JP5482497B2 - 圧縮機ユニットのクーラ支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機ユニットのクーラ支持装置に関するものである。
図4は従来から実施されている圧縮機ユニットの一例を示した左側面図、図5は図4の平面図、図6は図4をVI−VI方向から見た正面図であり、圧縮機ユニットUは、ベース架台1上に、1台の駆動モータ2と、該駆動モータ2で駆動される図示しない大歯車を有し該大歯車の周方向に配置されたピニオンによって駆動される複数の圧縮機により多段圧縮を行う圧縮装置3を有しており、前記圧縮機ユニットUは工場で製作された後、現地に設けられた基礎4上に前記ベース架台1を設置することによって据え付けられる。
図4〜図6は、A気体とB気体を同時に圧縮する場合を示しており、A気体が空気の場合には、A気体は実線矢印で示すように、フィルタ5から第1段圧縮機6に供給されて1段目圧縮が行われた後、第1段インタークーラ7により冷却され、続いて、第2段圧縮機8に供給されて2段目圧縮が行われた後、取出口9から取り出される。
又、B気体は破線矢印で示すように、取入口10から取り入れられて第1段圧縮機11に供給されることより1段目圧縮が行われた後、第1段インタークーラ12により冷却され、続いて、第2段圧縮機13に供給されることにより2段目圧縮が行われた後、第2段インタークーラ14により冷却されて、取出口15から取り出される。前記圧縮機ユニットUでは圧縮するA気体とB気体が同一の場合と異なる場合とがあり、又、図示例では夫々2段圧縮を行う場合について例示したが更に多段に圧縮するようにしたものもある。
前記基礎4が設けられる床部には、前記圧縮装置3の潤滑油等が漏洩した際に油を溜めておくための防油堤16が基礎4を取り囲むように設けられている。
尚、前記第2段圧縮機8で圧縮した後取出口9から取り出されるA気体は、圧縮機ユニットUとは別個に床上に設けられる図示しない第2段インタークーラに導いて冷却するようにしている。
上記圧縮機ユニットUでは、図5、図6に示すように第1段インタークーラ7が大型となるため、ベース架台1の側部に片持ち状にコモンベッドと称される支持アーム17を突設し、この支持アーム17上に第1段インタークーラ7の下面に設けた水平な脚18を載置して重量を支持するようにしている。従って、支持アーム17の先端17'は、平面視において第1段インタークーラ7の重心位置よりも外側(インタークーラ7の重心位置を挟んで基礎4の反対側)に突出している。
上記した圧縮機ユニットUにおいて、前記支持アーム17によって支持されている第1段インタークーラ7の上部に、外部に別置している第2段インタークーラを2段重ねで載置することが要求される場合がある。
しかし、このようにクーラを2段重ねに設けた場合には、重量が増加するためにベース架台1の側部から片持ち状に突出した支持アーム17では重量を支え切れない可能性がある。
従って、従来、このような要求が生じた場合には、支持アーム17の先端17'側の下部に支持台19を外部から矢印S(図8参照)で示すように挿入して設置し、クーラの荷重を支持するようにしている。この支持台19は、図7、図8に示すように、C形鋼の下端に直角に設置板20が固定された脚部材21の上端に、受け板22が直角に固定されており、前記設置板20をアンカーボルト23によって床に固定し、又、前記受け板22上面と前記支持アーム17との間にシム24を挿入することによって前記2段重ねのクーラの重量を支持するようにしている。図中、25は第1段インタークーラ7に備えているドレン管、26はドレンポットである。
尚、本発明に関連する先行技術文献としては多段圧縮機が記載された特許文献1がある。
特開平11−117870号公報
図7、図8に示したように、シム24を用いた従来の支持台19では、シム24を緊密な状態に支持するために支持台19を堅固な構造とする必要があり、このために支持台19をアンカーボルト23によって床に固定している。しかし、支持台19を設置する場所の近傍には防油堤16が設けられていると共に、ドレン管25及びドレンポット26が配置されているためにこれらが障害物となって非常に狭隘であり、従って、前記支持台19をアンカーボルト23で固定する作業が非常に困難或いは不可能であったり、又、シム24による調整作業が困難になるという問題を有していた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、クーラを支持する支持アームの荷重を、簡単な構成、操作で容易に支持できるようにした圧縮機ユニットのクーラ支持装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、圧縮機ユニットのベース架台の側部から片持ち状に突出する支持アームを備えてクーラの荷重を支持するようにしている圧縮機ユニットのクーラ支持装置であって、下端に水平な設置板を有し上端に水平な支持板を有して前記支持アームの下側に鉛直に配置される脚部材と、前記支持アームの突出方向に対して左右側面に嵌合するよう対峙して前記支持板に突設したガイド板と、該ガイド板の相互間に昇降可能に配置した可動プレートと、該可動プレートを押し上げて前記支持アームの下面に押圧するよう前記支持板に貫通配置した複数の調整ボルトと、からなることを特徴とする圧縮機ユニットのクーラ支持装置である。
請求項2に係る発明は、前記支持板に、前記支持アームの突出方向に対して前後方向に前記可動プレートが脱落するのを防止するストッパを備えたことを特徴とする請求項1記載に記載の圧縮機ユニットのクーラ支持装置である。
本発明の圧縮機ユニットのクーラ支持装置よれば、支持板のガイド板間に可動プレートを配置した後、脚部材を支持アームの下側に鉛直に配置し、支持板に備えた調整ボルトを調節して可動プレートを上昇させると、可動プレートは前記支持アームの下面に押圧されるので、これにより可動プレートに掛る荷重を、簡単な構成の支持装置により簡略な操作で支持できるという優れた効果を奏し得る。
本発明の実施例である圧縮機ユニットのクーラ支持装置の一例を示す右側面図である。 図1のII−II方向矢視図である。 図1に示した支持装置の他の例を示す右側面図である。 従来における圧縮機ユニットの一例を示した左側面図である。 図4の平面図である。 図4をVI−VI方向から見た正面図である。 従来の支持台を示す右側面図である。 図7のVIII−VIII方向矢視図である。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1は本発明の実施例である圧縮機ユニットのクーラ支持装置の一例を示す右側面図、図2は図1のII−II方向矢視図であって、図中、図7及び図8と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図4〜図6に示したように、圧縮機ユニットUのベース架台1の側部から第1段インタークーラ7(クーラ)の重心位置よりも外側(第1段インタークーラ7の重心位置を挟んで基礎4の反対側)に片持ち状に突出して第1段インタークーラ7(クーラ)を支持するようにした支持アーム17の先端17'側の下側に、図1〜図3に示す支持装置27を配置する。
支持装置27は、下端に水平な設置板28を有し上端に水平な支持板29を有して前記支持アーム17の下側に挿入することにより鉛直に配置し得るようにした脚部材30を有している。脚部材30はC形鋼によって形成されている。前記支持板29は脚部材30よりも幅方向(図1の左右方向)外側に延長されており、前記支持板29の延長した端部上には、前記支持アーム17の突出方向に対して左右側面に嵌合するように対峙して突出したガイド板31を設けている。該ガイド板31の相互間には可動プレート32が昇降可能に配置されている。更に、前記支持板29における前記ガイド板31の内側位置には、前記可動プレート32を押し上げて前記支持アーム17の下面に押圧するようにした複数の調整ボルト33が貫通配置されている。この調整ボルト33はC形鋼からなる脚部材30の幅方向外面(図1の左右側面)に対して調整ボルト33を回転させられる間隔を有して1本ずつ配置されている。33aは、前記調整ボルト33の緩みを防止するための固定ナットである。
また、前記支持板29には、前記支持アーム17の突出方向に対して前後方向に前記可動プレート32が脱落するのを防止するためのストッパ34を備えている。
図3は図1に示した支持装置27の他の例を示す右側面図であり、この支持装置27は、調整ボルト33をC形鋼からなる脚部材30の幅方向内側に備えるようにした場合を示している。
次に、上記実施例の作動を説明する。
前記支持アーム17によって支持されている第1段インタークーラ7の上部に、外部に設けられる第2段インタークーラを2段重ねで載置することが要求された場合には、前記支持板29のガイド板31間に可動プレート32を配置した脚部材30を、片持ち状に突出してクーラの荷重を支持する支持アーム17の先端17'側の下側に挿入して鉛直に配置する。続いて、支持板29に備えた調整ボルト33を外部からスパナ等の工具を用い回転させて可動プレート32を上昇させると、可動プレート32は前記支持アーム17の下面に押圧される。これにより支持アーム17に支持されたクーラの荷重は、可動プレート32、調整ボルト33及び支持板29を介して脚部材30に支持されるようになる。
このとき、前記支持装置27を設置する場所の近傍に防油堤16、ドレン管25及びドレンポット26等の障害物が配置されていても、支持装置27はこれらの障害物を避けて容易に設置することができ、また、調整ボルト33の調整もこれらの障害物を避けて容易に操作することができ、よって、簡単な構成の支持装置27によって簡略な操作で支持アーム17を確実に支持できるようになる。即ち、支持装置27の設置作業において、作業者は防油提16の外側から図3の支持装置27に向かって正面からの作業のみで調整ボルト33の調整を行うことができ、しかもこのとき、支持装置27は正面側から見て調整ボルト33や可動プレート32の周囲に邪魔なものが無く、且つ、ガイド板31の相互間が開口して可動プレート32の動きを確認しつつ作業することができ、更に、支持装置27の裏側などに腕を伸ばして作業する必要がないため、楽な姿勢で容易に調整ボルト33の調整を行うことができる。
従って、工場で製造された圧縮機ユニットUを設置現場に設置する段階で、第1段インタークーラ7の上部に第2段インタークーラを2段重ねで載置する要求が発生しても、その要求に容易に応えることができる。
尚、前記支持装置27は支持アーム17をも含めた支持機構と捉えることも可能であり、このような支持装置は、第1段インタークーラ7の支持だけでなく、圧縮機ユニットUに設けられている他の様々な構造物、例えば吸入フィルタ5、駆動モータ2、制御盤(図示せず)等の支持にも適用することができる。
更に、本発明の圧縮機ユニットのクーラ支持装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 ベース架台
7 第1段インタークーラ(クーラ)
17 支持アーム
27 支持装置
28 設置板
29 支持板
30 脚部材
31 ガイド板
32 可動プレート
33 調整ボルト
34 ストッパ
U 圧縮機ユニット

Claims (2)

  1. 圧縮機ユニットのベース架台の側部から片持ち状に突出する支持アームを備えてクーラの荷重を支持するようにしている圧縮機ユニットのクーラ支持装置であって、下端に水平な設置板を有し上端に水平な支持板を有して前記支持アームの下側に鉛直に配置される脚部材と、前記支持アームの突出方向に対して左右側面に嵌合するよう対峙して前記支持板に突設したガイド板と、該ガイド板の相互間に昇降可能に配置した可動プレートと、該可動プレートを押し上げて前記支持アームの下面に押圧するよう前記支持板に貫通配置した複数の調整ボルトと、からなることを特徴とする圧縮機ユニットのクーラ支持装置。
  2. 前記支持板に、前記支持アームの突出方向に対して前後方向に前記可動プレートが脱落するのを防止するストッパを備えたことを特徴とする請求項1記載に記載の圧縮機ユニットのクーラ支持装置。
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