するためのネジ(第2連結部材)52(図5参照)を挿入するための4つの貫通孔58が、ハウジング半体5aの側壁55に形成されている。貫通孔58は、リブ51の近傍に位置している。ハウジング半体5aには、ハウジング半体5aとハウジング半体5bと一体化させるための8本のネジ(第3連結部材、図示せず)を螺入させるための8つのネジ孔(第3ネジ孔)59も設けられている。
図示を省略するが、ハウジング半体5bにも、ハウジング半体5aと同様に、4つのリブ51、及び、4つの貫通孔58が設けられている。更に、ハウジング半体5aの8つのネジ孔59に対応する位置に8つの貫通孔が形成されている。
図5に示すように、コアパック4をハウジング半体5aとハウジング半体5bとで挟み、ハウジング半体5aとハウジング半体5bとを接合する。8本のネジ(図示せず)を、ハウジング半体5bに設けられた8つの貫通孔に挿入し、ハウジング半体5aの8つのネジ孔59にそれぞれ螺入する。かくして、ハウジング半体5aとハウジング半体5bとが一体化される。
次いで、ハウジング半体5aの4つの貫通孔58及びハウジング半体5bの4つの貫通孔58に、ネジ(第2連結部材)52をそれぞれ挿入し、コアパック4を構成するトレイ20,30のネジ孔27に螺入する。かくして、図7に示すように本実施形態の電池パック1が完成する。
図8は、電池パック1の、リブ51及びネジ41、52を通る面に沿った断面斜視図である。ハウジング半体5a及びハウジング半体5bにそれぞれ設けられたリブ51が、コアパック4の上面及び下面に当接し、コアパック4を上下方向に位置決めしている。このため、ハウジング半体5aとハウジング半体5bとを接合すると、コアパック4は、ハウジング半体5a,5bに対して上下方向に位置合わせされる。従って、その後の、ネジ(第2連結部材)52のネジ孔27への螺入が容易である。これは、電池パック1の組立の容易性の向上に有利である。
ネジ41の長さ(上下方向寸法)は、下側のリブ51と上側のリブ51との間隔と同じかこれよりわずかに短い。
図9Aは図8の部分9Aの拡大斜視断面図である。図9Aに示されているように、ネジ41の頭部41aが、最下のトレイ20の凹部25b内に収納されている。下側のリブ51は、最下のトレイ20の貫通孔25を塞ぐように配置され、ネジ41の頭部41aと上下方向に対向し且つ近接(または当接)している。
図9Bは図8の部分9Bの拡大斜視断面図である。図9Bに示されているように、ネジ41の雄ネジ部41bがトレイ30のネジ孔35の内周面に螺合している。上側のリブ51は、最上のトレイ30のネジ孔35を塞ぐように配置され、ネジ41の雄ネジ部41bと上下方向に対向し且つ近接している。
このようにネジ41を上下方向に挟むようにリブ51が配置されているので、電池パック1に加えられる振動や電池セル10の膨らみ等により雄ネジ部41bとネジ孔35との螺合(図9B)が緩み始めると、ネジ41の頭部41aが下側のリブ51に当接しこれを阻止する(図9A)。従って、ネジ41の雄ネジ部41bとネジ孔35との螺合が解除されることはない。また、ネジ41がコアパック4から突出し脱落することもない。
本実施形態では、第1連結部材として、一端に雄ネジ部41bを備え、他端に頭部41aを備えたネジ41を使用したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1連結部材は、ネジ41と、その雄ネジ部41bに螺合されるナットとで構成されてもよく、あるいは、両端に雄ネジ部を備えた寸切りボルトと、両端の雄ネジ部に螺合される2つのナットとで構成されてもよい。トレイには、ナットを収納することができる凹部が形成されることが好ましい。この場合も、ナットに対してリブ51を上下方向に対向させ且つ近接(好ましくは当接)させることにより、ナットと雄ネジ部との螺合が緩んでナットがコアパック4から突出し遂には脱落するのを防止することができる。
このように、第1連結部材の長手方向に対向するようにリブ51を配置することにより、第1連結部材の螺合が緩み、解除されて、第1連結部材がコアパック4から突出したり脱落したりするのを防止することができる。従って、コアパック4を構成する複数の電池ユニット2a,2bを一体化させるという第1連結部材の機能が維持され、電池ユニット2a,2bが個々に分離するのが防止される。これは、電池パック1の耐振動特性の向上に有利である。
図8に戻り、ハウジング5を構成する2つのハウジング半体5a,5bのそれぞれは、上下方向に対向する上壁56及び下壁57を備える。上壁56及び下壁57が、コアパック4を上下方向に挟むように配置されている。従って、仮に電池セル10が膨らむことによって厚みが増加したコアパック4が上壁56及び下壁57を互いに離間するように押圧しても、ハウジング半体5a,5bがそれぞれ弾性的に変形するにとどまり、ハウジング5の破壊に至る可能性は低い。本発明とは異なり、ハウジングを構成する2つのハウジング半体を上下方向に接合させた場合には、電池セル10の膨張によりコアパック4の厚みが増加すると、2つのハウジング半体が容易に上下方向に分離してしまう。2つのハウジング半体5a,5bが接合される方向(Y軸方向)と、複数の電池ユニット2a,2bの積層方向(Z軸方向)とが直交する本発明の電池パック1は、コアパック4の厚みの増加によってハウジング5が破壊される可能性が低減されている。
コアパック4は、ハウジング半体5a,5bを貫通するネジ52が螺入されることによりハウジング5に固定される。これにより、コアパック4をハウジング5に強固に固定することができる。これは電池パック1の耐衝撃特性及び耐振動特性の向上に有利である。
ネジ52の長手方向(Y軸方向)は、2つのハウジング半体5a,5bが接合される方向(Y軸方向)と平行である。これは、ハウジング半体5a,5bの接合強度の向上に有利である。また、ネジ52の長手方向(Y軸方向)は、複数の電池ユニット2a,2bの積層方向(Z軸方向)に直交するので、電池セル10の膨らみによりコアパック4の厚みが増加しても、コアパック4のハウジング5に対する固定強度やハウジング半体5a,5bの接合強度は、実質的に影響を受けない。
上記のようにネジ52を用いてコアパック4をハウジング5に固定する構成では、ネジ52が挿入されるハウジング半体5a,5bの貫通孔58の位置と、ネジ52が螺入されるトレイ20,30のネジ孔27の位置とが、組立誤差により正確に一致しない場合が起こりうる。本発明では、ハウジング半体5a,5b及びトレイ20,30が好ましくは樹脂材料からなるので、ハウジング半体5a,5b及びトレイ20,30が適宜弾性変形して貫通孔58とネジ孔27との間の位置ズレを吸収することができる。これは、電池パック1の組立の容易性の向上に有利である。
上記の実施形態は例示にすぎない。本発明は、上記の実施形態に限定されず、適宜変更することができる。
上記の実施形態では、クッションシート28は、電池セル10の発電要素に対応する矩形状の全領域に対向していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、クッションシートは、中央に開口(貫通穴)が形成された、発電要素の矩形の4辺に沿った矩形枠形状を有していてもよい。
トレイ20の底板21に開口(貫通穴)が形成されていてもよい。例えば、電池セル10の発電要素に対向する領域内に開口を形成することができる。電池セル10は、開口の周囲の部分に、粘着剤27を介して固定される。この構成では、電池セル10の発電要素に対応する部分がドーム状に膨らんだ場合、その膨らみはトレイ20の底板21の開口内に進入する。このため、電池セル10の膨張を吸収する特性が向上する。
電池セル10とトレイ20の底板21との間にも、被圧縮性を有するクッションシートを介在させてもよい。この場合、底板21とクッションシートとの間、及び、クッションシートと電池セル10の間に、粘着剤27が付与される。
上下方向に積み重ねられたトレイ20を相互に位置決めするための構造(位置決め構造)は、貫通穴25の開口の周囲に形成された凸部25a及び凹部25bに限定されない。凸部25a及び凹部25bを省略し、その代わりに相互に嵌合し合う形状をトレイ20の上面及び下面の任意の位置に設けてもよい。あるいは、トレイ20の側壁22を用いて位置決めすることも可能であり、その場合には、位置決め構造を省略してもよい。
本発明の電池セル10は、図1A及び図1Bに示した構成に限定されず、任意の薄型のラミネート型電池セルであってもよい。例えば、上記の電池セル10では、共通する前辺(短辺)12aから正極タブ11p及び負極タブ11nが導出されていたが、正極タブ11p及び負極タブ11nが一対の側辺(長辺)12sのいずれか一方から導出されていてもよい。あるいは、正極タブ11p及び負極タブ11nが異なる辺からそれぞれ導出されていてもよい。トレイ20に設けられる切り欠き23の位置は、上下方向に隣り合う電池セル間で正極タブ11pと負極タブ11nとを電気的に接続することができるように、正極タブ11p及び負極タブ11nの導出位置に応じて適宜変更しうる。
上記の実施形態では、トレイ20に、載置される電池セル10の正極タブ11p及び負極タブ11nに共通する単一の切り欠き23が形成されていたが、正極タブ11p及び負極タブ11nのそれぞれに対応する別個の2つの切り欠きが形成されていてもよい。
切り欠きが、上記の実施形態のような、側壁22が分断されるような開放された切り欠き23ではなく、側壁22及び/又は底板21の一部を貫通する貫通穴(閉鎖された切り欠き)であってもよい。
上記の実施形態では、1つのトレイ20に1つの電池セル10が搭載されるが、トレイが、複数の電池セル10を水平方向に並べて搭載できるように構成されていてもよい。この場合、1つの電池ユニットは複数の電池セルを含む。
上記の実施形態では、回路基板31は、トレイ20と実質的に同一形状の基板用トレイ30内に収納されたが、回路基板31の配置はこれに限定されない。例えば、基板用トレイ30を用いることなく、回路基板31をコアパック4(例えば、YZ面に平行なコアパック4の端面)に固定することができる。あるいは、回路基板31を、コアパック4ではなくハウジング5の内面に取り付けてもよい。
ハウジング半体5a,5bを貫通しコアパック4に螺入されるネジ(第2連結部材)52の数や位置は上記の実施形態に限定されない。ハウジング5内でコアパック4を位置決めできるのであれば、ネジ52を省略してもよい。
本発明の利用分野は特に制限はなく、自動車、バイク、電動アシスト自転車等の各種移動機器、携帯情報端末、無停電電源装置(UPS)、蓄電装置等の電源に使用される電池パックとして広範囲に利用することができる。
1 電池パック
2a,2b 電池ユニット
4 コアパック
5 ハウジング
5a,5b ハウジング半体
10 電池セル
20 トレイ
21 トレイの底板
27 粘着剤
28 クッションシート
41 第1連結部材(ネジ)
51 リブ
52 第2連結部材(ネジ)

Claims (6)

  1. 複数の電池ユニットが積層されたコアパックと、前記コアパックを収納したハウジングとを備えた電池パックであって、
    各電池ユニットは、上方に向かって開口したトレイと、前記トレイに収納された薄板状の電池セルとを備え、
    前記電池セルは、前記トレイの底板に粘着剤を介して固定されており、
    前記コアパックを構成する前記複数の電池ユニットは、その積層方向に前記トレイを貫通する第1連結部材により一体化されており、
    前記ハウジングの内面には、前記第1連結部材が前記コアパックから脱落しないように前記第1連結部材に対向するリブが形成されていることを特徴する電池パック。
  2. 前記ハウジングは、前記コアパックを収納する空間が形成されるように接合された2つのハウジング半体を含み、
    前記2つのハウジング半体が接合される方向と、前記複数の電池ユニットの積層方向とが直交する請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記コアパックを前記ハウジングに固定する第2連結部材を更に備え、
    前記第2連結部材は、前記2つのハウジング半体が接合される方向と平行に前記ハウジング半体の外側から前記ハウジング半体を貫通して前記コアパックに固定されている請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記ハウジング及び前記トレイは、樹脂からなる請求項1〜3のいずれかに記載の電池パック。
  5. 前記リブは、前記コアパックに当接することにより、前記コアパックの前記積層方向における位置を規制する請求項1〜4のいずれかに記載の電池パック。
  6. 隣り合う電池ユニット間に、被圧縮性を有するクッションシートが設けられている請求項1〜5のいずれかに記載の電池パック。
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