JP2014078498A - 電池モジュール - Google Patents

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英則 宮本
Yoichi Sakate
洋一 坂手
Mitsuhiro Hoshino
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Abstract

【課題】電池セルを簡易に固定でき、重量エネルギー効率、体積エネルギー効率に優れた電池モジュールを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、電池モジュール10は、電極端子22a、22b同士を互いに連結して接続された複数の電池セル12と、複数の電池セルを内包した袋状の外装体14であって、間隔を置いて設けられた複数の固定支持部26と、各固定支持部に形成された透孔と、を有する外装体と、透孔に挿通されて外装体を支持する支持部材16と、を備えている。電池セルおよび外装体は、電極端子の位置で折り返され、複数の電池セルが互いに積層されている。固定支持部26は各電池セルの両側に位置しているとともに複数の固定支持部が積層方向に並んで位置し、複数の固定支持部の透孔に支持部材16が挿通され固定支持部を支持している。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電池モジュールに関する。
一般に、電池モジュール、組電池等の二次電池装置は、互いに電気的に接続された複数の電池セルを備えている。車載用や産業用の二次電池装置、例えば、二次電池モジュールは、高体積エネルギー密度化の要求が高くなっている。電池モジュールの小型化、軽量化を図るため、ラミネート外装体を用いた電池セルが製品化されている。ラミネート型の電池セルは、電極体および電解質をラミネートフィルムで被覆することにより構成されている。
しかし、ラミネート型の電池セルは、外装材に柔軟性があること、および、充放電により電極体の形状が変化することから、ねじ止めなどで電池セルを直接、モジュール外装材に固定することが困難となる。そこで、一般的には、アルミ板などで個々のラミネート型電池セルを挟み込んでからモジュール化する固定方法、あるいは、缶の中にラミネート型電池セルを設置する固定方法が提案されている。
特開2007−66647号公報 特開2009−9888号公報
しかしながら、いずれの固定方法を用いた場合でも、電池モジュールの重量エネルギー効率および体積エネルギー効率がセル単体と比較して、著しく低下してしまう。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その課題は、電池セルを簡易に固定でき、重量エネルギー効率、体積エネルギー効率に優れた電池モジュールを提供することにある。
実施形態に係る電池モジュールは、電極体と、電極体を電解質とともに覆うラミネート外装材と、前記電極体から前記ラミネート外装材の外部に延出した電極端子と、をそれぞれ備え、電極端子同士を互いに連結して接続された複数の電池セルと、前記複数の電池セルを内包した袋状の外装体であって、間隔を置いて設けられた複数の固定支持部と、各固定支持部に形成された透孔と、を有する外装体と、前記透孔に挿通され前記外装体を支持する支持部材と、を備え、
前記複数の電池セルおよび外装体は、前記電極端子の位置で折り返され、前記複数の電池セルが互いに積層され、前記固定支持部は各電池セルの両側に位置しているとともに複数の固定支持部が前記積層方向に並んで位置し、前記複数の固定支持部の透孔に前記支持部材が挿通され固定支持部を支持している。
図1は、第1実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図。 図2は、前記電池モジュールを一部破断して示す側面図。 図3は、前記電池モジュールにおける電池セルおよび外装体を展開して示す平面図および断面図。 図4は、前記電池モジュールにおける電池セルを示す斜視図。 図5は、折り重ねる前の電池セルおよび外装体を示す断面図。 図6は、前記外装体の固定部を示す斜視図。 図7は、前記外装体の固定部および支柱を示す断面図。 図8は、第2実施形態に係る電池モジュールを展開して示す平面図。 図9は、第3実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図。 図10は、第3実施形態に係る電池モジュールの側面図。 図11は、第3実施形態に係る電池モジュールにおける電池セルおよび固体スペーサを示す分解斜視図。 図12は、第3実施形態に係る電池モジュールにおける複数の電池セルおよび固体スペーサを示す分解斜視図。 図13は、変形例に係る固体スペーサおよび電池セルを示す分解斜視図。 図14は、他の変形例に係る固体スペーサおよび電池セルを示す分解斜視図。 図15は、第4実施形態に係る電池モジュールの側面図。 図16は、第4実施形態に係る電池モジュールの固体スペーサを示す斜視図。 図17は、第5実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図。 図18は、第5実施形態に係る電池モジュールの側面図。 図18は、第6実施形態に係る電池モジュールの側面図。 図20は、第7の実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図。 図21は、第7実施形態に係る電池モジュールの側面図。 図22は、他の変形例に係る固体スペーサおよび電池セルを示す斜視図。 図23は、第8の実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図。 図24は、第8の実施形態に係る電池モジュールを示す断面図。 図25は、第8の実施形態に係る電池モジュールを示す分解斜視図。 図26は、第8の実施形態に係る電池モジュールにおける電池セル間の連結部分と支持柱との位置関係を示す側面図。 図27は、第8の実施形態に係る電池モジュールにおける電池セル間の連結部分と支持柱との位置関係を示す側面図。 図28は、第8の実施形態に係る電池モジュールにおける電池セル間の連結部分と支持柱との位置関係を示す側面図。
以下、図面を参照しながら、実施形態に係る電池モジュールについて詳細に説明する。
実施形態に係る電池モジュールは、複数のラミネート型の電池セルと、これらの電池セルを内包しているとともに透孔を有する固定部を備えた袋状の外装体と、を備え、それらを折りたたみ、透孔に支持部材を挿通して固定する構造を有している。また、袋状の外装体の中に、冷媒を充填することで、電池セルを直接冷却する電池モジュールを提供する。
ラミネートなどの袋状の外装体に透孔を設け、これらの透孔に挿通した支柱を用いて外装体を引っ張り上げることで電池モジュールを固定でき、電池セルスタック全体の剛性を高めることができる。同時に、電池モジュールの重量エネルギー効率、体積エネルギー効率を高めることができる。また、外装体に冷媒、例えば、絶縁油等を充填することで、電池セルを直接冷却することができ、冷却効率の向上を図ることが可能となる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図、図2は、電池モジュールの側面図、図3は、電池セルおよび外装体を展開して示す平面図および断面図である。
図1ないし図3に示すように、電池モジュール(組電池、二次電池装置)10は、直列に接続された複数、例えば、6つの電池セル12と、これらの電池セル12を内包した袋状の外装体14と、を備えている。これら電池セル12および外装体14は、例えば、電池セルの電極端子の位置で交互に逆向きに折り返され、複数の電池セルは互いに一方向に積層されている。そして、外装体14に設けられた透孔、例えば、ハトメ孔に、支持部材としての支柱16を挿通することにより、外装体14および複数の電池セルを積層状態に保持および支持している。
図4は、電池セル12を示す斜視図、図5は、電池セルおよびこれを内包する外装体の断面図、図6は、外装体の固定部を示す斜視図、図6は、固定部の断面図である。
図3ないし図5に示すように、各電池セル12は、リチウムイオン電池などの非水電解質二次電池を用い、更に、ラミネート型の電池セルとして構成されている。電池セル12は、正極板、セパレータ、負極板を積層して形成された電極体18と、電極体を電解質とともに覆うラミネート外装材20と、電極体18からラミネート外装材20の外部に延出した正極、負極の一対の電極端子22a、22bと、を有している。電極体18は、例えば、正極板、セパレータ、負極板をコイル状に捲回し、押圧することにより扁平な直方体状に形成されている。あるいは、電極体は、複数枚の矩形板状の正極板および複数枚の矩形板状の負極板を、セパレータを挟んで交互に積層することにより、構成してもよい。
正極側の電極端子22aは、電極体18の正極板に接続され、電極体の軸方向(長手方向)一方へ延出している。負極側の電極端子22bは、電極体18の負極板に接続され、電極体の軸方向(長手方向)他方へ延出している。すなわち、電極端子22a、22bは、電極体18から相反する方向に延出している。
電極体18および電極端子22a、22bの一部、つまり、電極体側の端部は、ラミネートフィルム等からなるラミネート外装材20により気密に被覆、ラミネートされている。そして、電極体18の周囲には、電解質が注入、充填されている。電極端子22a、22bの延出端部は、ラミネート外装材20から外部に延出している。
ラミネートフィルムは、例えば、熱融解性を有する樹脂層と、金属薄膜などから成る非通気層と、ナイロンなどから成る保護層とがこの順番に積層された3層構造のラミネートフィルムを用いている。ラミネート外装材20は、電極体18および電極端子22a、22bを間に挟んで、2枚のラミネートフィルムをプレス加工することで形成される。2枚のラミネートフィルムは、例えば、加熱を伴うプレス加工(熱融着)などによって、周縁部同士が気密に熱融着される。あるいは、ラミネート外装材20は、1枚の長いラミネートフィルムを途中で折り返し、重ね合わせた状態でプレス加工することにより形成してもよい。
図3ないし図5に示すように、6つの電池セル12は、一列に並んで配置され、直列に接続されている。すなわち、隣り合う2つの電池セル12の正極端子22bと負極端子22aとがレーザー溶接等により互いに連結されている。本実施形態では、6つの電池セルは、電極体18が上向きの電池セル12と、電極体が下向きの電池セル12と、が交互に並んでいる。電池セル列の一端に位置する電池セル12の電極端子22aは、正極側の出力端子を構成し、列の他端に位置する電池セル12の電極端子22bは、負極側の出力端子を構成している。
外装体14は、6つの電池セル列に対応した長さおよび幅を有する細長い袋状に形成され、この外装体14内に直列に連結された6つの電池セル12が内包されている。外装体14は、例えば、電池セル列を間に挟んで、2枚の細長いラミネートフィルムを両側から加熱、プレス成型することにより、ラミネートフィルムの周縁部同士を互いに融着し、内部が気密な袋状に形成されている。電池セル列の両端に位置する出力端子の先端部は、外装体14を気密に貫通し、外装体の外部に露出している。
外装体14は、例えば、複数の矩形板状の固定支持部26を一体に有するように成型されている。固定支持部26は、外装体14の長手方向両端に形成され、それぞれ長手方向に突出している。また、外装体14の上面側に複数、例えば、2つの固定支持部26が形成され、上方に突出している。これらの固定支持部26は、外装体14の長手方向に間隔を置いて設けられ、それぞれ電池セル12の電極端子22a、22bの連結部に隙間を置いて対向している。外装体14の下面側に複数、例えば、3つの固定支持部26が形成され、下方に突出している。これらの固定支持部26は、外装体14の長手方向に間隔を置いて設けられている。下方に突出している。これらの固定支持部26は、電池セル12の電極端子22a、22bの連結部に隙間を置いて対向している。そして、上側の2つの固定支持部26と下側の3つの固定支持部26とは、外装体14の長手方向に沿って交互に並んでいる。また、各固定支持部26は、外装体14の幅方向に延在している。
図3、図5ないし図7に示すように、各固定支持部26に少なくとも1つ、ここでは、2つの透孔28が形成され、これら2つの透孔28は、外装体14の幅方向に沿って互いに間隔を置いて設けられている。各透孔28には、金属あるいは合成樹脂等で形成された補強用のリング29が嵌合されている。これにより、各透孔28は、ハトメ孔を構成している。
図1ないし図3に示すように、直列に接続された6つの電池セル12およびこれらを内包する外装体14は、複数個所で蛇腹状に折り返されて、電池セルが互いに積層されている。電池セル12および外装体14は、例えば、電極端子22a、22bを連結している位置で、それぞれほぼ180度ずつ折り返され、かつ、複数の連結位置で上向き、下向きに交互に逆向きに折り返されている。これにより、複数の電池セル12は、電極体18が上を向いた状態で、一列に積層されている。
また、外装体14は、各折り返し部において、内側に位置する谷折り部と、外側に位置する山折り部とを有し、固定支持部26は、山折り部に連続して形成され、電池セル12および電極端子22a、22bに対して所定の隙間を置いて位置している。外装体14を前述のように蛇腹状に複数回、折り畳んだ状態において、複数の固定支持部26は、各電池セル12の両側から外方へ延出している。電池セル12の各側に位置する複数の固定支持部26は、それぞれ電池セル12の積層方向に並んで位置し、隙間を置いて互いにほぼ平行に対向している。また、電池セル12の各側に位置する複数の固定支持部26に形成された複数の透孔28は、それぞれ電池セル12の積層方向に沿って、同軸的に整列している。
図1および図2に示すように、積層方向に並んだ4列の透孔28に、それぞれ円柱形状の支柱16が挿通されている。各支柱16の軸方向両端は、ネジ、ナット、カシメ等により、透孔28の径よりも大きな径に拡径され、透孔28からの支柱16の抜けを規制している。これらの左右2本ずつの支柱16により、外装体14の複数の固定支持部26がそれぞれ支持および位置決めされている。また、左右の支柱16の間隔を調整し、固定支持部26を通して外装体14を電池セル12の左右両方向に引っ張ることにより、外装体14にある程度のテンションを作用させ、外装体14を蛇腹状に折り畳んだ状態に、かつ、6つの電池セル12が一方向に積層された状態に、保持している。なお、外装体14に張力が作用しないように支柱16で支持してもよく、この場合でも、支柱16により電池セル12の平面方向の移動、つまり、支柱と直交する方向の移動を規制し、所定位置に固定支持することができる。
なお、上記4本の支柱16は、例えば、モジュールケースの底の4箇所に支柱16を立設しておき、折りたたんだ電池セル群および外装体14をこれらの支柱16に差し込んでモジュールを支持固定する構成としてもよい。外装体14の固定支持部26に支柱16を差し込んだ後は、各電池セル12間は、例えば、ラミネートフィルムあるいは吸油性、絶縁性を有する合成樹脂等で形成された外装体14で覆われているため、ボルト締めで外装体14を固定することも可能である。
図2に示すように、袋状の外装体14内で各電池セル12の周囲に、冷却材あるいは液冷媒30を充填してもよい。冷媒としては、電気的絶縁性を有する液冷媒、例えば、絶縁油、トランス油、リン酸トリフェニル、リン酸トリオクチル、ハイドロフルオロエーテル、フッ素系不活性液体、等を用いることができる。外装体14内において、各電池セル12は、液冷媒30内に浸漬され、この液冷媒によって直接冷却される。
以上のように構成された本実施形態によれば、複数のラミネート型の電池セルを簡易に支持および固定でき、重量エネルギー効率、体積エネルギー効率の優れた電池モジュール10が得られる。すなわち、袋状の外装体14の固定支持部26に透孔28を設け、これらの透孔に挿通した支柱16を用いて外装体を支持することで電池モジュール10を固定でき、ラミネート型の電池セル12のスタック全体の剛性を高めることができる。同時に、電池モジュールの重量エネルギー効率、体積エネルギー効率を高めることができる。また、外装体14内に冷媒を充填することで、各電池セル12を冷媒により直接冷却することができ、空冷に比較して冷却効率が大幅に向上する。冷媒として、例えば、絶縁油を用いることで、水冷で生じる錆発生、導電性の問題を解消することができる。
次に、他の実施形態に係る電池モジュールについて説明する。なお、以下に説明する他の実施形態において、前述した第1実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係る電池モジュールを展開して概略的に示す平面図である。第2の実施形態によれば、電池モジュール10は、電池セル電圧を検出するための配線およびコネクタを更に備えている。すなわち、セル電圧検出用の複数の検出線34がそれぞれ複数の電池セル12の電極端子22a、22bに接続され、これらの検出線の他端は、コネクタ36に纏めて接続されている。検出線34はそれぞれ外装体14内に引き回され、コネクタ36は、例えば、外装体14の長手方向一端部に取り付けられ、一部が外部に露出している。そして、外部に設けられた図示しない個別セル管理ユニット(CMU)をコネクタ36に接続することにより、検出線34を介して電池セル12の電圧を検出することが可能である。
電池セル12および検出線34を内包する外装体14は、6段に折り畳まれ、図示しない複数の支柱により支持および位置決め固定される。第2実施形態において、電池モジュール10のその他の構成は、第1実施形態に係る電池モジュールと同一である。そして、第2実施形態に係る電池モジュール10においても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。更に、本実施形態に電池モジュール10によれば、各電池セル12の電圧を検出および監視することが可能となる。
なお、電池セルの電圧を検出する場合、上記検出線に代えて、各電池セル12の電極端子22a、22bにファストン端子を設置し、外装体14を折り畳んだ後に、各ファストン端子を外装体14から外方へ突出させるようにしてもよい。
(第3実施形態)
図9ないし図12は、第3実施形態に係る電池モジュールをそれぞれ示している。
本実施形態では、複数の電池セル12間に固体スペーサを挟んで積層して積層組セルを構成し、固体スペーサの位置で、積層組セルをねじ等により固定し、積層状態を保持している。
図9ないし図12に示すように、各電池セル12は、リチウムイオン電池などの非水電解質二次電池を用い、更に、ラミネート型の電池セルとして構成されている。電池セル12は、正極板、セパレータ、負極板を積層して形成された電極体18と、電極体を電解質とともに覆うラミネート外装材20と、電極体18からラミネート外装材20の外部に延出した正極、負極の一対の電極端子22a、22bと、を有している。電極端子22a、22bは、電極体18から相反する方向に延出している。
ラミネート外装材20は、例えば、ほぼ矩形のシート状に形成されている。ラミネート外装材20の周縁部に複数の透孔40が形成され、ここでは、電極体18および電極端子22a、22bから外れた複数位置、例えば、ラミネート外装材20の四隅に、透孔40が形成されている。
固体スペーサ44は、例えば、合成樹脂あるいは金属により角柱形状に形成され、電極体18から外れた位置でラミネート外装材20の対向する2側縁部上に配置されている。本実施形態では、電極端子22a、22bが延出する側の2つの側縁部上に、固体スペーサ44がそれぞれ載置されている。
各固体スペーサ44の長手方向両端部にそれぞれ透孔42が形成され、これらの透孔42は、ラミネート外装材20の透孔40と整列している。各固体スペーサ44の下面、すなわち、ラミネート外装材20の上面側に接する下面、の中央部に、凹所45が形成されている。この凹所45は、電極端子22a、22bと対向して位置し、これら電極端子の厚さ分を逃がすために設けられている。更に、各固体スペーサ44の厚さh2は、電池セル12の電極体18部分の厚さh1よりも大きくなっている。各固体スペーサ44の長手方向の長さは、ラミネート外装材20の幅にほぼ一致し、固体スペーサは、ラミネート外装材の側縁から外側に突出することなく、配置されている。
図9ないし図12に示すように、例えば、3つの電池セル12が固体スペーサ44を間に挟んで一方に積層され、最上層には、電池セル12とほぼ同一の平面寸法を有する平板状のカバー46が載置されている。カバー46の四隅には、ねじを挿通するための透孔47が形成され、これらの透孔は、固体スペーサ44の透孔42に整列している。そして、保持部材として機能する固定ねじ50がカバー46の各透孔47から、各固定スペーサの透孔42およびラミネート外装材20の透孔40に挿通され、その下端が、最下層の電池セル12から下方に突出している。この固定ねじ50の下端にナット52が螺合されている。このようにして、積層体の四隅部分を4本の固定ねじ50で積層方向に締め付け、3つの電池セル12および固体スペーサ44を積層状態に保持している。
3つの電池セル12から延出している電極端子22aは、レーザ溶接等により互いに連結され、同様に、電池セル12から反対方向に延出している電極端子22bは、レーザ溶接等により互いに連結されている。また、図10に示すように、各電池セル12と上層の電池セルとの間、並びに、電池セル12とカバー46との間に、接着剤54等の充填材を充填してもよい。この接着剤54を充填することにより、電池セル12中央部の変位、がたつきを防止することができる。
上記のように構成された電池モジュール10は、例えば、矩形箱状の筐体56内に収納され、電極端子22a、22bは、筐体56から外側へ突出している。筐体56内には、1つに限らず、複数の電池モジュール10を筐体56内に収納する構成としてもよい。
上記のように構成された電池モジュール10によれば、電池セル12の電極体18部分と異なり、ラミネート外装材20の側縁部は、厚さ寸法のバラつきが小さく、この側縁部を固体スペーサ44で挟んで複数の電池セルを積層することにより、全体の寸法が安定した組セルを構成することができる。また、固体スペーサ44で押える部分を電極端子部分とすることにより、ラミネート外装材20と電極端子22a、22bとの相対的な変位も抑えることができ、ラミネート外装材20の剥がれ等の発生を防止することができる。これにより、信頼性の高い電池モジュールを提供することができる。また、車載や産業用といった厳しい外部環境下でも耐久性を維持でき、且つ体積・質量エネルギー密度を高い電池モジュールを提供することができる。
なお、車載、産業用途で質量が大きい大型の電池セルの場合は、ラミネートフィルムは、アルミニウムではなく、ステンレス(SUS)を使うことで、より安定した電池セルの固定が可能となる。積層する電池セル12の数は、3つに限らず、2つ、あるいは4つ以上としてもよい。
固体スペーサ44は、角柱形状のスペーサに限らず、図13に示すように、ほぼU字形状の一体の固体スペーサ44としてもよい。この固体スペーサ44は、ラミネート外装材20の対向する2側縁部および他の一側縁部上に配置される。また、固体スペーサ44には、ラミネート外装材20の透孔40と整列して位置する4つの透孔42が形成されている。
また、固体スペーサ44は、図14に示すように、矩形環状の一体の固定スペーサとしてもよい。この固体スペーサ44は、ラミネート外装材20の対向する2側縁部および他の2側縁部上に配置され、電極体18の周囲に位置する。また、固体スペーサ44には、ラミネート外装材20の透孔40と整列して位置する4つの透孔42が形成されている。
図13および図14に示す、U字形、あるいは矩形環状の固体スペーサ44を用いることにより、ラミネート外装材20のより広い面積を固定スペーサで挟持することができ、より安定した積層体を構成することが可能となる。
電池セルおよび固体スペーサを積層状態に保持する保持部材は、固定ねじ、ナットに限定されることなく、種々の保持部材を選択可能である。
(第4の実施形態)
図15および図16は、第4の実施形態に係る電池モジュールおよび固体スペーサを示している。本実施形態では、保持部材として、固体スペーサ44自体を用いている。すなわち、各固体スペーサ44は、透孔の代わりに、積層方向に突出する一対の円柱形状の係合突起60と、これらの係合突起と反対側に設けられた一対の係合凹所62と、を有している。固体スペーサ44の各係合突起60は、ラミネート外装材20の透孔40を貫通して上層の固体スペーサ44の係合凹所62に係合している。最上層の固体スペーサ44の係合突起60は、カバー46の透孔47に係合している。更に、最下層の電池セル12の下方に、係合突起64aおよび環状のフランジ64bを有する止めピン64が設けられ、この止めピンの係合突起64aは、最下層の電池セル12のラミネート外装材20に形成された透孔40を通して最下層の固体スペーサ44の係合凹所62に嵌合している。
このように、複数の電池セル12および固体スペーサ44を積み重ね、固体スペーサ44の係合突起60を上層の固体スペーサ44の係合凹所62あるいはカバー46の透孔47に嵌合することにより、積層体(電池モジュール10)を容易に組立て、同時に、固定することができる。なお、より強固に固定するため、係合突起60と係合凹所62との間に、接着剤を充填してもよい。
(第5の実施形態)
図17および図18は、第5の実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図および断面図である。本実施形態では、保持部材として、積層体の両側縁部を上下からクランプする一対の板ばね66を用いている。各板ばね66は、ほぼ矩形状に形成され、上下の両側縁部を折り曲げてクランプ爪66aを形成している。また、板ばね66の中央部に、電極端子22a、22bを挿通するための開口66bが形成されている。各板ばね66は、電池セル12および固体スペーサ44の積層体の側面部に対向して配置され、上下のクランプ爪66aを固体スペーサ44上のカバー46側縁部と最下層に設けられた電池セル12のラミネート外装材20の側縁部と、に弾性的に係合させている。これにより、板ばね66は、固体スペーサ44の積層位置で、電池モジュール10を上下から弾性的にクランプし、電池モジュールの積層状態を保持している。電極端子22a、22bは、板ばね66の開口66bを通して、外部に延出している。
上記の構成によれば、一対の板ばね66を積層体に嵌めるだけで、容易に電池モジュール10を組立てることができる。
(第6の実施形態)
図19は、第6の実施形態に係る電池モジュールを示す側面図である。本実施形態では、保持部材として、接着剤を用いている。図19に示すように、固体スペーサ44と電池セル12のラミネート外装材20との間、ならびに、固体スペーサ44の周囲に、接着剤68を充填し、電池モジュール10の積層状態を保持している。
(第7の実施形態)
図20および図21は、第7の実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図および側面図である。本実施形態では、保持部材として、積層体の周囲に巻き付けられたバンド70を用いている。図20および図21に示すように、バンド70は、電池セル12および固体スペーサ44の積層体の幅とほぼ同一の幅を有し、カバー46、電極端子22a、22bが延出している両側面部、最下層の電池セル12のラミネート外装材20の底面側に巻き付けられている。バンド70の一端部70aは、バンドの他端部に重ねて配置され、レザー溶接あるいは超音波溶接等により、バンド他端部に連結されている。また、バンド70において、積層体の側面部に対向する部分に、それぞれ開口70bが形成され、電極端子22a、22bは、これらの開口70bを通して外部に延出している。
上記の構成によれば、複数の電池セル12および固体スペーサ44を積層した後、この積層体にバンド70を巻き付けて固定するだけで、容易に電池モジュール10を組立てることができる。なお、バンド70の巻付け時における固体スペーサ44の位置ずれを防止するため、図22に示すように、固体スペーサ44の底面側に段差部44aを形成し、この段差部44aにラミネート外装材20の側縁部が係合する構成としてもよい。この段差部付の固体スペーサ44は、前述した第5および第6の実施形態に係る電池モジュールにも適応可能である。
(第8の実施形態)
図23ないし図25は、第8の実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図、断面図、および分解斜視図である。図26、図27、図28は、第8の実施形態に係る電池モジュールにおける電池セル間の連結部分と支持柱との位置関係をそれぞれ示す側面図である。
図23ないし図25に示すように、電池モジュール10は、複数、例えば、4つの電池セル12と、これらの電池セルを収容するほぼ矩形箱状の筐体72と、を備えている。各電池セル12は、電極体18と、電極体を電解質とともに覆うラミネート外装材20と、電極体から相反する向きにラミネート外装材の外部に延出する2つの電極端子22a、22bと、を備えている。本実施形態において、ラミネート外装材20の両側縁部の中央に凹所あるいは切欠き20bが形成され、電極端子22a、22bは、これらの切欠き20bを通して外部に延出している。
4つの電池セル12は、直列に並べて配置され、隣合う電池セルは、電極端子22a、22b同士が互いに連結され、更に、ラミネート外装材20の側縁部同士が互いに連結されている。電極端子同士の連結(連結部22c)およびラミネート外装材20同士の連結(連結部20c)は、例えば、レーザ溶接、超音波溶接等により行う。
直列に連結された4つの電池セル12は、連結部20c、22cにおいて、山折り、あるいは谷折りされ、同一方向に積層され、積層組セルを構成している。連結部は、例えば、図26に示すように、ラミネート外装材20同士の連結部20cが、電極端子22a、22b同士の連結部22cに対して、電極体18側、つまり、内側に位置している。
また、筐体72内に支持部材として、複数、例えば、3本の円柱形状の支持柱74が立設されている。そして、電池セル12の積層体は、筐体72内に挿入され、かつ、支持柱74は、連結部20cの内周側に挿入され、この支持柱74に連結部20cに係合している。3本の支持柱74は、各電池セル12のラミネート外装材20に各電池セルの両方向への張力を印加し、4つの電池セル12を積層状態で筐体72内に保持している。直列に接続された4つの電池セル12の内、一端に位置する電池セルの電極端子22aと、他端に位置する電池セルの電極端子22bとは、筐体72の壁部を貫通して外部に延出している。
以上のように構成された電池モジュール10によれば、ラミネート外装材20の連結部20cを円柱状の支持柱74に沿わせて折り曲げてあるので、鋭角状に曲げた場合に発生しやすい溶着部分の破断、剥がれ等を防ぐことができる。電極端子22a、22bは、直列接続した電池セル12のラミネート外装材20を折りたたんだ後で、折り曲げ部の外側で接合することができる。こうすることで、ラミネート外装材20の連結には影響なく、電池セル12同士を電気的に接続することができる。これにより、車載や産業用といった厳しい外部環境下でも耐久性を維持でき、且つ体積・質量エネルギー密度を高い電池モジュールが得られる。
なお、図27に示すように、電極端子間の連結部22cを、ラミネート外装材20の連結部20cの内側、つまり、電極体18側で、ラミネート外装材の連結に影響が無い位置に配置してもよい。この場合、電池モジュールの小型化が可能となる。
また、図28に示すように、電極端子間の連結部22cは、湾曲形状としてもよく、この場合、ラミネート外装材20の連結部20cを折り曲げる前に、電極端子間の接合が可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、電池モジュールにおいて、電池セルの数は、6つに限らず、必要に応じて適宜増減可能である。外装体の材料、ラミネートフィルムの材料、冷媒の材料、その他、各構成部材の材料、大きさ等は、前述した実施形態に限定されることなく、適宜選択可能である。支持部材は、支柱に限らず、長尺なねじ、ワイヤ等を用いることができ、また、複数の固定支持部に形成された透孔に挿通可能な形状あるいは形態の支持部材であればよい。
10…電池モジュール、12…電池セル、14…外装体、16…支柱、
18…電極体、20…ラミネート外装材、20c…連結部、
22a、22b…電極端子、22c…連結部、26…固定支持部、28…透孔、
30…液冷媒、34…検出線、36…コネクタ、40、42…透孔、
44…固体スペーサ、50…固定ねじ、60…係合突起、62…係合凹所、
66…板ばね、66a…クランプ爪、70…バンド、72…筐体、
74…支持柱(支持部材)

Claims (16)

  1. 電極体と、前記電極体を電解質とともに覆うラミネート外装材と、前記電極体から前記ラミネート外装材の外部に延出する電極端子と、をそれぞれ備え、電極端子同士を互いに連結して接続された複数の電池セルと、
    前記複数の電池セルを内包した袋状の外装体であって、間隔を置いて設けられた複数の固定支持部と、各固定支持部に形成された透孔と、を有する外装体と、
    前記透孔に挿通されて前記外装体を支持する支持部材と、を備え、
    前記複数の電池セルおよび外装体は、前記電極端子の位置で折り返され、前記複数の電池セルが互いに積層され、前記固定支持部は各電池セルの両側に位置しているとともに複数の固定支持部が前記積層方向に並んで位置し、
    前記複数の固定支持部の透孔に前記支持部材が挿通され前記外装体を支持している電池モジュール。
  2. 前記各電池セルは、電極体から相反する向きに延出する2つの電極端子を備え、
    複数の電池セルは、一列に並べられ、隣合う2つの電極端子同士が連結されている請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記外装体は、折り返し部において、内側に位置する谷折り部と、外側に位置する山折り部とを有し、各山折り部は、前記電池セルに対して隙間を持って形成されて前記固定支持部を構成している請求項1又は2に記載の電池モジュール。
  4. 前記複数の電池セルの電極端子に接続されたセル電圧検出用の複数の検出線と、前記複数の検出線に接続されたコネクタと、を備え、前記複数の検出線は、前記外装体内に配置されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  5. 前記外装体は、ラミネートフィルムあるいは絶縁性を有する合成樹脂財により形成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  6. 前記外装体内に冷媒が充填されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  7. 電極体と、前記電極体を電解質とともに覆うラミネート外装材と、前記電極体から前記ラミネート外装材の外部に延出する電極端子と、をそれぞれ備え、一方向に積層された複数の電池セルと、
    隣接する前記電池セルのラミネート外装材の間に挟まれ、前記電池セル間の間隔を保持する複数の固体スペーサと、
    前記電池セルおよび固体スペーサを積層状態に保持する保持部材と、
    を備える電池モジュール。
  8. 前記固体スペーサは、前記電極体から外れた位置でラミネート外装材の側縁部上に配置され、前記複数の固体スペーサは、前記ラミネート外装材を間に挟んで互いに積層されている請求項7に記載の電池モジュール。
  9. 前記電池セルのラミネート外装材は矩形状に形成され、前記固体スペーサは、前記ラミネート外装材の対向する2側縁部に配置されている請求項8に記載の電池モジュール。
  10. 前記電池セルのラミネート外装材は矩形状に形成され、前記固体スペーサは、U字形状に形成され、前記ラミネート外装材の対向する2側縁部および他の一側縁部に配置されている請求項8に記載の電池モジュール。
  11. 前記電池セルのラミネート外装材は矩形状に形成され、前記固体スペーサは、環状に形成され前記電極体の周囲に位置している請求項8に記載の電池モジュール。
  12. 前記保持部材は、前記ラミネート外装材および複数のスペーサを貫通して前記積層方向に延びた複数の固定ねじを有する請求項7ないし11のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  13. 前記固定スペーサの各々は、前記積層方向に突出する係合突起と、前記係合突起と反対側に設けられた係合凹所と、を有し、前記係合突起は、前記ラミネート外装材を貫通して他の固定スペーサの係合凹所に係合している請求項7ないし11のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  14. 前記保持部材は、前記電池セルおよびスペーサの積層体をクランプする板ばねを有する請求項7ないし11のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  15. 前記保持部材は、前記電池セルおよびスペーサの積層体の周囲に巻き付けられた固定バンドを有する請求項7ないし11のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  16. 電極体と、前記電極体を電解質とともに覆うラミネート外装材と、前記電極体から相反する向きに前記ラミネート外装材の外部に延出する2つの電極端子と、をそれぞれ備え、電極端子同士を互いに連結して、およびラミネート外装材同士を互いに連結して、接続された複数の電池セルと、
    前記複数の電池セルを収容する筐体と、
    前記筐体内に配置され前記複数の電池セルを支持する複数の支持部材と、を備え、
    前記複数の電池セルは、前記電極端子の連結位置およびラミネート外装材の連結位置で折り返され、前記複数の電池セルが互いに積層され、
    前記支持部材は、前記各折返し部の内側に挿通され、前記ラミネート外装材の連結部が巻きつけられ、前記ラミネート外装材に各電池セルの両方向への張力を印加し、前記複数の電池セルを積層状態に保持している電池モジュール。
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